JPH0991314A - 情報探索装置 - Google Patents

情報探索装置

Info

Publication number
JPH0991314A
JPH0991314A JP8021471A JP2147196A JPH0991314A JP H0991314 A JPH0991314 A JP H0991314A JP 8021471 A JP8021471 A JP 8021471A JP 2147196 A JP2147196 A JP 2147196A JP H0991314 A JPH0991314 A JP H0991314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
search
viewpoint
classification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8021471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3577819B2 (ja
Inventor
Mamiko Oka
満美子 岡
Yoshihiro Ueda
良寛 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP02147196A priority Critical patent/JP3577819B2/ja
Publication of JPH0991314A publication Critical patent/JPH0991314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3577819B2 publication Critical patent/JP3577819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検索されたテキストに即して、かつユーザの
選択した複数の視点での情報の分類を行なう情報探索装
置を提供する。 【構成】 情報検索部3は、ユーザが検索要求入力部2
に入力した検索要求に基づき情報記憶部1を検索する。
係り受け抽出部4は、情報検索部3の検索結果に含まれ
るテキスト中の検索要求中の語句に関する係り受け関係
を解析する。係り受け情報群は、検索された情報ととも
に記憶部5に記憶され、出力部6に送出される。ユーザ
は、視点入力部7から、分類のための視点として、検索
要求の語句が他の語句と持ち得る関係を入力する。情報
分類部8は、解析結果から視点入力部7で入力された関
係を持つ語句を抽出し、抽出した語句で分類する。分類
結果は記憶部5に記憶され、出力部6に送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報探索装置に関
し、特に検索された情報を分類して表示する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大量の電子化文書を蓄積し、欲し
い情報を探索する場合、検索条件を指定して検索を行な
い、その結果得られた文書が必要なものか否か、あるい
は読むか否かは、それぞれの文書の中身を確認して決定
するのが一般的である。しかしながら、求める文書が明
確にわかっている場合にはこの方法でもよいが、例え
ば、漠然と知りたい内容に関して書いてありそうな文書
を探したり、ある事柄に関連する文書としてどのような
ものがあるかなどについてその概要を知りたいような場
合には、文書の中身の確認作業は労力を要する作業とな
る。このような場合、検索結果が整理されて表示されれ
ば、検索結果の概要をつかみやすい。また、整理するに
あたっては、固定的な整理の仕方ではなく、ユーザが情
報を見る視点に基づいて整理されることが望ましい。
【0003】このような要求に対して、検索条件と検索
結果の関連度などに基づいて、検索結果を優先度付けし
て表示するような技術があるが、これも欲しいものが明
確である場合はよいが、全体を把握するのには不十分で
ある。
【0004】一方、欲しい情報が曖昧でも、膨大な文書
の中から欲しい情報を効率よく探すためには、検索によ
って1回で結果が返ってくるのではなく、全体の概要を
みながら少しづつ絞り込んでいく方法が望ましい。この
ようなものとしては、例えば、特開平6−215036
号公報に記載されている「ドキュメントコレクションの
探索方法」がある。これは、キーワードなどの検索条件
を入力せずにドキュメントをドキュメントセットに分割
し、各セットの要約を提示して、ユーザが1つ以上のセ
ットを選択し、選択されたドキュメントセットに対し
て、さらに分割、要約の提示を繰り返すというものであ
る。しかしながら、曖昧であってもユーザは欲しい情報
に対する手掛かりをいくつか持っており、それを全く用
いずに文書の分類を行なうのは効率的でなく、ユーザが
見る視点に基づいて分類されるのが望ましい。
【0005】検索結果を整理して表示するものとして、
特公平5−24551号公報に記載されている「多次元
ブラウジング方式」がある。この技術は、検索結果を複
数の視点で整理し、ユーザが視点を選択することができ
るものである。しかしながら、これはあらかじめ複数の
視点による分類軸が用意されており、ある分類軸で分類
する場合、どの文書がどの分類に入るかということも予
め決められている。しかし、あらかじめ分類軸を用意し
ておく場合、用意しておく分類軸は一般的なものになっ
てしまいがちである。また、格納されている文書が多様
な分野、形式、内容に及ぶ場合には、分類軸を用意する
のが困難である。さらに、多くの分類軸を用意しようと
すれば、前処理の負担が大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、あらかじめ分類軸を用意し
たり、分類軸に応じた分類を行なっておく必要をなく
し、検索されたテキストに即して、かつユーザの望む視
点で情報の分類を行ない、分類結果を選択して細分類す
ることによって結果を絞りこんだり、必要に応じて分類
をやり直したりしながら、所望の情報を探索する情報探
索装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、情報探索装置において、少なくともテキスト情報を
含む情報を記憶している情報記憶手段と、検索要求を入
力する検索要求入力手段と、前記検索要求を前記テキス
ト情報中に含む情報を検索する情報検索手段と、該情報
検索手段により検索された情報を分類するための視点と
して前記検索要求の語句が前記テキスト情報中で他の語
句と持ち得る関係を入力する視点入力手段と、前記情報
検索手段により検索された各情報のテキスト情報中で前
記検索要求の語句と前記関係を持つ語句を抽出し抽出し
た語句の違いに基づいて検索された前記情報を分類する
情報分類手段と、前記情報検索手段により検索された情
報および前記情報分類手段による分類結果を記憶する記
憶手段と、検索された前記情報および前記分類結果を出
力する出力手段を有することを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、情報探索装置に
おいて、少なくともテキスト情報を含む情報を記憶して
いる情報記憶手段と、検索要求として語句を入力する検
索要求入力手段と、該検索要求入力手段で検索要求とし
て入力された前記語句を前記テキスト情報中に含む情報
を検索する情報検索手段と、前記情報を分類するための
視点として前記語句が前記テキスト情報中で他の語句と
持ち得る関係を入力する視点入力手段と、前記情報検索
手段により検索された情報の全部あるいは一部を構成す
る情報群の各情報のテキスト情報中で前記語句と前記関
係を持つ語句を抽出し抽出した語句の違いに基づいて前
記情報群中の前記情報を分類する情報分類手段と、該情
報分類手段によって分類された結果からひとつまたは複
数のグループを選択する分類結果選択手段と、前記情報
検索手段により検索された情報および前記情報分類手段
による分類結果および前記分類結果選択手段による選択
結果を記憶する記憶手段と、検索された前記情報および
前記分類結果を出力する出力手段を有し、前記分類結果
選択手段によって選択されたひとつまたは複数のグルー
プに属する前記情報を情報群として、さらに前記視点入
力手段で入力される前記関係に基づき前記情報分類手段
による分類を可能としたことを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、情報探索装置に
おいて、少なくともテキスト情報を含む情報を記憶して
いる情報記憶手段と、検索要求として二つの語句とその
間の関係を表わす表現を入力する検索要求入力手段と、
前記検索要求を満足する表現を前記テキスト情報中に有
する前記情報を検索する情報検索手段と、該情報検索手
段により検索された情報を分類するための視点として前
記二つの語句のいずれか一方を指定するとともに指定さ
れた語句が他の語句と持ち得る関係のうち検索に用いた
のとは異なる関係を指定する視点入力手段と、前記情報
検索手段により検索された各情報のテキスト情報中で前
記視点入力手段で指定された語句が前記視点入力手段で
指定された関係を持つ語句を抽出し抽出した語句の違い
に基づいて検索された前記情報を分類する情報分類手段
と、前記情報検索手段により検索された情報および前記
情報分類手段による分類結果を記憶する記憶手段と、検
索された前記情報および前記分類結果を出力する出力手
段を有することを特徴とするものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、情報探索装置に
おいて、少なくともテキスト情報を含む情報を記憶して
いる情報記憶手段と、検索要求として二つの語句とその
間の関係を表わす表現を入力する検索要求入力手段と、
前記検索要求を満足する表現を前記テキスト情報中に有
する前記情報を検索する情報検索手段と、前記情報を分
類するための視点として前記二つの語句のいずれか一方
を指定するとともに指定された語句が他の語句と持ち得
る関係を指定する視点入力手段と、前記情報検索手段に
より検索された情報の全部あるいは一部を構成する情報
群の各情報のテキスト情報中で前記語句と前記関係を持
つ語句を抽出し抽出した語句の違いに基づいて前記情報
群中の前記情報を分類する情報分類手段と、該情報分類
手段によって分類された分類結果からひとつまたは複数
のグループを選択する分類結果選択手段と、前記情報検
索手段により検索された情報および前記情報分類手段に
よる分類結果および前記分類結果選択手段による選択結
果を記憶する記憶手段と、検索された前記情報および前
記分類結果を出力する出力手段を有し、前記分類結果選
択手段によって選択されたひとつまたは複数のグループ
に属する前記情報を情報群として、さらに前記視点入力
手段で入力される前記関係に基づき前記情報分類手段に
よる分類を可能としたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、情報探索装置に
おいて、少なくともテキスト情報を含む情報を記憶して
いる情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶されている
前記テキスト情報の語句の間の関係を解析した結果を記
憶している解析結果記憶手段と、単語の意味的な上下関
係を示すシソーラスを保持するシソーラス保持部と、入
力された手掛かり語句を含むテキスト情報を前記解析結
果記憶手段内の解析結果をもとに検索し探索空間を構成
する情報として選択する初期集合選択手段と、該初期集
合選択手段で検索されたテキスト情報を探索可能に保持
する探索空間保持手段と、前記手掛かり語句がテキスト
情報中で他の語句と持ち得る関係を複数抽出する視点抽
出手段と、前記手掛かり語句がテキスト情報中で入力さ
れた視点に対応する関係を持つ語句を前記シソーラス保
持部に保持されているシソーラスに基づいて階層化する
階層化手段と、階層構造をもとに1以上のグループにグ
ループ化するグループ化手段と、グループを可視化する
可視化手段を有することを特徴とするものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、情報探索装置に
おいて、少なくともテキスト情報を含む情報を記憶して
いる情報記憶手段と、単語の意味的な上下関係を示すシ
ソーラスを保持するシソーラス保持部と、入力された手
掛かり語句を含むテキスト情報を前記情報記憶手段から
検索し探索空間を構成する情報として選択する初期集合
選択手段と、該初期集合選択手段で検索されたテキスト
情報を探索可能に保持する探索空間保持手段と、前記手
掛かり語句を含むテキスト情報を解析し前記手掛かり語
句が持つ係り受け関係を抽出する係り受け抽出手段と、
該係り受け抽出手段で抽出された係り受け関係をもとに
前記手掛かり語句がテキスト情報中で他の語句と持ち得
る関係を複数抽出する視点抽出手段と、前記手掛かり語
句がテキスト情報中で入力された視点に対応する関係を
持つ語句を前記シソーラス保持部に保持されているシソ
ーラスに基づいて階層化する階層化手段と、階層構造を
もとに1以上のグループにグループ化するグループ化手
段と、グループを可視化する可視化手段を有することを
特徴とするものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載の情報探索装置において、前記手掛かり語句
は、ユーザが入力した語句を前記シソーラス保持部に保
持されているシソーラスを用いて展開した語句であるこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の情報探索装置において、前記手掛かり語句は、前記展
開した語句のうちユーザの指示に従った一部のみとする
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項5または
6に記載の情報探索装置において、前記グループ化手段
は、ユーザから指示された1以上のグループについて下
位の階層でグループ化し、前記可視化手段で可視化する
ことを特徴とするものである。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項5また
は6に記載の情報探索装置において、前記階層化手段
は、ユーザが新たな視点を入力したとき、該新たな視点
に基づいて階層化を行なうことを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項5また
は6に記載の情報探索装置において、前記階層化手段
は、ユーザが1以上のグループを指定し、新たな視点を
入力したとき、指定されたグループについて前記新たな
視点に基づいて階層化を行なうことを特徴とするもので
ある。
【0018】請求項12に記載の発明は、請求項5に記
載の情報探索装置において、前記視点抽出手段は、ユー
ザが新たな手掛かり語句を指定したとき、該新たな手掛
かり語句がテキスト情報中で他の語句と持ち得る関係を
複数抽出し、前記階層化手段は、前記新たな手掛かり語
句がテキスト情報中で入力された視点に対応する関係を
持つ語句を前記シソーラス保持部に保持されているシソ
ーラスに基づいて階層化することを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項13に記載の発明は、請求項6に記
載の情報探索装置において、前記係り受け抽出手段は、
ユーザが新たな手掛かり語句を指定したとき、該新たな
手掛かり語句を含むテキスト情報を解析し前記新たな手
掛かり語句が持つ係り受け関係を抽出し、前記視点抽出
手段は、前記係り受け抽出手段で抽出された係り受け関
係をもとに前記新たな手掛かり語句がテキスト情報中で
他の語句と持ち得る関係を複数抽出し、前記階層化手段
は、前記新たな手掛かり語句がテキスト情報中で入力さ
れた視点に対応する関係を持つ語句を前記シソーラス保
持部に保持されているシソーラスに基づいて階層化する
ことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、検索要求と、
検索された情報を分類するための視点として、検索要求
の語句がテキスト情報中で他の語句と持ち得る関係が入
力される。そして、検索要求をテキスト情報中に含む情
報を情報記憶手段から検索し、検索された各情報のテキ
スト情報中で、検索要求の語句と入力された関係を持つ
語句を抽出し、抽出した語句の違いに基づいて、検索さ
れた情報を分類して出力する。これにより、検索要求の
語句により検索された情報中で、検索要求の語句がどの
ような意味、文脈で使用されているかを、ユーザの望む
視点、すなわち入力された語句の関係に基づいて分類し
て出力できる。ユーザはこれを利用して、膨大な情報の
中から所望の情報を容易に探すことが可能となる。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、検索要求
と、検索された情報を分類するための視点として、検索
要求の語句がテキスト情報中で他の語句と持ち得る関係
が入力される。そして、検索要求をテキスト情報中に含
む情報を情報記憶手段から検索し、検索された各情報の
テキスト情報中で、検索要求の語句と入力された関係を
持つ語句を抽出し、抽出した語句の違いに基づいて、検
索された情報を分類して出力する。ユーザは、分類結果
を参照し、検索された情報のグループを選択し、新たに
視点となる語句の関係を入力することにより、分類分け
されたグループをさらに別の視点で分類することができ
る。これによって、ユーザは検索された情報から、目的
とする情報を絞り込むことができ、所望の情報をさらに
容易に探すことができるようになる。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、検索要求
として二つの語句とその間の関係を表わす表現が入力さ
れ、この検索要求を満足する表現がテキスト情報中に存
在する情報が検索される。また、検索された情報を分類
するための視点として、検索要求として入力された二つ
の語句のいずれか一方が指定され、さらに指定された語
句が他の語句と持ち得る関係のうち、検索に用いたのと
は異なる関係が指定される。検索された各情報のテキス
ト情報中で、指定された語句が指定された関係を持つ語
句を抽出し、抽出した語句の違いに基づいて、検索され
た情報を分類して出力する。これにより、検索要求とし
て入力された表現を満足する情報のみが検索され、さら
に、その検索結果を別の視点で分類することができる。
そのため、ユーザは所望の情報を容易に探すことができ
る。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、検索要求
として二つの語句とその間の関係を表わす表現が入力さ
れ、この検索要求を満足する表現がテキスト情報中に存
在する情報が検索される。また、検索された情報を分類
するための視点として、検索要求として入力された二つ
の語句のいずれか一方が指定され、さらに指定された語
句が他の語句と持ち得る関係のうち、検索に用いたのと
は異なる関係が指定される。検索された各情報のテキス
ト情報中で、指定された語句が指定された関係を持つ語
句を抽出し、抽出した語句の違いに基づいて、検索され
た情報が分類される。ユーザは、分類結果を参照し、検
索された情報のグループを選択し、新たに視点となる語
句およびその語句との関係を入力することにより、分類
分けされたグループをさらに別の視点で分類することが
できる。これによって、ユーザは検索された情報から、
目的とする情報を絞り込むことができ、所望の情報をさ
らに容易に探すことができるようになる。
【0024】請求項5に記載の発明によれば、情報記憶
手段に記憶されているテキスト情報の語句の間の関係を
予め解析し、解析結果記憶手段に記憶しておく。手掛か
り語句が入力されると、初期集合選択手段は、その手掛
かり語句を含むテキスト情報を解析結果記憶手段内の解
析結果をもとに検索し、検索されたテキスト情報を探索
空間として探索空間保持手段に保持する。視点抽出手段
は、探索空間において手掛かり語句がテキスト情報中で
他の語句と持ち得る関係を抽出し、階層化手段は、手掛
かり語句がテキスト情報中で入力された視点に対応する
関係を持つ語句をシソーラスに基づいて階層化する。そ
して、グループ化手段で階層構造をもとに1以上のグル
ープにグループ化し、可視化手段で可視化する。
【0025】また、請求項6に記載の発明によれば、初
期集合選択手段は、入力された手掛かり語句を含むテキ
スト情報を情報記憶手段から検索し、検索されたテキス
ト情報を探索空間として探索空間保持手段に保持する。
係り受け抽出手段は、手掛かり語句を含むテキスト情報
を解析し、手掛かり語句が持つ係り受け関係を抽出し、
視点抽出手段は、係り受け抽出手段で抽出された係り受
け関係をもとに、手掛かり語句がテキスト情報中で他の
語句と持ち得る関係を複数抽出し、階層化手段で手掛か
り語句がテキスト情報中で入力された視点に対応する関
係を持つ語句をシソーラスに基づいて階層化する。そし
て、グループ化手段で階層構造をもとに1以上のグルー
プにグループ化し、可視化手段で可視化する。
【0026】この請求項5,6に記載の発明により、請
求項1と同様、手掛かり語句により検索された情報中
で、手掛かり語句がどのような意味、文脈で使用されて
いるかを、ユーザの望む視点に基づいてグループ化して
出力できる。ユーザはこれを利用して、膨大な情報の中
から所望の情報を容易に探すことが可能となる。
【0027】手掛かり語句は、請求項7に記載の発明の
ように、ユーザが入力した語句を前記シソーラス保持部
に保持されているシソーラスを用いて展開し、下位概念
の語句によっても検索するように構成することができ
る。このとき、請求項8に記載の発明のように、展開し
た語句のうち、ユーザの指示に従った一部の語句のみを
手掛かり語句とすることができる。
【0028】請求項9に記載の発明によれば、ユーザか
ら指示された1以上のグループについて、下位の階層で
グループ化して可視化することにより、情報を絞り込ん
で行くことができる。また、請求項10に記載の発明に
よれば、ユーザが新たな視点を入力したとき、その新た
な視点に基づいて階層化を行ない、グループ化して可視
化することにより、同じ探索空間で異なる視点による分
類を行なわせることができる。このとき、請求項11に
記載の発明のように、ユーザが1以上のグループを指定
し、新たな視点を入力すれば、指定されたグループにつ
いて、その詳細を新たな視点に基づいて分類し、表示さ
せることができる。さらに、請求項12,13に記載の
発明によれば、ユーザから新たな手掛かり語句が入力さ
れたとき、同じ探索空間の範囲内で、その新たな手掛か
り語句に基づいて階層化、グループ化を行ない、可視化
することができる。このように、請求項9ないし13に
記載の発明によれば、最初にユーザが入力した手掛かり
語句によって検索されたテキスト情報を含む探索空間内
で、新たな手掛かり語句、視点による分類や絞り込みを
行なうことができ、検索意図が明確でなくても、膨大な
情報の中から所望の情報を容易に探すことが可能とな
り、全体を把握しながら探索を行なうことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の情報探索装置の
第1の実施の形態を示す構成図である。図中、1は情報
記憶部、2は検索要求入力部、3は検索部、4は係り受
け抽出部、5は記憶部、6は出力部、7は視点入力部、
8は情報分類部である。
【0030】情報記憶部1は、大量の情報を記憶してい
る記憶装置である。この情報記憶部1は、例えば、メモ
リや磁気ディスク、光ディスクなどのような情報を記憶
できるものであればどのような構成でもよい。また、記
憶されている情報は、少なくともテキストを含むもので
あれば、絵や図形などを含んでいてもよい。
【0031】検索要求入力部2は、例えば、キーボー
ド、マウスなどの入力手段から構成される。ユーザは、
検索要求として語句Wを検索要求入力部2より入力す
る。
【0032】情報検索部3は、検索要求入力部2で入力
された語句Wを検索キーとして、情報記憶部1を検索す
る。検索方法は、情報記憶手段1に格納されている情報
からあらかじめキーワードを抽出しておき、インデクス
テーブルにキーワードと位置情報を登録しておくインデ
クス検索方式や、テキストを直接サーチするフルテキス
トサーチ方式など、どのような方法を用いてもよく、従
来より用いられている種々の検索技術を用いることがで
きる。
【0033】係り受け抽出部4は、情報検索部3による
検索の結果得られた各情報のテキストの一部を解析し、
検索キーとして用いた語句Wが持つ係り受け関係を抽出
し、この係り受け情報を検索された情報とともに記憶部
5に記憶する。テキストの一部とは、語句Wを中心とし
て係り受けの解析を行なう範囲であり、一文、二文、一
段落など、あらかじめ決めた範囲で解析する。もちろ
ん、必要であればテキスト全体を解析してもよい。解析
には、従来から用いられている種々の解析の手法を利用
することができる。
【0034】記憶部5は、係り受け抽出部4から渡され
る検索された情報と係り受け情報を記憶するとともに、
情報分類部8から渡される分類結果を記憶する。
【0035】出力部6は、例えば、ディスプレイなどの
出力装置によって構成され、検索結果を出力装置に出力
する。出力部6は、検索結果のタイトル情報を出力した
り、必要に応じて全文を出力したりする。また、出力部
6は、情報分類部8による分類結果を出力装置に出力す
る。
【0036】視点入力部7は、例えば、キーボード、マ
ウスなどの入力手段によって構成される。これらは、検
索要求入力部2と共通のものを用いてもよい。ユーザ
は、検索結果を分類する視点として、語句Wがテキスト
中で他の語句と持ち得る関係REL1を視点入力部7か
ら入力する。視点の入力は、例えば、係り受け情報から
語句Wが他の語句と持ち得る関係を抽出し、これをディ
スプレイ上に表示し、その中からユーザがキーボードま
たはマウスを用いて指定するように構成することができ
る。
【0037】情報分類部8は、検索結果の係り受け情報
から、語句Wと、視点入力部7においてユーザが入力し
た関係REL1を持つ語句を抽出し、抽出した語句の違
いに基づいて検索結果を分類する。情報分類部8は、こ
の分類結果を記憶部5に記憶する。情報分類部8は、視
点入力部7に新たな視点が入力されるたびに、新たな視
点に応じて再分類を行なう。
【0038】次に、具体例を用いて本発明の第1の実施
の形態の動作について説明する。図2は、本発明の第1
の実施の形態において、検索要求として「発売」を入力
したときの動作および途中経過の一例の説明図である。
情報記憶部1には、次のような部分を有するテキストが
少なくとも格納されているものとする。 TEXT1: A社は、演算処理速度が速いワークステ
ーションを開発、7月に発売すると発表した。・・・ TEXT2:B社は、C社からの技術指導を受けて開発
したワークステーションを年末に発売する。・・・ TEXT3: D社は、E社との提携事業の第1弾とし
て、F社から供給を受けた新型のワークステーションを
来月発売する。・・・ TEXT4: B社が3年前に発売したワークステーシ
ョンは、・・・ TEXT5: F社は、ワークステーション用のカラー
ディスプレイを発売した。・・・
【0039】ユーザが検索要求の語句Wとして「発売」
を検索要求入力部2に入力すると、検索要求入力部2は
これを情報検索部3に送る。情報検索部3は、「発売」
を検索キーとして情報記憶部1を検索し、検索結果を係
り受け抽出部4に送出する。上述したTEXT1〜TE
XT5は、すべてこの検索キー「発売」を含んでいるの
で検索される。これ以外にも、多数の情報が検索されて
いるものとする。
【0040】係り受け抽出部4は、情報検索部3の検索
結果に含まれるテキスト中の「発売」の持つ係り受け関
係を解析する。テキストを解析する範囲として、ここで
は、「発売」を含む文のみを解析することとする。上述
のTEXT1〜TEXT5の係り受け関係は次のように
なる。 TREE1:(発売(動作主体 A社) (対象 ワークステーション (・・・)) (時期 7月)) TREE2:(発売(動作主体 B社) (対象 ワークステーション (・・・)) (時期 年末)) TREE3:(発売(動作主体 D社) (対象 ワークステーション (・・・)) (時期 来月)) TREE4:(発売(動作主体 B社) (対象 ワークステーション (・・・)) (時期 3年前)) TREE5:(発売(動作主体 F社) (対象 ディスプレイ(用途 ワークステーション) (種類 カラー)))
【0041】例えば、TREE1は、「発売」の動作主
体が「A社」で、対象が「ワークステーション」で、時
期が「7月」であることを表わしている。TREE1〜
TREE5を含む係り受け情報群は、検索された情報と
ともに記憶部5に記憶される。記憶部5に記憶された検
索結果は、出力部6に送出され、ディスプレイ上に例え
ばこれらの情報のタイトル情報が表示される。
【0042】検索結果が表示されると、ユーザは視点入
力部7から分類のための視点を入力する。視点入力部7
は、選択可能な視点として、係り受け情報中で「発売」
が他の語句と持つ関係を表示する。TREE1〜TRE
E5の場合、選択可能な視点として、「動作主体/対象
/時期」が表示される。ユーザはここで、「発売」とど
ういう関係にある語句を見たいのかを選択する。例え
ば、誰が発売しているかを知りたいとき、「動作主体」
を例えばマウスによって選択すると、この選択結果が情
報分類部8に送られる。
【0043】情報分類部8は、解析結果から「動作主
体」を表わす格要素を取り出す。TREE1〜TREE
5の場合、それぞれ「A社」、「B社」、「D社」、
「B社」、「F社」が取り出される。情報分類部8は、
これらを比較して、同じものは同じグループに、違うも
のは違うグループに分類する。この場合、TREE2と
TREE4が同じグループに分類される。分類結果は、
例えば、次のようになる。 ((“A社” TREE1 ・・・)(“B社” TR
EE2 TREE4・・・)(“D社” TREE3
・・・)(“F社” TREE5 ・・・)・・・) 情報分類部8は、これらの分類結果を記憶部5に記憶す
る。
【0044】記憶部5に記憶された分類結果は、出力部
6に送出される。出力部6は、情報分類部8の分類結果
をディスプレイ上に表示する。表示のしかたには種々の
ものが考えられる。図3は、本発明の第1の実施の形態
における分類結果の表示の一例の説明図である。図3で
は、各情報は点で示されており、それぞれ、「動作主
体」によって「A社」〜「F社」に分類されている。こ
こで、ユーザが任意の点を例えばマウスでクリックする
と、その情報のタイトルまたは本文が表示される。
【0045】ここで、視点入力部7から別の分類の視点
が入力されると、情報分類部8はこの新たな視点に基づ
いて検索結果を分類し直す。例えば、ここで「時期」と
いう視点が入力されると、それに基づいて新たに分類さ
れ、ディスプレイ上に表示される。
【0046】図4は、本発明の情報探索装置の第2の実
施の形態を示す構成図である。図中、図1と同様の部分
には同じ符号を付して説明を省略する。9は検索要求入
力部、10は情報検索部、11は検索部、12は係り受
け抽出部、13は関係比較部、14は視点入力部であ
る。
【0047】検索要求入力部9は、例えば、キーボー
ド、マウスなどの入力手段から構成される。ユーザは、
自然言語よりなる検索要求を検索要求入力部9より入力
する。検索要求は、二つの語句とその間の関係を表わす
ような表現とする。検索要求入力部9は、ユーザの入力
した検索要求を解析して、二つの語句W1、W2とその
間の関係REL2を抽出する。解析には、従来用いられ
ている種々の解析手法を利用することができる。検索要
求入力部9は、語句W1、W2を検索部11に送出し、
関係REL2を関係比較部13に送出する。
【0048】情報検索部10は、検索部11、係り受け
抽出部12、関係比較部13より構成される。検索部1
1は、語句W1、W2の論理積を条件として、情報記憶
部1を検索する。検索方法は、情報記憶手段1に格納さ
れている情報からあらかじめキーワードを抽出してお
き、インデクステーブルにキーワードと位置情報を登録
しておくインデクス検索方式や、テキストを直接サーチ
するフルテキストサーチ方式など、どのような方法を用
いてもよく、従来より用いられている種々の検索技術を
用いることができる。ここでは、情報記憶部1に記憶さ
れているテキストはあらかじめ手を加えられていないも
のとし、フルテキストサーチ方式を用いるものとする。
検索部11は、語句W1、W2を共に含むテキストのう
ち、両者が一定の範囲内に存在する情報を係り受け抽出
部12に送出する。一定の範囲としては、一文内、二文
内、同一段落内などが考えられる。もちろん、このよう
な範囲を定めず、両者がテキスト内に含まれるものすべ
てを検索結果とするようにしてもよい。
【0049】係り受け抽出部12は、検索部11より出
力された情報中の各テキストの一部を解析し、語句W
1、W2が持つ係り受け関係を調べ、係り受け情報を関
係比較部13に送出する。テキストの一部とは、語句W
1、W2の持つ係り受けが及ぶ範囲であり、一文、二
文、一段落など、あらかじめ決めた範囲で解析する。も
ちろん、テキスト全体を解析してもよい。解析には、従
来用いられている種々の解析の手法を利用することがで
きる。
【0050】関係比較部13は、各係り受け情報中の語
句W1とW2の関係を、検索要求の解析結果の関係RE
L2と比較する。この結果、両者が一致した係り受け情
報を検索された情報とともに記憶部5に記憶させる。
【0051】視点入力部14は、例えば、キーボード、
マウスなどの入力手段によって構成される。検索要求入
力部9と共通のものを用いてもよい。ユーザは、語句W
1またはW2のいずれか一方を指定し、さらに、検索結
果を分類する視点として、その語句がテキスト中で他の
語句と持ち得る関係を入力する。視点の入力は、例え
ば、係り受け情報から、語句W1およびW2が他の語句
と持ち得る関係を抽出して表示し、ユーザはその中から
所望のものを選択するように構成することができる。
【0052】次に、具体例を用いて本発明の第2の実施
の形態の動作について説明する。図5は、本発明の第2
の実施の形態において、検索要求として「ワークステー
ションを発売する」を入力したときの動作および途中経
過の一例の説明図である。情報記憶部1には、第1の実
施の形態と同じく、TEXT1〜TEXT5が少なくと
も格納されているものとする。
【0053】ユーザが検索要求として「ワークステーシ
ョンを発売する」を入力すると、検索要求入力部9はこ
れを解析して次のような3つの要素を抽出する。W1=
発売、W2=ワークステーション、REL2=対象検索
要求入力部9は、語句「発売」と「ワークステーショ
ン」を検索部11に送り、関係「対象」を関係比較部1
3に送る。
【0054】検索部11は、「発売」と「ワークステー
ション」の論理積を検索条件として情報記憶部1を検索
し、検索結果を係り受け抽出部12に送出する。ここで
は、検索条件となる2つの語句が一文内に存在する場合
にのみ条件を満たしているとする。上述したTEXT1
〜TEXT5は、すべて条件を満たしているので検索さ
れる。これらの情報以外にも、多数の情報が検索されて
いるものとする。
【0055】係り受け抽出部12は、検索部11の検索
結果に含まれるテキスト中の語句「発売」および「ワー
クステーション」の間に存在する係り受け関係を解析す
る。テキストを解析する範囲として、ここでは、「発
売」および「ワークステーション」を含む文のみを解析
することとする。上述のTEXT1〜TEXT5の係り
受け関係は、第1の実施の形態と同じくTREE1〜T
REE5となり、これらは関係比較部13に送られる。
【0056】関係比較部13は、各係り受け情報中の
「発売」と「ワークステーション」の関係を、検索要求
の解析結果の関係「対象」と比較する。例えば、TRE
E1の場合、「発売」と「ワークステーション」の関係
は「対象」なので、両者は一致し、TREE1は検索要
求を満たすと判断される。一方、TREE5では、「発
売」と「ワークステーション」の間に直接的な関係がな
いことから、TREE5は検索要求を満たさないと判断
される。このようにして、TREE1〜TREE5の中
ではTREE1〜TREE4が検索要求を満たすものと
判断され、これらを含む情報群が情報検索部10の検索
結果として記憶部5に記憶される。記憶部5に記憶され
た検索結果は出力部6に送出され、ディスプレイ上に例
えばこれらの情報のタイトル情報が表示される。
【0057】検索結果が表示されると、ユーザは、視点
入力部14から分類のための視点を入力する。視点入力
部14は、選択可能な視点として、例えば、係り受け抽
出部12で抽出した係り受け情報中の語句「発売」およ
び「ワークステーション」に関わる関係をすべて表示す
る。ここで、ユーザが、例えば、語句「発売」を選択す
るとともに、語句「発売」が持つ関係「動作主体」をマ
ウスによって選択すると、この選択結果が情報分類部8
に送られる。
【0058】情報分類部8は、係り受け情報から「発
売」の「動作主体」を表わす語句を取り出す。TREE
1〜TREE4の場合、それぞれ「A社」、「B社」、
「D社」、「B社」が取り出される。情報分類部8はこ
れらの語句を比較して、同じものは同じグループに、違
うものは違うグループに分類する。この場合、次のよう
に分類される。 ((“A社” TREE1 ・・・)(“B社” TR
EE2 TREE4・・・)(“D社” TREE3
・・・)・・・) 情報分類部8はこれらの分類結果を記憶部5に記憶す
る。
【0059】記憶部5に記憶された分類結果は、出力部
6に送出され、出力部6は分類結果をディスプレイ上に
表示する。ここで、視点入力部14から別の分類の視点
が入力されると、情報分類部8はこの新たな視点に基づ
いて検索結果を分類し直す。
【0060】図6は、本発明の情報探索装置の第3の実
施の形態を示す構成図ある。図中、図4と同様の部分に
は同じ符号を付して説明を省略する。15は情報分類
部、16はシソーラスである。この第3の実施の形態で
は、シソーラス16を用いて情報を分類する例を示して
いる。
【0061】情報分類部15は、検索結果の係り受け情
報から、視点入力部14で選択された語句W1またはW
2と視点として入力された関係を持つ語句を抽出し、シ
ソーラス16を用いて、類似するものは同じグループに
分類する。分類は、例えば、あらかじめレベルを決めて
おき、そのレベル以上で同じグループであれば、同じグ
ループに分類する。
【0062】シソーラス16は、単語の概念の包含関係
に従って階層的に構成した辞書である。図7は、シソー
ラスの一例の説明図である。例えば、「ワークステーシ
ョン」や「パソコン」といった語句は、その概念とし
て、語句「ディジタルコンピュータ」の概念に含まれ
る。そのため、語句「ワークステーション」や「パソコ
ン」は、語句「ディジタルコンピュータ」の下位に配置
されている。同様に、語句「ディジタルコンピュータ」
の概念は、語句「計算機」の概念に含まれるものであ
り、語句「計算機」の下位に配置されている。
【0063】次に、具体例を用いて、本発明の第3の実
施の形態の動作の一例を説明する。ここでは、検索要求
として「X社が開発する」が入力された場合の動作を説
明する。検索要求が入力されてから検索結果が記憶部5
に記憶されるまでの動作は、第2の実施の形態と同様で
ある。すなわち、語句「X社」と「開発」の2つの語句
の論理積を検索条件として検索を行ない、さらに、語句
「X社」と「開発」の間の関係として関係「動作主体」
を有する情報とその情報に対応する係り受け情報が、記
憶部5に記憶される。
【0064】ここでは、記憶部5に記憶された検索結果
の係り受け情報には次のようなものが含まれているとす
る。 TREE11:(開発 (動作主体 X社) (対象
ワークステーション)) TREE12:(開発 (動作主体 X社) (対象
計算機)) TREE13:(開発 (動作主体 X社) (対象
パソコン)) TREE14:(開発 (動作主体 X社) (対象
ラップトップ)) TREE15:(開発 (動作主体 X社) (対象
PDA)) TREE16:(開発 (動作主体 X社) (対象
複写機)) TREE17:(開発 (動作主体 X社) (対象
ファクシミリ)) また、シソーラス16には、図7に示す内容が記憶され
ているものとする。
【0065】検索結果が表示された後、ユーザが、分類
の視点として視点入力部7より、検索条件として用いた
2つの語句のうち語句「開発」を選択し、関係として
「対象」を指定したとする。情報分類部15は、シソー
ラス16を参照して、あらかじめ設定したレベル以上で
同じグループであるか否かに基づいて、語句「開発」に
対して関係「対象」を持つ語句を分類する。
【0066】例えば、図7に示したシソーラス16にお
いて、レベル4が設定されている場合、語句「計算機」
の下位に展開されている語句「電卓」や「ディジタルコ
ンピュータ」、さらに下位に展開されている語句「ワー
クステーション」や「パソコン」等の語句は、語句「計
算機」の概念に含まれる語句である。そのため、これら
の語句を関係「対象」として有する情報は同じグループ
に分類される。上述のTREE11〜TREE17は、
次のように分類される。 ((“計算機” TREE11 TREE12 TRE
E13 TREE14 TREE15) (“複写機” TREE16) (“ファクシミリ” TREE17)) また、レベル6が設定されている場合には、次のように
分類される。 ((“ワークステーション” TREE11) (“計算機” TREE12) (“パソコン” TREE13 TREE14) (“PDA” TREE15) (“複写機” TREE16) (“ファクシミリ” TREE17))
【0067】情報分類部15の分類結果は、記憶部5に
記憶される。記憶部5に記憶された分類結果は、出力部
6に送出され、ディスプレイに表示される。図8は、本
発明の第3の実施の形態における分類結果の表示の一例
の説明図である。ここでは、レベル4が設定されている
場合の表示例を示している。レベル4の語句ごとに情報
が分類され、表示されている。このように、情報中で用
いられている語句が相違していても、同じ概念を示す情
報を同じグループに分類して、表示することができる。
【0068】分類の基準は、上述の実施の形態のものに
限らず、種々の方法を用いることができる。あらかじめ
シソーラスが持っているレベルを利用するのではなく、
共通の親までの距離などを用いて分類してもよい。ま
た、あらかじめ決めた基準で分類し、これがある範囲
(例えば、10〜20個)に入らない場合、基準を変え
て分類し直し、範囲内の個数に入るようにしてもよい。
また、あらかじめ決めた基準で分類した結果をユーザに
提示し、ユーザが必要に応じて基準の変更の指示を与え
ることにより、分類の個数を調節するようにしてもよ
い。
【0069】また、シソーラスは上述のものに限らず、
既成のものや、この情報探索装置のために作成したもの
など、どのようなものでも利用することができ、レベル
の数等も任意である。
【0070】上述の第3の実施の形態では、第2の実施
の形態にシソーラス16を適用して構成したが、第1の
実施の形態に適用して構成することも可能である。
【0071】図9は、本発明の情報探索装置の第4の実
施の形態を示す構成図である。図中、図4と同様の部分
には同じ符号を付して説明を省略する。17は分類選択
部、18は情報分類部である。上述の第2の実施の形態
では、分類結果の表示後、ユーザが新たな視点を入力し
た場合、検索結果全体を新たな視点にしたがって分類し
直す例について示した。この第4の実施の形態では、ユ
ーザは、分類された幾つかのグループの中から、例え
ば、自分の知りたいことに関連ありそうなグループな
ど、興味にしたがってひとつまたは複数のグループを選
択し、新たな視点を入力すると、選択されたグループに
含まれている情報を対象として、新たに入力された視点
によって分類する。
【0072】分類選択部17は、例えば、マウスなどの
入力手段によって構成される。検索要求入力部9や、視
点入力部14と共通のものを用いてもよい。ユーザは、
情報分類部18によって分類されたグループのうち、ひ
とつまたは複数のグループを選択する。
【0073】情報分類部18は、検索結果の係り受け情
報から、語句Wと、視点入力部7においてユーザが入力
した関係REL1を持つ語句を抽出し、抽出した語句の
違いに基づいて検索結果を分類する。情報分類部8は、
この分類結果を記憶部5に記憶する。情報分類部8は、
分類選択部17からグループが選択され、視点入力部1
4に新たな視点が入力されると、分類選択部17で選択
されたグループに含まれる情報について、新たな視点に
応じて分類を行ない、分類結果を記憶部5に記憶する。
【0074】次に、具体例を用いて本発明の第4の実施
の形態の動作の一例を説明する。検索要求を入力して検
索を行ない、検索結果を表示した後、ユーザが分類の視
点を入力し、その視点にしたがって分類された結果が表
示されるところまでの動作は、上述の第2の実施の形態
と同様である。
【0075】ユーザは、分類選択部17において、分類
された幾つかのグループの中から、例えば、自分の知り
たいことに関連ありそうなグループなど、興味にしたが
ってひとつまたは複数のグループを選択する。この後、
視点入力部14より新たな視点が入力されると、情報分
類部18は、分類選択部17で選択されたグループを対
象として、新たに入力された視点によって分類を行な
い、記憶部5に記憶する。記憶部5は、分類対象のグル
ープの分類結果を出力部6に送出し、出力部6はこれを
ディスプレイに表示する。
【0076】例えば、第2の実施の形態で説明したよう
に、検索要求「ワークステーションを発売する」で検索
された結果に対し、語句「発売」を選択し、関係「動作
主体」を指示して分類を行なって、分類結果が表示され
る。この時点で、ユーザは分類選択部17において、分
類対象として動作主体が「B社」であるグループを選択
し、さらに視点入力部14から新たな視点として「時
期」を入力する。動作主体が「B社」であるグループに
は、TEXT2,TEXT4が含まれている。これらの
係り受け関係TREE2,TREE4等を参照し、「時
期」の同じものを同じグループとし、違うものを違うグ
ループとして分類する。分類結果は次のようになる。 ((“B社” (“年末” TREE2)(“3年前”
TREE4) ・・・))
【0077】この後、必要に応じて、さらにグループを
選択し、新たな視点での分類を繰り返していくことによ
り、ユーザは容易に自分の欲しい内容を持つ情報を捜し
当てることができる。
【0078】この第4の実施の形態の説明では、第2の
実施の形態の構成に分類選択部17などを付加して構成
したが、これに限らず、第1の実施の形態や第3の実施
の形態に付加して構成することもできる。
【0079】上述の第2〜第4の実施の形態では、検索
要求として動詞とその格要素との格関係を表わすものを
用いる例について述べたが、本発明はこれに限らず、ふ
たつの概念とその間の関係を表わすものならどのような
ものでもよい。例えば、名詞とその修飾語で、色、大き
さなど、どのような属性で修飾するかを視点として分類
するようなものでもよい。
【0080】上述の各実施の形態においては、検索時に
分類に必要な程度にテキストを解析しておき、分類時に
使用する構成について述べたが、これに限らず、検索
時、分類時にその都度必要な部分を解析するようにして
もよい。
【0081】また、第2〜第4の実施の形態では、あら
かじめ処理を施さないテキストを記憶しておき、検索時
に解析して係り受けを抽出する方法について述べたが、
検索方法および係り受けの抽出方法はこれに限らず、種
々の方法を用いることができる。例えば、あらかじめテ
キストの係り受けを抽出した解析済みのテキストを情報
記憶部1に記憶させておき、これを用いて、検索、分類
を行なうようにしてもよい。また、あらかじめ形態素解
析程度の軽い解析を施したテキストを用いて、検索また
は分類時にさらに必要な程度の解析をするようにしても
よい。さらに、テキスト全体を参照するのではなく、あ
らかじめ、テキストの主題を表わす複数の句や文を抽出
しておき、これを対象として検索、分類を行なうように
してもよい。また、抽出したテキストの主題に係り受け
解析を施して主題インデクスを付与しておき、この主題
インデクスを用いて検索要求を満たすテキストを検索
し、また、主題インデクス部分から、指定された関係を
もつ語句を抽出するように構成してもよい。
【0082】上述の各実施の形態では、検索要求として
自然語による表現を入力する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、語句や関係を直接入力するように
してもよい。
【0083】上述の各実施の形態では、検索要求として
入力した語句と一致する語句があるときに検索する場合
について述べたが、シソーラス等を用いて、同義、類義
の概念がテキストに存在するときに、検索要求を満足す
るとみなして検索するように構成してもよい。このと
き、用いるシソーラスは、第3の実施の形態で用いたシ
ソーラス16と同じものを用いればよく、また、第3の
実施の形態ではシソーラス16を共用することができ
る。
【0084】図10は、本発明の情報探索装置の第5の
実施の形態を示す構成図である。図中、21は情報記憶
部、22は解析結果記憶部、23は探索機構、24は入
力部、25は出力部、26はシソーラス保持部、31は
初期集合選択部、32は探索空間保持部、33は視点抽
出部、34は階層化部、35はグループ化部、36は可
視化部である。この第5の実施の形態、および後述する
第6の実施の形態では、ある視点に基づいて分類した
後、部分の拡大、視点の追加、注目語の変更などによっ
て細分類したり、視点の変更によって全体を再分類した
り、履歴を操作したりすることにより、自由に探索でき
るように構成した例を示す。この第5の実施の形態で
は、予めテキスト情報を解析しておく例を示し、後述す
る第6の実施の形態において、探索時にテキスト情報を
解析する例を示す。
【0085】情報記憶部21は、上述の第1の実施の形
態における情報記憶部1と同様の構成であり、大量の情
報を記憶している。情報の実体が必ずしもここに存在し
ている必要はなく、ネットワーク上などの複数箇所に存
在する情報を仮想的に管理するものであってもよい。ま
た、記憶されている情報は、少なくともテキストを含む
ものであれば、絵や図形などを含んでいてもよい。
【0086】解析結果記憶部22は、情報記憶部に記憶
されているテキスト情報に対して、テキスト中での語句
と語句との関係を解析した結果を記憶している。関係の
解析は、専用の解析部を設けてあらかじめ解析を行なっ
て記憶してもよいし、なんらかの方法で関係の解析を行
なったものを記憶しておいてもよい。関係の解析は、従
来から用いられている種々の解析の手法を利用すること
ができ、解析の深さ等も必要に応じて任意に設定でき
る。
【0087】図11は、解析結果の一例の説明図であ
る。ここでは、形態素解析とパターンマッチング程度の
軽い解析を行なった場合の解析結果の一例を示してい
る。図11(A)に示す原文に対して形態素解析を行な
うことにより、図11(B)において「/」で区切って
示すような各形態素に分解される。そして、各形態素の
品詞などの接続をパターンマッチングなどによって調
べ、各形態素間の関係を抽出することにより、図11
(C)に示すような単語のリストと関係を得ることがで
きる。図11(C)に示した例では、例えば、「PD
A」と「開発」+「した」の間に、格助詞「を」で表さ
れる関係があることをリンクによって表わしている。
【0088】図10に戻り、探索機構23は、探索を行
う部分であり、初期集合選択部31、探索空間保持部3
2、視点抽出部33、階層化部34、グループ化部3
5、可視化部36で構成されている。初期集合選択部3
1は、情報全体の中から、探索に用いる情報を選択する
部分である。探索に用いる情報は、ユーザから与えられ
る語句をもとに、シソーラス保持部26で与えられるシ
ソーラスを用いて展開した語句で解析結果記憶部22を
検索し、得られたテキスト情報を含む集合である。探索
空間保持部32は、初期集合選択部31で得られたテキ
スト情報を含む集合の構造および探索に必要な情報を保
持する。視点抽出部33は、ある語句が与えられたと
き、探索対象のテキスト中でその語句が他の語句との間
に持つ関係をすべて抽出し、これに基づいて視点のリス
トを作成する。階層化部34は、手掛かり語句がテキス
ト情報中で入力された視点に対応する関係を持つ語句
を、シソーラス保持部26のシソーラスに基づいて階層
化する。グループ化部35は、階層を1以上のグループ
にグループ化する。可視化部36は、グループ化された
語句を図などとして可視化する。
【0089】入力部24は、ユーザが情報探索の際に必
要なデータを入力したり、指示を行ったりする部分で、
例えばキーボード、マウスなどの入力手段から構成され
る。出力部25は、情報をユーザに提示するためのもの
であり、例えばディスプレイによって構成される。
【0090】シソーラス保持部26は、シソーラスを保
持する。シソーラスは、単語間の意味的な上下関係を体
系化したものであればどのようなものでもよく、独自に
作成したシソーラスでも、辞書などの形で入手可能な既
存のシソーラス、またはこれらに基づいて作成したもの
でもよい。
【0091】次に、本発明の情報探索装置の第5の実施
の形態における動作の一例について説明する。図12
は、本発明の情報探索装置の第5の実施の形態における
動作の一例の概要の説明図である。情報記憶部21に格
納されているテキスト情報は、予め解析されて、その解
析結果が解析結果記憶部22に格納されている。このよ
うに予め解析された文書集合から、まず、探索したい内
容に関係のありそうな部分を初期集合として選択する。
続いて、初期集合をユーザが指定した視点で分類する。
その後、ユーザの指示に基づいて、その分類に基づいて
絞りこんだり、分類をやり直すなどによって、ユーザは
情報の探索を行なう。
【0092】以下、この動作をさらに説明する。まず、
初期集合の選択の動作を説明する。ユーザは、探索した
い情報の中心的な概念を表わす語句を、初期集合を選択
するためのキーとして入力部24に入力する。ユーザは
キーとして、単語、句、文など種々のものを入力するこ
とができる。ここでは、キーとして単語を入力するもの
とする。
【0093】入力部24にキーとして単語が入力される
と、初期集合選択部31に送られる。初期集合選択部3
1は、シソーラスを用いてキーとして入力された単語を
同義語および類義語に展開する。展開された単語群は、
探索の中心概念として探索空間保持部に保持される。初
期集合選択部31は、解析結果記憶部22に記憶されて
いる解析結果からこれらの単語を含む文を検索し、文の
解析結果およびそれが含まれる情報のIDなどとともに
文ユニットとして取り出す。検索された文ユニットの集
合は、初期集合として探索空間を形成し、探索空間保持
部32に保持される。
【0094】検索方法は、従来より用いられている種々
の検索技術を用いることができるが、ここでは、解析結
果記憶部22は、解析結果に基づいて単語のインデック
スを持っているものとする。
【0095】また、キーとなる単語の展開は、例えば
「PDA」という単語が入力された場合、「PDA」、
「携帯端末」、「携帯情報端末」、「携帯情報通信端
末」などの語に展開される。ここでは、入力された単語
をシソーラスを用いて展開するようにしたが、もちろ
ん、入力された単語のみによって検索するようにしても
よい。
【0096】また、ユーザがキーとして入力する語句が
句や文などの場合には、その中の自立語を抽出して、そ
れらをすべて含む文を検索する方法や、同じ自立語を含
み、さらに自立語間の関係も同じ文を検索する方法な
ど、種々の方法を適用することが可能である。
【0097】初期集合が選択されると、次に、選択され
た初期集合の分類を行なう。キーとして入力された単語
は、探索の中心となる語であり、以下、これを注目語と
呼ぶ。探索視点抽出部33において、注目語がテキスト
中で他の語句との間に持つ関係を、分類の視点として抽
出する。
【0098】図13は、視点変換表の一例の説明図であ
る。視点変換表は、図13に示すように、視点の内容を
示す語と、対応する格助詞によって構成されている。例
えば、「PDA」という単語で検索した場合、上述の図
11に示すような文が初期集合として含まれていたとす
ると、注目語「PDA」の持つリンクを調べることによ
り、「開発」に対して「を」という関係を持っているこ
とがわかる。これを、例えば、図12に示すような視点
変換表を用いて、関係の表す意味に変換し、視点として
分かりやすい名前「対象」として抽出する。同様にし
て、すべてのテキストから視点を抽出する。そして、重
複するものを除いて視点のリストを作成し、出力部25
に表示する。
【0099】ここでは単に視点の名前と格助詞の対応の
みによって視点の変換を行なっているが、このような関
係から視点への変換は、例えば単語の意味などを用いて
詳細な意味や文脈に応じた意味を抽出するようにしても
よい。また、あらかじめ深い解析によって詳しい関係が
抽出されている場合には、それをそのまま視点として用
いてもよい。
【0100】視点のリストが表示されると、ユーザは、
分類の視点として用いるものを選択し、入力部24から
入力する。例えば、ディスプレイに表示された視点のリ
ストの中から、選択したいものをマウス等でクリックす
る。
【0101】ユーザによって選択された視点は階層化部
34に送られる。階層化部34は、探索空間を構成する
初期集合のすべての文から、注目語と選択された視点で
表わされる関係を持つ語(以下、これを関係語と呼ぶ)
を抽出する。さらに、抽出された関係語間の意味的な階
層関係を、シソーラスを用いて階層化する。ここで、重
複する関係語については、その出現頻度が保持される。
この階層構造は、現在の探索空間として探索空間保持部
に保持される。
【0102】図14は、シソーラスに基づく階層化の一
例の説明図である。上述の「PDA」によって初期集合
を選択した例において、分類の視点として「手段」を選
択した場合の関係語の階層化の例を図14に示してい
る。すなわち、「PDA」、およびシソーラスによって
展開された「携帯端末」、「携帯情報端末」、「携帯情
報通信端末」などの語と「で」によって関係づけられた
語「スケジュール管理」、「名刺管理」、「FAX」、
「電子メイル」、「パソコン通信」などがシソーラスに
よって「管理」、「通信」等の語にまとめられ、図14
に示すように階層化される。
【0103】続いて、グループ化部35において、関係
語の階層構造を幾つかのグループに分類する。分類の数
はあらかじめ決められている数あるいはあらかじめ決め
られた範囲内の数になるようにする。あるいはここでユ
ーザが分類したいグループ数を指示するようにしてもよ
い。
【0104】分類の方法としては、種々のものが考えら
れる。例えば、シソーラスのルートから見たとき、すべ
てのグループの概念の抽象度が同じになるように考え、
階層木のルートからトップダウンに見て、グループの数
が適当になるレベルで分けるという方法や、すべてのグ
ループのメンバ数がほぼ同じになるように、階層木のリ
ーフからボトムアップにまとめていき、グループの数が
適当になるところまでまとめるという方法など、いずれ
の方法を用いてもよく、また探索の目的等によって変え
られるように構成してもよい。
【0105】グループ化された階層構造は、現在の探索
空間とは別に、グループ化空間として探索空間保持部3
2に保持される。
【0106】探索空間保持部32に保持されたグループ
化空間は、可視化部36において可視化されて出力部2
5に出力される。可視化部36では、例えば、各グルー
プを楕円などで表現し、各グループ間の意味的な距離、
含まれる情報の数、含まれる関係語の数、含まれる関係
語の意味的な広がりなどの情報を付加して表示すること
ができる。例えば、上述した情報の一部または全部を、
楕円等の大きさや色、色の濃さ、楕円間の距離や配置な
どによって可視化することができる。
【0107】図15は、本発明の第5の実施の形態にお
ける表示結果の一例の説明図である。図15では、上述
の例のように語「PDA」をキーとして初期集合を選択
し、「手段」を視点として分類したときの出力部への表
示結果の例を示している。ここでは、図14に示すよう
に、「管理」、「通信」、「クライアントサーバシステ
ム」が同じ階層レベルに存在するので、これらをそれぞ
れ楕円で表現し、含まれる情報の数を楕円の大きさで表
現している。また、各楕円には、それぞれの単語を付加
している。
【0108】このように、初期集合が分類されて初期の
探索空間が可視化されると、ユーザは情報探索のための
種々の操作が可能になる。探索の操作としては、例えば
「同じ視点での細分類」、「視点を追加した細分類」、
「注目語の変更」、「視点の変更」、「履歴操作」、
「基本部分の縮小」等が可能である。可能な操作は、例
えば出力部25にメニューとして表示し、ユーザは表示
されたメニューを例えばマウス等で選択することによっ
て、探索の操作を実行することができる。
【0109】まず、ユーザが「同じ視点での細分類」を
選択したときの探索機構の動作について説明する。ユー
ザはメニューから「同じ視点での細分類」を選択する
と、探索機構23は、出力部25に表示されるメッセー
ジなどによって、可視化されているグループのうちの一
つを選択するように、ユーザに促す。
【0110】グループが選択されると、選択されたグル
ープは「選択中のグループ」として探索空間保持部32
に保持され、選択されたグループを構成する階層構造グ
ループがグループ化部35に送られ、初期集合の時と同
様にしてグループ化される。グループ化された結果は可
視化部36に送られ、可視化されて出力部25に表示さ
れる。
【0111】図16は、本発明の第5の実施の形態にお
ける細分類時の表示結果の一例の説明図である。図15
に示す可視化表示が行なわれている状態で、「通信」の
グループが選択されると、その下位の階層においてグル
ープ化される。図14に示すような階層構造の場合、
「通信」の下位の「FAX」、「電子メイル」、「パソ
コン通信」のグループが形成されて、図16に示すよう
に可視化される。このようにして、ユーザは可視化表示
されたグループの細分類を表示させることができ、概念
的な単語からより具体的な単語へと、探索を絞って行く
ことができる。
【0112】ユーザがグループを指定してから、「同じ
視点での細分類」を選択した場合には、ユーザにグルー
プの選択を促すことなく、グループ化を行ない表示す
る。あるいは、「同じ視点での細分類」は頻繁に実行さ
れる可能性がある操作であるため、メニューを選択する
必要なく、直接グループを選択することによって実行す
るように構成してもよい。
【0113】次に、「視点を追加した細分類」を選択し
た場合の動作を説明する。ユーザがメニューから「視点
を追加した細分類」を選択すると、上述の「同じ視点で
の細分類」の場合と同様に、メッセージなどでグループ
の選択を促す。すでにグループが選択されている場合に
は、そのグループを選択中のグループとする。グループ
が選択されると、現在の分類に用いられている以外の視
点が表示され、ユーザに追加する視点の選択を促す。ユ
ーザが視点を選択すると、選択されているグループに対
して、初期集合の分類時と同様に、階層化部34で階層
化し、グループ化部35でグループ化して、可視化部3
6で可視化する。このようにして、追加された視点で分
類されて分類結果が表示される。この処理により、初期
集合を分類する際に用いた視点で絞り込んだグループに
対して、別の視点で分類を行なうことができ、情報の絞
り込みを効果的に行なうことができる。
【0114】次に、ユーザが「注目語の変更」を選択し
た場合の動作を説明する。ユーザがメニューから「注目
語の変更」を選択すると、「同じ視点での細分類」の場
合と同様に、メッセージなどでグループの選択を促す。
すでにグループが選択されている場合には、そのグルー
プを選択中のグループとする。グループが選択される
と、ユーザに注目語の選択を促す。ユーザは、変更する
注目語を指定する。例えば、図16に示す表示がなされ
ている状態では、選択されているグループの中心概念は
「PDAで通信する」であり、注目語は「PDA」であ
るが、例えば、ここで「通信」に注目語を変更する。そ
うすると、視点抽出部33において、新たな注目語「通
信」が他の語と持つ関係が抽出され、視点のリストが作
成され、ユーザに示される。ユーザはその中から分類し
たい視点を選択し、選択された視点に基づいて、初期集
合の分類時と同様にして、階層化部34による階層化、
グループ化部35によるグループ化、可視化部36によ
る可視化が行なわれる。このようにして、同じ集合内
で、別の注目語による分類を行なうことができる。
【0115】次に、「視点の変更」が選択された場合の
動作を説明する。ユーザがメニューから「視点の変更」
を選択すると、選択可能な視点が表示される。ユーザが
この中から視点を選択すると、現在の分類を捨てて、新
たに選択された視点で分類が行なわれる。これにより、
同じ集合内で別の視点による分類を行なうことができ
る。
【0116】次に、「履歴の操作」が選択された場合の
動作を説明する。ユーザが探索の操作を行なうと、その
操作と復帰するために必要な情報を履歴として蓄積して
いる。ユーザがメニューから「履歴の操作」を選択する
と、蓄積されている履歴をもとに、一つ前の画面の状態
に戻す。これにより、ユーザは操作前の状態に戻ること
ができる。
【0117】次に、「基本部分の縮小」が選択された場
合の動作を説明する。「基本部分の縮小」では、初期集
合の選択時に展開した単語のうち、ユーザがいらないと
思うものがあれば、これを含む情報を排除する。ユーザ
がメニューから「基本部分の縮小」を選択すると、入力
したキーとなる語およびシソーラスによって展開された
語などを表示する。ユーザは不要な語を選択指示するこ
とによって、指示された語を含む情報を探索空間から排
除する。例えば、「コンピュータ」という語が、「コン
ピュータ」、「ワークステーション」、「パソコン」な
どの語に展開されているとき、「基本部分の縮小」を選
択すると、これらの単語のリストが表示される。ここで
「パソコン」に関する情報が不要である場合には、これ
を指定することにより、全体の分類は変えずに、「パソ
コン」を含む情報を探索空間から削除することができ
る。
【0118】これらの探索の処理は、それぞれ初期集合
に対してのみ行なわれるだけでなく、ある処理を行なっ
た後の状態において、更なる探索の処理を施すことが可
能である。例えば、「注目語の変更」や「視点の変更」
を行なった後に「同じ視点での細分類」や「視点を追加
した細分類」を行なうことができる。また、「同じ視点
での細分類」、「視点を追加した細分類」を行なった後
のグループに対しても、これらの細分類を指示すること
が可能である。このとき、階層構造の最下位のグルー
プ、すなわち1つのテキスト情報を指示された場合に
は、それ以上の細分類はできないので、細分類が不可能
である旨のメッセージを出力したり、あるいはテキスト
情報を表示するように構成してもよい。
【0119】このような探索の処理を適宜行ない、種々
の視点や種々の注目語を用いて分類を行なわせることに
よって、探索意図が必ずしも明確でなくても、全体を把
握しながら情報を絞り込んで行き、所望の情報を容易に
得ることができる。
【0120】以下、具体例を用いて本発明の第5の実施
の形態における情報の絞り込みの過程を説明する。図1
7は、本発明の第5の実施の形態における具体的な検索
結果の表示例の説明図である。ここでは、注目語として
「自動車」が入力され、「自動車」の動作対象によって
分類するものとする。すなわち、「自動車を対象として
何をするのか」という分類がなされている。図17で
は、分類されたそれぞれのグループは、そのグループに
属する情報の数に従った大きさの楕円によって示されて
いる。なお、グループの表示形態は楕円に限らず、少な
くともグループの存在がわかるような表示であれば、ど
のような表示形態でもよい。
【0121】図17において、上部の注目語の欄は注目
語の入力領域である。2段目の各ボタンは、それぞれ注
目語を主体とする動作、対象とする動作、手段とする動
作、目的とする動作、動作場所、動作属性を示してお
り、ここではハッチングを施した動作対象が選択されて
いる。また、3段目の各ボタンは、それぞれ注目語の動
作を行なう主体、対象、手段、目的、場所、属性を示し
ており、破線で示したボタンは対応する視点がないもの
を示している。なお、破線で示したボタンは、選択でき
ないようになっている。例えば「自動車」の動作を行な
う対象がない、すなわち、「〜を自動車する」という関
係がないことを示している。
【0122】図18は、本発明の第5の実施の形態にお
ける具体的な検索結果の視点変更時の表示例の説明図で
ある。図17に示す表示例において、例えば上から3段
目の注目語の属性を選択するボタンを例えばマウスなど
によって押すと、視点が注目語の属性、すなわち「自動
車の〜」という関係による分類に変更される。これによ
り、例えば図18に示すような分類結果が表示される。
図18では、同じ階層のグループ数が少ないため、「部
品」の下位に展開される語のグループも表示されてい
る。このように、表示画面上部のボタンの押下によって
簡単に視点の変更を行なうことができる。
【0123】図19は、本発明の第5の実施の形態にお
ける具体的な検索結果の細分類時の表示例の説明図であ
る。一方、図17に示す表示例において、グループを選
択することで、選択されたグループの細分類を行なうこ
とができる。例えば図17において表示されているグル
ープのうち、「販売する」というグループを選択するこ
とで、図19に示すような分類結果を得ることができ
る。ここでは、グループの選択時の視点として、注目語
の主体がデフォルトとして選択されたものとする。すな
わち、「だれが自動車を販売するのか」という視点で分
類される。図19に示すように、自動車を販売する主体
として、「メーカー」、「ディーラー」、さらにそれら
の下位に展開される会社等のグループが楕円で表示され
ている。
【0124】図19に示す表示画面では、選択可能な視
点が図17に示す表示例よりも増加している。この例で
は、「自動車の販売」が、あるものの主体等になり得
る。例えば、「自動車の販売が増加する」、「自動車の
販売を促進する」などが考えられる。このため、2段目
のボタンのうちのいくつかが選択可能になっている。3
段目のボタンは、「自動車を販売する」ための主体や対
象などを選択するために選択可能の状態となっている。
【0125】図20は、本発明の第5の実施の形態にお
ける具体的な検索結果の視点を変えた細分類時の表示例
の説明図である。図19に示す表示例において、上部の
ボタンを押すことによって細分類の視点を変更すること
ができる。例えば3段目の注目語の場所を示すボタンを
押すことにより、「どこで自動車を販売するか」という
視点で分類することができる。この分類結果を図20に
示している。自動車を販売する場所によって分類された
結果が示されている。
【0126】図20に示した状態でグループを選択する
ことにより、さらに細分類を行なうことができる。例え
ばグループ「日本」を選択することにより、「日本で自
動車を販売する」、すなわち、「日本における自動車の
販売」に関して記述された情報の集合を得ることができ
る。
【0127】このような細分類や視点の変更などを行な
ってゆき、情報群の数が十分小さくなれば、それ以上の
視点の分類を行なう必要はなくなる。図21は、本発明
の第5の実施の形態における具体的な検索結果の分類さ
れた情報数が少ないときの表示例の説明図である。分類
の結果、含まれる情報の数が少ない場合には、上述の例
のようにグループによる表示を行なう代わりに、例えば
図21に示すように、情報のリストを対象となる文とと
もに提示するように表示させることができる。そして、
このリスト中からいずれかを選択することによって、情
報本体の内容を参照することができる。このようなリス
ト形式の表示に移行する情報数は、ユーザが設定可能に
構成することができる。デフォルト値としては、例えば
100程度とすることができる。
【0128】図22は、本発明の第5の実施の形態にお
ける表示画面の構成の別の例の説明図である。上述の例
では分類結果の表示例を示しているが、表示画面にはこ
のような分類結果を表わす選択領域のほかにも、種々の
領域を配置することができる。図22に示す例では、上
述の例のような分類結果を表示するためのグループ選択
領域のほかに、選択したグループを細分類した次画面領
域を設け、もとの分類結果とともに細分類結果を同時に
示している。これにより、選択を容易に行なうことがで
きる。また、ここでは、細展開や視点の変更など、操作
の履歴が小さなアイコンとして示されている。これらの
うちのいずれかをクリックすることにより、自在に過去
の状態に移動することができる。さらに、この例では情
報内容表示領域を設けており、情報の内容を参照しなが
ら、その情報を選るまでに至ったグループの選択の状態
などを参照することが可能である。この情報内容表示領
域は、情報の内容を選択できる状態となるまでは必要が
ないので、例えばグループの絞り込み途中などでは、こ
の領域を設けずにグループ選択領域や次画面領域を大き
く配置して絞り込み操作などを容易に行なえるように、
適宜表示画面の構成を変更するようにしてもよい。もち
ろん、この画面構成に限らず、利用しやすいように画面
を構成すればよい。
【0129】図23は、本発明の情報探索装置の第6の
実施の形態を示す構成図である。図中、図10と同様の
部分には同じ符号を付して説明を省略する。37は係り
受け抽出部である。上述の第5の実施の形態では、情報
記憶部21に格納されているテキスト情報を予め解析し
て解析結果を解析結果記憶部22に格納しておき、この
解析結果を用いて探索を行なった。この第6の実施例で
は、探索を行なう際にテキスト情報の解析を行なう例を
示している。
【0130】初期集合選択部31は、第5の実施の形態
と同様に、キーとなる語が入力されるとこれをシソーラ
スを用いて展開する。さらに、初期集合選択部21は、
情報記憶部21からこれらの単語を含む文を検索する。
検索方法は、フルテキストサーチ方式、インデクス方式
などのような方法を用いてもよい。
【0131】係り受け抽出部37は、検索の結果得られ
た各情報のテキストの一部を解析し、検索に用いた単語
が持つ係り受けを抽出する。テキストの一部とは、検索
キーを中心として係り受けの解析を行なう範囲であり、
一文、二文、一段落など、あらかじめ決めた範囲で解析
する。もちろん、必要であれば、テキスト全体を解析し
てもよい。解析には、従来から用いられている種々の解
析の手法を利用することができる。
【0132】視点抽出部73および階層化部74は、こ
の解析結果に基づいて、視点の抽出や関係語の抽出を行
なう。
【0133】他の各部の機能および全体の動作は、上述
の第5の実施の形態と同様であるのでここでは省略す
る。この第6の実施の形態によれば、解析結果記憶部2
2を必要としないので、記憶容量を削減することができ
るとともに、全テキストについて全体を解析する必要が
ないので解析量を減少させることができる。しかし、初
期集合選択部21において探索空間を形成するために要
する時間は上述の第5の実施の形態に示した構成の方が
短くなる。
【0134】また、上述の第5、第6の実施の形態の構
成を両方用い、あらかじめ形態素解析程度の軽い解析を
施して解析結果記憶部22に格納しておき、検索または
分類時にさらに必要な程度の解析を係り受け抽出部37
で行なうようにしてもよい。さらに、テキスト全体を参
照するのではなく、あらかじめ、テキストの主題を表わ
す複数の句や文を抽出しておき、これを対象として検
索、分類を行なうようにしてもよい。また、抽出したテ
キストの主題に係り受け解析を施して主題インデクスを
付与しておき、この主題インデクスを用いて検索要求を
満たすテキストを検索し、また、主題インデクス部分か
ら、指定された関係をもつ語句を抽出するように構成し
てもよい。
【0135】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、検索に用いた表現がテキスト中でどのような
意味、文脈で使用されているかに基づいて、ユーザの望
む視点で検索結果を分類して表示することができ、ユー
ザはこれを利用して、膨大な情報の中から所望の情報を
探すことができる。このとき、ユーザは視点や注目語を
変えて分類しながら絞り込んで行くことができるように
構成することができ、ユーザは全体を把握しながら所望
の情報を探索的に探すことができる、などの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報探索装置の第1の実施の形態を
示す構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態において、検索要
求として「発売」を入力したときの動作および途中経過
の一例の説明図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における分類結果
の表示の一例の説明図である。
【図4】 本発明の情報探索装置の第2の実施の形態を
示す構成図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態において、検索要
求として「ワークステーションを発売する」を入力した
ときの動作および途中経過の一例の説明図である。
【図6】 本発明の情報探索装置の第3の実施の形態を
示す構成図ある。
【図7】 シソーラスの一例の説明図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態における分類結果
の表示の一例の説明図である。
【図9】 本発明の情報探索装置の第4の実施の形態を
示す構成図である。
【図10】 本発明の情報探索装置の第5の実施の形態
を示す構成図である。
【図11】 解析結果の一例の説明図である。
【図12】 本発明の情報探索装置の第5の実施の形態
における動作の一例の概要の説明図である。
【図13】 視点変換表の一例の説明図である。
【図14】 シソーラスに基づく階層化の一例の説明図
である。
【図15】 本発明の第5の実施の形態における表示結
果の一例の説明図である。
【図16】 本発明の第5の実施の形態における細分類
時の表示結果の一例の説明図である。
【図17】 本発明の第5の実施の形態における具体的
な検索結果の表示例の説明図である。
【図18】 本発明の第5の実施の形態における具体的
な検索結果の視点変更時の表示例の説明図である。
【図19】 本発明の第5の実施の形態における具体的
な検索結果の細分類時の表示例の説明図である。
【図20】 本発明の第5の実施の形態における具体的
な検索結果の視点を変えた細分類時の表示例の説明図で
ある。
【図21】 本発明の第5の実施の形態における具体的
な検索結果の分類された情報数が少ないときの表示例の
説明図である。
【図22】 本発明の第5の実施の形態における表示画
面の構成の別の例の説明図である。
【図23】 本発明の情報探索装置の第6の実施の形態
を示す構成図である。
【符号の説明】
1…情報記憶部、2…検索要求入力部、3,11…検索
部、4,12…係り受け抽出部、5…記憶部、6…出力
部、7,14…視点入力部、8,15,18…情報分類
部、10…情報検索部、13…関係比較部、16…シソ
ーラス、17…分類選択部、21…情報記憶部、22…
解析結果記憶部、23…探索機構、24…入力部、25
…出力部、26…シソーラス保持部、31…初期集合選
択部、32…探索空間保持部、33…視点抽出部、34
…階層化部、35…グループ化部、36…可視化部、3
7…係り受け抽出部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともテキスト情報を含む情報を記
    憶している情報記憶手段と、検索要求を入力する検索要
    求入力手段と、前記検索要求を前記テキスト情報中に含
    む情報を検索する情報検索手段と、該情報検索手段によ
    り検索された情報を分類するための視点として前記検索
    要求の語句が前記テキスト情報中で他の語句と持ち得る
    関係を入力する視点入力手段と、前記情報検索手段によ
    り検索された各情報のテキスト情報中で前記検索要求の
    語句と前記関係を持つ語句を抽出し抽出した語句の違い
    に基づいて検索された前記情報を分類する情報分類手段
    と、前記情報検索手段により検索された情報および前記
    情報分類手段による分類結果を記憶する記憶手段と、検
    索された前記情報および前記分類結果を出力する出力手
    段を有することを特徴とする情報探索装置。
  2. 【請求項2】 少なくともテキスト情報を含む情報を記
    憶している情報記憶手段と、検索要求として語句を入力
    する検索要求入力手段と、該検索要求入力手段で検索要
    求として入力された前記語句を前記テキスト情報中に含
    む情報を検索する情報検索手段と、前記情報を分類する
    ための視点として前記語句が前記テキスト情報中で他の
    語句と持ち得る関係を入力する視点入力手段と、前記情
    報検索手段により検索された情報の全部あるいは一部を
    構成する情報群の各情報のテキスト情報中で前記語句と
    前記関係を持つ語句を抽出し抽出した語句の違いに基づ
    いて前記情報群中の前記情報を分類する情報分類手段
    と、該情報分類手段によって分類された結果からひとつ
    または複数のグループを選択する分類結果選択手段と、
    前記情報検索手段により検索された情報および前記情報
    分類手段による分類結果および前記分類結果選択手段に
    よる選択結果を記憶する記憶手段と、検索された前記情
    報および前記分類結果を出力する出力手段を有し、前記
    分類結果選択手段によって選択されたひとつまたは複数
    のグループに属する前記情報を情報群として、さらに前
    記視点入力手段で入力される前記関係に基づき前記情報
    分類手段による分類を可能としたことを特徴とする情報
    探索装置。
  3. 【請求項3】 少なくともテキスト情報を含む情報を記
    憶している情報記憶手段と、検索要求として二つの語句
    とその間の関係を表わす表現を入力する検索要求入力手
    段と、前記検索要求を満足する表現を前記テキスト情報
    中に有する前記情報を検索する情報検索手段と、該情報
    検索手段により検索された情報を分類するための視点と
    して前記二つの語句のいずれか一方を指定するとともに
    指定された語句が他の語句と持ち得る関係のうち検索に
    用いたのとは異なる関係を指定する視点入力手段と、前
    記情報検索手段により検索された各情報のテキスト情報
    中で前記視点入力手段で指定された語句が前記視点入力
    手段で指定された関係を持つ語句を抽出し抽出した語句
    の違いに基づいて検索された前記情報を分類する情報分
    類手段と、前記情報検索手段により検索された情報およ
    び前記情報分類手段による分類結果を記憶する記憶手段
    と、検索された前記情報および前記分類結果を出力する
    出力手段を有することを特徴とする情報探索装置。
  4. 【請求項4】 少なくともテキスト情報を含む情報を記
    憶している情報記憶手段と、検索要求として二つの語句
    とその間の関係を表わす表現を入力する検索要求入力手
    段と、前記検索要求を満足する表現を前記テキスト情報
    中に有する前記情報を検索する情報検索手段と、前記情
    報を分類するための視点として前記二つの語句のいずれ
    か一方を指定するとともに指定された語句が他の語句と
    持ち得る関係を指定する視点入力手段と、前記情報検索
    手段により検索された情報の全部あるいは一部を構成す
    る情報群の各情報のテキスト情報中で前記語句と前記関
    係を持つ語句を抽出し抽出した語句の違いに基づいて前
    記情報群中の前記情報を分類する情報分類手段と、該情
    報分類手段によって分類された分類結果からひとつまた
    は複数のグループを選択する分類結果選択手段と、前記
    情報検索手段により検索された情報および前記情報分類
    手段による分類結果および前記分類結果選択手段による
    選択結果を記憶する記憶手段と、検索された前記情報お
    よび前記分類結果を出力する出力手段を有し、前記分類
    結果選択手段によって選択されたひとつまたは複数のグ
    ループに属する前記情報を情報群として、さらに前記視
    点入力手段で入力される前記関係に基づき前記情報分類
    手段による分類を可能としたことを特徴とする情報探索
    装置。
  5. 【請求項5】 少なくともテキスト情報を含む情報を記
    憶している情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶され
    ている前記テキスト情報の語句の間の関係を解析した結
    果を記憶している解析結果記憶手段と、単語の意味的な
    上下関係を示すシソーラスを保持するシソーラス保持部
    と、入力された手掛かり語句を含むテキスト情報を前記
    解析結果記憶手段内の解析結果をもとに検索し探索空間
    を構成する情報として選択する初期集合選択手段と、該
    初期集合選択手段で検索されたテキスト情報を探索可能
    に保持する探索空間保持手段と、前記手掛かり語句がテ
    キスト情報中で他の語句と持ち得る関係を複数抽出する
    視点抽出手段と、前記手掛かり語句がテキスト情報中で
    入力された視点に対応する関係を持つ語句を前記シソー
    ラス保持部に保持されているシソーラスに基づいて階層
    化する階層化手段と、階層構造をもとに1以上のグルー
    プにグループ化するグループ化手段と、グループを可視
    化する可視化手段を有することを特徴とする情報探索装
    置。
  6. 【請求項6】 少なくともテキスト情報を含む情報を記
    憶している情報記憶手段と、単語の意味的な上下関係を
    示すシソーラスを保持するシソーラス保持部と、入力さ
    れた手掛かり語句を含むテキスト情報を前記情報記憶手
    段から検索し探索空間を構成する情報として選択する初
    期集合選択手段と、該初期集合選択手段で検索されたテ
    キスト情報を探索可能に保持する探索空間保持手段と、
    前記手掛かり語句を含むテキスト情報を解析し前記手掛
    かり語句が持つ係り受け関係を抽出する係り受け抽出手
    段と、該係り受け抽出手段で抽出された係り受け関係を
    もとに前記手掛かり語句がテキスト情報中で他の語句と
    持ち得る関係を複数抽出する視点抽出手段と、前記手掛
    かり語句がテキスト情報中で入力された視点に対応する
    関係を持つ語句を前記シソーラス保持部に保持されてい
    るシソーラスに基づいて階層化する階層化手段と、階層
    構造をもとに1以上のグループにグループ化するグルー
    プ化手段と、グループを可視化する可視化手段を有する
    ことを特徴とする情報探索装置。
  7. 【請求項7】 前記手掛かり語句は、ユーザが入力した
    語句を前記シソーラス保持部に保持されているシソーラ
    スを用いて展開した語句であることを特徴とする請求項
    5または6に記載の情報探索装置。
  8. 【請求項8】 前記手掛かり語句は、前記展開した語句
    のうちユーザの指示に従った一部のみとすることを特徴
    とする請求項7に記載の情報探索装置。
  9. 【請求項9】 前記グループ化手段は、ユーザから指示
    された1以上のグループについて下位の階層でグループ
    化し、前記可視化手段で可視化することを特徴とする請
    求項5または6に記載の情報探索装置。
  10. 【請求項10】 前記階層化手段は、ユーザが新たな視
    点を入力したとき、該新たな視点に基づいて階層化を行
    なうことを特徴とする請求項5または6に記載の情報探
    索装置。
  11. 【請求項11】 前記階層化手段は、ユーザが1以上の
    グループを指定し、新たな視点を入力したとき、指定さ
    れたグループについて前記新たな視点に基づいて階層化
    を行なうことを特徴とする請求項5または6に記載の情
    報探索装置。
  12. 【請求項12】 前記視点抽出手段は、ユーザが新たな
    手掛かり語句を指定したとき、該新たな手掛かり語句が
    テキスト情報中で他の語句と持ち得る関係を複数抽出
    し、前記階層化手段は、前記新たな手掛かり語句がテキ
    スト情報中で入力された視点に対応する関係を持つ語句
    を前記シソーラス保持部に保持されているシソーラスに
    基づいて階層化することを特徴とする請求項5に記載の
    情報探索装置。
  13. 【請求項13】 前記係り受け抽出手段は、ユーザが新
    たな手掛かり語句を指定したとき、該新たな手掛かり語
    句を含むテキスト情報を解析し前記新たな手掛かり語句
    が持つ係り受け関係を抽出し、前記視点抽出手段は、前
    記係り受け抽出手段で抽出された係り受け関係をもとに
    前記新たな手掛かり語句がテキスト情報中で他の語句と
    持ち得る関係を複数抽出し、前記階層化手段は、前記新
    たな手掛かり語句がテキスト情報中で入力された視点に
    対応する関係を持つ語句を前記シソーラス保持部に保持
    されているシソーラスに基づいて階層化することを特徴
    とする請求項6に記載の情報探索装置。
JP02147196A 1995-07-14 1996-02-07 情報探索装置及び情報探索方法 Expired - Fee Related JP3577819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02147196A JP3577819B2 (ja) 1995-07-14 1996-02-07 情報探索装置及び情報探索方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-178778 1995-07-14
JP17877895 1995-07-14
JP02147196A JP3577819B2 (ja) 1995-07-14 1996-02-07 情報探索装置及び情報探索方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0991314A true JPH0991314A (ja) 1997-04-04
JP3577819B2 JP3577819B2 (ja) 2004-10-20

Family

ID=26358532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02147196A Expired - Fee Related JP3577819B2 (ja) 1995-07-14 1996-02-07 情報探索装置及び情報探索方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3577819B2 (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10283366A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報分類装置
JPH1166077A (ja) * 1997-08-22 1999-03-09 Toshiba Corp 索引生成装置及び方法並びに索引生成プログラムを記録した記録媒体
JPH11259485A (ja) * 1998-03-06 1999-09-24 Fujitsu Ltd 文書検索装置及び記録媒体
JP2000076267A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Sharp Corp 情報検索方法、情報検索装置、及び情報検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2000250925A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文書検索・分類方法および装置
JP2000305945A (ja) * 1999-04-26 2000-11-02 Canon Inc 情報検索方法及び装置並びに記憶媒体
JP2001101199A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置
JP2001147937A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Toshiba Corp 業務支援システム
JP2001312501A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Mitsubishi Electric Corp 文書自動分類システム、文書自動分類方法、及び文書自動分類プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001318939A (ja) * 2000-05-09 2001-11-16 Hitachi Ltd 文書処理方法及び装置並びにその処理プログラムを記憶した媒体
EP1182580A1 (en) * 2000-08-23 2002-02-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Document retrieval and classification method and apparatus
JP2002288221A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Just Syst Corp 文書表示装置、文書表示方法ならびに、プログラム
JP2002297668A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ハイパーテキスト文書検索方法とその装置及びそのプログラムとこのプログラムを記録した記録媒体
JP2003296365A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2004220226A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Oki Electric Ind Co Ltd 検索文書のための文書分類方法及び装置
JP2004240576A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Ricoh Co Ltd キーフレーズ表現抽出装置、キーフレーズ表現抽出方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2004326476A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Hitachi Ltd データとテキストを統合させた文書分析システム
JP2005234635A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 文書要約装置および方法
JP2005326922A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Fujitsu Ltd 特徴情報抽出方法、特徴情報抽出プログラム、および特徴情報抽出装置
JP2006065366A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Nec Corp キーワード分類装置およびその方法、端末装置ならびにプログラム
CN1300718C (zh) * 2002-10-31 2007-02-14 卡西欧计算机株式会社 信息显示装置和信息显示处理程序
JP2008027057A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 分類情報管理装置、分類情報管理システムおよび分類情報管理プログラム
JP2008140204A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Toshiba Corp データ検索システム及びプログラム
CN100397394C (zh) * 2004-03-31 2008-06-25 卡西欧计算机株式会社 信息显示控制装置和方法
JP2008217398A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Hidetsugu Nanba 専門用語分類装置、専門用語分類方法、及びプログラム
JP2009134378A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Hitachi Systems & Services Ltd 文書群提示装置および文書群提示プログラム
WO2010013473A1 (ja) * 2008-07-30 2010-02-04 日本電気株式会社 データ分類システム、データ分類方法、及びデータ分類プログラム
US9342589B2 (en) 2008-07-30 2016-05-17 Nec Corporation Data classifier system, data classifier method and data classifier program stored on storage medium
WO2018020842A1 (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社Screenホールディングス テキストマイニング方法、テキストマイニングプログラム、および、テキストマイニング装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315981A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Hitachi Ltd 情報検索方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315981A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Hitachi Ltd 情報検索方法

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10283366A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報分類装置
JPH1166077A (ja) * 1997-08-22 1999-03-09 Toshiba Corp 索引生成装置及び方法並びに索引生成プログラムを記録した記録媒体
JPH11259485A (ja) * 1998-03-06 1999-09-24 Fujitsu Ltd 文書検索装置及び記録媒体
JP2000076267A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Sharp Corp 情報検索方法、情報検索装置、及び情報検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2000250925A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文書検索・分類方法および装置
JP2000305945A (ja) * 1999-04-26 2000-11-02 Canon Inc 情報検索方法及び装置並びに記憶媒体
JP2001101199A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置
JP2001147937A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Toshiba Corp 業務支援システム
JP2001312501A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Mitsubishi Electric Corp 文書自動分類システム、文書自動分類方法、及び文書自動分類プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001318939A (ja) * 2000-05-09 2001-11-16 Hitachi Ltd 文書処理方法及び装置並びにその処理プログラムを記憶した媒体
EP1182580A1 (en) * 2000-08-23 2002-02-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Document retrieval and classification method and apparatus
JP4617015B2 (ja) * 2001-03-26 2011-01-19 株式会社MetaMoJi 文書表示装置、文書表示方法ならびに、プログラム
JP2002288221A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Just Syst Corp 文書表示装置、文書表示方法ならびに、プログラム
JP2002297668A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ハイパーテキスト文書検索方法とその装置及びそのプログラムとこのプログラムを記録した記録媒体
JP2003296365A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US8332753B2 (en) 2002-10-31 2012-12-11 Casio Computer Co., Ltd. Information displaying apparatus with word searching function and recording medium
CN1300718C (zh) * 2002-10-31 2007-02-14 卡西欧计算机株式会社 信息显示装置和信息显示处理程序
JP2004220226A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Oki Electric Ind Co Ltd 検索文書のための文書分類方法及び装置
JP2004240576A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Ricoh Co Ltd キーフレーズ表現抽出装置、キーフレーズ表現抽出方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2004326476A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Hitachi Ltd データとテキストを統合させた文書分析システム
JP2005234635A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 文書要約装置および方法
CN100397394C (zh) * 2004-03-31 2008-06-25 卡西欧计算机株式会社 信息显示控制装置和方法
JP2005326922A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Fujitsu Ltd 特徴情報抽出方法、特徴情報抽出プログラム、および特徴情報抽出装置
JP2006065366A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Nec Corp キーワード分類装置およびその方法、端末装置ならびにプログラム
JP2008027057A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 分類情報管理装置、分類情報管理システムおよび分類情報管理プログラム
JP2008140204A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Toshiba Corp データ検索システム及びプログラム
JP2008217398A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Hidetsugu Nanba 専門用語分類装置、専門用語分類方法、及びプログラム
JP2009134378A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Hitachi Systems & Services Ltd 文書群提示装置および文書群提示プログラム
WO2010013473A1 (ja) * 2008-07-30 2010-02-04 日本電気株式会社 データ分類システム、データ分類方法、及びデータ分類プログラム
JP5423676B2 (ja) * 2008-07-30 2014-02-19 日本電気株式会社 データ分類システム、データ分類方法、及びデータ分類プログラム
US9342589B2 (en) 2008-07-30 2016-05-17 Nec Corporation Data classifier system, data classifier method and data classifier program stored on storage medium
US9361367B2 (en) 2008-07-30 2016-06-07 Nec Corporation Data classifier system, data classifier method and data classifier program
WO2018020842A1 (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社Screenホールディングス テキストマイニング方法、テキストマイニングプログラム、および、テキストマイニング装置
JP2018018118A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社Screenホールディングス テキストマイニング方法、テキストマイニングプログラム、および、テキストマイニング装置
KR20190018480A (ko) * 2016-07-25 2019-02-22 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 텍스트 마이닝 방법, 텍스트 마이닝 프로그램, 및 텍스트 마이닝 장치
CN109478191A (zh) * 2016-07-25 2019-03-15 株式会社斯库林集团 文本挖掘方法、文本挖掘程序及文本挖掘装置
TWI686716B (zh) * 2016-07-25 2020-03-01 斯庫林集團股份有限公司 文字探勘方法、記錄有文字探勘程式之電腦可讀取之記錄媒體及文字探勘裝置
CN109478191B (zh) * 2016-07-25 2022-04-08 株式会社斯库林集团 文本挖掘方法、记录介质及文本挖掘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3577819B2 (ja) 2004-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3577819B2 (ja) 情報探索装置及び情報探索方法
US6772148B2 (en) Classification of information sources using graphic structures
CN102640145B (zh) 可信查询***和方法
US6915308B1 (en) Method and apparatus for information mining and filtering
JP3303926B2 (ja) 構造化文書分類装置及び方法
US5832470A (en) Method and apparatus for classifying document information
US6411924B1 (en) System and method for linguistic filter and interactive display
US7567954B2 (en) Sentence classification device and method
US20110295857A1 (en) System and method for aligning and indexing multilingual documents
JPH08255172A (ja) 文書検索システム
WO2000054185A1 (en) Method and apparatus for building a user-defined technical thesaurus using on-line databases
WO2003032199A2 (en) Classification of information sources using graph structures
JP2004021445A (ja) テキストデータ分析システム、テキストデータ分析方法およびコンピュータプログラム
JP2008243024A (ja) 情報取得装置、そのプログラム及び方法
JPH09231238A (ja) テキスト検索結果表示方法及び装置
WO2005071616A1 (ja) 画像作成装置および画像作成方法
JP3178421B2 (ja) テキスト検索装置及びテキスト検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001325299A (ja) データ検索装置およびデータ検索方法ならびに情報記録媒体
JPH08305724A (ja) 設計支援情報文書管理装置
JP2005128872A (ja) 文書検索システム及び文書検索プログラム
JPH113357A (ja) 技術情報管理装置
Ahmad et al. A comparative study on text mining techniques
JP4585768B2 (ja) 文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラム
KR102593884B1 (ko) 문서 자동 작성 시스템 및 방법, 컴퓨터로 독출 가능한 기록 매체
JPH1145256A (ja) 文書管理支援装置およびその装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees