JPH10118116A - 使い捨ておむつの製造方法および該方法で得られた使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつの製造方法および該方法で得られた使い捨ておむつ

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JPH10118116A
JPH10118116A JP8278287A JP27828796A JPH10118116A JP H10118116 A JPH10118116 A JP H10118116A JP 8278287 A JP8278287 A JP 8278287A JP 27828796 A JP27828796 A JP 27828796A JP H10118116 A JPH10118116 A JP H10118116A
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健次 中岡
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ウエストギャザーと胴部フィットギャザーを
有するファスニングテープ付き使い捨ておむつの製造方
法。 【解決手段】 搬送手段によって長手方向に連続的に搬
送されるおむつ本体用シート上に、吸収本体を所定の間
隔で載置して接合し、連続おむつを形成する。連続おむ
つを切断することにより形成される個々の使い捨ておむ
つの背部側又は腹部側のいずれか一方の両側縁に、ファ
スニングテープ42を取り付け、糸状弾性体が複数本離
間して引き揃えられた状態でシート片上に貼着されてい
る積層用シート片を、引き揃え方向と本体用シートの幅
方向とを一致させる。糸状弾性体を伸長させた状態で、
本体用シートの各ファスニングテープごとにその近傍に
設定した切断線上に位置決めして貼着し、貼着した積層
用シート片におけるファスニングテープ寄りを本体用シ
ートの幅方向に沿って切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファスニングテー
プを用いてパンツ型に形成して使用する幼児用や大人用
の使い捨ておむつの製造方法に関し、より詳細には、ウ
エストギャザーと胴部フィットギャザーを一度に簡単に
形成することのできる製造方法、および該方法によって
製造される安価な使い捨ておむつに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、予め左右側部を接合しパンツ型に
形成した使い捨てパンツが市販されている。この使い捨
てパンツには、着用者への密着性を高めるために、ウエ
ストギャザー以外に、胴部フィットギャザーを加えた構
成が採用されている。上記使い捨てパンツは、連続的に
搬送されるシート上に、ウエストギャザーや胴部フィッ
トギャザーのための弾性部材を伸長状態で接着させ、別
工程で作製した吸収本体を90°回転させて該シート上
に載せることによって製造されることが多い。糸状の弾
性体をシート幅方向(搬送方向と直交する方向)に配設
することは、製造ライン上困難であり、高速製造ができ
ないためである。吸収本体自身も立体ギャザーのための
糸状弾性体が配設されていることから、糸状弾性体の伸
長方向とシートの搬送方向を一致させなければならない
ため、いわゆる縦流し方法で吸収本体を製造した後に、
吸収本体の向きを90°変える工程を加えて、ウエスト
ギャザーや胴部フィットギャザーを接着した後のシート
上に、この吸収本体を載置して製造している。
【0003】一方、図5に示したようなファスニングテ
ープを用いてパンツ型に形成して使用する従来の使い捨
ておむつは、上記使い捨てパンツに比べ安価なため、消
費者によく利用されている。図5は、使い捨ておむつ5
0をバックシート側から見た平面図である。使い捨てお
むつ50は、バックシート51と、図では見えないトッ
プシートとの間に吸収体53が挟持されて構成されてい
る。背部側Bに一対以上のファスニングテープ54が取
り付けられ、腹部側Fのバックシート51面には該ファ
スニングテープを貼着するためのターゲットテープ55
が設けられている。また、おむつ長手方向両端部には伸
縮自在の帯状の弾性体56,56が、脚回り用の切欠き
Kの近傍にはレッグギャザー用弾性体57,57が伸長
状態でバックシートとトップシートの間に添設され、着
用者のウエスト回りや脚回りの密着性を高めている。
【0004】このような使い捨ておむつは、連続おむつ
本体を縦流し方法で製造し、帯状の弾性体は把持し易い
ため、これを把持しながら連続おむつ本体の幅方向に接
着させて、ウエストギャザーを作製している。ファスニ
ングテープ付きおむつは、ファスニングテープを貼着す
る位置を変えることで着用者のウエスト回りにフィット
させ易いことから、パンツ型の場合ほどウエストギャザ
ーの密着性が重要視されていなかったため、従来は、あ
まり弾性回復力の強くない帯状弾性体を「把持し易い」
という理由で使用していたのである。しかし最近になっ
て、ファスニングテープ付きおむつにおいても糸状弾性
体のウエストギャザーが好まれるようになってきてい
る。また、密着性をさらに向上させるために、胴部フィ
ットギャザーの配設の要望も上がっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、フ
ァスニングテープ付きおむつの必要な箇所に適正な伸縮
力を付与するため、簡単な工程で、ウエストギャザーと
胴部フィットギャザーをおむつに形成する製造方法の提
供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は、ウ
エストギャザーと胴部フィットギャザーを有するファス
ニングテープ付き使い捨ておむつの製造方法であって、
搬送手段によって長手方向に連続的に搬送されるおむつ
本体用シート上に吸収本体を所定の間隔で載置して接合
して、連続おむつを形成する工程、前記連続おむつを切
断することにより形成される個々の使い捨ておむつの背
部側または腹部側のいずれか一方の両側縁にファスニン
グテープを取付ける工程、糸状弾性体が複数本離間して
引き揃えられた状態でシート片上に貼着されている積層
用シート片を、前記引き揃え方向と前記本体用シートの
幅方向とを一致させ、かつ前記糸状弾性体を伸長させた
状態で、前記本体用シートの各ファスニングテープ毎に
その近傍に設定された切断線上に位置決めして貼着する
工程、貼着された前記積層用シート片における前記ファ
スニングテープ寄りを前記本体用シートの幅方向に沿っ
て切断することによって、前記ファスニングテープ寄り
の前記積層用シート片を、切り離された一方のおむつの
ウエストギャザーとして、また、他方のおむつに残され
た前記積層用シート片を他方のおむつのウエストギャザ
ーおよび胴部フィットギャザーとする工程、を含むとこ
ろに要旨を有する。
【0007】積層用シート片は、連続的に搬送される積
層用シート上に、伸長された状態の糸状弾性体を前記搬
送方向に沿って複数本互いに離間させて貼着した後、所
定の長さに切断して製造することが推奨される。
【0008】本発明の製造方法は、胴部ギャザー用糸状
弾性体とウエストギャザー用弾性体を、一度に連続おむ
つ上に接着する構成を採用したので、簡単な工程で、フ
ァスニングテープ付きおむつの必要な箇所に適正な伸縮
力を付与することができる。なお、本発明には、上記製
造方法で製造された使い捨ておむつも含まれる。ファス
ニングテープには機械式面ファスナーのフック部材が多
数設けられていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図5に示した使い捨ておむつ50
には、おむつの背部側(腹部側としても構わない)にフ
ァスニングテープ54が付いている。このおむつを着用
する際には、両側のファスニングテープをウエスト長さ
に合わせて調節し、腹部側に貼り付けることでパンツ型
に形成する。このようなおむつのファスニングテープの
ある端部側に胴部ギャザーを設けても、このギャザーの
伸縮力は、ファスニングテープに作用して該テープが引
っ張られるだけであり、密着性向上効果は得られない。
【0010】本発明法の採用により得られる使い捨てお
むつは、ファスニングテープが付設されている端部側に
は胴部ギャザーを設けずにウエストギャザーのみを設
け、もう一方側にはウエストギャザーと胴部ギャザーを
一体化させた積層用シート片をおむつに貼着して、ウエ
ストから胴部に至るまで伸縮自在に構成しているので、
必要な箇所に適正な伸縮力を付与することができる。
【0011】また本発明法は、1つの積層用シート片を
連続するおむつ本体用シートの特定場所に貼着し、この
おむつを切り離すときの切断位置を積層用シート片の中
心線からオフセットする(ずらす)という工程を通常の
使い捨ておむつの製造ラインに加えるだけで良いので、
従来のおむつの製造装置を若干改良するだけでよく、胴
部フィットギャザーが設けられたファスニングテープ付
きおむつを高速製造することができる。
【0012】以下、図面を用いて本発明法を説明する。
図1(a)には、図示しない搬送手段によって長手(白
矢印)方向に連続的に搬送されるおむつ本体用シート1
上に吸収本体3を一定間隔で載置して接合し、連続おむ
つD1を形成する工程を示した。図では、吸収本体3を
一定間隔で載置した後、さらに他のシート2を載せた例
を示している。おむつ本体用シート1は、不透水性プラ
スチックフィルムや透湿性フィルムの不透液シートまた
はこれらと不織布の積層シート等で構成されるバックシ
ートかまたはあるいは透水性不織布等で構成されるトッ
プシートである。おむつ本体用シート1としてバックシ
ートを用いたときは、他のシート2はトップシートと
し、おむつ本体用シート1としてトップシートを用いた
ときは、他のシート2をバックシートとする。
【0013】吸収本体3は、解繊パルプや高吸水性樹脂
の他、熱可塑性繊維等を混合して成形され、必要に応じ
て薄葉紙や不織布で被覆したマットとして構成される。
なお、吸収本体3として不透液シートと透水性不織布で
上記マットを挟持した構成のものを用いる場合は、他の
シート2は必要なく、またおむつ本体用シート1を不透
液性にしなくてもよい。
【0014】吸収本体3、シート1および2は、例えば
ホットメルト接着剤を網状やドット状等間欠的に塗布す
ることによって接合される。シート2を積層した上に、
公知の立体ギャザーを設けてもよい。またシート2を用
いないときは、吸収本体3に立体ギャザーを設けてもよ
い。
【0015】図1(b)では、連続おむつD1の両側縁
にファスニングテープ4を取り付ける工程を示した。フ
ァスニングテープ4は、連続おむつが切断線Cによって
切断された後に形成される個々の使い捨ておむつの背部
側または腹部側のいずれか一方の側縁部に相当する位置
に取り付けられる。一般的には、バックシート1に接着
されて取り付けられる。ファスニングテープ4は、粘着
剤が塗布されている粘着テープでも構わないが、この場
合、図5におけるターゲットテープ55が必要となっ
て、このターゲットテープは比較的剛性の高いプラスチ
ックフィルムが使用されることが多いので、胴部フィッ
トギャザーの効果が半減してしまう。このため、ファス
ニングテープ4としては、機械式面ファスナのフック部
材が多数設けられているものを用いることが推奨され
る。機械式面ファスナを使用すれば、ターゲットテープ
が不必要になるか(バックシートにループ部材の代わり
となる不織布を使用する)、もしくはターゲットテープ
として剛性の低い不織布状のループ部材を用いることが
できるため、胴部ギャザーの伸縮力が阻害されることは
なくなる。なお、図1(b)には、使い捨ておむつの脚
回り用の切欠きKを作製するために半円状部材30を切
り取る工程を併せて示したが、この工程は、図1におけ
る工程(a)の後で、個々のおむつに切り離す前の任意
の段階で行うことができる。
【0016】図1の(c)には、積層用シート片の連続
体を製造する工程を示した。工程(a)とは別の図示し
ない搬送手段によって連続的に搬送される積層用シート
5上に、伸長された状態の複数本の糸状弾性体6,6…
を、前記搬送方向に沿って互いに離間させて積層用シー
ト5に貼着した後、他のシート7を積層用シート5に積
層してこれらを接合することにより、積層用シート片の
連続体E1が製造される。糸状弾性体6は、例えば東レ
・デュポン社製の商品名「オペロン」等が使用できる。
積層用シート5および他のシート7は、同一素材であっ
ても異なるものであってもよく、一般的にはプラスチッ
クフィルムや不織布等が好ましく使用できる。伸縮性の
あるシートを用いてもよい。
【0017】図2においては、積層用シート片の連続体
E1を連続体の幅方向に切断することによって積層用シ
ート片E2を形成する工程と、積層用シート片E2を連
続おむつD1に載置・接合する工程を示した。積層用シ
ート片の連続体E1は、切り取り長さEbが連続おむつ
の幅W以下となるように切断され、積層用シート片E2
となる。切り取り長さEbは、連続おむつD1の幅W以
下であればよいが、EbとWが略同等であることが好ま
しい。Eb/Wが70%以下の場合は、ウエスト回りの
伸縮性が劣ることがある。また、積層用シート片の連続
体を構成する伸縮積層体用シート5および他のシート7
の幅Eaは、積層用シート片を切り取って90°反転し
て連続おむつD1に接合したときに、ギャザーが必要な
部分の長さLとなるため、EaとLが等しくなるように
設定しておく必要がある。
【0018】切り取った積層用シート片E2は、90°
反転させて、積層用シート片E2の糸状弾性体6の引き
揃え方向と本体用シートの幅方向が一致するように、す
なわち連続おむつD1の幅方向に伸縮可能になるよう
に、積層用シート片E2を伸長させながら連続おむつD
1上に載置して貼着する。このとき、連続おむつD1を
切断線Cで切り離す際に、積層用シート片E2がその中
心線CEから積層用シート片の設置位置の近傍のファス
ニングテープ42寄りに(図中右側)オフセットした位
置で切断されるように位置決めすることが重要である。
【0019】連続おむつD1を切断線C,Cで切断する
とおむつDaとDbが形成されるが、同時に積層用シー
ト片E2も切断される。図3に拡大して示すように、切
断線Cより図中右側の積層用シート片E21は、切り離
し後には、おむつDaのウエストギャザーとなり、切断
線Cより図中左側の積層用シート片E22は、おむつD
bのウエストギャザーおよび胴部フィットギャザーを形
成する。おむつDaにおいてファスニングテープ42が
付設されている端部側には胴部ギャザーは必要ないの
で、積層用シート片E2は、切断線Cを跨ぐように、か
つ、おむつDa上には小面積、おむつDb上には大面積
となるように、連続おむつD1上に載置されなければな
らない。従って、積層用シート片E2が切断される線、
すなわち連続おむつの切断線Cが、積層用シート片E2
の中心線CEよりもファスニングテープ42寄りにずれ
ていなければならないのである。CEとCの距離は、適
宜設定される。なお、積層用シート片を連続おむつに接
合するには、ホットメルト接着剤を用いる等の公知の方
法を採用することができる。
【0020】上記積層用シート片を連続おむつの上に載
置して接合した後は、連続おむつと接合後の積層用シー
ト片を同時に切断線Cで切断し、個々のおむつを形成す
る。本発明法によって得られるおむつの展開図を図4に
示した。おむつ背部側Bの両側縁にファスニングテープ
42が付設されると共に、ウエストギャザーE21が設
けられている。反対側の腹部側Fには、ウエストギャザ
ーと胴部フィットギャザーが一体となって(E22)形
成されている。
【0021】なお、積層用シート片に伸長状態で添設さ
れる糸状弾性体の収縮力は、積層用シート片全面におい
て同じでも、またウエストギャザーに相当する部分を強
く胴部フィットギャザーに相当する部分をやや弱めにす
る、あるいはその逆にする、等、適宜選択することがで
きる。さらに隣りあう糸状弾性体の離間距離も、積層用
シート片全面において同一でも、また部分的に間隔を広
げてもよく、胴部フィットギャザーとウエストギャザー
の間の距離を広くとってもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明の製造方法は、1つの積層用シー
ト片を、連続するおむつ本体用シートの特定場所に接合
し、このおむつを切り離すときの切断位置を積層用シー
ト片の中心線から積層用シート片近傍のファスニングテ
ープ寄りにオフセットする(ずらす)工程が含まれてい
るところに最大の特徴を有するものであり、この工程の
採用によって、ウエストギャザーと胴部フィットギャザ
ーをファスニングテープ付きおむつに1工程で付与する
ことができ、安価に高速製造することができるようにな
った。
【0023】本発明法の採用により得られる使い捨てお
むつは、ファスニングテープが付設されている端部側に
は胴部フィットギャザーを設けずにウエストギャザーの
みを設け、もう一方側にはウエストギャザーと胴部フィ
ットギャザーを一体化させた積層用シート片をおむつに
接合して、ウエストから胴部に至るまで伸縮自在に構成
しているので、必要な箇所に適正な伸縮力が付与され、
密着性を一層向上させることができた。
【0024】さらに、ファスニングテープとして機械式
面ファスナのフック部材が多数設けられている構成のも
のを用いると、ターゲットテープが不必要になるか(バ
ックシートにループ部材の代わりとなる不織布を使用す
る)、もしくはターゲットテープとして剛性の低い不織
布状のループ部材を用いることができるため、胴部ギャ
ザーの伸縮力が阻害されることがないという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、本発明法の一部を示す斜視
図である。
【図2】本発明法の一部を示す平面図である。
【図3】図2の要部平面図である。
【図4】本発明に係る使い捨ておむつの平面図である。
【図5】従来の使い捨ておむつである。
【符号の説明】
1 おむつ本体用シート 3 吸収本体 4,42 ファスニングテープ 5 積層用シート 6 糸状弾性体 7 他のシート 50 従来の使い捨ておむつ 55 ターゲットテープ 56 帯状弾性体 C 切断線 D1 連続おむつ E1 積層用シート片の連続体 E2 積層用シート片 CE 積層用シート片の中心線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエストギャザーと胴部フィットギャザ
    ーを有するファスニングテープ付き使い捨ておむつの製
    造方法であって、 搬送手段によって長手方向に連続的に搬送されるおむつ
    本体用シート上に吸収本体を所定の間隔で載置して接合
    して、連続おむつを形成する工程、 前記連続おむつを切断することにより形成される個々の
    使い捨ておむつの背部側または腹部側のいずれか一方の
    両側縁にファスニングテープを取付ける工程、 糸状弾性体が複数本離間して引き揃えられた状態でシー
    ト片上に貼着されている積層用シート片を、前記引き揃
    え方向と前記本体用シートの幅方向とを一致させ、かつ
    前記糸状弾性体を伸長させた状態で、前記本体用シート
    の各ファスニングテープ毎にその近傍に設定された切断
    線上に位置決めして貼着する工程、 貼着された前記積層用シート片における前記ファスニン
    グテープ寄りを前記本体用シートの幅方向に沿って切断
    することによって、前記ファスニングテープ寄りの前記
    積層用シート片を、切り離された一方のおむつのウエス
    トギャザーとして、また、他方のおむつに残された前記
    積層用シート片を他方のおむつのウエストギャザーおよ
    び胴部フィットギャザーとする工程、 を含むことを特徴とする使い捨ておむつの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記積層用シート片は、連続的に搬送さ
    れる積層用シート上に、伸長された状態の糸状弾性体を
    前記搬送方向に沿って複数本互いに離間させて貼着した
    後、所定の長さに切断したものである請求項1に記載の
    使い捨ておむつの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載され
    た製造方法で製造されることを特徴とする使い捨ておむ
    つ。
  4. 【請求項4】 ファスニングテープに機械式面ファスナ
    ーのフック部材が多数設けられているものである請求項
    3に記載の使い捨ておむつ。
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