JP2000149046A - 曲線生成装置及び方法、プログラムを格納した記録媒体、並びに対応点設定方法 - Google Patents

曲線生成装置及び方法、プログラムを格納した記録媒体、並びに対応点設定方法

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JP2000149046A
JP2000149046A JP11228628A JP22862899A JP2000149046A JP 2000149046 A JP2000149046 A JP 2000149046A JP 11228628 A JP11228628 A JP 11228628A JP 22862899 A JP22862899 A JP 22862899A JP 2000149046 A JP2000149046 A JP 2000149046A
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curve
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Shigehiro Shimada
繁広 嶌田
Makoto Kawamura
真 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間形状を作成するために用いる曲線のセグ
メント数が異なっていても対応点を設定して高品質の中
間形状を簡易に作成する。 【解決手段】 画像内に含まれる対象物の輪郭形状を示
す第1の閉曲線についてサンプリング点を設定するとと
もに、所定時間経過後における上記対象物の輪郭形状を
示す第2の閉曲線についてサンプリング点を設定する処
理S1と、上記第1の閉曲線と第2の閉曲線とが対応す
る対応点を設定する処理と、上記対応点を起点として、
上記第1の閉曲線と上記第2の閉曲線のサンプリング点
を補間して、上記第1の閉曲線から上記第2の閉曲線に
変形するまでの中間輪郭形状を示す閉曲線を生成する処
理S4とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ上で
画像内に含まれる対象物の輪郭形状を示す曲線を編集す
るCAD(computer aided design)、コンピュータグラ
フィックス、映像編集等に用いられる曲線生成装置等に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像を構成する複数の画像デー
タに含まれる対象物の輪郭形状を抽出する輪郭抽出処理
は、例えばCAD(computer aided design)、グラフィ
ックス技術等の画像処理の分野で用いられることが多
い。これらの画像処理のうち、画像合成処理を行うとき
においては、対象物の輪郭形状からキー信号を生成する
輪郭抽出処理を行うことがある。この処理では、正確な
キー信号、すなわち正確な輪郭形状を示す輪郭曲線を生
成することが重要とされる。ここでキー信号とは、合成
する前景物体の領域を切り抜くための情報であり、マス
クとも称される。
【0003】上記輪郭抽出処理は、例えばオペレータが
対象物についての輪郭位置や方向等の情報を詳細に与え
て輪郭曲線を作成するものがあり、インタラクティブな
操作性が必要とされている。このような輪郭抽出処理と
しては、対象物の輪郭上の複数の点を指定して各点間の
形状を作成するもの、輪郭形状を表すパラメトリック曲
線の制御点を操作するもの、輪郭形状をマウス等で直接
入力するもの等がある。これらの輪郭抽出処理の例とし
ては、「Intelligent Scissors for Image Compositio
n」(Eric N. Mortensen and William A. Barrett, Com
puter GraphicsProceedings,Annual Conference Serie
s, 1995, ACM SIGGRAPH, pp.191-198)、「画像輪郭検
出方法」(特開平4-152481号公報)、「切抜きマスク作
成方法及び装置」(特開平4-254854号公報)が知られて
いる。
【0004】また、上記輪郭抽出処理においては、動画
像を構成する全画像について正確な輪郭曲線を得ること
が必要とされる。例えば映画又はテレビ画像の分野で
は、数秒の画像を生成するのに数百のキー信号が必要で
あり、その処理量は膨大である。そのため、映画等の分
野で用いられる上記輪郭抽出処理は、より少ない操作で
より正確な輪郭曲線が作成可能なことが望まれている。
このことは、従来の輪郭抽出処理により動画像を構成す
る各フレームについて輪郭曲線を作成することは、非常
に時間と手間を要する処理であることによる。
【0005】そこで、より簡単に輪郭曲線を作成する方
法として、連続性のある動画像の開始フレームに含まれ
る輪郭曲線が時間の経過により変形し、終了フレームに
含まれる輪郭曲線が変化したものであるという前提に基
づき、開始フレームに含まれる輪郭曲線と終了フレーム
に含まれる輪郭曲線とから、中間フレームに含まれる物
体の輪郭曲線である中間曲線を補間処理により作成する
方法が考えられた。
【0006】この補間処理は、図51に示すように、輪
郭曲線を構成している点が開始フレームの輪郭曲線と終
了フレームの輪郭曲線とで一対一に対応づけられてい
る。すなわち、開始フレームに含まれる輪郭曲線を曲線
a、終了フレームに含まれる輪郭曲線を曲線bとし、開
始フレームでの時刻を時刻0、終了フレームでの時刻を
時刻1とし、輪郭曲線が時間的に変化するものとする
と、時刻0での曲線aが、時刻1となったときに曲線b
に変化したと考える事ができる。そこで、2つの輪郭曲
線の補間を行う時刻をTとし、曲線a上の点の座標を座
標Aとし、座標Aに対応する曲線b上の点の座標を座標
Bと置くと、求める中間曲線での点の座標Cは C = T・A + (1−T)・B と表現することができる。従来の補間処理では、この補
間計算によって求めた点列から中間フレームに含まれる
輪郭曲線を作成していた。
【0007】また、各フレームに含まれる輪郭曲線は、
複数の3次のベジェ(Bezier)曲線から構成されてい
る。3次のベジェ曲線は、文献「Computer Graphics PR
INCIPLE AND PRACTICE SECOND EDITION in C」(Foley,
van Dam, Feiner, Hughes, ADDISON WESLEY, 1996, IS
BN 0-201-84840-6)の記載より、 Q(t)=((1-t)3)M+3t((1-t)2)N+3(t2)(1-t)O+(t3)P
(0≦t≦1) で定義される。ここで、M、N、O、Pは2次元平面上
の点を表す座標で、M、Pは線分の端点、N、Oは制御
点である。上記の式で表された3次のベジェ曲線の線分
の例を図52に示す。図52に実線で表した曲線が3次
のベジェ曲線であり、黒丸の点で表したM、Pが端点で
あり、白丸で表された点N、Oが制御点である。
【0008】上述のベジェ曲線を定義する式によれば、
3次のベジェ曲線の軌跡すなわち形状は図52中で点
M、N、O、Pで表される端点M、P及び制御点O、N
の座標と、時刻tの変化とにより表現される。
【0009】図52に示す3次のベジェ曲線の構成単位
をセグメントとすると、通常、輪郭曲線を示す1本の曲
線は、図53に示すように、複数のセグメント201か
ら構成されている。ただし隣接したセグメント201の
端点202は共有され、全体として1つの曲線を構成す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の輪郭抽
出処理においては、上記中間形状を示す曲線を時間的に
前後するフレームの輪郭曲線から補間処理して求める場
合、上記セグメントを構成する制御点及び端点を一対一
で対応させて補間を行っていたため、輪郭曲線は各フレ
ームにおいて同じ数のセグメントを有していることが前
提とされていた。
【0011】しかし、輪郭形状の大きさや複雑さによっ
てセグメントの数が変化するが、従来の補間処理におい
ては、図54に示すように、開始フレームの輪郭曲線と
終了フレームの輪郭曲線とで異なる大きさや形をしてい
る場合でも、セグメント101の数を同数とする必要が
あった。
【0012】すなわち、従来の補間処理により中間フレ
ームに含まれる輪郭曲線を生成するときには、開始フレ
ームと終了フレームとでセグメント201を同数にする
ため、ユーザがセグメント数の少ない方のフレームに不
要な端点203を追加する等の処理をしてセグメント数
を同じにする必要があった。
【0013】具体的には、図54(a)に示すように開
始フレームが8個のセグメント201と8個の対応点2
02とからなり、終了フレームが3個のセグメント20
1と3個の対応点202とからなる場合、ユーザは、終
了フレームに含まれる輪郭曲線を編集することにより、
図54(b)に示すように終了フレームに図中白抜き四
角で示す端点203を新たに4個設定することで8個の
セグメント201からなる終了フレームを生成する。
【0014】更に、従来の補間処理では、輪郭形状が複
雑になるほどセグメントの数を同数とするユーザの負担
が増大し、困難な作業となっていた。
【0015】また、従来の中間フレームに含まれる中間
曲線を生成する手法では、開始フレームと終了フレーム
とで対応する点を示す対応点の数が開始フレームと終了
フレームとで同数であることが望ましい。
【0016】例えば動画像の動きによっては、開始フレ
ームでは画像の微小な一部を囲んでいた輪郭曲線が、終
了フレームでは大きな部分の輪郭曲線に変化している場
合がある。図55に示すように、輪郭曲線aの形状を変
化させずに一部分210の右側が時間的推移により膨張
して輪郭bに変化するような形状変化の中間曲線を作成
する処理について考える。
【0017】このとき、従来のように、単純にセグメン
ト数を同数とする補間処理では、図56に示すように、
輪郭aの一部分210より左側の形状を大きく変化させ
た中間曲線しか作成することができない。
【0018】更に、例えば図57に示すように、本来4
個のセグメントからなる輪郭aと、8個のセグメントか
らなる輪郭bとを用いて、輪郭aの一部分210より左
側の形状をできるだけ変化させないで輪郭bに移行する
中間曲線を生成するときには、図58に示すように一部
分210に複数の端点を設定する必要があった。しか
し、この処理は非常に手間を要し、困難な処理である。
【0019】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みて提案されたものであり、中間曲線を作成するため
に用いる輪郭曲線のセグメント数が異なっていても高品
質の中間曲線を簡易に作成することができる曲線生成装
置及び方法、曲線生成方法を実行するためのプログラム
を格納した記録媒体を提供することを目的とする。
【0020】更に、本発明は、中間曲線を生成するとき
に設定する各曲線についての対応点を自動的に設定する
ことができる対応点設定方法を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明に係る曲線生成装置は、画像内に含まれる対象物の
輪郭形状を示す第1の閉曲線についてサンプリング点を
設定するとともに、所定時間経過後における上記対象物
の輪郭形状を示す第2の閉曲線についてサンプリング点
を設定するサンプリング手段と、第1の閉曲線と第2の
閉曲線とが対応する対応点を設定する対応点設定手段
と、上記対応点設定手段で設定された対応点を起点とし
て、上記サンプリング手段で設定されたサンプリング点
を補間して、第1の閉曲線から第2の閉曲線に変形する
までの中間輪郭形状を示す閉曲線を生成する補間手段と
を備えることを特徴とするものである。
【0022】このように構成された曲線生成装置は、第
1の閉曲線及び第2の閉曲線にサンプリング点を設ける
とともに対応点を設定し、対応点を起点としてサンプリ
ング点を補間することで第1の閉曲線から第2の閉曲線
に変形するときの中間輪郭形状を示す閉曲線を生成す
る。
【0023】本発明に係る曲線生成方法は、画像内に含
まれる対象物の輪郭形状を示す第1の閉曲線についてサ
ンプリング点を設定するとともに、所定時間経過後にお
ける上記対象物の輪郭形状を示す第2の閉曲線について
サンプリング点を設定する処理と、上記第1の閉曲線と
第2の閉曲線とが対応する対応点を設定する処理と、上
記対応点を起点として、上記第1の閉曲線と上記第2の
閉曲線のサンプリング点を補間して、上記第1の閉曲線
から上記第2の閉曲線に変形するまでの中間輪郭形状を
示す閉曲線を生成する処理とを有することを特徴とす
る。
【0024】このような曲線生成方法は、第1の閉曲線
及び第2の閉曲線にサンプリング点を設けるとともに対
応点を設定し、対応点を起点としてサンプリング点を補
間することで第1の閉曲線から第2の閉曲線に変形する
ときの中間輪郭形状を示す閉曲線を生成する 本発明に係る記録媒体は、画像内に含まれる対象物の輪
郭形状を示す第1の閉曲線についてサンプリング点を設
定するとともに、所定時間経過後における上記対象物の
輪郭形状を示す第2の閉曲線についてサンプリング点を
設定する処理と、上記第1の閉曲線と第2の閉曲線とが
対応する対応点を設定する処理と、上記対応点を起点と
して、上記第1の閉曲線と上記第2の閉曲線のサンプリ
ング点を補間して、上記第1の閉曲線から上記第2の閉
曲線に変形するまでの中間輪郭形状を示す閉曲線を生成
する処理とを実行するためのプログラムが格納されてい
る。
【0025】このような記録媒体は、格納されているプ
ログラムを例えばコンピュータに読み込ませることによ
り、第1の閉曲線及び第2の閉曲線にサンプリング点を
設けるとともに対応点を設定し、対応点を起点としてサ
ンプリング点を補間することで第1の閉曲線から第2の
閉曲線に変形するときの中間輪郭形状を示す閉曲線を生
成する処理を実行させる。
【0026】本発明に係る対応点設定方法は、画像内に
含まれる対象物の輪郭形状を示す第1の閉曲線の曲率を
検出するとともに所定時間経過後における上記対象物の
輪郭形状を示す第2の閉曲線の曲率を検出し、上記第1
の閉曲線についての曲率及び上記第2の閉曲線について
の曲率の極値と閾値とを比較して、上記閾値以上の極値
を有する第1の閉曲線及び第2の閉曲線上の点を検出点
として抽出し、一方の閉曲線についての検出点近傍で検
出された他方の閉曲線についての上記検出点であって、
上記第1の閉曲線と上記第2の閉曲線についての曲率の
正負が等しい検出点を対応点として設定することを特徴
とする。
【0027】このような対応点設定方法は、第1の閉曲
線についての曲率及び第2の閉曲線についての曲率の極
値と閾値とを比較して、閾値以上の極値を有する第1の
閉曲線及び第2の閉曲線上の点を検出点として抽出し、
一方の閉曲線についての検出点近傍で検出された他方の
閉曲線についての上記検出点であって、上記第1の閉曲
線と上記第2の閉曲線についての曲率の正負が等しい検
出点を対応点として設定する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0029】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れる曲線生成装置1に適用される。この曲線生成装置1
は、演算処理部2、プログラムメモリ3、データメモリ
4、フレームメモリ5、操作入力部6、外部記憶部7と
がバス8に接続されてなる。
【0030】曲線生成装置1は、例えばキーボードやマ
ウス、デジタイザ(タブレット)、トラックボール等か
らなり、ユーザにより操作されることで操作入力信号を
生成する操作入力部6を備える。この操作入力部6は、
操作入力信号を演算処理部2に出力する。
【0031】この操作入力部6は、画面上の位置を指定
することに応じた操作入力信号を生成するポインティン
グデバイスと称される装置が含まれており、表示部9に
表示されている図形や文字を指定するように操作される
ことで演算処理部2に操作入力信号を出力する。より具
体的には、操作入力部6に含まれるポインティングデバ
イスは、ユーザに操作されることにより、カーソル又は
ポインタと称される矢印又はマークを画面上で上下左右
に移動させ、位置が確定したところで付属している1つ
又は複数のボタンが押圧(クリック)されることにより
その位置に表示されている図形等に対応した操作入力信
号を生成する。
【0032】演算処理部2は、操作入力部6からの操作
入力信号に従って、上述の各部を制御する制御信号を生
成する。演算処理部2は、生成した制御信号を各部に出
力することにより、操作入力信号に応じた処理を行う。
この演算処理部2は、例えば外部記憶部7に格納された
動画像を示す画像データを用いて各フレームに含まれる
対象物の輪郭形状を示す輪郭曲線を生成するプログラム
をプログラムメモリ3から入力する。
【0033】プログラムメモリ3には、操作入力部6か
らの操作入力信号に応じた処理内容を記したプログラム
が格納されている。このプログラムメモリ3は、演算処
理部2からの制御信号に応じて格納されたプログラムが
読み込まれる。このプログラムメモリ3には、例えば時
間的に前後する開始フレームと終了フレームとの間に配
されている中間フレームを生成する処理を示す中間形状
生成プログラム等が格納されている。
【0034】このプログラムメモリ3からの中間処理生
成プログラムにより処理される画像データは、外部記憶
部7に格納されている。外部記憶部7は、例えば光ディ
スク等の記録媒体を備え、演算処理部2からの制御信号
に応じて記録媒体に記録されている動画像を示す画像デ
ータを演算処理部2、データメモリ4やフレームメモリ
5に出力するとともに、記録媒体に画像データが記録さ
れる。
【0035】外部記憶部7に格納されている画像データ
は、例えば図2に示すように、複数のフレームからなる
動画像を示す。ここで、上記開始フレームは例えばフレ
ーム1を指し、フレーム1に対する上記終了フレームは
フレーム3を指す。すなわち、この曲線生成装置1で
は、中間形状生成プログラムを実行することにより、フ
レーム1に含まれる対象物の第1の輪郭曲線と、フレー
ム3に含まれる上記対象物の第2の輪郭曲線とを用い
て、上記中間フレームであるフレーム2に含まれる対象
物の中間曲線を生成する。
【0036】データメモリ4には、上述の演算処理部2
により中間形状生成プログラムに従って生成される中間
曲線等が格納される。また、このデータメモリ4には、
中間形状生成プログラムに従って演算しているときの処
理途中のデータが入力される。
【0037】フレームメモリ5には、演算処理部2の制
御信号により、データメモリ4又は外部記憶部7からの
1フレーム分の画像データ等が入力される。フレームメ
モリ5には、例えば演算処理部2からの制御信号により
読み出された画像データ又は中間形状生成プログラムに
より生成された中間フレームを示す輪郭曲線等が入力さ
れる。そして、このフレームメモリ5は、ユーザに画像
や処理内容等を表示する表示部9と接続しており、制御
信号に従って入力された画像データ等を表示部9に出力
することで、表示部9に当該画像データが示す画像を表
示させる。
【0038】次に、上述した曲線生成装置1が上記中間
形状生成プログラムに従って、図3に示す第1の輪郭曲
線Aと第2の輪郭曲線Bとを用いて第1の輪郭曲線Aか
ら第2の輪郭曲線Bに変化するときの中間曲線を生成す
るときの一例について説明する。ここで、端点、制御点
及び3次のベジェ曲線の線分を1セグメントとすると、
第1の輪郭曲線Aは5個のセグメントからなり、第2の
輪郭曲線Bは3個のセグメントからなる。そして、曲線
生成装置1は、例えば図4に示すように第1の輪郭曲線
Aから第2の輪郭曲線Bに変化するときの中間曲線を生
成するときには、プログラムメモリ3に格納された中間
形状生成プログラムを実行することで演算処理部2によ
り図5のフローチャートに示す処理を行う。
【0039】このフローチャートによれば、先ず、演算
処理部2は、第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線B上
の基準対応点を示す操作入力信号に応じ、第1の輪郭曲
線A及び第2の輪郭曲線Bの全周長を求める。ここで演
算処理部2は、図6に示すように、第1の輪郭曲線Aに
ついてのセグメント長さをlengthAとし、第2の輪郭曲
線Bについてのセグメント長さをlengthBとする。
【0040】次のステップS2において、演算処理部2
は、ステップS1で求めたlengthA及びlengthBを用い
て、第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bについての
サンプリング間隔を求める。なお、このステップS2で
の演算処理部2の処理内容については後述する。
【0041】次のステップS3において、演算処理部2
は、ステップS2で求めたサンプリング間隔を用いて、
第1の輪郭曲線Aと第2の輪郭曲線Bについてリサンプ
リング処理を行うことで中間フレームについての点列を
生成する。なお、このステップS3での演算処理部2の
処理内容については後述する。
【0042】次のステップS4において、演算処理部2
は、ステップS3で生成した点列の座標を用いて、各点
を接続するように補間計算を行って中間曲線を生成す
る。なお、このステップS4での演算処理部2の処理内
容については後述する。
【0043】つぎに、ステップS2での演算処理部2の
処理内容について説明する。
【0044】演算処理部2は、図7に示すフローチャー
トに示す処理を行うことでサンプリング間隔を決定す
る。すなわち、演算処理部2は、図7のステップS11
に示すように、先ず、輪郭曲線Aに含まれる対応点11
から対応点12までのセグメント長さlengthAと、輪郭
曲線Bに含まれる対応点11から対応点12までのセグ
メント長さlengthBとを比較する。次に演算処理部2
は、セグメント長さが長い方の輪郭曲線をサンプリング
間隔の定数で除算し、全周に含まれる点の個数を求め
る。ここでサンプリング間隔の定数とは、ステップS4
で中間曲線を再構成する処理に必要な数の点が得られる
サンプリング間隔に応じた値を有する。
【0045】次のステップS12において、演算処理部
2は、セグメント長が短い輪郭曲線の全周長をステップ
S11で求めた点の個数で除算し、セグメント長が短い
輪郭曲線についてのサンプリング間隔を得る。これによ
り、演算処理部2は、中間曲線を構成するために必要な
サンプリング間隔以下のサンプリング間隔を第1の輪郭
曲線A及び第2の輪郭曲線Bついて設定する。
【0046】つぎに、ステップS3での演算処理部2の
処理内容について説明する。
【0047】演算処理部2は、サンプリング間隔が得ら
れた図8に示す第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線B
について図9に示すリサンプリング処理を行う。ここ
で、1つのベジェ曲線のセグメント上の点は、下記の式 Q(t)=((1-t)3)M+3t((1-t)2)N+3(t2)(1-t)O+(t3)P
(0≦t≦1) を用いて、時刻tの関数として表現できる。ここで、
M、N、O、Pは2次元平面上の点を表す座標であり、
M、Pは端点、N、Oは制御点である。そして、複数の
セグメントが連結されて構成されている第1の輪郭曲線
A及び第2の輪郭曲線B上の点を時刻tで表現するた
め、ベジェ曲線の定義を拡張して時刻tの整数部分を各
セグメントのセグメント番号、時刻tの小数部分をセグ
メント内での時刻とする。つまり、時刻t=3.45の場合
は、3番目のセグメントの、時刻0.45におけるセグメン
ト上の座標となる。これにより、演算処理部2は、複数
のセグメントで構成された第1の輪郭曲線A及び第2の
輪郭曲線B上の点を時刻tにより表現する。
【0048】図9のフローチャートで示す処理を行うこ
とでリサンプリング処理を行うとき、演算処理部2は、
ステップS21において、図8中に示す第1の輪郭曲線
A及び第2の輪郭曲線Bの基準対応点での時刻をTa及び
Tbと設定する。
【0049】次のステップS22において、演算処理部
2は、時刻Ta、Tbにおける第1の輪郭曲線A上での点
A、第2の輪郭曲線B上での点Bの座標を求める。ここ
で求めた各点A、Bの座標が第1の輪郭曲線A及び第2
の輪郭曲線Bの対応点となる。
【0050】次のステップS23において、演算処理部
2は、時刻Ta、Tbに上述のステップS2において求めた
サンプリング間隔を加える。これにより、演算処理部2
は、ステップS22で注目していた点からサンプリング
間隔だけ進んだサンプリング点を設定してリサンプリン
グする。
【0051】次のステップS24において、演算処理部
2は、ステップS23で順次サンプリング間隔を加算す
ることにより、時刻Ta、Tbが終端まで達して、リサンプ
リング処理開始時の基準対応点まで戻ったか否かを判断
する。そして、演算処理部2は、リサンプリング処理開
始時の対応点まで戻ったと判断したら処理を終了し、戻
っていないと判断したときにはステップS22に戻って
上述のステップS22〜ステップS24までの処理を繰
り返す。これにより、演算処理部2は、第1の輪郭曲線
A及び第2の輪郭曲線Bにサンプリング点を再び設定
し、サンプリング点からなる点列を生成する。すなわ
ち、このステップS3において、演算処理部2は、サン
プリング間隔を介して配列されたサンプリング点からな
る点列を生成する。
【0052】つぎに、ステップS4での演算処理部2の
処理内容について説明する。
【0053】ステップS4において、演算処理部2は、
図10のフローチャートに示す処理を行うことで第1の
輪郭曲線Aが示す輪郭形状から第2の輪郭曲線Bが示す
輪郭形状に変化するときの中間形状を示す中間曲線を生
成する。
【0054】この図10のフローチャートによれば、先
ず、ステップS31において、演算処理部2は、ステッ
プS3のリサンプリング処理により求められた第1の輪
郭曲線Aに対応する点列及び第2の輪郭曲線Bに対応す
る点列をデータメモリ4から入力する。そして、演算処
理部2は、対応点から第1の輪郭曲線Aに対応する点列
及び第2の輪郭曲線Bに対応する点列上の基準対応点を
指定する。
【0055】次のステップS32において、演算処理部
2は、サンプリング点からなる点列について2つの曲線
の補間を行う時刻をTとし、第1の輪郭曲線A上の点の
座標を座標a、座標aに対応する第2の輪郭曲線B上の
点の座標を座標bとすると、求める中間曲線上の点の座
標Cは下記式1に示すように、 C = T・a + (1−T)・b (式1) となる。すなわち、この演算処理部2は、上記式1を第
1及び第2の輪郭曲線に対応する点列に適用すること
で、第1の輪郭曲線Aに対応するサンプリング点と、当
該サンプリング点に対応する第2の輪郭曲線Bに対応す
るサンプリング点とから、中間曲線を構成するサンプリ
ング点の座標を決定する。
【0056】次のステップS33において、演算処理部
2は、上述のステップS32で上記式1を適用したサン
プリング点の次のサンプリング点を指定する処理を第1
の輪郭曲線Aに対応する点列及び第2の輪郭曲線Bに対
応する点列について行う。
【0057】次のステップS34において、演算処理部
2は、上述のステップS33で次のサンプリング点を指
定した結果、上述のステップS31で中間曲線の生成処
理を開始した基準対応点に戻ったか否かを判断する。そ
して、演算処理部2は、基準対応点に戻ったと判断した
ときにはステップS35に進み、対応点に戻っていない
と判断したときにはステップS33で指定したサンプリ
ング点についてステップS32で説明した処理を行う。
すなわち、演算処理部2は、上述のステップS3のリサ
ンプリング処理で設定したサンプリング点の全てについ
てステップS32で説明した処理を行うことで、中間曲
線上の点の座標を上記式1に従って決定する。
【0058】ステップS35において、演算処理部2
は、上述のステップS3で求めたサンプリング点及びス
テップS32で求めた中間曲線での点の座標Cを、特開
平10-164436号公報や「Graphics Gems」(Andrew S.Gla
ssner)中の「An Algorithm forAutomatically Fitting
Digitized Curves(pp.612 - 626)で示された技術を適
用することで、ベジェ曲線に変換する。これにより、第
1の輪郭曲線Aに対応したサンプリング点からなる点列
及び第2の輪郭曲線Bに対応したサンプリング点からな
る点列から、曲線を再構成し、図4に示した第1の輪郭
曲線Aから第2の輪郭曲線Bに変化するときの中間曲線
を生成する。
【0059】このような中間曲線生成処理を行う曲線生
成装置1は、図3に示すように、第1の輪郭曲線Aから
第2の輪郭曲線Bに変化するときの中間曲線を生成する
とき、第1の輪郭曲線Aと第2の輪郭曲線Bとのセグメ
ント数が異なっていても、最大サンプリング間隔以下の
サンプリング間隔を設定し、第1の輪郭曲線A及び第2
の輪郭曲線Bについて同数のサンプリング点を設定して
曲線を再構成するので、図4に示すような中間曲線を高
品質かつ簡便に生成することができる。
【0060】次に、演算処理部2で中間曲線を生成する
ときの他の一例について説明する。
【0061】図11に示すように第1の輪郭曲線A及び
第2の輪郭曲線Bに複数の対応点11、12が与えられ
たときにおいて、図12に示すような中間曲線を生成す
るときの一例について説明する。ここで、第1の輪郭曲
線A及び第2の輪郭曲線B上に指定された各対応点1
1、12は、ユーザがキーボード等を操作することで指
定される。
【0062】演算処理部2は、図13に示すようなフロ
ーチャートに示す処理を行うことで、複数の対応点1
1、12が指定された第1の輪郭曲線Aから第2の輪郭
曲線Bに変化するときの中間曲線を生成する。
【0063】演算処理部2は、先ずステップS51にお
いて、ユーザに指定された対応点11と対応点12のう
ち、例えば対応点11を注目対応点とする。
【0064】次のステップS52において、演算処理部
2は、第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bの各注目
対応点から次の対応点までの長さを求める。そして、演
算処理部2は、第1の輪郭曲線A上の注目対応点から次
の対応点までの長さをlengthAとし、第2の輪郭曲線B
上の注目対応点から次の対応点までの長さをlengthBと
する。
【0065】次のステップS53において、演算処理部
2は、上述のステップS2で説明した処理と同様の処理
を行うことで、lengthAとlengthBとの長さを比較し、
サンプリング間隔を決定する。
【0066】次のステップS54において、演算処理部
2は、上述のステップS3で説明した処理と同様の処理
を行うことで、第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線B
についてリサンプリング処理を行うことで、同数のサン
プリング点からなる第1の輪郭曲線Aに対応する点列及
び第2の輪郭曲線Bに対応する点列を生成する。そし
て、演算処理部2は、第1の輪郭曲線Aに対応する点列
の座標を用いて補間計算を行うとともに、第2の輪郭曲
線Bに対応する点列の座標を用いて補間計算を行う。
【0067】次のステップS55において、演算処理部
2は、上述のステップS51で指定した注目対応点を次
の対応点とするように指定する。
【0068】続いてステップS56において、演算処理
部2は、ステップS55において指定した注目対応点が
上述のステップS51で指定した注目対応点か否かを判
定する。そして演算処理部2は、ステップS55で指定
した注目対応点がステップS51で指定した注目対応点
であると判断したときにはステップS57に進み、ステ
ップS55で指定した注目対応点がステップS51で指
定した注目対応点でないと判定したときにはステップS
52に戻り、ステップS55で指定した注目対応点から
次の対応点までの区間についてステップS52〜ステッ
プS55までの処理を行う。すなわち、演算処理部2
は、第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bの全周につ
いてのサンプリング処理及びリサンプリング処理をして
サンプリング点からなる点列を設定する。
【0069】次のステップS57において、演算処理部
2は、上述のステップS4で説明した処理と同様の処理
を行うことで、サンプリング点からなる点列から中間曲
線を生成する。このとき、演算処理部2は、ステップS
54でした補間計算の結果を用いて、中間曲線を生成す
る。これにより、演算処理部2は、図11に示した第1
の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bを用いて、上述の図
12で示したような中間曲線を生成する。したがって、
曲線生成装置1は、上述と同様に、第1の輪郭曲線Aと
第2の輪郭曲線Bとのセグメント数が異なっていても、
第1の輪郭曲線Aから第2の輪郭曲線Bに変化するとき
の中間曲線を生成することができる。
【0070】次に、第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲
線Bに対応点を設定するときに行う演算処理部2の処理
の一例について図14のフローチャートを参照して説明
する。
【0071】このフローチャートによれば、先ずステッ
プS61において、演算処理部2は、図15に示す第1
の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bの曲線全周ついての
曲率を検出する。これにより、演算処理部2は、例えば
図16に示すように、ユーザにより与えられた対応点か
らの曲線全周の第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線B
についての曲率を得る。
【0072】次のステップS62において、演算処理部
2は、図16に示した曲率の値の極大値のうち、絶対値
が閾値を越えている座標を抽出して対応点候補を検出す
る。すなわち、演算処理部2は、例えば予め設定された
閾値と曲率の極大値を比較し、閾値を越えている極大値
が検出された曲率における第1の輪郭曲線Aの座標及び
第2の輪郭曲線Bの座標を抽出して、抽出した座標を対
応点候補の座標とする。これにより、演算処理部2は、
第1の輪郭曲線A上の対応点候補a1、a2、a3と、
第2の輪郭曲線B上の対応点候補b1、b2を得る。
【0073】次のステップS63において、演算処理部
2は、上述のステップS62で対応点候補を検出してい
るか否かを判定する。そして、演算処理部2は、対応点
候補が存在していると判断したときにはステップS64
に進み、対応点候補が存在していないと判断したときに
は対応点を設定する処理フローを終了する。ここで、本
例では、ステップS61で第1の輪郭曲線A及び第2の
輪郭曲線Bの双方で対応点候補を検出しているのでステ
ップS64に進む。
【0074】ステップS64において、演算処理部2
は、先ず第1の輪郭曲線A上の対応点候補の数と第2の
輪郭曲線B上の対応点候補の数を比較する。続いて演算
処理部2は、対応点候補の数が少ない輪郭曲線上の対応
点候補が検出された時刻の周囲であって、かつ曲率の正
負が同一の対応点候補が対応点候補の多い輪郭曲線上に
存在するか否かを調べる。そして、演算処理部2は、対
応点候補の数が多い輪郭曲線上に存在すると判定したと
きには当該対応点候補を対応点として設定する。
【0075】具体的には、図17に示すように、演算処
理部2は、対応点候補の少ない第2の輪郭曲線B上の対
応点候補b1を検出した時刻の周囲であって、かつ曲率
の正負が同一の対応点候補として、第1の輪郭曲線A上
の対応点候補a2を選択し、対応点候補a2と対応点候
補b1を、第1の輪郭曲線A上の対応点a2、第2の輪
郭曲線上の対応点b1とする。同様に、演算処理部2
は、対応点候補a3と対応点候補b2を、第1の輪郭曲
線A上の対応点a3、第2の輪郭曲線上の対応点b2と
する。
【0076】次のステップS65において、演算処理部
2は、次の対応点候補に進むように処理し、ステップS
66においてユーザに与えられた対応点まで対応点候補
を検索したか否かを判定し、ユーザに与えられた対応点
まで対応点候補を検索したと判定したときには対応点を
設定する処理を終了し、ユーザに与えられた対応点まで
対応点候補を検索していないと判定したときには再びス
テップS64に戻る。すなわち、演算処理部2は、ステ
ップS62で検出された対応点候補の少ない方の輪郭曲
線についてユーザが指定した対応点から対応点候補を検
出し、再びユーザが指定した対応点に戻るまで対応点候
補を検索し、各対応点候補についてステップS64に示
す処理を行う。その結果、演算処理部2は、図18に示
すように、ユーザが指定した対応点の他に、第1の輪郭
曲線A上の対応点a2及び第2の輪郭曲線b1と、第1
の輪郭曲線A上の対応点a3及び第2の輪郭曲線B上の
対応点b2とを設定する。
【0077】このような対応点を設定する処理を行う曲
線生成装置1は、例えばユーザが操作する操作入力信号
に応じて1点の対応点を設定することにより、上述した
ステップS61〜ステップS66までの処理を行い、新
たに対応点を設定することができる。これにより、曲線
生成装置1は、ユーザが複数の対応点を設定することを
望むときであっても、上述した処理を行うことにより、
自動的に複数の対応点を設定することができ、ユーザが
対応点を設定する手間を軽減することができる。
【0078】次に、上述したように演算処理部2により
中間曲線を生成する処理及び対応点を設定する処理を、
ユーザが操作入力部6を操作することによって生成され
る操作入力信号にしたがって行う処理一例について図1
9を参照して説明する。
【0079】この図19によれば、先ず、ステップS7
1において、演算処理部2は、例えば図20に示すよう
な処理の対象となる入力画像の読み込みが必要である旨
の操作入力信号が操作入力部6から入力されたか否かを
判定する。演算処理部2は、入力画像の読み込みが必要
である旨の操作入力信号が入力されたときにはステップ
S72に進み、入力画像の読み込みが必要である旨の操
作入力信号が入力されていないと判定したときにはステ
ップS73に進む。
【0080】ステップS72において、演算処理部2
は、操作入力部6からの操作入力信号に応じて、外部記
憶部7から入力画像を読み込む処理を行ってステップS
73に進む。
【0081】次のステップS73において、演算処理部
2は、例えば図21に示すような処理の対象となる輪郭
曲線の読み込みが必要である旨の操作入力信号が操作入
力部6から入力されたか否かを判定する。演算処理部2
は、入力画像の読み込みが必要である旨の操作入力信号
が入力されたときにはステップS74に進み、入力画像
の読み込みが必要である旨の操作入力信号が入力されて
いないと判定したときにはステップS75に進む。
【0082】ステップS74において、演算処理部2
は、操作入力部6からの操作入力信号に応じて、外部記
憶部7から輪郭曲線を読み込む処理を行ってステップS
75に進む。
【0083】次のステップS75において、演算処理部
2は、例えば上述の中間形状生成プログラムに従った処
理を行うことで輪郭情報の生成処理及び編集処理を行
う。
【0084】次のステップS76において、演算処理部
2は、上述のステップS75で生成又は編集処理がなさ
れた輪郭曲線の保存が必要である旨の操作入力信号が操
作入力部6から入力されたか否かを判定する。演算処理
部2は、輪郭情報の保存が必要である旨の操作入力信号
が入力されたときにはステップS77に進み、輪郭情報
の保存が必要である旨の操作入力信号が入力されていな
いと判定したときにはステップS78に進む。
【0085】ステップS77において、演算処理部2
は、ステップS75で生成又は編集した輪郭情報を例え
ば外部記憶部7に記憶する処理を行ってステップS78
に進む。
【0086】次のステップS78において、演算処理部
2は、例えば上述のステップS75で生成又は編集処理
がなされた輪郭曲線に基づき、例えば図22に示すよう
なキー画像の生成又は保存が必要である旨の操作入力信
号が操作入力部6から入力されたか否かを判定する。演
算処理部2は、キー画像の生成又は保存が必要である旨
の操作入力信号が入力されたときにはステップS79に
進み、キー画像の生成又は保存が必要である旨の操作入
力信号が入力されていないと判定したときにはステップ
S80に進む。ここで、上記キー画像とは、上記輪郭曲
線を境界線として前景及び背景が区別された画像であ
り、図22においては輪郭曲線の内部が前景であり輪郭
曲線の外部が背景となる。また、このキー画像は、例え
ば前景部分が“1”で表現され、背景部分が“0”で表
現された信号からなる画像である。
【0087】ステップS79において、演算処理部2
は、例えば図21に示すような輪郭曲線を用いて、図2
2に示すようなキー画像を生成する処理又はキー画像を
保存する処理を行ってステップS80に進む。
【0088】次のステップS80において、演算処理部
2は、例えば上述のステップS75で生成又は編集処理
がなされたキー画像を用いて、キー画像を合成した合成
画像の生成又は保存が必要である旨の操作入力信号が操
作入力部6から入力されたか否かを判定する。演算処理
部2は、合成画像の生成又は保存が必要である旨の操作
入力信号が入力されたときにはステップS81に進み、
合成画像の生成又は保存が必要である旨の操作入力信号
が入力されていないと判定したときにはステップS82
に進む。
【0089】ステップS81において、演算処理部2
は、例えば図22に示すようなキー画像を用いた合成処
理を行うことにより、合成画像を生成する処理又は合成
画像を保存する処理を行ってステップS82に進む。
【0090】ステップS82において、演算処理部2
は、輪郭曲線を用いた処理を終了する旨の操作入力信号
が入力されたか否かを判定し、終了しないと判定したと
きにはステップS75に進み、終了すると判定したとき
には処理を終了する。
【0091】上述したように、ステップS75におい
て、輪郭曲線を用いた中間曲線等の生成処理又は編集処
理を行う演算処理部2は、時間的に連続した複数の輪郭
曲線をフレームごとに生成するとともに編集することが
でき、輪郭曲線を用いて時間的に連続したキー画像をフ
レームごとに生成することができる。このとき、演算処
理部2は、操作入力部6からの操作入力信号に応じて編
集した輪郭曲線からキー画像を生成するとともに表示
し、更にファイルに記録することもできる。
【0092】更に、この演算処理部2によれば、操作入
力部6からの操作入力信号に応じて、生成又は編集した
輪郭曲線を用いて作成したキー画像と、前景画像と、背
景画像とを合成した合成画像を生成するとともに表示
し、更にファイルに記録することもできる。
【0093】上記ステップS75における輪郭曲線の生
成又は編集においては、上述した中間形状生成プログラ
ムに従った中間曲線の生成又は編集のみならず、ユーザ
が操作入力部6を操作することで指定したフレームの輪
郭曲線を構成するセグメントを複数のセグメントに分割
して、輪郭曲線のセグメントを増加する処理、複数のセ
グメントを単一のセグメントに統合してセグメント数を
減少させる処理を行っても良い。
【0094】また、演算処理部2は、操作入力信号に応
じ、ユーザが操作入力部6を操作することにより曲線形
状が編集されるフレームであるマスターフレームと、マ
スターフレームを用いて中間曲線が生成されるフレーム
を示す非マスターフレームのうち、非マスターフレーム
をマスターフレームとして指定し、そのフレームにおけ
る曲線形状を編集しても良い。
【0095】更に、演算処理部2は、操作入力信号に応
じ、マスターフレームを非マスターフレームとして指定
し、上述した中間形状生成プログラムに従った処理を行
ってそのフレームにおける曲線形状を編集しても良い。
【0096】更にまた、演算処理部2は、操作入力信号
に応じ、時間的に隣接する2つのマスターフレーム上に
存在する対応点をそれぞれ1つ選択し、選択した対応点
の対を対応点として設定することができ、設定した対応
点の対を解除することもできる。
【0097】上述したように、演算処理部2は、中間形
状生成プログラムに従って非マスターフレームの輪郭曲
線を生成するとともに表示部9に表示することにより、
操作入力信号に応じてマスターフレームの曲線形状を編
集する処理を行うことができる。また、この演算処理部
2によれば、操作入力信号に応じて複数のフレームに亘
って画面内に含まれる一つの輪郭曲線の曲線形状を設定
し、画面内に含まれる複数の輪郭曲線の数だけ曲線形状
を設定する処理を繰り返すことで、動画像全体について
編集処理を行う。
【0098】このように輪郭曲線について編集処理を行
うとき、演算処理部2は、処理の対象となっている輪郭
曲線、操作入力信号を生成するためのボタン、スライダ
等を表示部9上に表示し、表示したことで操作される操
作入力部6から操作入力信号が入力される。演算処理部
2は、ユーザが表示部9に表示されたアイコン等に応じ
て操作入力部6を操作したことに応じて、制御点を移動
させる、セグメントを分割する、ファイルを読み込む、
編集するフレームを変更する等の単機能の編集操作を組
み合わせることにより、編集処理を行う。なお、1つの
輪郭曲線を作成又は編集する当たって、各単機能の操作
の組み合わせについては所定の組み合わせや順序がある
ことなく任意である。
【0099】次に、編集処理を行うときの演算処理部2
の処理モードについて説明する。
【0100】編集処理を行うときに用いる処理モード
は、演算処理部2が実行するアプリケーションプログラ
ムが持つモード、各輪郭曲線がフレームごとに持つモー
ド、端点が持つモード、セグメントが持つモードがあ
る。
【0101】上記アプリケーションプログラムが持つモ
ードは、例えば上述の中間形状生成プログラム等のアプ
リケーション内で1つずつ持つモードである。上記各輪
郭曲線が持つモードは、閉曲線1つごとについて持つモ
ードである。上記輪郭曲線がフレームごとに持つモード
は、輪郭曲線1つごと及び各フレームについて持つモー
ドである。上記端点が持つモードは、各端点1つごとに
ついて持つモードである。上記セグメントが持つモード
は、セグメント1つごとについて持つモードである。
【0102】上記アプリケーションプログラムが持つモ
ードには、再生モード、ループモード、フレーム更新モ
ード、キャッシュモード、インタラクションモード、ベ
ジェ優先モード、輪郭曲線合成モード、レンダリングモ
ードがある。
【0103】上記再生モードとは、画像の動画表示を行
うかどうかを示すモードであり、図23に示すように、
正方向再生モード、逆方向再生モード、停止状態の3状
態が存在する。
【0104】上記正方向再生モードにおいて、演算処理
部2は、フレーム毎に付加されたフレーム番号を参照
し、自動的にフレーム番号が上昇する方向に順次フレー
ムを移動しながら表示部9に画像及び図形を表示する。
これにより、演算処理部2は、入力画像、編集処理した
輪郭曲線又はキー画像を動画像としてユーザに提示す
る。
【0105】上記逆方向再生モードにおいて、演算処理
部2は、自動的にフレーム番号が下降する方向、すなわ
ち逆順序でフレームを移動しながら入力画像、輪郭曲線
又はキー画像を表示する。
【0106】停止状態において、演算処理部2は、自動
的にフレーム番号を更新して表示する処理を行わない。
【0107】この曲線生成装置1において、初期状態、
通常状態においては停止状態となされており、ユーザが
操作入力部6を操作することで生成された操作入力信号
に応じて再生モードを正方向再生モードと逆方向再生モ
ードとの間で遷移させる。
【0108】なお、正方向再生モード及び逆方向再生モ
ードでは、以下に説明するフレーム更新モードの状態に
よらずフレームの更新を行う。
【0109】上記ループモードは、画像の動画表示を行
うかどうかを示すモードであり、図24に示すように、
ループモードOnとループモードOffの2状態が存在
する。
【0110】上記ループモードOnにおいて、演算処理
部2は、再生モードが正方向再生モードで末尾フレーム
まで到達した場合、再び自動的に先頭フレームから正方
向再生モードで表示を開始する。また、演算処理部2
は、再生モードが逆方向再生モードで先頭フレームまで
到達した場合、再び自動的に末尾フレームから逆方向再
生モードで表示を開始する。また、演算処理部2は、末
尾フレームで後述する正方向コマ送りキーが選択された
ことに応じた操作入力信号に応じて、先頭フレームにフ
レームを移動して表示を行う。また、演算処理部2は、
先頭フレームで以下に説明する逆方向コマ送りキーが選
択されたことに応じた操作入力信号に応じて、末尾フレ
ームにフレームを移動して表示を行う。
【0111】上記ループモードOffにおいて、演算処
理部2は、再生モードが正方向再生モードで末尾フレー
ムまで到達した場合、末尾フレームで正方向再生モード
を解除し、自動的に停止状態に遷移する。また、演算処
理部2は、再生モードが逆方向再生モードで先頭フレー
ムまで到達した場合、先頭フレームで逆方向再生モード
を解除し、自動的に停止状態に遷移する。また、このル
ープモードOffにおいて演算処理部2は、末尾フレー
ムで後述の正方向コマ送りキーが選択されたことに応じ
た操作入力信号が入力されても、再び自動的に末尾フレ
ームから逆方向再生モードで表示を開始する。また、演
算処理部2は、末尾フレームで後述する正方向コマ送り
キーが選択されたことに応じた操作入力信号に応じて、
先頭フレームにフレームを移動して表示を行う。また、
演算処理部2は、先頭フレームで以下に説明する逆方向
コマ送りキーが選択されたことに応じた操作入力信号に
応じて、末尾フレームにフレームを移動して表示を行
う。
【0112】上記フレーム更新モードは、後述するフレ
ーム番号設定スライダ54でフレームを移動させた場合
のフレームの更新方法に関するモードで、図25に示す
ように、Real Timeモード、Syncモード、ASyncモードの
3つの状態がある。
【0113】上記Real Time モードにおいて、演算処理
部2は、操作入力信号に応じてフレーム番号設定スライ
ダ54を移動させている最中であっても、その時のフレ
ーム番号設定スライダ54の位置に応じたフレーム番号
に更新する動作をし続ける処理を行う。また、演算処理
部2は、操作入力信号によりフレーム番号設定スライダ
54の移動を終了した時には、最終的な位置に応じたフ
レーム番号に更新する。
【0114】上記Syncモードにおいて、演算処理部2
は、操作入力信号に応じてフレーム番号設定スライダ5
4を移動させている最中、フレーム番号に更新する処理
をしない。演算処理部2は、操作入力信号によりフレー
ム番号設定スライダ54の移動を続了した時に、最終的
な位置に応じたフレーム番号に更新する。
【0115】上記ASyncモードにおいて、演算処理部2
は、操作入力信号に応じてフレーム番号設定スライダ5
4を移動させている最中、フレーム番号設定スライダ5
4の移動を続了した時にも、フレーム番号の更新する処
理を行わない。演算処理部2は、後述するフレーム更新
ボタンを押したことに応じた操作入力信号が入力された
ときのみ、現在のフレーム番号設定スライダ54の位置
に応じたフレーム番号に更新する。
【0116】なお、フレーム更新モードの初期状態は、
Syncモードである。また、上述のフレーム更新モードは
その他のモード及び状態とは独立に設定及び遷移ができ
る。
【0117】上記キャッシュモードは、後述するキャッ
シュ技術を用いるかどうかのモードで、図26に示すよ
うに、キャッシュモードOnとキャッシュモードOff
の2状態がある。
【0118】キャッシュモードOn状態において、演算
処理部2は、キャッシュメモリを有効化し、1度外部記
憶部7から読み出した画像をデータメモリ4に格納し、
再度画像を表示する時にはデータメモリ4より当該画像
の読み出しを行う。ここで、データメモリ4に格納され
た画像データをキャッシュデータという。
【0119】キャッシュモードOff状態では、演算処
理部2は、キャッシュを無効化し、画像を表示するごと
に画像を外部記憶部7から読み出す処理を行う。
【0120】インタラクションモードとは、編集してい
る曲線を表示するか否かを示すモードで、図27に示す
ように、インタラクションモードOnとインタラクショ
ンモードOffの2つの状態がある。
【0121】上記インタラクションモードOnにおい
て、演算処理部2は、編集処理の対象となっている輪郭
曲線を表示する。
【0122】上記インタラクションモードOffにおい
て、演算処理部2は、編集処理の対象となっている輪郭
曲線を表示しない。
【0123】なお、インタラクションモードの初期状態
は、インタラクションモードOnである。インタラクシ
ョンモードはその他のモード及び状態とは独立に設定及
び遷移ができる。
【0124】上記ベジェ優先モードは、後述の制御点の
選択と、その他の図形の選択とのいづれかを優先して選
択するか否かを示すモードで、図28に示すように、ベ
ジェ優先モードOnとベジェ優先モードOffとの2つ
の状態がある。
【0125】上記ベジェ優先モードOnにおいて、演算
処理部2は、操作入力信号に応じ、制御点を優先して選
択して編集処理等を行う。
【0126】上記ベジェ優先モードOffにおいて、演
算処理部2は、操作入力信号に応じ、制御点ではないそ
の他の図形を優先して選択して編集処理等を行う。
【0127】なお、ベジェ優先モードの初期状態は、ベ
ジェ優先モードOffである。また、ベジェ優先モード
はその他のモード及び状態とは独立に設定及び遷移がで
きる。
【0128】上記輪郭曲線合成モードは、複数の輪郭曲
線をどう組み合わせてキー画像を作成するかを示すモー
ドであり、図29に示すように、AllORとAllA
NDの2つの状態がある。
【0129】上記AllORにおいて、演算処理部2
は、複数の輪郭曲線が存在する場合、各輪郭曲線が指定
する領域の和をとった領域に対しキー画像を生成する処
理を行う。
【0130】上記AllANDにおいて、演算処理部2
は、複数の輪郭曲線が存在する場合、各輪郭曲線が指定
する領域の積をとった領域に対しキー画像を生成する処
理を行う。すなわち、演算処理部2は、各輪郭曲線が指
定する領域のうち、重複した領域に対しキー画像を生成
する処理を行う。
【0131】なお、輪郭曲線合成モードの初期状態はA
llORである。輪郭曲線合成モードはその他のモード
及び状態とは独立に設定及び遷移ができる。
【0132】上記レンダリングモードは、演算処理部2
からどのデータを表示部9に出力し、かつ出力クリップ
に出力するか否かを示すモードであり、図30に示すよ
うに、Off(Input Through)、Key Output、Composit
e Outputの3つの状態がある。
【0133】上記Offにおいて、演算処理部2は、前
景画像をメインパネルに出力し、かつ出力クリップにも
出力する。
【0134】上記Key Outputにおいて、演算処理部2
は、キー画像をメインパネルに出力し、かつ出力クリッ
プにも出力する。
【0135】上記Composite Outputの場合は、演算処理
部2は、前景画像と背景画像とを用いてキー画像で合成
した画像を、メインパネルに出力し、かつ出力クリップ
にも出力する。
【0136】なお、演算処理部2の起動直後のレンダリ
ングモードの初期状態はOffである。なお、レンダリ
ングモードはその他のモード及び状態とは独立に設定及
び遷移ができる。
【0137】次に、各輪郭曲線が持つモードについて説
明する。
【0138】各輪郭曲線が持つモードは、リバースモー
ドがある。このリバースモ一ドとは、輪郭曲線すなわち
閉曲線の内部が背景であるか、輪郭曲線の外部が背景で
あるかを示すモードで、ノーマル状態とリバース状態の
2つの状態がある。
【0139】上記ノーマル状態において、演算処理部2
は、輪郭曲線の内部が前景で、輪郭曲線の外部が背景で
あることを認識する。
【0140】上記リバース状態において、演算処理部2
は、輪郭曲線の内部が背景で、輪郭曲線の外部が前景で
あることを認識する。
【0141】次に、各輪郭曲線がフレーム毎に持つモー
ドについて説明する。
【0142】各輪郭曲線がフレーム毎に持つモードに
は、マスターフレームモードがある。マスターフレーム
モードとは、その輪郭曲線が、そのフレームにおいて、
前述のマスターフレームモードであるか否かを示すモー
ドで、マスターフレーム状態と非マスターフレーム状態
の2つの状態がある。
【0143】上記マスターフレーム状態の場合、編集処
理等の対象となっている輪郭曲線が、そのフレームにお
いてマスターフレームであることを示す。
【0144】上記非マスターフレーム状態の場合、編集
処理等の対象となっている輪郭曲線が、そのフレームに
おいて非マスターフレームであることを示す。
【0145】次に、各端点が持つモードについて説明す
る。
【0146】各端点が持つモードには、対応点モード、
選択モードがある。
【0147】上記対応点モードは、その端点が対応点か
否かを示すモードであり、対応点状態と非対応点状態の
2つの状態がある。対応点状態の場合、その端点が対応
点として設定されていることを示す。またこの対応点状
態にある端点を、対応点である端点と呼ぶ。非対応点状
態の場合、その端点が対応点として設定されていないこ
とを示す。またこの非対応点状態にある端点を、対応点
でない端点と呼ぶ。
【0148】上記選択モードとは、操作入力信号により
その端点が現在選択されているか否かを示すモードで、
選択状態と非選択状態の2つの状態がある。選択状態の
場合、操作入力信号によりその端点が現在選択されてい
ることを示す。またこの状態にある端点を、選択された
端点と呼ぶ。非選択状態の場合、操作入力信号によりそ
の端点が現在選択されていないことを示す。またこの非
選択状態にある端点を、選択されていない端点と呼ぶ。
【0149】次に、各セグメントが持つモードについて
説明する。
【0150】各セグメントが持つモードには、選択モー
ドがある。選択モードとは、操作入力信号によりそのセ
グメントが現在選択されているか否かを示すモードで、
選択状態と非選択状態の2つの状態がある。選択状態の
場合、操作入力信号によりそのセグメントが現在選択さ
れていることを示す。またこの選択状態にあるセグメン
トを、選択されたセグメントと呼ぶ。非選択状態の場
合、操作入力信号によりそのセグメントが現在選択され
ていないことを示す。またこの非選択状態にあるセグメ
ントを、選択されていないセグメントと呼ぶ。
【0151】次に、このようなアプリケーション、各輪
郭曲線、フレーム、各端点が持つモード及び操作入力信
号とに基づいて行う演算処理部2の処理内容について説
明する。
【0152】演算処理部2は、例えばユーザにより起動
されることにより、図31に示すようなメインパネルを
表示部9に表示する処理を行う。ここで、起動当初は画
像ファイルを指定していないので図31中の画像表示部
36には画像を表示しない。
【0153】この演算処理部2は、上記中間形状生成プ
ログラムにより編集処理等を行うときにおいて、ユーザ
に操作入力部6の操作を促すため、表示部9にメニュ
ー、ボタン、スライダ、テキストボックス等を表示す
る。
【0154】演算処理部2は、メニュー表示位置が選択
された旨の操作入力信号に応じ、通常は隠されている1
つ又は複数の選択項目があるメニューを表示する処理を
行う。また、演算処理部2は、メニュー内の選択項目表
示位置が選択された旨の操作入力信号に応じ、選択項目
に対応した処理を行う。
【0155】また、上記ボタンは、ボタン表示位置が選
択された旨の操作入力信号に応じて演算処理部2がボタ
ンに対応した処理を行うために表示される。ボタンには
状態を持つものと持たないものがあり、状態を持たない
ボタンが選択された旨の操作入力信号に応じて1回の処
理を行い、状態を持つボタンが選択された旨の操作入力
信号に応じて状態を変化させ、次に選択される時までそ
の状態を保持することにより、特定の状態の継続を指示
するために使われる。なお、状態をもつボタンをトグル
ボタンと称する場合がある。
【0156】スライダは、連続値又は離散値がハンドル
の位置に対応しておりハンドルの位置により、一定の範
囲内の連続値又は離散値を指示する旨の操作入力信号を
生成するために表示される。このスライダは、ユーザが
操作入力部6を操作することにより、スライダ上をマウ
ス等でクリックしたまま移動させ、異なる位置でクリッ
クを解除することにより、異なる位置及びそれに対応し
た異なる値を指示する旨の操作入力信号を生成するため
に表示される。
【0157】テキストボックスは、数値又は文字を表示
している領域であり、その領域をが選択され、例えばキ
ーボ一ドを用いて数値又は文字が変更されることによ
り、その数値又は文字を指示する操作入力信号を生成す
るために表示される。
【0158】上記ポインティングデバイスを用いて行う
指示は、キーボード上で特定のキーを押す、又は特定の
キーを組み合わせて押すことによっても実現される。操
作入力部6は、例えばファイルメニュー21からNew
という選択項目が選択される場合のみならず、キーボー
ド上のCtrlキーを押しながらNキーが押されることによ
っても同様な指示を与える操作入力信号を生成する。な
お、このようにポインティングデバイスによる操作と等
価な操作をキーボードによって実現することはキーボー
ドショートカットと呼ばれ、頻繁に行う操作でよく設け
られる。
【0159】演算処理部2は、編集処理等を行うとき、
編集処理等を行うためのアプリケーションプログラムに
従って図31に示すメインパネルを表示する処理を行
う。
【0160】演算処理部2は、ファイルメニュー21、
編集メニュー22、クリップメニュー23、ビューメニ
ュー24、ウィンドウメニュー25、ヘルプメニュー2
6を有するメインパネルを表示し、操作入力部6により
指定された各メニューが選択された旨の操作入力信号が
入力される。また、演算処理部2は、新規曲線ファイル
ボタン27、曲線ファイルオープンボタン28、曲線フ
ァイルセーブボタン29、カットボタン30、コピーボ
タン31、ペーストボタン32、印刷ボタン、ヘルプボ
タン34を表示し、操作入力部6により各ボタンが選択
された旨の操作入力信号が入力される。
【0161】上記新規曲線ファイルボタン27は、ユー
ザが操作入力部6を操作することで選択されたとき、ユ
ーザが操作入力部6を操作することで選択されたとき、
後述するファイルメニュー21内のNewを選択した場
合と同じ処理内容を行うために表示される。
【0162】上記曲線ファイルオープンボタン28は、
ユーザが操作入力部6を操作することで選択されたと
き、後述するファイルメニュー21内のOpenを選択した
場合と同じ処理内容を行うために表示される。
【0163】上記曲線ファイルセーブボタン29は、ユ
ーザが操作入力部6を操作することで選択されたとき、
後述するファイルメニュー21内のSaveを選択した場合
と同じ処理内容を行うために表示される。
【0164】上記カットボタン30は、ユーザが操作入
力部6を操作することで選択されたとき、後述する編集
メニュー22内のCutを選択した場合と同じ処理内容を
行うために表示される。
【0165】上記コピーボタン31は、ユーザが操作入
力部6を操作することで選択されたとき、後述する編集
メニュー22内のCopyを選択した場合と同じ処理内容を
行うために表示される。
【0166】上記ペーストボタン32は、ユーザが操作
入力部6を操作することで選択されたとき、後述する編
集メユュー22内のPasteを選択した場合と同じ処理内
容を行うために表示される。
【0167】上記印刷ボタン33は、例えば上述した中
間曲線生成プログラムでは印刷機能が装備されておら
ず、常に無効化されている。すなわち押せない状態にな
っている。
【0168】上記ヘルプボタン34は、ユーザが操作入
力部6を操作することで選択されたとき、ヘルプメニュ
ー26内のAboutを選択した場合と同じ処理内容を行う
ために表示される。
【0169】また、メインパネルには、ズーム率表示部
35があり、画像が画像表示部36に表示されている場
合には、その画像の表示倍率が、百分率で表示される。
【0170】また、メインパネルには、カーソル座標表
示部37があり、ポインティングデバイスが画像上のど
の位置にあるかが、デバイス座標系の座標とラスター座
標系の座標で表示される。
【0171】上記デバイス座標系とラスター座標系の関
係を図32に示し、以下に説明する。
【0172】デバイス座標系とは、表示部9が表示する
画像領域41内で定義される座標系であり、表示部9が
表示する画像領域41の左上を原点とし、画像領域41
の右方向が正方向となるようにx座標をとり、下方向が
正方向となるようにy座標をとり、表示部9が表示する
1画素(1pixel)を単位とするような座標系である。
【0173】上記ラスター座標系とは、もともとの画像
ファイルに格納されている画像領域42内で定義される
座標系であり、画像ファイルに格納されている画像領域
42の左下を原点とし、画像領域42の右方向が正方向
となるようにx座標をとり、上方向が正方向となるよう
にy座標をとり、画像ファイル内の1画素(1pixel)を
数値の単位とするような座標系である。
【0174】更に、メインパネルには、画像表示部36
があり、入力画像、編集中の輪郭曲線、及び生成された
キー画像が表示される。
【0175】次に、メインパネル内のファイルメニュー
21について図33を参照して説明する。
【0176】ファイルメニュー21には、New、Open、S
ave、Save As、Exitの5つの選択項目がある。ユーザが
操作入力部6によりNewを選択した場合、演算処理部2
は、現在編集中の輪郭曲線を破棄し、新規の輪郭曲線の
編集処理を開始する。また、演算処理部2により実行さ
れメインパネルを表示する演算処理部2は、ポインティ
ングデバイスによりNewを選択した場合のみならず、キ
ーボード等によってもNew処理を行うことができ、例え
ばキーボードによりCtrlキーを押しながらNキーを押す
ことによっても上記New処理を行う。
【0177】また、ユーザが操作入力部6によりOpenを
選択した場合、演算処理部2は、図示しないファイルを
指定するためのパネルを表示し、ユーザが操作入力部6
によりファイルを指定することにより、ファイルに保存
されている輪郭曲線を読み込む。また、演算処理部2
は、ポインティングデバイスによりOpenを選択した場合
のみならず、キーボード等によってもOpen処理を行うこ
とができ、例えばキーボードによりCtrlキーを押しなが
らOキーを押すことによってもOpen処理を行う。
【0178】更に、ユーザが操作入力部6によりSaveを
選択した場合、演算処理部2は、現在編集中の輪郭曲線
を最後にSaveしたファイルに上書きする形で保存する。
最初にSaveする際は、それより前に前述のOpenを選択し
たことがある場合は、Openの時に指定されたファイルに
上書きする形で保存する。それより前に前述のOpenを選
択していない場合は、図示しないファイルを指定するた
めのパネルを表示し、ユーザが操作入力部6によりファ
イルを指定することにより、指定されたファイルに輪郭
曲線を保存する。また、演算処理部2は、ポインティン
グデバイスによりSaveを選択した場合のみならず、キー
ボード等によってもSave処理を行うことができ、例えば
キーボードによりCtrlキーを押しながらSキーを押すこ
とによってもSave処理を行う。
【0179】更にまた、ユーザが操作入力部6によりSa
ve Asを選択した場合、演算処理部2は、図示しないフ
ァイルを指定するためのパネルを表示し、ユーザが操作
入力部6によりファイルを指定することにより、指定さ
れたファイルに輪郭曲線を保存する。
【0180】更にまた、ユーザが操作入力部6によりEx
itを選択した場合、演算処理部2は、処理を終了する。
【0181】次に、メインパネル内の編集メニュー22
について図34を参照して説明する。
【0182】編集メニュー22には、Undo、Cut、Cop
y、Pasteの4つの選択項目がある。
【0183】上記Undoの選択項目については、図34に
示す画面を表示するときのアプリケーションプログラム
には、Undo機能が実装されていないので、無効化されて
いる。すなわち、演算処理部2は、ユーザが操作入力部
6により選択されても何も処理を行わない。なお、本機
能は、本発明とは直接の関係がないので、詳細な説明は
省略する。
【0184】ユーザが操作入力部6によりCutを選択し
た場合、演算処理部2は、現在輪郭曲線が選択されてい
る輪郭曲線をカットバッファと呼ばれるデータメモリ4
内の特定の領域に記憶するとともに、選択されている輪
郭曲線を現在編集中のデータから削除する。また、演算
処理部2は、現在輪郭曲線が選択されていない場合は上
述のCut処理を行わない。また、演算処理部2は、ポイ
ンティングデバイスによりCutを選択した場合のみなら
ず、キーボード等によってもCut処理を行うことがで
き、例えばキーボードによりCtrlキーを押しながらXキ
ーを押すことによってもCut処理を行う。
【0185】また、ユーザが操作入力部6によりCopyを
選択した場合、演算処理部2は、現在輪郭曲線が選択さ
れている輪郭曲線をカットバッファと呼ばれるデータメ
モリ4内の特定の領域に記憶するとともに、前述のCut
処理と異なり、選択されている輪郭曲線を現在編集中の
データから削除しない。また、演算処理部2は、現在輪
郭曲線が選択されていない場合は上述のCopy処理を行わ
ない。また、演算処理部2は、ポインティングデバイス
によりCopyを選択した場合のみならず、キーボード等に
よってもCopy処理を行うことができ、例えばキーボード
によりCtrlキーを押しながらCキーを押すことによって
もCopy処理を行う。
【0186】更に、ユーザが操作入力部6によりPaste
を選択した場合、演算処理部2は、カットバッファと呼
ばれるデータメモリ4内の特定の領域に輪郭曲線が記憶
されている場合は当該輪郭曲線を編集処理に追加する。
また、演算処理部2は、カットバッファに輪郭曲線が記
憶されていない場合は上述のPaste処理を行わない。ま
た、演算処理部2は、ポインティングデバイスによりPa
steを選択した場合のみならず、キーボード等によって
もPaste処理を行うことができ、例えばキーボードによ
りCtrlキーを押しながらVキーを押すことによってもPa
ste処理を行う。
【0187】次に、メインパネル内のクリップメニュー
23について図35を参照して説明する。
【0188】クリップメニユーには、Create Clipの1
つの選択項目がある。Create Clipの選択項目について
は、図35に示す画面を表示するときのアプリケーショ
ンプログラムには、Create Clip機能が実装されていな
いので、無効化されている。すなわち、ユーザが操作入
力部6により選択した場合であっても、演算処理部2
は、処理を行うようなことがない。なお、本機能は、本
発明とは直接の関係がないので、詳細な説明は省略す
る。
【0189】次に、メインパネル内のビューメニュー2
4について図36を参照して説明する。
【0190】ビューメニュー24には、Tool Bar、Stat
us Bar、Zoom In、Zoom out、ResetView、Magnificatio
n、Vertical Syncの7つの選択項目がある。
【0191】ユーザが操作入力部6によりTool Barを選
択した場合、演算処理部2は、現在メインパネルの新規
曲線ボタン27、曲線ファイルオープンボタン28、曲
線ファイルセーブボタン29、カットボタン30、コピ
ーボタン31、ペーストボタン32、印刷ボタン33、
ヘルプボタン34が表示されていない場合は表示する。
また、演算処理部2は、操作入力信号が入力されたと
き、現在各ボタンが表示されている場合には非表示とす
る。
【0192】また、ユーザが操作入力部6によりStatus
Barを選択した場合、演算処理部2は、現在メインパネ
ルのカーソル座標表示部37が表示されていない場合は
表示する。また、演算処理部2は、現在カーソル座標表
示部37が表示されている場合には非表示とする。
【0193】更に、ユーザが操作入力部6によりZoom I
nを選択した場合、演算処理部2は、現在メインパネル
の画像表示部36に表示されている画像の表示倍率を上
げ、現在よりも拡大表示されるようにする。またユーザ
が操作入力部6によりZoom outを選択した場合、演算処
理部2は、現在メインパネルの画像表示部36に表示さ
れている画像の表示倍率を下げ、現在よりも縮小表示さ
れるようにする。また、演算処理部2は、ポインティン
グデバイスによりZoom Inを選択した場合のみならず、
キーボード等によってもZoom In処理を行うことがで
き、例えばキーボードによりCtrlキーを押しながらUキ
ーを押すことによってもZoom In処理を行う。また、演
算処理部2は、ポインティングデバイスによりZoom In
を選択した場合のみならず、キーボード等によってもZo
om Out処理を行うことができ、例えばキーボードにより
Ctrlキーを押しながらIキーを押すことによってもZoom
Out処理を行う。
【0194】更にまた、ユーザが操作入力部6によりRe
set Viewを選択した場合、演算処理部2は、現在メイン
パネルの画像表示部36に表示されている画像の表示倍
率を1倍にし、画像表示部36の中央に画像が表示され
るようにする。また、ユーザが操作入力部6によりMagn
ificationを選択した場合、表示倍率を選択するメニュ
ーがさらに現れ、操作入力部6により表示倍率が選択さ
れることにより、選択された任意の表示倍率とする。ま
た、演算処理部2は、ポインティングデバイスによりRe
set Viewを選択した場合のみならず、キーボード等によ
ってもReset View処理を行うことができ、例えばキーボ
ードによりHomeキーを押すことによってもReset View処
理を行う。
【0195】更にまた、ユーザが操作入力部6によりVe
rtical Syncを選択した場合、演算処理部2は、現在VSy
ncモードがVSyncモードOffとなっている場合はVSync
モードOnにし、現在VSyncモードがVSyncモードOnに
なっている場合はVSyncモードOffとする。
【0196】ここで図37に上記VSyncモードの状態遷
移図を示し、VSyncモードを説明する。 VSyncモードに
は、VSyncモードOnとVSyncモードOffの2状態が存
在する。 VSyncモードOnの場合には、演算処理部2
は、表示部9がCRTを使用している場合、クリップの
再生時に画像が乱れないように、画面の書き換えを表示
部9のCRTの垂直周期の周期に同期させるようにす
る。VSyncモードOffの場合には、演算処理部2は、
画面の書き換えを任意のタイミングで行う。なお、演算
処理部2の起動直後のVSyncモードの初期状態は停止状
態である。VSyncモードはその他の状態とは独立に設定
及び遷移ができる。
【0197】次に、メインパネル内のウィンドウメニュ
ー25について図38を参照して説明する。
【0198】ウィンドウメニュー25には、Clip Contr
ol、Properties、Statusの3つの選択項目がある。
【0199】ユーザが操作入力部6によりClip Control
を選択した場合、演算処理部2は、図39に示すクリッ
プコントロールパネルを表示していない場合には、クリ
ップコントロールパネルを表示する。演算処理部2は、
クリップコントロールパネルが既に表示されている場合
には処理を行わない。また、演算処理部2は、ポインテ
ィングデバイスによりClip Controlを選択した場合のみ
ならず、キーボード等によってもClip Control表示処理
を行うことができ、例えばキーボードによりCtrlキーを
押しながらGキーを押すことによってもClip Control表
示処理を行う。
【0200】また、ユーザが操作入力部6によりProper
tiesを選択した場合、演算処理部2は、図40に示すAu
toKeyプロパティパネルが表示されていない場合には、A
utoKeyプロパティパネルを表示する。また、演算処理部
2は、AutoKeyプロパティパネルが既に表示されている
場合には処理を行わない。また、演算処理部2は、ポイ
ンティングデバイスによりPropertiesを選択した場合の
みならず、キーボード等によってもProperties表示処理
を行うことができ、例えばキーボードによりCtrlキーを
押しながらHキーを押すことによってもProperties表示
処理を行う。
【0201】上記Statusの選択項目ついては、図38に
示す画面を表示するときのアプリケーションプログラム
には、Status機能が実装されていないので、無効化され
ている。すなわち演算処理部2は、ユーザが操作入力部
6によりStatusを選択しても処理を行わない。なお、本
機能は、本発明とは直接の関係がないので、詳細な説明
は省略する。
【0202】次に、メインパネル内のヘルプメニュー2
6について図41を参照して説明する。
【0203】ヘルプメニユーには、Aboutの1つの選択
項目がある。ユ一ザが操作入力部6によりAboutを選択
した場合、図42で示されるようなヘルプパネルを表示
する。ヘルプパネルには、アプリケーションソフトウエ
アの名称とバージョン番号、開発元を示す情報及び著作
権の所在を示す情報等が表示される。
【0204】メインパネルに含まれる画像表示部36に
は、入力画像、編集中の輪郭曲線、キー画像が表示され
る。ここで輪郭曲線を操作入力部6により選択すること
により、輪郭曲線の曲線形状の編集を行う。曲線形状の
編集方法の詳細については後述する。
【0205】次に、上述したClip Control表示処理によ
り表示されるクリックコントロールパネルを表示し、ユ
ーザが操作入力部6を操作することで生成される操作入
力信号に応じた演算処理部2の処理について説明する。
【0206】図39に示すようにクリックコントロール
パネルには、機数のボタン、スライダ、テキストボック
ス等が配置されている。
【0207】クリックコントロールパネルには、上部の
フレーム操作部51、中央部のキャッシュ操作部52、
下部のファイル操作部53がある。
【0208】クリックコントロールパネルのフレーム操
作部51には、フレーム番号設定スライダ54、再生速
度設定スライダ55、先頭フレームテキストボックス5
6、末尾フレームテキストボックス57、先頭フレーム
セットボタン(Start Set)58、末尾フレームセット
ボタン(End Set)59、正方向再生ボタン(Fwd)6
0、逆方向再生ボタン(Rvs)61、停止ボタン(Sto
p)62、正方向コマ送りボタン(Next)63、逆方向
コマ送りボタン(Prev)64、ループモードボタン(Lo
op)65、フレーム更新モード設定ラジオボタン66、
フレーム更新ボタン(Apply)67がある。
【0209】上記フレーム番号設定スライダ54は、現
在のフレームを変更するために表示される。ユーザが操
作入力部6によりフレーム番号設定スライダ54を選択
し、選択したままポインティングデバイスを移動させ、
新しい位置で選択を解除した場合、演算処理部2は、当
該新しい位置に対応したフレーム番号に、現在のフレー
ムを変更する。ここで、演算処理部2は、フレーム番号
設定スライダ54の左端に設定されたフレーム番号を表
示する。
【0210】上記再生速度設定スライダ55は、後述す
る再生時の再生速度を変更するために表示される。ユー
ザが操作入力部6により再生速度設定スライダ55を選
択し、選択したままポインティングデバィスを移動さ
せ、新しい位置で選択を解除した場合、演算処理部2
は、新しい位置に対応した速度に、再生速度を変更す
る。演算処理部2は、再生速度をfps(frame
per second)という単位で表現し、1秒間に
何枚フレームを進めるかを示す。ここで、演算処理部2
は、再生速度設定スライダ55の左端に設定された再生
速度をfpsの単位で表示する。
【0211】上記先頭フレームテキストボックス56及
び上記末尾フレームテキストボックス57は、編集処理
するフレームの上限値と下限値のフレーム番号を表示
し、更にユーザがフレーム番号を変更するために表示さ
れる。演算処理部2は、上限値と下限値の間のフレーム
番号を有するフレームを、上記フレーム番号設定スライ
ダ54で設定できる編集処理するフレームの範囲とす
る。
【0212】上記先頭フレームセットボタン(set)5
8及び末尾フレームセットボタン(set)59は、編集
処理するフレームの上限値と下限値のフレーム番号をユ
ーザが変更するために表示される。ユーザが操作入力部
6により先頭フレームセットボタン58又は末尾フレー
ムセットボタン59を選択した場合、演算処理部2は、
現在編集処理の対象となっているフレームを先頭フレー
ム又は末尾フレームとする。
【0213】また、ユーザが操作入力部6により正方向
再生ボタン(Fwd)60を選択した場合、演算処理部2
は上述の正方向再生モードに移行し、逆方向再生ボタン
(Rvs)61を選択した場合、演算処理部2は上述の逆
方向再生モードに移行する。更に、ユーザが操作入力部
6により停止ボタン(Stop)62を選択した場合、演算
処理部2は、停止状態に移行する。
【0214】上記正方向コマ送りボタン(Next)63又
は逆方向コマ送りボタン(Prev)64は、編集処理の対
象となっているフレーム変更するために表示される。ユ
ーザが操作入力部6により正方向コマ送りボタン63を
選択した場合、演算処理部2は編集処理の対象となって
いるフレームのフレーム番号を1フレーム分繰り上げ、
ユーザが操作入力部6により逆方向コマ送りボタン64
を選択した場合、演算処理部2は編集処理の対象となっ
ているフレームのフレーム番号を1フレーム分繰り下げ
る。
【0215】また、ユーザが操作入力部6によりループ
モードボタン(Loop)65を選択した場合、ループモー
ドがループモードOffであるときにはループモードO
nになり、ループモードがループモードOnであるとき
にはループモードOffとなる。なお、演算処理部2
は、ループモードOnであるときにはループモードにつ
いてのボタンの形状をへこんだ形状として表示する。
【0216】上記フレーム更新モード設定ラジオボタン
66は、Real Timeモード、Syncモード、ASyncモードの
3状態を切り換えるためのボタン群である。これらのボ
タン群は、それぞれがReal Timeモード、Syncモード、A
Syncモードに対応する。ユーザが操作入力部6を操作す
ることで各ボタンが選択されると、演算処理部2は、操
作入力信号に応じたフレーム更新モードに遷移する。
【0217】更に、ユーザが操作入力部6によりフレー
ム更新ボタン67を選択した場合、演算処理部2は、フ
レーム更新モードがASyncモードの場合に編集処理等の
対象となっているフレームの更新を行う。すなわち、演
算処理部2は、ASyncモードであるときにフレーム更新
ボタン67が選択されると、選択されたときにおけるフ
レーム番号設定スライダ54の位置に応じたフレーム番
号に編集処理等の対象となっているフレームを移動す
る。また、演算処理部2は、ASyncモード以外であると
きにフレーム更新ボタン67が選択されされても、処理
を行わない。
【0218】クリップコントロールパネルのキャッシュ
操作部52には、キャッシュオン/オフトグルボタン
(View Cache)68、カレントフレームキャッシュクリ
アボタン(Clear Current)69、範囲指定キャッシュ
クリアボタン(Clear inbetween)70、全キャッシュ
クリアボタン(Clear All)71が配置されている。
【0219】メインパネルの画像表示部36に画像を表
示するとき、演算処理部2は、外部記憶部7からフレー
ムごとに画像を読み出す。ここで上記キャッシュとは、
一旦外部記憶部7から読み出されたデータをデータメモ
リ4に記憶し、同じフレームを再度外部記憶部7から読
み出そうとしたときに、データメモリ4に記憶されてい
るデータを優先的に読み出す技術である。
【0220】ここで外部記憶部7は容量は大きいが読み
出し速度が遅いという特徴があり、データメモリ4は限
られた小さい容量しかないが読み出しが速いという特徴
がある。データメモリ4は他の編集処理によっても使用
されるので、通常は画像データを記憶することは好まし
くない。また編集処理によって外部記憶部7に記憶され
た画像データが更新された場合には、データメモリ4中
の画像データは古いものとなってしまい、更新が必要と
なる。このように編集処理を行う場合はキャッシュをす
ることは好ましくないのでキャッシュは普段は無効化さ
れている。
【0221】ただし一旦編集処理をやめて入力画像やキ
ー画像を再生して確認をしたい場合等には、演算処理部
2は、キャッシュを一時的に有効化し、高速に画像を読
み出してスムースな連続再生を行い、画像の再生を終わ
って編集処理に戻る時にキャッシュを無効化して、デー
タメモリ4を再び他の編集処理で使用できるようにする
ことにより、高速でなめらかな画像再生と編集処理とを
両立させる。
【0222】ユーザが操作入力部6によりキャッシュオ
ン/オフトグルボタン68を選択した場合、演算処理部
2は、キャッシュモードがキャッシュモードOnの場合
はキャッシュモードOffに、キャッシュモードがキャ
ッシュモードOffの場合はキャッシュモードOnに変
更する。また、演算処理部2は、キャッシュモードをキ
ャッシュモードOnからキャッシュモードOffに変更
するときには、全てのキャッシュデータを消去し、キャ
ッシュデータに使われていたデータメモリ4のメモリ領
域を編集処理等に使用できるようにする。なお、演算処
理部2は、キャッシュモードOnであるときにはキャッ
シュモードについてのボタンの形状をへこんだ形状とし
て表示する。
【0223】また、ユーザが操作入力部6によりカレン
トフレームキャッシュクリアボタン69、範囲指定キャ
ッシュクリアボタン70、全キャッシュクリアボタン7
1を選択した場合、演算処理部2は、カレントフレーム
に対応するキャッシュデータ、先頭フレームテキストボ
ックス56に表示したフレームから末尾フレームテキス
トボックスに表示したフレームまでのフレームに対応す
るキャッシュデータ、全キャッシュデータを消去する。
演算処理部2は、キャッシュデータをクリアすることに
より編集処理に必要なメモリを随時空き状態とし、その
後画像データの読み出しを行うことにより外部記憶部7
上で変更された画像データにキャッシュデータを更新す
る。
【0224】更に、クリップコントロールパネルのクリ
ップ操作部53には、フォアグラウンドクリップ操作部
71、バックグラウンドクリップ操作部72、出カクリ
ップ操作部73、データリサイズトグルボタン74、デ
ータリサイズ切替ボタン75、インポートボタン(Impo
rt)76、エクスポートボタン(Export)77がある。
フォアグラウンドクリック操作部71、バックグラウン
ドクリップ操作部72、出カクリップ操作部73の3つ
の操作部は、それぞれ、フォアグラウンドクリップ、バ
ックグラウンドクリップ、出カクリップに対応し、これ
ら3つの操作部はそれぞれ、ファイル名表示エリア7
8、総フレーム数表示エリア79、新規クリップファイ
ルボタン(New)80、クリップファイルオープンボタ
ン(Open)81、クリップファイルクローズボタン(Cl
ose)82からなる。
【0225】クリップとは外部記憶部7にファイルとい
う形で記録されている1枚以上の画像からなる画像ファ
イルの集合である。フォアグラウンドクリップとは輪郭
を表す輪郭曲線を作成する上での下絵となるデータを格
納したクリップである。バックグラウンドクリップと
は、後述する合成機能で、フォアグラウンドクリップと
合成するために使用されるクリップである。出カクリッ
プとは、演算処理部2により生成されたキー画像を出力
するためのクリップである。
【0226】ユーザが操作入力部6を操作することによ
り、後述する新規クリップファイルボタン80やクリッ
プファイルオープンボタン81によってクリップをセッ
トした場合は、演算処理部2は、ファイル名表示エリア
78にクリップのファイル名を表示する。また、演算処
理部2は、クリップがセットされていない場合は何も表
示しない。
【0227】また、ユーザが操作入力部6を操作するこ
とにより、後述する新規クリップファイルボタン80や
クリックファイルオープンボタン81によってクリップ
をセットした場合は、演算処理部2は、総フレーム数表
示エリア79にクリップの総フレーム数(枚数)を表示
する。また、演算処理部2は、クリップがセットされて
いない場合は何も表示しない。
【0228】更に、ユーザが操作入力部6を操作するこ
とにより新規クリップファイルボタン80が選択される
と、演算処理部2は、図示しないファイルを指定するた
めのパネルを表示する。そして、ユーザが操作入力部6
を操作してファイル名とフレーム数を指定することによ
り、演算処理部2は、新規のクリップファイルを作成
し、それをフォアグラウンドクリップ、バックグラウン
ドクリップ、又は出カクリップとしてセットする。
【0229】更にまた、ユーザが操作入力部6を操作す
ることによりクリップファイルオープンボタン81を選
択すると、演算処理部2は、図示しないファイルを指定
するためのパネルを表示する。そして、ユーザが操作入
力部6を操作してファイル名を指定することにより、演
算処理部2は、指定された既存のクリップファイルを、
それをフォアグラウンドクリップ、バッタグラウンドク
リップ、又は出カクリップとしてセットする。
【0230】更にまた、ユーザが操作入力部6を操作す
ることによりクリップファイルクローズボタン82を選
択すると、演算処理部2は、現在フォアグラウンドクリ
ップ、バックグラウンドクリップ、又は出カクリップと
して指定されているクリップの指定を解除する。
【0231】演算処理部2は、プログラム起動直後又は
ユーザが操作入力部6を操作してクリップファイルクロ
ーズボタン82を選択した後において、フォアグラウン
ドクリップ、バックグラウンドクリップ、出カクリップ
として何もクリップファイルを指定しない。この場合演
算処理部2は、フォアグラウンドクリップ及びバックグ
ラウンドクリップとして単一色画像が指定されていると
して動作する。演算処理部2は、出カクリップが指定さ
れていない場合、どこにもキー画像を出力しない。
【0232】上記データリサイズトグルボタン74、デ
ータリサイズ切替ボタン75、インポートボタン76、
エクスポートボタン77がユーザが操作入力部6を操作
することで選択された場合には、図39に示す画面を表
示するときのアプリケーションプログラムには、これら
の機能を実装しておらず処理を行わない。なお、これら
の機能は、本発明とは直接の関係がないので、詳細な説
明は省略する。
【0233】次に、図40に示したAutoKeyプロパティ
パネルについて説明する。
【0234】AutoKeyプロパティパネルは機数のページ
から構成され、各ページに複数のボタン、スライダ、テ
キストボックス等が配置されてなる。
【0235】AutoKeyプロパティパネルは、全般ページ
(General)、編集ページ(Edit)、トラッカーページ
(Tracker)、カラーページ(Colors1)、テストページ
(Test)から構成される。これら各ページには、全般ペ
ージのタグ、編集ページのタグ、トラッカーページのタ
ブ、カラーページのタブ、テストページのタブの5つの
タブがあり、ユーザが操作入力部6によりそれぞれのタ
ブを選択した場合、図40に示す画面を表示するときの
演算処理部2は、対応したページを表示する。ただし、
選択したぺージが現在のぺージと同じ場合は他のページ
を表示する処理はしない。
【0236】AutoKeyプロパティパネルの全般ページ
は、インタラクショントグルボタン(Interaction)9
1、新規輪郭曲線(チャンク)(Create Chunk)生成ボ
タン92、輪郭曲線削除ボタン(Delete Chunk)93、
マスターフレームチェックボックス94、輪郭曲線合成
モード切替トグルスイッチ95、キー出力反転トグルス
イッチ96、レングリングモード切替スイッチ97、キ
ー幅調整スライダ98、キー幅調整テキストボックス9
9、キーオフセット調整スライダ100、キーオフセッ
ト調整テキストボックス101が存在する。
【0237】ユーザが操作入力部6を操作することによ
りインタラクショントグルボタン91を選択すると、演
算処理部2は、インタラクションモードがOffなって
いる場合はインタラクションモードをインタラクション
モードOnにし、インタラクションモードがインタラク
ションモードOnになっている場合はインタラクション
モードをインタラクションモードOffにする。ここで
演算処理部2は、インタラクションモードがインタラク
ションモードOnの場合は、ボタンをへこんた形状とし
て表示する。
【0238】また、ユーザが操作入力部6を操作するこ
とにより新規輪郭曲線生成ボタン92を選択すると、演
算処理部2は、画面上に新規の輪郭曲線を生成する。
【0239】更に、ユーザが操作入力部6を操作するこ
とにより輪郭曲線削除ボタン93を選択すると、演算処
理部2は、選択されている輪郭曲線が存在するときには
当該輪郭曲線を削除する。
【0240】更にまた、ユーザが操作入力部6を操作す
ることによりマスターフレームチェックボックス94を
選択すると、演算処理部2は、選択されている輪郭曲線
が1つであり、輪郭曲線が現在処理対象となっているフ
レームであり、マスターフレームモードがマスターフレ
ーム状態である場合は、非マスターフレーム状態とす
る。また、演算処理部2は、選択されている輪郭曲線が
1つであり、輪郭曲線が現在処理対象となっているフレ
ームであり、マスターフレームモードが非マスターフレ
ーム状態である場合は、マスターフレーム状態とする。
また、演算処理部2は、選択されている輪郭曲線が1つ
でない場合は上述の処理を行わない。選択されている輪
郭曲線が1つであり、かつその輪郭曲線が現在処理対象
となっているフレームにおいてマスターフレーム状態が
マスターフレーム状態である場合は、演算処理部2は、
チェック印をつけた状態でマスターフレームチェックボ
ックス94を表示し、それ以外の場合はチェック印をつ
けない状態でマスターフレームチェックボックス94を
表示する。
【0241】ユーザが操作入力部6により輪郭曲線合成
モード切替トグルスイッチ95のうちAllORとAl
lANDのいずれかが選択されると、演算処理部2は、
それぞれ対応するモードに輪郭曲線合成モードを変更す
る。
【0242】更に、ユーザが操作入力部6を操作するこ
とによりキー出力反転トグルスイッチ96を選択する
と、演算処理部2は、選択されている輪郭曲線が1つで
あり当該輪郭曲線のリバースモードがノーマル状態であ
る場合は、リバース状態に変更する。また、演算処理部
2は、選択されている輪郭曲線が1つであり当該輪郭曲
線のリバースモードがリバース状態である場合は、ノー
マル状態に変更する。また、演算処理部2は、選択され
ている輪郭曲線が1つでない場合はリバースモードを変
更する処理を行わない。
【0243】更にまた、演算処理部2は、選択されてい
る輪郭曲線が1つであり当該輪郭曲線が現在フレームに
おいてマスターフレーム状態である場合は、チェック印
をつけた状態でキー出力反転トグルスイッチ96を表示
し、それ以外の場合はチェック印をつけない状態で表示
する。
【0244】更にまた、ユーザが操作入力部6によりレ
ングリングモード切替スイッチのOff(Input Throug
h)、Key output、Composite OutPutのいずれかを選択し
た場合には、演算処理部2は、それぞれ対応するモード
にレングリングモードを変更する。
【0245】更にまた、ユーザが操作入力部6を操作す
ることでキー幅調整スライダ98、キー幅調整テキスト
ボックス99、キーオフセット調整スライダ100、キ
ーオフセット調整テキストボックス101が選択されて
も、図40に示す画面を表示するときのアプリケーショ
ンプログラムにはこれらに関する機能を実装していない
ので処理を行わない。なお、これらの機能は、本発明と
は直接の関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0246】AutoKeyプロパティパネルの編集ページに
は、図43に示すように、インタラクショントグルボタ
ン(Interaction)111、ベジェ優先トグルスイッチ
112、マスターフレームチェックボックス113、De
finedチェックボックス114、輪郭曲線編集ボタン(C
hunk Edit)115、端点(AP)削除ボタン(DeleteA
P)116、セグメントモード切替トグルスイッチ11
7、セグメント選択ボタン(Select Segment)118、
対応点追加ボタン(Add)119、リファレンスパネル
表示ボタン(Reference)120、対応点(CP)選択ボ
タン(Select CP)121、非対応点選択ボタン(Selec
t(non-CP)AP)122、対応点逆方向のみ解除ボタン(R
emove Backward)123、対応点解除ボタン(Remove)
124、対応点正方向のみ解除ボタン(Remove Forwar
d)125、直前のマスターフレームヘの移動ボタン(P
revious Master Frame)126、直前のマスターフレー
ムヘの移動ボタン(Next Master Frame)127が存在
する。
【0247】ユーザが操作入力部6によりインタラクシ
ョントグルボタン111を選択すると、演算処理部2
は、インタラタションモードがインタラクションモード
Offになっている場合はインタラクションモードをイ
ンタラクションモードOnにし、インタラクションモー
ドがインタラクションモードOnになっている場合はイ
ンタラクションモードをインタラクションモードOff
にする。また、演算処理部2は、インタラクションモー
ドがインタラクションモードOnの場合はボタンをへこ
んだ形状として表示する。
【0248】また、ユーザが操作入力部6によりベジェ
優先トグルスイッチ112を選択すると、演算処理部2
は、ベジェ優先モードがベジェ優先モードOffになっ
ている場合はベジェ優先モードをベジェ優先モードOn
にし、ベジェ優先モードがベジェ優先モードOnになっ
ている場合は、ベジェ優先モードをベジェ優先モードO
ffにする。また、演算処理部2は、ベジェ優先モード
がベジェ優先モードOnの場合はボタンをへこんた形状
として表示する。
【0249】更にまた、ユーザが操作入力部6によりマ
スターフレームチェックボックス113を選択すると、
演算処理部2は、選択されている輪郭曲線が1つであり
かつその輪郭曲線が現在のフレームにおいて、マスター
フレームモードがマスターフレーム状態である場合は非
マスターフレーム状態に変更する。また、演算処理部2
は、選択されている輪郭曲線が1つでありかつその輪郭
曲線が現在のフレームにおいて、マスターフレームモー
ドが非マスターフレーム状態である場合は、マスターフ
レーム状態に変更する。また、演算処理部2は、選択さ
れている輪郭曲線が1つでない場合は何もしない。
【0250】ここで、演算処理部2は、選択されている
輪郭曲線が1つでかつその輪郭曲線が現在フレームにお
いて、マスターフレームモードがマスターフレーム状態
である場合は、チェック印をつけた状態でマスターフレ
ームチェックボックス113を表示し、それ以外の場合
はチェック印をつけない状態で表示する。
【0251】上記Definedチェックボックス114に関
する機能は、図43に示す画面を表示するときのアプリ
ケーションプログラムには実装されていないので、演算
処理部2は、ユーザが操作入力部6によりDefinedチェ
ックボックス114が選択されても、何も処理を行わな
い。なお、本機能は、本発明とは直接の関係がないの
で、詳細な説明は省略する。
【0252】また、上記輪郭曲線編集ボタン115に関
する機能は、図43に示す画面を表示するときのアプリ
ケーションプログラムには実装されていないので、演算
処理部2は、ユーザが操作入力部6により輪郭曲線編集
ボタン115が選択されても、何も処理を行わない。な
お、本機能は、本発明とは直接の関係がないので、詳細
な説明は省略する。
【0253】更にまた、ユーザが操作入力部6により端
点削除ボタン116を選択すると、演算処理部2は、選
択されている端点の全てを削除する。このとき、選択さ
れている端点を含んで構成される2つの隣接するセグメ
ントを1つに統合する。
【0254】上記セグメントモード切替トグルスイッチ
117に関する機能は、図43に示す画面を表示すると
きのアプリケーションプログラムには実装されていない
ので、演算処理部2はユーザが操作入力部6によりセグ
メントモード切換トグルスイッチ117が選択されて
も、処理を行わない。なお、本機能は、本発明とは直接
の関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0255】更にまた、ユーザが操作入力部6を操作し
てセグメント選択ボタン118を選択すると、演算処理
部2は、全てのセグメントを選択する。
【0256】上記対応点追加ボタン119に関する機能
は、図43に示す画面を表示するときのアプリケーショ
ンプログラムには実装されていないので、演算処理部2
はユーザが操作入力部6により選択されても処理を行わ
ない。なお、本機能は、本発明とは直接の関係がないの
で、詳細な説明は省略する。
【0257】更にまた、ユーザが操作入力部6を操作す
ることによりリファレンスパネル表示ボタン120を選
択すると、演算処理部2は、リファレンスパネルが表示
されていない場合はリファレンスパネルを表示する。そ
の際、演算処理部2は、リファレンスパネル表示ボタン
120を選択した操作入力信号を入力したときの現在の
フレームをリファレンスパネルに表示させる。
【0258】更にまた、ユーザが操作入力部6により対
応点選択ボタン121を選択すると、演算処理部2は、
対応点である端点のすべてを選択する。
【0259】更にまた、ユーザが操作入力部6により非
対応点選択ボタン122を選択すると、演算処理部2
は、対応点でない端点のすべてを選択する。
【0260】上記対応点逆方向のみ解除ボタン123に
関する機能は、図43に示す画面を表示するときのアプ
リケーションプログラムには実装されていないので、演
算処理部2は、ユーザが操作入力部6により対応点逆方
向のみ解除ボタン123を選択しても処理を行わない。
なお、本機能は、本発明とは直接の関係がないので、詳
細な説明は省略する。
【0261】更にまた、ユーザが操作入力部6により対
応点解除ボタン124を選択すると、演算処理部2は、
選択されている端点のうち、対応点である端点がある場
合は、その端点の対応点モードを非対応点状態に変更す
る。すなわち、演算処理部2は、選択されている対応点
を解除する。
【0262】上記対応点正方向のみ解除ボタン125に
関する機能は、図43に示す画面を表示するときのアプ
リケーションプログラムには実装されていないので、演
算処理部2は、ユーザが操作入力部6により対応点正方
向のみ解除ボタン125が選択されても処理を行わな
い。なお、本機能は、本発明とは直接の関係がないの
で、詳細な説明は省略する。
【0263】更にまた、ユーザが操作入力部6により直
前のマスターフレームヘの移動ボタン126を選択する
と、演算処理部2は、選択している輪郭曲線についての
直前のマスターフレームに移動する。ここで、演算処理
部2は、フレームが最初のマスターフレームであり、直
前のマスターフレームが存在しない場合は何も処理をし
ない。また、演算処理部2は、選択されている輪郭曲線
が複数ある場合は、選択されているすベての輪郭曲線の
直前のマスターフレームのうち、最も現在のフレームに
近いフレームに現在のフレームを移動する。また、演算
処理部2は、現在選択されている輪郭曲線がない場合は
何もしない。
【0264】更にまた、ユーザが操作入力部6を操作す
ることにより直後のマスターフレームヘの移動ボタン1
27を選択すると、演算処理部2は、現在選択されてい
る輪郭曲線についての直後のマスターフレームに現在の
フレームを移動する。また、演算処理部2は、現在のフ
レームが最後のマスターフレームであり、したがつて直
後のマスターフレームが存在しない場合は処理をしな
い。また、演算処理部2は、現在選択されている輪郭曲
線が複数ある場合は、選択されているすベての輪郭曲線
の直後のマスターフレームのうち、最も現在のフレーム
に近いフレームに現在のフレームを移動する。また、演
算処理部2は、現在選択されている輪郭曲線がない場合
は処理をしない。
【0265】AutoKeyプロパティパネルのトラッカーペ
ージには、図44に示すように、いくつかのボタン等が
存在するが、図44に示す画面を表示するときのアプリ
ケーションプログラムにはまだ機能が実装されておら
ず、演算処理部2は、いずれのボタン等を操作入力部6
により選択されても処理を行わない。なお、本機能は、
本発明とは直接の関係がないので、詳細な説明は省略す
る。
【0266】AutoKeyプロパティパネルのカラーページ
には、図45に示すように、いくつかのボタン等が存在
するが、図45に示す画面を表示するときのアプリケー
ションプログラムには、まだ機能が実装されておらず、
演算処理部2は、いずれのボタン等を操作入力部6によ
り選択されても処理を行わない。なお、本機能は、本発
明とは直接の関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0267】AutoKeyプロパティパネルのテストページ
には、図46に示すように、いくつかのボタン等が存在
するが、図46に示す画面を表示するときのアプリケー
ションプログラムにはまだ機能が実装されておらず、演
算処理部2は、いずれのボタン等が操作入力部6により
選択されても処理を行わない。なお、本機能は、本発明
とは直接の関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0268】また、演算処理部2は、図47(a)に示
すように、各フレームに輪郭曲線が存在する場合は、メ
インパネルの画像表示部36に、画像のみならず輪郭曲
線141も表示する。ここで、演算処理部2は、図47
(b)に示すように、例えばセグメント142は曲線
で、対応点でない端点143aは塗りつぶした小さい四
角形で、対応点である端点143bは塗りつぶされない
小さい四角形で表示し、制御点144を丸で表示する。
また、演算処理部2は、端点143が選択されている場
合には端点143に丸い枠を表示し、セグメント142
が選択されている場合には曲線を太く表示する。更に、
演算処理部2は、制御点144は小さい丸印とそれから
端点に伸びる直線とで表示し、輪郭曲線の4隅に色の異
なる塗りつぶした小さな四角形で表示してリサイズボッ
クス145を表示し、当該リサイズボックス145の外
側を囲むように大きな塗りつぶさない四角形の枠で表現
されるバウンディングボックス146を表示する。
【0269】次に、上述のようにされる輪郭曲線を操作
入力部6からの操作入力信号により編集する処理につい
て説明する。
【0270】先ず、ユーザが操作入力部6に対して行う
操作について説明する。ユーザが操作入力部6に対して
行うことができる操作としては、例えば操作入力部6と
してマウス等のポインティングデバイスを用いたとき、
端点のクリック、シフトキーを押しながら端点のクリッ
ク、セグメントのクリック、シフトキーを押しながらセ
グメントのクリック、範囲指定、シフトキーを押しなが
ら範囲指定、端点のドラッグ、シフトキーを押しながら
端点のドラッグ、制御点のドラッグ、シフトキーを押し
ながら制御点のドラッグ、コントロールキーを押しなが
らセグメントのクリック、セグメントのドラッグ、シフ
トキーを押しながらセグメントのドラッグ、リサイズボ
ックスのドラッグ、端点及びセグメント以外の部分のク
リックである。
【0271】例えば操作入力部6としてマウス等のポイ
ンティングデバイスを用いたとき、ユーザが操作入力部
6を用いて端点をクリックした場合の操作入力信号に応
じ、演算処理部2は、クリックした端点を選択状態と
し、それ以外の端点及び全てのセグメントを非選択状態
とする。
【0272】ユーザがシフトキーを押しながら端点をク
リックした場合、演算処理部2は、選択した端点の選択
状態を反転し、それ以外の端点及び全セグメントの選択
状態を変化させない。
【0273】また、ユーザがセグメントをクリックした
場合、演算処理部2は、クリックしたセグメントを選択
状態とし、それ以外のセグメント及び全ての端点を非選
択状態とする。
【0274】更に、ユーザがシフトキーを押しながらセ
グメントをクリックした場合、演算処理部2は、クリッ
クしたセグメントの選択状態を反転させ、それ以外のセ
グメント及びすべての端点の選択状態を変化させない。
【0275】更にまた、ユーザが範囲指定した場合、す
なわちバウンディングボックス内で端点、セグメント及
びリサイズボックスとは異なる領域をクリックしてその
ままドラッグして解除した場合、演算処理部2は、クリ
ックした点とドラッグしてドラッグを解除した点との2
点を対角の2頂点として持つ矩形の範囲に含まれる端点
及び一部でも含まれるセグメントを選択状態とし、それ
以外の端点及びセグメントを非選択状態とする。
【0276】更にまた、ユーザがシフトキーを押しなが
ら範囲指定した場合、すなわちシフトキーを押しながら
バウンディングボックス内で端点、セグメント及びリサ
イズボックスと異なる領域をクリックし、そのままドラ
ッグして解除した場合、クリックした点とドラッグして
ドラッグを解除した点との2点を対角の2頂点として持
つ矩形の輪囲に含まれる端点及び一部でも含まれるセグ
メントの選択状態を反転させ、それ以外の端点及びセグ
メントの選択状態を変化させない。
【0277】更にまた、ユーザが端点をドラッグした湯
合、演算処理部2は、ドラッグされた端点を選択状態と
し、その他の端点及びすべてのセグメントを非選択状態
とし、ドラッグされた端点をドラッグの量に応じて移動
する。
【0278】更にまた、シフトキーを押しながら端点を
ドラッグした場合、演算処理部2は、ドラッグした端点
の選択状態を反転し、その他の端点及びすべてのセグメ
ントの選択状態を変化させず、その結果未だ選択状態で
ある端点をドラッグの量に応じて移動させる。
【0279】更にまた、ユーザが制御点をドラッグした
場合、演算処理部2は、全ての端点及びセグメントを非
選択状態とし、ドラッグした制御点をドラッグの量に応
じて移動させる。
【0280】更にまた、ユーザがシフトキーを押しなが
ら制御点をドラッグした場合、演算処理部2は、全ての
端点及びセグメントの選択状態を変化させず、ドラッグ
された制御点をドラッグの量に応じて移動する。
【0281】更にまた、ユーザがコントロールキーを押
しながらセグメントをクリックした場合、演算処理部2
は、クリックしたセグメント上の点でセグメントを2つ
に分割するとともに、分割した点上に端点を生成する。
【0282】更にまた、ユーザがセグメントをドラッグ
した場合、演算処理部2は、ドラッグしたセグメントを
選択状態とし、それ以外のセグメントとすべての端点を
非選択状態とし、ドラッグされたセグメントを含む輪郭
曲線全体をドラッグの量に応じて移動する。
【0283】更にまた、ユーザがシフトキーを押しなが
らセグメントをドラッグした場合、演算処理部2は、ド
ラッグされたセグメントの選択状態を反転し、それ以外
のセグメントとすべての端点の選択状態を変化させず、
ドラッグされたセグメントを含む輪郭曲線全体をドラッ
グの量に応じて移動する。
【0284】更にまた、ユーザがリサイズボックスをド
ラッグした場合、演算処理部2は、ドラッグの量に応じ
て輪郭曲線全体の大きさを拡大又は縮小させる。ここ
で、演算処理部2は、ドラッグの量をx方向、y方向に
独立に分解し、x方向、y方向に独立に拡大又は縮小さ
せる。
【0285】更にまた、ユーザが端点及びセグメント以
外の部分をクリックした場合、演算処理部2は、全ての
端点及びセグメントを非選択状態とする。
【0286】次に、演算処理部2によりアプリケーショ
ンプログラムを実行して表示するリファレンスパネルに
ついて説明する。
【0287】前述のAutoKeyプロパティパネルの編集ペ
ージのリファレンスパネル表示ボタン120が押される
と、演算処理部2は、押された時のフレーム番号のメイ
ンパネルの画像表示部36と同じ内容を、図48に示す
ようなリファレンスパネルと称される、メインパネルと
は別のパネルに表示する。
【0288】このリファレンスパネルを表示している場
合には、演算処理部2は、端点を選択する処理しかでき
ない。
【0289】リファレンスパネルに表示された輪郭曲線
の端点が選択された場合、演算処理部2は、メインパネ
ルで輪郭曲線における直前又は直後のマスターフレーム
を表示する。そして、ユーザが表示された直前又は直後
のマスターフレーム上で端点が選択されると、演算処理
部2は、これらの2つの点の間で対応点関係を設定す
る。ここで、2により対応点を設定するためには、2つ
の端点が属するフレームが異なり両方がマスターフレー
ムであり、かつその2つのフレームの間に別のマスター
フレームであってはならない。
【0290】また、メインパネル上で対応点となる端点
を選択する場合のみならずメインパネル上でセグメント
上をコントロールキーを押しながら選択された場合であ
っても、演算処理部2は、セグメント分割によってでき
た新たな端点を対応点として設定することもできる。
【0291】リファレンスパネルに表示する輪郭曲線の
端点が選択された場合、演算処理部2は、メインパネル
上で対応点として設定可能である端点、及び分割した場
合に新たに生成する端点を対応点として設定できるよう
なセグメントの色を、他のセグメントとは異なる色の、
例えばピンク色とし対応点として設定可能なことを表示
する。また、演算処理部2は、それ以外のメインパネル
上の端点及びセグメントを色を灰色に変化させて表示す
ることにより、対応点として設定不可能なことをユーザ
に提示する。これにより、演算処理部2は、端点及びセ
グメントをピンク色又は灰色に変化させて表示すること
により、次にクリックする動作が対応点設定であること
をユーザに認識させる。
【0292】リファレンスパネルで端点をクリックした
後、リファレンスパネル上の端点以外の部分、又はメイ
ンパネルの端点及びセグメントでない部分をクリックし
た旨の操作入力信号が入力された場合、演算処理部2
は、対応点設定を中断して対応点設定処理をキャンセル
する。
【0293】次に、演算処理部2がアプリケーションプ
ログラムを実行することで上記リファレンスパネルを表
示して対応点を設定する処理について図49を参照して
説明する。
【0294】図49に示すフローチャートによれば、先
ず、ステップS91において、ユーザにより図48に示
すリファレンスパネルを表示するためのリファレンスパ
ネル表示ボタン120が選択されると、演算処理部2
は、その旨の操作入力信号を入力する。
【0295】次のステップS92において、演算処理部
2は、操作入力信号に応じ、リファレンスパネルが表示
されていない場合は図48に示すリファレンスパネルを
表示する。その際、演算処理部2は、リファレンスパネ
ル表示ボタン120を選択した操作入力信号を入力した
ときの現在のフレームをリファレンスパネルに表示させ
る。
【0296】次のステップS93において、演算処理部
2は、図43に示す直前のマスターフレームへの移動ボ
タン126又は直後のマスターフレームへの移動ボタン
127がユーザにより選択されると、図47のメインパ
ネルに表示している画像を直前又は直後のマスターフレ
ームに変更する処理を行う。
【0297】これにより、演算処理部2は、リファレン
スパネル上には編集処理の対象となっている画像を表示
し、メインパネルにはリファレンスパネルに対して直前
又は直後のマスターフレームを表示する。
【0298】次のステップS94において、演算処理部
2は、リファレンスパネルとメインパネルとに表示され
ている画像を用いて1組の対応点の登録を行う。このと
き、演算処理部2は、図50に示すように、先ず、ステ
ップS101において、リファレンスパネル上で非対応
点がユーザにより選択された旨の操作入力信号が入力さ
れる。次のステップS102において、演算処理部2
は、メインパネル上で非対応点がユーザにより選択され
た旨の操作入力信号が入力される。次のステップS10
3において、演算処理部2は、ステップS101で選択
された対応点とステップS102で選択された対応点と
を1組の対応点として登録してステップS95に進む。
【0299】次のステップS95において、演算処理部
2は、上述のステップS94で設定した対応点の登録を
終了するかを判定する。そして演算処理部2は、対応点
設定を終了しないときには再びステップS94に戻り、
対応点設定を終了するときにはこの処理フローを終了す
る。
【0300】次に、演算処理部2により非マスターフレ
ームの輪郭曲線を生成するときの処理について説明す
る。
【0301】非マスターフレームを生成するときには、
演算処理部2は、前方の最も近いマスターフレーム及び
後方の最も近いマスターフレームの2つのフレームか
ら、中間形状生成プログラムを起動する。
【0302】ここで、先頭のマスターフレームよりも以
前の非マスターフレーム、及び最後のマスターフレーム
よりも後方の非マスターフレームでは、前方又は扱方の
どちらかにしかマスターフレームが存在しない。この場
合、演算処理部2は、存在するマスターフレームの輪郭
曲線と同じ輪郭曲線をコピーして当該非マスターフレー
ムの輪郭曲線とする。
【0303】また、演算処理部2は、非マスターフレー
ムを編集できない。演算処理部2は、非マスターフレー
ムを編集する場合には、AutoKeyプロパティパネルの全
般ページ及び編集ページに含まれるマスターフレームチ
ェックボックス94を用いて、当該フレームをマスター
フレームとした後に編集を行う。
【0304】次に、演算処理部2がキー画像を生成する
ためのアプリケーションプログラムを実行してキー画像
を生成するときの処理について説明する。
【0305】演算処理部2は、キー画像の表示の際は、
前景部分を“1”すなわち白とし、背景部分を“0”す
なわち黒とした、白黒2値の画像を作成する。ここで、
演算処理部2は、ユーザにより操作されるAutoKeyプロ
パティパネルの全般ページのキー出力反転トグルスイッ
チ96に応じ、各輪郭曲線において閉曲線の内側が前景
か外側が前景かを切り換えて表示する。
【0306】また複数の輪郭曲線がある場合のキー画像
を出力するときには、演算処理部2は、AutoKeyプロパ
ティパネルの全般ページの輪郭曲線合成モード切替トグ
ルスイッチに応じて切り替える。
【0307】更に、演算処理部2は、クリップコントロ
ールパネルのクリップ操作部で出力クリップが指定され
ている場合、作成して表示したキー画像を出カクリップ
に保存する。
【0308】次に、演算処理部2によりアプリケーショ
ンプログラムを実行して合成画像を生成するときの処理
について説明する。
【0309】演算処理部2は、合成画像の表示の際は、
先ずキー画像を作成し、キー画像で“1”すなわち白の
部分をフォアグラウンドクリップの画像を表示し、キー
画像で“0”すなわち黒の部分をバックグラウンドクリ
ップの画像を表示する。
【0310】クリップコントロールパネルのクリップ操
作部で出カクリップが指定されている場合には、演算処
理部2は、作成して表示した合成画像を出カクリップに
保存する。
【0311】以上のように、本発明の応用例として、直
感的なメニュー及び図形の直接操作を用い、中間形状生
成プログラムによる曲線補間技術を用いながら、連続フ
レームにおける輪郭曲線の生成を行うアプリケーション
を示した。
【0312】これにより、演算処理部2を備えた曲線生
成装置1は、下絵である画像を表示させ、連続フレーム
にわたる輪郭曲線を、全フレームについて作成すること
なく、すなわち間欠的にマスターフレームと呼ばれるフ
レームを作成して編集処理し、残りのフレームについて
は中間形状生成プログラムを用いて輪郭曲線を自動生成
することにより、短時間でなめらかにつながった高品質
な輪郭曲線を得ることが可能となる。
【0313】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る曲線生成装置及び方法並びに記録媒体は、第1の閉曲
線及び第2の閉曲線にサンプリング点を設けることでサ
ンプリングし、対応点を起点としてサンプリング点で補
間することで第1の閉曲線から第2の閉曲線に変形する
ときの中間輪郭形状を示す閉曲線を生成するので、中間
形状を作成するために用いる各閉曲線のセグメント数が
異なっていても対応点を設定して高品質の中間形状を簡
便に作成することができる。
【0314】本発明に係る対応点設定方法は、第1の閉
曲線上の点に対応する第2の閉曲線上の点を設定すると
き、第1の閉曲線についての曲率及び第2の閉曲線につ
いての曲率の極値と閾値とを比較して、閾値以上の極値
を有する第1の閉曲線及び第2の閉曲線上の点を検出点
として抽出し、一方の閉曲線についての検出点近傍で検
出された他方の閉曲線についての検出点であって、第1
の閉曲線と上記第2の閉曲線についての曲率の正負が等
しい検出点を対応点として設定するので、例えばユーザ
が複数の対応点を設定する場合であっても、自動的に複
数の対応点を設定することができ、ユーザの負担を軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した曲線生成装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】上記曲線生成装置で処理をする対象となる複数
のフレームからなる動画像を説明するための図である。
【図3】上記曲線生成装置で中間曲線を生成するときに
用いる第1の輪郭曲線Aと第2の輪郭曲線Bとを説明す
るための図である。
【図4】上記曲線生成装置で生成する第1の輪郭曲線A
から第2の輪郭曲線Bに変化するときの中間曲線を説明
するための図である。
【図5】第1の輪郭曲線Aから第2の輪郭曲線Bに変化
するときの中間曲線を生成するときの演算処理部の処理
を示すフローチャートである。
【図6】サンプリング点を設定してサンプリング間隔を
決定することを説明するための図である。
【図7】第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bについ
てのサンプリング間隔を決定するときの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】サンプリング間隔が得られた第1の輪郭曲線A
及び第2の輪郭曲線Bを示す図である。
【図9】リサンプリング処理を行うとき処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】サンプリング点が求められた第1の輪郭曲線
Aが示す形状から第2の輪郭曲線Bが示す形状に変化す
るときの中間形状を示す中間曲線を生成するときの処理
を示すフローチャートである。
【図11】複数の対応点が設定された第1の輪郭曲線A
及び第2の輪郭曲線Bを示す図である。
【図12】第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bに複
数の対応点が与えられたときにおいて生成される中間曲
線の一例について説明するための図である。
【図13】複数の対応点が指定された第1の輪郭曲線A
から第2の輪郭曲線Bに変化するときの中間曲線を生成
するときの演算処理部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】演算処理部で第1の輪郭曲線Aと第2の輪郭
曲線Bの曲率を用いて対応点を設定するときの処理を示
すフローチャートである。
【図15】曲率を用いて対応点を設定する対象となる第
1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bを示す図である。
【図16】ユーザにより与えられた対応点からの曲線全
周の第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bについて得
た曲率を説明するための図である。
【図17】第1の輪郭曲線A及び第2の輪郭曲線Bの曲
率から対応点を設定することを説明するための図であ
る。
【図18】ユーザが指定した対応点の他に、演算処理部
により新たに対応点が2点設定されることを説明するた
めの図である。
【図19】演算処理部により中間曲線を生成する処理及
び対応点を設定する処理を、ユーザが操作入力部を操作
することによって生成される操作入力信号にしたがって
行う処理を示すフローチャートである。
【図20】処理の対象となる入力画像を示す図である。
【図21】入力画像を用いて生成した輪郭曲線を示す図
である。
【図22】輪郭曲線を用いて生成したキー画像を示す図
である。
【図23】再生モードの状態遷移図である。
【図24】ループモードの状態遷移図である。
【図25】フレーム更新モードの状態遷移図である。
【図26】キャッシュモードの状態遷移図である。
【図27】インタラクションモードの状態遷移図であ
る。
【図28】ベジェ優先モードの状態遷移図である。
【図29】輪郭曲線合成モードの状態遷移図である。
【図30】レンダリングモードの状態遷移図である。
【図31】編集処理等を行うときに表示部に表示される
メインパネルを示す図である。
【図32】デバイス座標系とラスター座標系との関係を
示す図である。
【図33】メインパネル内のファイルメニューについて
説明するための図である。
【図34】メインパネル内の編集メニューについて説明
するための図である。
【図35】メインパネル内のクリップメニューについて
説明するための図である。
【図36】メインパネル内のビューメニューについて説
明するための図である。
【図37】VSyncモードの状態遷移図を示す図である。
【図38】メインパネル内のウィンドウメニューについ
て説明するための図である。
【図39】クリップコントロールパネルを示す図であ
る。
【図40】AutoKeyプロパティパネルを示す図である。
【図41】メインパネル内のヘルプメニュー26につい
て説明するための図である。
【図42】ヘルプパネルを示す図である。
【図43】AutoKeyプロパティパネルの編集ページにつ
いて説明するための図である。
【図44】AutoKeyプロパティパネルのトラッカーペー
ジについて説明するための図である。
【図45】AutoKeyプロパティパネルのカラーページに
ついて説明するための図である。
【図46】AutoKeyプロパティパネルのテストページに
ついて説明するための図である。
【図47】(a)はメインパネルの画像表示部に画像の
みならず輪郭曲線も表示することを説明するための図で
あり、(b)はメインパネルに表示するセグメント、対
応点でない端点、対応点である端点の表示について説明
するための図である。
【図48】リファレンスパネルについて説明するための
図である。
【図49】対応点を設定するときの演算処理部2の処理
手順について説明するためのフローチャートである。
【図50】対応点を登録するときの演算処理部2の処理
手順について説明するためのフローチャートである。
【図51】従来の中間形状を生成する手法において、開
始フレームと終了フレームとから補間処理をして中間形
状を生成することを説明するための図である。
【図52】3次のベジェ曲線の線分の例を説明するため
の図である。
【図53】1本の曲線は複数のセグメントから構成され
ていることを説明するための図である。
【図54】従来の中間形状を生成する手法において、セ
グメントの数を同じする必要があることを説明するため
の図である。
【図55】中間形状を生成する対象となる輪郭aと輪郭
bとを示す図である。
【図56】図55に示す輪郭aと輪郭bとを用いて生成
した中間形状を示す図である。
【図57】輪郭aと輪郭bとから生成される中間形状を
説明するための図である。
【図58】輪郭aの一部に複数の端点を設定することを
説明するための図である。
【符号の説明】
1 曲線生成装置、2 演算処理部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像内に含まれる対象物の輪郭形状を示
    す第1の閉曲線についてサンプリング点を設定するとと
    もに、所定時間経過後における上記対象物の輪郭形状を
    示す第2の閉曲線についてサンプリング点を設定するサ
    ンプリング手段と、 第1の閉曲線と第2の閉曲線とが対応する対応点を設定
    する対応点設定手段と、 上記対応点設定手段で設定された対応点を起点として、
    上記サンプリング手段で設定されたサンプリング点を補
    間して、第1の閉曲線から第2の閉曲線に変形するまで
    の中間輪郭形状を示す閉曲線を生成する補間手段とを備
    えることを特徴とする曲線生成装置。
  2. 【請求項2】 上記サンプリング手段は、第1の閉曲線
    についてのサンプリング点と第2の閉曲線についてのサ
    ンプリング点とが同数になるようにサンプリング点を設
    定することを特徴とする請求項1記載の曲線生成装置。
  3. 【請求項3】 上記サンプリング手段でサンプリング点
    が設定された第1の閉曲線及び第2の閉曲線に再びサン
    プリング点を設定するリサンプリング手段を備え、 構成する線分の数が異なる第1の閉曲線と第2の閉曲線
    についてサンプリング点が上記サンプリング手段で設定
    された第1の閉曲線及び第2の閉曲線に同数のサンプリ
    ング点を設定することを特徴とする請求項1記載の曲線
    生成装置。
  4. 【請求項4】 操作入力信号を生成する操作入力手段を
    備え、 上記サンプリング手段は、第1の閉曲線と第2の閉曲線
    とが対応する点を示す複数の対応点を指定する操作入力
    信号に応じて上記対応点設定手段で設定された対応点を
    起点として、第1の閉曲線と第2の閉曲線とに同数のサ
    ンプリング点を設定することを特徴とする請求項1記載
    の曲線生成装置。
  5. 【請求項5】 画像内に含まれる対象物の輪郭形状を示
    す第1の閉曲線についてサンプリング点を設定するとと
    もに、所定時間経過後における上記対象物の輪郭形状を
    示す第2の閉曲線についてサンプリング点を設定する処
    理と、 上記第1の閉曲線と第2の閉曲線とが対応する対応点を
    設定する処理と、 上記対応点を起点として、上記第1の閉曲線と上記第2
    の閉曲線のサンプリング点を補間して、上記第1の閉曲
    線から上記第2の閉曲線に変形するまでの中間輪郭形状
    を示す閉曲線を生成する処理とを有することを特徴とす
    る曲線生成方法。
  6. 【請求項6】 上記第1の閉曲線についてのサンプリン
    グ点と上記第2の閉曲線についてのサンプリング点とが
    同数になるようにサンプリング点を設定することを特徴
    とする請求項5記載の曲線生成方法。
  7. 【請求項7】 構成する線分の数が異なる上記第1の閉
    曲線と第2の閉曲線についてサンプリング点が設定され
    た上記第1の閉曲線及び第2の閉曲線に同数のサンプリ
    ング点を再び設定することを特徴とする請求項5記載の
    曲線生成方法。
  8. 【請求項8】 複数の上記対応点を指定する操作入力信
    号に応じて設定された対応点を起点として、上記第1の
    閉曲線と第2の閉曲線とに同数のサンプリング点を設定
    することを特徴とする請求項5記載の曲線生成方法。
  9. 【請求項9】 画像内に含まれる対象物の輪郭形状を示
    す第1の閉曲線についてサンプリング点を設定するとと
    もに、所定時間経過後における上記対象物の輪郭形状を
    示す第2の閉曲線についてサンプリング点を設定する処
    理と、上記第1の閉曲線と第2の閉曲線とが対応する対
    応点を設定する処理と、上記対応点を起点として、上記
    第1の閉曲線と上記第2の閉曲線のサンプリング点を補
    間して、上記第1の閉曲線から上記第2の閉曲線に変形
    するまでの中間輪郭形状を示す閉曲線を生成する処理と
    を実行するためのプログラムが格納された記録媒体。
  10. 【請求項10】 上記第1の閉曲線についてのサンプリ
    ング点と上記第2の閉曲線についてのサンプリング点と
    が同数になるようにサンプリング点を設定する処理を実
    行する請求項9記載のプログラムが格納された記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 構成する線分の数が異なる上記第1の
    閉曲線と第2の閉曲線についてサンプリング点が設定さ
    れた上記第1の閉曲線及び第2の閉曲線に同数のサンプ
    リング点を再び設定する処理を実行する請求項9記載の
    プログラムが格納された記録媒体。
  12. 【請求項12】 複数の上記対応点を指定する操作入力
    信号に応じて設定された対応点を起点として、上記第1
    の閉曲線と第2の閉曲線とに同数のサンプリング点を設
    定する処理を実行する請求項9記載のプログラムが格納
    された記録媒体。
  13. 【請求項13】 画像内に含まれる対象物の輪郭形状を
    示す第1の閉曲線の曲率を検出するとともに所定時間経
    過後における上記対象物の輪郭形状を示す第2の閉曲線
    の曲率を検出し、 上記第1の閉曲線についての曲率及び上記第2の閉曲線
    についての曲率の極値と閾値とを比較して、上記閾値以
    上の極値を有する第1の閉曲線及び第2の閉曲線上の点
    を検出点として抽出し、 一方の閉曲線についての検出点近傍で検出された他方の
    閉曲線についての上記検出点であって、上記第1の閉曲
    線と上記第2の閉曲線についての曲率の正負が等しい検
    出点を対応点として設定することを特徴とする対応点設
    定方法。
  14. 【請求項14】 上記第1の閉曲線と第2の閉曲線とに
    同数の対応点を設定することを特徴とする請求項13記
    載の対応点設定方法。
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