JPH10107986A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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Publication number
JPH10107986A
JPH10107986A JP8261947A JP26194796A JPH10107986A JP H10107986 A JPH10107986 A JP H10107986A JP 8261947 A JP8261947 A JP 8261947A JP 26194796 A JP26194796 A JP 26194796A JP H10107986 A JPH10107986 A JP H10107986A
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JP
Japan
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error
processing
relay
station
error processing
Prior art date
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Application number
JP8261947A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Sagiya
喜春 鷺谷
Toshiaki Kounoe
俊彰 鴻江
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH10107986A publication Critical patent/JPH10107986A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中継同報において、中継指示局と中継局とで
エラー処理方法を整合させ、エラー処理を円滑に実行す
る。 【解決手段】 中継局としての端末Bの処理能力を判別
し(102)、該端末Bの処理能力に応じて最適なエラ
ー処理方法を設定する(108)。例えば、中継局が正
常に受信したデータのみを保持し、その後受信したデー
タと合わせて宛先局へ中継同報する能力を有する場合に
は、データをエラーが発生した時点のページから中継局
へ再送するエラー処理方法を設定する。その後、端末B
へのデータ送信中に回復不可能なエラーを検出すると
(120で肯定判定)、設定されたエラー処理方法に従
って、エラー処理を実行する(124)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に係
り、より詳しくは、中継局としての通信端末装置にデー
タを送信すると共に、宛先局としての通信端末装置へ前
記データを中継同報するよう前記中継局に対して指示す
る中継指示局としての通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ通信網等におい
て、中継同報と呼ばれる通信方式が利用されている。こ
の中継同報は、中継指示局としてのファクシミリ装置
(以下、中継指示局と称する)が中継局としてのファク
シミリ装置(以下、中継局と称する)に対し、宛先局と
しての複数のファクシミリ装置(以下、宛先局と称す
る)へデータを同報するよう指示し、この指示を受けた
中継局が複数の宛先局へデータを同報するというもので
ある。
【0003】このような中継同報において、中継指示局
から中継局へデータを送信中に、例えば、回線断のよう
なその呼では回復不可能な通信エラーが発生した場合、
従来は中継指示局と中継局とでエラー処理方法に関する
規則が無かったので、中継指示局と中継局は各々に予め
設定されたエラー処理方法でエラー処理を行っていた。
【0004】このため、中継指示局と中継局とでエラー
処理方法に不整合が発生し、データが最終伝送先である
宛先局に中継指示局の意図通りに送信されないおそれが
あった。
【0005】例えば、中継指示局では、中継局に再発呼
しデータを最初から再送するようなエラー処理方法が、
一方の中継局では、通信エラーの発生前に正常に受信し
たデータを宛先局に同報するようなエラー処理方法が、
それぞれ設定されているとする。ここで、中継指示局か
ら中継局へ5ページの画像データを送信中に3ページ目
の途中で通信エラーが発生した場合、中継局は、通信エ
ラーの発生前の2ページ目までを宛先局に同報し、さら
に中継指示局から再送された最初から(1ページ目か
ら)の画像データも宛先局に同報することになる。これ
により、宛先局では2ページ目までを重複して受信する
ことになり、無駄な通信が発生したことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消するために成されたものであり、中継同報におい
て、中継指示局と中継局とでエラー処理方法を整合さ
せ、エラー処理を円滑に実行することができる通信端末
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の通信端末装置は、中継局としての通
信端末装置にデータを送信すると共に、宛先局としての
通信端末装置へ前記データを中継同報するよう前記中継
局に対して指示する中継指示局としての通信端末装置で
あって、前記中継局へデータを送信しているときに、当
該通信接続状態では回復不可能なエラーを検知するエラ
ー検知手段と、回復不可能なエラーが検知されたとき
に、前記中継局の処理能力に応じて最適なエラー処理を
実行するエラー処理実行手段と、を有することを特徴と
する。
【0008】また、請求項2記載の通信端末装置では、
請求項1記載の通信端末装置において、前記中継局の処
理能力が予め定められている場合、前記エラー処理実行
手段は、該予め定められた処理能力に応じて最適なエラ
ー処理を実行することを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の通信端末装置では、
請求項1記載の通信端末装置において、前記エラー処理
実行手段は、前記中継局の処理能力が予め定められてい
ない場合、前記中継局の処理能力を判別する判別手段
と、前記判別手段による判別結果に基づいて最適なエラ
ー処理を実行する判別時実行手段と、を含むことを特徴
とする。
【0010】また、請求項4記載の通信端末装置では、
請求項3記載の通信端末装置において、前記判別時実行
手段は、前記中継局の処理能力が判別不可能であった場
合、該中継局の処理能力がいかなる処理能力であっても
対応可能なエラー処理の中で最適なエラー処理を実行す
ることを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の通信端末装置では、
請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の通信端末装
置において、前記エラー処理実行手段は、前記中継局へ
のデータ送信を開始する前に、前記最適なエラー処理方
法を設定し、前記エラーが検知されたときに該設定した
エラー処理方法に従ってエラー処理を実行することを特
徴とする。
【0012】また、請求項6記載の通信端末装置は、請
求項5記載の通信端末装置において、前記設定したエラ
ー処理方法に応じて、自らの処理能力を設定する処理能
力設定手段を更に有することを特徴とする。
【0013】上記請求項1記載の通信端末装置は、中継
指示局として、中継局としての通信端末装置へデータを
送信しているときに、エラー検知手段によって当該通信
接続状態では回復不可能なエラーを検知すると、エラー
処理実行手段によって中継局の処理能力に応じて最適な
エラー処理を実行する。
【0014】ここでの最適なエラー処理とは、中継局の
処理能力の条件下で、データの全てを欠けることなく確
実に中継局へ送信し且つ無駄な通信をより少なくするこ
とができるエラー処理を意味している。以下で用いる最
適なエラー処理も同じ意味である。
【0015】例えば、中継局が正常に受信したデータの
みを宛先局へ中継同報する能力を有しておらず、受信し
たデータ全てをエラー発生後直ちに廃棄する能力のみを
有する場合には、データを最初から中継局へ再送するエ
ラー処理を実行する。また、中継局が正常に受信したデ
ータのみを保持し、その後受信したデータと合わせて宛
先局へ中継同報する能力を有する場合には、データをエ
ラーが発生した時点のページから中継局へ再送するエラ
ー処理を実行する。
【0016】このように請求項1記載の中継指示局とし
ての通信端末装置では、従来のように独自のエラー処理
を実行するのではなく、中継局の処理能力に応じて最適
なエラー処理を実行する。これにより、中継指示局と中
継局とでエラー処理方法を整合させ、エラー処理を円滑
に実行することができる。
【0017】ところで、中継局の処理能力については、
予め定められている場合と予め定められていない場合と
がある。中継局の処理能力が予め定められている場合に
は、請求項2記載の発明のように、エラー処理実行手段
が該予め定められた処理能力に応じて最適なエラー処理
を実行すれば良い。
【0018】一方、中継局の処理能力が予め定められて
いない場合には、請求項3記載の発明のようにエラー処
理実行手段を、判別手段と判別時実行手段とを含んで構
成し、判別手段で中継局の処理能力を判別し、判別時実
行手段によって判別結果に基づいて最適なエラー処理を
実行すれば良い。
【0019】但し、判別手段で中継局の処理能力を判別
できない場合は、請求項4記載の発明のように、判別時
実行手段によって、中継局の処理能力がいかなる処理能
力であっても対応可能なエラー処理の中から最適なエラ
ー処理を実行すれば良い。これにより、中継局の処理能
力が判別不可能な場合でも、いかなる処理能力でも対応
可能なエラー処理の中からエラー処理が実行されるの
で、円滑なエラー処理を維持することができる。
【0020】ところで、請求項5記載の発明のように、
エラー処理実行手段によって、中継局へのデータ送信を
開始する前に最適なエラー処理方法を設定しておくと、
エラーを検知した後でエラー処理方法を設定する必要が
無くなり、迅速にエラー処理を実行することができる。
【0021】また、請求項6記載の発明のように、処理
能力設定手段を更に具備し、処理能力設定手段によっ
て、前記設定されたエラー処理方法に応じて、自らの処
理能力を設定することが望ましい。例えば、データをエ
ラーが発生した時点のページから中継局へ再送するエラ
ー処理方法が設定された場合には、中継局へ正常に送信
されたページを再送する必要が無いので、正常に送信さ
れたページのデータをメモリから削除しメモリを解放す
るような処理能力に設定することが望ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を説
明する。
【0023】図1には、本発明に係る通信端末装置10
のブロック図が示されている。この通信端末装置10に
は、通信端末装置10全体の制御を行うCPU12と、
装置全体を制御するための制御プログラムや中継同報処
理を制御するためのプログラム等が予め記憶されたRO
M28と、上記プログラム等が使用する作業用メモリと
してのRAM14と、が設けられている。
【0024】また、通信端末装置10には、磁気ディス
ク装置等で構成され電源切断後でも記憶しておくべきデ
ータの記憶装置としての不揮発性記憶装置16と、オペ
レータが各種処理の開始・停止指示等の操作を行うため
のキーボード及び各種処理に関する情報を表示するため
のディスプレイにより構成された操作表示装置18と、
送信原稿を読み取る読取装置20と、読取装置20によ
り読み取った画像データに対し符号化、復号化、拡大、
縮小等の処理を行う画像処理装置22と、画像データ専
用のメモリとしての画像蓄積装置24と、が設けられて
いる。なお、上記画像データは送信原稿から読み取った
情報を意味し、この画像データには画像、文字、記号等
の情報が含まれる。
【0025】また、通信端末装置10には、通信端末装
置10をデジタル網39へ接続するためのデジタル網制
御装置38と、通信端末装置10をアナログ網41へ接
続するためのアナログ網制御装置40と、が設けられ、
これらデジタル網制御装置38、アナログ網制御装置4
0は共に、回線切換えを制御する回線切換え制御装置3
6に接続されている。さらに、通信端末装置10には、
G4ファクシミリ通信等のデジタル網に適した通信を制
御する通信制御部30と、G3ファクシミリ通信等のア
ナログ網に適した通信を制御する通信制御部32と、が
設けられており、通信制御部30は回線切換え制御装置
36に直接接続され、通信制御部32はモデム34を介
して回線切換え制御装置36に接続されている。
【0026】更に、通信端末装置10には、デジタル網
制御装置38及びアナログ網制御装置40からの信号に
基づいて回線切断エラー等の通信中のエラーを検出する
通信エラー検出部42が設けられている。この通信エラ
ー検出部42はエラーを検出した場合、エラーの種類に
応じた所定の信号をCPU12へ送出する。CPU12
は通信エラー検出部42からの信号に基づいて、再発呼
しても回復不可能なエラー(回線断等)の発生を検知す
ることができる。
【0027】なお、以上の装置のうちモデム34を除く
他の装置は、システムバス26を介して相互に接続され
ている。
【0028】また、ROM28に記憶された中継同報処
理を制御するためのプログラムは、中継指示局として動
作するときのプログラム、中継局として動作するときの
プログラム、宛先局として動作するときのプログラムの
全てを含んでいる。このため通信端末装置10は中継指
示局、中継局、宛先局のいずれの機能も備えている。
【0029】次に、本実施形態の作用を説明する。ここ
では、まず図2を用いて中継同報の概要を説明する。図
2に示すように、中継同報とは、中継指示局と呼ばれる
通信端末装置10A(以下、端末Aと称す)が、中継局
と呼ばれる通信端末装置10B(以下、端末Bと称す)
に対し、データを送信すると共に宛先局と呼ばれる複数
の通信端末装置10C、10D、10E(以下、それぞ
れを端末C、端末D、端末Eと称す)へ前記データを同
報するように指示し、端末Bが当該指示に基づいて端末
C、D、Eへデータを同報する通信形態である。
【0030】この通信形態は、複数の宛先に同報する場
合に通信料金低減を図るためのものである。例えば、東
京の本社(中継指示局)から、大阪地域の複数の営業所
へデータを送信する場合に、本社から複数の営業所へ同
報したのでは、市外通話料金がかかってしまうため、全
体の通信料金が非常に高くなってしまう。そこで、図2
に示すように、本社から大阪の1つの営業所へデータを
送信し、該1つの営業所から大阪の他の営業所へデータ
を同報させる。これにより、市外通話料金がかかるのは
1回のみで、他の通信は市内通話料金で済むので、全体
の通信料金を低減させることが可能となる。
【0031】以下では、図2に示す中継指示局としての
端末Aで実行される中継同報のエラー処理について説明
する。なお、本実施形態では、説明をわかりやすくする
ために、端末Bの処理能力、端末Aによるエラー処理方
法、端末Aから端末Bへのエラー処理指示、及び端末A
の処理能力の各々について、幾つかのパターンを想定し
ている。まず、上記の各々についてのパターンを説明す
る。
【0032】端末Bの処理能力としては、次の6つのパ
ターンを想定している。 処理能力1:ある呼で画像データを受信中に、回復不可
能なエラーを検出したら、その呼でそれまで受信した画
像データを全て廃棄する。
【0033】処理能力2:ある呼で画像データを受信中
に、回復不可能なエラーを検出したら、その呼で正常に
受信した画像データを中継同報する。
【0034】処理能力3:ある呼で画像データを受信中
に、回復不可能なエラーを検出したら、正常に受信した
画像データをある規定時間まで保存する。そして、その
規定時間まで中継指示局からの中継同報指示を待ち、そ
の間に同一中継指示があったら、その画像データと保存
してある画像データとを合わせて一つの画像データとし
て中継同報する。一方、同一中継指示が無かったら、保
存してある画像データを廃棄する。
【0035】処理能力4:ある呼で画像データを受信中
に、回復不可能なエラーを検出したら、正常に受信した
画像データをある規定時間まで保存する。そして、その
規定時間まで中継指示局からの中継同報指示を待ち、そ
の間に同一中継指示があったら、その画像データと保存
してある画像データとを合わせて一つの画像データとし
て中継同報する。一方、同一中継指示が無かったら、保
存してある画像データを中継同報する。
【0036】処理能力5:ある呼で画像データを受信中
に、回復不可能なエラーを検出したら、正常に受信した
画像データをある規定時間まで保存する。そして、その
規定時間まで中継指示局からのエラー処理指示を待ち、
エラー処理指示を受信したらその指示に従って処理を行
う。一方、エラー処理指示が無かったら、保存してある
画像データを廃棄する。
【0037】処理能力6:ある呼で画像データを受信中
に、回復不可能なエラーを検出したら、正常に受信した
画像データをある規定時間まで保存する。そして、その
規定時間まで中継指示局からのエラー処理指示を待ち、
エラー処理指示を受信したらその指示に従って処理を行
う。一方、エラー処理指示が無かったら、保存してある
画像データを中継同報する。
【0038】次に、端末Aによるエラー処理方法として
は、次の3つのパターンを想定している。
【0039】エラー処理方法1:端末Bへ再発呼し同一
の中継同報指示を行い、画像データを最初から再送す
る。
【0040】エラー処理方法2:端末Bへ再発呼し同一
の中継同報指示を行い、画像データをエラーが発生した
ページから再送する。
【0041】エラー処理方法3:端末Bに対してエラー
処理指示を行い、端末Bへ再発呼し同一の中継同報指示
を行い、画像データをエラーが発生したページから再送
する。
【0042】次に、端末Aから端末Bへのエラー処理指
示としては、次の2つのパターンを想定している。
【0043】エラー処理指示1:端末Bに対して、前回
の通信でエラーが発生する前に正常に受信した画像デー
タを、これから送信する画像データと合わせて中継同報
するように指示する。
【0044】エラー処理指示2:端末Bに対して、前回
の通信でエラーが発生する前に正常に受信した画像デー
タを先に中継同報し、これから送信する画像データを別
の呼として中継同報するように指示する。
【0045】最後に、端末Aの処理能力としては、次の
2つのパターンを想定している。 処理能力7:複数ページから成る画像データを送信中に
送信が完了したページをメモリから削除する。
【0046】処理能力8:複数ページから成る画像デー
タを送信する場合、全ての画像データを相手先に送信で
きたことを確認してから、メモリに記憶された画像デー
タを削除する。
【0047】次に、図3を用いて、端末Aで実行される
中継同報のエラー処理を説明する。端末A側のオペレー
タが操作表示装置18のキーボードによって中継同報の
実行指示を行うと、端末AのCPU12によって図3に
示す制御ルーチンが実行開始される。図3のステップ1
02では、中継局となる端末Bの処理能力の判別を試行
する。
【0048】ここで端末Bの処理能力が判別不可能であ
ればステップ106へ進み、判別不能時のエラー処理方
法、即ち端末Bの処理能力がいかなる処理能力であって
も対応可能なエラー処理方法として、上記エラー処理方
法1(画像データを最初から再送)を設定しRAM14
に記憶する。
【0049】一方、端末Bの処理能力が判別可能であれ
ばステップ108へ進み、端末Bの処理能力に応じて以
下のようにして最適なエラー処理方法を設定しRAM1
4に記憶する。
【0050】具体的には、端末Bの処理能力が処理能力
1である場合は、端末Bは回復不可能なエラーの検出
後、既に受信した画像データを全て廃棄するので、これ
に合うようにエラー処理方法1(画像データを最初から
再送)を設定する。
【0051】また、端末Bの処理能力が処理能力2、
3、4の何れかである場合は、端末Bは回復不可能なエ
ラーの検出後、少なくとも正常に受信した画像データに
ついては同報する能力を有するので、これに合うように
エラー処理方法2(画像データをエラー発生ページから
再送)を設定する。
【0052】更に、端末Bの処理能力が処理能力5、6
の何れかである場合は、端末Bは回復不可能なエラーの
検出後、正常に受信した画像データを保存しエラー処理
指示を待つので、これに合うようにエラー処理方法3
(エラー処理指示を行った上で画像データをエラー発生
ページから再送)を設定する。
【0053】なお、処理方法3でエラー処理指示1、2
のどちらを行うかは、端末Bが前回受信した画像データ
と新たに受信する画像データとを合わせて1つの画像デ
ータを作成する能力を有するか否かによって設定する。
即ち、端末Bが上記能力を有する場合にはエラー処理指
示1を、端末Bが上記能力を有しない場合にはエラー処
理指示2を、それぞれ設定する。
【0054】上記のようにしてステップ106又は10
8でエラー処理方法を設定し記憶した後、ステップ11
0へ進み、自端末(端末A)の処理能力を変更するか否
かを、上記設定したエラー処理方法及び現在の自端末の
処理能力に基づいて判断する。
【0055】例えば、エラー処理方法1を設定した場
合、端末Aの処理能力としては処理能力8(画像データ
単位の削除)が望ましいが、現在処理能力8に設定され
ていないときは処理能力を変更すると判断する。また、
エラー処理方法2又は3を設定した場合、端末Aの処理
能力としては処理能力7(ページ単位の削除)が望まし
いが、現在処理能力7に設定されていないときは処理能
力を変更すると判断する。
【0056】ステップ110で自端末の処理能力を変更
すると判断した場合のみ、ステップ112へ進み、処理
能力を変更する。例えば、エラー処理方法1を設定し且
つ現在処理能力8に設定されていない場合、端末Aの処
理能力を処理能力8に変更する。また、エラー処理方法
2又は3を設定し且つ現在処理能力7に設定されていな
い場合、端末Aの処理能力を処理能力7に変更する。
【0057】その後、ステップ114へ進み、中継同報
に関する指示情報として宛先局の情報等を端末Bへ送信
し、次のステップ116では端末Bへの画像データの送
信を開始する。これにより、画像データは1ページずつ
端末Aから端末Bへ送信され、端末Bの画像蓄積装置2
4に記憶されていく。
【0058】次のステップ118では端末Bへの画像デ
ータの送信が終了したか否かを判定する。送信が終了し
ていない場合は、ステップ120へ進み、通信エラー検
出部42によって回線断等の回復不可能な通信エラーが
検出されたか否かを判定する。通信エラーが検出されて
いなければ、ステップ118へ戻る。
【0059】一方、ステップ120で通信エラーが検出
されると、ステップ122へ進み、エラー処理方法の情
報をRAM14から読み出す。そして、次のステップ1
24では、当該エラー処理方法に従ってエラー処理を開
始する。
【0060】例えば、エラー処理方法1が設定されてい
た場合は、端末Bに対して再発呼し同一の中継同報指示
を行い、画像データを最初から再送する。端末Bは、既
に受信した画像データを全て廃棄した後、再送されてき
た画像データを最初から受信し、この最初からの画像デ
ータを、指示された複数の宛先局(端末C、D、E)へ
同報する。
【0061】また、エラー処理方法2が設定されていた
場合は、端末Bに対して再発呼し同一の中継同報指示を
行い、画像データをエラーが発生したページから再送す
る。この時、端末Bが処理能力2を有する場合は、正常
に受信したページまでの画像データを、指示された複数
の宛先局へ同報すると共に、エラー発生ページ以降の画
像データを受信し、このエラー発生ページ以降の画像デ
ータを複数の宛先局へ同報する。一方、端末Bが処理能
力3又は4を有する場合は、正常に受信したページまで
の画像データを保存した後、エラー発生ページ以降の画
像データを受信し、このエラー発生ページ以降の画像デ
ータと前回正常に受信した画像データ(エラー発生ペー
ジより前の画像データ)とを合わせて1つの画像データ
として複数の宛先局へ同報する。
【0062】更に、エラー処理方法3が設定されていた
場合は、まず端末Bに対してエラー処理指示を行い、再
発呼して同一の中継同報指示を行い、画像データをエラ
ーが発生したページから再送する。上記でエラー処理指
示1が行われた場合、端末Bは、正常に受信したページ
までの画像データを保存した後、該エラー処理指示1に
従って、再送されてくるエラー発生ページ以降の画像デ
ータと保存した前回正常に受信した画像データ(エラー
発生ページより前の画像データ)とを合わせて1つの画
像データとして複数の宛先局へ同報する。一方、上記で
エラー処理指示2が行われた場合、端末Bは、正常に受
信した画像データを保存した後、該エラー処理指示2に
従って、前回正常に受信した画像データ(エラー発生ペ
ージより前の画像データ)を先に複数の宛先局へ同報
し、再送されてくるエラー発生ページ以降の画像データ
を別の呼として複数の宛先局へ同報する。
【0063】以上のようなエラー処理が終了した場合
(ステップ126で肯定判定された場合)又は通信エラ
ーを検出する前に画像データの送信が終了した場合(ス
テップ118で肯定判定された場合)は、ステップ12
8へ進み、端末Bとの通信を終了するための終了処理を
実行して制御ルーチンを終了する。
【0064】以上説明した実施形態によれば、中継局と
なる端末Bの処理能力に応じて最適なエラー処理を設定
し実行するので、中継指示局(端末A)と中継局(端末
B)とでエラー処理方法を整合させることができ、エラ
ー処理を円滑に実行することができる。
【0065】また、中継局(端末B)の処理能力が判別
不可能な場合でも、図3のステップ106において、該
処理能力がいかなる処理能力であっても対応できるよう
にエラー処理を設定するので、円滑なエラー処理を維持
することができる。
【0066】また、図3のステップ116で端末Bへの
画像データの送信を開始する前に、予めエラー処理方法
を設定しておくので、通信エラーの検知後に迅速にエラ
ー処理を実行することができる。また、設定されたエラ
ー処理方法に応じて、中継指示局(端末A)の処理能力
を必要に応じて変更するので、エラー処理をより円滑に
実行することができる。
【0067】なお、上記実施形態では、中継局となる端
末Bの処理能力が予め定められていない場合の処理を説
明したが、端末Bの処理能力が予め定められており端末
Aで既に記憶されている場合には、図4に示す制御ルー
チンのように、まずステップ103で端末Bの処理能力
を不揮発性記憶装置16等から読み出して、次のステッ
プ108Aで該読み出した端末Bの処理能力に応じて最
適なエラー処理方法を設定すれば良い。なお、図4のフ
ローチャートでは、図3と同じ処理にはステップ番号の
末尾に「A」を付している。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、中継局の
処理能力に応じて最適なエラー処理を実行するので、中
継指示局と中継局とでエラー処理方法を整合させ、エラ
ー処理を円滑に実行することができる、という効果が得
られる。
【0069】また、請求項4記載の発明によれば、中継
局の処理能力が判別不可能な場合でも、いかなる処理能
力でも対応可能なエラー処理の中からエラー処理が実行
されるので、円滑なエラー処理を維持することができ
る、という効果が得られる。
【0070】また、請求項5記載の発明によれば、エラ
ーを検知した後でエラー処理方法を設定する必要が無く
なるので、迅速にエラー処理を実行することができる、
という効果が得られる。
【0071】また、請求項6記載の発明によれば、設定
されたエラー処理方法に応じて、自らの処理能力を設定
することで、エラー処理をより円滑に実行することがで
きる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の通信端末装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】中継同報を説明するための図である。
【図3】端末Aで実行される制御ルーチンを示す流れ図
である。
【図4】端末Bの処理能力が予め定められている場合の
制御ルーチンを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 通信端末装置 12 CPU 24 画像蓄積装置 42 通信エラー検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04L 11/18 H04N 1/00 104 13/00 311

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継局としての通信端末装置にデータを
    送信すると共に、宛先局としての通信端末装置へ前記デ
    ータを中継同報するよう前記中継局に対して指示する中
    継指示局としての通信端末装置であって、 前記中継局へデータを送信しているときに、当該通信接
    続状態では回復不可能なエラーを検知するエラー検知手
    段と、 回復不可能なエラーが検知されたときに、前記中継局の
    処理能力に応じて最適なエラー処理を実行するエラー処
    理実行手段と、 を有する通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記中継局の処理能力が予め定められて
    いる場合、前記エラー処理実行手段は、該予め定められ
    た処理能力に応じて最適なエラー処理を実行する、 ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記エラー処理実行手段は、 前記中継局の処理能力が予め定められていない場合、前
    記中継局の処理能力を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づいて最適なエラー処
    理を実行する判別時実行手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記判別時実行手段は、 前記中継局の処理能力が判別不可能であった場合、該中
    継局の処理能力がいかなる処理能力であっても対応可能
    なエラー処理の中で最適なエラー処理を実行する、 ことを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記エラー処理実行手段は、 前記中継局へのデータ送信を開始する前に、前記最適な
    エラー処理方法を設定し、前記エラーが検知されたとき
    に該設定したエラー処理方法に従ってエラー処理を実行
    する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に
    記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記設定したエラー処理方法に応じて、
    自らの処理能力を設定する処理能力設定手段を更に有す
    る請求項5記載の通信端末装置。
JP8261947A 1996-10-02 1996-10-02 通信端末装置 Pending JPH10107986A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003078707A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Canon Electronics Inc 情報処理装置、情報処理システム、搬送動作制御方法、記録媒体及びプログラム
JP2011250454A (ja) * 2011-07-12 2011-12-08 Canon Electronics Inc 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記録媒体及びプログラム

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