JPH0996942A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH0996942A
JPH0996942A JP7277152A JP27715295A JPH0996942A JP H0996942 A JPH0996942 A JP H0996942A JP 7277152 A JP7277152 A JP 7277152A JP 27715295 A JP27715295 A JP 27715295A JP H0996942 A JPH0996942 A JP H0996942A
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JP
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transfer material
fixing
toner
toner image
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Pending
Application number
JP7277152A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Kimura
則幸 木村
Takeshi Motohashi
武 本橋
Masafumi Takiguchi
雅史 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 OHPシートの如き、普通紙と異なった特性
の用紙を転写材として用いて画像形成する場合に、操作
スイッチによる操作をユーザに求めたり、コストアップ
につながる専用センサを用いることなく、転写材の材質
の違いを自動的に見極めて各材質にもっとも適した条件
での転写、定着等を行うようにした画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 潜像担持体と、該潜像担持体上に形成さ
れたトナー像の転移を受けて担持してから転写位置に於
て転写材上に転写する中間転写体と、該中間転写体上に
形成されたトナ−像を転写材に転写する転写手段と、前
記転写材上に形成されたトナ−像を前記転写材上に定着
する定着手段と、を有するカラ−画像形成装置におい
て、前記転写手段に転写材を供給する転写材搬送経路に
沿って前記中間転写体、または該中間転写体上に形成さ
れた情報を検出する反射型光センサを配置し、前記転写
材が前記光センサの検知位置を通過する際の前記光セン
サ検出信号により前記転写材の材質を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写材上に複数色
の粉体現像剤を重ね定着するカラ−画像形成装置に関
し、特に、格別の操作や、専用の検知手段を用いること
なくOHPシートの如き、普通紙と異なった特性の用紙
を転写材として用いて画像形成する場合に、転写材の材
質の違いを自動的に見極めて各材質にもっとも適した条
件での転写、定着等を行うようにした画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から色分解光像を色毎に潜像担持体
(感光体)に露光することによって潜像担持体上に形成
された各潜像を、各々色分解光の補色の現像剤(以下、
トナ−という)で現像することによって、フルカラ−画
像を得るようにしたフルカラ−画像形成装置が知られて
いる。この種の画像形成装置では、複数色の現像を行う
ために複数の現像器を必要とするが、各現像器を各々別
個独立に構成して潜像担持体の周辺に並設すると装置が
大型化してしまうという欠点がある。そこで、潜像担持
体に近接する位置に回転体を対設すると共に、この回転
体の外周に沿って複数の現像器を円形を描く様に配置
し、各現像器を潜像担持体に対向する現像位置に順次移
動させることにより潜像担持体上の各潜像を各色トナ−
にて現像するようにした回転型現像装置が種々開発され
ている。従来のモノクロ画像を形成する画像形成装置の
場合と比べて、複数色のトナ−を用いるカラ−画像の形
成に当たっては、一般にトナ−層の厚みが厚くなり、適
正な画像、色合いを得るために、従来のモノクロ画像形
成時とは異なったカラ−画像形成特有の条件設定が必要
となる。特に、オ−バ−ヘッドプロジェクタ(以下、O
HPという)シ−トの様な透明樹脂シ−トを転写材とし
て用いる場合には、普通紙との誘電率、電気抵抗値の違
い等から、転写条件を普通紙とは異なった条件にする必
要があり、また、定着時に充分な定着が行われない場合
には実用的な色調が得られなかったり、全体に黒ずん
だ、暗いイメ−ジの投映像になるといった不具合が生じ
ていた。
【0003】このような不具合を解決することを目的と
した先行技術として、昭和46年以降の特許、実用新案
公報を分類G03G15/00,同15/01等につい
て調査したところ、次のごとき公報を得ることができ
た。 特開昭59−188673号公報(キャノン)・・・定
着、加圧ロ−ラの周速を相異なる2種の速度に選択的に
切り換え可能とし、転写材の特性に応じて定着時間を適
当に選択定着する。 特開昭60−86574号公報(キャノン)・・・記録
材の種類に応じて、定着用回転体の設定温度と、設定速
度とを制御する。特に、記録材が樹脂フィルム(OHP
シ−ト)である時には、定着用回転体の回転速度を遅く
し、表面の設定温度を低下させる。 特開昭63−121870号公報(リコ−)・・・普通
紙の記録材にトナ−を定着できる第1搬送定着条件設定
手段と、樹脂フィルムの記録材にトナ−を定着できる第
2搬送定着条件設定手段を有し、最終色の転写行程の終
了に同期して、第1搬送定着条件と、第2搬送定着条件
とで転写ドラムの駆動速度を切り換える。第2搬送定着
条件の場合、転写ドラムの駆動速度を、第1搬送定着条
件の約半分に落とす。 特開平1−193885号公報(コニカ)・・・カラ−
原稿を読み取り、複数色の画像信号を形成し、感光体上
に複数色のトナ−像を形成した後、一回で記録材上に転
写し、この後定着するカラ−画像形成装置で、通常の複
写モ−ドと、記録材の定着速度、定着温度を変化させる
モ−ドとを選択する制御手段を有する。 特開昭64−82049号公報(シャ−プ)・・・転写
チャ−ジャ出力と、定着速度とを切り換えることによ
り、不透明紙、透明用紙の何れかを用いて画像形成する
ことができる画像形成装置で、転写部以前に接触型用紙
センサと光センサとを近接して配置し、両センサが用紙
を検知した時、転写チャ−ジャ出力と、定着速度とを透
明用紙用の値に設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来から、
例えば特開昭59−188673号公報、特開昭60−
86574号公報、特開昭63−121870号公報、
特開平1−193885号公報等に記載されるように、
OHPシ−トの様な透明樹脂シ−トを用いる場合に、定
着速度を普通紙に対して遅くしたり、定着温度を普通紙
に対して高くしたり、定着速度、定着温度両方を制御し
たりする方法が知られている。また、特開昭64−82
049号公報等に記載されるように、OHPシ−トの様
な透明樹脂シ−トを用いる場合に、転写条件を制御する
方法も知られている。ところで、転写材としてOHPシ
−トの様な透明樹脂シ−トを用いる場合に、透明樹脂シ
−トに適した画像形成条件を設定するには、上記公報等
に記載されるように、例えば、操作パネル上にモ−ド設
置スイッチを設け、該スイッチの選択、調整により透明
樹脂シ−ト使用条件を設定する方法が知られている。し
かし、この場合、スイッチの選択を誤ったり、忘れたり
した場合には、透明樹脂シ−トへのトナ−像の転写が不
充分であったり、透明樹脂シ−トへのトナ−像の転写、
定着が不充分であったり、また逆に、透明樹脂シ−ト使
用条件で普通紙に像形成が行われて転写、定着条件が合
わずに、目的の出力画像が得られず、操作のやり直し
や、無駄な画像出力が発生することがあった。更に、定
着条件が転写材の特性と合わない場合には、転写材上の
トナ−が定着ロ−ラに転移してロ−ラを汚す、いわゆる
定着オフセットが発生したり、転写材上のトナ−と一緒
に転写材が定着ロ−ラに巻き付き、定着ロ−ラの傷つき
や、定着装置の破損、更には装置からの発煙、発火等が
発生する恐れもある。そこで、例えば特開昭64−82
049号公報に記載されるように、使用用紙を自動的に
検知するため、接触型用紙センサと、光センサを専用に
配設し、用紙の識別を行う方法が知られているが、専用
のセンサを用いることは、装置のコストアップにつなが
っていた。本発明は上記に鑑みてなされたものであり、
OHPシートの如き、普通紙と異なった特性の用紙を転
写材として用いて画像形成する場合に、操作スイッチに
よる操作をユーザに求めたり、コストアップにつながる
専用センサを用いることなく、転写材の材質の違いを自
動的に見極めて各材質にもっとも適した条件での転写、
定着等を行うようにした画像形成装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項1の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体上に形
成されたトナー像の転移を受けて担持してから転写位置
に於て転写材上に転写する中間転写体と、該中間転写体
上に形成されたトナ−像を転写材に転写する転写手段
と、前記転写材上に形成されたトナ−像を前記転写材上
に定着する定着手段と、を有するカラ−画像形成装置に
おいて、前記転写手段に転写材を供給する転写材搬送経
路に沿って前記中間転写体、または該中間転写体上に形
成された情報を検出する反射型光センサを配置し、前記
転写材が前記光センサの検知位置を通過する際の前記光
センサ検出信号により前記転写材の材質を判断すること
を特徴とする。このように、請求項1の発明は、中間転
写体上に形成された各種情報を検出する既存の光センサ
を用いて転写材の材質を見分ける検出信号を獲得するの
で、専用の転写材質判別手段を設けること無く、安価、
かつ容易で確実に専用の転写材質判別ができることとな
る。
【0006】請求項2の発明は、前記光センサからの検
出信号に基づいた転写材の材質判断結果に応じて、少な
くとも前記転写手段の転写条件、または、前記転写材上
に形成されたトナ−像を前記転写材上に定着する定着速
度、または、前記転写材上に形成されたトナ−像を前記
転写材上に定着する定着温度を切り換えることを特徴と
する。このように、請求項2の発明によれは、転写材質
を自動的に判別し、転写材質に見合ったプロセス条件
で、常に良好な出力画像を得られる。請求項3の発明
は、前記光センサからの検出信号により前記転写材質が
透明フィルムシ−トと判断された時に、少なくとも前記
転写手段の転写条件、または、前記転写材上に形成され
たトナ−像を前記転写材上に定着する定着速度、また
は、前記転写材上に形成されたトナ−像を前記転写材上
に定着する定着温度を普通紙から成る転写材使用時とは
異なる、所定の設定に切り換えることを特徴とする。こ
のように請求項3の発明によれば、OHPシ−ト等の透
明樹脂フィルムシ−トを扱う際に、スイッチの選択を誤
ったり、忘れたりした場合に発生する透明樹脂シ−トへ
のトナ−像の転写不良、透明樹脂シ−トへのトナ−像の
定着不良等の発生を防止することができる。請求項4の
発明は、前記光センサが、前記中間転写体上に形成され
た基準となるトナ−像パタ−ンの濃度を読み取る濃度セ
ンサであることを特徴とする。このため、粉体トナ−を
用いたカラ−画像形成装置に不可欠な、トナ−像濃度セ
ンサの有効利用を図ることができる。請求項5の発明
は、前記光センサが、前記中間転写体上に形成された、
画像形成装置本体の動作基準マ−クを読みとるマ−ク位
置検出センサであることを特徴とする。このため、画像
形成装置本体の動作基準となる基準マ−ク位置検出セン
サの有効利用を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例として、
回転型現像装置を用いた画像形成装置であるフルカラ−
プリンタ1(以下、プリンタという)に本発明を適用し
て説明する。図1は本実施例に係る回転型現像装置を採
用したフルカラ−プリンタの概略構成図である。図1の
プリンタにおいて、潜像担持体としてのベルト状の感光
体(以下、感光体ベルトとする)1は、帯電ロ−ラ2に
より一様に帯電された後、レ−ザ光学装置3により画像
情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成され
る。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラ−画像
をブラック、シアン、マゼンタ、及びイエロ−の色情報
に分解した単色の画像情報である。形成された静電潜像
は、4個の現像ユニット21K、21C、21M、21
Yによって構成される回転型現像装置4により各々所定
のブラック、シアン、マゼンタ、及びイエロ−トナ−で
現像され、これにより感光体ベルト2上に各色画像が形
成される。この回転型現像装置4においては、回転中心
0と一体的に構成され且つ回転中心0を中心として回転
自在に設けられた現像器支持体20が、図示しない駆動
機構により矢印C方向に回転駆動される。また、現像器
支持体20は、現像装置を4分割するような形状を有
し、後述の構成により各色現像ユニット21Y、M、
C、Kを着脱自在に支持している。図中矢印A方向に回
転する感光体ベルト1上に形成された各色画像は、感光
体ベルト1と同期して図中矢印B方向に回転する中間転
写ベルト(中間転写体)5上に、ブラック、シアン、マ
ゼンタ、及びイエロ−の単色毎に順次重ね転写される。
中間転写ベルト5上に重ね合わされたブラック、シア
ン、マゼンタ、及びイエロ−の画像は、給紙台8から給
紙ロ−ラ9、レジストロ−ラ10を経て転写部へ搬送さ
れた転写紙11上に転写ロ−ラ6により一括転写され
る。転写終了後、転写紙11は定着装置(定着手段)7
により定着されてフルカラ−画像が完成する。
【0008】図2は現像装置の内部構成を示す正面図、
図3(a) は黒色用の現像器21Kを感光体ベルト1とと
もに示した図である。図2は、一つの現像ユニット21
Kが現像位置にある状態を示している。各現像ユニット
21Y、M、C、Kには、現像剤搬送部材としての円筒
状の現像ローラ22Y、M、C、Kが設けられている。
この各現像ローラ22Y、M、C、Kは、ケーシング2
3Y、M、C、Kに設けられた開口部23aからその一
部が外部に露出するように配置され、色情報に同期して
矢印C方向に回転し、対応する静電潜像を現像する。本
実施例の現像ユニットは、非磁性一成分現像剤を用いた
現像装置であり、各ユニットには、イエロー、マゼン
タ、シアン、及び黒トナーが収納され、回転中心0を中
心として選択的に現像位置に移動して、順次感光体ベル
ト3上に形成された静電潜像を現像し、各現像像を中間
転写ベルト5及び転写紙11上に重ね合わせることによ
りフルカラー画像を形成する。
【0009】次に、ブラック現像ユニット21Kの構成
の詳細を図2及び図3に基づいて説明する。なお、他の
色の現像ユニット21C、21M、21Yについてはブ
ラック現像ユニットと同一の構成であるため省略する。
現像ユニット21Kはその長手方向一端にトナ−を収容
するトナー収容部(ホッパ)40K(図4参照)が一体
に設けられている。また、現像ユニット21Kのケ−シ
ング23K内には、現像剤担持体である現像ロ−ラ22
K、発泡ポリウレタン等から成るトナー供給部材として
の供給ロ−ラ24K、板バネ等のブレ−ド25K及び現
像ユニットとトナー収容部40Kとの間でトナ−を循環
させるトナ−搬送スクリュウ(第1のトナー搬送部材)
26K、除電ブラシ28K、およびトナ−回収スクリュ
ウ(第2のトナー搬送部材)30Kが設けられている。
さらにトナー収容部40Kにはトナ−カ−トリッジ41
Kが着脱可能に設けられている。
【0010】現像装置21Kの手前側には、図3(b) 及
び図4に示した如きトナー収容部40が設けられてい
る。トナー搬送部材26Kは、スクリュウ状の第1のト
ナー搬送部材であり、トナー収容部40Kから現像装置
4の他方側板までの間に、現像ローラ22K、供給ロー
ラ24Kと並行に配設され、所定の周速比をもって回転
される。ケーシング23Kは、その一部が供給ローラ2
4Kに接するように配設されており、現像ローラ22
K、供給ローラ24K及びケーシング23Kにより第1
のトナー搬送部材26Kを取り巻くトナー搬送スペース
27が形成される。
【0011】図3(b) に示したスクリュウ状の第一のト
ナ−搬送部材26Kは、図面手前側から奥側に向けてト
ナ−を搬送する様に、現像ロ−ラ22K及び供給ロ−ラ
24Kと連動し、所定の周速比をもって回転される。こ
の回転により、第一のトナ−搬送部材26Kは、トナ−
収容部40Kからトナ−搬送スペ−ス27K内にトナ−
を搬送し、供給ロ−ラ24K上にトナ−を供給する。供
給ロ−ラ24K上に供給されたトナ−は、供給ロ−ラ2
4Kにより現像ロ−ラ22K表面に帯電されながら供給
され、現像ロ−ラ22K表面に担持される。現像ロ−ラ
22K表面に担持されたトナ−は、ブレ−ド25Kによ
り均一且つ、所定厚みのトナ−薄層にされ、感光体1表
面に形成された静電潜像を接触あるいは、非接触現像に
て現像する。尚、符号28Kは導電性繊維等からなる除
電ブラシで、現像ロ−ラ22Kに軸方法全巾に渡って当
接し、現像ロ−ラ22Kとの間に所定のバイアス差を設
けることで潜像に対する現像ロ−ラ22K上のトナ−の
消費差による履歴、及びこれに起因する残像の発生を防
止している。
【0012】ところで、上記現像工程で使用されなかっ
たトナ−は、上記第一のトナ−搬送部材26Kによりト
ナ−収容部40Kと逆側の現像装置端部に搬送される。
現像ロ−ラ22K及び供給ロ−ラ25Kの軸方向有効径
部外側には、トナ−循環部29Kが設けられている。第
一のトナ−搬送部材26Kでトナ−循環部29Kまで搬
送されたトナ−は、重力により現像ユニット21K下部
に落下する。現像ユニット21K下部には、やはりスク
リュウ状の第二のトナ−搬送部材30Kが上記現像ロ−
ラ22K、供給ロ−ラ24K、及び第一のトナ−搬送部
材26Kと並行に配設され、上記第一のトナ−搬送部材
26Kとは逆方向にトナ−を搬送するように回動され、
上記現像工程で使用されなかったトナ−をトナ−収容部
40Kに搬送する。第一のトナ−搬送部材26K及び、
第二のトナ−搬送部材30Kの搬送量を適切に設定する
ことで、現像ユニット21K内のトナ−量検知や、複雑
な供給量制御を行うこと無く、供給ロ−ラ24K上にト
ナーを供給でき、レイアウト自由度が大きくなり、感光
体に対する断面占有率の小さな小型現像装置を提供でき
ることとなる。尚、図4中の符号41Kは、トナ−収容
部40Kに着脱自在に装着されたトナ−カ−トリッジで
あり、現像装置4の新規装着時及び、トナ−エンド時に
装着、交換され、常にトナ−収容部40K内に必要量の
トナ−が収容される。
【0013】次に、図5〜図8により本発明の主要部分
について説明する。図5は、例えば画像形成装置として
のプリンタ本体電源投入時等に行われる、装置内の各プ
ロセスの自動最適化設定、いわゆるプロセスコントロ−
ル時における状態の説明図である。帯電ロ−ラ2により
所定帯電電位に帯電された感光体1は、光学ユニット
(図1の符号3)により露光され、感光体上に所定の基
準パタ−ン潜像が形成される。この潜像を、例えば現像
装置4のイエロ−現像器21Yの、現像ロ−ラ22Yに
より所定の現像バイアス値によって現像することによ
り、感光体上にイエロ−の基準パタ−ントナ−像が形成
される。この基準トナ−パタ−ン像は、やはり所定の転
写バイアスにより、中間転写ベルト5の表面に転写され
る。尚、この動作中には中間転写ベルトクリ−ニングブ
レ−ド45、及び用紙転写ロ−ラ6は、図示を省略した
機構により、中間転写ベルト5表面から離間している。
【0014】図6は要部拡大図であり、同図において、
符号55は、発光素子55a、及び受光素子55bが一
体に組み込まれたトナ−像濃度検知センサ(反射型光セ
ンサ)で、中間転写ベルト5表面に形成された基準トナ
−パタ−ン56と対面可能な位置に配置されており、そ
の位置は転写材搬送経路52、52’上の適所であり、
基準トナ−パタ−ン56の濃度を検出する。この検出値
と、図示しない制御部の記憶部内にあらかじめ記憶され
た基準値とを比較し、例えば帯電ロ−ラ2への印加バイ
アス値や、書き込み光強度、現像バイアス等を決められ
た手順で変更し、装置内の各プロセスの自動最適化設定
を行う。この基準トナーパターン56は、光学ユニット
3から出射される画像情報中に含まれる、本来の形成画
像とは別個の濃度検出用の画像である。
【0015】次に、用紙への作像動作時における動作に
ついて説明する。図7、図8は、前述の一連の作像動作
における、用紙搬送と、転写材質検知のための構成及び
動作説明図である。給紙ロ−ラ(図1、符号9)により
給紙部8から供給された転写紙53(11)は、複数の
搬送ロ−ラ対によって所定の転写材搬送経路52内を搬
送される。図中50はフィラ−51を持つ接触型の用紙
位置検出センサであり、転写紙53がレジストロ−ラ1
0前方に到達したのを検知し、所定の時間経過後に、転
写紙53先端がレジストロ−ラ10に突き当たり、先端
部がわずかに撓む位置で転写紙53を待機させるよう制
御されている。中間転写ベルト5上に複数色重ねたトナ
−像が形成された後に、所定のタイミングでレジストロ
−ラ10が回転を始め、転写紙53先端と、中間転写ベ
ルト5上のトナ−像の両位置が同期するように、転写紙
53が用紙転写部に給送される。
【0016】転写紙53が搬送経路52’を通過する時
には、図8に示すようにトナ−濃度検知センサ55と中
間転写ベルト5との間を通過するが、この際、トナ−濃
度検知センサ55を作動させておくと、転写紙53が普
通紙の場合には転写紙53表面からの反射光を検出し、
転写紙53がOHPシ−トの様な透明シ−トの場合に
は、検出光がシートを投下するため通常の中間転写ベル
ト5の表面検出時とほぼ同等の反射光を検出することに
なり、この検出値の差により、給送された転写紙53
が、普通紙であるか、樹脂シ−ト(OHPシ−ト)であ
るか判別される。この判断は、勿論図示しない制御部
(CPU、ROM、RAM、I/Oポート等)が行う。
この判別結果に基づいて、制御部は、直ちに用紙転写ロ
−ラ6に印加するバイアス値を、普通紙の適正値、ある
いは、透明シ−トの適正値に設定すると供に、中間転写
ベルト5の駆動速度、用紙転写ロ−ラ回転速度、及び定
着器7の定着速度についても同時に、普通紙、あるい
は、透明シ−トの適正値に制御し、転写材質に応じた適
正転写、定着を実現し、良好な画像を出力することにな
る。
【0017】次に、図9、図10により本発明の他の実
施例について説明する。図9、図10中の符号60は、
発光素子60a、及び受光素子60bが一体に組み込ま
れた光学的位置検出センサ(反射型光センサ)である。
中間転写ベルト5上には、各色画像、及び関連プロセス
の同期基準となる同期基準マ−ク61が設けられてい
る。マ−ク61は、中間転写ベルト5の表面反射光量と
異なる反射光量を得られるものであり、反射テ−プやシ
−トの貼り付け、色印刷、あるいは、所定現像器で現像
され、転写されたトナ−像、更には中間転写ベルト5に
開けられた小孔等であり、制御部は、このマ−クエッジ
検出タイミングを基準として、各色画像、及び関連プロ
セスを同期制御する。
【0018】上述の基準濃度センサ55の場合と同様
に、転写紙53が、搬送経路52’を通過する時には、
図10に示すように基準マ−クセンサ60と、中間転写
ベルト5との間を通過する。この際、基準マ−クセンサ
60を作動させておくと、転写紙53が普通紙の場合に
は転写紙53表面の反射光を検出し、転写紙53がOH
Pシ−トの様な透明シ−トの場合には、通常中間転写ベ
ルト5表面検出時とほぼ同等の反射光を検出することに
なり、この検出値の差により、給送された転写紙53が
普通紙であるか、樹脂シ−トであるか判別され、この判
別情報により、直ちに用紙転写ロ−ラ6に印加するバイ
アス値が普通紙、あるいは、透明シ−トの適正値に設定
されると供に、中間転写ベルト5駆動速度、用紙転写ロ
−ラ回転速度、及び定着器7の定着速度についても同様
に普通紙、あるいは、透明シ−トの適正値に制御され、
転写材質に応じた適正転写、定着が成され、良好な画像
が出力されることになる。尚、本発明の実施例に於ける
中間転写ベルト5の周長は、最大転写可能用紙サイズよ
りも長く、また基準マ−ク61のエッジから幅方向に所
定間隔を置いて、中間転写ベルト5上にトナ−像が形成
されるように制御されている。なお、上記実施例では、
回転型の現像装置を用いた画像形成装置を例として説明
したが、これは一例に過ぎず、本発明は、中間転写体
と、中間転写体上のトナー濃度の検知する光センサを用
いた画像形成装置一般に適用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
転写手段にシ−ト材を供給する転写材搬送経路に沿っ
て、中間転写体、または中間転写体上に形成された情報
を検出する光センサを配設するとともに、転写材が光セ
ンサの検出位置を通過する際の光センサ検出信号によ
り、前記転写材の材質を判断することにより、専用の転
写材質判別手段を設けること無く、安価、かつ容易で確
実に専用の転写材質判別ができる画像形成装置を提供で
きる。
【0020】請求項2の発明によれば、光センサによる
転写材質判断により、少なくとも転写材転写手段の転写
条件、または、前記転写材上に形成されたトナ−像を転
写材上に定着する定着速度、または、転写材上に形成さ
れたトナ−像を転写材上に定着する定着温度を切り換え
ることで、転写材質に見合ったプロセス条件で、常に良
好な出力画像が得られる画像形成装置を提供することが
できる。
【0021】請求項3の発明によれば、光センサにより
転写材質が透明フィルムシ−トと判断された時に、少な
くとも転写手段の転写条件、または、転写材上に形成さ
れたトナ−像を転写材上に定着する定着速度、または、
転写材上に形成されたトナ−像を転写材上に定着する定
着温度を普通紙転写材使用時とは異なる、所定の設定に
切り換えることで、OHPシ−ト等の透明樹脂フィルム
シ−トを扱う際に、スイッチの選択を誤ったり、忘れた
りした場合に発生する透明樹脂シ−トへのトナ−像の転
写不良、透明樹脂シ−トへのトナ−像の定着不良等の発
生を防止した画像形成装置を提供できる。
【0022】請求項4の発明によれば、光センサを、中
間転写体上に形成された、所定のトナ−像濃度パタ−ン
の濃度を読み取る濃度センサとすることで、粉体トナ−
を用いたカラ−画像形成装置に不可欠な、トナ−像濃度
センサの有効利用を図れる。請求項5の発明によれば、
光センサを、中間転写体上に形成された、画像形成装置
本体の動作基準マ−クを読みとるマ−ク位置検出センサ
とすることで、画像形成装置本体の動作基準となる基準
マ−ク位置検出センサの有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカラ−プリンタの概略
構成を示す図。
【図2】図1のプリンタにおける回転型現像装置の概略
断面図。
【図3】(a)は図1の現像装置における現像器の概略
断面図、(b)は同現像器の縦断面図。
【図4】図1の現像装置の概略斜視図。
【図5】本発明の実施例に係るプリンタのプロセスコン
トロ−ル時における状態の説明図。
【図6】上記プリンタにおける基準トナ−濃度検知セン
サの説明図。
【図7】上記プリンタにおける転写紙搬送に関わる説明
図。
【図8】上記プリンタにおける基準トナ−濃度検知セン
サを用いた転写材質判別に関する説明図。
【図9】上記プリンタにおける基準マ−ク検知センサの
説明図。
【図10】上記プリンタにおける基準マ−ク検知センサ
を用いた転写材質判別に関する説明図。
【符号の説明】
1:感光体ベルト(潜像担持体)、 2:帯電ロ−ラ、
3:レ−ザ光学ユニット、 4:現像装置、 5:中
間転写ベルト、 6:転写ロ−ラ、 7:定着ユニッ
ト、 8:給紙台、 9:給紙ロ−ラ、10:レジスト
ロ−ラ、11:転写紙、12:感光体クリ−ナ、13:
中間転写ベルトクリ−ナ、20:現像器支持体、21:
現像器、22:現像ロ−ラ、23:現像器ケ−シング、
23a:ケ−シング開口部、24:供給ロ−ラ、25:
ブレ−ド、26:第1の搬送部材、27:トナ−搬送ス
ペ−ス、28:除電ブラシ、29:トナ−循環部、3
0:第2の搬送部材、40:トナ−収容部、41:トナ
−カ−トリッジ、50:レジスト前センサ、51:レジ
スト前センサフィラ−、52:転写紙搬送経路、5
2’:転写紙搬送経路、55:画像濃度検知センサ、5
5a:画像濃度検知センサ発光部、55b:画像濃度検
知センサ受光部、56:基準濃度パタ−ン、60:基準
マ−ク検知センサ、60a:基準マ−ク検知センサ発光
部、60b:基準マ−ク検知センサ受光部、61:基準
位置マ−ク。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体と、該潜像担持体上に形成さ
    れたトナー像を受けて担持してから転写位置に於て該ト
    ナー像を転写材上に転写する中間転写体と、該中間転写
    体上に形成されたトナ−像を転写材に転写する転写手段
    と、前記転写材上に形成されたトナ−像を前記転写材上
    に定着する定着手段と、を有するカラ−画像形成装置に
    おいて、 前記転写手段に転写材を供給する転写材搬送経路に沿っ
    て前記中間転写体、または該中間転写体上に形成された
    情報を検出する反射型光センサを配置し、前記転写材が
    前記光センサの検知位置を通過する際の前記光センサ検
    出信号により前記転写材の材質を判断することを特徴と
    するカラ−画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記光センサからの検出信号に基づいた
    転写材の材質判断結果に応じて、少なくとも前記転写手
    段の転写条件、または、前記転写材上に形成されたトナ
    −像を前記転写材上に定着する定着速度、または、前記
    転写材上に形成されたトナ−像を前記転写材上に定着す
    る定着温度を切り換えることを特徴とした請求項1記載
    のカラ−画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記光センサからの検出信号により前記
    転写材質が透明フィルムシ−トと判断された時に、少な
    くとも前記転写手段の転写条件、または、前記転写材上
    に形成されたトナ−像を前記転写材上に定着する定着速
    度、または、前記転写材上に形成されたトナ−像を前記
    転写材上に定着する定着温度を普通紙から成る転写材使
    用時とは異なる、所定の設定に切り換えることを特徴と
    する請求庫1、又は2記載のカラ−画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記光センサが、前記中間転写体上に形
    成された基準となるトナ−像パタ−ンの濃度を読み取る
    濃度センサであることを特徴とする請求項1、2、3記
    載のカラ−画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記光センサが、前記中間転写体上に形
    成された、画像形成装置本体の動作基準マ−クを読みと
    るマ−ク位置検出センサであることを特徴とする請求項
    1、2、3記載のカラ−画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6219498B1 (en) * 1997-11-28 2001-04-17 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having improved image transfer characteristics

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