JPH0999866A - 電気部品ボックス - Google Patents

電気部品ボックス

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Publication number
JPH0999866A
JPH0999866A JP26110495A JP26110495A JPH0999866A JP H0999866 A JPH0999866 A JP H0999866A JP 26110495 A JP26110495 A JP 26110495A JP 26110495 A JP26110495 A JP 26110495A JP H0999866 A JPH0999866 A JP H0999866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
vehicle body
component box
relay box
tire house
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26110495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Fukushima
孝幸 福島
Hiroyuki Nakajima
宏之 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP26110495A priority Critical patent/JPH0999866A/ja
Publication of JPH0999866A publication Critical patent/JPH0999866A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、放熱効率を高めた形状とすること
により、使用する電気部品の熱劣化の問題を解消すると
ともに、部品点数の増加を抑制し、組み立て工数の増加
およびコストの増大を抑制することができる電気部品ボ
ックスを提供することを課題とする。 【解決手段】 エンジンルーム2A内のタイヤハウス3
上に設置されるリレーボックス1取り付け面の一部に、
タイヤハウス3からエンジンルーム2A外に貫通する開
口部4が設けられている。リレーボックス1のタイヤハ
ウス3への取り付け面の一部が、開口部4を介して外気
5に直接接触することになるため、常に外気冷却、放熱
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設置される
電気部品ボックスに関し、特に車両のエンジンルーム内
に配置される電気部品ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のエンジンルーム等の気密
性の高い、あるいは、空気流動性の低い空間において
は、放熱対策が各部品の品質、耐久性等に大きな影響を
及ぼす。たとえば、図3(a)に示すようなエンジンル
ーム2A内に配置されるリレーボックス1においては、
エンジンルーム2Aの空気流動性が低く、また、リレー
ボックス1の発熱性が高いため、ボックス1内の温度が
上昇し、ボックス1内で使用されるリレー、安全器(た
とえば、フュージブルリンク、ヒューズ等)の熱劣化の
問題を生じている。すなわち、このような発熱の影響に
より、通常の端子では、熱劣化が進行しやすく、断線等
の種々の不具合を生じていた。リレーボックス1の発熱
のメカニズムは、ボックス1内に配置されたコネクタや
ヒューズ等への通電による接触抵抗や導通抵抗によるも
のである。
【0003】上述した不具合を解決するため、図3
(b)のように、リレーボックス1内のコネクタ7にお
ける端子8を通常型から耐熱材質を用いたヘビーデュー
ティタイプ(耐熱性能向上型)の端子に変更する方法
や、端子8と電線9とを接続する加締部10の半田付け
を追加することにより接触抵抗を下げ、発熱を抑制する
方法が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
は、部品の発熱を抑制する観点から問題点を解決するも
のであるが、前者の方法では、端子の部品点数が増加す
るうえ、管理工数の増加およびコストの増大が避けられ
なかった。また、後者の方法では、半田付け工数が増加
するため、組み立て工数の増加(組み立て効率の低下)
およびコストの増大が避けられなかった。
【0005】請求項1の発明の目的は、放熱効率を高め
るため、電気部品ボックス取り付け面の車体に開口部を
設けることにより、電気部品の熱劣化の問題を解消する
とともに、部品点数の増加を抑制し、部品管理工数の増
加およびコストの増大を抑制することができる電気部品
ボックスを提供することにある。また、請求項2の発明
の目的は、電気部品ボックスに、車体開口部に嵌合する
凸部を設けることにより、電気部品ボックスの放熱効率
をさらに高めるとともに、車体への組み立て工程時の位
置合わせ作業を軽減することができる電気部品ボックス
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、車体に密着して配置固定
される電気部品ボックスにおいて、該電気部品ボックス
が当接する領域の該車体の少なくとも一部に開口部が設
けられていることを特徴としている。また、請求項2記
載の発明は、請求項1記載の電気部品ボックスにおい
て、前記車体に当接する面に前記開口部と嵌合する形状
の凸部を有していることを特徴としている。
【0007】このような構成により、請求項1の発明で
は、電気部品ボックスが当接する車体に開口部が設けら
れているため、電気部品ボックスに外気が直接接触し、
電気部品ボックス内で発生した熱を開口部から放出する
ことができる。また、請求項2の発明では、車体に設け
られた開口部に嵌合する形状で電気部品ボックスに凸部
が設けられるため、請求項1の構成より外気に接触する
面積を増やすことができるとともに、車体への取り付け
時の位置合わせ作業を省略できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気部品ボッ
クスを図を示して詳述する。図1に本発明の請求項1記
載の電気部品ボックスをリレーボックスに適用した第1
の実施例を示す。図1(a)に示すように、たとえば、
エンジンルーム2A内のタイヤハウス3上に設置される
リレーボックス1取り付け面の一部に、タイヤハウス3
からエンジンルーム2A外に貫通する開口部4が設けら
れている。
【0009】このような構成のリレーボックス1取り付
け断面を図1(b)に示すと、リレーボックス1のタイ
ヤハウス3への取り付け面の一部が、開口部4を介して
外気5に直接接触している。このように、リレーボック
ス1取り付け面の車体2(タイヤハウス3)に開口部4
を設けることにより、リレーボックス1が外気5に直接
接触することになるため、常に外気冷却、放熱が行われ
る。特にタイヤハウス3上部等の流動性の高い外気領域
に隣接して設置されるリレーボックス1等では、その放
熱効率を大幅に高めることが可能となる。そのため、電
気部品ボックス内で使用されるリレー、ヒューズ等の発
熱が予想される電気部品について、熱劣化の影響を低く
想定することができ、通常の電気部品の使用が可能とな
る。
【0010】次に、本発明の請求項2記載の電気部品ボ
ックスの第2の実施例を図2に示す。図において、リレ
ーボックス1等の電気部品ボックスのタイヤハウス3等
の車体との接触面に中空の凸部6が形成されている。こ
の凸部の寸法は、開口部4の寸法と比較して、わずかに
小さく形成されており、開口部4に凸部6が嵌合してリ
レーボックス1がタイヤハウス3に密着する構成をなし
ている。
【0011】このように、車体開口部4に嵌合する中空
の凸部6を電気部品ボックスに設けることにより、より
放熱効率を高めることができるとともに、車体への組み
付け工程における位置合わせ作業が軽減され、作業効率
を向上させることが可能となる。なお、第2の本実施例
においては、車体の開口部に嵌合する凸部として、リレ
ーボックス内の空間を凸部へ拡大した中空構造としてい
るが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわ
ち、放熱作用と、位置合わせ作用とを兼ね備えていれば
良いため、複数枚からなる放熱板を突出させた構造であ
ってもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気部品
ボックスを用いることにより、エンジンルーム等の空気
流動性の低い空間での放熱効率を高め、リレー、ヒュー
ズ等の電気部品の熱劣化を抑制することが可能となる。
そのため、通常の電気部品の使用が可能となり、部品点
数および作業工数の削減、コストの低減を図ることがで
きる。また、車体に設けられた開口部に嵌合する凸部を
電気部品ボックスに設けることにより、前述の効果の他
に、車体への取り付け時の位置合わせ作業を効率的に行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気部品ボックスをリレーボック
スに適用した第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明に係る電気部品ボックスの第2の実施例
を示す図である。
【図3】従来のリレーボックスの取り付け状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 リレーボックス 2 車体 2A エンジンルーム 3 タイヤハウス 4 開口部 5 外気 6 凸部 7 コネクタ 8 端子 9 電線 10 加締部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に密着して配置固定される電気部品ボ
    ックスにおいて、該電気部品ボックスが当接する領域の
    該車体の少なくとも一部に開口部が設けられていること
    を特徴とする電気部品ボックス。
  2. 【請求項2】前記電気部品ボックスにおいて、前記車体
    に当接する面に前記開口部と嵌合する形状の凸部を有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の電気部品ボック
    ス。
JP26110495A 1995-10-09 1995-10-09 電気部品ボックス Pending JPH0999866A (ja)

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JP26110495A JPH0999866A (ja) 1995-10-09 1995-10-09 電気部品ボックス

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JPH0999866A true JPH0999866A (ja) 1997-04-15

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ID=17357147

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007161111A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Toyota Motor Corp 車両の駆動装置
CN102729789A (zh) * 2011-03-30 2012-10-17 株式会社久保田 作业车辆
JP2012210840A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Kubota Corp 作業車

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