JPH0992714A - 半導体ウエハ収納用帯電防止容器 - Google Patents

半導体ウエハ収納用帯電防止容器

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JPH0992714A
JPH0992714A JP27198395A JP27198395A JPH0992714A JP H0992714 A JPH0992714 A JP H0992714A JP 27198395 A JP27198395 A JP 27198395A JP 27198395 A JP27198395 A JP 27198395A JP H0992714 A JPH0992714 A JP H0992714A
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container
lid
wafer
antistatic
container body
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JP27198395A
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English (en)
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Akira Nakamura
明 中村
Masahiko Fuyumuro
昌彦 冬室
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円板状半導体ウエハの運搬、保管、収納・取
出し作業に適し、かつこれらの最中における静電気によ
る各種の弊害を排除することができるウエハ収納用帯電
防止容器を提供する。 【解決手段】 円板状の半導体ウエハを多数枚重ねて収
納可能な有底円筒状の容器本体2と、容器本体の円筒部
2bの外周を覆う筒部3aを有する蓋体3とで構成し、
容器本体の円筒部外面と蓋体の筒部内面との間に15°
〜45°の相対回動角度で両者を着脱できる部分ねじ2
f,3gを設け、容器本体の底部を円形状または正方形
状とし、蓋体の筒部を正四角柱形状に構成してなる半導
体ウエハ収納用帯電防止容器であって、容器本体および
蓋体が永久帯電防止樹脂からなることを特徴とする。永
久帯電防止樹脂は透明であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円板状の半導体ウ
エハ(以下、「ウエハ」と言う)を運搬、保管する際に
使用するウエハ用の容器に関し、詳しくは、ウエハの運
搬、保管、収納・取出し作業に適し、かつこれらの最中
における静電気による各種の弊害を排除することができ
るウエハ収納用帯電防止容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエハの運搬、保管に使用する容器とし
て、従来、USP4,787,508に記載のものが知
られている。このウエハ収納用帯電防止容器は、図7に
示すように、円板状のウエハを多数枚重ねて収納可能な
有底円筒状の容器本体aと、容器本体aの円筒部bの外
周を覆う円筒部cを有する蓋体dとで構成され、容器本
体aの底部eの上面に設けられた雄ねじfと、蓋体dの
円筒部cの先端内面に設けられた雌ねじgとにより、容
器本体aと蓋体dとが着脱できるように構成されてい
る。また、容器本体aの底部e外周面には連続した筋状
の凹凸からなる滑り止め用ローレットが形成され、蓋体
dの上面には同様のローレットを外周面に形成した円形
の着脱用凸部hが設けられており、上記着脱を容易とす
るような構成が施されている。
【0003】さらに、上記のウエハ収納用帯電防止容器
においては、容器本体aの円筒部bに、その全長に亙る
大気開放用のスリットiが複数条設けられ、円筒部b内
に収納されたウエハを真空吸着等により取出すことがで
きるように構成されている。加えて、蓋体dの上面に
は、前記着脱用凸部hの周囲にリング状突起jが形成さ
れ、その外周面が他の容器本体aの底部e下面側に嵌合
することで、多数のウエハ収納用帯電防止容器を相互に
上下方向に積み重ねて一体化できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ウエハ収納用帯電防止容器は、蓋体dの周面形状が円形
であって横置きすると転がるため、ウエハの運搬、保管
にあたっては縦置きせざるを得ない。しかし、縦置きに
すると、多数のウエハを上下に重ねて収納したとき、下
部に収納されたウエハはその上方に収納されたウエハ等
の重量により破壊する危険がある。
【0005】また、容器本体aと蓋体dとの着脱は、容
器本体a側の雄ねじfと蓋体d側の雌ねじgとのねじ嵌
合により行うので、両者を少なくとも360°相対回転
させる必要があり、着脱作業が面倒である。しかも、こ
の着脱作業用として設けられたローレットを有する容器
本体aの底部e外周面は、例えば直径が150mmもあ
り、通常、作業員が把持できない大きさとなっており、
この点からも容器本体aと蓋体dとの着脱作業が面倒で
ある。このようなことから、容器本体aから蓋体dを取
り外す場合には、ウエハ収納用帯電防止容器を空中に持
ち上げ、全体を抱え込むようにして容器本体aに対して
蓋体dを回転せざるを得ず、ウエハは作業ミスによる落
下の危険に晒されるという問題がある。
【0006】さらに、従来のウエハ収納用帯電防止容器
は、ポリエチレン、ホリプロピレン、ABS樹脂、ポリ
塩化ビニル等の絶縁性の通常の熱可塑性樹脂を材料とし
ており、容器本体aや蓋体dに静電気が帯電した場合に
はその除去が難しく、静電気ショックによって高価なウ
エハが損傷する危険がある。
【0007】上記のような種々の問題点を解消するため
に、本発明者らは先に、円板状のウエハを多数枚重ねて
収納可能な有底円筒状の容器本体と、容器本体の円筒部
外周を覆う筒部を有する蓋体とで構成し、容器本体の円
筒部外面と蓋体の筒部内面との間に15°〜45°の相
対回動角度で両者を着脱できる部分ねじを設け、容器本
体の底部を円形状または正方形状とし、蓋体の筒部を正
四角柱形状に構成したウエハ収納用帯電防止容器を提案
している(特開平6−69382号公報参照)(以下、
「先提案」と言う)。また、先提案では、容器本体およ
び蓋体を導電性プラスチックス(カーボンブラックや金
属繊維等の導電性フィラーを添加した導電性プラスチッ
クス、あるいはポリマーアロイによる導電性プラスチッ
クス)にて構成し、静電気の帯電を防止して、電気ショ
ックからのウエハの保護を図ることをも開示している。
【0008】しかし、導電性フィラーを添加した導電性
プラスチックスにおいては、導電性フィラーに起因する
発塵性が懸念されるばかりか、容器が不透明となり、容
器内部を目視により認識する必要がある場合には使用不
可能となる外、高コストで、しかも導電性フィラーによ
るプラスチックスの物性低下の問題もある。これに対
し、ポリマーアロイによる導電性プラスチックスにおい
ては、このような懸念もないし、透明を要する場合には
透明な導電性プラスチックスの設計をすることも容易で
あるが、コストが高いと言う難点がある。
【0009】なお、一般の静電気の帯電防止対策として
は、界面活性剤を材料樹脂に混練したり、容器表面に塗
布する手法もあるが、この手法においては、ウエハ収納
用帯電防止容器の再使用に先立って行う布拭きや水洗の
際に界面活性剤が除去され易く、効果の持続性に乏し
く、また使用中に界面活性剤が表面にブリードアウトし
てウエハを汚染することも懸念される。
【0010】ところで、上記先提案後の研究により、本
発明者らは、先提案の構造を有するウエハ収納用帯電防
止容器の場合、先提案で開示したような導電性プラスチ
ックスの中で、透明でしかも特定の帯電防止性能を有す
る樹脂を用いることが、該容器を繰り返し使用する際
に、該容器への、延いては該容器内に収納したウエハへ
の静電気の帯電を効果的に防止する上で好ましいことを
見出した。
【0011】本発明は、以上のような実情の下でなされ
たものであって、容器本体と蓋体との着脱作業を迅速か
つ容易に行うことができると共に、これら本体および蓋
体の素材として、透明な、そして特定の帯電防止性能を
有する樹脂を使用することにより、容器内収納ウエハを
開蓋の要なく観察でき、しかも特に長期間に渡って繰り
返し使用の際の容器延いては容器内収納ウエハへの静電
気の帯電を効果的に防止することができるウエハ収納用
帯電防止容器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のウエハ収納用帯電防止容器は、円板状の半
導体ウエハを多数枚重ねて収納可能な有底円筒状の容器
本体と、容器本体の円筒部外周を覆う筒部を有する蓋体
とで構成し、容器本体の円筒部外面と蓋体の筒部内面と
の間に15°〜45°の相対回動角度で両者を着脱でき
る部分ねじを設け、容器本体の底部を円形状または正方
形状とし、蓋体の筒部を正四角柱形状に構成してなる半
導体ウエハ収納用帯電防止容器であって、容器本体およ
び蓋体を永久帯電防止樹脂を素材として形成してなるこ
と、を特徴とする。
【0013】また、本発明のウエハ収納用帯電防止容器
は、(1)上記の永久帯電防止樹脂が透明であること、
(2)該容器の表面抵抗値が、該容器製造から1日経過
後の無処理状態(以下、「製造後無処理」と記す)にお
いて1×1010〜9×1012Ω・cmであり、6カ
月経過後の無処理状態(以下、「半年後無処理」と記
す)においても1×1010〜9×1012Ω・cmで
あること、をも特徴とする。
【0014】なお、蓋体の上面や容器本体の下部底面に
は、容器本体との着脱作業を容易にするための着脱用凹
凸部等を設けることができるし、これらの凹凸部等には
ローレットを形成することができる。また、上記凹凸部
は、相互に嵌合できるように構成してもよいし、またこ
れとは別個に容器本体の下部底面および蓋体の上面に相
互に嵌合可能な凹凸部を設けることもできる。
【0015】本発明における永久帯電防止樹脂は、透明
であるものが好ましい。すなわち、容器内に収納したウ
エハは、収納状態や大きさを確認したり、あるいはウエ
ハの種類やウエハに設けられた回路の種類等を書き込み
ウエハ等に貼着したバーコードを読む等の必要性が生じ
ることがある。これらの要求に対し、容器本体および蓋
体の素材としての永久帯電防止樹脂が透明であれば、開
蓋することなく、言い換えれば容器の密封状態を解くこ
となく、容器外から容易に対処できることができ、ウエ
ハの汚染を防止する上で極めて好適である。
【0016】また、本発明における永久帯電防止樹脂
は、上記構成を有するウエハ収納用帯電防止容器として
の表面抵抗値が上記の範囲内にあるものが好ましい。す
なわち、容器本体と蓋体との間には、15°〜45°の
相対回動角度で両者を着脱できる、部分ねじ(従来、一
般には、リード角《雌ねじ側の傾斜角》は大きく設定さ
れている)が設けられており、容器本体と蓋体とをこの
角度だけ相対回動させることで両者の着脱が行われる。
この程度の相対回動角度の場合、容器本体と蓋体との回
動(摩擦)による静電気を防ぐのに、容器本体と蓋体
は、上記程度の表面抵抗値を有する言わば永久帯電防止
性能を有していれば充分である。静電気の発生要因は、
これ以外に、容器内へのウエハの収納の際、該容器の移
動や保管の際等における容器同志、他の器物、あるいは
作業員等との摩擦、その他が考えられるが、上記程度の
表面抵抗値を有する永久帯電防止樹脂であれば、これら
の要因で発生する静電気にも充分対処することができ
る。
【0017】また、ウエハ収納用帯電防止容器は、収納
したウエハを長期間に渡って保管したり、あるいは繰り
返して使用されるが、これらいずれの場合においても、
該容器製造当初の優れた帯電防止性能を維持する必要が
ある。しかも、長期間の保管や繰り返し使用に際して、
該容器内外に対して行われる空拭きや水洗に対しても、
該容器製造当初の優れた帯電防止性能を失うことなく維
持する必要がある。本発明における永久帯電防止樹脂で
あれば、これらの要求特性をも充分に満たすことができ
る。
【0018】本発明において、上記のような性能を有す
る永久帯電防止樹脂であれば、その種類は特に制限され
ないが、例えば、ABS、ポリプロピレン、ハイインパ
クトポリスチレン(HIPS)、ポリカーボネート系等
の永久帯電防止樹脂が好ましく使用できる。
【0019】
【作用】このような手段を採用した本発明によるウエハ
収納用帯電防止容器は、容器本体を覆う蓋体の筒部が正
四角柱形状をなすので、従来同様に縦置きすることは勿
論のこと、横置きすることも自在であるため、安定した
状態で多数の収納用帯電防止容器の運搬や保管を行うこ
とができる。
【0020】また、容器本体と蓋体との間には、15°
〜45°の相対回動角度で両者を着脱できる部分ねじが
設けられているので、容器本体と蓋体とを上記角度だけ
相対回動させることで両者の着脱が行われる。相対回動
角度は、小さすぎると、容器本体と蓋体との嵌合が強固
でなくなるし、大きすぎると着脱作業が迅速かつ容易に
行うことができなくなる。このため、相対回動角度は上
記15°〜45°の範囲内としてあり、通常は30°程
度とすることが好ましい。
【0021】容器本体の底部を正方形状に構成した場合
には、この容器本体底部の角部を一方の手で挟み込み、
他方の手で蓋部を回動させることも容易となるので、従
来のようにウエハ収納用帯電防止容器を空中に持ち上
げ、全体を抱え込むようにして容器本体aに対して蓋体
dを回転させなくても、テーブル等の上に収納用帯電防
止容器を置いた状態で、容器本体から蓋体を取り外すこ
ともできる。
【0022】なお、蓋体の上面に着脱用凹凸部を設けた
場合には、上記蓋体の取り外しがより容易となる。もち
ろん、ウエハ収納用帯電防止容器を空中に持ち上げて蓋
体を取り外すこともでき、この場合には、下部底面に着
脱用凹凸部が形成された容器本体が好適に用いられる。
上記蓋体上面や容器本体下部底面に設けられた着脱用凹
凸部を把持して蓋体を30°程度回転すれば、蓋体は容
易に容器本体から取り外される。これにより、作業ミス
によるウエハ収納用帯電防止容器の落下の危険性は、蓋
体を容器本体に対して360°以上回転させなければ取
り外すことができない従来の収納用帯電防止容器の場合
と比較して、大幅に低減される。
【0023】さらに、容器本体および蓋体は、永久帯電
防止樹脂を素材として成形されているため、静電気の帯
電を防止することができ、電気ショックからのウエハの
保護が図られる。この場合、永久帯電防止樹脂が透明で
あれば、ウエハの収納状態の確認や、バーコードの読み
込み等を、容器の密封状態を解くことなく、容器外から
行うことができ、ウエハの汚染防止が図られる。
【0024】また、上記の永久帯電防止樹脂が、上記構
成を有するウエハ収納用帯電防止容器としての表面抵抗
値において、1×1010〜9×1012Ω・cmにあ
る場合、上記程度の相対回動角度での回動(摩擦)によ
る着脱や、ウエハの収納、容器の移動、保管の際、その
他各種の摩擦発生時において、静電気の帯電が防止でき
る。しかも、長期間に渡る保管や、繰り返し使用におい
ても、あるいは空拭きや水洗に対しても、容器製造当初
の優れた帯電防止性能が維持される。
【0025】大気開放口が容器本体の筒部周面に設けら
れている場合には、容器本体内に収納されたウエハを真
空吸着等の手段により取り出すことが容易となり、容器
本体の底部下面および蓋体の上面に相互に嵌合可能な凹
凸部が設けられている場合には、多数のウエハ収納用帯
電防止容器を相互に上下方向に積み重ねて一体化するこ
とができる。なお、通常、蓋部上面の嵌合用凹凸部は、
上記蓋部上面に設けられる着脱用凹凸部と共用される。
また、容器本体の底部下面に設けられる嵌合用凹凸を着
脱用凹凸部として使用することもできる。
【0026】
【好適な実施の態様】図1〜図3は、本発明のウエハ収
納用帯電防止容器(以下、単に「ウエハ収納容器」と言
う)の一実施例を示す図であり、図1は、その全体構造
を一部断面として示す分解斜視図、図2は同じく半断面
として示す平面図、図3は同じく半断面として示す側面
図(図2におけるU矢視図)である。図1〜図3におい
て、ウエハ収納容器1は、図示省略した円板状のウエハ
(公称5インチ、6インチ、8インチ等のサイズがある
が、本実施例では例えば6インチのものとする)を多数
枚重ねて収納可能な有底円筒状の容器本体2と、この容
器本体2に被せられる蓋体3とで構成されている。
【0027】容器本体2は、正方形状の基底部2a上に
円筒部2bが突設されたもので、この円筒部2bには、
その先端部から基端部に亙る所定幅のスリット2cが円
周方向に4等配した位置に形成されている。通常、正方
形の一辺の長さは後述する角筒部3aの側辺の長さと同
一とされる。なお、上記基底部2aを、円形状とするこ
ともできるが、基底部2aを正方形状に構成したとき
は、容器本体2の底部2aの角部を一方の手で挟み込
み、他方の手で蓋部を回動させることも容易となるの
で、ウエハを収納用帯電防止容器を空中に持ち上げて蓋
体の取外しを行う、と言った作業の必要はなくなる。一
方、蓋体3は、全体が正四角柱状をなし、円筒部3a
と、この円筒部3aに外接する角筒部3bとにより構成
されている。この円筒部3aは、容器本体2の円筒部2
bを覆い、下端部が容器本体2の基底部2aの一部を残
して覆っている。なお、円筒部3aは、本発明容器にお
いては必須ではないが、本実施例では、該円筒部3a
は、蓋体3と容器本体2との着脱の際の、案内手段等と
しての役割をなしている。
【0028】図3にも示すように、蓋体3の上面には、
円形台状の突起からなる着脱用凸部3cが形成されてい
る。着脱用凸部3cは、作業員が把持できるように直径
が100mm程度となっており、その外周面には滑り止
め用のローレットが形成されている。さらに、蓋体3の
上面には、着脱用凸部3cと所定の間隔を開けてその周
囲にリング状突起3dが同心円をなして形成されてい
る。これに対応して容器本体2の基底部2aの下面に
は、リング状突起3dの外周面が嵌合する外周壁2eが
形成されており、これらで多数のウエハ収納容器1を相
互に上下方向に積み重ねて一体化させる凹凸部が構成さ
れている。図1〜図3に示した蓋体3では、着脱用凸部
3cとリングリング状突起3dにてリング状の溝を形成
したが、例えば図4に示すように、蓋体3の上面部S
に、親指あるいは親指以外の4指が入る着脱用の断続的
な溝3jを形成することもできる。ところで、ローレッ
トを着脱用の滑り止めに使用する場合、手垢等が該ロー
レットの微細な溝内に付着する場合があるが、手垢等が
付着したウエハ収納容器を、クリーンルーム内に持ち込
むことは、防塵の観点から好ましいことではない。蓋体
3を、図4のように構成する場合には、溝3jの内側面
には図1に示したようなローレットを形成しなくても、
蓋体3の着脱を容易に行うことができる。なお、図示は
しないが、容器本体2の基底部2aも上記と同様に形成
できる。
【0029】容器本体2の基底部2a上面(容器側内
面)は同心円状の複数の補強リブが突出する凹凸形状と
なっているが、これらの上端は同一面上に位置してお
り、ウエハを水平に載置できるようになっている。また
この基底部2aの上面に対向する蓋体3の内面も同様に
構成されている。ここで、図5の要部拡大断面図および
図6の同じく断面図(図5のV矢視断面図)に示すよう
に、容器本体2の円筒部2b外面と蓋体3の円筒部3a
内面との間には、両者を着脱するための部分ねじが構成
されている。すなわち、容器本体2のスリット2cで4
分割された円筒部2bの各部分において、その外周面上
端部の幅方向中央部には、部分雄ねじとして長さ約20
mm、幅約2mm程度の突条体2fが約6.5°の右ね
じリード角を以ってそれぞれ突設されている。
【0030】一方、蓋体3の円筒部3aの上端部には、
容器本体2の円筒部2bの上端部が嵌まる小径部3eが
段部3fを介して形成され、この小径部3e内周面に
は、上記4個の突条体2fがそれぞれ嵌合する部分雌ね
じとしての長さ約65mmmの4個の傾斜溝3gが円周
方向に4等配した位置にそれぞれ形成されている。そし
て各傾斜溝3gの下端部は上記段部3fに開口した周長
約25mmの突条体導入口3hに連続しており、この突
条体導入口3hに導入された上記突条体2fは容器本体
2と蓋体3とが約30°相対回動することで傾斜溝3g
に沿ってウエハ収納容器1の高さ方向に約9mm移動す
るようになっている。なお、部分ねじは、蓋体3の円筒
部の外側下端部に突条体を設け、容器本体の内側下端部
に、図5および図6で示される雌ねじ部を形成してもよ
いが、本発明容器を金型成形する場合には、スライド金
型が用いられるが、前述したように、本体筒部の上端部
に突状体を設ける場合の方が、金型が複雑にならず有利
である。
【0031】図5中符号3iで示すものは、容器本体2
の円筒部2bの上端部内周面を案内するように蓋体3の
内面に突設された円弧状突起3iであり、図2に示すよ
うに円周方向に4等配して設けられている。
【0032】このような構造を有するウエハ収納容器1
の容器本体2および蓋体3は、透明で、かつ表面抵抗値
が製造後無処理で1×1010〜9×1012Ω・c
m、製造後水洗した後も1×1010〜9×1012Ω
・cm、半年後においても1×1010〜9×1012
Ω・cm、半年後水洗した後も1×1010〜9×10
12Ω・cmの永久帯電防止性能を有する永久帯電防止
樹脂を素材として一体成形されている。
【0033】次に、上記ウエハ収納容器1について、そ
の作用を説明する。まず、ウエハを運搬あるいは保管す
る場合、ウエハは容器本体2の円筒部2b内に収納す
る。その際、多数のウエハを収納する場合には、所定枚
数毎にクッションシート、導電シート、あるいは導電紙
等(本願出願人による平成7年9月13日特許出願の名
称「導電紙および該導電紙を使用した複合材料」参照)
を介在させるのが好ましい。そして収納されたウエハ上
に隙間がある場合には、ウエハの踊りを防止する意味で
クッションシートを適当厚さ分載せ、この状態で容器本
体2に蓋体3を被ぶせて組み付ける。
【0034】ここで、容器本体2に対する蓋体3の組み
付け作業は、まず容器本体2の円筒部2bに蓋体3の円
筒部3aを被ぶせ、その上端部内面の段部3fに開口す
る各突条体導入口3hを円筒部2b上端部の各突条体2
fに合致させ、両者を右ねじ方向に相対回動させる。こ
の作業は、テーブル等の平坦な場所に、容器本体2を置
いた状態で行うこともできるし、蓋体3の着脱用凸部3
cと容器本体2の下部側面とを両手にそれぞれ把持して
行うこともできる。容器本体2の基底部2aが正方形状
である場合には、正方形の角部を一方の手で押さえ付け
ることで、容器本体2をテーブル等に固定できるので、
上記作業を一層迅速かつ容易に行うことができる。な
お、蓋体3が、容器本体2の全体を覆うような場合に
は、下端部が(すなわち、容器本体2の下部側面を把持
できないような場合)には、容器本体の底部下面にも、
着脱用凸部を設けておく(通常、嵌合用凹凸部と共用さ
れる)こともできる。
【0035】上記相対回動により、各突条体2fは突条
体導入口3hから傾斜溝3gに沿ってウエハ収納容器1
の高さ方向に約9mm移動する。この移動は、30°程
度の回動に伴って行われ、容器本体2に対する蓋体3の
組み付け作業が終了する。傾斜溝3gの先端の幅を、突
条体2fの幅と同じくする等の手段を講じることで、組
み付けの強度を強化することもできる。なお、収納用帯
電防止容器1内のウエハを取り出すべく、容器本体2か
ら蓋体3を取り外す作業は、上記と逆の手順で行われ
る。このようにして、容器本体2と蓋体3との着脱作業
は極めて迅速かつ容易に行われる。
【0036】ウエハを収納した収納用帯電防止容器1
は、容器本体2の基底部2aを下にして縦置きすること
は勿論できるが、蓋体3の角筒部3bにより周面形状が
四角形をなすので、角筒部3bの一面を下にして横置き
することも自在である。そこで、多数のウエハを収納し
た収納用帯電防止容器1は横置きするのが好ましい場合
もある。こうすることで、各ウエハは垂直姿勢に保持さ
れるから、多数のウエハが水平姿勢で積み重ねられる場
合に発生するウエハの破壊を未然に防止することができ
る。
【0037】さらに、このようにウエハ収納容器1は縦
置き、横置き自在であるので、運搬時に専用箱等へ収納
する際には、縦置き、または横置きを任意に組み合わせ
ることで隙間なく収納することができ、収納スペースを
有効に活用できる。なお、多数のウエハ収納容器1を縦
置きする場合には、下に位置するウエハ収納容器1の蓋
体3に形成されたリング状突起3dと上に位置するウエ
ハ収納容器1の容器本体2に形成された外周壁2eとを
嵌合させることで、多数のウエハ収納容器1を相互に上
下方向に積み重ねて一体化することができる。
【0038】ウエハ収納容器1内に保管されたウエハを
取り出すには、前述のように容器本体2から蓋体3を取
り外し、適宜の吸着具を用いてウエハを容器本体2の円
筒部2bから取り出す。この場合、容器本体2の円筒部
2bにはその先端部から基端部に亙る所定幅の大気開放
用のスリット2cが形成されているので、ウエハは破損
することなく容易かつ確実に取り出される。
【0039】なお、図7に示したような、従来のウエハ
収納容器を射出成形により製造する場合には、成形品を
捩じりつつ脱型する工程が必要となる。これに対し、本
発明のウエハ収納容器は、部分ねじを用いているので、
上記のような工程を必要としないので、製造コストを低
減することができる。
【0040】
【具体例】径8インチのウエハ用の収納用帯電防止容器
を、以下に示す永久帯電防止樹脂を使用し、以下に示す
成形技術により製造し、製造後無処理、製造後水洗、半
年後無処理、半年後水洗の表面抵抗値を測定した。
【0041】例1 ABS系永久帯電防止樹脂(旭化成株式会社製商品名
“アディオンA A−100”)を使用し、樹脂温度2
40℃、金型温度50℃、射出圧力1500kg/cm
で射出成形して、図1〜図6に示すウエハ収納容器を
製造した。この容器について、次の要領により、透明
性、耐衝撃性、表面ベタ付、表面抵抗値変化(すなわ
ち、製造後無処理、製造後水洗、半年後無処理、半年後
水洗の表面抵抗値)を測定し、その結果を表1に示し
た。
【0042】透明性:容器内部に、表面にラベルを貼着
した8インチのフロッピーディスクを収納し、ラベルに
記載されている文字が容器外から鮮明に読める場合を
○、ぼやけてはいるが読める場合を△、全く読めない場
合を×とした。
【0043】耐衝撃性:容器を高さ1mから自由落下さ
せ、容器の損傷度合いを観察し、割れが発生していない
場合を○、割れが発生している場合を×とした。
【0044】表面ベタ付:製造後1カ月放置したもの
を、23℃、50%RHの条件下に48時間置き、容器
表面状態を触手にて観察した。
【0045】表面抵抗変化:三菱油化株式会社製の抵抗
計“ハイレスタ”,“ロレスタ”を使用して、次のよう
にして測定した。 1)製造後無処理;製造後1日経過したものを、23
℃、50%RHの条件下に48時間置き、測定した。 2)製造後水洗;製造後1日経過したものを、5分間流
水中に浸漬後、水分を拭き取り、23℃、50%RHの
条件下に48時間置き、測定した。 3)半年後無処理;製造後6カ月経過したものを、23
℃、50%RHの条件下に48時間置き、測定した。 4)半年後水洗;製造後6カ月経過したものを、5分間
流水中に浸漬後、水分を拭き取り、23℃、50%RH
の条件下に48時間置き、測定した。
【0046】例2 HIPS系永久帯電防止樹脂(旭化成株式会社製商品名
“アディオンH H−100”)を使用し、樹脂温度2
30℃、金型温度40℃、射出圧力1200kg/cm
で射出成形して、例1と同じウエハ収納容器を製造し
た。この容器について、例1と同じ要領にて、透明性、
耐衝撃性、表面ベタ付、表面抵抗値変化を測定し、その
結果を表1に併せて示した。
【0047】例3 ABS系永久帯電防止樹脂(東レ株式会社製商品名“ト
ヨラックパレル TU−06”)を使用し、樹脂温度2
30℃、金型温度40℃、射出圧力1200kg/cm
で射出成形して、例1と同じウエハ収納容器を製造し
た。この容器について、例1と同じ要領にて、透明性、
耐衝撃性、表面ベタ付、表面抵抗値変化を測定し、その
結果を表1に併せて示した。
【0048】例4 ABS系帯電防止剤入り樹脂(花王株式会社製商品名
“エレクトロストリッパS−1500”なる帯電防止剤
を1重量部添加した東レ株式会社製商品名“トヨラック
500”)を使用し、樹脂温度240℃、金型温度50
℃、射出圧力1500kg/cmで射出成形して、例
1と同じウエハ収納容器を製造した。この容器につい
て、例1と同じ要領にて、透明性、耐衝撃性、表面ベタ
付、表面抵抗値変化を測定し、その結果を表1に併せて
示した。
【0049】例5 PP系帯電防止剤入り樹脂(出光石油化学株式会社製商
品名“J−2021GR”)を使用し、樹脂温度240
℃、金型温度50℃、射出圧力1300kg/cm
射出成形して、例1と同じウエハ収納容器を製造した。
この容器について、例1と同じ要領にて、透明性、耐衝
撃性、表面ベタ付、表面抵抗値変化を測定し、その結果
を表1に併せて示した。
【0050】例6 PP系カーボンブラック入り樹脂(大日本インキ化学工
業株式会社製商品名“ダイエレックS PP−55
0”)を使用し、樹脂温度230℃、金型温度50℃、
射出圧力1500kg/cmで射出成形して、例1と
同じウエハ収納容器を製造した。この容器について、例
1と同じ要領にて、透明性、耐衝撃性、表面ベタ付、表
面抵抗値変化を測定し、その結果を表1に併せて示し
た。
【0051】例7 PP系マイクロステンレス鋼繊維入り樹脂(川鉄テクノ
リサーチ株式会社製商品名“GC300/PP”)を使
用し、樹脂温度240℃、金型温度50℃、射出圧力1
400kg/cmで射出成形して、例1と同じウエハ
収納容器を製造した。この容器について、例1と同じ要
領にて、透明性、耐衝撃性、表面ベタ付、表面抵抗値変
化を測定し、その結果を表1に併せて示した。
【0052】
【表1】
【0053】表1から明らかなように、永久帯電防止樹
脂を素材とする例1〜3では、表面抵抗直の変化がな
く、耐衝撃性があり、表面ベタ付がなく、優れたウエハ
収納容器が得られている。帯電防止剤入り樹脂を素材と
する例4,5では、表面抵抗直の変化が大きく、表面ベ
タ付(帯電防止剤のブリードによる)があり、長期間の
使用には問題がある。カーボンブラック入り樹脂を素材
とする例6では、表面抵抗直は安定しているが、耐衝撃
性の点で問題がある。マイクロステンレス鋼入り樹脂を
素材とする例7では、例1〜3の場合と同様に、表面抵
抗直が安定し、耐衝撃性があり、表面ベタ付性がなく、
ウエハ収納容器が得られているが、不透明であり、透明
性を必要とする容器には不向きである。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、以
下の効果を奏することができる。 (1)容器本体を覆う蓋体の周面形状が四角形をなすの
で、ウエハ収納容器は従来同様に縦置きすることは勿論
のこと、横置きすることも自在である。これにより、多
数のウエハを収納する場合にはウエハ収納容器を横置き
し、各ウエハを垂直姿勢に保持することもできる。した
がって、多数のウエハが水平姿勢で積み重ねられる場合
に発生するウエハの破壊を未然に防止することができ
る。また、運搬時にウエハ収納容器を専用箱等へ収納す
る際には、縦置き、または横置きを任意に組み合わせる
ことで隙間なく収納することができ、収納スペースを有
効に活用できる。
【0055】(2)容器本体と蓋体との間には、15°
〜45°、好ましくは30°程度の相対回動角度で両者
を着脱できる部分ねじを設けたので、容器本体と蓋体と
の着脱作業を、該収納用帯電防止容器を空中に持ち上げ
ることなく行うことが可能となった。これにより、該着
脱作業を迅速かつ容易に行うことができ、さらに作業ミ
スによるウエハ収納容器の落下の危険性が、著しく低減
された。
【0056】(3)容器本体および蓋体を永久帯電防止
樹脂を素材として成形しているので、長期間に渡って静
電気の帯電を効果的に防止することができ、特に透明な
永久帯電防止樹脂の場合には、内部に収納したウエハの
状態等を、容器の密封状態を確保したまま、容器外から
容易に観察することができる。特に、長期間に渡って繰
り返し使用する場合において、そして空拭きや水洗が繰
り返し行われる場合において、長期間安定した帯電防止
性能を得ることができる。しかも、素材樹脂からの添加
剤のブリードアウトと言った問題もなく、ウエハの汚染
を回避することができる。
【0057】(4)容器本体の筒部周面に大気開放口を
設けた場合には、容器本体内に収納されたウエハを真空
吸着等により取り出すことが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウエハ収納容器の一実施例の全体
構造を一部断面として示す分解斜視図である。
【図2】図1のウエハ収納容器を半断面として示す平面
図である。
【図3】図1のウエハ収納容器を半断面として示す側面
図である。
【図4】ウエハ収納容器の蓋体上面に断続的な溝が形成
された、実施例を示す図である。
【図5】図1〜図4に示すウエハ収納容器の要部拡大断
面図である。
【図6】図5のV矢視図である。
【図7】従来のウエハ収納容器の全体構造を一部断面と
して示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ウエハ収納容器 2 容器本体 2a 基底部 2b 円筒部 2c スリット 2d 着脱用ローレット 2e 外周壁 2f 突条体 3 蓋体 3a 円筒部 3b 角筒部 3c 着脱用凸部 3d リング状突起 3e 小径部 3f 段部 3g 傾斜溝 3h 突条体導入口 3i 円弧状突起 3j 着脱用溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状の半導体ウエハを多数枚重ねて収
    納可能な有底円筒状の容器本体と、容器本体の円筒部外
    周を覆う筒部を有する蓋体とで構成し、 容器本体の円筒部外面と蓋体の筒部内面との間に15°
    〜45°の相対回動角度で両者を着脱できる部分ねじを
    設け、 容器本体の底部を円形状または正方形状とし、蓋体の筒
    部を正四角柱形状に構成してなる半導体ウエハ収納用帯
    電防止容器であって、 容器本体および蓋体を永久帯電防止樹脂を素材してと形
    成してなることを特徴とする半導体ウエハ収納用帯電防
    止容器。
  2. 【請求項2】 永久帯電防止樹脂が透明であることを特
    徴とする請求項1記載の半導体ウエハ収納用帯電防止容
    器。
  3. 【請求項3】 半導体ウエハ収納用帯電防止容器の表面
    抵抗値が、 1×1010〜9×1012Ω・cmであり、 6カ月経過においても、1×1010〜9×1012Ω
    ・cmであることを特徴とする請求項1〜2記載の半導
    体ウエハ収納用帯電防止容器。
JP27198395A 1995-09-26 1995-09-26 半導体ウエハ収納用帯電防止容器 Pending JPH0992714A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7040487B2 (en) 2001-07-14 2006-05-09 Entegris, Inc. Protective shipper
JP2017158926A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 髪ケア装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7040487B2 (en) 2001-07-14 2006-05-09 Entegris, Inc. Protective shipper
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