JPH10100161A - ホ−ス製造用マンドレル - Google Patents
ホ−ス製造用マンドレルInfo
- Publication number
- JPH10100161A JPH10100161A JP25787296A JP25787296A JPH10100161A JP H10100161 A JPH10100161 A JP H10100161A JP 25787296 A JP25787296 A JP 25787296A JP 25787296 A JP25787296 A JP 25787296A JP H10100161 A JPH10100161 A JP H10100161A
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- JP
- Japan
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- mandrel
- methyl
- hose
- pentene polymer
- pentene
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】4−メチル−1−ペンテン系重合体からなるマ
ンドレルの優れた耐熱性と離型性を維持しつつ、表面の
剥離が防止され、長期間繰り返して使用できるマンドレ
ルを提供することを目的とする。 【解決手段】ホ−ス製造用マンドレルにおいて、4-メ
チル-1-ペンテン系重合体(A)からなり、X線により
求めた表面の配向係数が0.6以下であることを特徴と
する。
ンドレルの優れた耐熱性と離型性を維持しつつ、表面の
剥離が防止され、長期間繰り返して使用できるマンドレ
ルを提供することを目的とする。 【解決手段】ホ−ス製造用マンドレルにおいて、4-メ
チル-1-ペンテン系重合体(A)からなり、X線により
求めた表面の配向係数が0.6以下であることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホ−ス製造、特に
ゴムホース製造に有用なマンドレルを与えることに関す
る。更に詳細に言えば、4−メチル−1−ペンテン系重
合体組成物の特徴である優れた耐熱性、離型性を有し、
ホ−ス、特にゴムホースからマンドレルを引き抜く際に
マンドレル表面が剥離しにくいホ−ス製造用マンドレル
に関する。
ゴムホース製造に有用なマンドレルを与えることに関す
る。更に詳細に言えば、4−メチル−1−ペンテン系重
合体組成物の特徴である優れた耐熱性、離型性を有し、
ホ−ス、特にゴムホースからマンドレルを引き抜く際に
マンドレル表面が剥離しにくいホ−ス製造用マンドレル
に関する。
【0002】
【従来の技術】ホース、特にゴムホ−スを製造する際に
使用されるマンドレルの材料には4-メチル-1-ペンテ
ン系重合体組成物、ナイロン、EPDMなどが使用され
ている。なかでも4-メチル-1-ペンテン系重合体組成
物は表面張力がフッ素樹脂に次いで低いため、4-メチ
ル-1-ペンテン系重合体組成物製のマンドレルばゴムホ
−スを加硫した後、ホ−スから引き抜き易いという特徴
をもっている。また、融点が220℃以上と高いため、
通常のゴムの加硫条件ではほとんどの場合使用可能であ
る。しかし、加硫後にゴムホ−スからマンドレルを引き
抜く際にマンドレルの表面が薄く層状に剥離し、マンド
レルの繰り返し使用可能回数が少ないという改善すべき
点があった。
使用されるマンドレルの材料には4-メチル-1-ペンテ
ン系重合体組成物、ナイロン、EPDMなどが使用され
ている。なかでも4-メチル-1-ペンテン系重合体組成
物は表面張力がフッ素樹脂に次いで低いため、4-メチ
ル-1-ペンテン系重合体組成物製のマンドレルばゴムホ
−スを加硫した後、ホ−スから引き抜き易いという特徴
をもっている。また、融点が220℃以上と高いため、
通常のゴムの加硫条件ではほとんどの場合使用可能であ
る。しかし、加硫後にゴムホ−スからマンドレルを引き
抜く際にマンドレルの表面が薄く層状に剥離し、マンド
レルの繰り返し使用可能回数が少ないという改善すべき
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、本発明の目
的は、4−メチル−1−ペンテン系重合体からなるマン
ドレルの優れた耐熱性と離型性を維持しつつ、かつマン
ドレル表面の剥離を防止することにある。
的は、4−メチル−1−ペンテン系重合体からなるマン
ドレルの優れた耐熱性と離型性を維持しつつ、かつマン
ドレル表面の剥離を防止することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために鋭意検討した結果、X線で測定した表面の配向係
数が0.6以下である4−メチル−1−ペンテン系重合
体からなるマンドレルではホ−スから抜く際の剥離が抑
制されることを見い出し、本発明を完成するに至った。
ために鋭意検討した結果、X線で測定した表面の配向係
数が0.6以下である4−メチル−1−ペンテン系重合
体からなるマンドレルではホ−スから抜く際の剥離が抑
制されることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【発明の具体的な説明】以下本発明のホ−ス用マンドレ
ルについて詳細に説明する。
ルについて詳細に説明する。
【0006】[4−メチル−1−ペンテン系重合体
(A)]本発明で用いられる4−メチル−1−ペンテン
系重合体(A)とは、4−メチル−1−ペンテンの単独
重合体もしくは、4−メチル−1−ペンテンと他のα−
オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−テ
トラデセン、1−オクタデセン等の炭素数2ないし20
のα−オレフィンとの共重合体で、4−メチル−1−ペ
ンテンを80重量%以上の量を含む4−メチル−1−ペ
ンテンを主体とした重合体である。好ましい共重合成分
は、1−デセン、1−ドデカン、1−テトラデカン、1
−ヘキサデカン、1−オクタデカンあるいは1−エイコ
センである。そして、これらのα−オレフィンの二種類
以上の混合物も、勿論、使用可能である。
(A)]本発明で用いられる4−メチル−1−ペンテン
系重合体(A)とは、4−メチル−1−ペンテンの単独
重合体もしくは、4−メチル−1−ペンテンと他のα−
オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−テ
トラデセン、1−オクタデセン等の炭素数2ないし20
のα−オレフィンとの共重合体で、4−メチル−1−ペ
ンテンを80重量%以上の量を含む4−メチル−1−ペ
ンテンを主体とした重合体である。好ましい共重合成分
は、1−デセン、1−ドデカン、1−テトラデカン、1
−ヘキサデカン、1−オクタデカンあるいは1−エイコ
センである。そして、これらのα−オレフィンの二種類
以上の混合物も、勿論、使用可能である。
【0007】4−メチル−1−ペンテン系重合体(A)
の共重合成分の含有量は0.1ないし20重量%未満で
あることが耐熱性の点から好ましい。
の共重合成分の含有量は0.1ないし20重量%未満で
あることが耐熱性の点から好ましい。
【0008】このような4−メチル−1−ペンテン系重
合体(A)のメルトフローレート(MFR)は、AST
M D 1238に準じ荷重:5.0Kg、温度:260
℃の条件で測定したメルトフローレート(MFR)が、
0.1ないし200g/ 10分の範囲にあることが好
ましい。そして、1.0ないし150g/10分の範囲
にあることが、特に好ましい。
合体(A)のメルトフローレート(MFR)は、AST
M D 1238に準じ荷重:5.0Kg、温度:260
℃の条件で測定したメルトフローレート(MFR)が、
0.1ないし200g/ 10分の範囲にあることが好
ましい。そして、1.0ないし150g/10分の範囲
にあることが、特に好ましい。
【0009】また本発明に用いる4−メチル−1−ペン
テン系重合体には本発明の目的を損なわない範囲で、好
ましくは全体の30重量%以下の可塑剤を含有していて
もよい。可塑剤としてはパラフィン系、ナフテン系、ア
ロマ系等の鉱油類、α−オレフィン類のオリゴマ−、コ
オリゴマ−、エステル系可塑剤、各種植物油、動物油な
どを挙げることが出来る。このような可塑剤は延伸時の
成形加工性をより良くする。
テン系重合体には本発明の目的を損なわない範囲で、好
ましくは全体の30重量%以下の可塑剤を含有していて
もよい。可塑剤としてはパラフィン系、ナフテン系、ア
ロマ系等の鉱油類、α−オレフィン類のオリゴマ−、コ
オリゴマ−、エステル系可塑剤、各種植物油、動物油な
どを挙げることが出来る。このような可塑剤は延伸時の
成形加工性をより良くする。
【0010】本発明の4−メチル−1−ペンテン系重合
体には他の樹脂、例えばポリオレフィン類、ポリアミド
類、ポリエステル類などを全体の30重量%以下の割合
で、含有していても良い。
体には他の樹脂、例えばポリオレフィン類、ポリアミド
類、ポリエステル類などを全体の30重量%以下の割合
で、含有していても良い。
【0011】本発明の4−メチル−1−ペンテン系重合
体には耐候安定剤、耐熱安定剤、スリップ剤、核剤、顔
料、染料等通常ポリオレフィンに添加して使用される各
種配合剤を本発明の目的を損なわない範囲で添加しても
よい。
体には耐候安定剤、耐熱安定剤、スリップ剤、核剤、顔
料、染料等通常ポリオレフィンに添加して使用される各
種配合剤を本発明の目的を損なわない範囲で添加しても
よい。
【0012】本発明に用いられる4−メチル−1−ペン
テン系重合体シートにおいては、4−メチル−1−ペン
テン系重合体が全体の70重量%以上含有されることが
好ましい。
テン系重合体シートにおいては、4−メチル−1−ペン
テン系重合体が全体の70重量%以上含有されることが
好ましい。
【0013】[マンドレル]本発明のマンドレルは上述
した4−メチル−1−ペンテン系重合体(A)からな
り、表面の配向係数が0.8以下、好ましくは0.2か
ら0.58、より好ましくは0.4から0.55であ
る。この範囲にある場合には、加硫後にゴムホ−スから
マンドレルを引き抜く際に、マンドレルの表面が薄く層
状に剥離することが少ない。マンドレルの形状は目的と
するホースの形状によって左右されるが、一般的にはパ
イプ状またはロッド状である。また、マンドレルには補
強用ワイヤー、ピアノ線、ポリエステル糸、錦糸等の繊
維によるロープ等を芯線として内蔵させておいても良
い。
した4−メチル−1−ペンテン系重合体(A)からな
り、表面の配向係数が0.8以下、好ましくは0.2か
ら0.58、より好ましくは0.4から0.55であ
る。この範囲にある場合には、加硫後にゴムホ−スから
マンドレルを引き抜く際に、マンドレルの表面が薄く層
状に剥離することが少ない。マンドレルの形状は目的と
するホースの形状によって左右されるが、一般的にはパ
イプ状またはロッド状である。また、マンドレルには補
強用ワイヤー、ピアノ線、ポリエステル糸、錦糸等の繊
維によるロープ等を芯線として内蔵させておいても良
い。
【0014】[マンドレルの製造方法]マンドレルは、
通常4−メチル−1−ペンテン系重合体(A)を押し出
し成形し、次いでマンドレルの寸法精度を高めるために
押出直後の溶融パリソンをサイザ−を通すことによって
行われる。本発明の表面配向度が0.8以下のマンドレ
ルは、例えば、マンドレルを押出成形する際に、引き落
とし率、すなわち押出ダイの直径(D1)と成形後のマ
ンドレルの直径(D2)の比D2/D1を、0.6以上、
好ましくは0.7以上とし、かつサイザ−の温度を、4
−メチル−1−ペンテン系重合体(A)のDSCで測定
した融点(Tm)との関係において、(Tm−110)
℃以上の温度、好ましくは(Tm−100)℃以上で
(Tm−30)℃以下の温度に制御することで得られ
る。
通常4−メチル−1−ペンテン系重合体(A)を押し出
し成形し、次いでマンドレルの寸法精度を高めるために
押出直後の溶融パリソンをサイザ−を通すことによって
行われる。本発明の表面配向度が0.8以下のマンドレ
ルは、例えば、マンドレルを押出成形する際に、引き落
とし率、すなわち押出ダイの直径(D1)と成形後のマ
ンドレルの直径(D2)の比D2/D1を、0.6以上、
好ましくは0.7以上とし、かつサイザ−の温度を、4
−メチル−1−ペンテン系重合体(A)のDSCで測定
した融点(Tm)との関係において、(Tm−110)
℃以上の温度、好ましくは(Tm−100)℃以上で
(Tm−30)℃以下の温度に制御することで得られ
る。
【0015】本発明のマンドレルは、樹脂ホース製造用
としても用いられるが、特にウオーターホース、スチー
ムホース、エアーホース等のゴムホース製造用マンドレ
ルとして好適に使用することが出来る。
としても用いられるが、特にウオーターホース、スチー
ムホース、エアーホース等のゴムホース製造用マンドレ
ルとして好適に使用することが出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明のホ−ス製造用マンドレルは、優
れた離型性と耐熱性を持つとともにマンドレルをホ−ス
から引き抜く際に表面が剥離することが少なく、、繰り
返し使用回数を多くすることができるため有用である。
れた離型性と耐熱性を持つとともにマンドレルをホ−ス
から引き抜く際に表面が剥離することが少なく、、繰り
返し使用回数を多くすることができるため有用である。
【0017】
【実施例】以下本発明のゴムホ−ス用マンドレルにつき
実施例で説明するが、本発明はその要旨を越えない限り
これらの実施例になんら限定されるものではない。
実施例で説明するが、本発明はその要旨を越えない限り
これらの実施例になんら限定されるものではない。
【0018】実施例に示したマンドレルは下記の条件で
作製した。また、実施例に示した物性の、測定方法と条
件も以下に示した。
作製した。また、実施例に示した物性の、測定方法と条
件も以下に示した。
【0019】(1)4−メチル−1−ペンテン系重合体
の融点(Tm) パーキンエルマー社製DSCを用い、昇温速度20℃/
分で測定した。
の融点(Tm) パーキンエルマー社製DSCを用い、昇温速度20℃/
分で測定した。
【0020】(2)マンドレルの成形条件 4−メチル−1−ペンテン系重合体を45mmの押出機
(設定温度:280℃)で所定の直径の円型のダイから
押し出し、所定の直径のサイザ−を通して成形しマンド
レルを作製した。
(設定温度:280℃)で所定の直径の円型のダイから
押し出し、所定の直径のサイザ−を通して成形しマンド
レルを作製した。
【0021】(3)配向係数の測定 マンドレルの表面から深さ0.2mmまでを削り取った
サンプルについて、X線回折により方位角とX線強度の
関係を求め、その結果を用いて「高分子のX線回折
(上)」(化学同人、Leroy E. Alexander著、1973
年)のp226記載の方法により計算することにより求
めた。
サンプルについて、X線回折により方位角とX線強度の
関係を求め、その結果を用いて「高分子のX線回折
(上)」(化学同人、Leroy E. Alexander著、1973
年)のp226記載の方法により計算することにより求
めた。
【0022】(4)剥離性の評価 マンドレル10mをゴムで被覆、加硫した後、その一端
に水圧をかけ、マンドレルを抜く。この操作を20本の
マンドレルに対して行う。その後、抜いたマンドレルの
表面を観察し、剥離を発生したマンドレルの本数を測定
した。
に水圧をかけ、マンドレルを抜く。この操作を20本の
マンドレルに対して行う。その後、抜いたマンドレルの
表面を観察し、剥離を発生したマンドレルの本数を測定
した。
【0023】
【実施例1】4−メチル−1−ペンテン系重合体 MX
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23、T
m:227℃)を45mmの押出機(設定温度:280
℃)で押出断面が直径12mmの円形のダイを通して押
出し、直径9mm、温度130℃のサイザ−を通して成
形し、直径9mmのマンドレルを作製した。このマンド
レルの表面配向係数と表面剥離性を測定した。その結果
を表1に示す。
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23、T
m:227℃)を45mmの押出機(設定温度:280
℃)で押出断面が直径12mmの円形のダイを通して押
出し、直径9mm、温度130℃のサイザ−を通して成
形し、直径9mmのマンドレルを作製した。このマンド
レルの表面配向係数と表面剥離性を測定した。その結果
を表1に示す。
【0024】
【実施例2】4−メチル−1−ペンテン系重合体 MX
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23)を
45mmの押出機(設定温度:280℃)で押出断面が
直径20mmの円形のダイを通して押出し、直径15m
m、温度130℃のサイザ−を通して成形し、直径15
mmのマンドレルを作製した。このマンドレルの表面配
向係数と表面剥離性を測定した。その結果を表1に示
す。
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23)を
45mmの押出機(設定温度:280℃)で押出断面が
直径20mmの円形のダイを通して押出し、直径15m
m、温度130℃のサイザ−を通して成形し、直径15
mmのマンドレルを作製した。このマンドレルの表面配
向係数と表面剥離性を測定した。その結果を表1に示
す。
【0025】
【実施例3】4−メチル−1−ペンテン系重合体 MX
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23)を
45mmの押出機(設定温度:280℃)で押出断面が
直径18mmの円形のダイを通して押出し、直径15m
m、温度130℃のサイザ−を通して成形し、直径15
mmのマンドレルを作製した。このマンドレルの表面配
向係数と表面剥離性を測定した。その結果を表1に示
す。
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23)を
45mmの押出機(設定温度:280℃)で押出断面が
直径18mmの円形のダイを通して押出し、直径15m
m、温度130℃のサイザ−を通して成形し、直径15
mmのマンドレルを作製した。このマンドレルの表面配
向係数と表面剥離性を測定した。その結果を表1に示
す。
【0026】
【比較例1】4−メチル−1−ペンテン系重合体 MX
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23)を
45mmの押出機(設定温度:280℃)で押出断面が
直径24mmの円形のダイを通して押出し、直径12m
m、温度130℃のサイザ−を通して成形し、直径15
mmのマンドレルを作製した。このマンドレルの表面配
向係数と表面剥離性を測定した。その結果を表1に示
す。
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23)を
45mmの押出機(設定温度:280℃)で押出断面が
直径24mmの円形のダイを通して押出し、直径12m
m、温度130℃のサイザ−を通して成形し、直径15
mmのマンドレルを作製した。このマンドレルの表面配
向係数と表面剥離性を測定した。その結果を表1に示
す。
【0027】
【比較例2】4−メチル−1−ペンテン系重合体 MX
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23)を
45mmの押出機(設定温度:280℃)で押出断面が
直径12mmの円形のダイを通して押出し、直径9m
m、温度100℃のサイザ−を通して成形し、直径9m
mのマンドレルを作製した。このマンドレルの表面配向
係数と表面剥離性を測定した。その結果を表1に示す。
004(三井石油化学工業(株)製、MFR:23)を
45mmの押出機(設定温度:280℃)で押出断面が
直径12mmの円形のダイを通して押出し、直径9m
m、温度100℃のサイザ−を通して成形し、直径9m
mのマンドレルを作製した。このマンドレルの表面配向
係数と表面剥離性を測定した。その結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 21:00 B29L 23:00
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)4-メチル-1-ペンテン系重合体か
らなり、X線により求めた表面の配向係数が0.6以下
であることを特徴とするホ−ス製造用マンドレル。 - 【請求項2】 (A)4−メチル−1−ペンテン系重合
体が、炭素数が2から20個のα−オレフィンと4−メ
チル−1−ペンテンのランダム共重合体で、4−メチル
−1−ペンテンの含有率が80重量%以上であることを
特徴とする請求項1記載のホ−ス製造用マンドレル。 - 【請求項3】 (A)4−メチル−1−ペンテン系重合
体が、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、
1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、あるいは、これ
らのα−オレフィンの二種類以上の混合物と4−メチル
−1−ペンテンのランダム共重合体であることを特徴と
する請求項1記載のホ−ス製造用マンドレル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25787296A JPH10100161A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ホ−ス製造用マンドレル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25787296A JPH10100161A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ホ−ス製造用マンドレル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10100161A true JPH10100161A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17312356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25787296A Pending JPH10100161A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ホ−ス製造用マンドレル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10100161A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001007A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ホース製造用マンドレル |
JP2013220568A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Hitachi Cable Ltd | マンドレルおよびその製造方法 |
WO2016158661A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物およびその用途 |
KR20240047461A (ko) | 2021-10-25 | 2024-04-12 | 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 | 맨드릴, 및 당해 맨드릴을 이용하여 이루어지는 고무호스의 제조 방법 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25787296A patent/JPH10100161A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001007A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ホース製造用マンドレル |
JP2013220568A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Hitachi Cable Ltd | マンドレルおよびその製造方法 |
WO2016158661A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物およびその用途 |
JPWO2016158661A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2018-02-22 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物およびその用途 |
US10975223B2 (en) | 2015-03-31 | 2021-04-13 | Mitsui Chemicals, Inc. | Resin composition and use thereof |
KR20240047461A (ko) | 2021-10-25 | 2024-04-12 | 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 | 맨드릴, 및 당해 맨드릴을 이용하여 이루어지는 고무호스의 제조 방법 |
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