JPH0994022A - モーア - Google Patents
モーアInfo
- Publication number
- JPH0994022A JPH0994022A JP25239695A JP25239695A JPH0994022A JP H0994022 A JPH0994022 A JP H0994022A JP 25239695 A JP25239695 A JP 25239695A JP 25239695 A JP25239695 A JP 25239695A JP H0994022 A JPH0994022 A JP H0994022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- blade housing
- input pulley
- mower
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦軸芯周りで回転する複数のブレードを内装
した刈刃ハウジングの上面に縦軸芯周りで回転する入力
プーリーを設けてあるモーアにおいて、前記入力プーリ
ーに動力を伝達するベルトテンションクラッチの入り操
作に伴うベルト緊張力によって入力プーリーを回転自在
に支持する支軸の傾きを抑制する。 【解決手段】 障害物乗上用ローラ１２を、複数のブレ
ード９の回転軌跡ａの後部に沿って設けられたバキュー
ムプレート１３と刈刃ハウジング８の後部壁８ａとによ
って囲まれたスペースＳ内に配置すると共に、前記入力
プーリー７ａを回転自在に支持する支軸７ｃの取付座７
ｄを、前記障害物乗上用ローラ１２が配置された刈刃ハ
ウジング部分の上面に取付け、さらに、バキュームプレ
ート１３と刈刃ハウジング８の後部壁８ａとを前記障害
物乗上用ローラ１２を回転自在に支持する支軸１４ａの
左右一対の支持プレート１４を介して連結してある。
した刈刃ハウジングの上面に縦軸芯周りで回転する入力
プーリーを設けてあるモーアにおいて、前記入力プーリ
ーに動力を伝達するベルトテンションクラッチの入り操
作に伴うベルト緊張力によって入力プーリーを回転自在
に支持する支軸の傾きを抑制する。 【解決手段】 障害物乗上用ローラ１２を、複数のブレ
ード９の回転軌跡ａの後部に沿って設けられたバキュー
ムプレート１３と刈刃ハウジング８の後部壁８ａとによ
って囲まれたスペースＳ内に配置すると共に、前記入力
プーリー７ａを回転自在に支持する支軸７ｃの取付座７
ｄを、前記障害物乗上用ローラ１２が配置された刈刃ハ
ウジング部分の上面に取付け、さらに、バキュームプレ
ート１３と刈刃ハウジング８の後部壁８ａとを前記障害
物乗上用ローラ１２を回転自在に支持する支軸１４ａの
左右一対の支持プレート１４を介して連結してある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦軸芯周りで回転
する複数のブレードを内装した刈刃ハウジングの上面に
縦軸芯周りで回転する入力プーリーを設けてあるモーア
に関する。
する複数のブレードを内装した刈刃ハウジングの上面に
縦軸芯周りで回転する入力プーリーを設けてあるモーア
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のモーアは、実開平４‐１２０４２
２号公報に示されるように、入力プーリー、入力プーリ
ーを回転自在に支持する支軸、支軸下端の取付座を一体
的に構成して、その取付座をボルトを介して刈刃ハウジ
ングの上面に取付けてある。
２号公報に示されるように、入力プーリー、入力プーリ
ーを回転自在に支持する支軸、支軸下端の取付座を一体
的に構成して、その取付座をボルトを介して刈刃ハウジ
ングの上面に取付けてある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】走行機体からモーアへ
動力を伝達するベルトテンションクラッチの入り操作に
伴うベルトの緊張力によって支軸にモーメントが作用す
る為、支軸の取付座に負担が掛かり、取付座周りの刈刃
ハウジングの上面が変形、或いは、刈刃ハウジングのボ
ルト孔からクラックが発生し易い。
動力を伝達するベルトテンションクラッチの入り操作に
伴うベルトの緊張力によって支軸にモーメントが作用す
る為、支軸の取付座に負担が掛かり、取付座周りの刈刃
ハウジングの上面が変形、或いは、刈刃ハウジングのボ
ルト孔からクラックが発生し易い。
【０００４】そこで、上記欠点を解消する手段として、
刈刃ハウジングの肉厚を厚くすることが考えられが、刈
刃ハウジング全体が重くなり、モーアを昇降駆動する油
圧シリンダ等の駆動装置の大型化を招く不都合がある。
刈刃ハウジングの肉厚を厚くすることが考えられが、刈
刃ハウジング全体が重くなり、モーアを昇降駆動する油
圧シリンダ等の駆動装置の大型化を招く不都合がある。
【０００５】本発明の目的は、モーアの重量増加などを
招くことなくベルトテンションクラッチの入り操作に伴
う刈刃ハウジングの変形、破損を抑制する点にある。
招くことなくベルトテンションクラッチの入り操作に伴
う刈刃ハウジングの変形、破損を抑制する点にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、障害物乗上用ローラを、複数のブレードの回転軌跡
の後部に沿ったバキュームプレートと刈刃ハウジングの
後部壁とによって囲まれたスペース内に配置すると共
に、前記入力プーリーを回転自在に支持する支軸の取付
座を前記障害物乗上用ローラ上方の刈刃ハウジング部分
に取付け、さらに、バキュームプレートと刈刃ハウジン
グの後部壁とを前記障害物乗上用ローラを回転自在に支
持する支軸の左右一対の支持プレートを介して連結して
ある。 〔作用〕障害物乗上用ローラの支持プレートが、入力プ
ーリーが取付けられた刈刃ハウジング上壁部分を補強す
るので、ベルトテンションクラッチの入り操作に伴う支
軸に作用するモーメントに対して強力に対抗することな
り、入力プーリーが取付けられた刈刃ハウジング上壁部
分周りの変形を抑制する。 〔効果〕このように、障害物乗上用ローラの支持プレー
トを入力プーリーが取付けられた刈刃ハウジング上壁部
分の補強部材に利用することによって、刈刃ハウジング
の重量増加を招くことなく、ベルトテンションクラッチ
の入り操作に伴う刈刃ハウジングの変形、或いは、クラ
ックの発生を抑制し得る。
は、障害物乗上用ローラを、複数のブレードの回転軌跡
の後部に沿ったバキュームプレートと刈刃ハウジングの
後部壁とによって囲まれたスペース内に配置すると共
に、前記入力プーリーを回転自在に支持する支軸の取付
座を前記障害物乗上用ローラ上方の刈刃ハウジング部分
に取付け、さらに、バキュームプレートと刈刃ハウジン
グの後部壁とを前記障害物乗上用ローラを回転自在に支
持する支軸の左右一対の支持プレートを介して連結して
ある。 〔作用〕障害物乗上用ローラの支持プレートが、入力プ
ーリーが取付けられた刈刃ハウジング上壁部分を補強す
るので、ベルトテンションクラッチの入り操作に伴う支
軸に作用するモーメントに対して強力に対抗することな
り、入力プーリーが取付けられた刈刃ハウジング上壁部
分周りの変形を抑制する。 〔効果〕このように、障害物乗上用ローラの支持プレー
トを入力プーリーが取付けられた刈刃ハウジング上壁部
分の補強部材に利用することによって、刈刃ハウジング
の重量増加を招くことなく、ベルトテンションクラッチ
の入り操作に伴う刈刃ハウジングの変形、或いは、クラ
ックの発生を抑制し得る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をミッ
ドマウント型乗用芝刈機のモーアに付いて説明する。
ドマウント型乗用芝刈機のモーアに付いて説明する。
【０００８】図１に示すように、前・後輪１，２を備え
た機体３前部のボンネット４内に出力軸を下方に向けて
突出した縦軸型のエンジン５を配置し、そのエンジン５
の出力プーリー５ａからベルトテンションクラッチ式の
ベルト伝動装置６を介して前・後輪１，２の間に装備し
たモーアＭの入力プーリー７ａに伝動可能に構成してあ
る。
た機体３前部のボンネット４内に出力軸を下方に向けて
突出した縦軸型のエンジン５を配置し、そのエンジン５
の出力プーリー５ａからベルトテンションクラッチ式の
ベルト伝動装置６を介して前・後輪１，２の間に装備し
たモーアＭの入力プーリー７ａに伝動可能に構成してあ
る。
【０００９】図２乃至図５に示すように、前記モーアＭ
は、刈刃ハウジング８内に縦軸芯Ｐ周りで回転する３枚
のブレード９を内装した３枚ブレード形式のモーアであ
って、刈刃ハウジング８の後部上面に、前記ベルト伝動
装置６から動力が伝達される入力プーリー７ａと、各ブ
レード９の入力プーリー９ａに動力を伝達する出力プー
リー７ｂとを一体的に備えた２段プーリー７が取付けら
れており、前記出力プーリー７ｂと前記各ブレード９の
入力プーリー９ａとに亘ってブレード駆動用のベルト伝
動装置１０が巻回されている。
は、刈刃ハウジング８内に縦軸芯Ｐ周りで回転する３枚
のブレード９を内装した３枚ブレード形式のモーアであ
って、刈刃ハウジング８の後部上面に、前記ベルト伝動
装置６から動力が伝達される入力プーリー７ａと、各ブ
レード９の入力プーリー９ａに動力を伝達する出力プー
リー７ｂとを一体的に備えた２段プーリー７が取付けら
れており、前記出力プーリー７ｂと前記各ブレード９の
入力プーリー９ａとに亘ってブレード駆動用のベルト伝
動装置１０が巻回されている。
【００１０】前記モーアＭは、刈刃ハウジング８の後部
に刈高さ調節用の左右一対のゲージ輪１１を備え、ま
た、刈刃ハウジング８の後部中央に障害物乗上用のロー
ラ１２を備え、前記障害物乗上用ローラ１２は、ブレー
ド９の回転軌跡ａの後部に沿って設けられたバキューム
プレート１３と刈刃ハウジング８の後部壁８ａとによっ
て囲まれたスペースＳ内に配置されており、バキューム
プレート１３と刈刃ハウジング８の後部壁８ａとに亘っ
て架設連結された左右一対の支持プレート１４に支軸１
４ａを介して回転自在に装着されている。前記左右一対
の支持プレート１４は、バキュームプレート１３の背面
並びに刈刃ハウジング８上壁内面及び刈刃ハウジング後
部壁８ａ内面全体に亘って溶接連結されている。
に刈高さ調節用の左右一対のゲージ輪１１を備え、ま
た、刈刃ハウジング８の後部中央に障害物乗上用のロー
ラ１２を備え、前記障害物乗上用ローラ１２は、ブレー
ド９の回転軌跡ａの後部に沿って設けられたバキューム
プレート１３と刈刃ハウジング８の後部壁８ａとによっ
て囲まれたスペースＳ内に配置されており、バキューム
プレート１３と刈刃ハウジング８の後部壁８ａとに亘っ
て架設連結された左右一対の支持プレート１４に支軸１
４ａを介して回転自在に装着されている。前記左右一対
の支持プレート１４は、バキュームプレート１３の背面
並びに刈刃ハウジング８上壁内面及び刈刃ハウジング後
部壁８ａ内面全体に亘って溶接連結されている。
【００１１】前記２段プーリー７は、プーリー７ａ，７
ｂ、支軸７ｃ、取付座７ｄが一体的に組付けられてユニ
ット化されており、そのユニット化された２段プーリー
７の取付座７ｄが、前記障害物乗上用ローラ１２の支持
プレート１４によって補強された刈刃ハウジング上壁部
分にボルト１５を介して連結されている。
ｂ、支軸７ｃ、取付座７ｄが一体的に組付けられてユニ
ット化されており、そのユニット化された２段プーリー
７の取付座７ｄが、前記障害物乗上用ローラ１２の支持
プレート１４によって補強された刈刃ハウジング上壁部
分にボルト１５を介して連結されている。
【００１２】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、３枚ブレードのモーアに付いて説明したが、２枚ブ
レードのモーアに適用することができる。
は、３枚ブレードのモーアに付いて説明したが、２枚ブ
レードのモーアに適用することができる。
【００１３】また、上記実施の形態においては、入力プ
ーリーの取付座をボルトを介して刈刃ハウジングに取付
けたが、溶接によって取付けても良い。
ーリーの取付座をボルトを介して刈刃ハウジングに取付
けたが、溶接によって取付けても良い。
【００１４】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】全体側面図
【図２】モーアの平面図
【図３】モーアの底面図
【図４】障害物乗上用ローラの取付け状態を示す縦断側
面図
面図
【図５】同、縦断背面図
７ａ 入力プーリー ７ｃ 支軸 ７ｄ 取付座 ８ 刈刃ハウジング ８ａ 刈刃ハウジング後部壁 ９ ブレード １２ 障害物乗上用ローラ １３ バキュームプレート １４ 支持プレート １４ａ 支軸 Ｍ モーア Ｐ 縦軸芯
Claims (1)
- 【請求項１】 縦軸芯（Ｐ）周りで回転する複数のブレ
ード（９）を内装した刈刃ハウジング（８）の上面に縦
軸芯周りで回転する入力プーリー（７ａ）を設けてある
モーアであって、障害物乗上用ローラ（１２）を、複数
のブレード（９）の回転軌跡（ａ）の後部に沿って設け
られたバキュームプレート（１３）と刈刃ハウジング
（８）の後部壁（８ａ）とによって囲まれたスペース
（Ｓ）内に配置すると共に、前記入力プーリー（７ａ）
を回転自在に支持する支軸（７ｃ）の取付座（７ｄ）
を、前記障害物乗上用ローラ（１２）が配置された刈刃
ハウジング部分の上面に取付け、さらに、バキュームプ
レート（１３）と刈刃ハウジング（８）の後部壁（８
ａ）とを前記障害物乗上用ローラ（１２）を回転自在に
支持する支軸（１４ａ）の左右一対の支持プレート（１
４）を介して連結してあるモーア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25239695A JPH0994022A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | モーア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25239695A JPH0994022A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | モーア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0994022A true JPH0994022A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17236754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25239695A Pending JPH0994022A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | モーア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0994022A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7448194B2 (en) * | 2006-08-29 | 2008-11-11 | Kubota Corporation | Mower deck with ventilation hole |
| JP2011205946A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Kubota Corp | 乗用型草刈機 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25239695A patent/JPH0994022A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7448194B2 (en) * | 2006-08-29 | 2008-11-11 | Kubota Corporation | Mower deck with ventilation hole |
| JP2011205946A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Kubota Corp | 乗用型草刈機 |
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