JPH10108402A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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Publication number
JPH10108402A
JPH10108402A JP25893196A JP25893196A JPH10108402A JP H10108402 A JPH10108402 A JP H10108402A JP 25893196 A JP25893196 A JP 25893196A JP 25893196 A JP25893196 A JP 25893196A JP H10108402 A JPH10108402 A JP H10108402A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
brush holder
brush
armature
commutator
Prior art date
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Pending
Application number
JP25893196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Niki
木 健 一 仁
Nobuo Yoshioka
岡 信 夫 吉
Kimihiko Kanda
田 公 彦 神
Hiroyuki Funaki
木 弘 幸 舟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーマチュアに対する給電に必要な部品点数
を減少することによって生産性の向上が図れる小型モー
タを提供する。 【解決手段】 ブラシ保持体10、11をそれぞれ絶縁
して取付け可能なブラシ保持体取付部12a、12bが
形成されていて、ケース3に取付けられるとともに外部
回路に電気的に接続される回路基板12をもつ小型モー
タ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通電によりパワ
ーウインドやパワーサンルーフを駆動させる小型モータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】通電によりパワーウインドやパワーサン
ルーフを駆動させる小型モータとしては、アーマチュア
を回転可能に収容したヨーク内にマグネットが固定さ
れ、このヨークの端部がギヤケースにねじ止められてい
るものが知られている。アーマチュアには、アーマチュ
アシャフトに所定のスロット数のコイル巻回部をもつア
ーマチュアコアが取付けられており、このアーマチュア
シャフト上にコンミュテータが固定されているため、コ
ンミュテータに上記スロット数に対応して備えられたコ
ンミュテータ片に電気的に接続されているとともにアー
マチュアコアのコイル巻回部に巻き付けられたアーマチ
ュアコイルが備えられている。
【0003】また、コンミュテータの外側にはギヤケー
スに取付けられたホルダベースが配置されており、この
ホルダベースには、2個のブラシホルダの基端部が固定
され、ブラシホルダの先端部にブラシが電気的に接続可
能にしてそれぞれ取付けられている。各ブラシホルダ
は、導電性のある2個のターミナルプレートを通じて外
部回路に接続される。各ブラシは各ブラシホルダによっ
てコンミュテータのコンミュテータ片に対して電気的に
接続されるため、外部回路より一方のターミナルプレー
トに電圧が印加されると、一方のターミナルプレート、
一方のブラシホルダ、一方のブラシ、一方のブラシに電
気的に接続されているコンミュテータ片、このコンミュ
テータ片に摺接することによって電気的に接続されたア
ーマチュアコイル、他方のブラシに電気的に接続されて
いるコンミュテータ片、他方のブラシ、他方のターミナ
ルプレートに電流が流れてアーマチュアコイルが励磁さ
れて磁力が発生され、アーマチュアコイルが発生した磁
力とマグネットが発生している磁力とによる相互作用に
よってアーマチュアが回転し、アーマチュアの回転によ
ってアーマチュアシャフトが回転するため、このアーマ
チュアシャフトに減速機構を介して結合された出力軸が
回転して、出力軸に結合されたウインドガラスやサンル
ーフリッドが移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の小型モータにおいて、ブラシホルダやブラシやター
ミナルプレートがホルダベースを基準としてコンミュテ
ータの外側に配置されていたため、アーマチュアに対す
る給電に関わる構造が複雑になって部品点数の増大を招
くという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】この発明に係わる小型モータは、アーマ
チュアに対する給電に必要な部品点数を減少することに
よって生産性の向上が図れる小型モータを提供すること
を目的としている。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる小型モータでは、ケースと、ケースの内側に配置さ
れたマグネットと、マグネットの内側に配置され、ケー
スに回転可能に支持されたアーマチュアと、アーマチュ
アに備えたアーマチュアシャフトに取付けられていると
ともにアーマチュアに備えたアーマチュアコイルに電気
的に接続されたコンミュテータと、コンミュテータに摺
接して電気的に接続される複数個のブラシと、ブラシを
それぞれ保持したブラシ保持体と、ブラシ保持体をそれ
ぞれ絶縁して取付け可能なブラシ保持体取付部が形成さ
れており、ケースに取付けられるとともに外部回路に電
気的に接続される回路基板を備えている構成としたこと
を特徴としている。
【0008】この発明の請求項2に係わる小型モータで
は、ブラシ保持体には、回路基板に有するブラシ保持体
取付部に電気的に接続可能な回路基板接続部が形成され
ている構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項3に係わる小型モータで
は、ブラシ保持体には、ブラシが取付けられたブラシ保
持部から離れた位置に回路基板接続部が形成されている
構成としたことを特徴としている。
【0010】この発明の請求項4に係わる小型モータで
は、回路基板には、締結手段挿入部が形成されており、
ブラシ保持体には、回路基板に対して締結手段によって
固定される固定部が形成されている構成としたことを特
徴としている。
【0011】この発明の請求項5に係わる小型モータで
は、回路基板には、舌片挿入部が形成されており、ブラ
シ保持体には、回路基板接続部とは独立していて、回路
基板に有する舌片挿入部に挿入可能な位置決め用舌片が
形成されている構成としたことを特徴としている。
【0012】この発明の請求項6に係わる小型モータで
は、ブラシ保持体に有する位置決め用舌片には、回路基
板に有する舌片挿入部に挿入されたうえで回路基板に係
止可能な係止部が備えられている構成としたことを特徴
としている。
【0013】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わる小型モータ
において、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体は、
回路基板に形成されたブラシ保持体取付部においてそれ
ぞれ絶縁して取付けられ、回路基板がケースに取付けら
れることによって、ブラシをコンミュテータの外側に配
置する。それ故、従来のもののように、アーマチュアに
対する給電に必要な部品としてのホルダベースやターミ
ナルプレートが不要になるとともに、アーマチュアに対
する給電部品の取付けが回路基板をギヤケースに取付け
るだけで容易に行われる。
【0014】この発明の請求項2に係わる小型モータに
おいて、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体に有す
る回路基板接続部が回路基板に形成されたブラシ保持体
取付部においてそれぞれ絶縁して電気的に接続される。
それ故、請求項1の作用に加え、半田付けなどの接合に
よって電気的な接続を行う箇所がブラシ保持体に有する
回路基板接続部とブラシ保持体取付部とのみになるた
め、接合を行う工程が簡略化する。
【0015】この発明の請求項3に係わる小型モータに
おいて、ブラシ保持体に形成された回路基板接続部が、
ブラシが取付けられたブラシ保持部から離れて配置され
ている。それ故、請求項2の作用に加え、ブラシがコン
ミュテータに対して摺接する際に発生する、いわゆるブ
ラシの踊りなどによる振動が回路基板接続部に伝わりに
くくなるため、振動等によって回路基板接続部が回路基
板に有するブラシ保持体取付部に対して取付け不良にな
る心配が少ない。
【0016】この発明の請求項4に係わる小型モータに
おいて、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体に有す
る固定部と、回路基板に有する締結手段挿入部とは、締
結手段によって回路基板に固定されている。それ故、請
求項3の作用に加え、締結手段によって、ブラシの踊り
などによる振動が回路基板接続部にさらに伝わりにくく
なる。
【0017】この発明の請求項5に係わる小型モータに
おいて、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体に有す
る位置決め用舌片が回路基板に有する舌片挿入部に挿入
されることによって、ブラシ保持体が回路基板上で位置
決めされ、ブラシ保持体に有する回路基板接続部が回路
基板に形成されたブラシ保持体取付部においてそれぞれ
絶縁して電気的に接続される。それ故、請求項3の作用
に加え、回路基板上でのブラシ保持体の位置決めが確実
になる。
【0018】この発明の請求項6に係わる小型モータに
おいて、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体に有す
る位置決め用舌片が回路基板に有する舌片挿入部に挿入
されたうえで、位置決め用舌片に有する係止部が回路基
板に係止することによって、ブラシ保持体が回路基板上
で位置決められて抜け止めされ、ブラシ保持体に有する
回路基板接続部が回路基板に形成されたブラシ保持体取
付部においてそれぞれ絶縁して電気的に接続される。そ
れ故、請求項5の作用に加え、ブラシ保持体に有する回
路基板接続部を回路基板に有するブラシ保持体取付部に
接合する際に、ブラシ保持体が回路基板に抜け止められ
ているので、その際の接合が確実にして極めて容易に行
える。
【0019】
【実施例】図1ないし図4には、この発明に係わる小型
モータの第1実施例が示されている。
【0020】図示される小型モータ1は、主として、ヨ
ーク(ケース)2、ギヤケース(ケース)3、第1のマ
グネット(マグネット)4、第2のマグネット(マグネ
ット)5、アーマチュア6、コンミュテータ7、第1の
ブラシ(ブラシ)8、第2のブラシ(ブラシ)9、第1
のブラシホルダ(ブラシ保持体)10、第2のブラシホ
ルダ(ブラシ保持体)11、回路基板14から構成され
ている。
【0021】ヨーク2には、図2に示されるように、筒
状に形成されたヨーク本体2aの内側に、第1のマグネ
ット4、第2のマグネット5が取付けられているととも
に、第1の軸受15が取付けられている。第1、第2の
マグネット4、5は互いに相反する磁力を内側に発生し
ており、第1、第2のマグネット4、5の内側には予め
定められた距離を置いてアーマチュア6が配置されてい
る。ヨーク2は、その端部2bがヨーク固定用ビス16
によってギヤケース3にねじ止められている。
【0022】アーマチュア6には、アーマチュアシャフ
ト17が備えられており、このアーマチュアシャフト1
7のほぼ中央部にアーマチュアコア18が固定されてい
るとともに、このアーマチュアコア18の近くにコンミ
ュテータ7が固定されている。アーマチュアコア18に
は予め定められたスロット数のコイル巻線部があり、コ
ンミュテータ7の外側には上記のスロット数と同数のコ
ンミュテータ片7aが備えられているため、コンミュテ
ータ片7aに電気的に接続されたうえで、アーマチュア
コア18のコイル巻回部に巻かれたアーマチュアコイル
19が設けられている。
【0023】アーマチュアシャフト17は、ヨーク2内
からギヤケース3内まで延出した端部側がギヤケース3
に取付けられた第2の軸受20と第3の軸受21とによ
って回転可能に支持されている。そして、アーマチュア
シャフト17には、ギヤケース3内においての第2の軸
受20と第3の軸受21とのあいだにウオーム17aが
形成されており、このウオーム17aにホイールギヤ2
2が噛み合っている。ホイールギヤ22はギヤケース3
に回転可能に支持された出力軸23に結合されているた
め、アーマチュアシャフト17の回転力がウオーム17
aとホイールギヤ22とによって一段減速されて出力軸
23の回転力に変換される。
【0024】コンミュテータ7の外側には、第1のブラ
シ8、第2のブラシ9が対向配置されている。
【0025】第1のブラシ8は、図3に示されるよう
に、コンミュテータ7の上方側に配置されており、第1
のブラシホルダ10によって押圧されることによってコ
ンミュテータ7に有するコンミュテータ片7aに対して
それぞれ摺接されて電気的に接続される。第1のブラシ
8は後述する第1のブラシホルダ10に備えた第1のブ
ラシ保持部10eに取付けられている。
【0026】第1のブラシホルダ10は、導電金属製板
材によって、図3に示されるように、断面がL字状をな
すものとして形成されている。
【0027】第1のブラシホルダ10には、図4に示さ
れるように、平板状をなす第1のブラシホルダ本体10
aのほぼ中央に、第1のリベット孔10bが形成されて
いる。図4中の前方側に、下方に延出した第1の弾性変
形部10dが備えられており、この第1のリベット孔1
0bには、後述する第1のリベット(締結手段)22が
挿通される。
【0028】また、第1のブラシホルダ10には、第1
のブラシホルダ本体10aの図4中の後方側に、第1の
ブラシホルダ本体10aの幅寸法のほぼ半分の幅寸法を
もつものとして、第1のブラシホルダ本体10aの一端
部から上方に向け折曲した第1の回路基板接続部10c
が形成されている。この第1の回路基板接続部10c
は、後述する回路基板12に形成された第1のブラシホ
ルダ取付け部(ブラシ保持体取付け部)12aにおいて
回路基板12に備えた第1の電源回路用パターン12c
に電気的に接続されている。
【0029】そして、第1のブラシホルダ10には、第
1のブラシホルダ本体10aの図4中の前方側に、上述
した第1の回路基板接続部10cとは対向して下方に延
出した第1の弾性変形部10dが備えられており、この
第1の弾性変形部10dのほぼ中央に、矩形の孔状に形
成された第1のブラシ保持部10eが形成されている。
この第1のブラシ保持部10eには、上述した第1のブ
ラシ8が抜け止められて取付けられている。
【0030】第1のブラシホルダ10は、第1の回路基
板接続部10cが第1のブラシホルダ本体10aを中心
として第1のブラシ保持部10eから離れて配置されて
いるため、この第1のブラシ保持部10eに取付けられ
た第1のブラシ8がコンミュテータ7のコンミュテータ
片7aに対して摺接しながら踊って振動が発生したとし
ても、中央において、第1のリベット孔10bをもつ第
1のブラシホルダ本体10aが第1のリベット22によ
って回路基板12に固定されるため、上述した振動が第
1の回路基板接続部10cに伝わることがない。
【0031】第2のブラシ9は、図3に示されるよう
に、コンミュテータ7の下方側に配置されており、第2
のブラシホルダ11によってコンミュテータ7に有する
コンミュテータ片7aに対してそれぞれ摺接されること
によって、電気的に接続される。第2のブラシ9は後述
する第2のブラシホルダ11に備えた第2のブラシ保持
部11eに取付けられている。
【0032】第2のブラシホルダ11は、第1のブラシ
ホルダ10と同一に形成されているため、第2のブラシ
ホルダ本体(固定部)11a、第2のリベット孔11
b、第2の回路基板接続部11c、第2の弾性変形部1
1d、第2のブラシ保持部11eがそれぞれ形成されて
おり、第2の回路基板接続部11cが後述する回路基板
12に形成された第2のブラシホルダ取付け部(ブラシ
保持体取付け部)12bにおいて回路基板12に備えた
第2の電源回路形成用パターン12dに電気的に接続さ
れている。
【0033】回路基板12は、図1に示されるように、
ギヤケース3に備えた外板3aの内側に形成された回路
基板収容部3c内に収められるL字形状に形成されてお
り、図示しないビス孔において4個の回路基板固定用ビ
ス26を表面12eから裏面12fにそれぞれ通しなが
らギヤケース3にねじ込ませることによってギヤケース
3に固定されている。ギヤケース3の回路基板収容部3
cには、カバー25が取付けられている。
【0034】回路基板12の表面12eには、図1に示
されるように、アーマチュア6に備えたコンミュテータ
7に一致する位置に、第1のブラシホルダ取付け部12
aおよび第2のブラシホルダ取付け部12bがアーマチ
ュアシャフト17を中心に対向配置されており、第1の
ブラシホルダ取付け部12aと第2のブラシホルダ取付
け部12bとのあいだに、丸孔状をなす第3のリベット
孔(締結手段挿入部)12gおよび第4のリベット孔
(締結手段挿入部)12hが形成されている。
【0035】回路基板12は、第1のブラシ取付け部1
2aが裏面12fに形成された第1の電源回路形成用パ
ターン12cに導通形成されており、第2のブラシ取付
け部12bが裏面12fに形成された第2の電源回路形
成用パターン12dに導通形成されている。第1、第2
の電源回路形成用パターン12c、12dは、裏面12
fに取付けられた制御回路12iに電気的に接続されて
いるとともに、この制御回路12iがギヤケース3に形
成されたコネクタ部3bにおいて、図示しない外部回路
に電気的に接続される。
【0036】回路基板12は、第1のブラシホルダ取付
け部12aが上述した第1のブラシホルダ10に備えた
第1の回路基板接続部10cを挿入可能な孔径をもつた
め、図4に示されるように、回路基板12の裏面12f
側から、第1のブラシホルダ10の第1の回路基板接続
部10cを第1のブラシホルダ取付け部12aに挿入し
ていくことによって、第1のブラシホルダ10の第1の
リベット孔10bが回路基板12の第3のリベット孔1
2gに一致し、第1のリベット22が回路基板12の裏
面側から、第1のブラシホルダ10に備えた第1のリベ
ット孔10b、回路基板12の第3のリベット孔12g
を通され、回路基板12の表面12e側に突出した第1
のリベット22が加締められることによって、第1のブ
ラシホルダ10が回路基板12に固定される。
【0037】そして、第1のブラシホルダ取付け部12
aにおいて表面12eに突出した第1のブラシホルダ1
0の第1の回路基板接続部10cを第1のブラシホルダ
接続部12aに半田付けすることによって、第1のブラ
シホルダ10が回路基板12の第1の電源回路形成用パ
ターン12cに電気的に接続される。
【0038】このとき、第1のブラシホルダ10は、第
1の回路基板接続部10cが第1のブラシホルダ本体1
0aを中心として第1のブラシ保持部10eから離れて
配置され、しかも、中央において、第1のリベット孔1
0bをもつ第1のブラシホルダ本体10aが第1のリベ
ット22によって回路基板12に固定されているため、
第1のブラシ保持部10eに取付けられた第1のブラシ
8がコンミュテータ7のコンミュテータ片7aに対して
摺接しながら踊って振動が発生したとしても、その振動
が第1の回路基板接続部10cに伝わることがないの
で、半田付けに緩みが発生することがない。
【0039】また、回路基板12は、第2のブラシホル
ダ取付け部12bが上述した第2のブラシホルダ11に
備えた第2の回路基板接続部11cを挿入可能な孔径を
もつため、図4に示されるように、回路基板12の裏面
12f側から、第2のブラシホルダ11の第2の回路基
板接続部11cを第2のブラシホルダ取付け部12aに
挿入していくことによって、第2のブラシホルダ11の
第2のリベット孔11bが回路基板12の第4のリベッ
ト孔12hに一致し、第2のリベット24が回路基板1
2の裏面側から、第2のブラシホルダ11に備えた第2
のリベット孔11b、回路基板12の第4のリベット孔
12hを通し、回路基板12の表面12e側に突出した
第2のリベット24が加締められることによって、第2
のブラシホルダ11が回路基板12に固定される。
【0040】そして、第2のブラシホルダ取付け部12
bにおいて表面12eに突出した第2のブラシホルダ1
1の第2の回路基板接続部11cを第2のブラシホルダ
接続部12bに半田付けすることによって、第2のブラ
シホルダ11が回路基板12の第2の電源回路形成用パ
ターン12dに電気的に接続される。
【0041】このとき、第2のブラシホルダ11は、第
2の回路基板接続部11cが第2のブラシホルダ本体1
1aを中心として第2のブラシ保持部11eから離れて
配置され、しかも、中央において、第2のリベット孔1
1bをもつ第2のブラシホルダ本体11aが第2のリベ
ット24によって回路基板12に固定されているため、
第2のブラシ保持部11eに取付けられた第2のブラシ
9がコンミュテータ7のコンミュテータ片7aに対して
摺接しながら踊って振動が発生したとしても、その振動
が第2の回路基板接続部11cに伝わることがないの
で、半田付けに緩みが発生することがない。
【0042】上述したように、回路基板12は、第1の
ブラシ8を取付けた第1のブラシホルダ10の第1のブ
ラシホルダ本体10aが回路基板12の第3のリベット
孔12gにおいて第1のリベット22によって回路基板
12に固定されるとともに、第1のブラシホルダ10の
第1の回路基板接続部10cが第1のブラシホルダ取付
け部12aにおいて電気的に接続される一方、第2のブ
ラシ9を取付けた第2のブラシホルダ11の第2のブラ
シホルダ本体11aが回路基板12の第4のリベット孔
12hにおいて第2のリベット24によって回路基板1
2に固定されるとともに、第2のブラシホルダ11の第
2の回路基板接続部11cが第2のブラシホルダ取付け
部12bにおいて電気的に接続されたうえで、第1、第
2のブラシ8、9の離隔寸法がコンミュテータ7の外径
寸法よりも大きくなるように、第1、第2のブラシホル
ダ10、11の間隔が押し拡げられながら、ギヤケース
3の回路基板収容部3c内に組み込まれ、回路基板固定
用ビス26がねじ込まれることによってギヤケース3に
固定される。それ故、回路基板12は、アーマチュア6
に対する給電に必要な第1、第2のブラシ8、9および
第1、第2のブラシホルダ10、11が回路基板12に
既に取付けられた状態でギヤケース3に対して取付けら
れるため、従来のもののように、ホルダベースやターミ
ナルプレートを不要として、ワンタッチでの取付けが行
われるものとなる。
【0043】このような構造を有する小型モータ1は、
パワーウインドモータとして用いる場合、ギヤケース3
が図示しないガラス昇降機構にねじ止められるととも
に、ガラス昇降機構を介して出力軸23がウインドガラ
スに連結され、ギヤケース3のコネクタ部3bに外部の
パワーウインド回路が接続されて車体に搭載される。
【0044】パワーウインド回路には、ウインド開スイ
ッチやウインド閉スイッチが備えられているため、ウイ
ンドガラスが閉まっているときに、ウインド開スイッチ
がオンされると、制御回路12iを通じて、第1の電源
回路形成用パターン12cにハイレベルが印加されると
ともに、第2の電源回路形成用パターン12dがローレ
ベルになるため、回路基板12の第1のブラシホルダ取
付け部12a、第1のブラシホルダ10、第1のブラシ
8、第1のブラシ8に電気的に接続しているコンミュテ
ータ片7a、アーマチュアコイル17、第2のブラシ9
に電気的に接続しているコンミュテータ片7a、第2の
ブラシ9、第2のブラシホルダ11、回路基板12の第
2のブラシホルダ取付け部12b、第2の電源回路形成
用パターン12dに電源の電流が流れて、アーマチュア
コイル19が外側に磁力を発生し、マーマチュアコイル
19が発生した磁力と、第1、第2のマグネット4、5
が内側に発生している磁力との相互作用によってアーマ
チュア6が正回転し、アーマチュアシャフト15の正方
向の回転力がウォーム15aからホイールギヤ22に伝
達されて出力軸23が正回転して、ウインド昇降機構を
介しウインドガラスが全開側に向けて移動する。
【0045】上記とは異なり、ウインドガラスが開いて
いるときに、ウインド閉スイッチがオンされると、制御
回路12iを通じて、第2の電源回路形成用パターン1
2dにハイレベルが印加されるとともに、第1の電源回
路形成用パターン12cがローレベルになるため、回路
基板12の第2のブラシホルダ取付け部12b、第2の
ブラシホルダ11、第2のブラシ9、第2のブラシ9に
電気的に接続しているコンミュテータ片7a、アーマチ
ュアコイル19、第1のブラシ8に電気的に接続してい
るコンミュテータ片7a、第1のブラシ8、第1のブラ
シホルダ10、回路基板12の第1のブラシホルダ取付
け部12a、第1の電源回路形成用パターン12cに電
源の電流が流れて、アーマチュアコイル19が外側に磁
力を発生し、マーマチュアコイル19が発生した磁力
と、第1、第2のマグネット4、5が内側に発生してい
る磁力との相互作用によってアーマチュア6が逆回転
し、アーマチュアシャフト17の逆方向の回転力がウォ
ーム17aからホイールギヤ22に伝達されて出力軸2
3が逆回転して、ウインド昇降機構を介しウインドガラ
スが全閉側に向けて移動する。
【0046】図5および図6には、この発明に係わる小
型モータの第2実施例が示されており、第1、第2のブ
ラシホルダ10、11まわりのみが図示されている。
【0047】この場合の第1、第2のブラシホルダ1
0、11は、導電性のある金属製板材によって、図5に
示されるように、断面がクランク形状をなすものとして
形成されており、第1のブラシホルダ10には、図6に
示されるように、平板状をなす第1のブラシホルダ本体
10aの両側縁部に、第1の位置決め用舌片(位置決め
用舌片)10a1、第2の位置決め用舌片(位置決め用
舌片)10a2が一対で形成されているとともに、第1
実施例と同様にして、第1の回路基板接続部10c、第
1の弾性変形部10d、第1のブラシ保持部10eがそ
れぞれ形成されている。
【0048】第2のブラシホルダ11には、図6に示さ
れるように、平板状をなす第2のブラシホルダ本体11
aの両側縁部に、第3の位置決め用舌片(位置決め用舌
片)11a1、第4の位置決め用舌片(位置決め用舌
片)11a2が一対で形成されているとともに、第1実
施例と同様にして、第2の回路基板接続部11c、第2
の弾性変形部11d、第2のブラシ保持部11eがそれ
ぞれ形成されている。
【0049】第1のブラシホルダ10に有する第1、第
2の位置決め用舌片10a1、10a2が第1のブラシ
ホルダ本体19aから突出する寸法は、回路基板12の
板厚よりも大きい。
【0050】第2のブラシホルダ11に有する第3、第
4の位置決め用舌片11a1、11a2が第1のブラシ
ホルダ本体10aから突出する寸法は、回路基板12の
板厚よりも大きい。
【0051】この場合の回路基板12には、第1のブラ
シホルダ取付け部12aと第2のブラシホルダ取付け部
12bとのあいだに、角孔状をなす第1、第2の舌片挿
入部(舌片挿入部)12j、12kおよび第3、第4の
舌片挿入部(舌片挿入部)12m、12nが一対に形成
されている。
【0052】回路基板12は、第1のブラシホルダ取付
け部12aが第1のブラシホルダ10に備えた第1の回
路基板接続部10cを挿入可能な孔径をもつとともに、
第1、第2の舌片挿入部12j、12kが第1のブラシ
ホルダ10に備えた第1、第2の位置決め用舌片10a
1、10a2を挿入可能な孔径をもつ。
【0053】回路基板12は、第2のブラシホルダ取付
け部12bが第2のブラシホルダ11に備えた第2の回
路基板接続部11cを挿入可能な孔径をもつとともに、
第3、第4の舌片挿入部12m、12nが第2のブラシ
ホルダ11に備えた第3、第5の位置決め用舌片11a
1、11a2を挿入可能な孔径をもつ。
【0054】そして、第1のブラシホルダ10は、回路
基板12の裏面12f側から、第1の回路基板接続部1
0cを第1のブラシホルダ取付け部12aに挿入すると
ともに、第1、第2の位置決め用舌片10a1、10a
2を第1、第2の舌片挿入部12j、12kにそれぞれ
挿入していくことによって、第1、第2の位置決め用舌
片10a1、10a2において回路基板12の表面12
e上に突出した部分が第1、第2の係止部10a3、1
0a4になるため、第1、第2の係止部10a3、10
a4が両側に折り曲げられて、回路基板12の表面12
eに係止されることによって、第1のブラシホルダ10
が回路基板12に抜け止められて支持されている。
【0055】第2のブラシホルダ11は、第1のブラシ
ホルダ10と同様にして、回路基板12の裏面12f側
から、第2の回路基板接続部11cを第2のブラシホル
ダ取付け部12bに挿入するとともに、第3、第4の位
置決め用舌片11a1、11a2を第3、第4の舌片挿
入部12m、12nにそれぞれ挿入していくことによっ
て、第3、第4の位置決め用舌片11a1、11a2に
おいて回路基板12の表面12e上に突出した部分が第
3、第4の係止部11a3、11a4になるため、第
3、第4の係止部11a3、11a4が両側に折り曲げ
られて、回路基板12の表面12eに係止されることに
よって、第2のブラシホルダ11が回路基板12に抜け
止められて支持されている。
【0056】そして、この場合も、第1、第2のブラシ
ホルダ10、11において、第1、第2の回路基板接続
部10c、11cが第1、第2のブラシホルダ本体10
a、11aを中心として第1、第2のブラシ保持部10
e、11eからそれぞれ離れて配置されているため、第
1、第2のブラシ保持部10e、11eに取付けられた
第1、第2のブラシ8、9がコンミュテータ7のコンミ
ュテータ片7aに対して摺接しながら踊って振動が発生
したとしても、中央において、第1のブラシホルダ10
の第1、第2の位置決め用舌片12j、12k、第2の
ブラシホルダ11の第3、第4の位置決め用舌片12
m、12nが第1のブラシホルダ10の第1、第2の係
止部10a3、10a4、第2のブラシホルダ11の第
3、第4の係止部11a3、11a4によって回路基板
12に支持されているため、上述した振動が第1のブラ
シホルダ10の第1の回路基板接続部10c、第2のブ
ラシホルダ11の第2の回路基板接続部11cに伝わる
ことがない。
【0057】上述したように、第1のブラシホルダ10
は、第1のブラシホルダ本体10aにおいて第1、第2
の位置決め用舌片10a1、10a2が回路基板12の
第1、第2の舌片挿入部12j、12kに挿入されたう
えで、第1、第2の係止部10a3、10a4によって
回路基板12に固定されて、第1の回路基板接続部10
cが第1のブラシホルダ取付け部12aにおいて回路基
板12の第1の電源回路形成用パターン12cに電気的
に接続される一方、第2のブラシホルダ11は、第2の
ブラシホルダ本体11aにおいて第3、第4の位置決め
用舌片11a1、11a2が回路基板12の第3、第4
の舌片挿入部12m、12nに挿入されたうえで、第
3、第4の係止部11a3、11a4によって回路基板
12に固定されて、第2の回路基板接続部11cが第2
のブラシホルダ取付け部12bにおいて回路基板12の
第2の電源回路形成用パターン12dに電気的に接続さ
れたうえで、第1、第2のブラシ8、9の離隔寸法がコ
ンミュテータ7の外径寸法よりも大きくなるように、第
1、第2のブラシホルダ10、11の間隔が押し拡げら
れながら、ギヤケース3の回路基板収容部3c内に組み
込まれ、回路基板固定用ビス26がねじ込まれることに
よってギヤケース3に固定される。それ故、回路基板1
2は、アーマチュア6に対する給電に必要な第1、第2
のブラシ8、9および第1、第2のブラシホルダ10、
11が回路基板12に既に取付けられた状態でギヤケー
ス3に対して取付けられるため、従来のもののように、
ホルダベースやターミナルプレートを不要として、ワン
タッチでの取付けが行われるものとなる。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わる小型モータによれば、ブラシをそれぞれ
保持したブラシ保持体は、回路基板に形成されたブラシ
保持体取付部においてそれぞれ絶縁して取付けられ、回
路基板がケースに取付けられることによって、ブラシを
コンミュテータの外側に配置する。それ故、従来のもの
のように、アーマチュアに対する給電に必要な部品とし
てのホルダベースやターミナルプレートが不要になると
ともに、アーマチュアに対する給電部品の取付けが回路
基板をギヤケースに取付けるだけで容易に行われるの
で、アーマチュアに対する給電に必要な部品点数を減少
することによって生産性の向上が図れるという優れた効
果を奏する。
【0059】この発明の請求項2に係わる小型モータに
よれば、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体に有す
る回路基板接続部が回路基板に形成されたブラシ保持体
取付部においてそれぞれ絶縁して電気的に接続される。
それ故、請求項1の効果に加え、半田付けなどの接合に
よって電気的な接続を行う箇所がブラシ保持体に有する
回路基板接続部とブラシ保持体取付部とのみになるた
め、接合を行う工程が簡略化するという優れた効果を奏
する。
【0060】この発明の請求項3に係わる小型モータに
よれば、ブラシ保持体に形成された回路基板接続部が、
ブラシが取付けられたブラシ保持部から離れて配置され
ている。それ故、請求項2の効果に加え、ブラシがコン
ミュテータに対して摺接する際に発生する、いわゆるブ
ラシの踊りなどによる振動が回路基板接続部に伝わりに
くくなるため、振動等によって回路基板接続部が回路基
板に有するブラシ保持体取付部に対して取付け不良にな
る心配が少ないという優れた効果を奏する。
【0061】この発明の請求項4に係わる小型モータに
よれば、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体に有す
る固定部と、回路基板に有する締結手段挿入部とは、締
結手段によって回路基板に固定されている。それ故、請
求項3の効果に加え、締結手段によって、ブラシの踊り
などによる振動が回路基板接続部にさらに伝わりにくく
なるという優れた効果を奏する。
【0062】この発明の請求項5に係わる小型モータに
よれば、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体に有す
る位置決め用舌片が回路基板に有する舌片挿入部に挿入
されることによって、ブラシ保持体が回路基板上で位置
決めされ、ブラシ保持体に有する回路基板接続部が回路
基板に形成されたブラシ保持体取付部においてそれぞれ
絶縁して電気的に接続される。それ故、請求項3の効果
に加え、回路基板上でのブラシ保持体の位置決めが確実
になるという優れた効果を奏する。
【0063】この発明の請求項6に係わる小型モータに
よれば、ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体に有す
る位置決め用舌片が回路基板に有する舌片挿入部に挿入
されたうえで、位置決め用舌片に有する係止部が回路基
板に係止することによって、ブラシ保持体が回路基板上
で位置決められて抜け止めされ、ブラシ保持体に有する
回路基板接続部が回路基板に形成されたブラシ保持体取
付部においてそれぞれ絶縁して電気的に接続される。そ
れ故、請求項5の効果に加え、ブラシ保持体に有する回
路基板接続部を回路基板に有するブラシ保持体取付部に
接合する際に、ブラシ保持体が回路基板に抜け止められ
ているので、その際の接合が確実にして極めて容易に行
えるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる小型モータの第1実施例にお
いての正面図である。
【図2】図1に示した小型モータにおいてのアーマチュ
アまわりの縦断背面図である。
【図3】図1に示した小型モータにおいてのブラシまわ
りの縦断側面図である。
【図4】図1に示した小型モータにおいてのブラシ保持
体と回路基板との取付け関係を示す外観斜視図である。
【図5】この発明に係わる小型モータの第2実施例にお
いてのブラシまわりの縦断側面図である。
【図6】図5に示した小型モータにおいてのブラシ保持
体と回路基板との取付け関係を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 小型モータ 2 (ケース)ヨーク 3 (ケース)ギヤケース 4 (マグネット)第1のマグネット 5 (マグネット)第2のマグネット 6 アーマチュア 7 コンミュテータ 8 (ブラシ)第1のブラシ 9 (ブラシ)第2のブラシ 10 (ブラシ保持体)第1のブラシホルダ 10a (固定部)第1のブラシホルダ本体 10a1 (位置決め用舌片)第1の位置決め用舌片 10a2 (位置決め用舌片)第2の位置決め用舌片 10a3 (係止部)第1の係止部 10a4 (係止部)第2の係止部 10c (回路基板接続部)第1の回路基板接続部 11 (ブラシ保持体)第2のブラシホルダ 11a (固定部)第2のブラシホルダ本体 11a1 (位置決め用舌片)第3の位置決め用舌片 11a2 (位置決め用舌片)第4の位置決め用舌片 11a3 (係止部)第3の係止部 11a4 (係止部)第4の係止部 11c (回路基板接続部)第2の回路基板接続部 12 回路基板 12a (ブラシ保持体取付部)第1のブラシホルダ取
付け部 12b (ブラシ保持体取付部)第2のブラシホルダ取
付け部 12g (締結手段挿入部)第3のリベット孔 12h (締結手段挿入部)第4のリベット孔 12j (舌片挿入部)第1の舌片挿入部 12k (舌片挿入部)第2の舌片挿入部 12m (舌片挿入部)第3の舌片挿入部 12n (舌片挿入部)第4の舌片挿入部 17 アーマチュアシャフト 19 アーマチュアコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟 木 弘 幸 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 上記ケースの内側に配置されたマグネットと、 上記マグネットの内側に配置され、上記ケースに回転可
    能に支持されたアーマチュアと、 上記アーマチュアに備えたアーマチュアシャフトに取付
    けられているとともに、該アーマチュアに備えたアーマ
    チュアコイルに電気的に接続されたコンミュテータと、 上記コンミュテータに摺接して電気的に接続される複数
    個のブラシと、 上記ブラシをそれぞれ保持したブラシ保持体と、 上記ブラシ保持体をそれぞれ絶縁して取付け可能なブラ
    シ保持体取付部が形成されており、上記ケースに取付け
    られるとともに外部回路に電気的に接続される回路基板
    を備えていることを特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項2】 ブラシ保持体には、回路基板に有するブ
    ラシ保持体取付部に電気的に接続可能な回路基板接続部
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の小
    型モータ。
  3. 【請求項3】 ブラシ保持体には、ブラシが取付けられ
    たブラシ保持部から離れた位置に回路基板接続部が形成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の小型モー
    タ。
  4. 【請求項4】 回路基板には、締結手段挿入部が形成さ
    れており、 ブラシ保持体には、回路基板に対して締結手段によって
    固定される固定部が形成されていることを特徴とする請
    求項3に記載の小型モータ。
  5. 【請求項5】 回路基板には、舌片挿入部が形成されて
    おり、 ブラシ保持体には、回路基板接続部とは独立していて、
    回路基板に有する舌片挿入部に挿入可能な位置決め用舌
    片が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    小型モータ。
  6. 【請求項6】 ブラシ保持体に有する位置決め用舌片に
    は、回路基板に有する舌片挿入部に挿入されたうえで回
    路基板に係止可能な係止部が備えられていることを特徴
    とする請求項5に記載の小型モータ。
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