JPH1010357A - プラスチック導光体ユニット端末部 - Google Patents

プラスチック導光体ユニット端末部

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JPH1010357A
JPH1010357A JP16777596A JP16777596A JPH1010357A JP H1010357 A JPH1010357 A JP H1010357A JP 16777596 A JP16777596 A JP 16777596A JP 16777596 A JP16777596 A JP 16777596A JP H1010357 A JPH1010357 A JP H1010357A
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JP
Japan
Prior art keywords
light guide
guide unit
plastic light
tightening member
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP16777596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Hiramatsu
浩己 平松
Fumikata Nakahigashi
文賢 中東
Shigenori Nemoto
重則 根元
Shiro Tanno
史朗 丹野
Tomiya Abe
富也 阿部
Yoshikazu Hayakawa
良和 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Denso Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd, Denso Corp filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分の浸入を防止したプラスチック導光体ユ
ニット端末部を提供する。 【解決手段】 端末部18を直管に形成した波付き保護
金属管17がプラスチック導光体ユニット1の端末部と
接合することにより、波付き保護金属管17の端末部1
8のひび割れや曲がり等によってできるギャップ、すな
わち水蒸気の通過する端末部の微小な隙間がなくなり、
光ファイバ4のコア3の吸湿が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック導光
体ユニット端末部に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック光ファイバと、プラスチッ
ク光ファイバの両端に突き合わされた透明部材からなる
導光体とからなるプラスチック導光体ユニットが開発さ
れている。これは一方の側に配置された光源からの光
を、光源から離隔した他方の側に伝搬させて照明するた
めのものである。このようなプラスチック導光体ユニッ
トの端末部の接合にはプラグとアダプタからなる端末コ
ネクタが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端末コ
ネクタのプラグの締め付けによるひび割れや、端面切断
時の曲り等が原因で隙間を生じ、高温高湿の条件に晒さ
れるとその微小な隙間から水分が浸入し、クラッドを通
過してコアに入り、その後に冷却されるとその水分が光
の波長レベル以上の大きさの凝集体となり、コアが白濁
して光の透過を妨げ、初期の光量透過量を保持すること
ができないという問題や、プラグ付近で光ファイバが折
れやすいという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、水分の浸入を防止したプラスチック導光体ユニット
端末部を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、プラスチック光ファイバの両端に透明部材
からなる導光体を突き合わせたプラスチック導光体ユニ
ットが着脱自在な端末コネクタ部材に接合されてなるプ
ラスチック導光体ユニット端末部であって、波付き保護
金属管の端末部を直管に形成し、その端末部をプラスチ
ック導光体ユニットの端末部と接合したものである。
【0006】上記構成に加え本発明は、波付き保護金属
管が銅若しくはアルミニウムからなるのが好ましい。
【0007】上記構成に加え本発明は、波付き保護金属
管がコルゲートタイプ若しくはスパイラルタイプである
のが好ましい。
【0008】上記構成に加え本発明は、端末部の直管の
長さが少なくとも5mmあるのが好ましい。
【0009】端末部を直管に形成した波付き保護金属管
と、プラスチック導光体ユニットの端末部とを接合する
ことにより、金属管端末部のひび割れや曲がり等によっ
てできるギャップ、すなわち水蒸気の通過する端末部の
微小な隙間がなくなり、光ファイバのコアの吸湿が防止
できる。また、波付き保護金属管により光ファイバが覆
われているので、外力による光ファイバの折れ曲がりが
防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0011】図1は本発明のプラスチック導光体ユニッ
ト端末部の一実施の形態を示す横断面図である。
【0012】1は、クラッド2と太径のコア3とからな
るプラスチック光ファイバ4とガラス(透明プラスチッ
クでもよい)からなる導光体5とが突き合わされた状態
で収縮チューブ6で保持されたプラスチック導光体ユニ
ットである。
【0013】プラスチック導光体ユニット1は端末コネ
クタ部材7によって図示しない機器に固定されたフラン
ジ8に取り付けられるようになっている。
【0014】収縮チューブ6の外周には導光体5と光フ
ァイバ4との接合面の位置にパッキン9が嵌合されてお
り、プラスチック導光体ユニット1とフランジ8との間
の気密を保つようになっている。
【0015】端末コネクタ部材7は、小径の接合部(図
では左側)10と大径の接合部11とを有する環状の第
1締付け部材12と、外側にテーパ部13を有し保護金
属管17の端末部18と光ファイバとの隙間に挿入され
る環状の第2締付け部材14と、内側にテーパ部15を
有する環状の第3締付け部材16とで構成されている。
【0016】フランジ8の内側及び第1締付け部材12
の小径の接合部10の外側にはそれぞれネジ溝8a、1
0aが形成されており、フランジ8と小径の接合部10
とがパッキン9を挟むように嵌合できるようになってい
る。
【0017】光ファイバ4の端面近傍には、第1締付け
部材12の大径の接合部11内に位置するように第3締
付け部材16が嵌合されている。第1締付け部材12の
大径の接合部11の内側にはネジ溝11aが形成されて
おり、また第3締付け部材16の外側にはネジ溝16a
が形成されており、第1締付け部材12の大径の接合部
11と第3締付け部材16とが嵌合されている。
【0018】さらに第2締付け部材14と第3締付け部
材16との間には図2に示すような波付き保護金属管1
7の端末部18が嵌合されており、この状態で第3締付
け部材16を大径の接合部11へ螺合させていくことに
より、光ファイバ4及び保護金属管17の端末部18を
第1締付け部材12、第2締付け部材14及び第3締付
け部材16によって保持することができる。
【0019】ここで図2(a)は波付き保護金属管の横
断面図、図2(b)は図2(a)のC−C線断面図、図
2(c)は図2(a)のD−D線断面図である。
【0020】波付き保護金属管17の端末部18は5m
m以上の長さで直管かつ、テーパ状に形成されている。
また、波付き保護金属管17の内径は光ファイバ4の外
径より大きく形成されており、銅若しくはアルミニウム
からなっている。尚、図2に示す波付き保護金属管はコ
ルゲートタイプであるが、スパイラルタイプであっても
よい。
【0021】このようにプラスチック導光体ユニット端
末部において、端末部18が予め直管に形成されている
ため、第3締付け部材16による締付けによって端末部
18がひび割れたり、両締付け部材14,16と端末部
18との間にギャップ、すなわち水蒸気の通過する端末
部の微小な隙間が発生することはなく、波付き保護金属
管17の気密性が保たれ、光ファイバ4のコアの劣化が
防止できる。また、波付き保護金属管17によって光フ
ァイバ4が覆われているので、外力による光ファイバ4
の折れ曲がりが防止される。
【0022】図3は本発明のプラスチック導光体ユニッ
ト端末部の他の実施の形態を示す横断面図である。
【0023】図1に示した実施の形態との相違点は、半
田によって保護金属管内への水分の浸入を防止するよう
になっている点である。
【0024】図3に示すように、端末コネクタ部材20
は、内側に小径部(図では左側)21と大径部(図では
右側)22とを有する環状の第1締付け部材23と、半
田24とで構成されている。フランジ8の内側及び第1
締付け部材23の小径部21の外側にはネジ溝8a,2
1aが形成されており、フランジ8と小径部21とがパ
ッキン9を挟むように嵌合できるようになっている。第
1締付け部材23の大径部(図では右側)22は波付き
保護金属管17の端末部に半田24で固定されている。
【0025】同図に示すプラスチック導光体ユニット端
末部においても図1に示すプラスチック導光体ユニット
端末部と同様の効果が得られる。
【0026】図4は本発明のプラスチック導光体ユニッ
ト端末部のさらに他の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【0027】図1に示した実施の形態との大きな相違点
は、二重のパッキンによって水分の浸入を防止するよう
になっている点である。
【0028】図4に示すように端末コネクタ部材は、小
径の接合部(図では左側)30と大径の接合部31とを
有する環状の第1締付け部材32と、フランジ状の第2
締付け部材33とで構成されている。光ファイバ4及び
導光体5を保持する収縮チューブ6aの外側には第1パ
ッキン9及び第2パッキン34が嵌合されている。フラ
ンジ8の内側及び第1締付け部材32の小径の接合部3
0の外側にはそれぞれネジ溝8a,30aが形成されて
おり、フランジ8と小径の接合部30とが第1パッキン
(図では左側)9を挟むように嵌合できるようになって
いる。
【0029】第1締付け部材32の大径の接合部31の
内側及び第2締付け部材33の外側にはネジ溝32a,
33aがそれぞれ形成されており、第1締付け部材32
の大径の接合部と第2締付け部材33とが第2パッキン
34を挟むように嵌合できるようになっている。端末部
18が直管に形成された波付き保護金属管17は第2パ
ッキン34と収縮チューブ6aとの間に挟まれるように
なっている。
【0030】同図に示すプラスチック導光体ユニット端
末部においても図1に示すプラスチック導光体ユニット
端末部と同様の効果が得られる。
【0031】表1は従来品、図1,図3及び図4に示し
た実施の形態を比較したものである。
【0032】
【表1】
【0033】同表に示すように端末部が5mm以上の直
管に形成した波付き保護金属管をプラスチック導光体ユ
ニットの端末部と接合することにより、光量保持率が1
000hrで95%以上得られることが分かる。
【0034】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0035】端末部が直管に加工された波付き保護金属
管がプラスチック導光体ユニットの端末部と接合したこ
とにより、水分の浸入を防止したプラスチック導光体ユ
ニット端末部の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチック導光体ユニット端末部の
一実施の形態を示す横断面図である。
【図2】(a)は波付き保護金属管の横断面図、(b)
は(a)のC−C線断面図、(c)は(a)のD−D線
断面図である。
【図3】本発明のプラスチック導光体ユニット端末部の
他の実施の形態を示す横断面図である。
【図4】本発明のプラスチック導光体ユニット端末部の
さらに他の実施の形態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 プラスチック導光体ユニット 3 コア 4 光ファイバ 7 端末コネクタ部材 17 波付き保護金属管 18 端末部
フロントページの続き (72)発明者 根元 重則 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 丹野 史朗 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 阿部 富也 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 早川 良和 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック光ファイバの両端に透明部
    材からなる導光体を突き合わせたプラスチック導光体ユ
    ニットが着脱自在な端末コネクタ部材に接合されてなる
    プラスチック導光体ユニット端末部であって、波付き保
    護金属管の端末部を直管に形成し、その端末部をプラス
    チック導光体ユニットの端末部と接合したことを特徴と
    するプラスチック導光体ユニット端末部。
  2. 【請求項2】 上記波付き保護金属管が銅若しくはアル
    ミニウムからなる請求項1記載のプラスチック導光体ユ
    ニット端末部。
  3. 【請求項3】 上記波付き保護金属管がコルゲートタイ
    プ若しくはスパイラルタイプである請求項1記載のプラ
    スチック導光体ユニット端末部。
  4. 【請求項4】 上記端末部の直管の長さが少なくとも5
    mmある請求項1記載のプラスチック導光体ユニット端
    末部。
JP16777596A 1996-06-27 1996-06-27 プラスチック導光体ユニット端末部 Pending JPH1010357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16777596A JPH1010357A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 プラスチック導光体ユニット端末部

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JP16777596A JPH1010357A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 プラスチック導光体ユニット端末部

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JPH1010357A true JPH1010357A (ja) 1998-01-16

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ID=15855885

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JP16777596A Pending JPH1010357A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 プラスチック導光体ユニット端末部

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JP (1) JPH1010357A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014002189A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Occ Corp 光ファイバケーブルの端部構造、端部構造製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014002189A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Occ Corp 光ファイバケーブルの端部構造、端部構造製造方法

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