JPH10110136A - ポリアミド樹脂を主成分とする塗料組成物 - Google Patents

ポリアミド樹脂を主成分とする塗料組成物

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JPH10110136A
JPH10110136A JP26578196A JP26578196A JPH10110136A JP H10110136 A JPH10110136 A JP H10110136A JP 26578196 A JP26578196 A JP 26578196A JP 26578196 A JP26578196 A JP 26578196A JP H10110136 A JPH10110136 A JP H10110136A
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JP
Japan
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nylon
resin
polyamide resin
coating composition
acid
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JP26578196A
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English (en)
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Michiharu Yoshimatsu
道晴 吉松
Sumio Tago
澄男 田子
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RINIARU KOUTOKU KK
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RINIARU KOUTOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリアミド樹脂を主成分とする塗料組成物を
提供する。 【解決手段】 ポリアミド樹脂にアクリル・アクリル酸
エステル共重合樹脂が配合されている。 【効果】 ポリアミドのアミド基にアクリル・アクリル
酸エステル共重合体のカルボキシル基が結合して架橋構
造を形成し、斯くて形成される塗膜は耐水性及び基材へ
の接着性に優れているおり且つポリアミド樹脂膜に固有
の透湿性を保持しているので、この塗料組成物は建築物
の外壁、内壁、屋上面及び床面用塗料として適してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリアミド樹脂 [以
下「ナイロン」(商標) と称する] を主成分とする塗料
組成物に係り、この組成物は建築用に、例えば外壁、内
壁、床、屋上用等の塗料として使用される。
【0002】
【従来の技術】マンション、体育館等レンガや鉄筋コン
クリート構造の建築物、殊にその外壁は長い間に雨水や
亜硫酸ガスによる酸性化、汚れの固着等構造及び美観の
両面から悪影響を受ける。この対策として、従来はアク
リル樹脂系塗料のスプレーによる防水塗装が施されてき
た。この対策はモルタル外壁を有する一戸建て住宅の場
合も同様である。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題乃至発明の目的】従
来、外壁の塗装に用いられてきたアクリル樹脂系塗料は
撥水により防水をもたらすものであり、一旦塗装が施さ
れると内封されたされた水分は逃げ場がなくなり、気候
条件によるが塗膜の膨潤や剥離を生じ易い点に課題があ
った。又、アクリル系防水塗膜が外壁に施された場合に
は、例えば雨水中の微小固形物が壁面に残留し、汚れと
して定着する傾向がある。
【0004】翻って、ナイロン樹脂膜は透湿性を有して
おり、従って建築物の外壁に施された場合に内封された
過剰の水分は次第に外部に放出され、又保水性及び防水
性を有しているために降雨時には雨水の侵入を防ぎ且つ
外壁が適度の湿度に保持され、更に雨水中等における微
粒子の定着が防止され、従って従来の防水塗装にありが
ちな汚れが付き難いと云う極めて有利な特徴を有してい
る筈である。それにも拘わらず、ナイロン樹脂が建築用
塗料の原料として使用された例はないようである。その
理由は、建築用塗料材料として求められる最も重要な要
件が水或いは有機溶剤に溶け易いこと並びに乾燥により
形成された塗膜が風雨等の気象条件に曝されても長期に
亘って耐え得ることにあるが、ナイロン樹脂は一般に結
晶性が高いために溶剤類に溶け難いためであると推定さ
れる。
【0005】各種のナイロン樹脂の中には、原料の一部
に分子構造の大きなモノマーを組み入れて結晶性を低下
させた、所謂「共重合ナイロン」や、ナイロン 6 のア
ミド基の水素原子をメトキシメチル基により置換して結
晶性を弱めたものも開発・市販されている。これらの結
晶性を低下させたナイロンは接着剤目的で開発されたも
のであり、水溶性乃至アルコール可溶性を有している
が、これらの多くは耐水性が低く、従って基材に対する
塗膜の接着性が損なわれ、この点もナイロン樹脂を建築
用塗料の原料として使用する上で隘路となっていた。
【0006】処で、本発明者等はナイロン樹脂にポリア
クリル酸エステルを配合することにより滑り性及び耐水
性を賦与し、更にポリ酢酸ビニルを配合することにより
接着性を賦与すれば、ナイロン樹脂を主成分とする塗料
組成物、殊に建築用の塗料組成物が得られることを見い
出して、本出願人名義にて特許出願をなしている (特願
平 8 - 226481 号)。
【0007】本発明の目的は、ナイロン樹脂を主成分と
している建築用に適する塗料組成物であって、上記の先
願発明とは異なる塗料組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等はナイロンが
有している既述の有利な特性を活かした建築用塗料組成
物を提供するために更に鋭意検討を重ねた結果、本発明
を完成するに至った。
【0009】本発明による塗料組成物は、ナイロン樹脂
に、カルボキシル基を適度に保有しているポリアクリル
酸エステル、即ちアクリル酸・アクリル酸エステル共重
合型樹脂 (酸性アクリル樹脂であり、以下「AAR」と称
する) が配合されていることを特徴としている。
【0010】即ち、ナイロン樹脂に対して AAR を適当
な比率で配合した樹脂塗料組成物により形成される塗膜
は滑り性、耐水性及び接着性において優れており、ナイ
ロン樹脂の特徴である透湿性、透明性、柔軟性等も損な
われず、実用上において要求される条件を充足するもの
であることが判明したのである。
【0011】本発明による塗料組成物において、ナイロ
ン樹脂とはナイロン 6 のアミド基の水素をメトキシメ
チル基により置換した N-メトキシメチル化ナイロン、
ε-カプロラクタムとヘキサメチレンジアミンとアジピ
ン酸とセバシン酸とを重合原料として得られる共重合ナ
イロン或いはε-カプロラクタムとヘキサメチレンジア
ミンとアジピン酸とセバシン酸とω-ラウロラクタム又
はω-アミノドデカン酸とを重合原料として得られる共
重合ナイロンであることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による塗料組成物におい
て、ナイロン樹脂として N-メトキシメチル化ナイロン
(以下、単に「MM 化ナイロン」と称する) 及び上記の共
重合タイプのナイロン樹脂が選択された理由は、一般
に、ナイロン樹脂が共通の性質としてタック性 (滑りの
悪さ) を有しており、これはナイロン塗膜の経時的な汚
れを防止する上で不利に作用するので、この点を考慮に
入れたためである。本発明による塗料組成物において、
AAR は塗膜の耐水性及び基材への接着性乃至密着性を向
上させるためのものである。AAR の配合によりナイロン
塗膜が強化される理由を究明するために、赤外線吸収ス
ペクトル分析を行った処、ナイロンの第 2 アミド基に
AAR のカルボキシル基が化学結合して架橋構造を形成す
るためであることが判明した。即ち、AAR 自体と、AAR
に MM 化ナイロンを 20 重量% 配合したもの及び MM化
ナイロン自体とについて赤外線吸収スペクトルを比較し
た処、配合物の場合のスペクトルを AAR のものと比較
すると、AAR の特性吸収帯の内で、遊離カルボキシル基
の O-H の振動と、それらの相互間の水素結合に基づく
幅広い吸収帯(3600 - 2300cm-1) 及び遊離カルボキシル
基の C=O の伸縮振動に基づく吸収(1700cm-1) が著しく
減衰乃至消滅しており、一方 MM 化ナイロンのものと比
較すると、MM 化ナイロンの第 2 アミド基の N-H の振
動 (3300cm-1) が相対的に減衰しており、これらの分析
によりナイロンの第 2 アミド基と AAR のカルボキシル
基とが反応し、第 3 アミドに変化したこと、即ち両者
の間に架橋構造の形成されたことが明らかとなったので
ある。尚、この架橋反応は無触媒、常温下において進行
し、塗膜の形成された時点においてほぼ完了しているこ
とも判明した。AAR とナイロンとの上記架橋反応は MM
化ナイロンの場合の他に、共重合ナイロンの場合にも生
じるが、一般に共重合ナイロンは溶液の粘度が高く且つ
架橋構造の形成により粘度が更に高くなるのでゲル化が
懸念される。従って、高融点型の比較的高粘度の共重合
ナイロンに対しては AAR の配合量を 20 重量% 程度迄
とし、低融点型の比較的低粘度の共重合ナイロンであっ
ても、これに対して AARの配合量を 30 重量% 未満とし
て、共重合ナイロンの欠点である接着強度の低さを補う
程度に留めるべきである。MM 化ナイロンに対する AAR
の配合比は、塗膜の透湿性を重視する場合には 5- 20
重量% であり、耐水性を重視する場合には 20 - 50 重
量% であるが、MM化ナイロンの場合であっても高分子量
型のものは溶液の粘度が若干高いので、架橋による塗料
溶液の貯蔵安定性の低下、殊にゲル化には注意を払うこ
とが肝要である。
【0013】ナイロンに対して配合される AAR として
は、50 - 300 の酸性度 (所謂、全酸価 : 樹脂 1g が消
費する KOH の mg 値) を有しているものが適当であ
り、殊に100 以上の高酸価型のものはナイロン塗料とし
ての要件であるアルコール・水系の溶媒に溶解し易く且
つナイロンと反応して緻密な架橋構造を形成するので特
に好ましい。高酸価 AAR としてはアクリル酸タイプの
ものであっても、メタアクリル酸タイプのものであって
も差し支えないが、塗料溶液になした場合にナイロンと
の相溶性が良好であること及び塗料としての商品イメー
ジにおける向上の観点から透明性を損なわないことを選
定条件として市販のものから選択すべきである。
【0014】上記の樹脂成分用の主溶剤としては炭素数
1 - 4 の脂肪族 1 価アルコール(殊にメタノール、エ
タノール及びプロパノール) 及びこれらの混合物が適当
であり、塗膜の乾燥速度を調節する助溶剤としては 1
分子中に 1 - 2 個のエーテル結合を有する 1 価アルコ
ールであって、適度な揮発性を有するもの、例えばメチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ、プロピルセロソルブ
(ノルマル、イソ、第 2 又は 3 級)、ブチルセロソル
ブ、メチルカルビ トール、エチルカルビトール、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル或いはこれらと上
記の脂肪族 1価アルコールとの混合物が好ましい。尚、
ナイロン用の溶剤としては、上記の他に塩素系及びフェ
ノール系溶剤を使用することもできるが、前者は環境衛
生上の見地から主溶剤として使用し難く、後者は乾燥速
度が極めて遅いこと及び塗膜中に残留した場合に紫外線
によりキノン構造を形成して塗膜を黄変させるために好
ましくない。又、芳香族系溶剤としてベンゼン、トルエ
ン、キシレン等、ケトン系溶剤としてアセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン等、エーテル系
溶剤としてジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
等、脂肪族炭化水素系溶剤としてノルマルヘキサン、ノ
ルマルヘプタン、イソオクタン、メチルペンタン、シク
ロヘキサン等があるが樹脂成分の一部又は全部に対する
溶解性が低く、従って本発明によるナイロン塗料組成物
調製用の溶剤として適当ではない。
【0015】
【実施例等】次に、試験例及び実施例により本発明を更
に詳細に且つ具体的に説明する。尚、試験例及び実施例
において使用され且つ商標にて示されている樹脂材料は
下記の通りである。 EF-30T :帝国化学産業株式会社製の MM 化ナイロン (高
分子量型) F-30K :帝国化学産業株式会社製の MM 化ナイロン (低
分子量型) CM-8000 :東レ株式会社製の共重合ナイロン (低融点
型、ナイロン 6 と、12 と、66と、610 とを含有) CM-4000 :東レ株式会社製の共重合ナイロン (高融点
型、ナイロン 6 と、66 と、610 とを含有) PB-2103 :三菱レイヨン株式会社製の高酸価型酸性アク
リル樹脂
【0016】試験例 1 (接着性試験) 基剤 (共重合ナイロン又は MM 化ナイロン) 又は基剤 +
改良剤 (酸性アクリル樹脂 "AAR") が 15 重量% の樹
脂溶液 [溶剤 : メタノール : n-プロパノール: エチル
セロソルブ = 40 : 40 : 20 (重量 %)] を調製して供試
塗料とした。充分に脱脂洗浄したガラス板上に上記の供
試塗料を塗布し、これを乾燥させた後に塗膜の状態を調
べ、AAR (PB-2103) の適切な配合量をチェックした。結
果は下記の表 1 に示されている通りであり、共重合ナ
イロン (CM-8000) の場合には全樹脂分の内で AAR を 3
重量% 程度配合すると滑り、接着性及び耐水性におい
て改良効果が現れ、10 重量% 程度迄配合すると伸びが
低下してしまうことが判明し、一方 MM 化ナイロンの場
合には 10 重量% 程度配合すると滑り、接着性及び耐水
性において改良効果が現れ、その改良効果は 20 - 30
重量% 程度迄配合した場合が良好であり 50 重量% 程度
となると MM 化ナイロンが低分子型のもの (F-30K) で
あっても伸びに若干の低下が生じることが判明した。
【0017】 塗膜の状態に関して ◎ : 極めて良好、 ○ : 良好、 △ : やや悪い、 × : 悪い
【0018】試験例 2 (擦過試験) 試験例 1 と同様に基剤 (共重合ナイロン又は MM 化ナ
イロン) 又は基剤 + 改良剤 (酸性アクリル樹脂 "AAR")
が 15 重量% の樹脂溶液 [溶剤 : メタノール: n-プロ
パノール : エチルセロソルブ = 40 : 40 : 20 (重量
%)] を調製して供試塗料とした。充分に脱脂洗浄したガ
ラス板 (30 x 30cm) 上に 5cm 間隔でセロハンテープを
貼付し、ゴムローラにより上記の供試塗料を塗布した。
これを24 時間乾燥させた後に、セロハンテープを剥離
し、下記の通りの擦過試験に供した。即ち、20 x 20m
m、厚み 3mm の含水紙に 200g の荷重を掛け、毎秒 2
往復の速度で擦過試験を実施した。この試験による結果
の判断基準は下記の通り定めた。 × : 10 往復以内で剥離又は磨滅 △ : 11 - 20 往復で剥離又は磨滅 ○ : 21 - 30 往復で剥離又は磨滅 ◎ : 31 往復以上で剥離又は磨滅
【0019】結果は下記の表 2 に示されている通りで
あり、共重合ナイロンの場合に低分子量型のもの (CM-8
000) では、全樹脂分の内で AAR を 5 重量% 程度配合
すると改良効果が発現すること、高分子量型のもの (CM
-4000) においては AAR の配合割合が 10 重量% に達す
ると溶液のゲル化が著しく塗布が困難となることが判明
し、一方 MM 化ナイロンの場合に低分子量型のもの (F-
30K) は試験例 1 におけると同様に AAR を 10 重量%
程度配合する場合に改良効果が発現し、高分子量型 (EF
-30T) の場合には AAR を 5 重量% 程度配合すると改良
効果が発現することが判明した。
【0020】 表 2 中において、− : 溶液がゲル化したために、評価不可能。
【0021】実施例 1 (MM 化ナイロン塗料組成物) 下記の表 3 及び 4 に示されている通りの組成を有する
MM 化ナイロン塗料組成物を常法により調製した。
【0022】 表 3 及び 4 中において、数値の単位は重量% である。
【0023】実施例 1 (共重合ナイロン塗料組成物) 下記の表 5 に示されている通りの組成を有する共重合
ナイロン塗料組成物を常法により調製した。 表 5 中において、数値の単位は重量% である。
【0024】
【発明の効果】本発明による塗料組成物はポリアミド樹
脂 (ナイロン) を主成分としており、これにアクリル・
アクリル酸エステル共重合型樹脂が配合されている。こ
の塗料組成物により形成される塗膜はポリアミド樹脂膜
に固有の透湿性を有しているのみならず、滑り性を有し
ており、従って汚れが付着し難く、又アクリル・アクリ
ル酸エステル共重合型樹脂が配合されているので耐水性
及び基材への接着性において優れている。従って、この
塗料組成物は建築物の外壁、内壁、屋上面及び床面用塗
料として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 133:06)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド樹脂にアクリル酸・アクリル
    酸エステル共重合型樹脂が配合されていることを特徴と
    する、ポリアミド樹脂を主成分とする塗料組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアミド樹脂がナイロン 6 のアミド
    基の水素をメトキシメチル基により置換した N-メトキ
    シメチル化ナイロンであることを特徴とする、特許請求
    の範囲第 1 項に記載のポリアミド樹脂を主成分とする
    塗料組成物。
  3. 【請求項3】 ポリアミド樹脂がε-カプロラクタム
    と、ヘキサメチレンジアミンと、アジピン酸と、セバシ
    ン酸とを重合原料として得られる共重合ナイロンである
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第 1 項に記載のポ
    リアミド樹脂を主成分とする塗料組成物。
  4. 【請求項4】 ポリアミド樹脂がε-カプロラクタム
    と、ヘキサメチレンジアミンと、アジピン酸と、セバシ
    ン酸と、ω-ラウロラクタム又はω-アミノドデカン酸と
    を重合原料として得られる共重合ナイロンであることを
    特徴とする、特許請求の範囲第 1 項に記載のポリアミ
    ド樹脂を主成分とする塗料組成物。
  5. 【請求項5】 ポリアミド樹脂が N-メトキシメチル化
    ナイロンである場合に、該樹脂とアクリル酸・アクリル
    酸エステル共重合型樹脂との重量比が 90 :10 - 50 : 5
    0 であることをを特徴とする、特許請求の範囲第 1 項
    に記載のポリアミド樹脂を主成分とする塗料組成物。
  6. 【請求項6】 ポリアミド樹脂がε-カプロラクタム
    と、ヘキサメチレンジアミンと、アジピン酸と、セバシ
    ン酸とを重合原料として得られる共重合ナイロンである
    場合に、該樹脂とアクリル酸・アクリル酸エステル共重
    合型樹脂との重量比が約 95 : 5 であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第 1 項に記載のポリアミド樹脂を
    主成分とする塗料組成物。
  7. 【請求項7】 ポリアミド樹脂がε-カプロラクタム
    と、ヘキサメチレンジアミンと、アジピン酸と、セバシ
    ン酸と、ω-ラウロラクタム又はω-アミノドデカン酸と
    を重合原料として得られる共重合ナイロンである場合
    に、該樹脂とアクリル酸・アクリル酸エステル共重合型
    樹脂との重量比が 95 : 5 - 80 : 20 であることを特徴
    とする、特許請求の範囲第 1 項に記載のポリアミド樹
    脂を主成分とする塗料組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015060421A1 (ja) 2013-10-25 2015-04-30 日本ポリプロ株式会社 オレフィン重合用触媒成分、オレフィン重合用触媒およびそれを用いたオレフィン(共)重合体の製造方法

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