JPH0995810A

JPH0995810A - ロール状簡易エプロン

Info

Publication number: JPH0995810A
Application number: JP7277221A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Takita; 一彦田北
Original assignee: Nippon Film Co Ltd
Current assignee: Nippon Film Co Ltd
Priority date: 1995-09-28
Filing date: 1995-09-28
Publication date: 1997-04-08

Abstract

(57)【要約】【課題】コストを安くして、使い捨てにした場合でも
経費面での負担にならない簡易エプロンを提供すると共
に、ロール状に形成してコンパクトにまとめて保管や取
り扱いを容易にしたロール状簡易エプロンの提供。【解決手段】長尺シート２に所定間隔をおいて、吊り
紐用ミシン目線３を形成してロール状に巻いたロール状
簡易エプロン１であって、前記吊り紐用ミシン目線３
は、長尺シート２の中央部に形成された略Ｕ字状の曲線
部４と該曲線部４の上端から長尺シート２の両側辺５、
５まで形成された水平部６、６とから形成された構成。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状に形成さ
れた簡易エプロンに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、エプロンは、前垂れ部と、腰周り
の結び紐と、首周りの吊り紐とを備えたもので、家事や
業務用等の働き着として用いられるほか、最近では、焼
き肉屋等、飲食店で衣服を汚しやすい食事をする際に、
ナプキン代わりにエプロンを使用するようにもなってい
る。

【０００３】この飲食店でナプキン代わりに使用するエ
プロンとしては、紙製のものが知られているが、この紙
製エプロンは、前垂れ部と、結び紐部と、吊り紐とを別
々に作り、これらを後加工で接合（接着）するようにし
ていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、前垂れ部と、結び紐部と、吊り紐との各部をそ
れぞれ別々に作り、これらを後加工で接合すると、その
製造に手間がかかるし、その製造等に手間がかかる分、
コストが高くなり、使い捨てにするには経費面から不利
になるという問題があった。また、簡易エプロンはシー
ト状物から形成されているので、多数の簡易エプロンを
まとめた場合には、収納、保管時の納まりが悪いという
問題があった。

【０００５】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たもので、コストを安くして、使い捨てにした場合でも
経費面での負担にならない簡易エプロンを提供すると共
に、ロール状に形成してコンパクトにまとめて保管や取
り扱いを容易にしたロール状簡易エプロンを提供するこ
とを課題としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項１記載のロール状簡易エプロンで
は、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐用ミシン目
線を形成してロール状に巻いたロール状簡易エプロンで
あって、前記吊り紐用ミシン目線は、長尺シートの中央
部に形成された略Ｕ字状の曲線部と該曲線部の上端から
長尺シートの両側辺まで形成された水平部とからなる構
成を採用した。

【０００７】請求項２記載のロール状簡易エプロンで
は、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐用切抜きと
吊り紐上端用ミシン目線を形成してロール状に巻いたロ
ール状簡易エプロンであって、前記吊り紐用切抜きは、
長尺シートの中央部に略Ｕ字状に切抜いて形成され、前
記吊り紐上端用ミシン目線は、吊り紐用切抜きの上端か
ら長尺シートの両側辺まで形成されている構成を採用し
た。

【０００８】請求項３記載のロール状簡易エプロンで
は、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐用ミシン目
線及び結び紐用ミシン目線を形成してロール状に巻いた
ロール状簡易エプロンであって、前記吊り紐用ミシン目
線は、長尺シートの中央部に形成された略Ｕ字状の曲線
部と該曲線部の上端から長尺シートの両側辺まで形成さ
れた水平部とから形成され、前記結び紐用ミシン目線
は、吊り紐用ミシン目線の水平部から曲線部の下端方向
に直状に延長させて、次の吊り紐用ミシン目線の手前ま
で形成された構成を採用した。

【０００９】請求項４記載のロール状簡易エプロンで
は、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐用切抜き、
吊り紐上端用ミシン目線及び結び紐用ミシン目線を形成
してロール状に巻いたロール状簡易エプロンであって、
前記吊り紐用切抜きは、長尺シートの中央部に略Ｕ字状
に切抜いて形成され、前記吊り紐上端用ミシン目線は、
吊り紐用切抜きの上端から長尺シートの両側辺まで形成
され、前記結び紐用ミシン目線は、吊り紐上端用ミシン
目線から吊り紐用切抜きの下端方向に直状に延長させ
て、次の吊り紐用ミシン目線の手前まで形成された構成
を採用した。

【００１０】請求項５記載のロール状簡易エプロンで
は、請求項１、２、３または４記載のロール状簡易エプ
ロンにおいて、前記長尺シートが、長尺シ−トの幅方向
に２つ折または３つ折にされてロール状に巻かれている
構成を採用した。

【００１１】

【作用】本発明の請求項１記載のロール状簡易エプロン
は、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐用ミシン目
線を形成しているので、使用に際しては、長尺シ−トを
一人分引き出し、吊り紐用ミシン目線から破断する。こ
の破断によって、上部に略Ｕ字状の切欠部が形成される
と共に、両端に首周りの吊り紐部が形成され、この吊り
紐部以外の部分が前垂れ部として形成される。このよう
に一枚の縦長方形状シ−トによって吊り紐部と前垂れ部
が一体に形成されているため、これらを別々に作る場合
に比べてその製造が容易になる。また、このロ−ル状簡
易エプロンはロ−ル状に巻かれているから、多数の簡易
エプロンを１本のロールにまとめて収納でき、保管や運
搬あるいは各テ−ブルへの配置作業等の取り扱いが容易
になる。

【００１２】請求項２記載のロール状簡易エプロンで
は、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐用切抜きと
吊り紐上端用ミシン目線を形成しているので、使用に際
しては、長尺シ−トを一人分引き出し、吊り紐上端用ミ
シン目線から破断する。この破断によって、上部に略Ｕ
字状の切欠部が形成されると共に、両端に首周りの吊り
紐部が形成され、この吊り紐部以外の部分が前垂れ部と
して形成される。このように一枚の縦長方形状シ−トに
よって吊紐部と前垂れ部が一体に形成されているため、
これらを別々に作る場合に比べてその製造が容易にな
る。また、このロ−ル状簡易エプロンはロ−ル状に巻か
れているから、多数の簡易エプロンを１本のロールにま
とめて収納でき、保管や運搬あるいは各テ−ブルへの配
置作業等の取り扱いが容易になる。

【００１３】請求項３記載のロール状簡易エプロンで
は、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐用ミシン目
線と結び紐用ミシン目線を形成しているので、使用に際
しては、長尺シ−トを一人分引き出し、吊り紐用ミシン
目線から破断する。この破断によって、縦長方形状シー
トの上端部両側には紐状部分が形成され、この紐状部分
を首周りの吊り紐部として使用できるし、この紐状部分
より下側の縦長方形状シート部分を前垂れ部として使用
できる。また、両側辺には結び紐用ミシン目線が形成さ
れているので、使用時にこのミシン目線を破断すること
により、腰周りの結び紐部が形成される。また、このよ
うに１枚の縦長方形状シートによって、吊り紐と結び紐
及び前垂れ部が一体に形成されているため、これらを別
々に作る場合に比べて、その製造が容易になる。また、
このロ−ル状簡易エプロンはロ−ル状に巻かれているか
ら、多数の簡易エプロンを１本のロールにまとめて収納
でき、保管や運搬あるいは各テ−ブルへの配置作業等の
取り扱いが容易になる。

【００１４】請求項４記載のロール状簡易エプロンで
は、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐用切抜き、
吊り紐上端用ミシン目線及び結び紐用ミシン目線を形成
しているので、使用に際しては、長尺シ−トを一人分引
き出し、吊り紐上端用ミシン目線から破断する。この破
断によって、縦長方形状シートの上端部両側には紐状部
分が形成され、この紐状部分を首周りの吊り紐部として
使用できるし、この紐状部分より下側の縦長方形状シー
ト部分を前垂れ部として使用できる。また、両側辺には
結び紐用ミシン目線が形成されているので、使用時にこ
のミシン目線を破断することにより、腰周りの結び紐部
が形成される。また、このように１枚の縦長方形状シー
トによって、吊り紐と結び紐及び前垂れ部が一体に形成
されているため、これらを別々に作る場合に比べて、そ
の製造が容易になる。また、このロ−ル状簡易エプロン
はロ−ル状に巻かれているから、多数の簡易エプロンを
１本のロールにまとめて収納でき、保管や運搬あるいは
各テ−ブルへの配置作業等の取り扱いが容易になる。

【００１５】請求項５記載のロール状簡易エプロンで
は、長尺シートが幅方向に２つ折または３つ折にされて
ロール状に巻かれているので、ロール状簡易エプロンの
幅が本来の簡易エプロンの幅の２分の１から３分の１に
なり、収納時の納まりがよく保管、運搬時に場所を取ら
ない。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳細に説明する。まず、第１発明のロール状簡易
エプロンの実施の形態を説明する。図１は本実施の形態
のロール状簡易エプロンを示す斜視図、図２は図１のロ
ール状簡易エプロンから分離した簡易エプロンを示す正
面図、図３は図２の簡易エプロンを着用した状態を示す
斜視図である。

【００１７】本実施の形態のロール状簡易エプロン１
は、図１に示すように、難燃性のポリエチレン製のシー
トからなる長尺シート２に所定間隔をおいて、吊り紐用
ミシン目線３を形成し、それをロール状に巻いている。
吊り紐用ミシン目線３は、長尺シ−ト２の中央部に形成
された略Ｕ字状の曲線部４と曲線部４の上端から長尺シ
−ト２の側辺５，５に向かって形成された水平部６とか
ら形成されている。したがって、ロ−ル状簡易エプロン
１から一人分のシ−トを引き出し、吊り紐用ミシン目線
３から破断することにより、図２に示すように、上部に
略Ｕ字状の切欠部７が形成されると共に、下部に切欠部
７と符合する略Ｕ字状の膝覆い部８が形成された簡易エ
プロン９を形成することができる。尚、図中、１０，１
０は簡易エプロン９の上部に形成された吊り紐部、１１
は前垂れ部、１２はロール状簡易エプロン１を壁等に掛
止するためホルダーである。

【００１８】簡易エプロン９を使用するときは、図３に
示すように、前垂れ部１１を身体の前面に当てて、吊り
紐部１０，１０を首周りで結べば、これをエプロンとし
て着用できる。

【００１９】簡易エプロン９の長さとしては、幼児用か
ら大人用として５０ｃｍ〜１００ｃｍのものが用いら
れ、簡易エプロン２の幅についても幼児用から大人用と
して３０ｃｍ〜５０ｃｍのものが用いられ、大きさは幼
児用から大人用まで自由設定可能である。ロール状簡易
エプロン１の大きさとしては直径２０ｃｍ程度が好まし
く、簡易エプロンの厚さによって１０枚巻、２０枚巻と
自由設定できる。

【００２０】このように、１枚の縦長方形状シートによ
って、吊り紐部１０，１０と前垂れ部１１が一体に形成
されているため、これらを別々に作る場合に比べて、そ
の製造が容易になる。そして多数の簡易エプロン９が連
結されてロール状に形成されているので、運搬、保管時
の取扱が簡単となる。

【００２１】次に、図４に基づいて第２発明のロール状
簡易エプロンの実施の形態を説明する。図４は、本実施
の形態のロール状簡易エプロンを示す斜視図である。
尚、本実施の形態において前記第１発明の実施の形態と
同一の構成部分は同一の符号を付してその説明を省略す
る。本実施の形態のロール状簡易エプロン１３は、難燃
性のポリエチレン製のシートからなる長尺シート２に所
定間隔をおいて、略Ｕ字状の吊り紐用切抜き１４と吊り
紐上端用ミシン目線１５を形成し、ロール状に巻いたも
のである。前記吊り紐用切抜き１４は長尺シート２の中
央部に略Ｕ字状に切抜いて形成され、前記吊り紐上端用
ミシン目線１５は吊り紐用切抜き１４の上端から長尺シ
−ト２の側辺５，５まで直線状に形成されている。本実
施の形態のロ−ル状簡易エプロン１３では、シ−トを引
き出し、吊り紐上端用ミシン目線１５から破断すること
により簡易エプロン１６を形成することができる。簡易
エプロン１６を使用するときは、前記第１発明の実施の
形態と同様にして使用する。本実施の形態のロ−ル状簡
易エプロン１３は、吊り紐上端用ミシン目線１５から破
断するだけで簡単に簡易エプロン１６を形成することが
できる。

【００２２】次に、図５に基づいて第３発明のロール状
簡易エプロンの実施の形態を説明する。尚、本実施の形
態において前記第１、２発明の実施の形態と同一の構成
部分は同一の符号を付してその説明を省略する。本実施
の形態のロール状簡易エプロン１７は、難燃性のポリエ
チレン製のシートからなる長尺シート２に所定間隔をお
いて、吊り紐用ミシン目線３と結び紐用ミシン目線１８
を形成し、ロール状に巻いたものである。そして、吊り
紐用ミシン目線３を破断することにより簡易エプロン１
９が形成される。前記結び紐用ミシン目線１８は、簡易
エプロン１９の両側寄り部分に、側辺５，５と平行に、
吊り紐用ミシン目線３の水平部６を始端として曲線部４
の下端方向に直上に延長して、次の吊り紐用ミシン目線
３の手前まで形成されている。尚、この結び紐用ミシン
目線１８の端部には、応力集中を防止するために、丸孔
２０が形成されている。使用時には、吊り紐用ミシン目
線３に沿って簡易エプロン１９を切り離すと共に、結び
紐用ミシン目線１８を切り離す。この切り離しによって
簡易エプロン１９上端部に吊り紐部１０，１０と、簡易
エプロン１９の両側部に腰周りの結び紐部２１が形成さ
れる。そして、図６に示すように、前垂れ部１１を身体
の全面に当てて、結び紐部２１を腰周りで結び、吊り紐
部１０，１０を首周りで結べば、これをエプロンとして
着用できる。

【００２３】このように、本実施の形態の簡易エプロン
１９では１枚の縦長方形状シートによって、吊り紐部１
０，１０、結び紐部２１，２１及び前垂れ部１１が一体
に形成されているため、これらを別々に作る場合に比べ
て、その製造が容易になる。そして多数の簡易エプロン
が連結されてロール状に形成されているので、運搬、保
管時の取扱が簡単となる。

【００２４】次に、図７に基づいて第４発明のロール状
簡易エプロンの実施の形態を説明する。尚、本実施の形
態において前記第１、２、３発明の実施の形態と同一の
構成部分は同一の符号を付してその説明は省略する。本
実施の形態のロール状簡易エプロン２２は、難燃性のポ
リエチレン製のシートからなる長尺シート２に所定間隔
をおいて、吊り紐用切抜き１４、吊り紐上端用ミシン目
線１５及び結び紐用ミシン目線１８を形成し、ロール状
に巻いたものである。そして、吊り紐上端用ミシン目線
１５を破断することにより簡易エプロン２３が形成され
る。前記吊り紐用切抜き１４は長尺シート２の中央部に
略Ｕ字状に切抜いて形成され、前記吊り紐上端用ミシン
目線１５は吊り紐用切抜き１４の上端から長尺シ−ト２
の側辺５，５まで直線状に形成されている。前記結び紐
用ミシン目線１８は、簡易エプロン２３の両側寄り部分
に、側辺５，５と平行に、吊り紐上端用ミシン目線１５
を始端として吊り紐用切抜き１４の下端方向に直上に延
長して、次の吊り紐上端用ミシン目線１５の手前まで形
成されている。尚、この結び紐用ミシン目線１８の端部
には、応力集中を防止するために、丸孔２０が形成され
ている。

【００２５】次に、図８に基づいて第５発明のロ−ル状
簡易エプロンの実施の形態について説明する。本実施の
形態のロ−ル状簡易エプロンは、第１〜４発明の簡易エ
プロンの長尺シ−トを二つ折り又は三つ折したものをロ
−ル状に巻いて形成したものである。図８（イ）は長尺
シ−トを幅方向に二つ折りにして、長尺シ−トの幅を二
分の一にしたものであり、図８（ロ）は長尺シ−トの左
右の四分の一づつを内側に折畳んで三つ折にして、長尺
シ−トの幅を二分の一にしたものであり、図８（ハ）は
長尺シ−トの左右のいずれか一方の三分の一を内側に折
り、次に他方の三分の一をその上から重ねることにより
三つ折にして長尺シ−トの幅を三分の一にしたものであ
る。本実施の形態では、これによりロ−ル状簡易エプロ
ンの幅を狭くすることができて、収納、保管が容易にな
る。

【００２６】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明したが、具体的な構成はこの実施の形態に限定される
ものではない。例えば、長尺シートの素材は、実施の形
態で示した難燃性のポリエチレンの他に、ポリプロピレ
ン、その他の難燃性樹脂を用いることができるし、紙の
上にポリエチレンやポリプロピレン製のフィルムをラミ
ネートしたもの等を用いてもよい。また、汁物が付着し
たときの垂れを防止するために、エンボス加工を施した
シート材を用いるようにしてもよい。また、長尺シ−ト
としては、一枚ものの他チュ−ブ状のものを使用しても
よい。また、実施の形態では吊り紐用ミシン目線の水平
部及び吊り紐上端用ミシン目線は直線状のものについて
説明したが、これに限らずＵ字状または円弧状に形成し
てもよい。

【００２７】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載のロ
ール状簡易エプロンにあっては、長尺シートに所定間隔
をおいて、吊り紐用ミシン目線を形成してロール状に巻
いているので、多数の簡易エプロンを１本のロールにま
とめて収納でき、保管、運搬等の取扱いが簡単となる。
そして、簡易エプロンは上端部に略Ｕ字状の切欠部を有
しているので、縦長方形状シートの上端部両側には紐状
部分が形成され、この紐状部分を首周りの吊り紐として
使用できるし、この紐状部分より下側の縦長方形状シー
ト部分を前垂れ部として使用できる。また、ロール状簡
易エプロンをホルダーによって壁等に掛止すれば簡易エ
プロンを引き出し自在に設置することができ、使用時に
は必要枚数の簡易エプロンを適宜引き出して使用するこ
とができる。そして、吊り紐部と前垂れ部が１枚の縦長
方形状シートによって一体に形成されているため、これ
らを別々に作る場合に比べて、その製造が容易になり、
その分、コストが安くなって、使い捨てにした場合でも
経費面での負担にならない等の効果が得られる。

【００２８】また、請求項２記載のロール状簡易エプロ
ンにあっては、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐
用切抜き及び吊り紐上端用ミシン目線を形成してロール
状に巻いているので、多数の簡易エプロンを１本のロー
ルにまとめて収納でき、保管、運搬等の取扱いが簡単と
なる。そして、簡易エプロンは上端部にＵ字状の切欠部
を有しているので、縦長方形状シートの上端部両側には
紐状部分が形成され、この紐状部分を首周りの吊り紐と
して使用できるし、この紐状部分より下側の縦長方形状
シート部分を前垂れ部として使用できる。また、ロール
状簡易エプロンをホルダーによって壁等に掛止すれば簡
易エプロンを引き出し自在に設置することができ、使用
時には必要枚数の簡易エプロンを適宜引き出して使用す
ることができる。そして、吊り紐部と前垂れ部が１枚の
縦長方形状シートによって一体に形成されているため、
これらを別々に作る場合に比べて、その製造が容易にな
り、その分、コストが安くなって、使い捨てにした場合
でも経費面での負担にならない等の効果が得られる。

【００２９】また、請求項３記載のロール状簡易エプロ
ンにあっては、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐
用ミシン目線及び結び紐用ミシン目線を形成してロール
状に巻いているので、多数の簡易エプロンを１本のロー
ルにまとめて収納でき、保管、運搬等の取扱いが簡単と
なる。そして、簡易エプロンは上端部にＵ字状の切欠部
を有しているので、縦長方形状シートの上端部両側には
紐状部分が形成され、この紐状部分を首周りの吊り紐と
して使用できるし、この紐状部分より下側の縦長方形状
シート部分を前垂れ部として使用できる。また、両側辺
には結び紐用ミシン目線が形成されているので、使用時
にこのミシン目線を破断することにより、腰周りの結び
紐部が形成される。また、ロール状簡易エプロンをホル
ダーによって壁等に掛止すれば簡易エプロンを引き出し
自在に設置することができ、使用時には必要枚数の簡易
エプロンを適宜引き出して使用することができる。そし
て、吊り紐部と前垂れ部が１枚の縦長方形状シートによ
って一体に形成されているため、これらを別々に作る場
合に比べて、その製造が容易になり、その分、コストが
安くなって、使い捨てにした場合でも経費面での負担に
ならない等の効果が得られる。

【００３０】また、請求項４記載のロール状簡易エプロ
ンにあっては、長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐
用切抜き、吊り紐上端用ミシン目線及び結び紐用ミシン
目線を形成してロール状に巻いているので、多数の簡易
エプロンを１本のロールにまとめて収納でき、保管、運
搬等の取扱いが簡単となる。そして、簡易エプロンは上
端部にＵ字状の切欠部を有しているので、縦長方形状シ
ートの上端部両側には紐状部分が形成され、この紐状部
分を首周りの吊り紐として使用できるし、この紐状部分
より下側の縦長方形状シート部分を前垂れ部として使用
できる。また、両側辺には結び紐用ミシン目線が形成さ
れているので、使用時にこのミシン目線を破断すること
により、腰周りの結び紐部が形成される。また、ロール
状簡易エプロンをホルダーによって壁等に掛止すれば簡
易エプロンを引き出し自在に設置することができ、使用
時には必要枚数の簡易エプロンを適宜引き出して使用す
ることができる。そして、吊り紐部と前垂れ部が１枚の
縦長方形状シートによって一体に形成されているため、
これらを別々に作る場合に比べて、その製造が容易にな
り、その分、コストが安くなって、使い捨てにした場合
でも経費面での負担にならない等の効果が得られる。

【００３１】次に、請求項５記載のロール状簡易エプロ
ンでは、長尺シートが２つ折または３つ折にされてロー
ル状に形成されているので、ロール状簡易エプロンの幅
が本来の簡易エプロンの幅の２分の１から３分の１にな
り、収納時の納まりがよく、保管、運搬時に場所を取ら
ない。また、ロール状簡易エプロンから簡易エプロンを
引き出すときにも、幅が小さいので扱い易い等の効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１発明のロール状簡易エプロンを示す斜視図
である。

【図２】図１のロ−ル状簡易エプロンから分離した簡易
エプロンを示す正面図である。

【図３】図２の簡易エプロンを着用した状態を示す斜視
図である。

【図４】第２発明のロール状簡易エプロンを示す斜視図
である。

【図５】第３発明のロール状簡易エプロンを示す斜視図
である。

【図６】図５のロール状簡易エプロンから分離した簡易
エプロンを着用した状態を示す斜視図である。

【図７】第４発明のロール状簡易エプロンを示す斜視図
である。

【図８】長尺シートの折りたたみ状態を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１ロール状簡易エプロン２長尺シート３吊り紐用ミシン目線４吊り紐用ミシン目線の曲線部５長尺シ−トの側辺６吊り紐用ミシン目線の水平部７切欠部９簡易エプロン１０吊り紐部１３ロール状簡易エプロン１４吊り紐用切抜き１５吊り紐上端用ミシン目線１６簡易エプロン１７ロール状簡易エプロン１８結び紐用ミシン目線１９簡易エプロン２１結び紐部２２ロール状簡易エプロン２３簡易エプロン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐
用ミシン目線を形成してロール状に巻いたロール状簡易
エプロンであって、前記吊り紐用ミシン目線は、長尺シートの中央部に形成
された略Ｕ字状の曲線部と該曲線部の上端から長尺シー
トの両側辺まで形成された水平部とから形成されている
ことを特徴とするロール状簡易エプロン。
【請求項２】長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐
用切抜きと吊り紐上端用ミシン目線を形成してロール状
に巻いたロール状簡易エプロンであって、前記吊り紐用切抜きは、長尺シートの中央部に略Ｕ字状
に切抜いて形成され、前記吊り紐上端用ミシン目線は、吊り紐用切抜きの上端
から長尺シートの両側辺まで形成されていることを特徴
とするロール状簡易エプロン。
【請求項３】長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐
用ミシン目線及び結び紐用ミシン目線を形成してロール
状に巻いたロール状簡易エプロンであって、前記吊り紐用ミシン目線は、長尺シートの中央部に形成
された略Ｕ字状の曲線部と該曲線部の上端から長尺シー
トの両側辺まで形成された水平部とから形成され、前記結び紐用ミシン目線は、吊り紐用ミシン目線の水平
部から曲線部の下端方向に直状に延長させて、次の吊り
紐用ミシン目線の手前まで形成されたことを特徴とする
ロール状簡易エプロン。
【請求項４】長尺シートに所定間隔をおいて、吊り紐
用切抜き、吊り紐上端用ミシン目線及び結び紐用ミシン
目線を形成してロール状に巻いたロール状簡易エプロン
であって、前記吊り紐用切抜きは、長尺シートの中央部に略Ｕ字状
に切抜いて形成され、前記吊り紐上端用ミシン目線は、吊り紐用切抜きの上端
から長尺シートの両側辺まで形成され、前記結び紐用ミシン目線は、吊り紐上端用ミシン目線か
ら吊り紐用切抜きの下端方向に直状に延長させて、次の
吊り紐用ミシン目線の手前まで形成されたことを特徴と
するロール状簡易エプロン。
【請求項５】前記長尺シートが、長尺シ−トの幅方向
に２つ折または３つ折にされてロール状に巻かれている
ことを特徴とする請求項１、２、３または４記載のロー
ル状簡易エプロン。