JPH10104429A - 導光板及び導光板の製造方法 - Google Patents

導光板及び導光板の製造方法

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JPH10104429A
JPH10104429A JP25865396A JP25865396A JPH10104429A JP H10104429 A JPH10104429 A JP H10104429A JP 25865396 A JP25865396 A JP 25865396A JP 25865396 A JP25865396 A JP 25865396A JP H10104429 A JPH10104429 A JP H10104429A
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JP
Japan
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guide plate
light
light guide
luminance
light emitting
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JP25865396A
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English (en)
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Nobuhiro Sarutani
信弘 猿谷
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度ムラが発生しない導光板及び導光板の製
造方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 発光面24、反射面25のうち少なくと
も一方の面に光出射機能部31が形成された導光板23
において、光出射機能部31以外の部分の表面粗さを変
化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光面、反射面の
うち少なくとも一方の面に光出射機能部が形成された導
光板、及び、光出射機能部を有する導光板を金型を用い
て射出成型法にて製造する光導光板の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】次に、図面を用いて従来例を説明する。
図10は従来の導光板を用いたバックライト装置の構成
図である。
【0003】図において、1は導光板2の入射面2aに
沿って配設された冷陰極管、3は冷陰極管1の光を導光
板2方向へ反射する反射板である。導光板2の発光面2
b側には、拡散シート4と、集光シート5とが配設さ
れ、また、発光面2bと対向する反射面2c側には、反
射シート6が配設されている。
【0004】導光板2の発光面2b上には、入射面2a
と略平行に光出射機能部としての突起2dが間隔を隔て
て多数形成されている。尚、突起2dの入射面2aと垂
直な断面形状は、プリズム形状となっている。更に、導
光板2の厚さは、入射面2aから離れるに従って薄くな
るように設定されている。
【0005】上記構成の動作を説明すると、冷陰極管1
から出射した光の一部は直接、一部は反射板3で反射さ
れて導光板2の入射面2aから導光板2内へ入る。導光
板2内を進む光は、導光板2内で反射しながら、また、
反射面2cから一旦導光板2外へ出て、反射シート6で
反射され、再び導光板2内に入り、最終的には、発光面
2b上の突起2dの反光源側突起斜面2eから導光板2
外部へ出射する。
【0006】そして、拡散シート4で拡散され、集光シ
ート5で集光され、集光シート5上に配設された図示し
ない液晶表示素子を照明する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、上述した導光
板2は、金型に設けられたゲートから金型内へメタクリ
ル樹脂,ポリカーボネイト樹脂等の透明な樹脂を注入し
て成形を行う射出成型法にて製造されているので、ゲー
トから離れるに従って、注入された樹脂の温度が低下
し、成形性が悪くなる。
【0008】よって、導光板2を金型通りに成形するの
は困難であり、導光板2の発光面から出射する光には輝
度ムラが発生する。この現象は、導光板が大きくなるに
従って、顕著となる。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、輝度ムラが発生しない導光板及び導光
板の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の本発明は、発光面、反射面のうち少なくとも
一方の面に光出射機能部が形成された導光板において、
前記光出射機能部以外の部分の表面粗さを変化させたこ
とを特徴とする導光板である。
【0011】表面粗さが粗い部分では、光が乱反射し、
輝度があがる。よって、他の部分より暗い部分の表面粗
さを粗くすることにより、この部分で光が乱反射し、輝
度があがり、輝度ムラが解消される。
【0012】逆に、他の部分より明るい部分の表面粗さ
を細かくすることにより、この部分の輝度が下がり、輝
度ムラが解消される。尚、上記発明で、光出射機能部と
しては、成形突起、成形溝、印刷ドット等があるが限定
するものではない。
【0013】請求項2記載の発明は、光出射機能部を有
する導光板を金型を用いて射出成型法にて製造する光導
光板の製造方法において、前記金型の光出射機能部を成
形する部分以外の部分を鏡面加工する工程と、鏡面加工
した部分のうちの一部分をあらす工程とを有することを
特徴とする導光板の製造方法である。
【0014】他の部分より暗い部分をあらすことで、こ
の部分の輝度があがり、輝度ムラが解消される。請求項
3記載の発明は、光出射機能部を有する導光板を金型を
用いて射出成型法にて製造する光導光板の製造方法にお
いて、前記金型の光出射機能部を成形する部分以外の部
分をあらす工程と、あらした部分のうちの一部分を鏡面
加工する工程とを有することを特徴とする導光板の製造
方法である。
【0015】他の部分より明るい部分を鏡面加工するこ
とで、この部分の輝度が下がり、輝度ムラが解消され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態例の導
光板を用いたバックライト装置の断面構成図、図2は図
1における反射板22、拡散シート27、集光シート2
9A、29B、液晶表示素子30を取り除いた上面図で
ある。
【0017】図において、21は冷陰極管、22は冷陰
極管21の光を図面右方向に反射する反射板、23は冷
陰極管21からの光が内部を進む導光板である。更に、
導光板23の液晶表示素子30と対向する面を発光面2
4、発光面と対向する面を反射面25、冷陰極管21の
光が入射する面を入射面26と規定すると、発光面24
の上には拡散シート27が、反射面25の下には反射シ
ート28が配置されている。
【0018】また、拡散シート27の上には、集光シー
ト29A・集光シート29Bを介して液晶表示素子30
が配置されている。そして、導光板23の発光面24に
は、導光板23の入射面26と略平行に光出射機能部と
しての突起31が間隔を隔てて多数形成されている。突
起31の入射面26に垂直な断面形状は、プリズム形状
をなしている。
【0019】導光板23は金型を用いた樹脂成形法で製
造されるが、金型内に樹脂を流し込むゲートGを導光板
23の入射面に近い側面に設けた。そして、発光面24
上において、突起31以外の部分の表面粗さが変化して
いる。即ち、輝度が低く、輝度ムラとなるゲート近傍の
部分A(図2においてハッチングを施した箇所)の表面粗
さを他の部分Bの表面粗さより粗くなるようにしてい
る。
【0020】次に、上記構成の導光板の製造に用いる金
型の製造方法を図3を用いて説明する。 (1) 導光板23の発光面24側を成形する金型40の被
加工面40aに鏡面加工を施す((a)図参照)。
【0021】(2) 金型40の被加工面40aに対して、
NC加工機を使って、導光板23の突起31を形成する溝
40bを形成する((b)図参照)。 (3) 輝度が低くなる部分Aに対してサンドブラスト、放
電加工、エッチング等の手法を用いて表面粗さを他の部
分Bより粗くする((c)図参照)。
【0022】そして、図4に示すように、導光板23の
発光面24側を成形する金型40と、導光板23の反射
面25側を成形する金型41を積層し、ゲートGから樹
脂を注入して導光板23を形成する。
【0023】次に、上記構成の動作を説明する。冷陰極
管21から出射した光の一部は直接、一部は反射板22
で反射されて導光板23の入射面26から導光板23内
へ入る。
【0024】導光板23内を進む光は、導光板23内で
反射しながら、また、反射面25から一旦導光板23外
へ出て、反射シート28で反射され、再び導光板23内
に入り、最終的には、発光面24上の突起31の反光源
側突起斜面31aから導光板23外部へ出射する。
【0025】そして、拡散シート27で拡散され、集光
シート29A,29Bで集光され、液晶表示素子30を
照明する。上記構成によれば、輝度が低くなる部分Aを
あらして、不規則な微小突起を多数形成することで、こ
の微小突起から光が出射し、この部分の輝度があがり、
輝度ムラが解消される。
【0026】本発明は、上記実施の形態例に限定するも
のではない。金型の製造方法は図5に示すような方法で
製造してもよい。図5は他の金型の製造方法を説明する
図である。
【0027】(1) 金型50の被加工面50aに鏡面加工
を施す((a)図参照)。 (2) 金型50の被加工面50aに対して、NC加工機を使
って、導光板23の突起31を形成する溝50bを形成
し、更に、溝50b以外の部分をサンドブラスト、放電
加工、エッチング等の手法を用いて表面粗さ粗くする
((b)図参照)。
【0028】(3) 輝度が高くなる部分Bに対して鏡面加
工を施し、表面粗さを他の部分Bより細かくする((c)図
参照)。更に、上記実施の形態例では、導光板の発光面
上に突起を形成したが、溝でもよい。更に、光出射機能
としての突起や溝を反射面に形成してもよいし、更に、
両面に設けてもよい。
【0029】又、光出射機能としての突起以外に光を反
射する印刷ドットを反射面に設けてもよい。
【0030】
【実施例】図6は突起以外の部分全体が鏡面加工された
金型を用いて形成した比較導光板23′の発光面24′
での輝度分布を示す図、図7は輝度が低くなる部分Aの
表面粗さを粗くした金型を用いて形成した導光板23の
発光面24での輝度分布を示す図、図8(a),(b)は図7
において表面加工を行わない部分Bの表面粗さを示す図
で、(b)図は(a)図のc部分の拡大図、図9(a),(b)は図7
において表面加工を行った部分Aの表面粗さを示す図で
ある。
【0031】図6において、比較導光板23′は、最大
輝度が1平方mあたり1200cdで、最小輝度は、1平方mあた
り950cdである。特に、ゲートGから離れた部分のうち、
ゲートGと対向する部分の輝度が特に低くなっている。
【0032】一方、図8,図9に示すように、表面粗さ
を変化させた導光板23は、図7に示すように、最大輝
度が1平方mあたり1100cdで、最小輝度は、1平方mあたり
950cdとなり、特に、ゲートGと対向する部分の輝度が向
上しているのが解る。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、光出射機能部以外の部分の表面粗さを変化させ
たことにより、表面粗さが粗い部分では、光が乱反射
し、輝度があがる。
【0034】よって、他の部分より暗い部分の表面粗さ
を粗くすることにより、この部分で光が乱反射し、輝度
があがり、輝度ムラが解消される。逆に、他の部分より
明るい部分の表面粗さを細かくすることにより、この部
分の輝度が下がり、輝度ムラが解消される。
【0035】請求項2記載の発明によれば、金型の光出
射機能部を成形する部分以外の部分を鏡面加工する工程
と、鏡面加工した部分のうちの一部分をあらす工程とを
有し、他の部分より暗い部分をあらすことで、この部分
の輝度があがり、輝度ムラが解消される。
【0036】請求項3記載の発明は、光出射機能部を有
する導光板を金型を用いて射出成型法にて製造する光導
光板の製造方法によれば、金型の光出射機能部を成形す
る部分以外の部分をあらす工程と、あらした部分のうち
の一部分を鏡面加工する工程とを有し、他の部分より明
るい部分を鏡面加工することで、この部分の輝度が下が
り、輝度ムラが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の導光板を用いたバック
ライト装置の断面構成図である。
【図2】図1における反射板22、拡散シート27、集
光シート29A、29B、液晶表示素子30を取り除い
た上面図である。
【図3】図1に示す導光板の製造に用いる金型の製造方
法を説明する図である。
【図4】金型の製造方法の他の実施の形態例を説明する
図である。
【図5】他の金型の製造方法を説明する図である。
【図6】突起以外の部分全体が鏡面加工された金型を用
いて形成した比較導光板23′の発光面24′での輝度
分布を示す図である。
【図7】輝度が低くなる部分Aの表面粗さを粗くした金
型を用いて形成した導光板23の発光面24での輝度分
布を示す図である。
【図8】(a),(b)図は図7において表面加工を行わない
部分Bの表面粗さを示す図で、(b)図は(a)図のc部分の拡
大図である。
【図9】(a),(b)図は図7において表面加工を行った部
分Aの表面粗さを示す図である
【図10】従来の導光板を用いたバックライト装置の構
成図である。
【符号の説明】
23 導光板 24 発光面 25 反射面 31 突起(光出射機能部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光面、反射面のうち少なくとも一方の
    面に光出射機能部が形成された導光板において、 前記光出射機能部以外の部分の表面粗さを変化させたこ
    とを特徴とする導光板。
  2. 【請求項2】 光出射機能部を有する導光板を金型を用
    いて射出成型法にて製造する光導光板の製造方法におい
    て、 前記金型の光出射機能部を成形する部分以外の部分を鏡
    面加工する工程と、 鏡面加工した部分のうちの一部分をあらす工程と、 を有することを特徴とする導光板の製造方法。
  3. 【請求項3】 光出射機能部を有する導光板を金型を用
    いて射出成型法にて製造する光導光板の製造方法におい
    て、 前記金型の光出射機能部を成形する部分以外の部分をあ
    らす工程と、 あらした部分のうちの一部分を鏡面加工する工程と、 を有することを特徴とする導光板の製造方法。
JP25865396A 1996-09-30 1996-09-30 導光板及び導光板の製造方法 Pending JPH10104429A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432921B1 (ko) * 2000-09-18 2004-05-28 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 도광판
CN100357808C (zh) * 2002-12-14 2007-12-26 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 面光源***

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040831

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02