JPH0991215A - 広告表示機能付き文書閲覧システム及び同システムに適用される広告文書表示方法 - Google Patents

広告表示機能付き文書閲覧システム及び同システムに適用される広告文書表示方法

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JPH0991215A
JPH0991215A JP7247717A JP24771795A JPH0991215A JP H0991215 A JPH0991215 A JP H0991215A JP 7247717 A JP7247717 A JP 7247717A JP 24771795 A JP24771795 A JP 24771795A JP H0991215 A JPH0991215 A JP H0991215A
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JP7247717A
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Hidenori Okita
秀紀 大喜多
Hideyuki Tsutsumitake
秀行 堤竹
Hisayoshi Nagae
尚義 永江
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】文書閲覧クライアントの表示画面を利用して広
告文書を表示するのに、そのための余計な時間を必要と
せずに、従来システムと同様の利便性を維持しながら、
広告文書提示の機能が実現できるようにする。 【解決手段】文書閲覧クライアント2の表示候補リスト
記憶部291に記憶されている表示候補リストの示す表
示優先度に従って広告文書キャッシュ24の更新が必要
となったことを検出すると、文書表示管理部29から仲
介サーバ4に対して、ハイパーメディア文書転送の空き
時間を利用して目的とする広告文書の転送要求を送り、
仲介サーバ4から転送された広告文書をキャッシュ24
に格納しておく。ハイパーメディア文書管理サーバ5か
らクライアント2への文書転送が行われる期間には、文
書表示管理部29は、キャッシュ24に格納しておいた
広告文書の中から表示すべき広告文書を選択して表示装
置20に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書閲覧クライア
ントが、ネットワーク上の仲介サーバを中継してネット
ワーク上の文書管理サーバへアクセスすることが可能な
文書閲覧システムに係り、特に、仲介サーバに広告文書
の管理機能を持たせ、文書閲覧クライアントが文書管理
サーバへの通信を行なっていない期間を利用して、仲介
サーバの提供する広告文書を文書閲覧クライアントに転
送し、当該クライアントから文書管理サーバへ通信して
いる期間を利用して、仲介サーバから転送されている広
告文書を当該クライアント側で表示させる広告表示機能
付き文書閲覧システム及び同システムに適用される広告
文書表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ネットワークと接続したコンピュ
ータ上に分散する文書(特に、テキスト、イメージ、音
声等が相互に関連付けられた文書、いわゆるハイパーメ
ディア文書)を効率良く閲覧するための文書閲覧システ
ムが利用可能となってきている。
【0003】このようなシステムとしては、例えば“Mo
saic and the World-Wide Web (IEEE Computer,1994-1
0)”に記載されているようなWorld-Wide Web(WWW)
などが知られている。
【0004】WWWは、電話回線などに接続されたコン
ピュータを持つ一般家庭などからでも簡単に利用でき
る。例えば、WWWを一般家庭から利用する場合、イン
ターネットプロバイダ(以下、IPと称する)と呼ばれ
る、ネットワークサービスを行なう組織に対して利用申
請を行ない、IPの提供する文書閲覧クライアントを通
じてWWWに接続することで、簡単に文書(ハイパーメ
ディア文書)にアクセスし、閲覧することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各家庭(の文
書閲覧クライアント)から電話回線などを通じて、ネッ
トワーク上の文書にアクセスする場合、従来は、回線使
用料などを各家庭(利用者)が負担していたことから、
このような利用形態のもとでは、通信時間が長引くと各
家庭の負担が大きくなるという不都合があった。このた
め、各家庭がネットワークの使用を控えてしまい、シス
テムの普及を阻害する恐れがあった。
【0006】そこで、回線使用料などを、現在のテレビ
ジョン放送のように、企業からの広告費用で賄い、各家
庭(利用者)の負担を無くす(或いは軽減する)方式を
採用することが考えられる。
【0007】そのためには、例えば、各家庭が接続して
いるIPが企業と広告の提携を結び、広告費を徴収する
一方、各家庭は、IPの提供する文書閲覧クライアント
用ソフトウェアを実行するパーソナルコンピュータ等を
用いて実現される文書閲覧クライアントを使い、フリー
ダイヤルサービスなどを利用してIPと接続し、WWW
などのサービスを受け、その際に、広告文書を文書閲覧
クライアント側で表示させるようにすれば良い。
【0008】このような、広告表示機能(広告文書提供
機能)を文書閲覧システムに付加することで、通信費用
を企業からの広告費で賄い、各家庭の通信費用の負担を
無くす(或いは軽減する)ことが可能となる。
【0009】しかし、広告文書表示の機能を実現するに
当たり、余計な時間を必要として、従来から備わってい
た利便性を損なうのではまずく、この点を考慮する必要
がある。
【0010】そのためには、文書閲覧クライアントへ文
書を転送する時間の合間を利用して、予め広告文書を転
送しておき、文書転送の時間を利用して文書閲覧クライ
アント側で広告文書を表示させるようにすれば良い。
【0011】しかし、不必要な広告文書転送を行なうな
らば、ネットワークや文書閲覧クライアントの動作環境
に余計な負担がかかる。また、広告文書の転送量が少な
いならば、文書の転送が長引いた場合などには、予め文
書閲覧クライアント側に転送しておいた広告文書では、
広告文書の表示に不足することも起こり得る。
【0012】そのためには、ネットワークや文書閲覧ク
ライアントの動作環境に負担をかけずに効率の良い広告
文書の転送を実現するための転送管理機構が必要とな
る。また、文書の転送に必要な時間は、ネットワークの
負荷の状態や、転送する文書の大きさなどにより変化す
る可能性がある。したがって、この文書の転送時間を利
用して広告文書を表示しようとすると、広告文書の表示
時間にばらつきが生じる。このため、テレビジョン放送
やラジオ放送などにおける広告のように、時間を決めて
広告を流すといった、固定的な広告文書の提供方式を適
用することは困難であり、広告文書がIPと広告元の企
業との契約に基づいて平均的に表示されるように制御す
ることが必要となる。
【0013】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、文書閲覧クライアントからネットワーク
を介してネットワーク上の文書管理サーバへアクセスす
るための仲介を行なう仲介サーバを置いて、当該仲介サ
ーバに、各文書閲覧クライアントに対して広告文書を提
供するための広告文書管理機能を持たせ、文書閲覧クラ
イアントが文書管理サーバへの通信を行なっていない期
間を利用して、仲介サーバの提供する広告文書を文書閲
覧クライアントに転送しておき、当該クライアントと文
書管理サーバとの間で通信している期間を利用して、仲
介サーバから転送されている広告文書を当該クライアン
ト側で表示させることにより、利用者が文書の閲覧に要
した回線使用料などの少なくとも一部を企業からの広告
費用で賄うことができ、しかも従来であれば、文書転送
中は使用していなかった文書閲覧クライアントの表示画
面を利用して広告文書を表示できるので、広告文書表示
のために余計な時間を必要とせずに、従来システムと同
様の利便性を維持しながら、広告文書提示の機能が実現
できる、広告表示機能付き文書閲覧システム及び同シス
テムに適用される広告文書表示方法を提供することにあ
る。
【0014】本発明の他の目的は、ネットワークや文書
閲覧クライアントの動作環境に負担をかけずに効率の良
い広告文書の転送が行なえる広告表示機能付き文書閲覧
システムを提供することにある。
【0015】本発明の更に他の目的は、過去の広告文書
の表示時間や次の文書の予測転送時間などをもとに、広
告文書の表示順序や表示時間を動的に決定し、広告文書
の表示時間が契約に基づいて平均化できる広告表示機能
付き文書閲覧システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
る広告表示機能付き文書閲覧システムは、各文書閲覧ク
ライアントからネットワーク上の文書管理サーバへアク
セスして文書を閲覧するための仲介を行なうと共に、各
文書閲覧クライアントに提供する広告文書を管理する仲
介サーバを備える他、上記各文書閲覧クライアントに
は、そのクライアントにおける文書管理サーバとの間の
通信の空き時間を利用して、当該クライアントからの広
告文書転送要求により仲介サーバの提供する広告文書を
当該クライアントに転送しておき、当該クライアントと
文書管理サーバとの間で通信している期間を利用して、
既に仲介サーバから転送されている広告文書を当該クラ
イアント側で表示させる文書表示管理手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0017】このようなシステムにおいては、文書閲覧
クライアントと文書管理サーバとの間で通信が行われて
いない期間(閲覧文書の転送が行われていない期間)を
利用して仲介サーバから文書閲覧クライアントに転送さ
れていた広告文書が、当該クライアントと文書管理サー
バとの間で通信している期間(閲覧文書の転送が行われ
ている期間)を利用して当該クライアント側で表示され
ることから、利用者が文書の閲覧に要した回線使用料な
どの少なくとも一部をスポンサーからの広告費用で賄う
ことが可能となる。しかも、広告文書の転送が文書閲覧
クライアントと文書管理サーバとの通信の合間に行わ
れ、更に広告文書の表示が、従来であれば使用されてい
なかった文書転送中の文書閲覧クライアントの表示画面
を用いて行われることから、広告文書表示のために余計
な時間を必要とせずに、従来システムと同様の利便性を
維持しながら、広告文書提示の機能が実現できる。
【0018】次に、本発明の第2の観点に係る広告表示
機能付き文書閲覧システムは、上記第1の観点に係る広
告表示機能付き文書閲覧システムの仲介サーバに、自身
が管理する各広告文書毎の表示時間帯に関する表示時間
帯情報及び表示すべき時間に関する表示時間情報を含む
広告文書表示設定情報が予め格納されている広告文書表
示設定情報記憶手段を設けると共に、各文書閲覧クライ
アント側に、仲介サーバから転送された広告文書を記憶
しておくための広告文書記憶手段を設けたもので、各ク
ライアントの文書表示管理手段では、仲介サーバとの接
続時に当該仲介サーバから対応するクライアント(自ク
ライアント)の広告文書表示設定情報を読み込んだ後、
当該広告文書表示設定情報に含まれている各広告文書毎
の表示時間帯情報及び表示時間情報と、自クライアント
側で各広告文書が表示された時間に関する情報をもと
に、表示の対象とすべき広告文書のリストである表示候
補リストを未表示の時間の割合の多い順の並びで作成す
る処理をほぼ定期的に行い、その都度、この表示候補リ
ストと広告文書記憶手段に記憶されている広告文書をも
とに、仲介サーバに転送を要求する広告文書と、自クラ
イアント側の広告文書記憶手段から破棄する広告文書と
を決定するようにしたことを特徴とする。
【0019】このようなシステムにおいては、表示すべ
き適切な広告文書を、限られた記憶容量の広告文書記憶
手段に予め無駄なくキャッシュしておくことが可能とな
る。次に、本発明の第3の観点に係る広告表示機能付き
文書閲覧システムは、上記第2の観点に係る広告表示機
能付き文書閲覧システムの各文書閲覧クライアントの文
書表示管理手段に、閲覧文書の転送要求に際してその文
書の転送時間を予測し、この予測した転送時間とその時
点における表示候補リストの示す各広告文書の未表示時
間をもとに、予測転送時間と未表示時間との差が最も少
ない広告文書を前記転送要求した文書の転送時間を利用
して表示すべきものとして決定する機能を持たせたこと
を特徴とする。
【0020】このようなシステムにおいては、文書の転
送時間を利用した広告文書表示において、広告文書の表
示時間が中途半端となったり、同一の広告文書が連続も
しくは近接して表示されることを防ぐことが可能とな
る。
【0021】また、本発明の第4の観点に係る広告表示
機能付き文書閲覧システムは、上記第2の観点に係る広
告表示機能付き文書閲覧システムの各文書閲覧クライア
ントの文書表示管理手段に、自クライアントの広告文書
記憶手段に記憶されている広告文書の量または当該広告
文書の未表示時間の割合をもとに広告文書転送の緊急度
を決定し、この緊急度及び当該クライアントの動作環境
に及ぼす負荷状態をもとに、仲介サーバに対する次の広
告文書転送要求のタイミングを決定する処理をほぼ定期
的に行なう機能を持たせたことを特徴とする。
【0022】このように、上記第4の観点に係る広告表
示機能付き文書閲覧システムにおいては、文書閲覧クラ
イアントの動作環境への負担を軽減しながら、広告文書
記憶手段内に十分な広告文書をキャッシュできるよう
に、次の広告文書転送要求のタイミングを決定するよう
にしているため、ある程度の量の広告文書が文書閲覧ク
ライアント側にキャッシュされているような緊急度の低
い場合には、クライアント側の負荷が下がるまで仲介サ
ーバへの広告文書転送要求を抑止し、文書閲覧クライア
ント側にキャッシュされている広告文書が著しく少なく
なった場合には、広告文書の転送をある程度優先的に要
求することができる。
【0023】次に、本発明の第5の観点に係る広告表示
機能付き文書閲覧システムは、上記第4の観点に係る広
告表示機能付き文書閲覧システムにおける各文書閲覧ク
ライアントの動作環境がマルチタスクもしくは疑似マル
チタスクの動作する環境にある場合を前提としたもの
で、該当するクライアントがバックグラウンド実行状態
にあるか否かの動作状態及び入力装置のアイドル状態の
少なくとも一方に応じて広告文書転送要求の閾値を決定
し、この緊急度及び転送要求閾値をもとに次の広告文書
転送要求のタイミングを決定するようにしたことを特徴
とする。
【0024】このようなシステムにおいては、文書閲覧
クライアントがフォアグラウンド実行状態にあるとか、
入力装置がアイドル状態にないといった、文書閲覧クラ
イアント側の負荷が大きい状態では、転送要求閾値を高
くして、緊急度が著しく高い場合以外は次の広告文書転
送要求を待たせ、文書閲覧クライアントがバックグラウ
ンド実行状態にあるとか、入力装置がアイドル状態にあ
るといった、文書閲覧クライアント側の負荷が比較的小
さい状態では、転送要求閾値を低くして、緊急度が多少
高い程度の場合でも次の広告文書転送要求が出されるよ
うにすることができる。即ち、本システムにおいては、
通常は、クライアント側の負荷の低い時間を利用して広
告文書の転送を行ない、クライアント側にキャッシュさ
れている広告文書の数が不足した場合には、緊急度を上
げることで優先的に広告文書の転送を行なうことができ
る。
【0025】次に、本発明の第6の観点に係る広告表示
機能付き文書閲覧システムは、上記第2の観点に係る広
告表示機能付き文書閲覧システムにおける各文書閲覧ク
ライアントの動作環境がウィンドウシステムの動作する
環境である場合を前提としたもので、上記各クライアン
トでは、自クライアント側にキャッシュされている各広
告文書の表示時間のばらつきの度合いを求める処理をほ
ぼ定期的に行ない、このばらつきの度合いが予め定めら
れた閾値を越えているときは、少なくとも当該クライア
ントがバックグラウンド実行状態にあり、且つ当該クラ
イアント用のウィンドウ内がある一定面積以上確認可能
な時間を利用して、上記キャッシュされている各広告文
書のうち表示時間または表示すべき時間に対する表示時
間の割合が最小の広告文書を優先的に表示することを特
徴とする。
【0026】このようなシステムにおいては、文書閲覧
クライアント側にキャッシュされている各広告文書の実
際の表示時間のばらつきの度合が大きくなった場合に
は、当該クライアントがバックグラウンドで動作中であ
るが、当該クライアント用のウィンドウの一部分は見る
ことができる状態を利用して表示時間または表示すべき
時間に対する表示時間の割合が最小の広告文書を表示す
ることにより、各広告文書の表示時間のばらつきの度合
いを軽減することが可能となる。この際、閲覧者の在席
の有無を確認することで、誰も画面を見ていない状態で
広告文書を表示してしまう不具合の発生を防ぐことも可
能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形
態に係る広告表示機能付き文書閲覧システムのネットワ
ーク構成の概念を示すブロック図である。
【0028】同図において、一般家庭1に置かれたパー
ソナルコンピュータなどのコンピュータを用いて実現さ
れる文書閲覧クライアント2は、電話回線などのネット
ワーク3に接続される。この文書閲覧クライアント2
は、ネットワーク3に接続された仲介サーバ4を中継し
て、種々のハイパーメディア文書管理サーバ5にアクセ
スするようになっている。
【0029】仲介サーバ4は、文書閲覧クライアント2
からネットワーク3を介して当該ネットワーク3上の文
書管理サーバ5へアクセスするための仲介を行なうもの
で、文書閲覧クライアント2からの文書閲覧要求に応じ
て、要求されたハイパーメディア文書をハイパーメディ
ア文書管理サーバ5から要求元の文書閲覧クライアント
2に転送する機能、即ちハイパーメディア文書転送の仲
介機能を有する。仲介サーバ4はまた、各種企業との間
で表示することが契約された全ての広告文書を管理する
広告文書管理機能と、文書閲覧クライアント2からの広
告文書転送要求に応じて要求された広告文書を要求元の
文書閲覧クライアント2に転送する広告文書転送機能を
有する。
【0030】図2は図1に示したネットワーク構成の広
告表示機能付き文書閲覧システムにおける、文書閲覧ク
ライアント2、仲介サーバ4及びハイパーメディア文書
管理サーバ5の構成を示すブロック図である。
【0031】文書閲覧クライアント2は、表示装置2
0、入力装置21、入力状態管理部22、広告文書リス
ト記憶部23、広告文書キャッシュ24、キャッシュ管
理部25、通信履歴記憶部26、通信履歴管理部27、
混雑状況検査部28、及び文書表示管理部29を備えて
いる。
【0032】表示装置20は、例えばCRTディスプレ
イ装置、液晶ディスプレイ装置であり、ハイパーメディ
ア文書、広告文書等の表示に用いられる。入力装置21
は、キーボード、マウス等により構成され、ハイパーメ
ディア文書の閲覧要求等の入力操作に用いられる。
【0033】入力状態管理部22は、入力装置21から
の入力を管理するもので、特に入力装置21からの入力
のアイドル時間を監視する。広告文書リスト記憶部23
は、仲介サーバ4が管理している全ての広告文書のリス
ト等を登録・保存しておくものである。この広告文書の
リストは、後述する広告文書表示設定ファイル421の
コピーである。
【0034】広告文書キャッシュ24は、仲介サーバ4
が管理している広告文書の幾つかを文書閲覧クライアン
ト2での表示のためにコピー(キャッシュ)しておくの
に用いられる。
【0035】キャッシュ管理部25は、広告文書キャッ
シュ24の管理を司る。通信履歴記憶部26は、文書閲
覧クライアント2におけるハイパーメディア文書の通信
履歴を記憶しておくのに用いられる。この通信履歴は、
転送されたハイパーメディア文書のファイル名と、通信
日時と、当該ハイパーメディア文書の転送時間と、転送
時の通信回線の混雑状況と、当該ハイパーメディア文書
のファイルサイズとを含む。
【0036】通信履歴管理部27は、文書閲覧クライア
ント2におけるハイパーメディア文書の通信履歴の記憶
管理を司る。混雑状況検査部28は、通信回線(ネット
ワーク3)の混雑度(ここでは、ハイパーメディア文書
転送時の混雑度)の検査を司る。
【0037】文書表示管理部29は、利用者から要求さ
れたハイパーメディア文書を仲介サーバ4によりハイパ
ーメディア文書管理サーバ5から転送させて表示装置2
0に表示するハイパーメディア文書表示管理を司る。文
書表示管理部29はまた、ハイパーメディア文書管理サ
ーバ5から文書閲覧クライアント2へハイパーメディア
文書を転送する時間の合間を利用して、仲介サーバ4か
ら文書閲覧クライアント2へ予め広告文書を転送してお
き、その広告文書をハイパーメディア文書転送の時間を
利用して表示装置20に表示する広告文書表示管理をも
司る。
【0038】文書表示管理部29は、表示装置20に表
示すべき広告文書のリスト(広告文書表示候補リスト)
を記憶するための広告文書表示候補リスト記憶部291
を有している。この広告文書表示候補リストは、図3に
示すように、表示すべき各広告文書毎に、対応する広告
文書の識別子であるファイル名(広告文書ファイル名)
と、その広告文書のサイズと、その広告文書を表示すべ
き時間帯(表示時間帯)と、後述する広告文書契約表示
時間比率と、その広告文書が広告文書キャッシュ24に
キャッシュされているか否かを示すフラグ(キャッシュ
フラグ)と、その広告文書が実際に表示された時間(広
告文書表示時間)とが設定されたテーブル情報を持つ。
【0039】次に仲介サーバ4は、文書転送仲介部4
1、広告文書記憶部42、及び広告文書管理部43を備
えている。文書転送仲介部41は、文書閲覧クライアン
ト2からのハイパーメディア文書の転送要求に応じて、
要求されたハイパーメディア文書をハイパーメディア文
書管理サーバ5から当該文書閲覧クライアント2へ転送
するための仲介を行なう他、文書閲覧クライアント2か
らの広告文書の転送要求に応じて、要求された広告文書
の当該文書閲覧クライアント2への転送を行なう。
【0040】広告文書記憶部42は、各種企業との間で
表示することが契約された全ての広告文書(のファイ
ル)を保存しておくものである。この広告文書記憶部4
2には、広告文書の他に、その広告文書についての広告
文書表示設定ファイル421が保存される。この広告文
書表示設定ファイル421は、図4に示すように、広告
文書記憶部42に保存されている各広告文書毎に、対応
する広告文書のファイル名と、その広告文書のサイズ
と、その広告文書を表示すべき時間帯(表示時間帯)
と、後述する広告文書契約表示時間比率とが設定された
テーブル情報を持つ。広告文書表示設定ファイル421
は更に、後述する転送要求閾値と、1バイト当たりの標
準の転送時間と、表示時間のばらつき閾値と、バックグ
ラウンド重みと、アイドル時間重みと、初期設定面積の
各設定情報を持つ。
【0041】広告文書管理部43は、広告文書記憶部4
2に保存されている広告文書の管理を司る。次にハイパ
ーメディア文書管理サーバ5は、ハイパーメディア文書
記憶部51、及びハイパーメディア文書管理部52を備
えている。
【0042】ハイパーメディア文書記憶部51は、利用
者の閲覧に供されるハイパーメディア文書を保存してお
くものである。ハイパーメディア文書管理部52は、ハ
イパーメディア文書記憶部51に保存されているハイパ
ーメディア文書の管理を司る他、仲介サーバ4(内の文
書転送仲介部41)の仲介に従って要求されたハイパー
メディア文書の転送を司る。
【0043】なお、仲介サーバ4及びハイパーメディア
文書管理サーバ5は、ネットワーク3に接続されている
ならば、その物理的な所在は任意であり、本実施形態の
限りではない。
【0044】次に、本実施形態における基本的な処理の
流れについて、図5を参照して説明する。まず、文書閲
覧クライアント2の表示装置20には、ハイパーメディ
ア文書501(文書#1)が表示されているものとす
る。
【0045】このような状態で、文書閲覧クライアント
2の文書表示管理部29が持つ広告文書表示候補リスト
記憶部291には、該当する時間帯において表示すべき
広告文書の候補リストが図3に示したようなテーブル形
式で記憶され、広告文書キャッシュ24には、その広告
文書表示候補リストの示す広告文書のうちの幾つかが記
憶されているものとする。
【0046】ここで、広告文書キャッシュ24の更新が
必要となった場合、文書閲覧クライアント2(内の文書
表示管理部29)は、ハイパーメディア文書501(文
書#1)を表示中の、通信の空き時間(ハイパーメディ
ア文書転送の空き時間)を利用して、広告文書転送要求
502をネットワーク3を介して仲介サーバ4に送る。
【0047】仲介サーバ4(内の文書転送仲介部41)
は、文書閲覧クライアント2(内の文書表示管理部2
9)からの広告文書転送要求502を受け付けると、要
求された広告文書を(広告文書管理部43を介して広告
文書記憶部42から取り出して)文書閲覧クライアント
2に転送する広告文書転送503を行なう。
【0048】文書閲覧クライアント2(内の文書表示管
理部29)は、仲介サーバ4から転送される広告文書を
(キャッシュ管理部25を通して)広告文書キャッシュ
24に格納するキャッシュ更新504を行なう。ここで
のキャッシュ更新の仕方については後述する。
【0049】そして文書閲覧クライアント2(内の文書
表示管理部29)は、利用者からのハイパーメディア文
書閲覧要求に応じて仲介サーバ4に対してハイパーメデ
ィア文書の転送要求505を送った場合には、当該転送
要求505に従う仲介サーバ4の仲介により、ハイパー
メディア文書管理サーバ5から当該文書閲覧クライアン
ト2に対して、要求されたハイパーメディア文書(#
2)が転送されるハイパーメディア文書転送506の期
間を利用して、広告文書キャッシュ24に格納しておい
た広告文書の中から表示すべき広告文書507を選択し
て読み出し、当該広告文書507を表示装置20に表示
する広告文書表示を行なう。ここでの、広告文書選択の
仕方については後述する。
【0050】その後、ハイパーメディア文書転送506
が完了し、要求されたハイパーメディア文書508(文
書#2)が文書閲覧クライアント2に転送されると、そ
のハイパーメディア文書508(文書#2)が表示装置
20に表示される。
【0051】このように本実施形態においては、文書閲
覧クライアント2へハイパーメディア文書を転送する時
間の合間(ハイパーメディア文書転送の空き時間)を利
用して、予め広告文書を転送しておき、ハイパーメディ
ア文書転送の時間を利用して文書閲覧クライアント2側
で広告文書を表示させることを基本としている。
【0052】この際、広告文書表示が、仲介サーバ4で
管理されている各広告文書について適切な配分で行なわ
れることが必要となる。そのための文書閲覧クライアン
ト2での管理方法の概略について、図6乃至図9を参照
して説明する。
【0053】図6は、各広告文書毎の広告文書契約表示
時間比率601と、広告文書表示時間602をグラフで
示したものである。ここで、広告文書契約表示時間比率
601は、例えば各広告文書の契約料金の違いなどによ
る、広告文書の契約表示時間の違いの比率を表したもの
で、基本的には、高い契約料金の広告文書は、低い契約
料金の広告文書に対して、より長時間表示することを示
す。ここでは、最も長い契約表示時間を基準として、即
ち最も長い契約表示時間の比率を100%として、各広
告文書の広告文書契約表示時間比率601が設定され
る。図6の例では、広告(広告文書)#1と#2が最も
長時間表示され、広告(広告文書)#6が最も短時間表
示されることになる。
【0054】一方、広告文書表示時間602は、該当す
る広告文書が現在までに実際に表示された時間を示す。
図6では、最も長時間表示された広告文書の表示時間6
02(のグラフ上の長さ)を、その広告文書の契約表示
時間比率601(のグラフ上の長さ)に一致させるよう
に図示してある。また、図6において広告(広告文書)
#1,#3,#5に対応して図示されている黒丸は、対
応する広告文書が広告文書キャッシュ24にキャッシュ
されていることを示す。
【0055】図6のグラフを、各広告文書の広告文書契
約表示時間比率601が同一になるように正規化処理を
施すと、図7のようになる。更に、図7のグラフを、未
表示時間の長い順に並び替えると図8のようになる。こ
こで、未表示時間は、最長の広告文書表示時間602
(図7の例では、広告#5の広告文書表示時間602)
から、他の各広告文書(図7の例では、広告#1,#
2,#3,#4,#6)の広告文書表示時間602を差
し引いたものである。
【0056】文書閲覧クライアント2では、この図8の
ように未表示時間の長い順に並び替えられた広告文書の
並びを、更新された新しい広告文書表示順序の優先度と
し、この優先度と、広告文書キャッシュ24に収まる広
告文書のサイズに対応する後述する表示候補閾値とか
ら、新たに当該キャッシュ24にキャッシュする広告文
書を決定する。
【0057】そして文書閲覧クライアント2は、この決
定に従い、新たにキャッシュすべき広告文書の転送を仲
介サーバ4に要求し、不必要な広告文書を破棄する。こ
の例では、優先度が最も高い広告#4と次に優先度が高
い広告#2の転送が仲介サーバ4に要求され、その時点
において広告文書キャッシュ24にキャッシュされてい
た広告#1,#3,#5のうち、最も優先度の低い広告
#5と次に優先度が低い広告#3とが破棄される。そし
て、要求された広告#4,#2が仲介サーバ4から文書
閲覧クライアント2に転送されると、当該広告#4,#
2が広告文書キャッシュ24にキャッシュされる。この
結果、図8のグラフは図9のようになり、広告#5,#
3に代えて、新たに広告#4,#2がキャッシュされて
いることが示される。
【0058】このような処理により、本実施形態におい
ては、広告文書表示時間比率の設定に従い、適切な配分
で広告文書を表示するために、必要な広告文書を文書閲
覧クライアント2側にキャッシュしておくことができ
る。
【0059】次に、このようにして文書閲覧クライアン
ト2側の広告文書キャッシュ24にキャッシュされた広
告文書の表示の概要について説明する。まず文書閲覧ク
ライアント2内の文書表示管理部29は、利用者(文書
の閲覧者)からの指示に従って仲介サーバ4に対してハ
イパーメディア文書の転送を要求した場合、その要求し
たハイパーメディア文書の転送時間を、通信履歴管理部
27により通信履歴記憶部26内に管理・保存されてい
る過去の通信履歴、混雑状況検査部28により検出され
ている現在の通信回線の混雑度、及び転送が要求された
ハイパーメディア文書のサイズなどから予測(推定)す
る。この予測の仕方は、今回転送要求したハイパーメデ
ィア文書を以前にも転送要求していた場合と、今回初め
て転送要求である場合とで異なる。
【0060】まず、同一のハイパーメディア文書を以前
にも転送要求していた場合には、文書表示管理部29
は、その際の通信回線の混雑度と、現在の通信回線の混
雑度から転送時間を予測する。これに対して初めての転
送要求である場合には、文書表示管理部29は、過去の
通信履歴から単位サイズ(ここでは、バイト)毎の転送
時間を求め、これと今回転送要求したハイパーメディア
文書のサイズとから転送時間を予測する。但し、過去の
通信履歴が一定量以下の場合には、予め仲介サーバ4か
ら転送された表示設定ファイル421に設定されている
1バイト当たりの標準の転送時間が用いられる。
【0061】このように文書表示管理部29は、ハイパ
ーメディア文書の転送要求時に、そのハイパーメディア
文書の転送時間を予測する。この結果、図10において
符号1001で示される予測転送時間(ハイパーメディ
ア文書予測転送時間)が求められたものとする。この場
合、文書表示管理部29は、ハイパーメディア文書予測
転送時間1001を、広告文書キャッシュ24にキャッ
シュされている各広告文書の未表示時間と比較し、(転
送要求したハイパーメディア文書の転送時間を利用し
て)今回表示するのに最適な広告文書を選択する。ここ
では、両時間の差が最も少ない広告(広告文書)#2が
選択され、要求したハイパーメディア文書の転送時間を
利用して表示装置20に表示される。
【0062】以上のように、本実施形態においては、ハ
イパーメディア文書の転送時間の予測をもとに、優先度
が高く、且つハイパーメディア文書の転送時間を最も有
効に利用できる最適な未表示時間が残っている広告文書
を表示することができる。
【0063】さて、文書閲覧クライアント2の広告文書
キャッシュ24にキャッシュされている広告文書を表示
していくに従い、次に表示する広告文書の候補数が減る
と、広告文書転送要求の緊急度が増す。そこで本実施形
態では、広告文書キャッシュ24にキャッシュされてい
る全広告文書の(正規化された)契約表示時間(契約表
示時間比率)の合計に対する(正規化された)未表示時
間の合計の割合(図9の例であれば、広告#4,#2,
#1の白い部分と斜線部分の高さを加えた値の合計に対
する白い部分の高さの合計の割合)から、次回の広告文
書転送要求の緊急度を決定するようにしている。
【0064】また、文書閲覧クライアント2の動作状態
や、当該文書閲覧クライアント2(更には、その他のク
ライアント)を実現しているコンピュータの環境(計算
機環境)の状態から、広告文書の転送要求を行うための
閾値(転送要求閾値)を決定するようにしている。
【0065】ここでは、コンピュータにかかる負荷が高
いほど、転送要求閾値を上げ、低い場合には下げるよう
にしており、この転送要求閾値を広告文書転送要求の緊
急度が上回った場合に広告文書の転送を仲介サーバ4に
要求する。
【0066】このような管理により、通常は、コンピュ
ータ負荷の低い時間を利用して広告文書の転送を行な
い、文書閲覧クライアント2側の広告文書キャッシュ2
4にキャッシュされている広告文書の未表示時間の割合
が少なくなった場合には、緊急度を上げることで優先的
に広告文書の転送を行なうことができる。即ち本実施形
態においては、コンピュータ負荷を考慮しつつ、十分な
量の広告文書を文書閲覧クライアント2側にキャッシュ
しておくことができる。
【0067】なお、精度は落ちるものの、広告文書キャ
ッシュ24にキャッシュされている全広告文書の量(サ
イズ)をもとに緊急度を決定し、広告文書の量が少なく
なった場合には、緊急度を上げて優先的に広告文書の転
送を行なうことで、処理の簡略化を図るようにしても構
わない。
【0068】ところで、広告文書の(正規化された)未
表示時間には、閲覧者の要求したハイパーメディア文書
の転送時間の違いなどに起因する広告文書表示の表示順
序の偏りによって、図11に示すように大きなばらつき
が生じる場合がある。この図11の例では、広告(広告
文書)#1だけが、殆ど表示されずに残っている様子が
示されている。
【0069】このような場合、広告文書の未表示時間に
従って単純に表示優先度を決めて表示するならば、必然
的に広告#1の表示される割合が増加し、場合によって
は広告#1だけが何回も連続して表示されることが起こ
り得る。また、上記のように、ハイパーメディア文書の
予測転送時間1101との差が小さい未表示時間の広告
文書を優先的に表示すると、場合によっては、広告#1
が表示される機会が非常に少なくなることもある。この
ため、広告文書の未表示時間のばらつきが大きくなった
場合を考慮する必要がある。
【0070】そこで本実施形態においては、広告文書の
(正規化された)未表示時間のばらつきの度合いがある
閾値を越えた場合には、以下に述べるようにハイパーメ
ディア文書の転送時間外も利用して、広告#1のような
広告文書を優先的に表示するようにしている。但し、こ
こでは、図12のようなウィンドウシステムの動作環境
を前提条件としている。
【0071】まず、ウィンドウシステムの動作環境で
は、文書閲覧クライアント2(を実現するアプリケーシ
ョン)以外に、他のアプリケーションなどが動作可能で
あり、文書閲覧クライアント用ウィンドウ1201の一
部分は、他のアプリケーションが動作中で、そのアプリ
ケーション用のウィンドウ1202が表示されていて
も、見ることができる場合がある。そこで本実施形態に
おいては、広告文書の(正規化された)未表示時間のば
らつきの度合いがある閾値を越えた場合には、文書閲覧
クライアント2を使用していないが(文書閲覧クライア
ント2がバックグラウンドで動作中であるが)、文書閲
覧クライアント用ウィンドウ1201の一部分は見るこ
とができる状態を利用して広告文書を表示することによ
り、正規化された未表示時間のばらつき(したがって正
規化された広告文書表示時間のばらつき)の軽減を図っ
ている。また、このとき入力状態管理部22が入力装置
21のアイドル状態を監視するとか、監視カメラ等を用
いるなどして閲覧者の在席の有無を確認することで、誰
も画面を見ていない状態で広告文書を表示してしまう不
具合の発生も防止する。
【0072】次に、以上の処理の詳細を、図13乃至図
18のフローチャートを参照して説明する。まず本実施
形態では、文書閲覧クライアント2が立ち上げられ、ネ
ットワーク3を介して仲介サーバ4に接続されると、当
該仲介サーバ4内の文書転送仲介部41が、広告文書記
憶部42に保存されている表示設定ファイル421を広
告文書管理部43により取り出させて文書閲覧クライア
ント2に転送するようになっている。
【0073】文書閲覧クライアント2内の文書表示管理
部29は、仲介サーバ4から転送された表示設定ファイ
ル421を受け取ると、そのファイル421に設定され
ている図4に示したような構造のテーブル情報を広告文
書リストとして広告文書リスト記憶部23に格納する。
【0074】同時に文書表示管理部29は、ファイル4
21に設定されている転送要求閾値と、1バイト当たり
の標準の転送時間と、表示時間のばらつき閾値と、バッ
クグラウンド重みと、アイドル時間重みと、初期設定面
積の各設定情報も広告文書リスト記憶部23に格納す
る。
【0075】また文書表示管理部29は、受け取った表
示設定ファイル421(広告文書リスト記憶部23に格
納した広告文書リスト)に対応する図3に示したような
テーブル構造の枠組みを広告文書表示候補リストの枠組
みとして広告文書表示候補リスト記憶部291に格納す
る。この時点における広告文書表示候補リスト中の各広
告文書表示時間の値は、全て“0”である。
【0076】以後、文書閲覧クライアント2内の文書表
示管理部29は、図13及び図14のフローチャートに
従う処理を、例えばほぼ一定時間毎に実行する。まず文
書表示管理部29は、広告文書リスト記憶部23に格納
されている広告文書リストを読み出して、広告文書表示
候補リスト記憶部291内の図3に示したテーブル形式
の広告文書表示候補リストの枠組の該当領域に登録する
前処理を行なう(ステップS1)。
【0077】次に文書表示管理部29は、広告文書表示
候補リスト記憶部291に登録されている広告文書表示
候補リストの示す各広告文書について、優先度順に以下
に述べるステップS2〜S5のループを繰り返す。
【0078】即ち文書表示管理部29は、広告文書表示
候補リスト内に、本ループでの処理が済んでいない(未
処理の)広告文書(の情報)が存在するならば(ステッ
プS2)、その広告文書を処理対象広告文書として、現
在時刻が、当該処理対象広告文書に対応して広告文書表
示候補リスト中に設定されている表示時間帯(即ち処理
対象広告文書に予め割り当てられている表示時間帯)に
入っているか否かをチェックする(ステップS3)。
【0079】もし、現在時刻が、当該処理対象広告文書
の表示時間帯から外れているならば、文書表示管理部2
9は、当該処理対象広告文書は当分の間は表示対象外で
あるとして、広告文書表示候補リストから当該処理対象
広告文書に関する情報を削除する(ステップS4)。
【0080】これに対し、現在時刻が、当該処理対象広
告文書の表示時間帯に入っているならば、文書表示管理
部29は、広告文書表示候補リストから、当該処理対象
広告文書の契約表示時間比率と、当該処理対象広告文書
の現時点における実際の表示時間とを取得して、この表
示時間(広告文書表示時間)を処理対象広告文書の契約
表示時間比率で除することにより、図7に示したよう
な、比較のための正規化された広告文書表示時間を算出
する正規化処理を行なう(ステップS5)。
【0081】文書表示管理部29は、以上のステップS
2〜S5の処理を、(広告文書表示候補リスト記憶部2
91に登録された)広告文書表示候補リストの示す全て
の表示候補(広告文書)について繰り返す。
【0082】次に文書表示管理部29は、その時点にお
ける広告文書表示候補リストを、広告文書表示の優先度
決定のために、当該リストに残っている各広告文書、即
ち設定された表示時間帯に入っている各広告文書の正規
化広告文書表示時間の昇順に並び替える(ステップS
6)。ここで使用される各広告文書の正規化広告文書表
示時間は、上記ステップS5で算出されたものである。
【0083】次に文書表示管理部29は、現時点におい
て広告文書表示候補リスト記憶部291に登録されてい
る広告文書表示候補リストの示す各候補(広告文書)に
ついて、以下に述べるステップS7〜S13のループを
繰り返す。
【0084】即ち文書表示管理部29は、広告文書表示
候補リスト内に、本ループでの処理が済んでいない(未
処理の)広告文書(の情報)が存在するならば(ステッ
プS7)、その広告文書を処理対象広告文書として、現
時点における広告文書サイズ総計に処理対象広告文書の
サイズを加算した値が、予め設定されている表示候補閾
値より大きいか否かをチェックする(ステップS8)。
この表示候補閾値は、広告文書キャッシュ24の大きさ
から決定されるものである。なお、広告文書キャッシュ
24の大きさは、固定としても、当該キャッシュ24に
用いるディスク或いはメモリなどの計算機資源の状態に
より、利用者が任意に設定可能としても構わない。
【0085】もし、広告文書サイズ総計に処理対象広告
文書のサイズを加算した値が表示候補閾値以下であるな
らば、文書表示管理部29は、その広告文書サイズ総計
に処理対象広告文書のサイズを加算した値を新たな広告
文書総計とした後(ステップS9)、処理対象広告文書
が広告文書キャッシュ24に既にキャッシュされている
か否かをチェックする(ステップS10)。そして文書
表示管理部29は、処理対象広告文書がキャッシュされ
ていないならば、その広告文書の転送を仲介サーバ4に
要求した後、当該仲介サーバ4から転送されるを広告文
書を読み込んで広告文書キャッシュ24にキャッシュし
て広告文書表示候補リスト内の対応するキャッシュフラ
グをONし(ステップS11)、しかる後に広告文書表
示候補リスト内の次の表示候補の処理のためにステップ
S7に戻る。これに対し、処理対象広告文書が既にキャ
ッシュされているならば、そのままステップS7に戻
る。
【0086】一方、広告文書サイズ総計に処理対象広告
文書のサイズを加算した値が表示候補閾値より大きいな
らば、文書表示管理部29は、処理対象広告文書が広告
文書キャッシュ24に既にキャッシュされているか否か
をチェックする(ステップS12)。そして文書表示管
理部29は、処理対象広告文書が広告文書キャッシュ2
4にキャッシュされているならば、広告文書表示候補リ
スト内の対応するキャッシュフラグをOFFしてキャッ
シュ24内の当該広告文書を破棄した後(ステップS1
3)、広告文書表示候補リスト内の次の表示候補の処理
のためにステップS7に戻る。これに対し、処理対象広
告文書がキャッシュされていないならば、そのままステ
ップS7に戻る。
【0087】このようにして文書表示管理部29は、広
告文書表示候補リスト内の各表示候補について、優先度
順にステップS7〜S13のループを繰り返し、表示候
補閾値との比較により、新しくキャッシュすべき広告文
書の候補を決定し、必要に応じて仲介サーバ4に当該広
告文書の転送を要求して当該広告文書をキャッシュす
る、或いは既にキャッシュされている広告文書の破棄を
行なう。
【0088】次に、このようにして文書閲覧クライアン
ト2側の広告文書キャッシュ24にキャッシュされた広
告文書を表示するための処理の詳細について説明する。
文書閲覧クライアント2の文書表示管理部29は、ハイ
パーメディア文書の転送要求時には、そのハイパーメデ
ィア文書の転送時間を利用した広告文書の表示のため
に、図15のフローチャートに従う処理を次のように実
行する。
【0089】まず文書表示管理部29は、通信履歴管理
部27により通信履歴記憶部26内に管理・保存されて
いる過去の通信履歴を調べて、過去に同一のハイパーメ
ディア文書の転送が行なわれたか否かを判定し(ステッ
プS21)、その判定結果に応じて転送要求したハイパ
ーメディア文書の転送時間を予測する。
【0090】即ち文書表示管理部29は、過去に同一の
ハイパーメディア文書の転送が行なわれた場合には、当
該ハイパーメディア文書の過去の転送時間に、過去の通
信回線の混雑度の平均値に対する、(混雑状況検査部2
8により監視されている)現在の通信回線の混雑度の比
率を乗じ、その結果を、転送要求したハイパーメディア
文書の転送時間(予測転送時間)として求める(ステッ
プS22)。また文書表示管理部29は、過去に同一の
ハイパーメディア文書の転送が行なわれなかった場合に
は、転送要求したハイパーメディア文書のサイズ(単位
はバイト)に、過去の通信履歴から求められる1バイト
当たりの転送時間を乗じ、その結果を、転送要求したハ
イパーメディア文書の転送時間(予測転送時間)として
求める(ステップS23)。但し、過去の通信履歴が一
定量以下の場合には、(仲介サーバ4から転送された表
示設定ファイル421をもとに)広告文書リスト記憶部
23に格納しておいた設定情報中の1バイト当たりの標
準の転送時間が用いられる。
【0091】文書表示管理部29は、ステップS22ま
たはS23により転送要求したハイパーメディア文書の
予測転送時間を求めると、最小時間差と称する変数の初
期化を行なう(ステップS24)。この最小時間差の初
期値には、文書閲覧クライアント2を実現するコンピュ
ータで扱える最大の数値などを設定しておくとよい。
【0092】次に文書表示管理部29は、広告文書表示
候補リスト記憶部291に登録されている広告文書表示
候補リストの示す各広告文書について、優先度順に以下
に述べるステップS25〜S28のループを繰り返し
て、各広告文書の(正規化前の)未表示時間と(ステッ
プS22またはS23で求めた)ハイパーメディア文書
予測転送時間との比較を行ない、差が最小のものを、次
に表示すべき広告文書として選択する。
【0093】即ち文書表示管理部29は、広告文書表示
候補リスト内に、本ループでの処理が済んでいない(未
処理の)広告文書(の情報)が存在するならば(ステッ
プS25)、その広告文書を処理対象広告文書として、
その広告文書の未表示時間とハイパーメディア文書予測
転送時間との差の絶対値が、その時点における最小時間
差より小さいか否かをチェックする(ステップS2
6)。
【0094】もし、広告文書の未表示時間とハイパーメ
ディア文書予測転送時間との差の絶対値が最小時間差よ
り小さいならば、文書表示管理部29は、当該差の絶対
値を新たな最小時間差として設定し、現在の処理対象文
書を、次に表示すべき広告文書として決定する(ステッ
プS27,S28)。このとき既に次に表示すべき広告
文書が決定されている場合には、次に表示すべき広告文
書が現在の処理対象文書に更新される。そして文書表示
管理部29は、広告文書表示候補リスト内の次の表示候
補の処理のためにステップS25に戻る。これに対し、
広告文書の未表示時間とハイパーメディア文書予測転送
時間との差の絶対値が最小時間差以上であるならば、そ
のままステップS25に戻る。
【0095】このように、広告文書表示候補リスト内の
各表示候補について、文書表示管理部29がステップS
25〜S28のループを繰り返すことで、広告文書の未
表示時間とハイパーメディア文書予測転送時間との差の
絶対値が最小の候補(広告文書)を、次に表示すべき広
告文書として選択することができる。ここで選択された
広告文書は、要求したハイパーメディア文書の転送時間
を利用して表示装置20に表示される。
【0096】次に、文書表示管理部29による転送要求
閾値に従う広告文書の転送要求の制御について、図16
のフローチャートを参照して説明する。文書表示管理部
29は、図16のフローチャートで示される処理をほぼ
定期的に実行する。
【0097】まず文書表示管理部29は、広告文書キャ
ッシュ24にキャッシュされている全ての広告文書の
(正規化された)契約表示時間(契約表示時間比率)の
合計に対する(正規化された)未表示時間の合計の割合
を1から減じることで、次回の広告文書転送要求の緊急
度を求める(ステップS31)。明らかなように、この
緊急度は、未表示広告文書が減るに従い増加する。
【0098】次に文書表示管理部29は、広告文書表示
設定ファイル421をもとに広告文書リスト記憶部23
内に格納されている転送要求閾値を読み込む(ステップ
S32)。この転送要求閾値は、0〜1の範囲内の値を
とる。この値をある程度高めに設定しておくことで、以
下に述べるようにコンピュータ負荷が大きいときに広告
文書転送が発生するのを未然に防ぐことができる。但
し、あまり高い値に設定し過ぎると、緊急度が高い場合
でも広告文書の転送要求が発行されなくなる可能性があ
るため、環境によっても異なるが、例えば0.8程度の
数値を設定するのが適当である。
【0099】次に文書表示管理部29は、文書閲覧クラ
イアント2の実行状態、即ち文書閲覧クライアント2が
フォアグラウンドで動作しているか或いはバックグラウ
ンドで動作しているか(即ち文書閲覧クライアント2が
当該クライアント2用のウィンドウのフォーカスを持っ
ているか否か)をチェックする(ステップS33)。
【0100】もし、文書閲覧クライアント2がバックグ
ラウンドで動作しているならば(即ち他のアプリケーシ
ョンが動作中であるならば)、文書表示管理部29は、
転送要求閾値から(広告文書表示設定ファイル421を
もとに広告文書リスト記憶部23内に格納されている)
バックグラウンド重みを減じた値を、新たな転送要求閾
値とし(ステップS34)、しかる後にステップS35
に進む。これに対し、文書閲覧クライアント2がフォア
グラウンドで動作しているならば、文書表示管理部29
はそのままステップS35に進む。ここで、バックグラ
ウンド重みは、文書閲覧クライアント2の実行状態の転
送要求閾値の変更に対する影響力を決める値であり、0
〜1の範囲内の値をとる。
【0101】文書表示管理部29はステップS35にお
いて、入力装置21がアイドル状態であるか否かを入力
状態管理部22を通してチェックする。もし、入力装置
21がアイドル状態にあるならば、文書表示管理部29
は、例えば次式 転送要求閾値=転送要求閾値−[{1−(1/exp
(アイドル時間)}×アイドル時間重み] により新たな転送要求閾値を決定し(ステップS3
6)、しかる後にステップS37に進む。これに対し、
入力装置21がアイドル状態にないならば、文書表示管
理部29はそのままステップS37に進む。ここで、ア
イドル時間重みは(広告文書表示設定ファイル421を
もとに広告文書リスト記憶部23内に格納されているも
ので)、入力装置21のアイドル時間の転送要求閾値の
変更に対する影響力を決める値であり、0〜1の範囲内
の値をとる。明らかなように、アイドル状態による転送
要求閾値の下げ幅は、アイドル時間が長くなるほど大き
くなる。
【0102】文書表示管理部29はステップS37にお
いて、その時点において決定されている転送要求閾値と
緊急度とを比較し、緊急度の方が大きいならば、広告文
書キャッシュ24には存在しない広告文書の転送要求を
広告文書表示候補リスト記憶部291内の広告文書表示
候補リストに従って仲介サーバ4に送る。
【0103】このように本実施形態においては、文書閲
覧クライアント2の実行状態と入力装置21のアイドル
状態を検査し、文書閲覧クライアント2がバックグラウ
ンド実行状態にあるときは転送要求閾値が下げられ、入
力装置21がアイドル状態にあるときには転送要求閾値
がアイドル時間が長いほど指数関数的に下げられるの
で、コンピュータ負荷の低い適当な状態では、積極的に
広告文書の転送要求を出すことができる。
【0104】次に、広告文書の未表示時間のばらつきの
度合いがある閾値を越えている場合に、文書閲覧クライ
アント2がバックグラウンド実行状態にあり、且つ文書
閲覧クライアント2用のウィンドウの一部を見ることが
できるならば、そのウィンドウを利用して(正規化され
た)広告文書表示時間が最小の広告文書を表示する処理
について、図17及び図18のフローチャートを参照し
て説明する。
【0105】文書表示管理部29は、図17及び図18
のフローチャートで示される処理をほぼ定期的に実行す
る。まず文書表示管理部29は、最大広告文書表示時間
及び最小広告文書表示時間と称する両変数の初期化を行
なう(ステップS41)。本実施形態において、最大広
告文書表示時間の初期値には0が用いられ、最小広告文
書表示時間には、文書閲覧クライアント2を実現するコ
ンピュータで扱える最大の数値が用いられる。
【0106】次に文書表示管理部29は、広告文書表示
候補リスト記憶部291に登録されている広告文書表示
候補リストの示す各広告文書について、優先度順に以下
に述べるステップS42〜S46のループを繰り返すこ
とで、正規化された最大広告文書表示時間及び最小広告
文書表示時間を求める。
【0107】即ち文書表示管理部29は、広告文書表示
候補リスト内に、本ループでの処理が済んでいない(未
処理の)広告文書(の情報)が存在するならば(ステッ
プS42)、その広告文書を処理対象広告文書として、
その広告文書の正規化された表示時間がその時点におけ
る最大広告文書表示時間より大きいか否かをチェックす
る(ステップS43)。
【0108】もし、処理対象広告文書の正規化された表
示時間が最大広告文書表示時間より大きいならば、文書
表示管理部29は、処理対象広告文書の正規化された表
示時間を新たな最大広告文書表示時間として設定し(ス
テップS44)、しかる後にステップS45に進む。こ
れに対し、処理対象広告文書の正規化された表示時間が
最大広告文書表示時間以下ならば、文書表示管理部29
はそのままステップS45に進む。
【0109】文書表示管理部29はステップS45にお
いて、処理対象広告文書の正規化された表示時間がその
時点における最小広告文書表示時間より小さいか否かを
チェックする。
【0110】もし、処理対象広告文書の正規化された表
示時間が最小広告文書表示時間より小さいならば、文書
表示管理部29は、処理対象広告文書の正規化された表
示時間を新たな最小広告文書表示時間として設定し(ス
テップS46)、しかる後に広告文書表示候補リスト内
の次の表示候補の処理のためにステップS42に戻る。
これに対し、処理対象広告文書の正規化された表示時間
が最小広告文書表示時間以上ならば、文書表示管理部2
9はそのままステップS42に戻る。
【0111】このように、広告文書表示候補リスト内の
各表示候補について、文書表示管理部29がステップS
42〜S46のループを繰り返すことで、最大広告文書
表示時間(と対応する広告文書)及び最小広告文書表示
時間(と対応する広告文書)を得ることができる。
【0112】次に文書表示管理部29は、ステップS4
2〜S46のループの繰り返しにより取得した最大広告
文書表示時間と最小広告文書表示時間の差をとって、広
告文書表示時間のばらつきを求め(ステップS47)、
そのばらつきが(広告文書表示設定ファイル421をも
とに広告文書リスト記憶部23内に格納されている)ば
らつき閾値より大きいか否かをチェックする(ステップ
S48)。
【0113】もし、求めた広告文書表示時間のばらつき
が、ばらつき閾値より大きいならば、文書表示管理部2
9は、閲覧者の在席の有無を例えば入力装置21がアイ
ドル状態にあるか否かにより調べ(ステップS49)、
閲覧者が在席している場合には、文書閲覧クライアント
2がフォーカスを持っておらず、即ち文書閲覧クライア
ント2がバックグラウンド実行状態にあって(ステップ
S50)、且つ文書閲覧クライアント2用のウィンドウ
のうち、閲覧者が見ることができる表示領域の面積が
(広告文書表示設定ファイル421をもとに広告文書リ
スト記憶部23内に格納されている)初期設定面積より
大きいならば(ステップS51)、正規化された広告文
書表示時間が最小の広告文書を文書閲覧クライアント2
用のウィンドウに表示する(ステップS52)。
【0114】このように本実施形態においては、広告文
書表示時間のばらつきが、ばらつき閾値より大きい場合
に、正規化された広告文書表示時間(即ち表示すべき時
間に対する表示時間の割合)が最小の広告文書を次の表
示対象として決定しているが、実際の表示時間自体が最
小の広告文書を次の表示対象として決定するようにして
も構わない。
【0115】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、文
書閲覧クライアントが文書管理サーバへの通信を行なっ
ていない期間を利用して、仲介サーバの提供する広告文
書を文書閲覧クライアントに転送しておき、当該クライ
アントと文書管理サーバとの間で通信している期間を利
用して、仲介サーバから転送されている広告文書を当該
クライアント側で表示させることにより、利用者が文書
の閲覧に要した回線使用料などをスポンサーからの広告
費用で賄う広告表示機能付き文書閲覧システムを実現で
き、しかも従来であれば、文書転送中は使用していなか
った文書閲覧クライアントの表示画面を利用して広告文
書を表示できるので、広告文書表示のために余計な時間
を必要とせずに、従来システムと同様の利便性を維持し
ながら、広告文書提示が可能となる。
【0116】また本発明によれば、表示されるべき適切
な広告文書を、予め文書閲覧クライアント側にキャッシ
ュしておくことができるため、文書転送時間を利用した
広告文書表示において、適切な広告文書を文書閲覧クラ
イアント側で表示することができる。
【0117】また本発明によれば、ある程度の量の広告
文書が文書閲覧クライアント側にキャッシュされている
場合には、当該クライアント側の負荷が低くなるまで、
仲介サーバに新たな広告文書の転送が要求されることを
制限し、文書閲覧クライアント側にキャッシュされてい
る未表示の広告文書が少なくなった緊急時には、広告文
書の転送をある程度優先的に要求することができるた
め、、ネットワークや文書閲覧クライアント(を実現す
る計算機)の動作環境に負担をかけずに効率の良い広告
文書の転送が行なえ、文書閲覧クライアント側の広告文
書の不足を防ぐことができる。
【0118】また本発明によれば、文書閲覧クライアン
トから文書管理サーバに要求される文書転送に要する時
間の違い等に起因してばらつきの生じた広告文書の表示
時間を平均化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る広告表示機能付き文
書閲覧システムのネットワーク構成の概念を示すブロッ
ク図。
【図2】図1のネットワーク構成の広告表示機能付き文
書閲覧システムにおける、文書閲覧クライアント2、仲
介サーバ4及びハイパーメディア文書管理サーバ5の構
成を示すブロック図。
【図3】図2中の広告文書表示候補リスト記憶部291
に記憶される広告文書表示候補リストの主要なデータ構
造例を示す図。
【図4】図2中の表示設定ファイル421の主要なデー
タ構造例を示す図。
【図5】本実施形態における基本的な処理の流れを説明
するための図。
【図6】複数の広告文書について広告文書契約表示時間
の比率と実際の広告文書表示時間をグラフ化して示す
図。
【図7】図6における広告文書契約表示時間比率が同一
となるように正規化した後の状態を示す図。
【図8】図7の各広告文書のグラフを優先度順に並び替
えた図。
【図9】図8のグラフから新たにキャッシュする広告文
書を決定してキャッシュした状態を示す図。
【図10】ハイパーメディア文書の予測転送時間と、キ
ャッシュされている広告文書の未表示時間との比較を行
った状態を示す図。
【図11】広告文書の未表示時間のばらつきが大きくな
った状態を示す図。
【図12】文書閲覧クライアント用のウィンドウの一部
が他のアプリケーション用のウィンドウに隠されている
状態を示す図。
【図13】仲介サーバに要求する広告文書と、文書閲覧
クライアント側で不要となる広告文書とを決定するため
の処理手順のフローチャートの一部を示す図。
【図14】仲介サーバに要求する広告文書と、文書閲覧
クライアント側で不要となる広告文書とを決定するため
の処理手順のフローチャートの残りを示す図。
【図15】文書の転送時間を利用して表示する広告文書
を決定するための処理手順を示すフローチャート。
【図16】文書閲覧クライアントの動作環境を考慮しな
がら十分な量の広告文書を確保できるように、次の広告
文書転送要求タイミングを決定するための処理手順を示
すフローチャート。
【図17】表示時間の少なかった広告文書を優先的に表
示するための処理手順を示すフローチャートの一部を示
す図。
【図18】表示時間の少なかった広告文書を優先的に表
示するための処理手順を示すフローチャートの残りを示
す図。
【符号の説明】
1…一般家庭、 2…文書閲覧クライアント、 3…ネットワーク、 4…仲介サーバ、 5…ハイパーメディア文書管理サーバ、 20…表示装置、 21…入力装置、 22…入力状態管理部、 23…広告文書リスト記憶部、 24…広告文書キャッシュ(広告文書記憶手段)、 25…キャッシュ管理部、 26…通信履歴記憶部、 27…通信履歴管理部、 28…混雑状況検査部、 29…文書表示管理部、 41…文書転送仲介部、 42…広告文書記憶部(広告文書表示設定情報記憶手
段)、 43…広告文書管理部、 51…ハイパーメディア文書記憶部、 52…ハイパーメディア文書管理部、 291…広告文書表示候補リスト記憶部、 421…広告文書表示設定ファイル(広告文書表示設定
情報)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各文書閲覧クライアントからネットワー
    ク上の文書管理サーバへアクセスして文書を閲覧するた
    めの仲介を行なうと共に、前記各文書閲覧クライアント
    に提供する広告文書を管理する仲介サーバを備え、この
    仲介サーバの管理する広告文書の提供元からの広告費用
    により前記各文書閲覧クライアント側での文書閲覧に要
    した通信費用の少なくとも一部を賄うようにした広告表
    示機能付き文書閲覧システムであって、 前記各文書閲覧クライアントに、 当該クライアントにおける前記文書管理サーバとの間の
    通信の空き時間を利用して前記仲介サーバの管理する広
    告文書を当該クライアントに転送させておき、その転送
    されている広告文書を当該クライアントが前記文書管理
    サーバとの間で通信を行なっている期間を利用して当該
    クライアント側で表示する文書表示管理手段を設けたこ
    とを特徴とする広告表示機能付き文書閲覧システム。
  2. 【請求項2】 前記仲介サーバに、自身が管理する各広
    告文書毎の表示時間帯に関する表示時間帯情報及び表示
    すべき時間に関する表示時間情報を含む広告文書表示設
    定情報が予め格納されている広告文書表示設定情報記憶
    手段を設けると共に、前記各文書閲覧クライアントに、
    前記仲介サーバから転送された広告文書を記憶しておく
    ための広告文書記憶手段を設け、 前記各文書閲覧クライアントの文書表示管理手段は、前
    記仲介サーバとの接続時に当該仲介サーバから前記広告
    文書表示設定情報を読み込んだ後、当該広告文書表示設
    定情報に含まれている各広告文書毎の表示時間帯情報及
    び表示時間情報と、前記文書閲覧クライアント側で前記
    各広告文書が表示された時間に関する情報をもとに、表
    示の対象とすべき広告文書のリストである表示候補リス
    トを未表示の時間の割合の多い順の並びで作成する処理
    をほぼ定期的に行い、その都度、この表示候補リストと
    前記広告文書記憶手段に記憶されている広告文書をもと
    に、前記仲介サーバに転送を要求する広告文書と、前記
    文書閲覧クライアント側の広告文書記憶手段から破棄す
    る広告文書とを決定することを特徴とする請求項1記載
    の広告表示機能付き文書閲覧システム。
  3. 【請求項3】 前記各文書閲覧クライアントの文書表示
    管理手段は、閲覧文書の転送要求に際してその文書の転
    送時間を予測し、この予測した転送時間とその時点にお
    ける前記表示候補リストの示す各広告文書の未表示時間
    をもとに、予測転送時間と未表示時間との差が最も少な
    い広告文書を前記転送要求した文書の転送時間を利用し
    て表示すべきものとして決定することを特徴とする請求
    項2記載の広告表示機能付き文書閲覧システム。
  4. 【請求項4】 前記各文書閲覧クライアントの文書表示
    管理手段は、前記広告文書記憶手段に記憶されている広
    告文書の量または当該広告文書の未表示時間の割合をも
    とに広告文書転送の緊急度を決定し、この緊急度及び当
    該クライアントの動作環境に及ぼす負荷状態をもとに、
    前記仲介サーバに対する次の広告文書転送要求のタイミ
    ングを決定する処理をほぼ定期的に行なうことを特徴と
    する請求項2記載の広告表示機能付き文書閲覧システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記各文書閲覧クライアントの動作環境
    がマルチタスクもしくは疑似マルチタスクの動作する環
    境であり、 前記各文書閲覧クライアントの文書表示管理手段は、前
    記広告文書記憶手段に記憶されている広告文書の量また
    は当該広告文書の未表示時間の割合をもとに広告文書転
    送の緊急度を決定すると共に、当該クライアントがバッ
    クグラウンド実行状態にあるか否かの動作状態及び入力
    装置のアイドル状態の少なくとも一方に応じて広告文書
    転送要求の閾値を決定し、この緊急度及び転送要求閾値
    をもとに前記仲介サーバに対する次の広告文書転送要求
    のタイミングを決定する処理をほぼ定期的に行なうこと
    を特徴とする請求項2記載の広告表示機能付き文書閲覧
    システム。
  6. 【請求項6】 前記各文書閲覧クライアントの動作環境
    がウィンドウシステムの動作する環境であり、 当該クライアントの文書表示管理手段は、前記広告文書
    記憶手段に記憶されている各広告文書の表示時間のばら
    つきの度合いを求め、このばらつきの度合いが予め定め
    られた閾値を越えているときは、少なくとも当該クライ
    アントがバックグラウンド実行状態にあり、且つ当該ク
    ライアント用のウィンドウ内がある一定面積以上確認可
    能な時間を利用して、前記広告文書記憶手段に記憶され
    ている各広告文書のうち表示時間または表示すべき時間
    に対する表示時間の割合が最小の広告文書を優先的に表
    示する処理をほぼ定期的に行なうことを特徴とする請求
    項2記載の広告表示機能付き文書閲覧システム。
  7. 【請求項7】 各文書閲覧クライアントからネットワー
    ク上の文書管理サーバへアクセスして文書を閲覧するた
    めの仲介を行なうと共に、前記各文書閲覧クライアント
    に提供する広告文書を管理する仲介サーバを備え、この
    仲介サーバの管理する広告文書の提供元からの広告費用
    により前記各文書閲覧クライアント側での文書閲覧に要
    した通信費用の少なくとも一部を賄うようにした広告表
    示機能付き文書閲覧システムに適用される広告文書表示
    方法であって、 前記文書閲覧クライアントにおける前記文書管理サーバ
    との間の通信の空き時間を利用して当該クライアントか
    ら前記仲介サーバに広告文書を転送させておき、この転
    送されている広告文書を、当該クライアントが前記文書
    管理サーバとの間で通信を行なっている期間を利用して
    当該クライアント側で表示するようにしたことを特徴と
    する広告文書表示方法。
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