JPH099615A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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Publication number
JPH099615A
JPH099615A JP15020395A JP15020395A JPH099615A JP H099615 A JPH099615 A JP H099615A JP 15020395 A JP15020395 A JP 15020395A JP 15020395 A JP15020395 A JP 15020395A JP H099615 A JPH099615 A JP H099615A
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JP
Japan
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switching element
capacitor
inductor
switching
diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP15020395A
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English (en)
Inventor
Yasufumi Nakajima
康文 中島
敏夫 ▲浜▼口
Toshio Hamaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH099615A publication Critical patent/JPH099615A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧共振及び電流共振双方の活用によってス
イッチング損失およびノイズを低減した低価格のスイッ
チング電源装置を提供する。 【構成】 直流電源に第1インダクタ2とスイッチ3を直
列接続し、スイッチに並列に、第1キャパシタ4、第1
ダイオード5、そして第2キャパシタ6aとトランス1次
巻線12aとの直列回路を接続し、トランスの2次巻線12b
に第3キャパシタ6bと第2ダイオード8との直列回路を
接続し、第2ダイオード8から平滑回路9を介して負荷10
に電力を供給する。スイッチがオンのとき、第2・第3
キャパシタの合成容量とトランスの漏れインダクタンス
12lとで共振し、第2ダイオードの電流を概略半波共振
波形にする。スイッチがオフのと、トランスの励磁イン
ダクタンスと平滑回路に含まれるインダクタンス成分9l
と第1インダクタとの並列合成インダクタンスと、第1
キャパシタとで共振し、スイッチへの印加電圧が概略半
波共振波形となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用や民生用の電子機
器において、入力直流電圧に概略比例した直流電圧を負
荷に供給するスイッチング電源装置に関し、特に電圧共
振および電流共振の双方を利用して、スイッチング損失
およびスイッチングノイズを大幅に低減させたスイッチ
ング電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スイッチング電源装置は電子機器
の低価格化・小型化・高性能化・省エネルギー化に伴
い、より小型高効率で、かつ、低価格、低ノイズのもの
が強く求められている。
【0003】電圧共振および電流共振双方を利用するこ
とによってスイッチング損失およびスイッチングノイズ
を低減させたスイッチング電源装置として、本出願人が
先に出願した特願平5−268706号の明細書および
図面に記載されているものがある。以下、この従来例を
図5及び6に基づいて説明しておく。
【0004】図5は従来例のスイッチング電源の回路構
成を示す。図中、1は入力直流電圧源であり、以下の説
明において、その電圧をVinとする。13は第1スイ
ッチング素子、14は第1ダイオードであり、第1スイ
ッチング素子13と第1ダイオード14とで第1スイッ
チング手段を構成する。15は第2スイッチング素子、
16は第2ダイオードであり、第2スイッチング素子1
5と第2ダイオード16とで第2スイッチング手段を構
成する。第1スイッチング手段と第2スイッチング手段
は直列接続されて入力直流電圧源に接続される。
【0005】17は第1キャパシタであり、第1スイッ
チング素子13の両端に接続され、第1スイッチング素
子13および第2スイッチング素子15に印加される電
圧の急峻な変化を抑える。6aは第2キャパシタであ
り、直流電圧Vc1を保持する。12はトランスで1次
巻線12aと2次巻線12bを有し、1次巻線12aと
2次巻線12bとの巻数比はn:1である。1次巻線1
2aは第2キャパシタ6aを介して第2スイッチング手
段15,16の両端に接続される。
【0006】6bは第3キャパシタであり、直流電圧V
c2を保持する。8は第3のダイオードであり、アノー
ドがトランスの2次巻線12bの一端に接続され、カソ
ードが第3キャパシタ6bを介して2次巻線12bの他
端に接続される。9は、インダクタ9l及びキャパシタ
9cによって構成された平滑回路であり、その入力側は
第3ダイオード8の両端に接続され、出力側は負荷10
に接続されている。18は制御回路であり平滑回路9の
出力電圧を検出し、出力電圧が一定になるように第1ス
イッチング素子13と第2スイッチング素子15のオン
オフ比を変える制御信号を発生する。
【0007】12lはトランス12の漏れインダクタン
スまたはインダクタであり、トランス12の1次巻線1
2aに直列に接続されている。第2スイッチング素子1
5のオン期間に、第2キャパシタ6aと第3キャパシタ
6bとを組み合わせた容量とインダクタンス12lとの
共振が生じ、トランス12の2次巻線12bに伝達され
る出力電流が共振電流となる。なお、第1スイッチング
素子13と第2スイッチング素子15とが同時にオフと
なる期間があるように制御回路18が設定されている。
【0008】以上のように構成された従来のスイッチン
グ電源装置の各部の動作波形が図6に示されている。図
6において(a)は制御回路18の出力の1つである第
1スイッチング素子13の駆動パルス波形vG1を示して
おり、(b)は制御回路18の出力の1つである第2ス
イッチング素子15の駆動パルス波形vG2を示してお
り、(c)はトランス12の1次巻線電流波形iTPを示
しており、(d)は第1スイッチング手段に印加される
電圧波形vTPを示しており、(e)は第3ダイオード8
を流れる電流波形iSDを示しており、(f)は第3ダイ
オード8に印加される電圧波形vSDを示しており、
(g)は平滑回路9の入力電流波形iFLを示している。
【0009】基本的な動作は下記の通りである。
【0010】時刻t0において、第2スイッチング素子
15がオフしている状態で制御回路18のオン信号vG1
により第1スイッチング素子13がオンすると、トラン
ス12の1次巻線12aに電圧Vin−Vc1が印加さ
れる。この時トランス12の2次巻線12bに電圧(V
in−Vc1)/nが発生し、第3ダイオード8はオフ
状態を持続する。平滑回路9内のインダクタ9lには、
電圧(Vin−Vc1)/n+Vc2−Vo(但し、V
oは出力電圧)が印加され、インダクタ9lを流れる電
流は直線状に増加する。トランス12の1次巻線12a
の電流iTPはトランス12の励磁電流と2次巻線12b
を流れる電流の1次側換算電流の和となるために直線状
に増加し、トランス12およびインダクタ9lに励磁エ
ネルギーが蓄積される。
【0011】時刻t1において、制御回路18のオフ信
号vG1で第1スイッチング素子13がオフすると、第1
スイッチング素子13と第2スイッチング素子15が共
にオフの状態となるが、第1スイッチング素子13の両
端には第3キャパシタ17が接続されているので、第1
スイッチング素子13のターンオフ時におけるトランス
12、その漏れインダクタンスまたはインダクタ12l
およびインダクタ9lに蓄積された励磁エネルギーに起
因する電圧波形の急峻な立ち上がりは緩和され、電圧共
振状態が生ずる。そして、vTPは第2ダイオード16に
よって入力直流電圧源1にクランプされるまで立ち上が
る。
【0012】時刻t2において、制御回路18のオン信
号vG2で第2スイッチング素子15がオンするが、オン
電流が第2ダイオード16を流れても第2スイッチング
素子15を流れても動作に大きな変化はない。第2ダイ
オード16または第2スイッチング素子15がオンする
とトランス12の1次巻線12aに第1キャパシタ6a
に保持されている直流電圧Vc1が印加され、トランス
12の2次巻線12bに電圧Vc1/nが発生し、第3
ダイオード8を順バイアスして導通状態にする。
【0013】第1キャパシタ6aと第2キャパシタ6b
とを組み合わせたものと漏れインダクタンスまたはイン
ダクタ12lとによる共振が生ずるが、その共振周波数
は十分小さく設定されている。第3ダイオード8の電流
SDは電流共振状態となり、ゼロから立ち上がってt3
で再びゼロとなる。従って第3ダイオード10はゼロ電
流スイッチングとなり、リカバリは発生しない。
【0014】またトランス12の励磁インダクタンス値
は励磁電流が負となるように十分小さく設定されている
ために第2スイッチング手段がターンオフするときに、
入力直流電圧源1に電力が回生するように、電流が逆向
きに流れるように設定されるので、第1スイッチング素
子13及び第2スイッチング素子15の寄生容量とトラ
ンス12の分布容量の電荷を放電することが可能とな
る。
【0015】時刻t4において、第2スイッチング素子
15に負電流が流れているときに制御回路18の出力信
号vG2により第2スイッチング素子15がターンオフす
ると、トランス12の漏れインダクタンスまたはインダ
クタ12lの働きで負の電流は継続しようとするため
に、第1、第2スイッチング素子の接続点の電圧vTP
急峻に立ち下がろうとする。しかし、第1スイッチング
素子13の両端には第3キャパシタ17が接続されてい
るために、第2スイッチング素子15のターンオフ時の
電圧vTPの急峻な立ち下がりは緩和される。そして、第
3キャパシタ17の電荷が入力直流電圧源1に回生され
た後、第1ダイオード14がオンになる。
【0016】時刻t5で再び第1スイッチング素子13
がオンになり、時刻t0以降の動作が繰り返される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成にあっ
ては、電流共振を十分活用しているものの、電圧共振に
ついては0から入力電圧Vinまでの範囲で部分的に使
用しているにすぎない。また、スイッチング素子を2個
必要とし、そのうちのハイ側のスイッチ素子(図5中の
15)の駆動回路が複雑になる。このため、十分に低ノ
イズ、低価格とはいえず、改善の余地があった。
【0018】そこで、本発明の目的は、上記のような従
来の課題を解決すべく、スイッチング素子をロー側の1
個のみとすることによって低価格化を図るとともに、電
圧共振および電流共振の双方を十分に活用することによ
って、スイッチング損失およびスイッチングノイズを大
幅に低減したスイッチング電源装置を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のスイッチング電源装置の第1の特徴構成によ
れば、入力直流電圧源に第1インダクタとスイッチング
素子とが直列接続され、前記スイッチング素子に第1キ
ャパシタと第1単方向性導通素子とがそれぞれ並列に接
続され、前記第1単方向性導通素子は、前記直流電圧源
と無充電状態の前記第1インダクタとで導通されること
がない向きに配置され、さらに、第2キャパシタと、第
2インダクタと、第2単方向性導通素子とを直列接続し
たものが前記スイッチング素子と並列に接続され、前記
第2単方向性導通素子は、前記スイッチング素子がオフ
のときに前記入力直流電圧源と無充電状態の前記第1イ
ンダクタと無充電状態の前記第2キャパシタと無充電状
態の前記第2インダクタとで導通されることがない向き
に配置され、前記第2単方向性導通素子の両端に平滑回
路の入力側が接続され、前記平滑回路の出力側から負荷
に対して電力が供給され、前記スイッチング素子がオン
の状態において、前記第2キャパシタ、前記第2インダ
クタ、前記第2単方向性導通素子、及び前記スイッチン
グ素子からなる閉回路で共振し、前記閉回路を流れる電
流が概略半波電流共振波形となり、一方、前記スイッチ
ング素子がオフの状態において、前記スイッチング素子
の両端間電圧が概略半波電圧共振波形となる。
【0020】第2の特徴構成によれば、入力直流電圧源
に第1インダクタとスイッチング素子とが直列接続さ
れ、前記スイッチング素子に第1キャパシタと第1単方
向性導通素子とがそれぞれ並列に接続され、前記第1単
方向性導通素子は前記直流電圧源と無充電状態の前記第
1インダクタとで導通されることがない向きに配置さ
れ、さらに、第2キャパシタと、1次巻線及び2次巻線
と漏れインダクタンスを有するトランスの1次巻線とを
直列接続したものが前記スイッチング素子と並列に接続
され、前記トランスの2次巻線に、第3キャパシタと第
2単方向性導通素子とを直列接続したものが接続され、
前記第2単方向性導通素子は、前記スイッチング素子が
オフのときに無充電状態の前記トランスを介して前記入
力直流電圧源と無充電状態の前記第1インダクタと無充
電状態の前記第2キャパシタと無充電状態の前記第3キ
ャパシタとで導通されることがない向きに配置され、前
記第2単方向性導通素子の両端に平滑回路の入力側が接
続され、前記平滑回路の出力側から負荷に対して電力が
供給され、前記スイッチング素子がオンの状態におい
て、前記トランスを介して直列接続される前記第2キャ
パシタ、前記第3キャパシタ、前記第2単方向性導通素
子、及び前記スイッチング素子からなる閉回路で共振
し、前記閉回路を流れる電流が概略半波電流共振波形と
なり、一方、前記スイッチング素子がオフの状態におい
て、前記スイッチング素子の両端間電圧が概略半波電圧
共振波形となる。
【0021】
【作用】上記のような特徴構成によって、スイッチング
素子がオフのときは半波電圧共振を実現でき、スイッチ
ング素子がオンのときは半波電流共振を実現できる。ス
イッチング素子がオンになる際は、スイッチング素子に
並列のキャパシタのみならず、等価的にスイッチング素
子に並列に存在するスイッチング素子や単方向性導通素
子の寄生容量およびトランスの分布容量などに蓄えられ
たエネルギーを放電してからターンオンするのでスパイ
ク電流の発生が無く、スイッチング手段がオフになる際
は、トランスの漏れインダクタンスの影響によるスパイ
ク電圧の発生が無い。トランスの漏れインダクタンスま
たはインダクタとキャパシタとの共振によって、第2単
方向導通素子(例えばダイオード)のゼロ電流スイッチ
ングが達成され、ダイオードのターンオフリカバリの発
生を無くすることができるので、低ノイズで高効率のス
イッチング電源を実現することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について説明する。
【0023】図1は本発明の第1実施例を示す回路図で
ある。図1において、従来例の説明で用いた図5の回路
素子と同一の働きをする回路素子については、図5の回
路素子と同一の番号を付している。
【0024】入力直流電圧源1に対して第1インダクタ
2とスイッチング素子3とが直列に接続され、スイッチ
ング素子3には、第1キャパシタ4と、第1単方向性導
通素子としての第1ダイオード5とがそれぞれ並列に接
続されている。第1ダイオード5は、直流電圧源1に対
して逆方向となるように接続され、直流電圧源1と無充
電状態の第1インダクタ2とによって順方向にバイアス
されることはない。
【0025】さらに、第2キャパシタ6と、第2インダ
クタ7と、第2単方向性導通素子としての第2ダイオー
ド8とを直列接続したものがスイッチング素子3と並列
に接続されている。第2ダイオード8も直流電圧源に対
して逆方向となるように接続されている。つまり、スイ
ッチング素子3がオフのときに直流電圧源1と無充電状
態の第1インダクタ2と無充電状態の第2キャパシタ6
と無充電状態の第2インダクタ7とによって順方向にバ
イアスされることはない。
【0026】第2ダイオード8の両端には、第3インダ
クタ9l及び第3キャパシタ9cで構成された平滑回路
9の入力側が接続され、その出力側に負荷10が接続さ
れている。スイッチング素子3がオンの状態において、
第2キャパシタ6、第2インダクタ7、第2ダイオード
8、及びスイッチング素子3からなる閉回路で共振す
る。そして、この閉回路を流れる電流は概略半波電流共
振波形となる。一方、スイッチング素子3がオフの状態
においては、スイッチング素子3の両端間電圧が概略半
波電圧共振波形となる。
【0027】尚、11は制御回路であり、上記の電流共
振及び電圧共振を維持するようにスイッチング素子3の
オンオフを制御する制御信号を発生する。
【0028】以上のように構成されたスイッチング電源
装置の動作を、図2に示す各部の動作波形を参照しなが
ら説明する。なお、以下の説明では、第1キャパシタ4
と並列に存在するスイッチング素子3又はダイオード5
や等価的に並列になる第1インダクタ2の分布容量等に
ついては、説明の簡略化のために、第1キャパシタ4に
含まれるものとして説明する。
【0029】図2において、(a)は制御回路11の出
力であるスイッチング素子3の駆動パルスvPGを示して
おり、(b)は第1インダクタ2を流れる電流iINを、
(c)はスイッチング素子3に印加される電圧vPSを、
(d)は並列接続されたスイッチング素子3、第1ダイ
オード5、及び第1キャパシタ4を流れる電流の総和i
PSを、(e)は第2ダイオード8に印加される電圧vSD
を、(f)は第2ダイオード8を流れる電流iSDを、
(g)は平滑回路9の入力電流iFLをそれぞれ示してい
る。
【0030】基本的な動作は下記の通りである。
【0031】まず、時刻t0において、制御回路11の
出力vPGによりスイッチング素子3がオフし、第1ダイ
オード5及び第2ダイオード8が共にオフの状態が生ず
る。この状態において、第1キャパシタ4の容量値が入
力直流電圧源の等価的な容量値あるいは第2キャパシタ
6及び第3キャパシタ9cの容量値より十分小さく設定
され、かつ、第3インダクタ9lのインダクタンス値が
第2インダクタ7のインダクタンス値より十分大きく設
定されておれば、入力直流電圧源1、第2キャパシタ
6、第3キャパシタ9c、そして第2インダクタ7はす
べて無視できる。従って、第1インダクタ2及び第3イ
ンダクタ9lの並列インダクタンスと第1キャパシタ4
とが共振回路を構成している。
【0032】時刻t0における第1インダクタ2を流れ
る電流iINと第3インダクタ9lを流れる電流iFLとを
比べるとiINのほうが大きいため、第1キャパシタ4の
両端電位差vPSは上昇し始め、ピークに達した後下降に
転ずる共振状態になる。第1キャパシタ4の両端電位差
PSが下降してほぼゼロに達し、第1ダイオード5が導
通を始める時点が時刻t1である。時刻t0からt1まで
の間、第1キャパシタ4の両端電位差であるvPSは概略
半波電圧共振波形となり、急峻な電圧変化がないのでノ
イズが少ない。並列接続されたスイッチング素子3、第
1ダイオード5、及び第1キャパシタ4を流れる電流の
和iPSは、時刻t1において負となる。
【0033】時刻t1で第1ダイオード5がオンになり
電流iPSが負を維持している間に、時刻t2において御
回路11の出力vPGによりスイッチング素子3がオンに
なる。第2キャパシタ6の容量値は第1キャパシタ4の
容量値より十分大きく設定してあるため第2キャパシタ
6の両端間電位差の変動は第1キャパシタ4のそれに比
べ非常に小さい。また、スイッチング素子3に印加され
る電圧vPSの最小値は第1ダイオード5でクランプされ
るため概略0であり、同様に第2ダイオード8に印加さ
れる電圧vSDの最小値も概略0であるため、第2キャパ
シタ6の両端間電位差はほぼ0に維持される。このた
め、時刻t1において第1ダイオード5がオンするのと
前後して第2ダイオード8の電流iSDが流れ始める。ま
た、時刻t 1からt2の間、第1ダイオード5はオンを継
続しているため、スイッチング素子に印加される電圧v
PSは概略0である。時刻t2においてスイッチング素子
3がオンになるが、このときスイッチング素子に印加さ
れる電圧vPSは概略0であるため、スイッチング素子3
のオンに伴うスイッチングノイズは非常に小さい。
【0034】時刻t2においてスイッチング素子3がオ
ンになると、スイッチング素子3、第2ダイオード8、
第2インダクタ7、及び第2キャパシタ6よって直列共
振回路が形成される。第2キャパシタ6に保持されてい
る電圧は前述の通り概略0であるが、厳密には、スイッ
チング素子3のオフ期間中に、vPS>vSDとなるように
充電される。その結果、第2ダイオード8が順バイアス
され、共振電流が流れ始める。共振周波数は十分小さく
設定される。時刻t3で共振電流が再びゼロになり、第
2ダイオード8が逆バイアスされるので、共振電流は半
波になる。第2ダイオード8はゼロ電流スイッチングと
なり、ターンオフ時のリカバリノイズは非常に小さい。
【0035】時刻t3において第2ダイオード8がオフ
になった後、時刻t4においてスイッチング素子3がオ
フするまで、各インダクタ及びキャパシタの充電が継続
される。時刻t4において制御回路11の出力vPGによ
りスイッチング素子3がオフすると時刻t0と同じ動作
状態となり、以後、同じ動作が繰り返される。
【0036】次に本発明の第2実施例を図3及び図4に
基づいて説明する。この実施例は、図3の回路図に示す
ようにトランスを有する点で第1実施例と大きく異な
る。トランスを挿入することにより、1次・2次間の絶
縁が確保されるとともに、巻数比を変えることによって
出力電圧を適宜設定することができる。尚、図3に示す
第2実施例の回路図において、図1または図5の回路図
における回路素子と同一の働きをするものについては、
同一の番号を付している。
【0037】図3に示すように、入力直流電圧源1に対
して第1インダクタ2とスイッチング素子3とが直列に
接続され、スイッチング素子3には、第1キャパシタ4
と、第1単方向性導通素子としての第1ダイオード5と
がそれぞれ並列に接続されている。第1ダイオード5
は、直流電圧源1に対して逆方向となるように接続さ
れ、直流電圧源1と無充電状態の第1インダクタ2とに
よって順方向にバイアスされることはない。
【0038】さらに、第2キャパシタ6aと、トランス
12の1次巻線12aとを直列接続したものがスイッチ
ング素子3と並列に接続されている。尚、1次巻線12
aと直列に接続されている12lはトランス12の漏れ
インダクタンス、又は、漏れインダクタンスと1次側も
しくは2次側に接続された付加的な第2インダクタとの
合成インダクタンスを1次側に換算したインダクタンス
である。
【0039】また、トランス12の2次巻線12bには
第3キャパシタ6bと、第2単方向性導通素子としての
第2ダイオード8とを直列接続したものが接続されてい
る。第2ダイオード8は、図3に示す方向で接続され、
スイッチング素子3がオフの時に無充電状態のトランス
12を介して入力直流電圧源1と無充電状態の第1イン
ダクタ2と無充電状態の第2キャパシタ6aと無充電状
態の第3キャパシタ6bとで順方向にバイアスされるこ
とはない。第2ダイオード8の両端には第3インダクタ
9l及び第4キャパシタ9cで構成された平滑回路9の
入力側が接続され、その出力側に負荷10が接続されて
いる。
【0040】スイッチング素子3がオンの状態におい
て、トランス12を介して直列接続される第2キャパシ
タ6a、第3キャパシタ6b、第2ダイオード8、スイ
ッチング素子3からなる閉回路で共振する。そして、第
2ダイオード8を流れる電流i SDは概略半波共振電流波
形となる。一方、スイッチング素子3がオフの状態にお
いては、スイッチング素子の両端間電圧が概略半波電圧
共振波形となる。
【0041】以上のように構成されたスイッチング電源
装置の動作を、図4に示す各部の動作波形を参照しなが
ら説明する。なお、以下の説明では、第1キャパシタ4
と並列に存在するスイッチング素子3又はダイオード5
の寄生容量や等価的に並列になるトランスの分布容量又
は第1インダクタンスの分布容量等については、説明の
簡略化のために、第1キャパシタ4に含まれるものとし
て説明する。
【0042】図4において、(a)は制御回路11の出
力であるスイッチング素子3の駆動パルスvPGを示して
おり、(b)は第1インダクタ2を流れる電流iINを、
(c)はスイッチング素子3に印加される電圧vPSを、
(d)は並列接続されたスイッチング素子3、第1ダイ
オード5、及び第1キャパシタ4を流れる電流の和i PS
を、(e)は第2ダイオード8に印加される電圧v
SDを、(f)は第2ダイオード8を流れる電流iSDを、
(g)は平滑回路9の入力電流iFLをそれぞれ示してい
る。
【0043】基本的な動作は下記の通りである。
【0044】まず、時刻t0において、制御回路11の
出力vPGによりスイッチング素子3がオフし、第1ダイ
オード5及び第2ダイオード8が共にオフの状態が生ず
る。この状態において、第1キャパシタ4の容量値が入
力直流電圧源の等価的な容量値あるいは第2キャパシタ
6aの容量値、さらに、第3キャパシタ6b及び第4キ
ャパシタ9cの容量値の1次側換算値より十分小さく設
定され、かつ、インダクタンス12lのインダクタンス
値が第3インダクタ9lのインダクタンス値の1次側換
算値あるいはトランス12の1次側励磁インダクタンス
値あるいは第1インダクタ2のインダクタンス値より十
分小きく設定されておれば、入力直流電圧源、第2キャ
パシタ6a、第3キャパシタ6b、そしてインダクタン
ス12lはすべて無視できる。従って、トランス12の
1次側励磁インダクタンス、第1インダクタ2、及び第
3インダクタ9lの1次側換算インダクタンスの並列イ
ンダクタンス値と、第1キャパシタ4の容量値とで決ま
る共振周波数を持つ共振回路が形成されている。時刻t
0における第1インダクタ2を流れる電流iINと第3イ
ンダクタ9lを流れる電流iFLの1次側換算値とを比べ
るとiINのほうが大きいため、第1キャパシタ4の両端
電位差vPSは上昇し始め、ピークに達した後、下降に転
ずる共振状態になる共振状態になる。第1キャパシタ4
の両端電位差vPSが降下してほぼ0に達し、第1ダイオ
ード5が導通を始める時点が時刻t1である。時刻t0
らt1までの間、第1キャパシタ4の両端電位差vPS
概略半波電圧共振波形となり、電圧の急峻な変化がない
ため、ノイズが少ない。時刻t 1における並列接続され
たスイッチング素子3、第1ダイオード5、第1キャパ
シタ4を流れる電流の和iPSは、共振のため、負であ
る。
【0045】時刻t1において、第1ダイオード5がオ
ンし、並列接続されたスイッチング素子3、第1ダイオ
ード5、第1キャパシタ4を流れる電流の和iPSが負を
維持している間の時刻t2で制御回路11の出力vPG
よりスイッチング素子3をオンする。第2キャパシタ6
aの容量値及び第3キャパシタ6bの1次側換算容量値
は第1キャパシタ4の容量値より十分大きく設定してあ
るため、トランスを介して直列接続された第2キャパシ
タ6aと第3キャパシタ6bの合成容量の両端間電位差
の変動は第1キャパシタ4のそれに比べ非常に小さい。
また、スイッチング素子3に印加される電圧vPSの最小
値は第1ダイオード5でクランプされるため概略0であ
り、同様に第2ダイオード8に印加される電圧vSDの最
小値も概略0であるため、トランス12を介して直列接
続される第2キャパシタ6aと第3キャパシタ6bとの
合成容量の両端間電位差はほぼ0に維持される。このた
め、時刻t1において第1ダイオード5がオンするのと
前後して第2ダイオード8の電流iSDが流れ始める。ま
た、時刻t1からt2の間、第1ダイオード5はオンを継
続しているため、スイッチング素子に印加される電圧v
PSは概略0である。時刻t2においてスイッチング素子
3がオンになるが、このときスイッチング素子に印加さ
れる電圧vPSは概略0であるため、スイッチング素子3
のオンに伴うスイッチングノイズは非常に小さい。
【0046】時刻t2においてスイッチング素子3がオ
ンになると、トランス12を介して、スイッチング素子
3、第2ダイオード8、第2キャパシタ6a、第3キャ
パシタ6b、インダクタンス12lよって直列共振回路
が形成される。トランスを介して直列接続された第2キ
ャパシタ6aと第3キャパシタ6bとの合成容量に保持
されている電圧は前述の通り概略0であるが、厳密に
は、スイッチング素子3のオフ期間中に、vPS>vSD
なるように充電される。その結果、第2ダイオード8が
順バイアスされ、共振電流が流れ始める。共振周波数は
十分小さく設定される。t3で共振電流は再びゼロとな
り、第2ダイオード8が逆バイアスされるので、共振電
流は半波になる。第2ダイオード8はゼロ電流スイッチ
ングとなり、ターンオフ時のリカバリノイズは非常に小
さい。
【0047】時刻t3において第2ダイオード8がオフ
になった後、時刻t4においてスイッチング素子3がオ
フするまで、各インダクタ及びキャパシタの充電が継続
される。時刻t4において制御回路11の出力vPGによ
りスイッチング素子3がオフすると時刻t0と同じ動作
状態となり、以後、同じ動作が繰り返される。
【0048】第1及び第2の実施例の説明において、電
源として直流電圧源を使用しているが、交流電源を整流
平滑して得られる電圧源を用いても特に問題がないこと
は明らかである。また、スイッチング素子3として具体
的な限定はしていないが、パワートランジスタやパワー
MOSFETなどを使用することができる。パワーMO
SFETを使用した場合は、第1単方向性導通素子5と
してパワーMOSFETの寄生ダイオードを使用するこ
とができる。パワートランジスタを使用した場合は、パ
ワートランジスタのベースとコレクタとの間のダイオー
ドを順方向にバイアスする方向に、パワートランジスタ
のベース端子とエミッタ端子との間にダイオードを付加
することによって、パワートランジスタを逆トランジス
タとして使用し、これによって第1単方向性導通素子5
を省略することが可能である。この場合、付加したダイ
オードは、パワートランジスタのVBEで逆方向電圧が制
限されるので、耐圧の低いものでよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第2単
方向性導通素子を流れる電流を概略半波電流共振波形と
することで第2単方向性導通素子のゼロ電流スイッチン
グを達成し、これによって、単方向性導通素子として使
用されるダイオードのターンオフリカバリの発生を無く
することができる。また、スイッチング素子に印加され
る電圧は概略半波電圧共振波形となり、これによってス
イッチングノイズを最小限にすることができる。さら
に、スイッチング素子のターンオンの際、スイッチング
素子の寄生容量およびトランスの分布容量に蓄えられた
エネルギーを放電してからターンオンするのでスパイク
電流の発生が無く、スイッチング素子のターンオフの
際、トランスの漏れインダクタンスの影響によるスパイ
ク電圧の発生もない。ノイズが少ないため効率もよい。
さらに、スイッチング素子がローサイドの1個だけでよ
くなるので、2個必要であった従来の装置に比べて駆動
回路も簡素化され、安価なスイッチング電源装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るスイッチング電源装
置を示す回路構成図
【図2】図1のスイッチング電源装置の動作波形を示す
説明図
【図3】本発明の第2実施例に係るスイッチング電源装
置を示す回路構成図
【図4】図3のスイッチング電源装置の動作波形を示す
説明図
【図5】従来例に係るスイッチング電源装置の回路構成
【図6】図5のスイッチング電源装置の動作波形を示す
説明図
【符号の説明】
1 入力直流電圧源 2、7、9l インダクタ 3、13、15 スイッチング素子 4、6、6a、6b、9c、17 キャパシタ 5、8、14、16 ダイオード(単方向性導通素子) 9 平滑回路 10 負荷 11、18 制御回路 12 トランス 12a トランスの1次巻線 12b トランスの2次巻線 12l トランスの漏れインダクタンス等を1次側に換
算したインダクタンス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力直流電圧源に第1インダクタとスイ
    ッチング素子とが直列接続され、前記スイッチング素子
    に第1キャパシタと第1単方向性導通素子とがそれぞれ
    並列に接続され、前記第1単方向性導通素子は、前記直
    流電圧源と無充電状態の前記第1インダクタとで導通さ
    れることがない向きに配置され、 さらに、第2キャパシタと、第2インダクタと、第2単
    方向性導通素子とを直列接続したものが前記スイッチン
    グ素子と並列に接続され、前記第2単方向性導通素子
    は、前記スイッチング素子がオフのときに前記入力直流
    電圧源と無充電状態の前記第1インダクタと無充電状態
    の前記第2キャパシタと無充電状態の前記第2インダク
    タとで導通されることがない向きに配置され、 前記第2単方向性導通素子の両端に平滑回路の入力側が
    接続され、前記平滑回路の出力側から負荷に対して電力
    が供給され、 前記スイッチング素子がオンの状態において、前記第2
    キャパシタ、前記第2インダクタ、前記第2単方向性導
    通素子、及び前記スイッチング素子からなる閉回路で共
    振し、前記閉回路を流れる電流が概略半波電流共振波形
    となり、 一方、前記スイッチング素子がオフの状態において、前
    記スイッチング素子の両端間電圧が概略半波電圧共振波
    形となることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 入力直流電圧源に第1インダクタとスイ
    ッチング素子とが直列接続され、前記スイッチング素子
    に第1キャパシタと第1単方向性導通素子とがそれぞれ
    並列に接続され、前記第1単方向性導通素子は前記直流
    電圧源と無充電状態の前記第1インダクタとで導通され
    ることがない向きに配置され、 さらに、第2キャパシタと、1次巻線及び2次巻線と漏
    れインダクタンスを有するトランスの1次巻線とを直列
    接続したものが前記スイッチング素子と並列に接続さ
    れ、 前記トランスの2次巻線に、第3キャパシタと第2単方
    向性導通素子とを直列接続したものが接続され、前記第
    2単方向性導通素子は、前記スイッチング素子がオフの
    ときに無充電状態の前記トランスを介して前記入力直流
    電圧源と無充電状態の前記第1インダクタと無充電状態
    の前記第2キャパシタと無充電状態の前記第3キャパシ
    タとで導通されることがない向きに配置され、 前記第2単方向性導通素子の両端に平滑回路の入力側が
    接続され、前記平滑回路の出力側から負荷に対して電力
    が供給され、 前記スイッチング素子がオンの状態において、前記トラ
    ンスを介して直列接続される前記第2キャパシタ、前記
    第3キャパシタ、前記第2単方向性導通素子、及び前記
    スイッチング素子からなる閉回路で共振し、前記閉回路
    を流れる電流が概略半波電流共振波形となり、 一方、前記スイッチング素子がオフの状態において、前
    記スイッチング素子の両端間電圧が概略半波電圧共振波
    形となることを特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記トランスの1次巻線または2次巻線
    に直列に第2インダクタを付加し、前記スイッチング素
    子がオンの状態において、前記トランスを介して直列接
    続される前記第2キャパシタ、前記第3キャパシタ、前
    記第2インダクタ、前記第2単方向性導通素子、及び前
    記スイッチング素子からなる閉回路で共振し、前記閉回
    路を流れる電流が概略半波共振電流である請求項2記載
    のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 スイッチング素子としてパワーMOSF
    ETを使用し、前記第1単方向性導通素子として前記パ
    ワーMOSFETの寄生ダイオードを使用している請求
    項1、2、又は3記載のスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 スイッチング素子としてパワートランジ
    スタを使用し、前記パワートランジスタのベース・コレ
    クタ間のダイオードを順方向にバイアスするための小容
    量のダイオードをベース端子とエミッタ端子との間に付
    加することによってパワートランジスタを逆トランジス
    タとして使用し、これによって前記第1単方向性導通素
    子が省略されている請求項1、2、又は3記載のスイッ
    チング電源装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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