JPH10101145A - 包装物及び包装物の組み立て方法 - Google Patents

包装物及び包装物の組み立て方法

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JPH10101145A
JPH10101145A JP9163036A JP16303697A JPH10101145A JP H10101145 A JPH10101145 A JP H10101145A JP 9163036 A JP9163036 A JP 9163036A JP 16303697 A JP16303697 A JP 16303697A JP H10101145 A JPH10101145 A JP H10101145A
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Japan
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frame
film
container portion
container
tension
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JP9163036A
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English (en)
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Priscilla M Keach
エム キーク プリシラ
Dean F Staal
エフ スタール ディーン
Stephen J Lang
ジェイ ラング スティーヴン
Randy L Sperry
エル スペーリー ランディー
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ADE Inc
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/02—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D81/05—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D81/07—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents using resilient suspension means
    • B65D81/075—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents using resilient suspension means the contents being located between two membranes stretched between opposed sides of the package

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  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムを簡単な方法で張力をかけながらリ
テーナに固定する。 【解決手段】 包装物は、夫々のフレームを支持する上
容器部分及び下容器部分を含み、夫々のフレームは夫々
の支持フィルムを支持する。フレーム及び容器部分は、
フレームを容器部分に取り付ける動作がフィルムの張力
を自動的に増大させるように構成される。これは、フレ
ームの対向した部分を反対方向に回動させ、フィルムが
最初にフレームによって支持されていた平面の外にフィ
ルムを変位させ、又はフレームの対向した部分を互いに
引き離すことによって行われる。下容器部分のフィルム
が下容器部分の周囲リップに関してへこみ、上容器部分
のフィルムは上容器部分の周囲リップを越えて突出す
る。この方法で物体を下容器部分の外に転がり落ちるの
を防止し、しかも容器物を閉じたとき、フィルムの面と
面を接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装物の側壁から
離して包装されている物を支持する２つの対向した支持
フィルムを設けるタイプの改良型包装物に関する。
【０００２】
【従来の技術】上に述べたタイプの包装物は、例えば、
ベイロッド（Ｂａｉｌｌｏｄ）の米国特許第４，４９
１，２２５号、リッジウエイ（Ｒｉｄｇｅｗａｙ）の米
国特許第４，８５２，７４３号、ホーネッキー（Ｈｏｊ
ｎａｃｋｉ）の米国特許第５，１８３，１５９号及びペ
ルプス（Ｐｈｅｌｐｓ）の米国特許第４，９０３，８２
７号に開示されているように当該技術分野で知られてい
る。ベイロッドの特許は、包装物を７段５２行以下に説
明し、そこでは、最初に支持フィルムを一対のリテーナ
に固定し、好ましくは、リテーナは一旦接合したならば
それらを互いに固定させる手段を有する。次いで、リテ
ーナを互いに固定する前か後のいずれかにシェルを各リ
テーナに接合することができる。この構成は、フィルム
が使用中、損傷したならば、支持フィルム及びリテーナ
をシェルから取り外すことができ、それによって、シェ
ルの再使用を可能にする重要な利点を提供する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この構成の明白な利点
にも係わらず、フィルムをリテーナに固定する方法に関
して問題が存在する。典型的には、フィルムに張力をか
けることが望まれ、使用されてきた１つの取り組みは、
フィルムをリテーナに固定する時に先立ち、フィルムに
張力をかけることである。この取り組みは適当に張力を
かけられたフィルムを提供するが、それは、フィルムを
リテーナに固定する方法を実質的に複雑にする。本発明
の目的は当該技術分野のこの不利益に打ち勝つことにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の特徴によ
れば、第１の容器部分及び第２の容器部分を有する包装
物を設ける。フレーム及びフレームに固定されたフィル
ムを有する少なくとも１つの支持要素を設ける。フィル
ムの少なくとも中央部分を第１の容器部分から間隔を隔
てて、支持要素を第１の容器部分に固定する。支持要素
を第１の容器部分に適所に固定したとき、フィルムの張
力を増大させるための手段を設ける。本発明の第２の特
徴によれば、包装物を組み立てる方法を提供する。この
方法は、上容器部分及び下容器部分を準備し、フレーム
及びフレームに固定された支持フィルムを有する少なく
とも１つの支持要素を準備し、次いで、支持要素を容器
部分の一方に取り付ける段階からなる。取り付け段階
は、フレームの対向した部分間で取り付け段階前よりも
取り付け段階後によりきつくフィルムを引き伸ばすよう
にフレームの少なくとも２つの対向した部分間でフィル
ムの張力を増大させる段階からなる。
【０００５】本発明の第３の特徴によれば、各々が夫々
の周囲リップを有する第１の容器部分及び第２の容器部
分を有する包装物を設ける。第１のフィルム及び第２の
フィルムを準備し、各々を容器部分の夫々に固定する。
第１のフィルムは、第１の容器部分の周囲リップに関し
てへこんでいるが、第２のフィルムは、第２の容器部分
の周囲リップより上に位置している。この構造により、
包装物を適当に機能させることができるが、依然として
第１の容器部分及び第２の容器部分を閉じる前に包装物
に包装される物が第１のフィルムから転がり落ちる恐れ
を減少させるために夫々の周囲リップに関してへこまさ
れている第１のフィルムを設ける。
【０００６】
【発明の実施の形態】今、図１及び図２に目を向ける
と、これらの図は、本発明の現在好ましい第１の実施の
形態を含む包装物１０の夫々の図を示す。図２に最も良
く示すように、包装物１０は、一対のヒンジ１６によっ
て一方の側に沿って相互に連結された下容器部分１２及
び上容器部分１４を含む。ヒンジ１６により、容器部分
１２、１４を図１の全閉位置と、図１の閉位置からほぼ
１８０°だけ回動させた全開位置（図示せず）との間で
回動させることができる。容器部分１２、１４の各々は
夫々の周囲リップ２０を構成し、周囲リップ２０は、図
１に示すように包装物１０を完全に閉じたとき、面と面
との接触で互いに合うように配置される。容器部分１
２、１４は、包装されている物を保護する堅い容器を形
成する。
【０００７】図２に最も良く示すように、すべりラッチ
２４が上容器部分１４に取り付けられる。ラッチ２４は
下容器部分１２の係止フランジ２６に係合するように形
成される。図２は右に移動したラッチ２４を示し、そこ
では、ラッチ２４は係止フランジ２６を解放し、容器部
分１２、１４をヒンジで互いに開かせる。図１は左に移
動したラッチ２４を示し、そこでは、ラッチ２４は係止
フランジ２６に係合し、容器部分１２、１４を図１の閉
位置に保持する。好ましくは、ラッチ２４及びフランジ
２６は、フィルム４６と包装された物との相互作用によ
って生じた容器を開ける力がラッチ２４を図１の閉位置
に保持する傾向があるように形成される。上容器部分１
４及び下容器部分１２を共に一瞬、押すことによって容
器１０を開放すべくラッチ２４を移動させることがで
き、それによって、ラッチ２４をこれらの力から分離す
る。
【０００８】図２に最も良く示すように、容器部分１
２、１４の各々は夫々の中央部分２２を取り囲む夫々の
楕円形壁２８を構成する。壁２８の各々はフレーム支持
面３０、３２で終わる。図２に示すように、支持要素４
０が容器部分１２、１４の各々のフレーム支持面３０、
３２に隣接して適所に取り付けられる。図３及び図４は
支持要素４０の一方の上面図及び側面図を夫々に示す。
支持要素４０の各々は、上フィルム支持面４４及び下面
４８を構成する楕円形フレーム４２を含む。フレーム４
２によって境界を定められた中央部分全体がフィルム４
６によって覆われるようにフィルム４６をフィルム支持
面４４に固定する。下面４８は夫々のフレーム支持面３
０、３２と協働するように形成され、フレーム４２の各
々は図３に示すように位置決めされた４つのスナップラ
ッチ５０を含む。
【０００９】図５は上容器部分１４の断面図を示す。こ
の図は、周囲リップ２０とフレーム支持面３２との間の
関係を明瞭に示す。図６は、図５の断面の右側部分の拡
大図であり、適所に取り付けられたフレーム４２を示
す。図６に明瞭に示すように、フレーム支持面３２は形
状がほぼ裁頭円錐形であり、この実施例では約９°の円
錐角を形成する。支持要素４０を容器部分１４に適所に
解放可能ではあるがしっかりと保持するようにスナップ
ラッチ５０が容器部分１４の夫々の開口に受け入れられ
る。包装物１０は、支持要素４０が容器部分１４に適所
に取り付けられたとき、支持要素４０のフィルム張力を
自動的に増大させるための手段を含む。以下の変形実施
例の説明から明らかであるように、フィル張力を増大さ
せるための手段は多くの形態をとることができる。この
実施例では、この手段はフィルム４６の張力を増大させ
るようにフレーム４２を外方に回動させるための手段の
形態をとる。スナップラッチ５０は、スナップラッチ５
０を容器部分１４と係合させたとき、全体のフレーム４
２がフレーム支持面３２を中心に図６からみて反時計回
りに回動するように裁頭円錐形のフレーム支持面３２と
協働する。フレーム４２のこの外向き回動はスナップラ
ッチ５０の各々で、かくしてフレーム４２の２組の互い
に対向した部分で起こる。この外向き回動は、支持要素
４０を容器部分１４に取り付けた後、取り付ける前より
もフィルム４６がよりきつく張られるようにフィルム４
６の張力を増大させる。
【００１０】図７は、夫々の支持要素４０を適所に取り
付けた、下容器部分１２の断面図である。下容器部分１
２及び支持要素４０は又、図６に関連して上に説明した
ようにフィルム張力を自動的に増大させるための手段を
含む。図６においてフレーム支持面３２は、フィルム４
６が選択された距離Ｘだけリップ２０から外方に突出す
る平面に向けられるように位置決めされることに気づい
てもらいたい。図７に示すように、フレーム支持面３０
は、フィルム４６が選択された距離Ｘだけリップ２０に
関してへこまされるようにくぼむ。この好ましい実施の
形態では、図６の距離Ｘは、包装物１０を完全に閉じて
周囲リップ２０を接触させたとき、フィルム４６を実質
的に接触させるように図７の距離Ｘとほぼ等しい。この
構成は、フィルム４６が下容器部分１２の周囲リップ２
０に関してへこまされ、周囲リップ２０は、物がフィル
ム４６から転がり落ちるのを防ぐ障壁として作用すると
いう重要な利点を提供する。この構成により、物がフィ
ルム４６から転がり落ちる危険を実質的になくして物
（図示せず）を下容器部分１２のフィルム４６上に配置
させる。フィルム４６が上容器部分１４内で突出する距
離は、フィルム４６が下容器部分１２内でへこまされる
距離に一致するので、この利点を獲得するが、依然とし
て包装物１０を包装される物なしに閉じたとき、フィル
ム４６を向かい合わせに接触させる。所望ならば、クッ
ション材料を一方又は両方のフィルム４６に固定し、薄
いウエハ状物がフィルム４６に沿って移動する傾向を減
少させる。
【００１１】図８乃至図１３は、フィルム張力を増大さ
せるための手段の異なる形態に頼る、本発明の第２の好
ましい実施の形態に関する。この第２の実施の形態は、
下容器部分１１２及び上容器部分１１４を含む包装物１
００を含む。容器部分１１２、１１４の各々は夫々の周
囲リップ１２０を構成し、周囲リップ１２０は、図１３
に示すように包装物１００を閉じたとき、合うように設
計される。図９及び図１０に最も良く示すように、容器
部分１１２、１１４の各々は、夫々のフィルム接触面１
６４の上端で終わる夫々の楕円形壁１２８を構成する。
下容器部分１１２用のフィルム接触面１６４は周囲リッ
プ１２０に関してへこまされ、上容器部分１１４用のフ
ィルム接触面１６４は周囲リップ１２０を越えて突出す
る。
【００１２】図１１及び図１２に最も良く示すように、
２つの支持要素１４０が設けられ、各々は夫々の楕円形
フレーム１４２を有し、楕円形フレーム１４２はフィル
ム支持面１４４で夫々のフィルム１４６を支持する。フ
レーム１４２の各々は複数のスナップラッチ１５０を構
成する。図１１及び図１２は、容器部分１１２、１１４
に適所に組み立てられた支持要素１４０を示す。各場合
において、フィルム支持面１４４は夫々のフィルム接触
面１６４に関してへこまされていることに注目せよ。フ
レーム１４２は壁１２８に関して半径方向外方に配置さ
れ、ラッチ１５０はフレーム１４２を適所に保持する。
完全に組み立てられた位置では、フィルム接触面１６４
はフィルム１４６をフィルム支持面１４４の平面の外に
押し、それによって、フィルム張力を増大させることに
注目せよ。
【００１３】図１３は、物Ｏを張力をかけたフィルム１
４６間に吊るし、閉位置で包装物１０を示す。図１４乃
至図１８はフィルム張力を増大させるためのさらに別の
手段を利用する第３の好ましい実施の形態に関する。こ
の実施の形態は、上述のようにヒンジ式に互いに向かっ
たり離れたりするように設計された上容器部分及び下容
器部分を含む包装物２００を含む。この場合では、下容
器部分２１２だけを示す。支持要素２４０は、図１４に
示すように協働してほぼ楕円形状を形成する２つのフレ
ーム２４２を含む。２つのフレーム２４２は、所望なら
ば可撓性部分によって相互に連結される。フレーム２４
２はスナップラッチ２５０を含み、それらはフィルム２
４６をフィルム支持面２４４に支持する。フィルム２４
６をフレーム２４２に最初に固定したとき、フレーム２
４２の対向した平面間に比較的小さい距離Ｙがある。
【００１４】図１６は、周囲リップ２２０に関して内方
に位置決めされた楕円形壁２２８を含む低い容器部分２
１２の上面図を示す。図１７は、適所に取り付けられた
支持要素２４０を示す、図１６に対応する図である。支
持要素２４０を壁２２８に適所に嵌めるようにフィルム
２４６を引き延ばさなければならない。これを、図１７
に明瞭に示し、そこでは距離Ｚは図１４の距離Ｙより大
きい。図１８は、下容器部分２１２における支持要素２
４０の適所の取り付けを示す。最初に、フィルム２４６
の張力を増大させるようにフレーム２４２を互いに遠ざ
ける。次いで、フレーム２４２を壁２２８の半径方向外
方に延ばしながらフレーム２４２を下容器部分２１２と
係合させる。次いで、スナップラッチ２５０が組立体を
互いに保持する。支持要素２４０を容器部分２１２に適
所に永久に保持するようにスナップラッチ２５０を設計
することができる。別の例として、スナップラッチ２５
０を解放できるようにしても良いし、或いは支持要素２
４０の交換を可能にすることが望まれるならば、完全に
除去しても良い。
【００１５】上に述べた全ての３つの実施例は、フィル
ムを比較的低い張力でフィルム４６、１４６、２４６を
フレーム４２、１４２、２４２に固定することによって
支持要素４０、１４０、２４０を予め組み立てることを
可能にするという利点を提供する。好ましくは、フィル
ムは、張力をかけない大気状態で支持要素に簡単に固定
されるのが良い。これは、支持要素４０、１４０、２４
０の組み立てを十分に簡単にする。次いで、支持要素４
０、１４０、２４０を包装物１０、１００、２００に適
所に取り付ける時に、取り付けの作用はフィルム４６、
１４６、２４６の張力を自動的に増大させる。この方法
で、取り外し可能な支持要素４０、１４０、２４０の利
点の全てを得ることができ、支持要素４０、１４０、２
４０を組み立てる時に、フィルム４６、１４６、２４６
に予め張力をかける必要性を減少させ又は回避する。
【００１６】もちろん、幅広い範囲の変更及び修正が上
に説明した好ましい実施の形態になされることができる
のを理解すべきである。例えば、スナップラッチをフレ
ーム又は容器に配置することができ、又はそれらを幾つ
かの応用では完全に除去することができる。裁頭円錐形
のフレーム支持面３０、３２を所望のように上方円錐形
に又は下方円錐形に構成することができる。２つのフレ
ーム２４２を使用するとき、組立てを容易にするよう
に、例えば、可撓性の紐で、希望に応じて、連結しても
良い。もちろん、所望ならば、２つより多いフレームを
使用することができ、各支持要素４０、１４０、２４０
は所望ならば、１つより多い支持フィルムを含むことが
できる。容器部分は所望の形態をとることができ、適当
な材料で作られる。支持要素４０、１４０、２４０は、
円形及び矩形を含む所望の形状をとることができる。
【００１７】本発明のフィルム引っ張り手段を、周囲リ
ップの面とフィルムの平面との間にオフセットを有し又
はオフセットなしで使用することができる。オフセット
を使用したとき、それは、上に述べたように容器の２つ
の半部について等しいかほぼ等しい。以前の記載の幾つ
かの場合では、距離は定められている。もちろん、各場
合では、用語「距離」は或る範囲の距離を含むように意
図される。フィルムがフレームに固定される時にフィル
ムが最初に引っ張られていようがいまいが、本発明のフ
ィルム引っ張り手段をフィルム張力を増大させるのに使
用することができる。同様に、フィルム引っ張り手段
を、フィルムを包装された物の一方の側だけに使用する
包装物に使用することができる。上容器部分と下容器部
分との間のヒンジ及びラッチを特別な適用のために適当
なものとして修正し、又は所望ならば完全に除去するこ
とができる。
【００１８】最後に、本発明の種々の特徴は、上に述べ
たような組合せで好ましく使用されるが、共に使用され
ることを必要とされない。例えば、本発明のフィルム引
っ張りの特徴を、図１８に示すように周囲リップの面と
フィルムの平面との間にオフセットを有さない容器に使
用することができる。同様に、本発明のオフセットの特
徴を、本発明のフィルム引っ張りの特徴なしに使用する
ことができる。単に例示としてかつ本発明の現在のとこ
ろ好ましい実施の形態を構成するために、構造の以下の
細部を設ける。これらの細部を、意図された応用のため
に適当なものとして容易に変更することができることを
明瞭に理解すべきである。フレーム４２、１４２、２４
２を、ポリビニル塩化物、ＰＥＴＧ、又はウレタンのよ
うな堅い成型可能な材料で形成することができる。フィ
ルム４６、１４６、２４６を、フィルム番号１４９５と
してジェー．ピー．スチーブンス（Ｊ．Ｐ．Ｓｔｅｖｅ
ｎｓ）によって供給される、例えば、５．０８×１０-3
センチメートル（２ｍｉｌｓ）乃至２．０３×１０-2セ
ンチメートル（８ｍｉｌｓ）の厚さのポリウレタンなど
の弾性材料で形成することができる。容器部分１２、１
４、１１２、１１４、２１２を、透明なＡＢＳ、Ｋ−樹
脂、又はポリカーボネートのような適当な成型可能な材
料で形成することができる。フィルム４６、１４６、２
４６を、高周波シーリング、超音波溶接、適当な接着剤
等のような適当な手段によってフレーム４２、１４２、
２４２に固定することができる。
【００１９】前記の詳細な説明は、本発明の好ましい実
施例の例示と考えられ、本発明の限定として考えるもの
ではない。以下の特許請求の範囲は、本発明の範囲を限
定するものである全ての等価物を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明の第１の好ましい実施例を含む
包装物の斜視図であり、包装物を完全に閉じた構造で示
す。
【図２】図２は、部分的に開放した形態における図１の
包装物の斜視図である。
【図３】図３は、図１及び図２の装置に含まれるフレー
ムの上面図である。
【図４】図４は、図３のフレームの部分断面の側面図で
ある。
【図５】図５は、フレームの取り付けに先立つ図１及び
図２の包装物の上容器部分の断面図である。
【図６】図６は、フレームとフィルムを適所に固定し
た、図５の断面の一部分に対応する拡大部分断面図であ
る。
【図７】図７は、フレーム及びフィルムを適所に取り付
けた、図１及び図２の包装物の下容器部分の断面図であ
る。
【図８】図８は、本発明の第２の好ましい実施の形態を
含む包装物の上面図である。
【図９】図９は、フレームとフィルムとの取付け前の、
図８の容器の下容器部分の断面図である。
【図１０】図１０は、フレームとフィルムとの取付け前
の、図８の容器の下容器部分の断面図である。
【図１１】図１１は、フレームとフィルムとの取付け
後、図９に対応する断面図である。
【図１２】図１２は、フレームとフィルムとの取付け
後、図１０に対応する断面図である。
【図１３】図１３は、図８の完全に組み立てられた容器
の断面図である。
【図１４】図１４は、本発明の第３の好ましい実施例の
フィルム及びフレームの半組立体の上面図である。
【図１５】図１５は、図１４の半組立体に含まれるフレ
ームの１つの斜視図である。
【図１６】図１６は、図１４の半組立体を利用する本発
明の第３の実施例の容器部分の上面図である。
【図１７】図１７は、適所に取り付けられたフレーム半
組立体を示す、図１６に対応する上面図である。
【図１８】図１８は、図１６の容器部分に取り付けられ
る図１４の半組立体を示す断面図である。
【符号の説明】
１０、１００、２００ 包装物 １２、１１２、２１２ 下容器部分 １４、１１４、２１４ 上容器部分 １６ ヒンジ ２０、１２０、２２０ リップ ２４ ラッチ ２８、１２８、２２８ 壁 ３０、３２ フレーム支持面 ４０ 支持要素 ４２、１４２、２４２ フレーム ４４、１４４、２４４ フィルム支持面 ４６ フィルム ５０、１５０、２５０ スナップラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーン エフ スタール アメリカ合衆国 イリノイ州 60633 シ カゴ イースト ワンハンドレッドアンド サーティース ストリート 1430 (72)発明者 スティーヴン ジェイ ラング アメリカ合衆国 カンザス州 68047 ロ ーレンス クリントン パークウェイ コ ート 3320 スイート 210 (72)発明者 ランディー エル スペーリー アメリカ合衆国 アイオワ州 52601 バ ーリントン ベルモント コート 807

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 第１の容器部分及び第２の容器部分と、
    少なくとも１つのフレーム及びフレームに固定されたフ
    ィルムを有する少なくとも１つの支持要素とを有し、前
    記支持要素は、フィルムの少なくとも中央部分が第１の
    容器部分から間隔を隔てた状態にして第１の容器部分に
    固定され、 第１の容器部分に含まれ、かつ支持要素に接合され、支
    持要素を第１の容器部分に適所に固定したとき、フィル
    ムの張力を増大させるための手段を更に有する包装物。
  2. 【請求項２】 張力増大手段は、支持要素を最初の容器
    部分に適所に固定したとき、少なくともフレームの一部
    分をフレームの対向した部分から離れるように回動させ
    るための手段を有する、請求項１に記載の発明。
  3. 【請求項３】 少なくとも１つのフレームは第１のフレ
    ーム及び第２のフレームを有し、張力増大手段は、支持
    要素を第１の容器部分に適所に固定したとき、第１のフ
    レームと第２のフレームとを互いに離すための手段を有
    する、請求項１に記載の発明。
  4. 【請求項４】 フレームは第１の平面に位置したフィル
    ム支持面を有し、張力増大手段は、 支持要素を第１の容器部分に適所に固定したとき、フィ
    ルムをフィルム接触面に接触させるための手段を有し、
    前記フィルム接触面は、フィルムを第１の平面の外に押
    すように位置決めされ、それによって、フィルムの張力
    を増大させる、請求項１に記載の発明。
  5. 【請求項５】 第１の容器部分及び第２の容器部分を有
    し、前記第１の容器部分はフレーム支持面及び中央部分
    を有し、 少なくとも１つのフレーム及びフレームに固定されたフ
    ィルムを有する少なくとも１つの支持要素を有し、前記
    フレームは、フィルムが中央部分にわたりながらフレー
    ム支持面に支持され、 フレームを第１の容器部分に適所に保持するフレームリ
    テーナを更に有し、前記フレームリテーナは、フレーム
    リテーナがフレーム及び第１の容器部分に係合したと
    き、フレームリテーナがフィルムの張力を増大させるよ
    うにフレームをフレーム支持面を中心に回動させて中心
    部から離すように位置決めされた包装物。
  6. 【請求項６】 フレームリテーナはスナップラッチから
    なる、請求項５に記載の発明。
  7. 【請求項７】 フレームは、形状がほぼ楕円形である、
    請求項５に記載の発明。
  8. 【請求項８】 フレーム支持面はほぼ裁頭円錐形であ
    る、請求項５に記載の発明。
  9. 【請求項９】 フレーム支持面及びフレームは夫々の楕
    円形状を形成する、請求項８に記載の発明。
  10. 【請求項１０】 第１の容器部分及び第２の容器部分を
    有し、前記第１の容器部分は中央部分の夫々の側に位置
    決めされた少なくとも２つのフレーム支持面を有し、 少なくとも２つのフレーム及びフレーム間に固定された
    フィルムを有する少なくとも１つの支持要素を更に有
    し、前記フレームは、フィルムが中央部分にわたりなが
    ら夫々のフレーム支持面に支持され、 前記フィルムは、フィルム張力が加えられてないとき、
    第１の距離だけフレームを隔てるように寸法決めされ、
    前記フレーム支持面は、第１の距離より大きい第２の距
    離だけフレームを隔てるように位置され、それによっ
    て、フレームをフレーム支持面に取り付けたとき、フィ
    ルムの張力を増大させる包装物。
  11. 【請求項１１】 支持要素を第１の容器部分に固定する
    ためにフレームの夫々と第１の容器部分との間で各々接
    合される複数のスナップリテーナを更に有する、請求項
    １０に記載の発明。
  12. 【請求項１２】 フレームは協働してほぼ楕円形状を形
    成する、請求項１０に記載の発明。
  13. 【請求項１３】 第１の容器部分及び第２の容器部分を
    有し、前記第１の容器部分は少なくとも１つのフレーム
    支持面及び少なくとも１つのフィルム接触面を有し、 フィルムの少なくとも一部分が第１の平面にあるように
    少なくとも１つのフレーム及びフレームに固定されたフ
    ィルムを有する少なくとも１つの支持要素を更に有し、 前記フレームはフレーム支持面によって支持され、前記
    フィルムは、支持要素を第１の容器部分に固定したと
    き、フィルム接触面がフィルムの張力を増大させるよう
    にフィルム接触面によって第１の平面の外に移動させら
    れる包装物。
  14. 【請求項１４】 支持要素を第１の容器部分に固定する
    ためにフレームと第１の容器部分との間で接合された少
    なくとも１つのスナップリテーナを更に有する、請求項
    １３に記載の発明。
  15. 【請求項１５】 フレーム及びフィルム接触面は夫々の
    楕円形状を形成し、フレームはフィルム接触面から半径
    方向外方に配置される、請求項１３に記載の発明。
  16. 【請求項１６】 包装物は、各々容器部分の夫々に接合
    された２つの支持要素を有する、請求項１又は請求項５
    又は請求項１０又は請求項１３の何れかに記載の発明。
  17. 【請求項１７】 容器部分の各々は夫々のリップを有
    し、第１の容器部分と関連したフィルムは第１の容器部
    分のリップより下にへこみ、第２の容器部分は第２の容
    器部分のリップより上に位置している、請求項１６に記
    載の発明。
  18. 【請求項１８】 包装物を組み立てるための方法におい
    て、（ａ） 上容器部分及び下容器部分を準備し、
    （ｂ） 少なくとも１つの支持要素を準備し、前記支持
    要素は少なくとも１つのフレーム及びフレームに固定さ
    れたフィルムを有し、（ｃ） 支持要素を容器部分の１
    つに取り付け、前記取り付け段階は、フレームの対向し
    た部分間で段階（ｃ）前より段階（ｃ）後によりきつく
    フィルムを引き伸ばすようにフレームの少なくとも２つ
    の対向した部分間でフィルムの張力を増大させる段階か
    らなり、前記フィルムを段階（ｃ）より前に前記フレー
    ムに固定する段階からなる方法。
  19. 【請求項１９】 段階（ｃ）の張力増大段階は、フィル
    ムの張力を増大させるようにフレームの対向した部分を
    フィルムに関して外方に回動させる段階からなる、請求
    項１８に記載の方法。
  20. 【請求項２０】 フレームは少なくとも２つの対向した
    フレーム要素を有し、段階（ｃ）の張力増大段階は、フ
    ィルムの張力を増大させるように２つの対向したフレー
    ム要素を互いに離す段階からなる、請求項１８に記載の
    方法。
  21. 【請求項２１】 前記容器部分の１つはフィルム接触面
    を有し、段階（ｃ）の張力増大段階は、フィルム接触面
    がフィルムに接触し、フィルムの張力を増大させるよう
    にフレームを位置決めする段階からなる、請求項１８に
    記載の方法。
  22. 【請求項２２】 少なくとも２つの支持要素を段階
    （ｂ）で準備し、支持要素を段階（ｃ）で上容器部分及
    び下容器部分の夫々に取り付ける、請求項１８に記載の
    方法。
  23. 【請求項２３】 各々が夫々のリップを有する第１の容
    器部分及び第２の容器部分と、 各々が容器部分の夫々に固定された第１のフィルム及び
    第２のフィルムとを有し、 前記第１のフィルムは第１の容器部分のリップに関して
    へこみ、 前記第２のフィルムは第２の容器部分のリップの上に位
    置した包装物。
  24. 【請求項２４】 フィルムの各々は夫々のフレームに固
    定され、 フレームは夫々の容器部分に固定される、請求項２３に
    記載の発明。
  25. 【請求項２５】 第１のフィルムは第１の距離だけ第１
    の容器部分のリップに関してへこみ、第２のフィルムは
    第２の距離だけ第２の容器部分のリップの上に位置し、
    リップが接触状態にあるとき、フィルムがほぼ接触状態
    にあるように第１の距離と第２の距離がほぼ等しい、請
    求項２３に記載の発明。
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