JPH10112834A - 映像検索方法および装置 - Google Patents

映像検索方法および装置

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JPH10112834A
JPH10112834A JP8264123A JP26412396A JPH10112834A JP H10112834 A JPH10112834 A JP H10112834A JP 8264123 A JP8264123 A JP 8264123A JP 26412396 A JP26412396 A JP 26412396A JP H10112834 A JPH10112834 A JP H10112834A
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隆 佐藤
Yukinobu Taniguchi
行信 谷口
Hiroshi Hamada
洋 浜田
Yasumasa Niikura
康巨 新倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テロップの空間的配置を検索キーとし、映像
に現れるテロップの空間的配置に基づいて低い処理コス
トで映像を検索する映像検索装置を提供する。 【解決手段】 テロップ検出部1により、映像データか
らテロップが検出され、テロップ領域データが出力され
る。入力部3には、検索キーとして、検索したいテロッ
プの空間的存在範囲が入力される。選択部2は、テロッ
プ領域データに基づいたテロップの空間的配置と、検索
キーとを比較する。比較結果に基づいてスイッチを切替
え、映像データを表示部に送るかどうかを決める。表示
部4は入力された映像データを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を検索する装
置に関し、特に、映像に含まれるテロップの配置を用い
て映像を検索する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大量の映像から必要な部分を検索するた
めに、映像の内容に基づいて検索する方法があるが、検
索キーとして映像に含まれるテロップを用いる方法が注
目されている。テロップは、文字や記号で構成されるこ
とが多く、意味が明確であり、テロップの配置に典型的
な出現パターンがあり、映像の内容をよく反映するとい
う特徴があるためである。
【0003】従来技術では、映像からテロップ領域の画
像を抽出し、テロップに含まれる文字を認識し、文字情
報を検索キーとして比較することによって映像を検索し
ている(例えば、茂木他、「ニュース映像中の文字認識
に基づく記事の索引付け」、電子情報通信学会技術研究
報告IE95−153,1996など)。この方法で
は、画像に対して1次微分によるエツジ抽出を行ない、
エッジ画像を横方向と縦方向に投影し、テロップの存在
する矩形領域を切り出している。テロップの個々の文字
領域の64箇所において、8種類のGaborフィルタ
の出力であるGabor特徴量を計算し、合計512次
元の特徴量を部分空間に射影することによって文字認識
を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
る映像検索装置では、テロップの出現する位置に基づい
た検索は不可能であった。また、テロップを文字認識に
よって解釈するために、コストの高い文字認識の処理が
必要であった。また、文字認識率がさほど高くないため
に、検索効率はあまりよくなかった。さらに、文字認識
の対象画像には、高い品質が必要とされるので、テロッ
プ領域の画像を高品質に抽出する処理コストが高くなる
という欠点があった。
【0005】本発明の目的は、テロップの空間的配置を
検索キーとし、映像に現れるテロップの空間的配置に基
づいて低い処理コストで映像を検索する映像検索装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の映像検索
方法は、映像データからテロップの位置を検出するテロ
ップ検出段階と、検索対象テロップの空間的配置を示す
位置データを検索キーとして入力する検索キー入力段階
と、テロップ検出段階の出力と検索キーの比較結果に基
づいて映像データの表示、非表示を制御する選択段階
と、映像データを表示する表示段階とを有する。
【0007】また、本発明の第2の映像検索方法は、映
像データからテロップ位置を検出するテロップ検出段階
と、映像データとテロップの空間配置を示す位置データ
の組合わせを索引情報として記録する記録段階と、検索
対象テロップの空間的配置を示す位置データを検索キー
として入力する検索キー入力段階と、記録された索引情
報と検索キーの比較結果に基づいて記録部から映像デー
タを選出する選択段階と、映像データを表示する表示段
階とを有する。
【0008】また、本発明の第1の映像検索装置は、映
像検索装置において、映像データからテロップを検出す
るテロップ検出部と、検索したいテロップの空間的配置
の位置情報を検索キーとして入力する検索キー入力部
と、テロップ検出部の出力と検索キーの比較結果に基づ
いて映像データの表示、非表示を制御する選択部と、映
像データを表示する表示部を有する。
【0009】さらに、本発明の第2の映像検索装置は、
映像検索装置において、映像データからテロップを検出
するテロップ検出部と、映像データとテロップの空間配
置の位置データの組合わせを索引情報として記録する記
録部と、検索したいテロップの空間的配置を検索キーと
して入力する検索キー入力部と、記録部の索引情報と検
索キーの比較結果に基づいて記録部から映像データを選
ぶ選択部と、映像データを表示する表示部を有する。
【0010】また、本発明には、前記検索キー入力部と
して、入力手段を用いて図形を描くことによって検索し
たいテロップの空間的配置の範囲を入力する入力部を有
するものも含まれる。
【0011】また、前記選択部が、テロップの空間的配
置の位置データと検索キーとを比較し、前者が後者の内
部に存在する、または、重なるものを選択するのが好ま
しい実施態様である。
【0012】また、前記表示部が、選択部によって選択
された映像のフレーム画像と、当該フレーム画像におけ
るテロップの空間的配置位置データを表示するもの、お
よび前記表示部が、選択部によって選択されたフレーム
に対応する映像を表示するものも本発明に含まれる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。まず、テロップの空間的配置
の表現方法について3種類の方法を図面を参照して説明
する。
【0014】第1のテロップの空間的配置表現方法を図
2に示す。この方法は、テロップの外接長方形の左上頂
点の座標と、幅と高さの寸法の組合わせによって表現す
る方法である。図2では、矩形で区画した、テロップに
外接する長方形Rを考え、長方形Rの左上頂点の座標
(x,y)と、幅w、高さhの組合わせ、(x,y,
w,h)によつて表現している。この表現方法の長所
は、一つのテロップを4つの数値で表現できることであ
る。短所は、複雑な形状のテロップの場合には、テロッ
プ以外の余分な領域を含んでしまうことである。
【0015】第2のテロップの空間的配置表現方法を図
3に示す。この方法は、テロップの存在するブロックを
1とし、それ以外を0としたビットマップを用いてテロ
ップを表現する方法である。図3では、図3(a)に示
すテロップ画面をM×N個のブロックに分け、M×Nの
要素からなる図3(b)に示すビットマップを構成す
る。そして、テロップの存在するブロックに対応するビ
ットを1とし、それ以外を0としている。この方法の利
点は、ブロックを小さくするほどテロップを過不足なく
表現できることである。短所は、ブロックを小さくする
ほどビットマップのためのメモリがより多く必要になる
ことである。
【0016】第3のテロップの空間的配置表現方法を図
4に示す。この方法は、上記2つの表現方法を合成した
ものである。すなわち、外接長方形に対応する小さいビ
ットマップを作成し、テロップの存在するブロックを1
とし、それ以外を0とする方法である。
【0017】図4では、図4(a)に示すテロップの外
接長方形(x,y,w,h)と、それに対応する図4
(b)に示す小さいビットマップ(この場合4×2ブロ
ック)によってテロップを表現している。この方法の利
点は、第1の方法に比してテロップを過不足なく表現で
き、第2の方法に比してメモリの使用量が少ないことで
ある。
【0018】以下の実施例では、特に断らないかぎり、
上記3種類のテロップ表現方法のいずれかを用いること
とする。
【0019】また、外接長方形の表現方法として、左上
頂点の座標と、右下頂点の座標の組合わせを用いる方法
も考えられるが、実質的に、上に述ベた方法と同等であ
る。
【0020】次に、検索キーとなるテロップの配置につ
いて図面を参照して説明する。
【0021】映像のテロップの出現の仕方には、慣習や
製作者の意図によって、ある一定の傾向がある。すなわ
ち、図5に示すように、画面の左上部Aには時刻が、右
上部Bには場所や日付が、中央下部Cには人名や場所
が、下部Dにはタイトルや、説明、セリフ、通訳された
セリフが、それぞれ表示される傾向がある。本発明はこ
の傾向を用いて映像を検索している。
【0022】以下に、本発明の実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の映像検索装置の第1
の実施例を示すブロック図である。
【0023】入力される映像データは、連続するフレー
ム画像でもよいし、H.261やMPEGによって符号
化されたものでもよい。テロップ検出部1において、映
像データからテロップが検出され、テロップ領域データ
が出力される。入力部3には、検索キーとして、検索し
たいテロップの空間的存在範囲が入力される。選択部2
は、テロップ領域データに基づいたテロップの空間的配
置と、検索キーとを比較する。比較結果に基づいてスイ
ッチを切り替え、映像データを表示部に送るかどうかを
決める。表示部4は、入力された映像データを表示す
る。
【0024】テロップ検出部1の実現方法には、あらか
じめ映像に与えられたテロップ情報を用いる方法と、画
像処理や画像認識の技術を用いて映像を処理することに
よってテロップ部分を抽出する自動的な検出方法の2通
りが考えられる。
【0025】テロップの自動的な検出方法には、例え
ば、テロップの画像領域が背景部分に比ベて高輝度であ
りエッジを抽出しやすいという性質を用いた方法(例え
ば、茂木他、「ニュース映像中の文字認識に基づく記事
の索引付け」、電子情報通信学会技術研究報告IE95
−153,1996等)や、MPEG等のフレーム間の
相関を用いて符号化された映像データのうち、フレーム
間の相関を用い、かつ、動き補償を用いないで符号化さ
れた画素が時間的空間的に集中している部分を抽出する
方法(特願平8−131898号「動画像テロップ抽出
方法及び装置」)等に示される既存のテロップ検出手段
を用いてもよい。
【0026】後者の方法のフローチャートを、図6に示
す。この方法では、符号化された映像データをフレーム
毎に入力し(ステップ61)、フレーム間の相関を用い
て符号化されたフレームかを判定し(ステップ62)、
フレーム間の相関を用いて符号化されたフレームを対象
にして、フレーム間の相関を用い、かつ、動き補償を用
いないで符号化されたマクロブロックを一定計数区間内
で計数し(ステップ63、64)、しきい値との比較結
果に基づいてテロップ部分を選択し(ステップ65)、
次の計数区間の処理に移行する(ステップ66)。
【0027】図7に、この方法に基づくテロップ検出装
置のブロック図を示す。フレーム判別部71において、
符号化された映像データからフレーム間の相関を用いて
符号化されたフレームが抽出される。係数部72がこの
フレームのマクロブロックのうち、フレーム間の相関を
用い、かつ、動き補償を用いないで符号化されたマクロ
ブロックが現れる数を、それぞれのマクロブロックの位
置毎に、一定計数区間内で計数する。計数結果はマトリ
ックスになって選択部73に入力され、与えられたしき
い値との比較結果に基づいて、テロップ領域を表すマト
リックスが出力される。連結領域作成部74において、
テロップ領域マトリックスの連結領域が求められ、それ
ぞれの違結領域がテロップ領域として出力される。
【0028】図8は、第1の実施例の検索キー入力部の
一実施例を示すブロック図である。ここでは、入力装置
82は、マウスやデジタイザ、ジョイステイツク、タツ
チパネルなどのポインティングデバイスを想定してい
る。入力装置82を用いて、長方形、または任意の閉曲
線図形を描く。描かれた図形の外接長方形の左上頂点の
座標(x,y)と幅w、高さhの組合わせが索引情報レ
ジスタ81の外接長方形フィールドRに格納される。ま
た、図形内部を1、それ以外を0とした値をビットマッ
プフィールドBに書き込むことにより、索引情報レジス
タ81の値が検索キーとなる。
【0029】また、検索キーとなるテロップの空間的配
置の表現方法の種類によっては、外接長方形かビットマ
ップのどちらか一方を省略してもよい。また、ビットマ
ップをCRTなどの表示装置83に表示して、検索キー
を視覚的に表現してもよい。
【0030】図9と図10に、検索キー入力部の表示例
を示す。図9は長方形によって描かれた検索キーであ
る。図10は閉曲線図形によって描かれた検索キーであ
る。描画面91,101はポインティングデバイスによ
って自由に長方形、または、閉曲線図形を描くことがで
きる。斜線で示したのが描かれた図形である。長方形と
閉曲線図形の2つのモードは、左下の2つのアイコン9
2,93;102,103によって切り替わる。
【0031】図11は本発明の第1の実施例の選択部2
を示すブロック図である。テロップ領域データを用い
て、テロップの空間的配置データが索引情報レジスタ1
11のテロップフィールドTに格納される。テロップフ
ィールドは、さらに外接長方形フィールドRと、ビット
マップフィールドBに分けられるが、テロップの空間的
配置の表現方法に応じて、どちらか一方を省略してもよ
い。検索キー入力部3において作成された検索キーが検
索キーレジスタ113に格納される。索引情報レジスタ
111の値と、検索キーレジスタ113の値とが比較部
112によって比較される。比較結果は0N/0FF情
報としてスイッチを制御する。
【0032】比較部112においては(1)検索キーで
表現された範囲Kにテロップの空間的配置Dが含まれる
場合と,(2)検索キーで表現された範囲Kとテロップ
の空間的配置Dとが重なる場合の2種類の比較方法があ
る。それぞれの場合を図12に示す。(1)では、Dが
Kに含まれる場合のみ比較結果は真となり、それ以外は
偽となる。(2)では、DとKが少なくとも重なる場合
に真となり、全く重ならない場合にのみ偽となる。
【0033】まず、(1)の場合は次のようにして判別
される。テロップの空間的配置を外接長方形として表現
する場合に、Dを(Xd,Yd,Wd,Hd)、Kを
(Xk,Yk,Wk,Hk)と表す。すると、条件式 Xk≦Xd∧(Xk十Wk)≧(Xd+Wd)∧(Yk
≦Yd)∧(Yk十Hk)≧(Yd+Hd) によってDがKに含まれる場合を判別することができ
る。
【0034】また、テロップの空間的配置をビットマッ
プとして表現する場合には、ビット演算 D∧K=D によってDがKに含まれる場合を判別することができ
る。
【0035】同様にして、(2)の場合を考えると、外
接長方形表現の場合には、条件式 Xk≦(Xd十Wd)∧Xd≦(Xk+Wk)∧Yk≦
(Yd+Hd)∧Yd≦(Yk十Hk) によって判別することができる。
【0036】また、ビットマップ表現の場合には、ビッ
ト演算(DとKの論理積が0である) D∧K≠φ によって判別することができる。
【0037】図13に、本発明の第1の実施例の表示部
による表示の例を示す。ここでは、検索キーに適合する
映像が表示される。
【0038】図14は、本発明の映像検索装置の第2の
実施例を表すブロック図である。この実施例は、第1の
実施例に、映像データとテロップの空間配置の組合わせ
を索引情報として記録する記録部22を追加し、選択部
23による索引情報の選択を可能にした構成である。
【0039】テロップ検出部21と検索キー入力部24
は、実施例1と同様の装置を用いることができる。
【0040】図15に、本発明の第2の実施例の記録部
22の詳細ブロック図を示す。入力された映像データ
は、索引情報レジスタ151のフレームフィールドFに
格納される。このとき、フレーム画像を格納することも
できるし、フレーム番号を格納することもできる。入力
されたテロップ領域データを用いて、テロップの空間的
配置データが、索引情報レジスタ151のテロップフィ
ールドTに格納される。
【0041】テロップフィールドは、さらに外接長方形
フィールドRと、ビットマップフィールドBに分けられ
るが、テロップの空間的配置の表現方法に応じて、どち
らか一方を省略してもよい。索引情報レジスタ151の
値は、情報記録媒体152に記録される。また、情報記
録媒体152として、半導体メモリや、磁気ディスク装
置、CD、磁気テープなどを用いてもよい。
【0042】図16に、本発明の第2の実施例の選択部
23の詳細ブロック図を示す。記録部22によって記録
された情報記録媒体161(情報記録媒体152と同
一)から、索引情報が順次読み出され、索引情報レジス
タ162に格納される。検索キー入力部24において作
成された検索キーが検索キーレジスタ164に格納され
る。索引情報レジスタ162のテロップフィールドTの
値と、検索キーレジスタ164の値とが比較部163に
よって比較される。比較部163での比較方法は、前記
の方法を用いることができる。比較結果は0N/0FF
情報としてスイッチを制御し、索引情報レジスタ162
の値を表示部25ヘ出力するかどうかを決める。
【0043】図17に、本発明の第2の実施例の表示部
25による表示の例を示す。表示部25では、選択部2
3によって選択された索引情報のフレームフィールドの
値を用いて、映像データのフレーム画像の一覧を、CR
T等に表示する。フレーム画像は適当に縮小表示しても
よい。さらに、検索情報のテロップフィールドの値を用
いて、テロップの存在する領域を強調表示してもよい。
強調表示の方法には、外接長方形を赤などの目立つ色に
よって描画する方法や、テロップ領域部分の輝度値を上
げ、それ以外の部分の輝度値を下げる方法があり得る。
【0044】また、表示部25では、一覧表示されたフ
レーム画像をマウスなどの入力手段によって指示するこ
とによって、対応するフレームから映像をCRTに再生
表示してもよい。
【0045】本発明は、上記実施例に限られるわけでは
なく、その要旨を変更しない範囲内で種々に変形して実
施できる。例えば、検索キー入力部3、24において、
典型的なテロップの配置に対応する検索キーをいくつか
登録しておき、そこから選択することによって映像を検
索することもできる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、映像を検索する装置であっ
て、映像データからテロップを検出するテロップ検出部
と、検索したいテロップの空間的配置を検索キーとして
入力する検索キー入力部と、テロップ検出部の出力と、
検索キーの比較結果に基づいて映像データの表示非表示
を制御する選択部と、映像データを表示する表示部を有
するので、テロップの空間的配置を検索キーとし、映像
に現れるテロップの空間的配置に基づいて、映像を選択
して表示することができるという効果がある。
【0047】また、文字認識の処理や高品質なテロップ
領域画像の抽出が不要なので、低い処理コストで映像を
選択して表示することができるという効果がある。
【0048】さらに、第2の発明は、映像を検索する装
置において、映像データからテロップを検出するテロッ
プ検出部と、映像データとテロップの空間配置を索引情
報として記録する記録部と、検索したいテロップの空間
的配置を検索キーとして入力する検索キー入力部と、記
録部の索引情報と検索キーの比較結果に基づいて記録部
から映像データを選ぶ選択部と、映像データを表示する
表示部を有することにより、テロップの空間的配置を検
索キーとし、映像に現れるテロップの空間的配置に基づ
いて映像を検索して一覧表示することができるという効
果がある。また、文字認識の処理や高品質なテロップ領
域画像の抽出が不要なので、低い処理コストで映像を検
索し一覧表示することができるという効果がある。
【0049】また、本発明は、入力手段を用いて図形を
描くことによって検索したいテロップの空間的配置の範
囲を入力する入力部を有する。したがって、テロップの
空間的配置を検索キーとすることができるという効果が
ある。
【0050】また、本発明は、テロップの空間的配置と
検索キーとを比較し、前者が後者の内部に存在する、ま
たは、重なるものを選択する選択部を有するので、映像
に現れるテロップの空間的配置に基づいて映像を選択で
きるという効果がある。
【0051】また、本発明は、選択部によって選択され
た映像のフレーム画像や、それに対応する映像を表示す
る表示部を有することにより、検索した映像を表示でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像検索装置の第1の実施例のブロッ
ク図である。
【図2】第1のテロップの空間的配置の表現方法を表す
図である。
【図3】第2のテロップの空間的配置の表現方法を表す
図で、(a)は画面上のテロップ、(b)はビットマッ
プによる表現である。
【図4】第3のテロップの空間的配置の表現方法を表す
図で、(a)は画面上のテロップ、(b)は外接長方形
とビットマップによる表現である。
【図5】典型的なテロップの空間的配置を表す図であ
る。
【図6】映像テロップ検出方法のフローチャートであ
る。
【図7】映像テロップ検出装置のブロック図である。
【図8】第1の実施例の検索キー入力部3のブロック図
である。
【図9】検索キー入力部の表示例である。
【図10】検索キー入力部の表示例である。
【図11】本発明の第1の実施例の選択部2のブロック
図である。
【図12】テロップの空間的配置と検索キーの比較方法
を表す図である。
【図13】本発明の第1の実施例の表示部4による表示
の例である。
【図14】本発明の映像検索装置の第2の実施例のブロ
ック図である。
【図15】本発明の第2の実施例の記録部22のブロッ
クである。
【図16】本発明の第2の実施例の選択部23のブロッ
ク図である。
【図17】本発明の第2の実施例の表示部25による表
示の例である。
【符号の説明】
1 テロップ検出部 2 選択部 3 検索キー入力部 4 表示部 21 テロップ検出部 22 記録部 23 選択部 24 検索キー入力部 25 表示部 71 フレーム判別部 72 係数部 73 選択部 74 連結領域作成部 81 索引情報レジスタ 82 入力装置 83 表示装置 91 描画面 92 アイコン 93 アイコン 101 描画面 102 アイコン 103 アイコン 111 索引情報レジスタ 112 比較部 113 検索キーレジスタ 151 索引情報レジスタ 152 情報記録媒体 161 情報記録媒体 162 索引情報レジスタ 163 比較部 164 検索キーレジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新倉 康巨 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像検索方法において、 映像データからテロップの位置を検出するテロップ検出
    段階と、 検索対象テロップの空間的配置を示す位置データを検索
    キーとして入力する検索キー入力段階と、 テロップ検出段階の出力と検索キーの比較結果に基づい
    て映像データの表示、非表示を制御する選択段階と、 映像データを表示する表示段階とを有することを特徴と
    する映像検索方法。
  2. 【請求項2】 映像検索方法において、 映像データからテロップ位置を検出するテロップ検出段
    階と、 映像データとテロップの空間配置を示す位置データの組
    合わせを索引情報として記録する記録段階と、 検索対象テロップの空間的配置を示す位置データを検索
    キーとして入力する検索キー入力段階と、 記録された索引情報と検索キーの比較結果に基づいて記
    録部から映像データを選 出する選択段階と、 映像データを表示する表示段階とを有することを特徴と
    する映像検索方法。
  3. 【請求項3】 映像検索装置において、 映像データからテロップの位置を検出するテロップ検出
    部と、 検索対象テロップの空間的配置を示す位置データを検索
    キーとして入力する検索キー入力部と、 テロップ検出部の出力と検索キーの比較結果に基づいて
    映像データの表示、非表示を制御する選択部と、 映像データを表示する表示部とを有することを特徴とす
    る映像検索装置。
  4. 【請求項4】 映像検索装置において、 映像データからテロップ位置を検出するテロップ検出部
    と、 映像データとテロップの空間配置を示す位置データの組
    合わせを索引情報として記録する記録部と、 検索対象テロップの空間的配置を示す位置データを検索
    キーとして入力する検索キー入力部と、 記録部の索引情報と検索キーの比較結果に基づいて記録
    部から映像データを選出する選択部と、 映像データを表示する表示部とを有することを特徴とす
    る映像検索装置。
  5. 【請求項5】 前記検索キー入力部が、入力手段を用い
    て図形を描くことによって検索対象テロップの空間的配
    置の範囲を示す位置データを入力することが可能な請求
    項3または4に記載の映像検索装置。
  6. 【請求項6】 前記選択部が、テロップの空間的配置と
    検索キーとを比較して、前者が後者の内部に存在する
    か、または、重なるものを選択する請求項1乃至3のい
    ずれか3項に記載の映像検索装置。
  7. 【請求項7】 前記表示部が、選択部によって選択され
    た映像のフレーム画像と、当該フレーム画像におけるテ
    ロップの空間的配置を表示することを特徴とする請求項
    3乃至6のいずれか1項に記載の映像検索装置。
  8. 【請求項8】 前記表示部が、選択部によって選択され
    たフレームに対応する映像を表示する請求項3乃至7の
    いずれか1項に記載の映像検索装置。
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