JPH10106092A - ディスククランプ装置 - Google Patents
ディスククランプ装置Info
- Publication number
- JPH10106092A JPH10106092A JP8293433A JP29343396A JPH10106092A JP H10106092 A JPH10106092 A JP H10106092A JP 8293433 A JP8293433 A JP 8293433A JP 29343396 A JP29343396 A JP 29343396A JP H10106092 A JPH10106092 A JP H10106092A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- turntable
- clamper
- disc
- holding surface
- Prior art date
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- Withdrawn
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
- G11B17/0284—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by clampers
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクの水平移動だけでターンテーブルに
対するディスクの装脱が行えるディスククランプ装置を
提供すること。 【解決手段】 ターンテーブル１１はディスク保持面１
２、モータ回転軸に装着する軸孔１５及びこの軸孔の回
りに位置する凹部１７を有し、クランパ１０は前記ディ
スク保持面にディスクを保持させる押え部１８と、ディ
スク２の中心孔５を通して前記凹部内に挿入する突部１
９とを有し、前記凹部と突部との嵌合によりクランパと
ターンテーブルとの心合せを行い、突部とディスクの中
心孔との嵌合により、ディスクの、軸心線と直交する方
向の移動を規制するようにし、これによってターンテー
ブル側に、ディスク保持面より大きく突出する部分をな
くすことができた。
対するディスクの装脱が行えるディスククランプ装置を
提供すること。 【解決手段】 ターンテーブル１１はディスク保持面１
２、モータ回転軸に装着する軸孔１５及びこの軸孔の回
りに位置する凹部１７を有し、クランパ１０は前記ディ
スク保持面にディスクを保持させる押え部１８と、ディ
スク２の中心孔５を通して前記凹部内に挿入する突部１
９とを有し、前記凹部と突部との嵌合によりクランパと
ターンテーブルとの心合せを行い、突部とディスクの中
心孔との嵌合により、ディスクの、軸心線と直交する方
向の移動を規制するようにし、これによってターンテー
ブル側に、ディスク保持面より大きく突出する部分をな
くすことができた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤプレーヤ等に
おいて、ターンテーブルのディスク保持面にクランパに
よってディスクを保持させるディスククランプ装置に関
する。
おいて、ターンテーブルのディスク保持面にクランパに
よってディスクを保持させるディスククランプ装置に関
する。
【０００２】
【関連する背景技術】従来のこの種の装置は、ディスク
の軸心線方向の位置を規定する機能と、ディスクの、軸
心線と直交する方向の移動を規制する機能とを、いずれ
もターンテーブル側に持たせていた。即ち図４に示す如
く、ターンテーブル１にはディスク２の、軸心線方向の
位置を規定するディスク保持面３と、その中心部分に上
方に突出する突起４とを設け、この突起４をディスクの
中心孔５に嵌合させて、ディスクの軸心線と直交する方
向の移動を規制するようにし、クランパ６には単にディ
スク２を前記ディスク保持面３に保持させるだけの機能
を持たせていた。
の軸心線方向の位置を規定する機能と、ディスクの、軸
心線と直交する方向の移動を規制する機能とを、いずれ
もターンテーブル側に持たせていた。即ち図４に示す如
く、ターンテーブル１にはディスク２の、軸心線方向の
位置を規定するディスク保持面３と、その中心部分に上
方に突出する突起４とを設け、この突起４をディスクの
中心孔５に嵌合させて、ディスクの軸心線と直交する方
向の移動を規制するようにし、クランパ６には単にディ
スク２を前記ディスク保持面３に保持させるだけの機能
を持たせていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、ディスク２を軸心線と直交する方向に移動してタ
ーンテーブル１上に装填する際、ターンテーブル１には
ディスク保持面３より高い突部４があるために、ディス
ク２を軸心線と直交する方向に移動した後、ターンテー
ブル１を上昇させるか、ディスク２を下降させる必要が
あった。このため、この装置をＣＤプレーヤ等に組込む
場合、ＣＤプレーヤ等の内部にターンテーブル１または
ディスク２を昇降させる手段を装備しなけらばならず、
ＣＤプレーヤ等の構成が複雑になる問題があった。ま
た、これらの移動空間をＣＤプレーヤ等の内部に確保し
ておく必要があるため、ＣＤプレーヤ等が大形になる問
題もあった。そこで本発明の目的は、ターンテーブル
と、このターンテーブルにディスクを保持させるクラン
パとを具備したディスククランプ装置において、これを
組込むＣＤプレーヤ等の構成を簡単かつ小形にできる装
置を提供することにある。
では、ディスク２を軸心線と直交する方向に移動してタ
ーンテーブル１上に装填する際、ターンテーブル１には
ディスク保持面３より高い突部４があるために、ディス
ク２を軸心線と直交する方向に移動した後、ターンテー
ブル１を上昇させるか、ディスク２を下降させる必要が
あった。このため、この装置をＣＤプレーヤ等に組込む
場合、ＣＤプレーヤ等の内部にターンテーブル１または
ディスク２を昇降させる手段を装備しなけらばならず、
ＣＤプレーヤ等の構成が複雑になる問題があった。ま
た、これらの移動空間をＣＤプレーヤ等の内部に確保し
ておく必要があるため、ＣＤプレーヤ等が大形になる問
題もあった。そこで本発明の目的は、ターンテーブル
と、このターンテーブルにディスクを保持させるクラン
パとを具備したディスククランプ装置において、これを
組込むＣＤプレーヤ等の構成を簡単かつ小形にできる装
置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ターンテーブ
ルと、このターンテーブルにディスクを保持させるクラ
ンパとを具備したディスククランプ装置において、ター
ンテーブルにはディスクの軸心線方向の位置を規定する
ディスク保持面と、モータ回転軸に装着する軸孔及びこ
の軸孔の回りに位置する凹部とを形成し、クランパには
前記ディスク保持面にディスクを保持させる押え部と、
ディスクの中心孔を通して前記凹部内に挿入する突部と
を形成して、前記突部とディスクの中心孔との嵌合によ
り、ディスクの、軸心線と直交する方向の移動を規制
し、前記突部と前記凹部内面との嵌合によりクランパと
ターンテーブルとを心合せするように構成される。この
ように構成すると、ディスクをターンテーブに対して装
脱する際には、ディスクを水平移動するだけで、ターン
テーブルまたはディスクを昇降させることなく装脱でき
る。そこで、この装置をＣＤプレーヤ等の内部に組込む
場合、ターンテーブルやディスクを昇降させるための手
段を省略でき、プレーヤ等の構成を簡単かつ小形にする
ことができる。
ルと、このターンテーブルにディスクを保持させるクラ
ンパとを具備したディスククランプ装置において、ター
ンテーブルにはディスクの軸心線方向の位置を規定する
ディスク保持面と、モータ回転軸に装着する軸孔及びこ
の軸孔の回りに位置する凹部とを形成し、クランパには
前記ディスク保持面にディスクを保持させる押え部と、
ディスクの中心孔を通して前記凹部内に挿入する突部と
を形成して、前記突部とディスクの中心孔との嵌合によ
り、ディスクの、軸心線と直交する方向の移動を規制
し、前記突部と前記凹部内面との嵌合によりクランパと
ターンテーブルとを心合せするように構成される。この
ように構成すると、ディスクをターンテーブに対して装
脱する際には、ディスクを水平移動するだけで、ターン
テーブルまたはディスクを昇降させることなく装脱でき
る。そこで、この装置をＣＤプレーヤ等の内部に組込む
場合、ターンテーブルやディスクを昇降させるための手
段を省略でき、プレーヤ等の構成を簡単かつ小形にする
ことができる。
【０００５】前記ターンテーブルにディスク保持面より
も高い部分を作らず、ディスク保持面を最高面にしてお
くと、ディスクの装脱が一層容易になる。ターンテーブ
ル側の凹部とクランパ側の突部の、互いに嵌合する部分
を円筒面にすると、ターンテーブルとクランパの心合せ
が正確に行える。また、前記凹部の開口縁及びこれに対
向する前記突部先端の少なくとも一方にテーパ状のガイ
ド面または断面形状が曲線をなすガイド面を形成する
と、クランパがターンテーブルに接近するとき、両者の
軸心線が多少ずれていても、ガイド面に沿って心合せし
ながら接近させることができる。また、ターンテーブル
のディスク保持面の少なくとも一部を軟性材にて形成す
ると、ディスク装脱時において、情報記録面を保護する
ことができる。更に、ターンテーブルのディスク保持面
の周囲にディスクをガイドする、例えばテーパ状のガイ
ド面を設けると、ディスクを水平移動してターンテーブ
ル上に装填しようとするとき、ディスクがディスク保持
面より若干低い位置で移動した場合でも、そのガイド面
によりディスクをターンテーブル上に容易に導くことが
できる。
も高い部分を作らず、ディスク保持面を最高面にしてお
くと、ディスクの装脱が一層容易になる。ターンテーブ
ル側の凹部とクランパ側の突部の、互いに嵌合する部分
を円筒面にすると、ターンテーブルとクランパの心合せ
が正確に行える。また、前記凹部の開口縁及びこれに対
向する前記突部先端の少なくとも一方にテーパ状のガイ
ド面または断面形状が曲線をなすガイド面を形成する
と、クランパがターンテーブルに接近するとき、両者の
軸心線が多少ずれていても、ガイド面に沿って心合せし
ながら接近させることができる。また、ターンテーブル
のディスク保持面の少なくとも一部を軟性材にて形成す
ると、ディスク装脱時において、情報記録面を保護する
ことができる。更に、ターンテーブルのディスク保持面
の周囲にディスクをガイドする、例えばテーパ状のガイ
ド面を設けると、ディスクを水平移動してターンテーブ
ル上に装填しようとするとき、ディスクがディスク保持
面より若干低い位置で移動した場合でも、そのガイド面
によりディスクをターンテーブル上に容易に導くことが
できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図１及び図２を参照して、
本発明の実施の形態について説明する。図１はディスク
クランプ装置でディスク２を保持した状態を示す縦断面
図、図２はクランパ１０がターンテーブル１１から上方
に離反させてディスク２をターンテーブル１１上に装填
する状態を示す側面図である。これらの図に示すよう
に、ターンテーブルの１１上面にはディスク２の軸心線
方向の位置を規定するディスク保持面１２、モータ１３
の回転軸１４に装着する軸孔１５及びこの軸孔の回りに
位置する環状の凹部１７が形成され、ディスク保持面１
２より高い部分は存在しない。また、クランパ１０の下
面には前記ディスク保持面１２にディスク２を保持させ
る押え部１８と、ディスク２の中心孔５を通して前記凹
部１７内に挿入する筒状の突部１９が形成されている。
本発明の実施の形態について説明する。図１はディスク
クランプ装置でディスク２を保持した状態を示す縦断面
図、図２はクランパ１０がターンテーブル１１から上方
に離反させてディスク２をターンテーブル１１上に装填
する状態を示す側面図である。これらの図に示すよう
に、ターンテーブルの１１上面にはディスク２の軸心線
方向の位置を規定するディスク保持面１２、モータ１３
の回転軸１４に装着する軸孔１５及びこの軸孔の回りに
位置する環状の凹部１７が形成され、ディスク保持面１
２より高い部分は存在しない。また、クランパ１０の下
面には前記ディスク保持面１２にディスク２を保持させ
る押え部１８と、ディスク２の中心孔５を通して前記凹
部１７内に挿入する筒状の突部１９が形成されている。
【０００７】前記突部１９の先端部には、その内周側と
外周側に、それぞれテーパ状のガイド１９ａ，１９ｂ面
が形成されている。また前記突部１９の内周面には前記
ガイド面１９ａに続いて円筒面１９ｃが形成され、凹部
１７内には、前記円筒面１９ｃと嵌合する円筒面１７ａ
が形成されて、両円筒面１９ｃ，１７ａ同志の嵌合によ
り、ターンテーブル１１とクランパ１０との心合せがな
されるようになっている。更に、前記突部１９の外周
も、前記ガイド面１９ｂに続いて円筒面１９ｄとなって
いて、この円筒面１９ｄをディスク２の中心孔５に嵌合
させて、ディスク２の、軸心線と直交する方向の移動を
規制するようにしている。
外周側に、それぞれテーパ状のガイド１９ａ，１９ｂ面
が形成されている。また前記突部１９の内周面には前記
ガイド面１９ａに続いて円筒面１９ｃが形成され、凹部
１７内には、前記円筒面１９ｃと嵌合する円筒面１７ａ
が形成されて、両円筒面１９ｃ，１７ａ同志の嵌合によ
り、ターンテーブル１１とクランパ１０との心合せがな
されるようになっている。更に、前記突部１９の外周
も、前記ガイド面１９ｂに続いて円筒面１９ｄとなって
いて、この円筒面１９ｄをディスク２の中心孔５に嵌合
させて、ディスク２の、軸心線と直交する方向の移動を
規制するようにしている。
【０００８】ターンテーブル上面の最外周部位、即ちデ
ィスク保持面１２の周囲には、テーパ状のガイド面１１
ａが形成され、ディスク保持面１２の領域内には円環状
の磁性体（鉄板等）２０が埋込まれている。また、クラ
ンパ１０の前記押え部１８には、磁性体２０に対向して
円環状の永久磁石２１が埋込まれている。前記モータ１
３は、このディスククランプ装置が組込まれるＣＤプレ
ーヤ等のシャーシ２２に取付けられる。
ィスク保持面１２の周囲には、テーパ状のガイド面１１
ａが形成され、ディスク保持面１２の領域内には円環状
の磁性体（鉄板等）２０が埋込まれている。また、クラ
ンパ１０の前記押え部１８には、磁性体２０に対向して
円環状の永久磁石２１が埋込まれている。前記モータ１
３は、このディスククランプ装置が組込まれるＣＤプレ
ーヤ等のシャーシ２２に取付けられる。
【０００９】以上の如く構成されたディスククランプ装
置をＣＤプレーヤに組込めば、ディスク２を水平移動す
るだけで、ターンテーブル１１に対して装脱することが
でき、ターンテーブルやディスクを昇降させるための手
段を省略できる。従って、ＣＤプレーヤ等の構成を簡単
かつ小形にできる。特に、ターンテーブル１１にはディ
スク保持面１２よりも高い部分がないので、ディスクの
装脱が一層容易になる。また、凹部１７と突部１９の互
いの円筒面１７ａ，１９ｃ部分の嵌合により、ターンテ
ーブル１１とクランパ１０の心合せが正確に行われ、突
部１９の先端にテーパ状のガイド面１９ａを設けたこと
により、クランパ１０とターンテーブル１１との心合せ
が容易になる。更に、ターンテーブル１１のディスク保
持面１２周囲にテーパ状のガイド面１１ａを設けたこと
により、ディスク２の水平移動時に、ディスク２をディ
スク保持面１２上に容易に導くことができる。
置をＣＤプレーヤに組込めば、ディスク２を水平移動す
るだけで、ターンテーブル１１に対して装脱することが
でき、ターンテーブルやディスクを昇降させるための手
段を省略できる。従って、ＣＤプレーヤ等の構成を簡単
かつ小形にできる。特に、ターンテーブル１１にはディ
スク保持面１２よりも高い部分がないので、ディスクの
装脱が一層容易になる。また、凹部１７と突部１９の互
いの円筒面１７ａ，１９ｃ部分の嵌合により、ターンテ
ーブル１１とクランパ１０の心合せが正確に行われ、突
部１９の先端にテーパ状のガイド面１９ａを設けたこと
により、クランパ１０とターンテーブル１１との心合せ
が容易になる。更に、ターンテーブル１１のディスク保
持面１２周囲にテーパ状のガイド面１１ａを設けたこと
により、ディスク２の水平移動時に、ディスク２をディ
スク保持面１２上に容易に導くことができる。
【００１０】以上、本発明の構成の一例を示したが、本
発明は必ずしもこれに限定されない。 例えば、ターン
テーブル１１のディスク保持面１２の内側を、ディスク
２の厚さ寸法以内であれば、ディスク保持面１２より僅
かに高くしても実用上あまり問題は生じない。また、タ
ーンテーブル１１とクランパ１０との心合せを容易にす
るためにクランパの突部１９にガイド面１９ａを設けた
が、このようなガイド面をターンテーブル１１の凹部１
７開口縁に設けてもよいし、クランパ１０の突部１９と
ターンテーブルの凹部１７開口縁の双方に設けてもよ
い。また、ディスク保持面１２の少なくともその一部を
フェルト等の軟質材で形成すると、ディスク挿脱時にお
いてディスク２の情報記録面を保護する効果が得られ
る。更に、各ガイド面をテーパ状にする代りに、Ｒ面即
ち断面形状が曲線をなすようにしても同様の効果が得ら
れる。更に、磁石２１と磁性体２０を入替えて、ターン
テーブル１１側に磁石２１、クランパ１０側に磁性体２
０を埋込むようにしても良いのは勿論であるが、本発明
は、このようなマグネット式のクランプ装置に限定され
るものではない。
発明は必ずしもこれに限定されない。 例えば、ターン
テーブル１１のディスク保持面１２の内側を、ディスク
２の厚さ寸法以内であれば、ディスク保持面１２より僅
かに高くしても実用上あまり問題は生じない。また、タ
ーンテーブル１１とクランパ１０との心合せを容易にす
るためにクランパの突部１９にガイド面１９ａを設けた
が、このようなガイド面をターンテーブル１１の凹部１
７開口縁に設けてもよいし、クランパ１０の突部１９と
ターンテーブルの凹部１７開口縁の双方に設けてもよ
い。また、ディスク保持面１２の少なくともその一部を
フェルト等の軟質材で形成すると、ディスク挿脱時にお
いてディスク２の情報記録面を保護する効果が得られ
る。更に、各ガイド面をテーパ状にする代りに、Ｒ面即
ち断面形状が曲線をなすようにしても同様の効果が得ら
れる。更に、磁石２１と磁性体２０を入替えて、ターン
テーブル１１側に磁石２１、クランパ１０側に磁性体２
０を埋込むようにしても良いのは勿論であるが、本発明
は、このようなマグネット式のクランプ装置に限定され
るものではない。
【００１１】更に、前記実施形態では、突部１９の外周
面（即ち円筒面１９ｂ）をディスク２の中心孔５と嵌合
させ、突部１９の内周面１９ｃをターンテーブル１１側
の凹部１７の、中心側内周面（即ち円筒面１７ａ）と嵌
合させるものとした。しかし、図３の如く、凹部１７
の、外側の内周面３０をディスク２の中心孔５の直径と
一致させ、円筒面１９ｂを、ディスク中心孔５と内周面
３０とに同時に嵌合させるようにしてもよい。
面（即ち円筒面１９ｂ）をディスク２の中心孔５と嵌合
させ、突部１９の内周面１９ｃをターンテーブル１１側
の凹部１７の、中心側内周面（即ち円筒面１７ａ）と嵌
合させるものとした。しかし、図３の如く、凹部１７
の、外側の内周面３０をディスク２の中心孔５の直径と
一致させ、円筒面１９ｂを、ディスク中心孔５と内周面
３０とに同時に嵌合させるようにしてもよい。
【００１２】また、図３の如く、ターンテーブル１１の
下面をシャーシ２２に近接させておき、ターンテーブル
１１の下面側にも永久磁石３１を埋め込むと、磁石３１
とシャーシ２２との間の磁気吸引力により、特にマグネ
ット式クランプ機構にあっては、ターンテーブル１１の
スラスト方向のガタをなくすことができる。同様に、シ
ャーシ２２の上面に永久磁石を固定し、ターンテーブル
２２の下面側に磁性体を埋め込むようにしてもよい。
下面をシャーシ２２に近接させておき、ターンテーブル
１１の下面側にも永久磁石３１を埋め込むと、磁石３１
とシャーシ２２との間の磁気吸引力により、特にマグネ
ット式クランプ機構にあっては、ターンテーブル１１の
スラスト方向のガタをなくすことができる。同様に、シ
ャーシ２２の上面に永久磁石を固定し、ターンテーブル
２２の下面側に磁性体を埋め込むようにしてもよい。
【発明の効果】以上のように、本発明によると、ターン
テーブルと、このターンテーブルにディスクを保持させ
るクランパとを具備したディスククランプ装置におい
て、ディスクを水平移動するだけでディスクをターンテ
ーブルに対して装脱することができ、これをＣＤプレー
ヤ等に組込んだ場合、ディスクやターンテーブルを昇降
させる手段をなくすことができ、ＣＤプレーヤ等の構成
を簡単かつ小形にできる効果が得られる。
テーブルと、このターンテーブルにディスクを保持させ
るクランパとを具備したディスククランプ装置におい
て、ディスクを水平移動するだけでディスクをターンテ
ーブルに対して装脱することができ、これをＣＤプレー
ヤ等に組込んだ場合、ディスクやターンテーブルを昇降
させる手段をなくすことができ、ＣＤプレーヤ等の構成
を簡単かつ小形にできる効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態を示す縦断面図
【図２】同実施の形態の側面図
【図３】従来例を示す側面図
１０ クランパ １１ ターンテーブル １２ ディスク保持面 １４ モータ回転軸 １５ 軸孔 １７ 凹部 １８ 突部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年１２月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す縦断面図
【図２】同実施の形態の側面図
【図３】本発明の他の実施の形態を示す縦断面図
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図４
【補正方法】追加
【補正内容】
【図４】従来例を示す側面図
Claims (8)
- 【請求項１】 ターンテーブル(11)と、このターンテー
ブルにディスク(2)を保持させるクランパ(10)とを具備
したディスククランプ装置において、 前記ターンテーブルは、ディスクの軸心線方向の位置を
規定するディスク保持面(12)、モータ回転軸(14)に装着
する軸孔(15)及びこの軸孔の回りに位置する凹部(17)を
有し、 前記クランパは、前記ディスク保持面にディスクを保持
させる押え部(18)と、ディスクの中心孔(5)を通して前
記凹部内に挿入する突部(19)とを有し、 前記突部とディスクの中心孔との嵌合により、ディスク
の、軸心線と直交する方向の移動を規制し、前記突部と
前記凹部内面との嵌合によりクランパとターンテーブル
とを心合せすることを特徴とするディスククランプ装
置。 - 【請求項２】 前記ターンテーブルは、ディスク保持面
(12)を最高面とすることを特徴とする請求項１に記載の
ディスククランプ装置。 - 【請求項３】 前記凹部及び前記突部は、互いに嵌合し
てクランパとターンテーブルとを心合せする円筒面(17
a)(19c)を有することを特徴とする請求項１に記載のデ
ィスククランプ装置。 - 【請求項４】 前記凹部の開口縁及びこれに対向する前
記突部先端の少なくとも一方にテーパ状のガイド面を形
成したことを特徴とする請求項１に記載のディスククラ
ンプ装置。 - 【請求項５】 前記凹部の開口縁及びこれに対向する前
記突部先端の少なくとも一方に断面形状が曲線をなすガ
イド面を形成したことを特徴とする請求項１に記載のデ
ィスククランプ装置。 - 【請求項６】 前記ターンテーブルのディスク保持面の
少なくとも一部を軟性材にて形成したことを特徴とする
請求項１に記載のディスククランプ装置。 - 【請求項７】 前記ターンテーブルのディスク保持面の
周囲にディスクをディスク保持面上に導くガイド面を設
けたことを特徴とする請求項１に記載のディスククラン
プ装置。 - 【請求項８】 前記突部の、ディスクの中心孔と嵌合す
る円筒面(19b)を、前記凹部に嵌合させて、クランパと
ターンテーブルとの心合わせを行なうことを特徴とする
請求項１に記載のディスククランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8293433A JPH10106092A (ja) | 1996-08-05 | 1996-10-15 | ディスククランプ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22177396 | 1996-08-05 | ||
| JP8-221773 | 1996-08-05 | ||
| JP8293433A JPH10106092A (ja) | 1996-08-05 | 1996-10-15 | ディスククランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10106092A true JPH10106092A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=16771982
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8293433A Withdrawn JPH10106092A (ja) | 1996-08-05 | 1996-10-15 | ディスククランプ装置 |
| JP8353156A Withdrawn JPH10106093A (ja) | 1996-08-05 | 1996-12-16 | ディスククランプ装置 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8353156A Withdrawn JPH10106093A (ja) | 1996-08-05 | 1996-12-16 | ディスククランプ装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPH10106092A (ja) |
| KR (1) | KR19980017994A (ja) |
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