JPH0996196A - トンネル用ロックボルト施工装置 - Google Patents

トンネル用ロックボルト施工装置

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JPH0996196A
JPH0996196A JP27958495A JP27958495A JPH0996196A JP H0996196 A JPH0996196 A JP H0996196A JP 27958495 A JP27958495 A JP 27958495A JP 27958495 A JP27958495 A JP 27958495A JP H0996196 A JPH0996196 A JP H0996196A
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健作 市川
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栄助 沼口
Yasuo Kawabata
康夫 川端
Shigeru Ishibashi
茂 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル支保用の長尺ロックボルトを迅速か
つ安全な一連の作業で行えるようにする。 【解決手段】 トンネル用ドリルジャンボのガイドシェ
ル2に、ガイドシェルの長手方向に沿って並列状態を保
持して複数本の削孔ロッド6とロックボルト7とをラッ
ク20に格納する。削孔ロッド6とロックボルト7のう
ち、特定の1本をガイドシェル2上の作業軸心Cに位置
決めするようにラック20を作動する駆動部を格納装置
10に備え、ガイドシェル2の作業軸心Cに位置決めさ
れた特定の1本を把持できるクランプ装置40と、格納
装置10のケーシングパイプ13内に収容された定着材
注入管31をガイド管とする注入ホース32をロックボ
ルト孔内に挿入可能な注入ホース供給装置30とを搭載
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネル用ロックボ
ルト施工装置に係り、特に長尺ロックボルトを施工する
ために、削孔作業から定着材の注入までを一貫して施工
可能なトンネル用ロックボルト施工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般断面のトンネルの支保部材として使
用されるロックボルトの長さは、従来、2〜4m程度で
あった。ところが、最近のトンネル工事は、立地条件や
地山条件の良否にかかわらず、大断面化、長大化、高速
施工化の傾向にある。このため、地質の悪い地山条件下
でも掘削断面が相当大きなトンネルが計画、施工される
ようになってきた。これらのトンネルでは、支保部材で
あるロックボルトの支保効果をより高めるために、長尺
ロックボルトが使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、大断面トン
ネルや、地山の悪いトンネルを有効に支保しようとする
と、施工されるロックボルトの長さは、6m〜12m程
度にもなり、作業内空断面の制限から継ぎロッド、継ぎ
ロックボルトで対応する必要がある。このため、従来と
同様にロックボルトの施工において、削孔ロッドやロッ
クボルトの接続を作業員の手作業で行いながら、地山削
孔、孔内への定着材の注入、ロックボルトの挿入の一連
の作業を行っていたのでは、施工スピードが著しく低下
してしまい、高速施工化の趣旨に反する。長尺ロックボ
ルトを迅速かつ安全に施工するためには、具体的に以下
のような課題を解決しなければならない。 (1)複数本の削孔ロッドを作業員の手作業によらずに、
迅速に連結して長孔削孔を行えるようにする。 (2)定着材を深い孔内全体にわたり、孔外に漏洩させる
ことなく、確実に充填できるようにする。 (3)定尺ロックボルトを作業員の手作業によらずに、迅
速に所定の本数分連結し、孔内に挿入できるようにす
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、削孔作業及びロックボル
ト挿入作業において、迅速に削孔ロッド及びロックボル
トの供給及び接続作業が行え、定着材も深い孔内に確実
に注入できるようにしたトンネル用ロックボルト施工装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はトンネル用ドリルジャンボのガイドシェル
に搭載されたトンネル用ロックボルト施工装置であっ
て、前記ガイドシェルに、該ガイドシェルの長手方向に
沿って並列状態を保持して複数本の削孔ロッドとロック
ボルトとをラックに格納し、前記削孔ロッドとロックボ
ルトのうち、特定の1本を前記ガイドシェル上の所定位
置に位置決め可能に前記ラックを作動する駆動部を有す
る格納装置と、前記ガイドシェルの所定位置に位置決め
された前記特定の1本を把持可能なクランプ装置と、前
記格納装置の一部に収容された定着材注入管をガイド管
とする注入ホースをロックボルト孔内に挿入可能な注入
ホース供給装置とを搭載したことを特徴とするものであ
る。
【0006】また、トンネル用ドリルジャンボのガイド
シェルに搭載されたトンネル用ロックボルト施工装置で
あって、前記ガイドシェルに、該ガイドシェルの長手方
向に沿って並列状態を保持して複数本の削孔ロッドとロ
ックボルトとをラックに格納し、前記削孔ロッドとロッ
クボルトのうち、特定の1本を前記ガイドシェル上の所
定位置に位置決め可能に前記ラックを作動する駆動部を
有する格納装置と、前記ガイドシェルの所定位置に位置
決めされた前記特定の1本を把持可能なクランプ装置と
を搭載したことを特徴とするものである。
【0007】前記特定の1本が前記ガイドシェルの所定
位置に位置決めされたことを検知する検知手段と、該検
知手段からの動作情報を受け、前記駆動部、クランプ装
置及びガイドシェル上に装備されたドリフタの連係動作
指令を出力する制御手段とを前記トンネル用ドリルジャ
ンボに備えることが好ましい。
【0008】さらに、トンネル用ドリルジャンボのガイ
ドシェルに搭載されたトンネル用ロックボルト施工装置
であって、前記ガイドシェルに、該ガイドシェルの長手
方向に沿って並列状態を保持して複数本の削孔ロッドと
ロックボルトとをラックに格納し、前記削孔ロッドとロ
ックボルトのうち、特定の1本を前記ガイドシェル上の
所定位置に位置決め可能に前記ラックを作動する駆動部
を有する格納装置と、前記ガイドシェルの所定位置に位
置決めされた前記特定の1本を把持可能なクランプ装置
とを搭載し、制御手段によって所定タイミングで前記駆
動部、クランプ装置、前記ガイドシェル上に装備された
ドリフタを連係動作させて、前記格納装置に格納されて
いる複数本の削孔ロッドを順次接続して削孔を行い、削
孔完了した孔内に前記格納装置に格納されている複数本
のロックボルトを順次接続して前記孔内に挿入するよう
にし、あるいは削孔の後に前記孔内に、前記注入ホース
供給装置を作動させて前記注入ホースを挿入して前記孔
内に定着材を注入し、しかる後に前記格納装置に格納さ
れた複数本のロックボルトを、順次接続しながら前記定
着材の注入された孔内に挿入するものである。
【0009】このとき、前記所定タイミングでの作動
は、前記駆動部の作動により、特定の1本が前記ドリフ
タのシャンクロッド軸心位置とほぼ一致した位置まで移
動した状態で、前記クランプ装置にて位置保持を盛り替
え、引き続き前記ドリフタのフィード、回転により前記
位置決めされた位置にある削孔ロッドあるいはロックボ
ルトとの接続を行うという各具体的な構成の一連の動作
により実現され、地山削孔あるいは孔内へのロックボル
ト挿入作業を行い、順次継ぎロッドまたは継ぎロックボ
ルトとして後続の削孔ロッドまたはロックボルトを接続
していくことができる。
【0010】このとき、前記ラックは、略円板状をな
し、その周縁に沿って所定間隔で切欠が形成され、該切
欠位置に前記削孔ロッドとロックボルトとを格納するよ
うにすることが好ましい。
【0011】前記トンネル用ドリルジャンボのガイドシ
ェル上に、複数基のロックボルト施工装置を搭載するこ
とが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトンネル用ロック
ボルト施工装置の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。この発明の実施の形態では、図1に示したように、
トンネル用ロックボルト施工装置のベースマシンとし
て、クローラタイプの2ブーム1ケージ油圧ジャンボ1
が使用されている。この油圧ジャンボ1は、公知のドリ
ルジャンボであり、搭載するガイドシェル2の全長は、
図1に示したように、上半施工時にガイドシェル2を起
立させて天端ロックボルトの施工が行えるように、L0
=5.5m程度に設定されている。また、ガイドシェル
2を所定方向に移動可能にするために、ブーム3には同
調回路を有する油圧駆動機構が設けられている。さら
に、ガイドシェル2を自在に旋回させるための旋回用ア
クチュエータ(図示せず)が設けられ、ブーム3の移動
とともに、ガイドシェル2をトンネル内の所定の空間位
置に移動させることができる。なお、ドリルジャンボ1
は、機動性の面からホイールタイプを使用してもよい。
【0013】ガイドシェル2上には、公知の油圧ドリフ
タ4が搭載されている。この油圧ドリフタ4は、削孔時
にガイドシェル2上をフィードされる。ガイドシェル2
上に搭載される削孔ロッド6の長さは、Lr=2.0m
程度に設定されている。この削孔ロッド6の長さは、ガ
イドシェル2のフィード長、油圧ドリフタ4の容量等に
より適切な長さを設定することが好ましい。また、ガイ
ドシェル2の先端にはセントラライザ5が装着されてい
る。このセントラライザ5は削孔時のノミ受けとして、
またロックボルト挿入時のボルト受けとしての役割を果
たし、本実施の形態では、油圧クランプ機構が採用され
ている。
【0014】次に、ガイドシェル2に搭載された各装置
について、図2〜図8を参照して説明する。図2は、ガ
イドシェル2及びガイドシェル2に搭載された装置群を
示した平面図、図3は、同正面図である。図2に示した
ように、ガイドシェル2の先端から見て左側の側面に
は、ロッド・ボルト格納装置10が備えられている。こ
のロッド・ボルト格納装置10は、2本の旋回アーム1
1Aと、2本の旋回アーム11A、11A間に架設され
たケーシングパイプ13と、このケーシングパイプ13
を回転軸として所定角度ごとに回転可能なロッドラック
20と、ロッドラック20をステップ回転させる駆動部
としてのステップモータ14とを備えている。このう
ち、旋回アーム11Aは、図4、図7に示したように、
略く字形をなした箱状体である。そして、アーム下端1
1Aaは、旋回支持軸15を介してガイドシェル2の下
面に固着されたブラケット16に支持されている(図4
参照)。さらに、この旋回アーム11A下部の旋回支持
軸15近傍には、図4、図7に示したように、チルトジ
ャッキ25のシリンダロッド26先端が回動自在に取り
付けられている。このチルトジャッキ25は、ガイドシ
ェル2の一部にほぼ水平をなして取り付けられている。
シリンダロッド26の伸長量により、旋回アーム11A
の傾角が精密に制御されるようになっている。
【0015】2本の旋回アーム11A間には、図2、図
3に示したように、鋼製ケーシングパイプ13が架設さ
れている。このとき、ケーシングパイプ13の両端は旋
回アーム11A上端の軸受部17に回転可能に支持され
ている。ケーシングパイプ13は、パイプ内に後述する
定着材注入管31を収容するとともに、旋回アーム11
Aの上腕部の一部に固定支持されたステップモータ14
の回転駆動により、所定回転角度ごとに回転することが
できる。また、ケーシングパイプ13のそれぞれ前後の
旋回アーム11Aに近い位置には、ロッドラック20が
嵌着されている。ロッドラック20は、図5(a)に示
したように、本実施の形態では、円板状をなし、円板周
囲に14箇所の切欠21が周方向に等間隔をあけて形成
されている。この切欠21には、削孔ロッド6あるいは
ロックボルト7が保持できるようになっている。したが
って、本装置は、図2、図3に示したように、2箇所の
ロッドラック20間に掛け渡すようにして、削孔ロッド
6あるいはロックボルト7を適宜本数ずつ格納すること
ができる。本実施の形態では、7本の削孔ロッド6とロ
ックボルト7とがロッドラック20に格納されている
(図5(a)参照)。なお、ロッドラック20の切欠2
1の個数、削孔ロッド6またはロックボルト7の格納本
数の比率は、適用する地山の状況、削孔長、ロックボル
ト長により適宜設定することができる。
【0016】また、ロッド・ボルト格納装置10の後方
位置には、注入ホース供給装置30が備えられている。
注入ホース32は、ケーシングパイプ13の内部に収容
された定着材注入管31の後方に連結される可撓性樹脂
ホースであり、注入ホース供給装置30内の繰り出しロ
ーラ33の送り動作により、定着材注入管31をガイド
管として、削孔が完了したロックボルト孔内に注入ホー
ス32を挿入することができる。所定深さまで注入ホー
ス32を挿入したら、ロックボルト施工装置の後方に設
置されたモルタルポンプ(図示せず)から供給されるモ
ルタルをロックボルト孔内に注入することができる。
【0017】一方、ガイドシェル2を挟んでロッド・ボ
ルト格納装置10の反対側面には、図4に示したよう
に、ブラケット41が固着されている。このブラケット
41は、クランプ装置40を支持する受け台の役割を果
たす。クランプ装置40は、クランプアーム42を動作
可能な油圧シリンダジャッキ43を有する。この油圧シ
リンダジャッキ43は、ブラケット41上面に設けられ
たスライドプレート44上に固定されている。また、図
4に示したように、スライドプレート44下に設けられ
たスライドジャッキ45のロッド伸長動作により、クラ
ンプアーム42の先端を前進移動でき、ガイドシェル2
上の所定位置で削孔ロッド6あるいはロックボルト7を
把持することができる。
【0018】また、ガイドシェル2の後端には、スライ
ドベース8を介して油圧ドリフタ4が搭載されている。
この油圧ドリフタ4は、ガイドシェル2の上側パイプフ
レームをガイドとしてガイドシェル2上を地山に向かっ
て所定の推進力によってフィードされる。
【0019】以下、各装置の構成及び動作について、図
4〜図8を参照して説明する。図4には、ガイドシェル
2上に搭載された油圧ドリフタ4が2点鎖線で示されて
いる。本発明のロッド・ボルト格納装置10は、チルト
ジャッキ25のシリンダロッド26の伸長量を制御して
旋回アーム11Aを動作できる。これにより、ロッドラ
ック20に格納された削孔ロッド6あるいはロックボル
ト7の軸心を、油圧ドリフタ4に装着されたシャンクロ
ッド9の中心位置に、ほぼ一致させることができる。以
下、本明細書では、この油圧ドリフタ4の回転、打撃及
びフィードの各動作を、削孔ロッド6あるいはロックボ
ルト7に伝達可能な軸心位置を作業軸心Cと呼ぶ。
【0020】ロッド・ボルト格納装置10は、ロックボ
ルト孔削孔時には、ロッドラック20に装着格納された
削孔ロッド6を、作業軸心C位置まで移動させ、クラン
プ装置40で削孔ロッド6を把持し、この状態で削孔ロ
ッド6と油圧ドリフタ4のシャンクロッド9(または削
孔ロッド6同士)とを接続させることができる。また、
ロックボルト挿入時には、ロッドラック20に装着格納
されたロックボルト7を、作業軸心C位置まで移動さ
せ、クランプ装置40でロックボルト7を把持した状態
でロックボルト7と油圧ドリフタ4のシャンクロッド9
(またはスリーブを介してロックボルト7同士)とを連
結させることができる。なお、作業軸心C位置に削孔ロ
ッド6あるいはロックボルト7が位置決めされたことを
確認するには、位置センサを設けてもよいし、油圧シリ
ンダのロッドストローク測定リミットスイッチ等の位置
検出手段を用いることができる。この位置検出手段から
のステップモータ14を例とした駆動部への動作情報信
号は、制御手段たるシーケンシャルコントローラに出力
され、シーケンシャルコントローラからの動作指令によ
り各動作部への指令が出力される。
【0021】ここで、ロッドラック20の構成について
説明する。ロッドラック20に形成された各切欠21
は、図5(b)に示したように、幅bが削孔ロッド6径
より僅かに大きく設定されている。このため、この切欠
21部分で削孔ロッド6あるいは後述するロックボルト
7を保持することができる。このとき、削孔ロッド6や
ロックボルト7を切欠21内に位置保持させるために、
吸着マグネット22が支持リング23から放射状に配設
されている。この吸着マグネット22は、本実施の形態
では、B接点方式の電磁石からなる。作業員は、マニュ
アル操作により図示しない制御盤を操作して、任意の切
欠21位置での吸着マグネット22のON/OFF状態
を制御することができる。また、ロッドラック20の回
転方向と、削孔ロッド6またはロックボルト7の装着位
置との関係からプログラマブルコントローラ等の制御回
路により、所定の切欠21位置でのON/OFFを自動
的に設定することも可能である。なお、ロックボルトと
してファイバーボルト等を使用する場合には、吸着マグ
ネット22に代えて機械式のクランプ機構を多数配設し
ロックボルトの着脱を行うようにしてもよい。
【0022】また、切欠21位置には、図5(b)に示
したように、ロッド押え24が装着されている。このロ
ッド押え24は、先端が切欠21に向けてスプリングS
により付勢されたコマ状部品で、吸着マグネット22が
OFF状態にあっても、スプリングSの付勢力により、
切欠21に突出してロッドあるいはロックボルト7を切
欠21内に保持することができる。また、削孔ロッド6
の直径とロックボルト7の直径とは異なるが、ロッド押
え24は、直径に応じて突出量が制限されるので、いず
れの場合にも、安定した状態で切欠21内に位置保持可
能である。例えば、クランプ装置40で削孔ロッド6を
把持し、旋回アーム11Aを待機位置に戻すように旋回
させると、作業軸心C位置に位置保持された状態の削孔
ロッド6からロッドラック20がはずれるように後退
し、削孔ロッド6はロッド押え24を押圧しながら、切
欠21からはずれる。
【0023】次に、ロックボルト孔を削孔する削孔ロッ
ド6及び支保部材としてのロックボルト7について説明
する。本実施の形態では、削孔ロッド6の1本の長さ
は、ガイドシェル2のフィード長等からLr=2.0m
に設定されている。したがって、継ぎノミ方式で削孔を
行い、最大削孔長20m程度を見込めるようにする。ま
た、本実施の形態では、ロッドの連結、解離を容易に行
えるようにロッド本体6Aの一方にスリーブ6Bが一体
形成された削孔ロッド6を採用している。この削孔ロッ
ド6は、図6(a)、(b)に示したように、断面が六
角形状で対角長が32mmの中空棒状であり、ロッド本
体6Aの先端部には左雄ネジ6aが形成され、後端には
拡幅されたスリーブ6B(外径:φ45.3mm)が形
成され、スリーブ6Bの中空内周面には左雌ネジ6bが
形成されている。なお、この他、両端ネジタイプの中継
ぎロッドをスリーブ(カップラー)で連結してもよいこ
とは言うまでもない。ロックボルト7には、本実施の形
態では、所定の長さに切断し、端部にネジ部を設けた異
形棒鋼(D25)が使用されている。このロックボルト
7も所定のスリーブで接続される。ロックボルト7は、
継ぎロッドとしての機能を有すれば、公知の種々のタイ
プを使用できる。
【0024】次に、注入ホース供給装置30の構成及び
動作について図2、3及び8を参照して説明する。注入
ホース供給装置30は、前述のように、注入ホース32
をロックボルト孔内に挿入するための装置である。この
注入ホース32をロックボルト孔内にスムースに挿入す
るために、ガイド管としての定着材注入管31がホース
先端に接続されている。定着材注入管31は、待機位置
では、ケーシングパイプ13内に収容されている。装置
内部には、対向した2輪で一対をなす繰り出しローラ3
3が、ホース繰り出し方向に配設されている。本実施の
形態では、4連の繰り出しローラ33によりローラ列が
形成されている。下側ローラ列33aは、油圧モータ3
4により駆動され、注入ホース32を繰り出す駆動輪を
構成し、上側ローラ列33bは、ホース押圧機構35に
支持され、ホースの繰り出しを補助する従動輪を構成し
ている。これら駆動輪と従動輪との間に注入ホース32
が挟持されている。注入ホース供給装置30は、削孔時
及びロックボルト挿入時は図2、3に示した待機位置で
直立した状態にあるが、ホース供給時には、図8に示し
たように、旋回アーム11Bが油圧シリンダ37のロッ
ド38の伸長動作により旋回し、注入ホース32の軸心
位置が作業軸心Cに一致するように傾斜する。
【0025】次に、以上の構成からなるロックボルト施
工装置による削孔〜ロックボルト挿入の作業手順につい
て、図9〜図11を参照して説明する。全作業工程は、
大きく工程ブロックA〜工程ブロックEまでに区分でき
る。各工程ブロックでの作業手順に沿って説明する。
【0026】[工程ブロックA:ジャンボの位置決め、
削孔準備]ドリルジャンボ1の本体を作動してトンネル
切羽のロックボルト施工位置まで移動し、ドリルジャン
ボ1本体の位置決めを行う。その後、ブーム3を水平状
態に固定し、ロッドラック20に削孔ロッド6及びロッ
クボルト7を装着する。このとき、チルトジャッキ25
のシリンダロッド26は伸長状態にある。なお、本実施
の形態では、削孔ロッド6、ロックボルト7が各7本ず
つロッドラック20に格納されている。また、ロッドラ
ック20に装着されたロッド6及びボルト7は吸着マグ
ネット22により確実に保持されている。引き続き、ブ
ーム3の削孔状態を確認する。確認事項としては、ガイ
ドシェル2上の油圧ドリフタ4の待機位置、削孔ロッド
6、ロックボルト7のロッドラック20への装着状態、
定着材注入管31のケーシングパイプ13内での収容状
態、注入ホース32の接続状態、注入ホース供給装置3
0の待機位置、クランプ装置40の位置状態等がある。
これらの確認事項が正常状態にあるかは、機械的、電気
的計測結果あるいは目視により確認することができる。
その後、ガイドシェル2先端を削孔位置まで移動する。
【0027】[工程ブロックB:削孔作業]チルトジャ
ッキ25のシリンダロッド26の縮退により、ロッド・
ボルト格納装置10の旋回アーム11Aを旋回させてロ
ッドラック20の削孔ロッド6の装着位置を作業軸心C
にセットする。次いで、先端に削孔ビット6の装着され
たロッド格納位置までロッドラック20を回転させ、こ
の削孔ロッド6を作業軸心Cに位置合わせセットする。
次いで、クランプ装置40のスライドジャッキ45のシ
リンダ伸長により、クランプアーム42を作業軸心C位
置まで前進させ、クランプ装置40の油圧シリンダ43
の作動により、クランプアーム42で削孔ロッド6をキ
ャッチし、クランプアーム42を「閉」状態とする。こ
の状態からチルトジャッキ25のシリンダロッド26を
伸長して旋回アーム11Aを旋回させてロッド・ボルト
格納装置10を待機位置まで復帰させる。クランプ装置
40に保持された削孔ロッド6の後端近傍まで、油圧ド
リフタ4を前進させ、削孔ロッド6の後端のスリーブ6
Bと油圧ドリフタ4のシャンクロッド9が軽く接触した
状態で、油圧ドリフタ4を正回転しながら前進させて削
孔ロッド6とシャンクロッド9とを接続する。この状態
でガイドシェル2先端のセントラライザ5のクランプ機
構(図示せず)及びクランプ装置40を「開」状態と
し、削孔ロッド6を解放し、油圧ドリフタ4を駆動させ
て削孔を行う。削孔はシャンクロッド9を介して削孔ロ
ッド6に伝達される油圧ドリフタ4の回転、打撃及び油
圧ドリフタ4のフィードにより達成される。削孔ロッド
6が1本分の削孔長だけ地山内に前進したら、セントラ
ライザ5を「閉」状態にしてロッドの後端をガイドシェ
ル2先端で位置保持する。この状態から油圧ドリフタ4
を逆回転させながら後退させ、ロッド6と油圧ドリフタ
4とを解離する。両者の解離を確認したら、油圧ドリフ
タ4をガイドシェル2に沿って待機位置まで後退させ
る。このサイクルを繰り返し、所定の削孔長に達するま
で、削孔ロッド6を接続して削孔を行う。
【0028】[工程ブロックC:削孔ロッド回収作業]
所定削孔長までの削孔が完了したら、地山内で連結状態
にある削孔ロッド6の回収を行う。まず、最終削孔ロッ
ド6を挿入完了した時点で、油圧ドリフタ4を後退させ
て最終削孔ロッド6を地山内から引き抜く。所定の引き
抜き量に達したら、地山内に存置されているロッド(次
に外すロッド)の後端に位置するセントラライザ5のク
ランプ機構を「閉」状態にするとともに、引き抜かれた
ばかりの最終削孔ロッド6をクランプ装置40を作動さ
せてキャッチし、ロッド保持する。この状態で油圧ドリ
フタ4を逆回転し、ロッドと油圧ドリフタ4とを解離す
る。さらに、ロッド・ボルト格納装置10の旋回アーム
11Aを旋回させてロッドラック20をロッド位置まで
移動し、回収するロッドを格納する切欠21がロッド位
置にくるように、ロッドラック20を作業軸心C近傍ま
で回転させる。回収ロッドを把持しているクランプ装置
40をさらに前進させて、ロッドラック20の切欠21
に装着してロッドラック20内に格納する。その後、ク
ランプ装置40のクランプアーム42を解放し、クラン
プ装置40を後退させる。回収ロッドを格納したロッド
・ボルト格納装置10を待機位置まで戻す。これで1本
の削孔ロッド6の回収が完了する。以後、次の削孔ロッ
ド6の後端位置まで油圧ドリフタ4を前進させてシャン
クロッド9と削孔ロッド6とを接続し、次の削孔ロッド
6を引き抜く工程を所定本数分だけ繰り返す。
【0029】[工程ブロックD:定着材注入作業]削孔
ロッド6をすべて回収したら、油圧ドリフタ4、ロッド
・ボルト格納装置10の位置確認を行い、ロックボルト
施工装置の後方に設置されたモルタルポンプ等のモルタ
ル圧送装置の準備、作動確認を行う。ロッド・ボルト格
納装置10の旋回アーム11Aを駆動してケーシングパ
イプ13軸心と作業軸心Cとを一致させる。ケーシング
パイプ13内には定着材注入管31が収容されている。
同時に注入ホース供給装置30の旋回アーム11Aを作
動させて、同装置の注入ホース32位置を定着材注入管
31の位置とを合わせる。定着材注入管31を孔口に位
置合わせした状態から注入ホース供給装置30を作動し
て注入ホース32をロックボルト孔内に挿入する。送り
長を確認して最奥部まで定着材注入管31が到達した
ら、モルタル圧送を開始する。孔内が奥から徐々に充填
されるので、数分後に注入ホース32の引き抜きを開始
し、所定の引き抜き速度で注入ホース32を引き抜きな
がらモルタル圧送を継続する。モルタル充填が完了した
ら、注入ホース32を引き抜く。このとき、スライムや
定着材が孔外に漏出して周囲を汚さないように、ロック
ボルト施工装置の先端にモルタルカバーを装備しておく
ことが好ましい。モルタルカバーとしては、セントララ
イザ5周囲の前面部分を傘状に覆うプレート等、種々の
形状が可能である。また、カバーの材質としては、硬質
プラスチック、グラスファイバー補強樹脂、鋼板等が好
適である。
【0030】注入ホース32は、引き抜き直後に洗浄す
る。洗浄された状態の注入ホース32を収容する。注入
ホース供給装置30及びロッド・ボルト格納装置10を
待機位置まで戻し、注入作業を完了する。なお、定着材
として使用する材料は、モルタル以外に樹脂系定着材、
セメントミルク等を使用することができる。また、天端
ロックボルトの施工性を考慮して、上向きボルト孔から
のモルタルのボタ落ちを防止するために、チクソ性の高
めた定着材を用いることも好ましい。また、注入ホース
供給装置30をガイドシェル上に搭載しなくても良く、
この場合、ロックボルト施工装置では、ロッド・ボルト
格納装置、クランプ装置の動作により、削孔、ロックボ
ルト挿入作業を一貫して行えるようにすれば良い。
【0031】[工程ブロックE:ロックボルト挿入作
業]ロックボルト7の挿入作業は、基本的には削孔作業
(工程ブロックB)と同等作業である。なお、作業工程
上、ロックボルト挿入作業の後、モルタル充填作業を行
うこともあるが、その場合には、工程ブロックDと工程
ブロックEの順序を入れ換えて一連の作業を行えば良
い。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、長尺ロックボルトを施工する際に、地山削
孔、定着材の注入、ロックボルト挿入の一連の作業を、
機械化施工により、迅速かつ安全に実施できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトンネル用ロックボルト施工装置
の実施の一形態を示した正面図、側面図。
【図2】図1に示したガイドシェル及びガイドシェルに
搭載されている装置の構成を示した平面図。
【図3】図1に示したガイドシェル及びガイドシェルに
搭載されている装置の構成を示した正面図。
【図4】ロッド・ボルト格納装置、クランプ装置の構成
及び動作状態を示した部分断面図。
【図5】ロッドラックの詳細構成を示した拡大図。
【図6】削孔ロッドの構成を示した正面図、横断面図。
【図7】ロッド・ボルト格納装置の動作状態を示した部
分断面図。
【図8】注入ホース供給装置の構成及び動作状態を示し
た部分断面図。
【図9】本発明のロックボルト施工装置によるロックボ
ルト施工の作業フローを示したフローチャート(その
1)。
【図10】本発明のロックボルト施工装置によるロック
ボルト施工の作業フローを示したフローチャート(その
2)。
【図11】本発明のロックボルト施工装置によるロック
ボルト施工の作業フローを示したフローチャート(その
3)。
【符号の説明】
1 ドリルジャンボ 2 ガイドシェル 4 油圧ドリフタ 6 削孔ボルト 7 ロックボルト 10 ロッド・ボルト格納装置 11A,11B 旋回アーム 13 ケーシングパイプ 14 ステップモータ 20 ロッドラック 22 吸着マグネット 24 ロッド押え 30 注入ホース供給装置 31 定着材注入管 32 注入ホース 33 繰り出しローラ 34 油圧モータ 40 クランプ装置 42 クランプアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 康夫 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設株 式会社内 (72)発明者 石橋 茂 埼玉県熊谷市上之2052−2

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネル用ドリルジャンボのガイドシェル
    に搭載されたトンネル用ロックボルト施工装置であっ
    て、前記ガイドシェルに、 該ガイドシェルの長手方向に沿って並列状態を保持して
    複数本の削孔ロッドとロックボルトとをラックに格納
    し、前記削孔ロッドとロックボルトのうち、特定の1本
    を前記ガイドシェル上の所定位置に位置決め可能に前記
    ラックを作動する駆動部を有する格納装置と、 前記ガイドシェルの所定位置に位置決めされた前記特定
    の1本を把持可能なクランプ装置と、 前記格納装置の一部に収容された定着材注入管をガイド
    管とする注入ホースをロックボルト孔内に挿入可能な注
    入ホース供給装置とを搭載したことを特徴とするトンネ
    ル用ロックボルト施工装置。
  2. 【請求項2】トンネル用ドリルジャンボのガイドシェル
    に搭載されたトンネル用ロックボルト施工装置であっ
    て、前記ガイドシェルに、 該ガイドシェルの長手方向に沿って並列状態を保持して
    複数本の削孔ロッドとロックボルトとをラックに格納
    し、前記削孔ロッドとロックボルトのうち、特定の1本
    を前記ガイドシェル上の所定位置に位置決め可能に前記
    ラックを作動する駆動部を有する格納装置と、 前記ガイドシェルの所定位置に位置決めされた前記特定
    の1本を把持可能なクランプ装置とを搭載したことを特
    徴とするトンネル用ロックボルト施工装置。
  3. 【請求項3】前記特定の1本が前記ガイドシェルの所定
    位置に位置決めされたことを検知する検知手段と、該検
    知手段からの動作情報を受け、前記駆動部、クランプ装
    置及びガイドシェル上に装備されたドリフタの連係動作
    指令を出力する制御手段とを前記トンネル用ドリルジャ
    ンボに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載のトンネル用ロックボルト施工装置。
  4. 【請求項4】トンネル用ドリルジャンボのガイドシェル
    に搭載されたトンネル用ロックボルト施工装置であっ
    て、前記ガイドシェルに、該ガイドシェルの長手方向に
    沿って並列状態を保持して複数本の削孔ロッドとロック
    ボルトとをラックに格納し、前記削孔ロッドとロックボ
    ルトのうち、特定の1本を前記ガイドシェル上の所定位
    置に位置決め可能に前記ラックを作動する駆動部を有す
    る格納装置と、前記ガイドシェルの所定位置に位置決め
    された前記特定の1本を把持可能なクランプ装置と、前
    記格納装置の一部に収容された定着材注入管をガイド管
    とする注入ホースをロックボルト孔内に挿入可能な注入
    ホース供給装置とを搭載し、制御手段により所定タイミ
    ングで前記駆動部、クランプ装置、前記ガイドシェル上
    に装備されたドリフタを連係動作させて、前記格納装置
    に格納された複数本の削孔ロッドを、順次接続して削孔
    を行い、削孔完了した孔内に、前記注入ホース供給装置
    を作動させて前記注入ホースを挿入して前記孔内に定着
    材を注入し、しかる後に前記格納装置に格納された複数
    本のロックボルトを、順次接続しながら前記定着材の注
    入された孔内に挿入するようにしたことを特徴とするト
    ンネル用ロックボルト施工装置。
  5. 【請求項5】トンネル用ドリルジャンボのガイドシェル
    に搭載されたトンネル用ロックボルト施工装置であっ
    て、前記ガイドシェルに、該ガイドシェルの長手方向に
    沿って並列状態を保持して複数本の削孔ロッドとロック
    ボルトとをラックに格納し、前記削孔ロッドとロックボ
    ルトのうち、特定の1本を前記ガイドシェル上の所定位
    置に位置決め可能に前記ラックを作動する駆動部を有す
    る格納装置と、前記ガイドシェルの所定位置に位置決め
    された前記特定の1本を把持可能なクランプ装置とを搭
    載し、制御手段により所定タイミングで前記駆動部、ク
    ランプ装置、前記ガイドシェル上に装備されたドリフタ
    を連係動作させて、前記格納装置に格納された複数本の
    削孔ロッドを、順次接続して削孔を行い、削孔完了した
    孔内に前記格納装置に格納された複数本のロックボルト
    を順次接続して前記孔内に挿入するようにしたことを特
    徴とするトンネル用ロックボルト施工装置。
  6. 【請求項6】前記ラックは、略円板状をなし、その周縁
    に沿って所定間隔で切欠が形成され、該切欠位置に前記
    削孔ロッドとロックボルトとを格納するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載乃至請求項3記載のいずれか
    1項に記載のトンネル用ロックボルト施工装置。
  7. 【請求項7】前記トンネル用ドリルジャンボのガイドシ
    ェル上に、複数基が搭載されたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項6のいずれか1項に記載のロックボルト施
    工装置。
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