JPH10116246A - バス上のアドレスの絶対的及び減算的デコード装置及び方法 - Google Patents

バス上のアドレスの絶対的及び減算的デコード装置及び方法

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JPH10116246A
JPH10116246A JP9196149A JP19614997A JPH10116246A JP H10116246 A JPH10116246 A JP H10116246A JP 9196149 A JP9196149 A JP 9196149A JP 19614997 A JP19614997 A JP 19614997A JP H10116246 A JPH10116246 A JP H10116246A
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bus
bridge
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address
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JP9196149A
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Gregory N Santos
グレゴリー・エヌ・サントス
David J Maguire
デーヴィッド・ジェイ・マグイリ
Dwight D Riley
ドワイト・ディー・リリー
James R Edwards
ジェームズ・アール・エドワーズ
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Compaq Computer Corp
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges
    • G06F13/4045Coupling between buses using bus bridges where the bus bridge performs an extender function

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ・バス上で、コンフィギュレー
ションに基づいてアドレスを絶対的及び減算的にデコー
ドする。 【解決手段】 携帯部分と該部分をドッキングするため
の拡張ベースとは、ドッキング状態に基づいて適応的に
アドレスをデコードするブリッジ回路に含まれ、該ブリ
ッジ回路は、周辺要素相互接続(PCI)バス200か
ら業界標準アーキテクチャ(ISA)バス202にサイ
クルを渡す。ブリッジは、内部装置およびデコーディン
グを制御するコンフィギュレーション・レジスタ224
を含む。ブリッジ回路の各ISAバスに接続されている
内部装置および外部装置に指定されたバス・サイクル
は、絶対的にデコードされる。絶対的にデコードおよび
要求がおこなわれないサイクルは、ドッキング・ステー
タスに応じて、ブリッジ回路の一方によって減算的にデ
コードされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・バ
ス上のアドレスのデコーディングに関し、更に特定すれ
ば、コンピュータ・バス上、特に、周辺要素相互接続
(PCI: peripheral component interconnect)バス
上で、コンピュータのコンフィギュレーション(環境設
定)に基づいてデコーディングが決定される場合に、絶
対的(positively)および減算的(subtractively)にアド
レスをデコードする装置および方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータは、定常的に
進化し、最も低いコストで最高の性能をユーザに提供し
つつある。マイクロプロセッサおよびメモリ・システム
における性能改善の結果、コンピュータは非常に強力と
なり、従来では大型のメインフレーム・コンピュータで
なければ不可能であったようなタスクですら、今日では
パーソナル・コンピュータによって実行可能となってい
る。技術的な変化は、特に、電力消費効率が、構造、コ
スト、サイズ、重量および性能と均衡化を図られている
携帯用コンピュータの分野において代表される。多くの
コンピュータ・ユーザは、携帯用コンピュータに、デス
クトップ機が提供するもの以上を提供することを望むの
で、これは特に意欲的である。尚、本明細書では、「携
帯用コンピュータ」という用語は広い意味で用い、電池
または太陽による電力によって給電を受ける種類のコン
ピュータを指すものとする。携帯用コンピュータに精通
するものは、携帯用、引き出し可能(luggable)、ラップ
トップ、ノートブックおよびハンドへルドというような
名称のものを含むことを認識するであろう。これらは、
増々大きくなる携帯用コンピュータ・マーケット中の、
あるマーケティング区分を表わすために用いられてい
る。
【0003】コンピュータ・システムの設計者には、多
くの選択肢が利用可能である。単に得ることができる最
高の性能のプロセッサを中心に設計しているだけでは、
高性能の製品を提供することには程遠く、競争が激しい
今日の市場では十分ではない。プロセッサは、高性能の
入出力(I/O)バス即ちメザニン(mezzanine)入出力
バスを含む、高性能の構成要素による支援がなければな
らない。システム設計者に利用可能な標準化されたI/
Oバスにはいくつかあり、それらは、ISA(Industry
Standard Architecture:業界標準アーキテクチャ)バ
ス、EISA(Extended Industry Standard Architectu
re:拡張業界標準アーキテクチャ)バス、およびPCI
(Peripheral Component Interface:周辺要素インター
フェース)バスが含まれる。今日のコンピュータは、典
型的に、これら3種類のバスのいずれかの組み合わせを
用いて設計し、PCIの性能およびISAに対する下位
互換性(backward compatibility)をユーザに提供する。
これら3種類のバスについて、当業者は熟知しているで
あろう。
【0004】また、一製造者のコンピュータを競合から
差別化するコンピュータの特殊な構造も、設計の選択に
は必要である。携帯用コンピュータの業界では、追加的
な構造は大型化および重量化の原因となるので、これは
特に重要な課題である。例えば、ソフトウエアは大量の
記憶領域を必要とするので、大容量ハード・ディスク・
ドライブが多くの場合望ましい。しかしながら、大容量
ディスク・ドライブは、通常、携帯用コンピュータに望
まれるものよりも、はるかに大きく重い。また、携帯用
コンピュータに機能性を追加する能力を有することも望
ましい。しかしながら、拡張ベイを設けると、小型化に
支障を来すことになる。
【0005】サイズおよび重量を犠牲にすることなくあ
る特徴を与える既知の方法の1つに、拡張ベース・ユニ
ット(expansion base unit)の使用によるものがある。
拡張ユニットは、携帯用ユニットではなく、一般にAC
電力で動作し、ユーザのデスクトップ上に常駐する。ユ
ーザが机に向かって作業をしているとき、携帯用コンピ
ュータは拡張ユニットに挿入され、付加機能が提供され
る。例えば、拡張ユニットは、ローカル・エリア・ネッ
トワーク、大容量ディスク・ドライブ、フロッピ・ドラ
イブおよびその他の周辺機器に接続するためのネットワ
ーク・インターフェース・ユニットを有することができ
る。追加のハード・ドライブも、拡張ベース・ユニット
内に置くことができる。
【0006】携帯用コンピュータおよび拡張ベース・ユ
ニット間の接続に関しては、規格がまだ確立していない
ので、通常、優先(proprietry)される。携帯用コンピュ
ータを拡張ベース・ユニットに結合する既知の方法の1
つに、既存のI/Oバスによるものがある。PCIバス
およびISAバスを有する携帯用コンピュータでは、い
ずれかのバスを用いて、拡張ベース・ユニットに接続す
ればよい。高性能化のためだけには、PCIバスが好ま
しい。加えて、PCIバスは32ビット多重化アドレス
およびデータ・バスを提供し、そのコネクタ・サイズが
小さくて済むことも、PCIバスを望ましいものとして
いる。
【0007】PCIバスは、メモリ、I/O空間および
コンフィギュレーション空間の3種類の物理アドレス空
間を規定する。PCIバス上でのアドレスのデコード
は、分散的である。即ち、PCIバスに結合される各装
置が、アドレスのデコード動作を実行する。PCI仕様
は、絶対的すなわちポジティブ(positive)および減算的
(subtractive)という、2つの様式のアドレス・デコー
ディングを定義する。絶対的デコーディングの方が高速
である。何故なら、各PCI装置は、当該装置が割り当
てられているアドレス範囲(群)内でアクセスを探すか
らである。減算的デコード装置は、他のいずれのエージ
ェントにも絶対的にデコードされていない全てのアクセ
スを受け入れるので、減算的デコーディングはPCIバ
ス上で実施可能な装置は、1つのみである。このデコー
ド機構の方が遅い。何故なら、減算的デコード装置によ
って要求される前に、他の全バス・エージェントのアク
セスに対して、「第1の拒絶権(first right of refusa
l)」を与えなければならないからである。しかしなが
ら、細かく断片化されたアドレス空間に応答しなければ
ならない、標準的な拡張バスのようなエージェントに
は、非常に有用である。PCIバスに関する更に詳細な
説明、特にPCIアドレシング(アドレス指定)につい
ては、1995年6月1日付けの、PCI Local Bus Spec
ification, Production Version, Revision 2.1におい
て見られる。これは、オレゴン州のPCI Special Intere
st Group of Hillsboro から出版されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】PCIバスのアドレシ
ング機構は、拡張ベース・ユニットを有する携帯用コン
ピュータの設計には不向きである。スタンドアローン・
ユニットのように、携帯用コンピュータは、PCIバス
上で絶対的および減算的デコーディングを処理しなけれ
ばならない。しかしながら、ベース・ユニットに結合す
る場合、スタンドアロン・ユニットとして構成した場合
に行うように、減算的デコードを維持すると、拡張ベー
ス・ユニット上のPCI装置は、拡張ベース・ユニット
上のPCI装置および減算的デコード装置双方がPCI
トランザクションを要求しようとするので、衝突(confi
lict)が発生する可能性がある。更に、PCIアドレス
が拡張ベース・ユニットに到達する前に遅れが生ずる
と、拡張ベース・ユニットがアドレスをデコードするの
を許される前に減算的デコード装置がトランザクション
を要求し、これによって事実上、拡張ベース・ユニット
上の装置をロック・アウト(lock out)する可能性があ
る。PCIバスを用いて拡張ベース・ユニットを携帯用
コンピュータに結合すると、携帯用コンピュータおよび
拡張ベース・ユニット間において非常に高性能なインタ
ーフェースを提供することになる。したがって、この問
題に対する解決策が得られることが、極めて望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の好適実施例によ
れば、二重使用ブリッジ装置(dual-use bridge device)
が、PCIアクセスをデコードするための、コンフィギ
ュレーションを変更可能なデコード・ロジックを有す
る。前記ブリッジは、ラップトップ・コンピュータ、お
よびこのラップトップ・コンピュータをドッキングする
即ち接続することができる、拡張ベースにおける使用に
都合良く設計されている。ラップトップ・コンピュータ
では、第1のブリッジが、周辺要素相互接続(PCI)
バスおよび第1の業界標準アーキテクチャ(ISA)バ
ス間に常駐する。拡張バスでは、第2のブリッジが、P
CIバスおよび第2のISAバス間に常駐する。拡張ベ
ース内のPCIバスは、ラップトップ・コンピュータが
ドッキングされると、そのPCIバスに接続される。ド
ッキングされた場合のコンフィギュレーションでは、各
ブリッジはPCIバス上のサイクルを受け取り、それを
デコードし、そのISAバスに渡すことができる。ま
た、ブリッジは、コンフィギュレーション・レジスタ、
および割り込みコントローラのような内部装置も含む。
これらは、バス間でサイクルを渡すことなく、入出力ア
ドレスにおいてアドレス指定可能である。内部装置は、
ラップトップ・コンピュータまたは拡張ベース、あるい
はその両方において使用するために、コンフィギュレー
ションの変更が可能となっている。
【0010】デコード・ロジックは、その使用を定義す
る入力ピンおよびコンフィギュレーション・レジスタに
したがって構成される。ラップトップ・コンピュータま
たは拡張ベースのいずれかにおける使用により、デコー
ディングのために所定の1組の内部装置が規定される。
コンフィギュレーション・レジスタは、第1または第2
のISAバス上に常駐する外部装置のアドレス範囲も定
義することができる。デコード・ロジックは、PCIの
規則にしたがってバス・サイクルを要求するために、P
CIアクセスをデコードする。ラップトップ・コンピュ
ータがドッキングされていない場合、第1のブリッジは
PCIバス上のサイクルを減算的にデコードするように
コンフィギュレーションを変更可能である。次に、これ
らのサイクルは、第1のISAバスに渡される。また、
第1のブリッジは、この第1のブリッジに対応する内部
および外部装置に指定された全PCIバス・サイクルを
絶対的にデコードし要求するように、コンフィギュレー
ションを変更することも可能である。ラップトップ・コ
ンピュータがドッキングされると、第1のブリッジは、
PCIバス上のサイクルを減算的にデコードしないよう
にコンフィギュレーションを変更可能である。加えて、
第2のブリッジは、この第2のブリッジに対応する内部
および外部装置に指定された全PCIバス・サイクルを
絶対的にデコードし要求するように、コンフィギュレー
ションを変更可能である。したがって、減算的デコーデ
ィングは、ドッキング・ステータスに応答し、所定のコ
ンフィギュレーション・レジスタと入力ピンとに基づい
て、コンフィギュレーションの変更が可能である。ま
た、本発明の適応デコーディングは、二重ISAバス・
システムも可能にする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下の出願は、本出願において参
照される。本願と同時に出願された、Dwight D. Riley
およびDavid J. Maguireによる、"BUS SYSTEM FOR SHAD
OWING REGISTERS"と題する米国特許出願第08/68
4,486号◎本願と同時に出願された、Dwight D. Ril
ey、JamesR. EdwardsおよびDavid J.Maguireによる、"C
IRCUIT FOR HANDLING DISTRIBUTED ARBITRATION IN A C
OMPUTER SYSTEM HAVING MULTIPLE ARBITERS"と題する米
国特許出願第08/684,412号◎本願と同時に出
願された、David J. MaguireおよびJamesR. Edwardsに
よる、"LONG LATENCY INTERRUPT HANDLING AND INPUT/O
UTPUT WRITE POSTING"と題する米国特許出願第08/6
84,485号◎本願と同時に出願された、David J. Ma
guireおよびHung Q. Leによる、"SERIAL BUS SYSTEM FO
R SHADOWING REGISTERS"と題する米国特許出願第08/
684,710号◎本願と同時に出願された、Gregory
N. Santos、David J. Maguire、Dwight D.Riley、およ
びJames R. Edwardsによる、"TWO ISA BUS CONCEPT"と
題する米国特許出願第08/671,316号◎本願と
同時に出願された、Gregory N. Santos、David J. Magu
ire、William C. Hallowell、およびJames R. Edwards
による、"RECONFIGURABLE DUAL MASTER IDE INTERFACE"
と題する米国特許出願第08/684,490号◎本願
と同時に出願された、Richard S. Lin、David J. Magui
re、James R. EdwardsおよびDavid J. Delisleによ
る、"COMPUTER SYSTEM INCORPORATING HOT DOCKING AND
UNDOCING CAPABILITIES WITHOUT REQUIRING A STANDBY
OR SUSPEND MODE"と題する米国特許出願第08/68
4,255号◎これらは全て本発明の譲受人に譲渡され
たものである。
【0012】これより図1を参照して本発明の実施例を
説明する。図1には、本発明を利用したコンピュータ・
システムのブロック図が示されている。図示のコンピュ
ータ・システムは、ラップトップ部分L(以後、ラップ
トップ・コンピュータLと呼ぶ)と、拡張ベース・ユニ
ット部分E(移行、拡張ベースEと呼ぶ)とに分割され
ている。ラップトップ・コンピュータLは、動作的に自
律(autonomous)装置であり、遠隔計算処理のために、
拡張ベースEから着脱自在となっている。ラップトップ
・コンピュータLを拡張ベースEにドッキングしている
間、ラップトップ・コンピュータLはAC電力で動作
し、ラップトップ・コンピュータLが拡張ベースEから
取り外されている間、ラップトップ・コンピュータLは
電池電力によって動作する。拡張ベースEから取り外さ
れている間AC電力でラップトップ・コンピュータを動
作させるための機構も設けられている。拡張ベースE
は、典型的に、ラップトップ部分Lには含まれていない
機能の拡張性を得るためのものである。
【0013】中央演算装置(CPU)100がラップト
ップ・コンピュータL内に備えられており、これはInte
l Pentiumおよび同等のマイクロプロセッサまたはその
他の様々なマイクロプロセッサのような、汎用のマイク
ロプロセッサである。CPU100は、キャッシュ・メ
モリ102、モービル(移動)周辺要素相互接続バス・
キャッシュ・コントローラ(MPC)108および1対
のモービル・データ・バッファ(MDB)104のよう
なシステム・ロジックとの通信のために、ホスト・バス
110に結合されている。キャッシュ・メモリ102
は、CPU100のための従来のキャッシュ・メモリで
あり、好ましくは、高速同期バースト・ランダム・アク
セス・メモリ(RAM)から成る。MPC108は、キ
ャッシュ・メモリ102へのインターフェースを備え、
タグRAMおよびその他のロジックを含み、キャッシュ
・メモリ102の様々なキャッシュ方法、サイズ、およ
び速度コンフィギュレーションを構築する。
【0014】MPC108およびMDB104もシステ
ム・メモリ106および周辺要素相互接続(PCI)バ
ス112に結合されている。当業者は、本明細書の従来
の技術において言及することによって本願にも含まれて
いることとした、PCIバスまたはPCIの仕様に精通
しているであろう。MPC108は、システム・メモリ
106にアドレスおよびコントロール(制御)の信号を
供給する。システム・メモリ106は、256Mバイト
までの従来のダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ(DRAM)で構成される。MDB104は、ホスト
・バス110およびシステム・メモリ106間に64ビ
ットのデータ経路を与えると共に、PCIバス112に
32ビットのデータ経路を与える。MPC108および
MDB104は、プロセッサ/キャッシュ・インターフ
ェース、システム・メモリ・インターフェース、および
PCIバス・インターフェース112という、3種類の
主要機能インターフェースを有する、所有権を主張でき
る装置(proprietary device)である。MDB104はこ
れら3種類のインターフェース間のデータをバッファ記
憶する役目を担い、一方MPC108はアドレス、コマ
ンドおよびコントロールを処理する役目を担う。これら
のインターフェースの各々は、互いに独立して動作し、
3種類のインターフェースのいずれか2つの間のリード
(読み出し)およびライト(書き込み)のための掲示
(ポスティング:posting)のためのキューを含む。プロ
セッサ/キャッシュ・インターフェースは、CPU10
0に、リード・サイクルにサイクルをパイプライン化さ
せ、更に、パイプライン・サイクルを実行している間
に、タグRAMへのスヌープ・アクセス(snoop access)
を発生することができる。メモリ・インターフェース
は、システム・メモリ106を制御し、制御信号をMD
B104に発生する。また、このインターフェースは、
これらのPCIマスタがリード多重コマンド(read mult
iple command)を発生するための、リード先行処理(read
ahead operation)を可能にする。PCIインターフェ
ースは、CPU100がPCIバス112にアクセスし
ているとき、MPC108にPCIマスタとして機能さ
せ、PCI装置がシステム・メモリ106にアクセスす
るとき、PCIスレーブとして機能させる。
【0015】PCIバス112は、ラップトップ・コン
ピュータLおよび拡張ベースE間に通信導体を提供す
る。PCIバス112の部分112aは、ラップトップ
・コンピュータL内に常駐し、PCIバス112の各信
号に対するクイックスイッチ146を含む。クイックス
イッチ146は、低損失のシリアル・インラインMOS
FET素子であり、そのゲートはドッキング検出手段に
接続され、ホット・プラグ能力(hot plug capabilitie
s)を与える。ラップトップ・コンピュータLを拡張ベー
スEにドッキングすると、拡張ベースE内のPCIバス
112の部分112bは、部分112aに結合され、拡
張PCIバス112が形成される。
【0016】ラップトップ・コンピュータLにおいて、
PCIバス112aは、更に、ビデオ・グラフィック・
コントローラ114、カードバス・インターフェース1
16(即ち、116a)および、モービル一体化システ
ム・コントローラ(MISC)118(即ち、116
b)に結合されている。拡張ベースEにおいては、PC
Iバス112bは、更に、第2のMISC118(即
ち、118b)、2つのPCIスロット148、および
第2のカードバス・インターフェース116(即ち、1
16b)に結合されている。ビデオ・グラフィック・コ
ントローラ114は、更に、低電力の液晶表示装置(L
CD)120、またはその代わりとして陰極線管(CR
T)型のモニタに結合されている。カードバス・インタ
ーフェース116は、ネットワーク用カード、モデム・
カード、固体記憶カード、および好ましくはパーソナル
・コンピュータ・メモリ・カード国際協会(PCMCI
A:personal memory card international associatio
n)型の回転記憶カード(rotating storage card)のよう
な、追加型カード(add-on card)120と通信するため
に設けられている。MISC118は、業界標準アーキ
テクチャ(ISA)バス138または140、およびハ
ード・ドライブ122と通信するための、一体化ドライ
ブ電子回路(IDE)ハード・ドライブ・インターフェ
ースを与える。MISC118は、MISC−L118
aのようなラップトップ・コンピュータL、およびMI
SC−E118bのような拡張ベースEの双方において
使用するために、入力ピン(LAP_EXT_ )に基づいてコン
フィギュレーション(環境設定)の変更が可能である。
図1に示すように、LAP_EXT_をハイ(高レベル)に引き
上げると、MISC118はMISC−L118aとし
て構成され、LAP_EXT_をロー(低レベル)に引き下げる
と、MISC118はMISC−E118bとして構成
される。このように、2つのMISC装置118a、1
18bがPCIバス112に結合され、MISC−L1
18aがPCIバス部分112aに結合され、MISC
−E118bがPCIバス部分112Bに結合される。
更に、MISC−Lは内部ISAバス138に結合さ
れ、一方、MISC−Eは外部ISAバス140に結合
される。
【0017】信号名の終端にある記号"_"または"#"は、
ロー電圧のときに当該信号のアクティブ状態が生じるこ
とを示す。"_"または"#"がない場合、当該信号はハイ電
圧でアクティブになることを示す。MISC−L118
aおよびMISC−E118bの一般的な機能は非常に
似ているので、ここでは簡略化のためにこれらを一緒に
論ずることにする。MISC118はPCIバス112
をISAバス138/140にブリッジし、PCIバス
112上のマスタおよびスレーブの双方として、および
ISAバス138、140上のバス・コントローラとし
て機能する。更に、MISC118はPCIバス・アー
ビタ、ISAバス・アービタ、8237と互換性のある
ダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)コントロー
ラ、高速IDEハード・ドライブ用拡張DMAコントロ
ーラ、8254と互換性のあるタイマ、8259と互換
性のある割込コントローラ、ホット・ドッキング支援ロ
ジック、システム・パワー(電力)管理ロジック、およ
びプラグ・アンド・プレイ支援部(全てが図1に示され
ている訳ではない)を含む。いくつかの構成要素は、初
期化時にソフトウエアによってディゼーブル(不能化)
され、二重機能の衝突を防止する。また、MISC11
8には、MISC−E118bからMISC−L118
aに割り込みを直列的に渡す、シリアル割込インターフ
ェース114もあり、PCIを基本とするシステムにお
いて、標準的なISA割り込みに対応するための割込ア
ーキテクチャを備えている。
【0018】MISC118およびISAバス138、
140は、モービル・スーパー入出力(MSIO)12
4周辺装置において組み合わせられているもののよう
な、標準的ISA周辺装置に対応可能とする。MSIO
124周辺装置は、146818と互換性のあるリアル
・タイム・クロック(RTC)、標準的フロッピ・ドラ
イブ130にインターフェースするためのフロッピ・コ
ントローラ、8051と互換性があり、標準的キーボー
ド132およびポインティング・デバイス150と通信
し、キーボード132上でスキャニングおよびキー・コ
ードの変換を行い、更にパワー(電力)管理機能を実行
するためのマイクロコントローラ、標準的シリアル・ポ
ート136を与えるユニバーサル非同期受信/送信機
(UART)、ならびにパラレル・ポート134のため
のパラレル・ポート・ロジックのような、標準的ISA
周辺装置の組み合わせを有する適宜のチップである。リ
ード・オンリ・メモリ(ROM)126はMSIO12
4と結合され、8051マイクロコントローラにコード
を供給する。加えて、ROM126は基本入出力サービ
ス(BIOS)コードをCPU100に供給する。この
コードは、ROM126からコピーされ、システムの初
期化時にシステム・メモリ106内に保存(shadow)され
るので、その後、8051マイクロコントローラは、ア
クセスのためにCPU100と競合することなく、RO
M126にアクセスすることができる。シリアル・バス
152は、パワー管理およびホット・ドッキングに関す
る情報を通信するために設けられている。
【0019】ラップトップ・コンピュータLには、モデ
ムおよびオーディオ周辺装置128も設けられており、
ISAバス138に結合されている。モデムおよびオー
ディオ周辺装置128は、電話機Tに結合するための標
準的電話通信ポート、および1対のステレオ・スピーカ
Sに結合するためのインターフェースを含む。拡張ベー
スEでは、3つのISA拡張スロット142が、標準的
ISAカードのために設けられている。
【0020】次に図2を参照すると、モービル一体化シ
ステム・コントローラ(MISC)118の詳細ブロッ
ク図が示されている。MISC118は、PCIバス1
12内においてマスタおよびスレーブの両方として機能
するためのPCIインターフェース・ロジック200、
およびISAバス138、140上でバス・コントロー
ラとして機能するためのISAインターフェース202
を含む。MISC118は、更に、PCIバス・アービ
タ204およびISAバス・アービタ206、ライト・
ポスト・バッファ(write post buffer)208、リード
先行バッファ210、およびライト・アセンブリ・ラッ
チ(write assembly latch)212も含む。MISC11
8は、更に、内部PCIマスタ/スレーブ・ロジック、
PCIライト・ポスティングおよびEDMAライト・バ
ッファ220を含む拡張直接メモリ・アクセス(DM
A)コントローラ214、ISAバス・マスタ・ロジッ
ク216、および分散型DMAに対応する再試行(リト
ライ)エンジン(retry engine)218を含む。再試行エ
ンジンは、DMAコントローラに指定されたサイクル
を、分散型DMAサイクルとしてリトライさせる。ま
た、MISC118は、1対のDMAコントローラ22
2も内蔵し、分散型DMAアーキテクチャにおいてマス
タDMAとして機能する7つのISA DMAチャネル
全てに対応する。また、MISC118は、コンフィギ
ュレーション・レジスタ(CONGIG REGS)224のよう
な内部PCIスレーブ、8259と互換性のある割込コ
ントローラ226、パワー管理ロジック228、および
8254と互換性のあるタイマ230も含む。
【0021】PCIコンフィギュレーション・レジスタ
は、初期化装置選択(IDSEL)信号がハイで、アドレス/
データ・ビット0〜1(AD[1:0])が00のとき、PCI
アドレス・ビット7〜2およびコマンド/バイト・イネ
ーブル・ビット3〜0(C/BE[3:0]_]からデコードされる
32ビット・レジスタとなる。IDESELは、コンフィギュ
レーション・レジスタに対するコンフィギュレーション
・リード/ライト・トランザクションの間、チップ・セ
レクトとして従来より用いられているPCI信号であ
る。MISC118では、IDSELは、LAP_EXT_信号に基
づいて内部で発生される。LAP_EXE_がハイの場合、AD[3
1]信号がIDSEL信号として用いられる。LAP_EXE_がロー
の場合、AD[30]信号がIDSEL信号として用いられる。こ
のように、各MISC、MISC−L118aおよびM
ISC−E118bは、等しい1組のコンフィギュレー
ション・レジスタを有するが、固有のコンフィギュレー
ション・アドレス空間においてアドレス指定される。本
発明によるMISC118コンフィギュレーション・レ
ジスタのリストを表1及び2に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】シリアル・インターフェース・ロジック2
32は、シリアル・バス152を通じてMSIO124
に通信するために備えられている。また、シリアル割込
ロジック234は、シリアル割込バス144を通じてM
ISC−E118bおよびMISC−L118a間で割
り込みを伝達するために備えられている。ISAプラグ
・アンド・プレイ・ロジック236は、ISAバス13
8、140上に、プラグ・アンド・プレイ互換ISA装
置を構成するために備えられている。これら内部機能の
各々は、多数のI/Oレジスタを含む。好適実施例によ
るMISC118内部I/Oレジスタのリストを表3及
び4に示す。レジスタの中にはMISC−L118aま
たはMISC−E118bに割り当てられるものがあ
り、他のレジスタにはMISC−L118aおよびMI
SC−E118b間で分配されるものがあり、更に他の
レジスタにはMISC−L118aおよびMISC_E
118bによって共有されるものがあることに留意され
たい。この構成は、内部I/O絶対的(ポジティブ)デ
コード・イネーブル・コンフィギュレーション・レジス
タに基づくものである。このレジスタは、図ではコンフ
ィギュレーション・レジスタ224として表されてお
り、表5に記載されている。
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】
【表5】
【0028】内部I/Oポジティブ・デコード・イネー
ブル・コンフィギュレーション・レジスタには、図3に
示すように、MISC−Lデコード・イネーブル・ビッ
トが含まれており、MISC118内のI/Oアドレス
の絶対的デコーディングをディゼーブルする。コンピュ
ータ・システムCの初期化時に、ソフトウエアがMIS
C−L118a内のビット0をセットするので、MIS
C−L118aは、MISC−LにマップされたI/O
アドレスを絶対的にデコードする。このビットは、MI
SC−E118b内でクリアされるので、MISC−E
は、MISC−L118aにマップされたI/Oアドレ
スを、絶対的にデコードすることはない。
【0029】PCIによって起動されたI/Oサイクル
では、MISC118はI/Oアドレスをデコードし、
当該I/Oサイクルが、内部MISCI/Oレジスタに
対するものか、分散DMAI/Oレジスタに対するもの
か、またはISAバス138または140上にマップさ
れた装置に対するものかについて判定を行う。PCIに
よって起動されたI/Oサイクルが分散DMAレジスタ
を対象とする場合、分散DMAプロトコルが、MISC
−L118aおよびMISC−E118bによって起動
される。分散DMAに関するこれ以上の情報は、"INTER
FACING DIRECTMEMORY ACCES DEVICES TO A NON-ISA BU
S"と題する、米国特許出願第08/570,394号に
記載されており、この言及により本願にも含まれている
ものとする。PCIによって起動されたI/Oサイクル
がISAバス138または140上にマップされた装置
を対象とする場合、各MISC−L118aまたはMI
SC−E118bは、そのサイクルをISAバスに渡
す。MISC−Lは、ISAバス138上にマップされ
たI/Oアクセスを絶対的にデコードし、MISC−E
118bが存在しない場合、当該I/Oアドレスを減算
的にデコードすることも可能である。MISC−E11
8bがコンピュータ・システムC内に存在する場合、こ
のMISC−E118bは減算デコード・エージェント
であり、それ自体のISAバス140にマップされた装
置に対するI/Oアクセスを常に減算的にデコードす
る。MISC−LまたはMISC−Eのような減算デコ
ード・エージェントを固有にセットするために、内部I
/Oポジティブ・デコード・イネーブル・コンフィギュ
レーション・レジスタ内のビット3を、MISC−L1
18aまたはMISC−E118bのいずれかにセット
する。したがって、ラップトップ・コンピュータLが拡
張ベースE内にドッキングされている場合、2つのIS
Aバスがその中に存在し、ISA装置のデコーディング
は、MISC118装置の適応デコーディングによって
処理される。MISC−L118aおよびMISC−E
118bの二重化されたISA機能は、ISAバス13
8またはISAバス140上で用いるために、選択可能
にイネーブル状態にされる。
【0030】MISC118内の外部I/Oポジティブ
・デコード・イネーブル・コンフィギュレーション・レ
ジスタは、いくつかの外部I/Oアドレス範囲のポジテ
ィブ・デコードを選択的に制御する。このレジスタは、
コンフィギュレーション・レジスタ224としても表わ
される。これら外部I/Oアドレス範囲のリストを表6
及び7に示す。外部I/Oポジティブ・デコード・イネ
ーブル・コンフィギュレーション・レジスタは、MIS
C−Lの内部I/Oポジティブ・デコード・コンフィギ
ュレーション・レジスタのビット0がセットされたとき
に、MISC−L118a内でイネーブルされる。この
ビットは初期化時にMISC−E118bにおいてクリ
アされ、これによって、MISC−E118b内のこれ
ら外部I/Oアドレス範囲の絶対的(ポジティブ)デコ
ーディングをディゼーブルする。このように、MISC
−L118aの外部I/Oポジティブ・デコード・イネ
ーブル・コンフィギュレーション・レジスタ内でイネー
ブルされない外部I/O装置は、MISC−E118b
によって減算的にデコードされ、ISAバス140に渡
される。
【0031】したがって、MISC118に関して特に
興味深いのは、PCIインターフェース200、ポジテ
ィブ・デコーダ238、コンフィギュレーション・レジ
スタ224、および再試行(リトライ)エンジン218
を含む、PCIアドレスのためのアドレス・デコーディ
ング機構である。
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】本発明の更なる詳細に入る前に、PCIト
ランザクションについて簡単に論じておくことが適切と
思われる。図3を簡単に参照すると、PCIリード(読
出)・トランザクションが示されている。図3における
信号名称は、PCIバス規則による一般的な信号名であ
る。あらゆるトランザクションは、アドレス・フェーズ
から始まり、このフェーズの間に、アドレス/データ・
ピン(AD)がアドレスを転送し、コマンド/バイト・イ
ネーブル(C/BE_)が命令コードを転送する。アドレス・
フェーズの後に、1回以上のデータ・フェーズが続く。
データ・フェーズの間、同一のADピンがデータを転送
し、C/BE_信号はバイト・イネーブル情報を転送する。
バースト・サイクルでは、多数のデータ・フェーズが、
単一のアドレス・フェーズの後に続くことができる。P
CI技術では、PCIバス上の装置は、エージェントと
呼ばれる。要求元のPCIエージェントは、CPU10
0またはバス・マスタとして機能するMISC118の
ように、イニシエータ(initiator)として知られ、アド
レスされたPCIエージェントは、CPU100がMI
SC118に書き込みを行う場合のように、ターゲット
(target)として知られている。あらゆる転送は、FRAME_
信号のアサートから開始する。PCIバス112上の装
置は全て、アドレスおよびバス・コマンドをデコード
し、アドレスされたPCIターゲットは、DEVSEL_信号
をアサートすることにより、サイクルを要求する。ター
ゲットは、ターゲット・レディ(TRDY_)信号をアサート
することにより、データの受信または転送の準備ができ
ていることを示す。加えて、イニシエータも、イニシエ
ータ・レディ(IRDY_)信号をアサートすることにより、
イニシエータが準備完了していることをPCIターゲッ
トに示さなければならない。データ・フェーズは、デー
タが転送されたときに完了する。これが生じるのは、IR
DY_およびTRDY_の双方が、同一のクロック・エッジ上に
おいてアサートされたときである。IRDY_がアサートさ
れたときのみ、FRAME_をアサートすることができ、これ
によってトランザクションを終了する。
【0035】次に図4を参照すると、PCIバス112
からのアドレスのデコーディングを担うMISC118
の部分が示されている。PCIスレーブ・ロジック20
0は、PCIバス112またはMISC118内部のロ
ジックから、所定の信号を受け取る。かかる信号には、
PCIアドレス・ビット0,1のラッチされたバージョ
ン(PCI_ADDR[ 1:0])、PCIアドレス/データ・ビット
(I_AD[3 1:30])、PCIコマンド・ビット3〜0のラ
ッチされたバージョン (PCI_CMD[3:0])、PCIバス・
コマンドおよびバイト・イネーブル・ビット0〜3 (I_
CBE[3:0])、PCIフレーム信号(I_FRAME)、PCIレデ
ィ信号(I_IRDY_)、PCI装置選択信号(I_DEVSEL_)、お
よびPCIロック信号(I_PCILOCK_)が含まれる。PCI
バス上のスレーブとして機能する場合、MISC118
はPCIバス112に所定の信号を供給する。これらの
信号には、PCI装置選択信号(O_DEVSEL_)、PCIタ
ーゲット・レディ・信号(O_TRDY_)、およびPCIスト
ップ信号(O_STOP_)が含まれる。
【0036】絶対デコーダ238は、PCIアドレス、
コンフィギュレーション・レジスタ224からの複数の
デコード・イネーブル信号、および様々な他の信号を受
け取り、アドレス・デコード信号を発生する。再試行
(リトライ)エンジン218は、DMAおよびフロッピ
・デコード信号を受け取り、分散DMAの目的のために
デコード信号にフィルタ処理を施し、対応するデコード
信号を発生する。PCIスレーブ・ロジック200は、
デコード信号、コンフィギュレーション・レジスタ22
4からのデコード・イネーブル、およびMISC118
の入力ピンからの内部コンフィギュレーション(I_LAP_E
XP_)信号を受け取り、PCI装置選択(O_DEVSEL_)信
号、ターゲット・レディ(O_TRDY_)信号、およびストッ
プ(O_STOP_)信号を発生する。MISC−Lデコード・
イネーブル(MISCL_DEC_EN)信号および減算的デコード・
イネーブル(SUB_DECODE_EN)信号は、MISC118の
内部I/O絶対デコーダ・イネーブル・レジスタから
の、ソフトウエアによるコンフィギュレーションの設定
が可能なビットである。MISCL_DEC_ENビットは、セット
されると、MISC118にマップされたI/Oアドレ
スをMISC118に絶対的にデコードさせ、クリアさ
れると、MISC118はこれらのI/Oアドレスを絶
対的にデコードしない。好ましくは、ソフトウエアが、
MISC−L118b内のこのビットをセットし、MI
SC−E118b内のこのビットをクリアする。SUB_DE
CODE_ENビットは、セットされると、MISC118が
PCIバス112上の減算的デコーダとなり、クリアさ
れると、絶対的にデコードされたアドレス上でのみMI
SC118にサイクルを受け入れさせる。このビット
は、ラップトップ・コンピュータLが拡張ベースE内に
ドッキングされているか否かに応じて、ソフトウエアに
よってコンフィギュレーションの変更が可能である。ド
ッキングされている場合、このビットは、MISC−E
118bにおいてはセットされ、MISC−L118a
においてはクリアされる。また、ドッキングされていな
い場合、このビットはMISC−L118a内でセット
される。
【0037】図5〜図11は、好適実施例にしたがっ
て、ある選択信号を発生するためのロジックを示す。当
業者にとっては、本発明の精神から逸脱することなく、
他の論理回路でも同等の機能性を与え、アドレスを変更
可能であることが明らかであろう。図5には、ROM1
26にアクセスするために使用する、ROMチップ選択
デコーダ300が示されている。MISC−L118a
またはMISC−E118bのいずれかをプログラム
し、デコードされた領域に対するROMチップ・セレク
トを行うことができるが、双方でないことが好ましい。
ROM126がアドレスされているときを示すために、
多数のアドレス比較器が設けられている。MISC11
8は、固定メモリ領域およびプログラム可能メモリ領域
の双方を含み、PCIによって開始されたメモリ・サイ
クルが、MISC−L118aの後ろで絶対的にデコー
ドされ内部ISAバス138に渡されるのか、あるいは
MISC−E118bの後ろで減算的にデコードされ内
部バス140に渡されるのかを判定する。アドレス範囲
000E000h〜000FFFFFhに対するメモリ・リード・サイク
ルおよびメモリ・ライト・サイクルの間、ROMチップ
・セレクト(ROM_CS)信号が絶対的にデコードされ、FFFE
000h〜FFFFFFFFhにエリアス(alias)が作られる。作られ
たエリアスの128k(FFFE0000h〜FFFFFFFFh)および上
位64k(000F0000h〜000FFFFFh)に対するROMチップ
・セレクト・デコードは、コンフィギュレーション・レ
ジスタ224からのアービタ・マスタ・モード(ARB_MAS
TER)信号によって、MISC−L118aの後ろで常に
イネーブルされマップされている。MISC118がリ
セットされると、I_LAP_EXP_信号の状態によって、MI
SC−L118aがアービトレーション・マスタ(arbit
ration master)として構成され、MISC−E118b
がアービトレーション・スレーブとして構成される。し
たがって、MISC−L118aのみが、アサートされ
たARB_MASTER信号を有する。下位の64kブロック(000
E0000h〜000EFFFFh)は、コンフィギュレーション・レジ
スタ224からのROMチップ・セレクト・イネーブル
(ROMCS_EN)信号によって、ソフトウエア的にイネーブル
される。MISC−L118aまたはMISC−E11
8bのいずれかを、このメモリ領域をデコードするよう
に設定することができるが、双方を設定することはでき
ない。
【0038】先に定義した128kに加えて、MISC
118は追加の128kのデコード領域を与え、FFFC00
00h〜FFFDFFFFhに配置する。これは、コンフィギュレー
ション・レジスタ224からの別のROMチップ・セレ
クト・イネーブル(A_ROMCS_EN)信号によって、ソフトウ
エア的にイネーブルされる。MISC−L118aまた
はMISC−E118bのいずれかを、このメモリ領域
をデコードするように設定することができるが、双方を
設定することはできない。図5には、COM1およびC
OM2として知られている、標準的な非同期通信ポート
にアクセスするためのシリアル・ポート・デコード・ロ
ジック304が示されている。PCIアドレス信号は、
1対のアドレス比較器306に受け取られ、COMポー
トがアドレスされているときを示す。COM1は、I/
Oアドレス3F8〜3FFhにおいてアクセスされ、COM2
はI/Oアドレス2F8〜2FFhにおいてアクセスされる。
シリアル・ポートCOM3およびCOM4に対するロジ
ックを図8示す。信号COM1_DECおよびCOM2_DECは、それ
ぞれ、ポートCOM1およびCOM2に対する選択イン
ディケータとなる。
【0039】図6を参照すると、標準的な一体化ドライ
ブ電子回路(IDE)に準拠したハード・ドライブおよ
びその他のIDEと互換性のある装置にアクセスするた
めの、MISC118のハード・ドライブ・デコード・
ロジック308、310が示されている。デコーダ30
8は、チャネル1上のIDE装置にアクセスするため
に、IDE1_CS1信号およびIDE1_CS3信号を供給する。PC
Iアドレスがレガシ(legacy)・アドレス(h1Fxおよびh3
f6)またはプログラム可能ベース・アドレス(BAR0および
BAR1)と等しいとき、多数のアドレス比較器312が指
示を与える。デコーダ310は、チャネル2上のIDE
装置にアクセスするために、IDE2_CS1信号およびIDE2_P
IO_EN信号を供給する。PCIアドレスがレガシ・アド
レス(h17xおよびh376)またはプログラム可能ベース・ア
ドレス(BAR2およびBAR3)と等しいとき、多数のアドレス
比較器314が指示を与える。MISC118は、4台
までのIDE装置のために、2つのIDEチャネルを受
け持つ。各チャネルは、それぞれ、IDE1_PIO_EN信号お
よびIDE2_PIO_EN信号によって、ソフトウエア的にイネ
ーブルされる。イネーブル信号およびプログラム可能ベ
ース・アドレスは、コンフィギュレーション・レジスタ
224から供給される。チャネル1に対するデフォルト
I/Oアドレスは、1F0〜1f7hであり、ステータス(状
態)は3F6hにある。また、チャネル2に対するデフォル
トI/Oアドレスは170〜177hであり、ステータスは376
hにある。
【0040】図7を参照すると、複数のISA装置およ
びI/Oレジスタのためのデコード・ロジックが示され
ている。好適実施例による図7の回路によってデコード
されるISA装置およびI/Oレジスタの好適なリスト
のために、表8及び9を参照する。表8及び9に提示し
た装置は、各々、セレクト信号を有し、セレクト信号は
ORゲート320に受け取られる。表5は34種類の装
置を示し、各装置は対応するI/Oアドレス(B)を有
し、このI/Oアドレス(B)は所定のPCIアドレス
・ビット(A)と比較され、イネーブル信号(C)によっ
て認定される(qualified)。これらの装置番号は、説明
の便宜上割り当てられているに過ぎない。セレクト信号
を比較し認定するためのロジックは、簡略化のために、
図7では略されている。装置0〜33は、表8及び9を
参照して、図7のロジックによってデコードされる。
【0041】キーボード・デコード・ロジックを一例と
して与える。比較器316_0がPCIアドレスビット
31:0を受け取り、これをI/Oアドレス60hと比較す
る。比較器316_0の出力は、MISC118のデコ
ード・イネーブル(MISC_DEC-EN)信号による認定のため
に、二入力ANDゲート318_0に受け取られる。A
NDゲート318_0の出力はORゲート320に供給
される。直後の#で表されている装置1〜33は、OR
ゲート320に供給されるそれらの出力によって、同様
にデコードされる。リストに示す装置は、アドレス比較
器316_#によってデコードされ、ここで、PCIア
ドレスA#は固定アドレスB#と比較される。等しい比
較器316_#の出力は、ANDゲート318_#の1
つの入力に受け取られる。ANDゲート318_#の第
2の入力は、コンフィギュレーション・レジスタ224
からのイネーブル信号C#を受け取る。ANDゲート3
18_#の出力は、多入力ORゲート320に受け取ら
れる。
【0042】ORゲート320は、ROM_CS、IDE1_CS1、
IDE1_CS3、IDE2_CS1、IDE_CS3信号を含む、複数のデコ
ード信号を受け取る。コンフィギュレーション・レジス
タ224からのソフトウエアによるコンフィギュレーシ
ョンの設定が可能なイネーブル信号COM1_DEC_ENおよびC
OM2_DEC_ENを用いて、COM1_DECおよびCOM2_DEC信号のA
NDを取る。ORゲート320の出力は、ANDゲート
332の非反転入力に受け取られ、PCI_INTA信号、PM_I
O_信号、およびGPIO14_DEC信号によって認定される。PC
I_INTA信号は、PCIバス112上でPCI割込許可サ
イクルが実行中であることを示す。PM_IO_信号は、PC
Iバス112上でメモリまたはI/O動作が実行中であ
ることを示す。ANDゲート332の出力は、内部また
は外部ISA I/Oレジスタがデコードされたことを
示すために、ISAデコード(ISA_DEC)信号を供給す
る。
【0043】また、MISC118は、外部装置が、M
ISC118に、PCIバス・トランザクションを絶対
的にデコードしそれをISAバスに渡すことを要求する
ための機構も提供する。汎用入力ピンGPIO15は、I_GPIO
[15]信号によって、フリップ・フロップ324のD入力
に、内部的に接続されている。フリップ・フロップ32
4のQ出力は、3入力ANDゲート326の1つの入力
に接続されている。I_GPIO[15]信号は、コンフィギュレ
ーション・レジスタ224からのGPIO15_DEC_EN信号に
よって、ソフトウエア的にイネーブルされる。GPIO15入
力ピンは、MISC118に、現PCIサイクルを絶対
的にデコードさせ、ISAバス138にそれを渡させ
る。汎用入力ピンGPIO14も、I_GPIO[14]信号によって、
フリップ・フロップ328のD入力に、内部的に接続さ
れている。フリップ・フロップ328のQ出力は、3入
力ANDゲート330の1つの入力に接続されている。
I_GPIO[14]信号は、コンフィギュレーション・レジスタ
224からのGPIO14_DEC_EN信号によって、ソフトウエ
ア的にイネーブルされ、MED信号によって中間のタイミ
ングで要求される。GPIO14入力ピンは、MISC118
に、ORゲート320の出力によって表わされるアドレ
ス範囲のいずれをも無視させる。MISC118外部の
ロジック(図示せず)は、汎用入力ピンのいずれかへの
信号をアサートし、その各ISAバスに対するサイクル
を絶対的に要求することができる。
【0044】
【表8】
【0045】
【表9】
【0046】次に図8を参照すると、MISC−L11
8aおよびMISC−E118b内のパワー(電力)管
理ロジックにアクセスするためのパワー管理デコード・
ロジックが示されている。パワー管理デコード(PM-DECO
DE)信号は、MISC118内の電力管理ロジックがア
クセスされているときを示す。多数のアドレス比較器3
40が、固定I/OアドレスをPCIアドレスと比較す
る。コンフィギュレーション・レジスタ(CONFIG REG)
224からのMISCL_DEC_EN信号は、多数のANDゲート
342による、所定のロジックまたはレジスタのデコー
ディングを認定する。初期化時に、ソフトウエアによっ
て、このMISCL_DEC_ENビットを、MISC−L118a
において常にセットし、MISC−E118bにおいて
常にクリアするようにセットする。したがって、MIS
Ca118aは、E6h、E8h、E9h、EAh、EBh、10hおよび
11hにおいてパワー管理レジスタにマップされているI
/Oアドレスを絶対的にデコードし、MISC−E11
8bは、E7h、ECh、EDh、EEhおよびEFhにおいてパワー
管理レジスタにマップされているI/Oアドレスを絶対
的にデコードする。MISCL_DEC_ENがセットされると、M
ISC−E118b内のパワー管理レジスタは、MIS
C−L118aにおいてアクセス不可となり、逆に、M
ISC−E118a内のパワー管理レジスタは、MIS
C−L118bにおいてアクセス不可となる。
【0047】次に図9を参照すると、割込コントローラ
・デコード・ロジック、およびタイマ・デコード・ロジ
ックが示されている。INT_READ_DEC信号は、割込コント
ローラから読み出されているときを示し、INT_DECODE信
号は、割込コントローラに書き込みが行われているとき
を示す。TMR_40_DEC信号は、タイマにアクセスしている
ときを示す。MISCL_DEC_EN信号がデコーディングを認定
することによって、デコード信号は、MISC−L11
8aについては、イネーブルされ絶対的にデコードさ
れ、一方、MISC−E118bについてはディゼーブ
ルされる。次に図10を参照すると、ISA装置に対す
る非ポスタブルPCII/Oデコード(non-postalbe PC
I I/O)を示すための、非ポスタブル領域デコード・ロジ
ック346が示されている。NO-POST信号は、特にリセ
ット動作について、I/Oアドレス60または92がア
クセスされているとき、GPIO15_DEC信号がアサートされ
ているとき、またはNO_POST_EN信号がコンフィギュレー
ション・レジスタ224によってイネーブルされている
ときを示す。図10にはさらに、拡張DMAコントロー
ラ214のためのデコード・ロジック348が示されて
いる。EDMA_DECODE信号は、拡張DMAコントローラが
アクセスされているときを示す。EDMA_DECODE_EN信号は
このデコード・ロジックをイネーブルし、MISCL_DEC_EN
信号は、アドレスC14hおよびC1h, 00xxbにおいて、MI
SC−L118AにEDMAを絶対的にデコードさせ、
アドレスC1ChおよびC1h,10xxbにおいて、MISC−E
118BにEDMAを絶対的にデコードさせる。図10
にはさらに、MISC118のI/Oレジスタがアクセ
スされている場合を示すロジック350が示されてい
る。MISC_IO_DEC信号は、拡張DMAレジスタ(EDMA_DEC
ODE)、パワー管理レジスタ(PM_DECODE)、割込コントロ
ーラ・レジスタ(INT_DECODE)またはタイマ・レジスタ(T
MR_40_DECODE)がアクセスされている場合を示す。以上
のように、MISC−L118aおよびMISC−E1
18bは、内部I/Oレジスタおよび外部I/Oレジス
タに指定されたサイクルをデコードするために、上述の
アドレス・デコード・ロジックを含む。各MISC11
8は同一のロジックを含むが、ソフトウエアによってM
ISC−L118aおよびMISC−E118bのコン
フィギュレーションを設定し、各々が機能の内所定のも
ののみをイネーブルするようにしている。コンフィギュ
レーション・レジスタ224からのイネーブル信号は、
どの機能がイネーブルされているのかを識別する。
【0048】次に図11を参照すると、DMAコントロ
ーラ222およびフロッピ・ディスク・ドライブ130
のためのデコード・ロジックが示されている。レガシD
MAデコード・ブロック400は、PCI_ADDR[31:2]バ
ス、マスタDMAイネーブル(MASTER_DMA_EN)信号、PCI
_INTA信号、およびPM_IO_信号を受け取る。DMAコン
トローラ222のレジスタのいずれかがアクセスされる
と、LDMA_DEC[4:0]バスが当該レジスタを示し、その他
の場合、このバスはアイドル状態を示す。分散DMAデ
コード・ブロック402は、PCI_ADDR[31:1]バス、PCI_
INTA信号、PM_IO_信号、および分散DMAチャネルがロ
ーカルかあるいはリモートかを示す信号(DMA_LOCAL_EN
[7:5, 3:0]を受け取る。PCIアドレスが、ローカル分
散DMAコントローラ222のいずれかのレジスタに対
応する場合、DDMA_DEC[4:0]バスが当該レジスタを示
し、その他の場合、DDMA_DEC[4:0]バスはアイドル状態
を示す。フロッピ・デコード・ブロック404はPCI_AD
DR[31:2]バス、PCI_INTA信号およびPM_IO_信号を受け取
る。前記レジスタのいずれかが、MSIO124内に含
まれるフロッピ・コントローラのレジスタに対応する場
合、FLOPPY_DEC[4:0]バスが当該レジスタを示し、その
他の場合、FLOPPY_DEC[4:0]バスはアイドル状態を示
す。
【0049】MISC118の再試行エンジン218
は、LDMA_DEC[4:0]バス、DDMA_DEC[4:0]バス、およびFL
OPPY_DEC[4:0]バスを受け取り、分散DMA処理を実行
する。DDMA_CHN_WORKING信号は、分散DMA状態機械が
実行しているときを示す。DDMA_CHN_BTRDY信号は、MI
SC−E118bの後ろで、ISAバス140上でサイ
クルが発生するまで、TRDY_を阻止する。DDMA_MST_DEC
信号およびDDMA_ISA_DEC信号は、MISC−Lのマスタ
DMAコントローラ222がアクセスされている場合を
示す。DDMA_CHN_DEC信号は、DMAチャネルがアクセス
される場合を示している。
【0050】図12のA〜Gは、絶対的デコーディング
および減算的デコーディングにおいて用いられる種々の
回路を示す。まず図12Aを参照すると、EISAバス
が準備できているときを示す信号(EISA_READY)を受け取
る、Dフリップ・フロップ500およびANDゲート5
02が示されている。ANDゲート502の反転入力
は、PCI−EISAサイクル開始(PCI_START)信号を
受け取り、非反転入力は、フリップ・フロップ500の
出力を受け取る。ANDゲート502は、データ有効信
号(EDAV)を生成する。図12Bには、再試行または再試
行コンフィギュレーション(環境設定)処理が行われる
ときを示すためのロジックが示されている。ANDゲー
ト504は、CLOCK_SLOW_MASK信号に接続された入力
と、CPU_OWNER信号に接続された反転入力と、ORゲー
ト510の入力に接続された出力とを有する。CLOCK_SL
OW_MASK信号は、非CPUサイクルをマスクし、再試行
を強制する。CPU_OWNER信号は、CPUがバスサイクル
を所有するときを示す。ANDゲート506は、PCI LO
CK(L_PCILOCK)信号のラッチされたバージョンに接続さ
れた入力と、ロック・サイクル(LOCKED)信号に接続され
た第2入力と、ORゲート510の入力に接続された出
力とを有する。ANDゲート508は、LOCKED信号に接
続された反転入力、リフレッシュ・ホールド要求(S_RHO
LD)信号に接続された第2の入力、およびIDE_SD_GNT信
号に接続された第3の入力、ならびにORゲート510
の入力に接続された出力を有する。IDE_SD_GNT信号は、
EDMA214がISAバス138または140を所有
するときを示す。上述の既にORゲート510に受け取
られた信号に加えて、再試行エンジンのリトライ(REM_R
ETRY)信号、割込コントローラ・リトライ(INT_RETRY)信
号、および反転アドレス・ラッチ・イネーブル(N_ALE)
信号が、ORゲート510に受け取られる。ORゲート
510の出力はリトライ(RETRY)信号を供給する。OR
ゲート512は、ANDゲート506からの出力を受け
取り、N_ALE信号に接続された反転入力を有し、リトラ
イ・コンフィギュレーション・サイクル(RETRY_CONFIG)
信号を生成する。
【0051】次に図12Cを参照すると、ブロック51
4が示されている。ブロック514は、PCIコマンド
/バイト・イネーブル信号(I_CBE[3:0])を受け取り、こ
れらの信号のANDを取り、バイト・イネーブル(NO_B
E)信号を生成する。Dフリップ・フロップ516がNO_B
E信号を受け取り、同期バージョン(S_NO_BE)を生成す
る。Dフリップ・フロップ518がPCIイニシエータ
・レディ信号(I_IRDY)を受け取り、この信号の同期バー
ジョン(S_IRDY)を生成する。図12Dには、ID選択信
号(S_IDSEL)を生成し、PCIコンフィギュレーション
・サイクルをデコードするためのロジックが示されてい
る。マルチプレクサ520は、PCIアドレス・ビット
30(I_AD[30])に接続された0入力、およびPCIアド
レス/データ信号31(I_AD[31])に接続された1入力、
ならびにラップトップ/拡張入力ピン(I_LAP_EXP_)に接
続された選択入力を有する。Dフリップ・フロップ52
2は、マルチプレクサ520の出力を受け取り、同期I
D選択信号(S_IDSEL)を生成する。
【0052】次に図12Eを参照すると、PCIコマン
ド/バイト・イネーブル信号から右/リード(PW_R_)信
号およびメモリ/IO(PM_IO_)信号を生成するための、
バッファリング・ロジック524,526が示されてい
る。図12Fには、コンフィギュレーション・コマンド
が存在するとき、およびコンフィギュレーション・サイ
クルが発生しているときを示すためのロジックが示され
ている。比較器528はPCIコマンド信号(PCI_CMD
[3:1])を受け取り、ビット3:1が1:0:1に等しいとき、コ
ンフィギュレーション・コマンド(CONFIG_CMD)を示す。
比較器530はPCIアドレス・ビット1〜0(PCI_ADD
R[1:0]を受け取り、ビット1および0が双方とも0に等
しい場合、ANDゲート532に出力を供給する。ま
た、ANDゲート532は、CONFG_CMD信号を受信し、C
ONFIG_CYCLE信号を供給する。
【0053】次に図12Gを参照すると、本質的にはO
Rゲートの集合体であり、PCI_CMD[3:0]バスを既知の無
効PCIコマンド値と比較し、値が存在する場合INVALI
D_CYCLE信号を生成する、ロジック534が示されてい
る。図12Hには、PCIインターフェース200のP
CIスレーブの状態マシンが示されている。フリップ・
フロップ542のQ出力は、図4に示すように、上述の
デコード信号ならびに図5〜11の出力信号と共に、次
の状態ロジック・ブロック540に受け取られる。次の
状態ロジック・ブロック540は、フリップ・フロップ
542への次の状態の指示(D)と共に、種々のPCI
フェーズ指示をPCIインターフェース200に与え
る。次の状態ロジック540の状態マシンを表10〜表
13に示す。
【0054】PCIの仕様によれば、装置選択信号(DEV
SEL#)は、アドレス・フェーズ(図3)に続いて、1、
2または3クロックにわたって、駆動することができ
る。好適実施例は、図12Hに示すように、信号FAST、
MEDおよびSLOWを用い、どのタイミングをO_DEVSEL_信号
に適用すべきかを示す。FRAME_の3クロック以内にI_DE
VSEL_をアサートするエージェントがない場合、MIS
C−L118aまたはMISC−E118bのいずれか
が、減算的デコード・エージェントとして、O_DEVSEL_
を要求しアサートする。次の状態ロジック540によっ
て供給される信号には、PCIバスがアイドル状態にあ
るときを示すアイドル(IDLE)信号、MISC118が応
答を待っている間PCIバスを保持していることを示す
待ち(WAIT)信号、データ・レディ(DATA_RDY)信号、PC
Iバス・ビジー(PCI_BUSY)信号、PCIバス・リトライ
(RETRY)信号、およびPCIサイクルがISAバス・サ
イクルを試行しているのでEDMA214はISAバス
を放棄しなければならないことを示す、スレーブ・プリ
エンプション(SLV_PRE)信号が含まれる。
【0055】次に図12のIを参照すると、PCIバス
上のアドレスに応答し、サイクルを要求するためのロジ
ックが示されている。ANDゲート550は、I_FRAME_
信号に接続された第1の反転入力、I_RDY信号に接続さ
れた第2の反転入力、DDMA_CHN_BTRDY信号に接続された
第3の反転入力、およびDATA_RDY信号に接続され、OR
ゲート552の1入力に出力を供給する第4の入力を有
する。ORゲート552の第2の入力は、RETRY信号を
受け取り、Dフリップ・フロップ554の入力に出力を
供給する。Dフリップ・フロップ554の反転出力は、
PCIストップ信号(O_STOP_)を供給する。ORゲート
556は、DDMA_CHN_DECおよびDDMA_CHN_WORKING信号を
受け取り、ANDゲート558の入力に出力を供給す
る。ANDゲート560の入力およびANDゲート55
8の第2の入力は、MED信号に接続されている。AN
Dゲート560の第2の入力は、DDMA_MST_DEC信号に接
続されている。ANDゲート558,560の出力は、
ORゲート562の入力に供給される。また、ORゲー
ト562は、RETRY信号、DATA_RDY信号、WAIT信号およ
びSLV_PRE信号も受け取り、フリップ・フロップ564
のD入力に出力を供給する。フリップ・フロップ564
の反転出力は、PCI装置選択信号(O_DEVSEL_)を供給
する。ANDゲート566は、DATA_RDY信号およびDDMA
_CHN_BTRDY信号を受け取り、Dフリップ・フロップ56
8の入力に出力を供給する。Dフリップ・フロップ56
8の出力は、PCIターゲット・レディ信号(O_TRDY_)
信号を供給する。
【0056】MISC118は、絶対的または減算的に
O_DEVSEL_をアサートし、PCIトランザクションを要
求する。MISC118がO_DEVSEL_をアサートする
と、PCIバス112上でトランザクションが終了する
まで、O_DEVSEL_をニゲートしない。PCIの仕様で
は、装置選択信号は、高速、中速、低速、または減算デ
コード・タイミングを満足するようにアサート可能であ
ることが示されている。PCIエージェントが低速サン
プリング・タイムによってサイクルを要求していない場
合、MISC118はO_DEVSEL_をアサートし、ISA
バス138または140のためのサイクルを減算的に要
求することができる。MISC−L118aおよびMI
SC−E118b双方がPCIバス112上に存在する
場合、絶対的および減算的にデコードされた領域に対し
てエージェントが責任を負う、内部I/O絶対的デコー
ド・イネーブル・コンフィギュレーション・レジスタを
通じて同意を得る。しかしながら、ラップトップ・コン
ピュータLが拡張ベースE内にドッキングされていない
場合、MISC−Lは、そのレジスタ、内部装置、およ
び内部ISAバス138上の装置の絶対的デコーディン
グおよび減算的デコーディングの双方を受け持つ。
【0057】表10〜表13を参照すると、次の状態ロ
ジック540に対する遷移状態が記載されている。いく
つかの信号を除いて、表10の欄「条件」を構成する次
の状態ロジック540への入力は先に述べたものであ
る。分散DMAロジックは、開始(START_PCI_SLV)信号
のような、分散DMAチャネルがPCIバス112上で
DMA転送を開始していることをPCIスレーブロジッ
ク200に示すための、所定の開始および終了信号、お
よび分散DMA転送が終了したときをPCIスレーブ・
ロジック200に示す分散DMAチャネル終了(DC_FINI
SH)信号を含む。PCI_SD_GNT信号は、PCIスレーブ2
00がISAバス138または140を所有するときに
アサートされる。RE_RETRY信号は、MISC−L118
aが現サイクルをリトライすべきことを意味する、内部
MISC118信号である。
【0058】本発明の減算的および絶対的デコード機構
について特に重要なのは、内部I/O絶対的デコード・
イネーブル・コンフィギュレーション・レジスタから供
給される減算的デコード(SUB_DECODE_EN)信号の使用で
ある。この信号は状態マシンによって使用され、図12
のIのロジックが受け取る信号を生成することにより、
O_DEVSEL_信号がアサートされ、サイクルを減算的に要
求する。FAST、MEDまたはSLOWタイミングでサイクルが
絶対的に要求されない場合、減算的デコーディングがイ
ネーブルされているMISC118が、そのサイクルを
要求する。したがって、ラップトップ・コンピュータL
がドッキングされていない場合、MISC−L118a
は、絶対的および減算的デコーディング双方を実行する
ように構成される。ラップトップ・コンピュータLが拡
張ベースEにドッキングされると、MISC−L118
aは、コンフィギュレーション・レジスタを通じて、そ
の内部I/OレジスタおよびそのISAバス138上に
存在することが知られているISA装置へのサイクルを
絶対的にデコードするように構成される。ドッキングさ
れた場合、MISC−E118bは、その内部および外
部I/Oレジスタに対するサイクルを絶対的にデコード
し、他の全サイクルを減算的にデコードする。
【0059】
【表10】
【0060】
【表11】
【0061】
【表12】
【0062】
【表13】
【0063】以上の本発明の開示および記載は、本発明
の例示および説明であり、本発明の精神から逸脱するこ
となく、サイズ、形状、物質、構成要素、回路要素、配
線接続および接点における様々な変更、ならびに図示し
た回路および構造ならびに処理方法の詳細における変更
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】好適実施例のラップトップ・コンピュータ・シ
ステムLおよび対応する拡張ベース・ユニットEを示す
ブロック図。
【図2】好適実施例によるモービル・インテグテイテド
・システム・コントローラを示すブロック図。
【図3】PCIバス・トランザクションを示すタイミン
グ図。
【図4】好適実施例による、アドレス・デコード処理を
するためのMISCの一部を示すブロック図。
【図5】好適実施例による、所定の装置選択信号をデコ
ードするロジックを示すブロック図。
【図6】好適実施例による、所定の装置選択信号をデコ
ードするロジックを示すブロック図。
【図7】好適実施例による、所定の装置選択信号をデコ
ードするロジックを示すブロック図。
【図8】好適実施例による、所定の装置選択信号をデコ
ードするロジックを示すブロック図。
【図9】好適実施例による、所定の装置選択信号をデコ
ードするロジックを示すブロック図。
【図10】好適実施例による、所定の装置選択信号をデ
コードするロジックを示すブロック図。
【図11】好適実施例による、直接メモリ・アクセス
(DMA)サイクルをデコードするロジックを示すブロ
ック図。
【図12】好適実施例によるMISCのある制御信号を
発生するロジックを示す詳細ブロック図。
【符号の説明】
L ラップトップ部分 E 拡張ベース・ユニット部分 100 中央演算装置 102 キャッシュ・メモリ 104 モービル・データ・バッファ 106 システム・メモリ 108 モービル周辺要素相互接続バス・キャッシュ
・コントローラ 110 ホスト・バス 112 PCIバス 114 ビデオ・グラフィック・コントローラ 116 カードバス・インターフェース 118 モービル一体化システム・コントローラ 120 低電力液晶表示装置 122 ハード・ドライブ 126 ROM 130 フロッピ・ドライブ 132 キーボード 134 パラレル・ポート 136 マイクロコントローラ標準的シリアル・ポー
ト 138、140 業界標準アーキテクチャ 146 クイックスイッチ 148 PCIスロット 150 ポインティング・デバイス 200 PCIインターフェース・ロジック 202 ISAインターフェース 204 PCIバス・アービタ 206 ISAバス・アービタ 208 ライト(書込)・ポスト・バッファ 210 リード(読出)先行バッファ 212 ライト・アセンブリ・ラッチ 214 拡張直接メモリ・アクセス(DMA)コント
ローラ 216 ISAバス・マスタ・ロジック 218 再試行(リトライ)エンジン 220 PCIライト・ポスティングおよびEDMA
ライト・バッファ 222 DMAコントローラ 224 コンフィギュレーション・レジスタ 226 割込コントローラ 228 パワー管理ロジック 230 タイマ 232 シリアル・インターフェース・ロジック 234 シリアル割込ロジック 236 ISAプラグ・アンド・プレイ・ロジック 238 絶対的デコーダ 300 ROMチップ選択デコーダ 304 シリアル・ポート・デコード・ロジック 306 アドレス比較器 308、310 ハード・ドライブ・デコード・ロジ
ック 316 比較器 318 2入力ANDゲート 320 ORゲート 324、328 フリップ・フロップ 326 3入力ANDゲート 330 3入力ANDゲート 332 ANDゲート 340 アドレス比較器 342 ANDゲート 346 非ポスタブル領域デコード・ロジック 348 デコード・ロジック 350 ロジック 400 レガシDMAデコード・ブロック 402 分散DMAデコード・ブロック 404 フロッピ・デコード・ブロック 500 Dフリップ・フロップ 502 ANDゲート 504、506、508 ANDゲート 510、512 ORゲート 516、518 Dフリップ・フロップ 520 マルチプレクサ 522 Dフリップ・フロップ 524、526 バッファリング・ロジック 528、530 比較器 532 ANDゲート 534 ロジック 542 フリップ・フロップ 540 次の状態ロジック・ブロック 550、558、560、566 ANDゲート 552、556、562 ORゲート 554、568 Dフリップ・フロップ 564 フリップ・フロップ
フロントページの続き (71)出願人 591030868 20555 State Highway 249,Houston,Texas 77070,United States o f America (72)発明者 デーヴィッド・ジェイ・マグイリ アメリカ合衆国テキサス州77379,スプリ ング,サニー・ポイント・ドライブ 8806 (72)発明者 ドワイト・ディー・リリー アメリカ合衆国テキサス州77064,ヒュー ストン,ウエスト・グリーンズ・ロード 7250,アパートメント・ナンバー 309 (72)発明者 ジェームズ・アール・エドワーズ アメリカ合衆国コロラド州80501,ロング モント,チェリー・ウッド・ドライブ 536

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ・システムにおいて、 バス・サイクルを提供するプロセッサと、 前記プロセッサに結合され、前記バス・サイクルを搬送
    するメザニン・バスと、 第1の入出力バスと、 前記メザニン・バスと前記第1の入出力バスとの間に結
    合された第1のブリッジであって、前記第1の入出力バ
    スに指定されたバス・サイクルを絶対的にデコードしか
    つ要求し、そして選択的にバス・サイクルを減算的にデ
    コードしかつ要求する機能を含む第1のアドレス・デコ
    ーダを備えた第1のブリッジと、 第2の入出力バスと、 前記メザニン・バスと前記第2の入出力バスとの間に結
    合された第2のブリッジであって、前記第2の入出力バ
    スに指定されたバス・サイクルを絶対的にデコードしか
    つ要求し、そして選択的にバス・サイクルを減算的にデ
    コードしかつ要求する機能を含む第2のアドレス・デコ
    ーダを備えた第2のブリッジとから成り、 前記第1のブリッジの減算的デコード動作がイネーブル
    され、前記第2のブリッジの減算的デコード動作がディ
    ゼーブルされた場合、前記第1のブリッジが減算的にバ
    ス・サイクルをデコードしかつ要求し、 前記第2のブリッジの減算的デコード動作がイネーブル
    され、前記第1のブリッジの減算的デコード動作がディ
    ゼーブルされた場合、前記第1のブリッジが絶対的にデ
    コードされないバス・サイクルを要求せずに、前記第2
    のブリッジが絶対的にデコードされないバス・サイクル
    を減算的にデコードしかつ要求することを特徴とするコ
    ンピュータ・システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンピュータ・システム
    において、前記メザニン・バスは、第1の部分と第2の
    部分とから成り、前記第1および第2の部分はコネクタ
    によって接続可能であり、前記第1の部分は前記プロセ
    ッサに結合されており、前記第1のブリッジは前記第1
    の部分に結合され、前記第2のブリッジは前記第2の部
    分に結合されており、 前記コンピュータ・システムはさらに、前記第1および
    第2の部分が接続されたか否かを検出する手段を含み、 前記第1および第2の部分が接続されていない場合、前
    記第1のブリッジはバス・サイクルを減算的にデコード
    しかつ要求し、 前記第1および第2の部分が接続されている場合、前記
    第1および第2のブリッジの一方のみがバス・サイクル
    を減算的にデコードしかつ要求することを特徴とするコ
    ンピュータ・システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンピュータ・システム
    において、該システムはさらに、 前記第1の入出力バスに結合された第1の入出力装置で
    あって、第1のアドレス範囲においてアドレス指定可能
    な前記第1の入出力装置と、 前記第2の入出力バスに結合された第2の入出力装置で
    あって、第2のアドレス範囲においてアドレス指定可能
    な前記第2の入出力装置とを含み、 前記第1および第2のブリッジはそれぞれ、前記第1お
    よび第2のアドレス範囲へのアドレスのデコード動作を
    選択的にイネーブルするためのコンフィギュレーション
    ・レジスタを含むことを特徴とするコンピュータ・シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコンピュータ・システム
    において、前記第1および第2の入出力装置は、同一ア
    ドレス範囲において同一であることを特徴とするコンピ
    ュータ・システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコンピュータ・システム
    において、該システムはさらに、 前記第1の入出力バスに接続された第1のの入出力装置
    であって、第1のアドレス範囲においてアドレス指定可
    能な前記第1の入出力装置と、 前記第2の入出力バスに結合された第2の入出力装置で
    あって、第2のアドレス範囲においてアドレス指定可能
    な前記第2の入出力装置とを含み、 前記第1および第2のブリッジはそれぞれ、前記第1お
    よび第2のアドレス範囲へのアドレスのデコード動作を
    選択的にイネーブルするためのコンフィギュレーション
    ・レジスタを含むことを特徴とするコンピュータ・シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のコンピュータ・システム
    において、前記第1および第2の入出力装置は、同一ア
    ドレス範囲において同一であることを特徴とするコンピ
    ュータ・システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のコンピュータ・システム
    において、前記第1および第2のブリッジは、減算的デ
    コード動作をイネーブルするためのコンフィギュレーシ
    ョン・ビットを含み、前記第1および第2のアドレス・
    デコーダは、前記ビットが減算的デコード動作がイネー
    ブルされていることを示す場合、アドレスを減算的にデ
    コードし、前記第1および第2のアドレスデコーダは、
    前記ビットが減算デコード動作がディゼーブルされてい
    ることを示す場合、アドレスを絶対的にデコードするこ
    とを特徴とするコンピュータ・システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のコンピュータ・システム
    において、前記メザニン・バスは、周辺素子相互接続
    (PCI)バスであることを特徴とするコンピュータ・
    システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のコンピュータ・システム
    において、前記第1および第2の入出力バスは、業界標
    準アーキテクチャ(ISA)バスであることを特徴とす
    るコンピュータ・システム。
  10. 【請求項10】 コンピュータ・システムにおいて、 ユーザからの入力を受け取る入力装置と、 バス・サイクルを前記入力装置に供給するプロセッサ
    と、 前記プロセッサに結合され、前記バス・サイクルを搬送
    するメザニン・バスと、 第1の入出力バスと、 前記メザニン・バスと前記第1の入出力バスとの間に結
    合された第1のブリッジであって、前記第1の入出力バ
    スに指定されたバス・サイクルを絶対的にデコードしか
    つ要求し、そして選択的にバス・サイクルを減算的にデ
    コードする機能を含む第1のアドレス・デコーダを備え
    た第1のブリッジと、 第2の入出力バスと、 前記メザニン・バスと前記第2の入出力バスとの間に結
    合された第2のブリッジであって、前記第2の入出力バ
    スに指定されたバス・サイクルを絶対的にデコードしか
    つ要求し、そして選択的にバス・サイクルを減算的にデ
    コードする機能を含む第2のアドレス・デコーダを備え
    た第2のブリッジとから成り、 前記入力装置は前記第1および第2のバスに取付可能で
    あり、 前記第1のブリッジの減算的デコーディングがイネーブ
    ルされ、前記第2のブリッジの減算的デコーディングが
    ディゼーブルされた場合、前記第1のブリッジが減算的
    にバス・サイクルをデコードしかつ要求し、 前記第2のブリッジの減算的デコーディングがイネーブ
    ルされ、前記第1のブリッジの減算的デコーディングが
    ディゼーブルされた場合、前記第1のブリッジは絶対的
    にデコードされないバス・サイクルを要求せず、前記第
    2のブリッジは絶対的にデコードされないバス・サイク
    ルを減算的にデコードしかつ要求することを特徴とする
    コンピュータ・システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記メザニン・バスは、第1の部分と第
    2の部分とから成り、前記第1および第2の部分はコネ
    クタによって接続可能であり、前記第1の部分は前記プ
    ロセッサに結合されており、前記第1のブリッジは前記
    第1の部分に結合され、前記第2のブリッジは前記第2
    の部分に結合されており、 前記コンピュータ・システムはさらに、前記第1および
    第2の部分が接続されたか否かを検出する手段を含み、 前記第1および第2の部分が接続されていない場合、前
    記第1のブリッジはバス・サイクルを減算的にデコード
    しかつ要求し、 前記第1および第2の部分が接続されている場合、前記
    第1および第2のブリッジの一方のみがバス・サイクル
    を減算的にデコードしかつ要求することを特徴とするコ
    ンピュータ・システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、該システムはさらに、 前記第1の入出力バスに結合された第1の入出力装置で
    あって、第1のアドレス範囲においてアドレス指定可能
    な前記第1の入出力装置と、 前記第2の入出力バスに結合された第2の入出力装置で
    あって、第2のアドレス範囲においてアドレス指定可能
    な前記第2の入出力装置とを含み、 前記第1および第2のブリッジはそれぞれ、前記第1お
    よび第2のアドレス範囲へのアドレスのデコーディング
    を選択的にイネーブルするためのコンフィギュレーショ
    ン・レジスタを含むことを特徴とするコンピュータ・シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1および第2の入出力装置は、同
    一アドレス範囲において同一であることを特徴とするコ
    ンピュータ・システム。
  14. 【請求項14】 請求項10記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、該システムはさらに、 前記第1の入出力バスに接続された第1のの入出力装置
    であって、第1のアドレス範囲においてアドレス指定可
    能な前記第1の入出力装置と、 前記第2の入出力バスに結合された第2の入出力装置で
    あって、第2のアドレス範囲においてアドレス指定可能
    な前記第2の入出力装置とを含み、 前記第1および第2のブリッジはそれぞれ、前記第1お
    よび第2のアドレス範囲へのアドレスのデコーディング
    を選択的にイネーブルするためのコンフィギュレーショ
    ン・レジスタを含むことを特徴とするコンピュータ・シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1および第2の入出力装置は、同
    一アドレス範囲において同一であることを特徴とするコ
    ンピュータ・システム。
  16. 【請求項16】 請求項10記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1および第2のブリッジは、減算
    的デコーディングをイネーブルするためのコンフィギュ
    レーション・ビットを含み、前記第1および第2のアド
    レス・デコーダは、前記ビットが減算的デコーディング
    がイネーブルされていることを示す場合、アドレスを減
    算的にデコードし、前記第1および第2のアドレス・デ
    コーダは、前記ビットが減算的デコーディングがディゼ
    ーブルされていることを示す場合、アドレスを絶対的に
    のみデコードすることを特徴とするコンピュータ・シス
    テム。
  17. 【請求項17】 請求項10記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記メザニン・バスは周辺要素相互接続
    (PCI)バスであることを特徴とするコンピュータ・
    システム。
  18. 【請求項18】 請求項10記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1および第2の入出力バスは、業
    界標準アーキテクチャ(ISA)バスであることを特徴
    とするコンピュータ・システム。
  19. 【請求項19】 請求項10記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、該システムはさらに、 大容量記憶システムと、 ビデオ表示システムとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータ・システム。
  20. 【請求項20】 コンピュータ・システムにおいて、 モービル部分であって、 バス・サイクルを供給するプロセッサと、 前記プロセッサに結合されたメザニン・バスと、 第1の入出力バスと、 前記メザニン・バスと前記第1の入出力バスとの間に結
    合された第1のブリッジであって、前記第1の入出力バ
    スに指定されたバス・サイクルを絶対的にデコードしか
    つ要求し、そして選択的にバス・サイクルを減算的にデ
    コードする機能を含む第1のアドレス・デコーダを備え
    た第1のブリッジとから成るモービル部分と、 前記モービル部分に接続可能な拡張ベース部分であっ
    て、 前記モービル部分が前記拡張ベース部分に接続されると
    き、前記メザニン・バスに接続されるメザニン拡張バス
    と、 第2の入出力バスと、 前記メザニン・バスと前記第2の入出力バスとの間に結
    合された第2のブリッジであって、前記第2の入出力バ
    スに指定されたバス・サイクルを絶対的にデコードしか
    つ要求し、そして選択的にバス・サイクルを減算的にデ
    コードする機能を含む第2のアドレス・デコーダを備え
    た第2のブリッジとから成る拡張ベース部分とを具備す
    ることを特徴とするコンピュータ・システム。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記モービル部分が前記拡張ベースに接
    続された場合、前記第1のブリッジは絶対的にデコード
    されたバス・サイクルを要求ぜず、前記第2のブリッジ
    がバス・サイクルを減算的にデコードしかつ要求し、前
    記モービル部分が前記拡張ベースに接続されない場合、
    前記第1のブリッジはバス・サイクルを減算的にデコー
    ドしかつ要求することを特徴とするコンピュータ・シス
    テム。
  22. 【請求項22】 請求項20記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記メザニン・バスは周辺要素相互接続
    (PCI)バスであることを特徴とするコンピュータ・
    システム。
  23. 【請求項23】 請求項20記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1および第2の入出力バスは、業
    界標準アーキテクチャ(ISA)バスであることを特徴
    とするコンピュータ・システム。
  24. 【請求項24】 コンピュータ・システムにおいてアド
    レスをデコードするデコード方法であって、前記コンピ
    ュータ・システムは、バス・サイクルを与えるプロセッ
    サと、前記プロセッサに結合され、前記バス・サイクル
    を搬送するメザニン・バスと、第1の入出力バスと、前
    記メザニン・バスと前記第1の入出力バスとの間に結合
    された第1のブリッジであって、前記第1の入出力バス
    に指定されたバス・サイクルを絶対的にデコードしかつ
    要求する第1のアドレス・デコーダを有し、該第1アド
    レス・デコーダが更に選択的にバス・サイクルを減算的
    にデコードする機能を含む、前記第1のブリッジと、第
    2の入出力バスと、前記メザニン・バスと前記第2の入
    出力バスとの間に結合された第2のブリッジであって、
    前記第2の入出力バスに指定されたバス・サイクルを絶
    対的にデコードしかつ要求する第2のアドレス・デコー
    ダを有し、該第2のアドレス・デコーダが更に選択的に
    バス・サイクルを減算的にデコードする機能を含む、前
    記第2のブリッジとから成り、前記デコード方法は、 前記第1のブリッジを、絶対的デコーディングのみを行
    うように構成するステップと、 前記第2のブリッジを、絶対的デコーディングおよび減
    算的デコーディングを行うように構成するステップと、 前記プロセッサがバス・サイクルを装置に供給するステ
    ップと、 前記装置が前記第1のバスに結合されている場合にの
    み、前記第1のブリッジが前記バス・サイクルをデコー
    ドしかつ要求するステップと、 前記装置が前記第2のブリッジに結合されている場合、
    または前記第1のブリッジが前記バス・サイクルを要求
    しない場合に、前記第2のブリッジが前記バス・サイク
    ルをデコードしかつ要求するステップとから成ることを
    特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の方法において、該方
    法はさらに、 前記第1のブリッジを、絶対的および減算的デコーディ
    ングを行うように構成するステップと、 前記第2のブリッジをディゼーブルするステップと、 バス・サイクルを装置に供給するステップと、 前記第1のブリッジが前記バス・サイクルをデコードし
    かつ要求するステップとを含むことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の方法において、前記
    メザニン・バスは周辺要素相互接続(PCI)バスであ
    ることを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 請求項24記載の方法において、前記
    第1および第2の入出力バスは、業界標準アーキテクチ
    ャ(ISA)バスであることを特徴とする方法。
JP9196149A 1996-07-19 1997-07-22 バス上のアドレスの絶対的及び減算的デコード装置及び方法 Pending JPH10116246A (ja)

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