JPH10103727A - レンジフード装置 - Google Patents

レンジフード装置

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JPH10103727A
JPH10103727A JP27287696A JP27287696A JPH10103727A JP H10103727 A JPH10103727 A JP H10103727A JP 27287696 A JP27287696 A JP 27287696A JP 27287696 A JP27287696 A JP 27287696A JP H10103727 A JPH10103727 A JP H10103727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoke
range hood
light
voltage value
detecting means
Prior art date
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Pending
Application number
JP27287696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kiyabu
和彦 木藪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sun Wave Corp
Original Assignee
Sun Wave Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sun Wave Corp filed Critical Sun Wave Corp
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Publication of JPH10103727A publication Critical patent/JPH10103727A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量の煙が一時的に発生した場合のように、
通常の運転モードでは捕集しきれない量の煙が発生した
場合であっても、これを自動的に検知して排煙能力を増
加させるレンジフード装置を提供する。 【解決手段】 レンジフード装置を、レンジフードの排
煙流路に煙濃度検知手段を配設し、該煙濃度検知手段か
らの情報に基づき、煙濃度に適応する回転速度でファン
モータの回転制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レンジフード本
体とセンサーおよび制御装置から構成されてなるレンジ
フード装置に係り、特に、加熱機器からの排煙量に応じ
て排煙能力を自動的に制御するレンジフード装置に関す
る。
【0002】
【従来技術とその課題】従来のこの種のレンジフード装
置を図4に基づき説明すると、図中符号30はファンモ
ータを、31は排煙能力の「強モード」選択スイッチ
を、32は排煙能力の「弱モード」選択スイッチを、3
3はレンジフードランプを、34はレンジフードランプ
作動スイッチを、35は起動用コンデンサを、36は1
00VのAC電源を夫々示しており、これらが有機的に
作動するように接続されて構成されている。
【0003】しかしながら、上記従来のレンジフード装
置にあっては、ファンによる排煙能力が「強モード」と
「弱モード」の2モードに固定されているため、例え
ば、加熱機器で焼き物をしたとき等のように、大量の煙
が一時的に発生した場合、この煙の一部がレンジフード
本体で捕集しきれずに室内へとオーバーフローして、台
所の壁面や床、天井等を汚損するため、この改善が強く
要望されていたのが現状である。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、大量の煙が一
時的に発生した場合のように、通常の運転モードでは捕
集しきれない量の煙が発生した場合であっても、これを
自動的に検知して排煙能力を増加させ、レンジフードか
ら煙が室内へと漏出するのを有効に防止することができ
るレンジフード装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るレンジフード装置にあっては、レン
ジフードの排煙流路に煙濃度検知手段を配設し、該煙濃
度検知手段からの情報に基づき、煙濃度に適応する回転
速度でファンモータの回転制御するように構成したこと
を特徴とするものである。
【0006】また、この発明において上記煙濃度検知手
段は、上記排煙流路に対設された発光素子と受光素子と
で構成するのが構成が簡易で、かつ、作動制御も容易で
あるため望ましく、この場合、上記ファンモータの回転
速度の制御は、上記受光素子で受光される吸光度に基づ
きコントロールされる。
【0007】さらに、この発明にあっては、上記煙濃度
検知手段は、前記排煙流路を流れる煙の濃度が所定値以
上を越えたときに、前記ファンモータの回転速度を最速
モードで一定時間回転するように制御するのが望まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施の一形態例を詳細に説明する。
【0009】この形態例に係るレンジフード装置の基本
的な構成を図1に基づき説明すると、図中符号1はレン
ジフード本体(図示せず)の排煙流路に配設された煙通
過穴を、2は発光素子を、3は発光回路を、4は発光駆
動回路を、5はマイクロプロセッサ(MPU)を、6は
受光素子を、7は受光回路を、8は増幅回路を、9はピ
ークホールド回路を、10は増幅回路を、11はターボ
動作表示ランプを、12はファンの回転速度を「強モー
ド」に設定するスイッチを、13はファンの回転速度を
「弱モード」に設定するスイッチを、14はファン作動
を停止させる「切」スイッチを、15はレンジフードの
照明ランプ22のオン・オフスイッチを夫々示してい
る。
【0010】また、上記マイクロプロセッサ5からの出
力信号は、ファンモーターをオン/オフするリレー16
およびこのリレー16を駆動するトランジスタ17と、
「強」「弱」運転切換用リレー18およびこのリレー1
8を駆動するトランジスタ19と、煙濃度が大きいとき
にファンモータを最強速度で回転させるターボ運転用リ
レー20およびこのリレー20を駆動するトランジスタ
21と、レンジフードの照明ランプ22をオン/オフす
るリレー23及びこのリレー23を駆動するトランジス
タ24に対して送信される。尚、図中符号25はAC1
00V電源を、26はレンジフードファンのファンモー
タである。
【0011】このように構成されてなるレンジフード装
置は、スイッチ12または13のいずれかを選択してス
イッチオンさせると、マイクロプロセッサ5は発光駆動
回路4を作動させて発光回路3の発光素子2から測定光
を煙通過穴1に照射し、その透過光を受光素子6で受光
して受光回路7でA/D変換された電圧信号を増幅回路
8で増幅し、この増幅された電圧値の最大電圧値V0
ピークホールド回路9でホールドして記憶する。尚、こ
の形態例この発光素子2と受光素子6による煙濃度測定
法は、煙を透過した光の吸光度を受光素子6で受光した
光量を電圧に変換して電圧レベルを計測する公知の吸光
度測定法と同様であるので、その詳細な説明をここでは
省略する。
【0012】また、上記マイクロプロセッサ5には、図
2に示すような煙濃度と最大電圧値V0 との関係が予め
入力され記憶されている。
【0013】従って、ピークホールド回路9からマイク
ロプロセッサ5へと入力された最大電圧値V0 が、図2
に示す一定電圧値(一定煙濃度)V1 を越えた場合に
は、該マイクロプロセッサ5は、トランジスタ21を起
動させてリレー20を作動させ、ファンモータ26を前
記「強モード」よりも排煙能力が大きな「ターボ運転モ
ード」に切り換え、該状態を一定時間継続するように作
動制御すると共に、ターボ動作表示ランプ11を点灯さ
せる。この作動時間は、例えば、公知のタイマー回路で
設定することができる。
【0014】図3は、上記マイクロプロセッサ5による
ファンモータの他の制御例を示しており、本例では、発
光素子2と受光素子6が煙等で汚れて感度が低下した場
合、これを知らしめるために、煙がないときの出力電圧
0 が図中符合Z0 からZ1を経てZ2 へと変化した場
合、一定の閾電圧値V2 を予めマイクロプロセッサ5に
設定しておき、煙がないときの出力電圧が閾電圧値V2
を越えた場合には、発光素子2と受光素子6の洗浄或は
交換を促すように、例えば、ターボ動作表示ランプ11
を一定時間点滅させるように構成されている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るレ
ンジフード装置によれば、大量の煙が一時的に発生した
場合のように、通常の運転モードでは捕集しきれない量
の煙が発生した場合であっても、これを自動的に検知し
て排煙能力を増加させ、レンジフードから煙が室内へと
漏出して室内が汚損されるのを有効に防止することがで
きると共に、煙が少ないときには、風量の少ないモード
で運転させることができるので、低騒音で台所を静かな
環境に保持することができる、という優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るレンジフード
装置の制御回路図である。
【図2】同装置における煙濃度特性例を示す説明図であ
る。
【図3】同装置における他の煙濃度特性例を示す説明図
である。
【図4】従来のレンジフード装置の制御回路図である。
【符号の説明】
1 煙通過穴 2 発光素子 5 マイクロプロセッサ(MPU) 6 受光素子 11 ターボ動作表示ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジフードの排煙流路に煙濃度検知手
    段を配設し、該煙濃度検知手段からの情報に基づき、煙
    濃度に適応する回転速度でファンモータの回転制御する
    ように構成されてなるレンジフード装置。
  2. 【請求項2】 前記煙濃度検知手段は、前記排煙流路に
    対設された発光素子と受光素子とで構成され、この受光
    素子で受光される吸光度に基づき、煙濃度に適応する回
    転速度でファンモータの回転制御することを特徴とする
    請求項1に記載のレンジフード装置。
  3. 【請求項3】 前記煙濃度検知手段は、前記排煙流路を
    流れる煙の濃度が所定値以上を越えたときに、前記ファ
    ンモータの回転速度を最速モードで一定時間回転するよ
    うに制御することを特徴とする請求項1または請求項2
    のいずれかに記載のレンジフード装置。
JP27287696A 1996-09-25 1996-09-25 レンジフード装置 Pending JPH10103727A (ja)

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JP27287696A JPH10103727A (ja) 1996-09-25 1996-09-25 レンジフード装置

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JPH10103727A true JPH10103727A (ja) 1998-04-21

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ID=17520001

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003269763A (ja) * 2002-03-12 2003-09-25 Shimazu Rika Kikai Kk 局所排気装置
JP2012084463A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
CN110594820A (zh) * 2019-09-19 2019-12-20 宁波方太厨具有限公司 一种吸油烟机及其控制方法
CN117937853A (zh) * 2024-01-26 2024-04-26 无锡新泰克电机有限公司 一种节能型自动排烟电动机

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