JPH10106654A - 端子装置及びその製造方法 - Google Patents

端子装置及びその製造方法

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JPH10106654A
JPH10106654A JP25204296A JP25204296A JPH10106654A JP H10106654 A JPH10106654 A JP H10106654A JP 25204296 A JP25204296 A JP 25204296A JP 25204296 A JP25204296 A JP 25204296A JP H10106654 A JPH10106654 A JP H10106654A
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JP
Japan
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terminal
intermediate portion
solder
base
terminal device
Prior art date
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Application number
JP25204296A
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English (en)
Inventor
Masafumi Nakagawa
雅史 中川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10106654A publication Critical patent/JPH10106654A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components
    • H05K3/3426Leaded components characterised by the leads

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子が正確に折曲されるようにする。 【解決手段】 電気部品を配置する基台1 と、電気部品
に接続され基台1 から導出されて中間部に基台1 の外方
側面との直交方向へ折曲される折曲部2aが設けられた端
子と、を備えた端子装置において、端子2 は、その先端
から中間部にかけての表面に付着された半田3 の境界3a
に沿って折曲部2aが設けられた構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品を配置し
た基台にて、電気部品に接続された端子を外部に導出す
る端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の端子装置として、図15
(a) 及び(b) に示す構成のものが存在する。このもの
は、電気部品を配置する基台A と、電気部品に接続され
基台A から導出されて中間部に基台の外方側面との直交
方向へ折曲される折曲部B1が設けられる端子B と、を備
えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の端子装
置にあっては、端子B は、いずれも均一に形成されたも
のであるから、例えば、同図(a) に示すように、導出位
置が同一直線上に揃わなかったりすると、同図(b) に示
すように、導出根本部分からの所定位置で折曲されなか
ったりして、所定の形状に正確に折曲されないときがあ
る。
【0004】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、端子が正確に折曲され
る端子装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、電気部品を配置する基
台と、電気部品に接続され基台から導出されて中間部に
基台の外方側面との直交方向へ折曲される折曲部が設け
られた端子と、を備えた端子装置において、前記端子
は、その先端から前記中間部にかけての表面に付着され
た半田の境界に沿って前記折曲部が設けられた構成とし
ている。
【0006】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記端子は、幅方向を局部的に幅狭
にする幅狭部が前記中間部に設けられた構成としてい
る。
【0007】また、請求項3記載のものは、請求項2記
載のものにおいて、前記端子は前記中間部から前記先端
寄りに設けられた載置面により載置して半田接続される
ものであって、前記幅狭部は前記端子に設けた孔部によ
って前記幅方向の両側に設けられた残余部として形成さ
れた構成としている。
【0008】また、請求項4記載のものは、請求項3記
載のものにおいて、前記孔部は、前記折曲部から前記先
端側の開口縁までの前記端子の導出方向に沿った開口寸
法が基端側の開口縁までの開口寸法よりも長い長孔状で
ある構成としている。
【0009】また、請求項5記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記端子は、前記先端から前記中間
部にかけてが基端側よりも幅狭に形成された構成として
いる。
【0010】また、請求項6記載のものは、請求項5記
載のものにおいて、前記端子は前記中間部から前記先端
寄りに設けられた載置面により載置して半田接続される
ものであって、前記中間部に孔部が設けられた構成とし
ている。
【0011】また、請求項7記載のものは、請求項6記
載のものにおいて、前記孔部は、前記折曲部から前記先
端側の開口縁までの前記端子の導出方向に沿った開口寸
法が基端側の開口縁までの開口寸法よりも長い長孔状で
ある構成としている。
【0012】また、請求項8記載のものは、請求項1、
2又は5のいずれかに記載のものにおいて、前記端子は
前記中間部から前記先端寄りに設けられた載置面により
載置して半田接続されるものであって、その載置面に孔
部が設けられた構成としている。
【0013】また、請求項9記載のものは、請求項1乃
至8のいずれかに記載のものにおいて、前記端子は、前
記幅方向に沿った溝部が前記中間部に設けられた構成と
している。
【0014】また、請求項10記載のものは、請求項1
乃至9のいずれかに記載のものにおいて、前記端子は、
前記中間部から先端寄りに一方面側へ突出するよう他方
面側に凹部が設けられた構成としている。
【0015】また、請求項11記載のものは、請求項1
0記載のものにおいて、前記端子は前記中間部から先端
寄りに設けられた載置面により載置して半田接続される
ものであって、その載置面に前記凹部が設けられた構成
としている。
【0016】また、請求項12記載の製造方法は、電気
部品を配置する基台と、電気部品に接続され基台から導
出されて中間部に基台の外方側面との直交方向へ折曲さ
れる端子と、を備えた端子装置の製造において、前記端
子は、その先端から前記中間部にかけての表面に半田が
付着されてから、半田の境界に沿って折曲されるように
している。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図4に基づいて以下に説明する。この端子装置は、基台
1 、端子2 を備えて構成される。
【0018】基台1 は、端子2 と電気部品(図示せず)
を合成樹脂等の成形材料により略直方体状に一体成形し
た際の成形本体の部分である。
【0019】端子2 は、電気部品に基台1 内部でそれぞ
れ接続されるとともに、基台1 の底面から導出され、そ
の先端から中間部にかけての表面に付着された半田3 の
境界3aに沿って、図1(a) に示す状態から、基台1 の外
方側面との直交方向、詳しくは外方側面から遠ざかる方
向へ、同図(b) に示すように折曲されて折曲部2aが設け
られている。
【0020】かかる端子装置にあっては、先端から中間
部にかけての表面に半田3 が付着された端子2 は、半田
付けされた部分と半田付けされていない部分との間で、
半田の境界3aを挟んで機械的強度が大きく変わることと
なり、半田3 の境界3aに沿って折曲部2aを容易に設ける
ことができる。よって、半田3 の境界3aを各端子2 間で
揃えることにより、端子2 を正確に折曲することができ
る。
【0021】次に、本発明の第2実施形態を図5に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実施
形態と異なるところのみ記す。第1実施形態では、端子
2 は、その先端から中間部にかけての幅寸法が一定であ
るのに対し、本実施形態では、端子2 は、先端から中間
部にかけてが基端側よりも幅狭に形成された構成となっ
ている。
【0022】かかる端子装置にあっては、先端から中間
部にかけてが基端側よりも幅狭に形成された端子2 は、
幅狭に形成された先端側の部分と基端側とでは中間部を
境に機械的強度が大きく変わることとなって、第1実施
形態よりも、折曲部2aを容易に設けることができ、ひい
ては第1実施形態よりも、端子2 を正確に折曲すること
ができる。
【0023】次に、本発明の第3実施形態を図6乃至図
8に基づいて以下に説明する。なお、第1実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実施形態で
は、端子2 は、幅寸法が一定であるのに対し、本実施形
態では、略円状の孔部2bが設けられることによる残余部
が形成されて、その残余部により幅方向を局部的に幅狭
とする幅狭部2cが形成された構成となっている。
【0024】また、この端子2 は、中間部から先端寄
り、つまり折曲部2aから先端寄りの外側面が載置面2dと
なって載置され、基板10等に半田接続される。
【0025】かかる端子装置にあっては、端子2 の中間
部は、幅方向を局部的に幅狭にする幅狭部2cが設けられ
ることにより、機械的強度が相対的に弱くなるから、第
1実施形態よりも折曲部2aを容易に設けることができ、
ひいては第1実施形態よりも、端子2 を正確に折曲する
ことができる。
【0026】また、半田接続するために載置面2dに付着
された半田3 は、載置面2dにおける孔部2bの内縁部に沿
って廻り込むために、端子2 への半田付け面積が大きく
なるから、半田付けによる接合強度を高くすることがで
きる。
【0027】また、端子2 は、膨張及び収縮率の異なる
部材である基板10等に、加熱及び冷却を伴う半田接続が
なされることによって応力がかかることがあっても、孔
部2bによって幅方向の両側に設けられた残余部として形
成された幅狭部2cが変形することにより、応力が吸収さ
れるから、半田3 部分に応力が集中することが無くな
り、半田クラックが起きにくいものとなっている。
【0028】次に、本発明の第4実施形態を図9及び図
10に基づいて以下に説明する。なお、第3実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第3実施形態と異なるところのみ記す。第3実施形態で
は、孔部2bは、略円状であるのに対し、本実施形態で
は、長孔状に形成された構成となっている。詳しくは、
この孔部2bは、その折曲部2aから端子2 の先端側の開口
縁までの開口寸法が基端側の開口縁までの開口寸法より
も大きく形成されている。
【0029】かかる端子装置にあっては、折曲部2aから
端子2 の先端側の開口縁までの開口寸法が基端側の開口
縁までの開口寸法よりも大きい長孔状の孔部2bは、載置
面2dに付着された半田3 が廻り込む内縁部の距離をより
長くすることができるので、端子3 への半田付け面積が
より大きくなり、第3実施形態よりも半田付けによる接
合強度を高くすることができる。
【0030】また、残余部として形成された幅狭部2c
は、孔部2bが長孔状であることにより細長くなるから、
機械的強度が弱くなって変形し易くなり、応力が吸収さ
れ易くなるので、第3実施形態よりも、半田クラックが
起きにくくなる。
【0031】次に、本発明の第5実施形態を図11乃至図
13に基づいて以下に説明する。なお、第1実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実施形態で
は、端子2 は、幅寸法が一定であるとともに、中間部か
ら先端にかけてが平坦であるのに対し、本実施形態で
は、中間部の幅方向を局部的に幅狭とするよう四角型状
に切り欠かれて幅狭部2cが設けられるとともに、中間部
から先端にかけて、しぼり出し加工等によって、折曲部
2a内側の一方面側へ突出するよう載置面2dとなる他方面
側に凹部2eが設けられた構成となっている。本実施形態
の端子2 は、第3実施形態の端子2 と同様に、載置面2d
が基板10等に半田接続される。
【0032】かかる端子装置にあっては、端子2 の中間
部は、幅方向を局部的に幅狭にする幅狭部2cが設けられ
ることにより、機械的強度が相対的に弱くなり、また、
中間部から先端寄りに一方面側へ突出するよう他方面側
に凹部2eが設けられた端子3は、凹部2eの設けられた先
端側と凹部2eの設けられていない基端側とでは中間部を
境に機械的強度が大きく変わることとなって、第1実施
形態よりも、折曲部2aを容易に設けることができ、ひい
ては第1実施形態よりも、端子2 を正確に折曲すること
ができる。
【0033】また、半田接続するために載置面2dに付着
された半田3 は、凹部2eに入り込むために、端子3 への
半田付け面積が大きくなるから、半田付けによる接合強
度を高くすることができる。
【0034】また、半田3 が凹部2eに入り込むことによ
って、その接続部分よりも外側に半田3 が拡がりにくく
なって、隣接した別の接続部分に接続されなくなる。
【0035】次に、本発明の第6実施形態を図14に基づ
いて以下に説明する。なお、第5実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第5実施
形態と異なるところのみ記す。第5実施形態では、幅狭
部2cは、四角型状に切り欠かれてが設けられているのに
対し、本実施形態では、三角型状に切り欠かれるととも
に第4実施形態と同様の長孔状の孔部2bが設けられた残
余部として設けられて構成となっており、さらに幅方向
に沿った溝部2fが設けられた構成となっている。なお、
この溝部2fは、断面三角形状に設けられたものとなって
いる。
【0036】かかる端子装置にあっては、幅狭部2cは三
角型状に切り欠かれて機械的強度が一段と弱くなった最
狭部分が設けられており、折曲のための外力が集中する
こととなる溝部2fが設けられているから、第5実施形態
よりも容易に折曲部2aを設けることができ、ひいては第
5実施形態よりも、端子2 を正確に折曲することができ
る。
【0037】また、端子2 に長孔状の孔部2bが設けられ
ることによって、第4実施形態と同様に、半田付けによ
る接合強度を高くすることができ、半田クラックが起き
にくくなる。
【0038】また、端子2 に凹部2eが設けられることに
よって、第5実施形態と同様に、半田付けによる接合強
度を高くすることができ、隣接した別の接続部分に接続
されなくなる。
【0039】次に、本発明の第7実施形態を図15に基づ
いて以下に説明する。なお、第6実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第6実施
形態と異なるところのみ記す。第6実施形態では、三角
型状に切り欠かれるとともに長孔状の孔部2bが設けられ
て幅狭部2cが設けられ、さらに断面三角形状の溝部2fが
設けられているのに対し、本実施形態では、先端から中
間部にかけてが基端側よりも幅狭に形成されるととも
に、中間部に長孔状の孔部2bが設けられ、さらに断面四
角形状の溝部2fが設けられた構成となっている。
【0040】かかる端子装置にあっては、先端から中間
部にかけてが基端側よりも幅狭に形成された端子は、幅
狭に形成された先端側の部分と基端側とでは中間部を境
に機械的強度が大きく変わり、しかも、折曲のための外
力が集中することとなる溝部2fが設けられているから、
第5実施形態よりも容易に折曲部2aを設けることがで
き、ひいては第5実施形態よりも、端子2 を正確に折曲
することができる。
【0041】また、端子2 に長孔状の孔部2bが設けられ
ることによって、第4実施形態と同様に、半田付けによ
る接合強度を高くすることができ、半田クラックが起き
にくくなる。
【0042】また、端子2 に凹部2eが設けられることに
よって、第5実施形態と同様に、半田付けによる接合強
度を高くすることができ、隣接した別の接続部分に接続
されなくなる。
【0043】また、第5乃至第7実施形態ではいずれ
も、凹部2eは、載置面2dとなる他方面に設けられている
が、例えば、載置面2dが半田接続されないときは、一方
面に設けられてもよく、そのときでも、第1実施形態よ
りも、より一段と折曲し易くなる。
【0044】また、第1乃至第7実施形態ではいずれ
も、基台1 の底面から導出されているが、基台1 の外方
側面から導出されて後に外方側面に沿うよう屈曲された
ものでも、同様の効果を奏することができる。
【0045】また、第1乃至第7実施形態ではいずれ
も、基台1 の外方側面から遠ざかる方向へ折曲されてい
るが、遠ざかる方向とは逆方向へ折曲されたものでも同
様の効果を奏することができる。
【0046】また、第3、第4、第6及び第7実施形態
ではいずれも、孔部2bは、中間部に設けられて、載置面
2d及び非載置面に跨がって設けられているが、載置面2d
のみに設けられても、孔部2bの内縁部に半田3 が廻り込
むために、端子への半田付け面積が大きくなるから、半
田付けによる接合強度を高くすることができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、先端から中間部
にかけての表面に半田が付着された端子は、半田付けさ
れた部分と半田付けされていない部分との間で、半田の
境界を挟んで機械的強度が大きく変わることとなり、半
田の境界に沿って折曲部を容易に設けることができる。
よって、半田の境界を各端子間で揃えることにより、端
子を正確に折曲することができる。
【0048】請求項2記載の発明は、端子の中間部は、
幅方向を局部的に幅狭にする幅狭部が設けられることに
より、機械的強度が相対的に弱くなるから、請求項1記
載の発明よりも、折曲部を容易に設けることができ、ひ
いては請求項1記載の発明の効果を、一段と奏すること
ができる。
【0049】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、半田接続するために載置面に付着さ
れた半田は、載置面における孔部の内縁部に沿って廻り
込むために、端子への半田付け面積が大きくなるから、
半田付けによる接合強度を高くすることができる。
【0050】請求項4記載の発明は、折曲部から端子の
先端側の開口縁までの開口寸法が基端側の開口縁までの
開口寸法よりも大きい長孔状の孔部は、載置面に付着さ
れた半田が廻り込む内縁部の距離をより長くすることが
できるので、端子への半田付け面積がより大きくなり、
請求項3記載の発明よりも、半田付けによる接合強度を
高くすることができる。
【0051】請求項5記載の発明は、先端から中間部に
かけてが基端側よりも幅狭に形成された端子は、幅狭に
形成された先端側の部分と基端側とでは中間部を境に機
械的強度が大きく変わることとなって、請求項1記載の
発明よりも、折曲部を容易に設けることができ、ひいて
は請求項1記載の発明の効果を、一段と奏することがで
きる。
【0052】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、半田接続するために載置面に付着さ
れた半田は、載置面における孔部の内縁部に沿って廻り
込むために、端子への半田付け面積が大きくなるから、
半田付けによる接合強度を高くすることができる。
【0053】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明の効果に加えて、折曲部から端子の先端側の開口縁ま
での開口寸法が基端側の開口縁までの開口寸法よりも大
きい長孔状の孔部は、載置面に付着された半田が廻り込
む内縁部の距離をより長くすることができるので、端子
への半田付け面積がより大きくなり、請求項3記載の発
明よりも、半田付けによる接合強度を高くすることがで
きる。
【0054】請求項8記載の発明は、請求項1、2又は
5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、半田接続す
るために載置面に付着された半田は、孔部の内縁部に沿
って廻り込むために、端子への半田付け面積が大きくな
るから、半田付けによる接合強度を高くすることができ
る。
【0055】請求項9記載の発明は、端子の中間部は、
幅方向に沿った溝部が設けられることにより、機械的強
度が相対的に弱くなるから、請求項1乃至8のいずれか
に記載の発明よりも、折曲部を容易に設けることがで
き、ひいては請求項1記載の発明の効果を、一段と奏す
ることができる。
【0056】請求項10記載の発明は、中間部から先端
寄りに一方面側へ突出するよう他方面側に凹部が設けら
れた端子は、凹部の設けられた先端側と凹部の設けられ
ていない基端側とでは中間部を境に機械的強度が大きく
変わることとなって、請求項1乃至9のいずれかに記載
の発明よりも、折曲部を容易に設けることができ、ひい
ては請求項1記載の発明の効果を、一段と奏することが
できる。
【0057】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明の効果に加えて、半田接続するために載置面に付
着された半田は、凹部に入り込むために、端子への半田
付け面積が大きくなるから、半田付けによる接合強度を
高くすることができる。
【0058】請求項12記載の発明の製造方法によれ
ば、先端から中間部にかけての表面に半田が付着された
端子は、半田付けされた部分と半田付けされていない部
分との間で、半田の境界を挟んで機械的強度が大きく変
わることとなり、半田の境界に沿って容易に折曲するこ
とができる。よって、半田の境界を各端子間で揃えるこ
とにより、端子を正確に折曲することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の端子を折曲する状態を
示す斜視図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の端子の折曲部が設けられる前の状態の部
分正面図である。
【図4】同上の端子の折曲部が設けられる前の状態の部
分側面図である。
【図5】本発明の第2実施形態の端子の折曲部が設けら
れる前の状態の部分正面図である。
【図6】本発明の第3実施形態の端子の折曲部が設けら
れる前の状態の部分正面図である。
【図7】同上の端子に折曲部が設けられた状態の部分斜
視図である。
【図8】同上の端子が半田接続された状態の断面図であ
る。
【図9】本発明の第4実施形態の端子の折曲部が設けら
れる前の状態の部分正面図である。
【図10】同上の端子に折曲部が設けられた状態の部分
斜視図である。
【図11】本発明の第5実施形態の端子の折曲部が設け
られる前の状態の部分正面図である。
【図12】図11のX−X断面図である。
【図13】同上の端子の折曲部が設けられる前の状態の
部分側面図である。
【図14】本発明の第6実施形態の端子の折曲部が設け
られる前の状態の部分正面図である。
【図15】本発明の第7実施形態の端子の折曲部が設け
られる前の状態の部分正面図である。
【図16】従来例の端子を折曲する状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 基台 2 端子 2a 折曲部 2b 孔部 2c 幅狭部 2d 載置面 2e 凹部 2f 溝部 3 半田 3a 境界

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品を配置する基台と、電気部品に
    接続され基台から導出されて中間部に基台の外方側面と
    の直交方向へ折曲される折曲部が設けられた端子と、を
    備えた端子装置において、 前記端子は、その先端から前記中間部にかけての表面に
    付着された半田の境界に沿って前記折曲部が設けられた
    ことを特徴とする端子装置。
  2. 【請求項2】 前記端子は、幅方向を局部的に幅狭にす
    る幅狭部が前記中間部に設けられたことを特徴とする請
    求項1記載の端子装置。
  3. 【請求項3】 前記端子は前記中間部から前記先端寄り
    に設けられた載置面により載置して半田接続されるもの
    であって、前記幅狭部は前記端子に設けた孔部によって
    前記幅方向の両側に設けられた残余部として形成された
    ことを特徴とする請求項2記載の端子装置。
  4. 【請求項4】 前記孔部は、前記折曲部から前記先端側
    の開口縁までの前記端子の導出方向に沿った開口寸法が
    基端側の開口縁までの開口寸法よりも長い長孔状である
    ことを特徴とする請求項3記載の端子装置。
  5. 【請求項5】 前記端子は、前記先端から前記中間部に
    かけてが基端側よりも幅狭に形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の端子装置。
  6. 【請求項6】 前記端子は前記中間部から前記先端寄り
    に設けられた載置面により載置して半田接続されるもの
    であって、前記中間部に孔部が設けられたことを特徴と
    する請求項5記載の端子装置。
  7. 【請求項7】 前記孔部は、前記折曲部から前記先端側
    の開口縁までの前記端子の導出方向に沿った開口寸法が
    基端側の開口縁までの開口寸法よりも長い長孔状である
    ことを特徴とする請求項6記載の端子装置。
  8. 【請求項8】 前記端子は前記中間部から前記先端寄り
    に設けられた載置面により載置して半田接続されるもの
    であって、その載置面に孔部が設けられたことを特徴と
    する請求項1、2又は5のいずれかに記載の端子装置。
  9. 【請求項9】 前記端子は、前記幅方向に沿った溝部が
    前記中間部に設けられたことを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載の端子装置。
  10. 【請求項10】 前記端子は、前記中間部から先端寄り
    に一方面側へ突出するよう他方面側に凹部が設けられた
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の端
    子装置。
  11. 【請求項11】 前記端子は前記中間部から先端寄りに
    設けられた載置面により載置して半田接続されるもので
    あって、その載置面に前記凹部が設けられたことを特徴
    とする請求項10記載の端子装置。
  12. 【請求項12】 電気部品を配置する基台と、電気部品
    に接続され基台から導出されて中間部に基台の外方側面
    との直交方向へ折曲される端子と、を備えた端子装置の
    製造において、 前記端子は、その先端から前記中間部にかけての表面に
    半田が付着されてから、半田の境界に沿って折曲される
    ことを特徴とする端子装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015216024A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 テンパール工業株式会社 接続端子付き平ワッシャ

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