JPH0990989A - 変換符号化方法および変換復号化方法 - Google Patents

変換符号化方法および変換復号化方法

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JPH0990989A
JPH0990989A JP7248145A JP24814595A JPH0990989A JP H0990989 A JPH0990989 A JP H0990989A JP 7248145 A JP7248145 A JP 7248145A JP 24814595 A JP24814595 A JP 24814595A JP H0990989 A JPH0990989 A JP H0990989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の符号化方法は、ピッチ成分の強いオー
ディオ信号を符号化する場合に高能率化することが困難
であった。 【解決手段】 オーディオ信号を一定時間間隔のフレー
ムに分割し、周波数領域信号に変換する第1の段階と、
該周波数領域信号からピッチ成分のみを抽出、分離して
符号化する第2の段階と、前記周波数領域信号からピッ
チ成分を除去した信号を符号化する第3の段階とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽音信号あるいは
音声信号等、ピッチ成分を含む信号の変換符号化方法お
よび変換復号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、楽音信号あるいは音声信号等のオ
ーディオ信号を高能率に符号化する方法として、該オー
ディオ信号をフレームと呼ばれる5〜50ms程度の一
定間隔の区間に分割し、この1フレームの信号に時間−
周波数変換を施して得られた周波数領域信号を、周波数
特性の包絡形状(周波数特性の概形)と、周波数領域信
号を周波数特性概形で平坦化して得られる残差信号の2
つの情報に分離し、それぞれを符号化することが提案さ
れている。
【0003】また、このような符号化法の具体的な方法
として、適応スペクトル聴感制御エントロピー符号化法
(ASPEC,Adaptive Spectral Perceptual Entropy Codin
g)、重み付きベクトル量子化による変換符号化法(TCW
VQ,Transform Coding withWeighted Vector Quantizati
on)、およびエムペグ−オーディオ・レイヤ3方式(MP
EG-Audio Layer 3)等が提案されている。
【0004】なお、これらの技術については、K.Brande
nburg, J.Herre, J.D.Johnston etal:"ASPEC:Adaptive
spectral entropy coding of high quality music sign
als", Proc.AES'91 、T.Moriya, H.Suda:"An 8 Kbit/s
transform coder for noisychannels", Proc.ICASSP'89
pp.196--199 、および ISO/IEC標準 IS-11172-3 に詳
しく述べられている。
【0005】ここで、これらの符号化法によって高能率
な符号化を実現するためには、残差信号は、できるだけ
周波数特性が平坦であることが望ましい。このため、上
述の適応スペクトル聴感制御エントロピー符号化法(AS
PEC)あるいはエムペグ−オーディオ・レイヤ3方式(M
PEG-Audio Layer 3)では、図5に示すように、周波数
領域信号をいくつかの小帯域に分割し、各小帯域内の信
号を帯域の強さを表すスケーリングファクタと呼ばれる
値で除算して正規化することにより、残差信号の周波数
特性の平坦化を図っている。
【0006】一方、これらの方法よりも高能率な周波数
領域信号の平坦化方法として、図6に示すような線形予
測分析を用いる方法がある。この方法では、入力信号を
線形予測して得られた線形予測係数で線形予測分析フィ
ルタを駆動することにより周波数特性の平坦化を行う。
この方法は、上記 重み付きベクトル量子化による変換
符号化法(TCWVQ)で用いられている手法である。
【0007】なお、線形予測分析、離散コサイン変換
(DCT)、変形離散コサイン変換(MDCT)等の各関連各
技術については、斉藤、中田”音声情報処理の基礎”
(オーム社)の第6章、K.R.Rao,P.Yip 著、安田、藤原
訳”画像符号化技術−DCTとその国際標準”(オーム
社)の第2章、H.S.Malvar,"Signal Processing with L
apedTransforms,"Artech House 、および ISO/IEC 標
準 IS-11172-3 に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの符号
化方法では、周波数特性の大局的な概形を正規化するに
とどまり、楽音や音声のピッチ成分による微視的な周波
数特性の凹凸を能率良く除去することができない。した
がって、このことが障害となり、上記従来の符号化方法
は、ピッチ成分の強いオーディオ信号を符号化する場合
に高能率化することが困難であった。
【0009】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、ピッチ成分が含まれたオーディオ信号を能率
良く符号化することが可能な変換符号化方法および変換
復号化方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ピッチ成分を含む楽音信号あるいは音声信号の変換符号
化方法であって、音信号あるいは音声信号を一定時間間
隔のフレームに分割し、周波数領域信号に変換する第1
の段階と、前記周波数領域信号からピッチ成分のみを抽
出、分離して符号化する第2の段階と、前記周波数領域
信号からピッチ成分を除去した信号を符号化する第3の
段階とからなることを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第2の段階は、ピッチ成分の基本周波数を
求めて符号化する第4の段階と、該基本周波数をもとに
ピッチ成分を抽出して符号化する第5の段階とからなる
ことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、第5の段階は、基本周波数の自然数倍の周
波数に最も近い周波数領域信号のサンプルを中心とし
て、これを含めた連続する複数のサンプルを1単位とし
てピッチ成分を抽出することを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の発明において、第5の段階は、ピッチ成分の各単
位ごとにベクトル量子化することにより符号化すること
を特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の変
換符号化方法によって得られた符号の復号化方法であっ
て、第2の段階において符号化されたピッチ成分を復号
化する第6の段階と、第3の段階において符号化された
周波数領域信号からピッチ成分を除去した信号を復号化
する第7の段階と、前記第6の段階において得られた複
合化出力と第7の段階において得られた複合化出力を合
成して得られた周波数領域信号を時間領域信号に変換す
る第8の段階とからなることを特徴としている。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、第6の段階は、第4の段階で得られたピッ
チ成分の基本周波数を復号化する第9の段階と、該第9
の段階によって得られたピッチ成分の基本周波数をもと
にピッチ成分を周波数領域の信号として配置する第10
の段階とからなることを特徴としている。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、第10の段階は、基本周波数の自然数倍の
周波数に最も近い周波数領域のサンプルを含めた連続す
るサンプルを1単位としてピッチ成分を配置することを
特徴としている。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項6または7
記載の発明において、第10の段階は、ピッチ成分の各
単位ごとにベクトル量子化されたインデックスを復号化
することを特徴としている。
【0018】
【作用】楽音あるいは音声は、ピッチすなわち音程の高
/低を有する。この楽音あるいは音声を周波数変換して
得られる周波数領域信号には、一定の周波数間隔で並ぶ
ピッチ成分が含まれる。したがって、該周波数領域信号
を自らの周波数特性の概形で正規化して得られる残差信
号にも、上記ピッチ成分が含まれている。このピッチ成
分は、全体のパワーに対してエネルギーの大きいスパイ
クとなって現れるので、残差信号の平坦度を落として量
子化能率を悪化させる。しかし、本発明は、ピッチ成分
が周波数軸上で等間隔に並んでいる点に着目し、ピッチ
成分を残差信号から差し引くことにより、少ない付加情
報量で残差係数の平坦度を高める。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本実施形態による
変換符号化方法および変換復号化方法を説明する図であ
り、符号Aは符号器、またBは復号器である。図示する
ように、符号器Aは、時間−周波数変換器1、大局的概
形計算・量子化器2、第1平坦化器3、ピッチ符号化器
4、加算器5、微細スペクトル概形計算・量子化器6、
第2平坦化器7、および量子化器8によって構成されて
いる。
【0020】時間−周波数変換器1は、時間領域の入力
信号(楽音信号あるいは音声信号等のオーディオ信号)
を一定時間間隔のフレームに分割し、各々のフレームに
時間−周波数変換を施して周波数領域信号を生成する。
【0021】図2は、この周波数領域信号の周波数特性
を示したものである。この図に示すように、楽音信号あ
るいは音声信号の周波数領域信号は、一定周波数間隔p
で配列するピッチ成分が含まれている。なお、変換手法
としては、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transf
ormation,DCT)や変形離散コサイン変換(Modified Dis
crete Cosine Transformation,MDCT)を用いることがで
きる。
【0022】大局的概形計算・量子化器2は、上記時間
−周波数変換器1から出力された周波数領域信号の大局
的な概形を示す信号を生成し、また量子化する。そし
て、この信号を上記第1平坦化器3に出力すると共に、
量子化大局的概形インデックスとして外部に出力する。
該大局的概形の算出手法としては、線形予測スペクト
ル、あるいは周波数領域信号を複数のサブバンドに分割
し、各バンドの代表値によって周波数領域信号全体の概
形を表現するスケールファクタを用いてもよい。
【0023】なお、線形予測スペクトルを量子化する場
合は、線形予測パラメータをLSPパラメータに変換し
て量子化する。またはKパラメータに変換して量子化す
る。
【0024】第1平坦化器3は、上記時間−周波数変換
器1から出力された周波数領域信号を大局的概形計算・
量子化器2から出力された上記大局的概形信号によって
除算することにより平坦化し、第1の平坦化信号を出力
する。
【0025】次に、ピッチ符号化器4は、上記第1の平
坦化信号からピッチ成分を検出して符号化する。また、
図3はピッチ符号化器4の詳細を示す図であり、上記第
1の平坦化信号は、図示するピッチ基本周波数抽出器4
aおよびピッチサンプル抽出器4bに入力される。
【0026】このピッチ基本周波数抽出器4aは、第1
の平坦化信号を分析することによりピッチ成分の基本周
波数(ピッチ基本周波数)を求める。すなわち、ピッチ
基本周波数抽出器4aは、第1の平坦化係数のケプスト
ラムを計算し、その最大値をピッチ成分の基本周期とす
る。そして、該基本周期の逆数を演算することによりピ
ッチ基本周波数を求め、ピッチ基本周波数量子化器4c
に出力する。
【0027】なお、ピッチ基本周波数をより正確にする
ために、求められたピッチ基本周波数の前後で、ピッチ
基本周波数ごとの第1の平坦化信号のサンプルのパワー
の総和が最大になる基本周波数を検索し、新たにこれを
ピッチ基本周波数としてもよい。
【0028】ピッチ基本周波数量子化器4cは、このよ
うにして求められたピッチ基本周波数を量子化する。す
なわち、このピッチ基本周波数量子化器4cは、ピッチ
基本周波数の対数値をスカラ量子化し、量子化ピッチ基
本周波数インデックスとして外部に出力すると共に、こ
のスカラ量子化された信号を上記ピッチサンプル抽出器
4bに出力する。
【0029】このピッチサンプル抽出器4bは、第1平
坦化器3から入力された第1の平坦化信号に対して、ピ
ッチ基本周波数量子化器4cから入力された量子化ピッ
チ基本周波数の自然数倍の周波数に最も近いサンプルを
中心として前後1サンプルを抽出し、この3サンプル一
組を一本のピッチ成分のサンプル群としてピッチサンプ
ル量子化器4dに出力する。なお、このピッチ成分のサ
ンプル群の数は、固定値でも良いし、可変としても良
い。
【0030】ピッチサンプル量子化器4dは、上記ピッ
チ成分のサンプル群を量子化して量子化ピッチ成分イン
デックスとして外部に出力すると共に、この量子化ピッ
チ成分インデックスを復号した量子化ピッチ成分を上記
加算器5に出力する。なお、該サンプル群の量子化は、
スカラ量子化であっても良いし、3サンプルからなるサ
ンプル群ごとにベクトル量子化してもよい。また、全サ
ンプル群を一括でベクトル量子化しても良い。以上がピ
ッチ符号化器4において行われる処理である。
【0031】次に、加算器5は、該ピッチ符号化器4か
ら入力されたピッチ成分の量子化信号を用いて、第1平
坦化器3から入力された第1の平坦化信号からピッチ成
分のみを差し引いて第2の平坦化信号を生成し、微細ス
ペクトル概形計算・量子化器6および第2平坦化器7に
出力する。
【0032】ここで、図4は、この第2の平坦化信号の
周波数特性を示す図である。上記図2との比較でわかる
ように、第2の平坦化信号は、時間−周波数変換器1か
ら出力された周波数領域信号からピッチ成分を除去した
ものとなる。
【0033】微細スペクトル概形計算・量子化器6は、
該第2の平坦化信号から微細なスペクトルの概形(微細
スペクトル概形)を計算し、これを量子化する。そし
て、この量子化した信号を量子化微細スペクトル概形イ
ンデックスとして外部に出力すると共に、第2平坦化器
7に出力する。
【0034】この微細スペクトル概形は、微細スペクト
ル概形を直接量子化して求めてもよいし、過去のフレー
ムの微細スペクトル概形を線形合成して求めてもよい。
また、過去および現在のフレームの量子化された微細ス
ペクトル概形の情報を線形合成して求めてもよい。さら
に、この微細スペクトル概形は、例えば、第2の平坦化
信号の絶対値に3から5程度の幅の窓関数を畳み込んだ
ものを用いてもよいし、サブバンド分割した第2の平坦
化信号の振幅の代表値を各バンドごとに用意し、これを
概形としてもよい。
【0035】第2平坦化器7は、加算器5から入力され
た第2の平坦化信号を微細スペクトル概形計算・量子化
器6で得られた微細スペクト概形で除算して平坦化し、
第3の平坦化信号として量子化器8に出力する。この量
子化器8は、該第3の平坦化信号をスカラ量子化あるい
はベクトル量子化し、量子化インデックスとして外部に
出力する。
【0036】なお、ベクトル量子化する場合は、フレー
ムの全サンプルを一括で量子化してもよいが、フレーム
のサンプル列を複数のサブベクトルに分割して、このサ
ブベクトルごとに量子化する方が演算量の面で現実的で
ある。また、分割の方法は、単純なサブバンド分割でも
よいし、サンプルをインタリーブしてから分割するイン
タリーブ分割でもよい。また、量子化の際必要な情報量
にあわせて適応的ビット割り当てをしてもよい。
【0037】次に、復号器Bについて説明する。図1に
示すように、復号器Bは、再生器9、微細スペクトル概
形再生器10、第1逆平坦化器11、ピッチ再生器1
2、加算器13、大局的概形再生器14、第2逆平坦化
器15、および時間−周波数逆変換器16によって構成
されている。
【0038】このうち、再生器9は、上記符号器Aから
伝送されてきた量子化インデックスから上記第3の平坦
化信号を再生する。この再生器9は、上記量子化器8の
逆処理を行うことにより第3の平坦化信号を再生し、第
1逆平坦化器11に出力する。微細スペクトル概形再生
器10は、符号器Aから伝送されてきた微細スペクトル
概形量子化インデックスから微細スペクトル概形を再生
する。
【0039】第1逆平坦化器11は、再生器9から入力
された第3の平坦化信号に微細スペクトル概形を付加し
て、上記第2の平坦化信号を再生して加算器13に出力
する。また、ピッチ再生器12は、符号器Aから伝送さ
れてきた量子化ピッチ成分インデックスおよび量子化ピ
ッチ基本周波数インデックスから上記ピッチ成分を再生
し、加算器13に出力する。
【0040】加算器13は、第1逆平坦化器11から入
力された第2の平坦化信号に、ピッチ再生器12から入
力されたピッチ成分を加えて上記第1の平坦化信号を再
生し、第2逆平坦化器15に出力する。また、大局的概
形再生器14は、符号器Aから伝送されてきた量子化大
局的概形インデックスから上記大局的概形を再生し、第
2逆平坦化器15に出力する。
【0041】第2逆平坦化器15は、加算器13から入
力された第1の平坦化信号に、大局的概形再生器14か
ら入力された大局的概形を付加し、上記周波数領域信号
を生成する。そして、時間−周波数逆変換器16は、該
第2逆平坦化器15から入力された周波数領域信号に時
間−周波数逆変換を施して復号し、時間領域の音声信号
あるいは楽音信号を出力する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピッチ成分を有する楽音信号あるいは音声信号を符号化
するに際し、該信号を周波数領域に変換した周波数領域
信号に現れるスパイク状のピッチ成分のの規則性を利用
して、これを高能率に符号化する。したがって、より平
坦化された残差係数を得ることができ、符号化器全体の
能率を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す符号器および復号器
を説明する図である。
【図2】本発明において時間−周波数変換器の出力信号
の周波数特性を示す図である。
【図3】本発明においてピッチ符号化器の詳細構成を示
す図である。
【図4】本発明において第2平坦化信号の周波数特性を
示す図である。
【図5】従来の変換符号化方法を説明する第1の図であ
る。
【図6】従来の変換符号化方法を説明する第2の図であ
る。
【符号の説明】
1 時間−周波数変換器 2 大局的概形計算・量子化器 3 第1平坦化器 4 ピッチ符号化器 5、13 加算器 6 微細スペクトル概形計算・量子化器 7 第2平坦化器 8 量子化器 9 再生器 10 微細スペクトル概形再生器 11 第1逆平坦化器 12 ピッチ再生器 14 大局的概形再生器 15 第2逆平坦化器 16 時間−周波数逆変換器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチ成分を含む楽音信号あるいは音声
    信号の変換符号化方法であって、 音信号あるいは音声信号を一定時間間隔のフレームに分
    割し、周波数領域信号に変換する第1の段階と、 前記周波数領域信号からピッチ成分のみを抽出、分離し
    て符号化する第2の段階と、 前記周波数領域信号からピッチ成分を除去した信号を符
    号化する第3の段階とからなることを特徴とした変換符
    号化方法。
  2. 【請求項2】 第2の段階は、ピッチ成分の基本周波数
    を求めて符号化する第4の段階と、該基本周波数をもと
    にピッチ成分を抽出して符号化する第5の段階とからな
    ることを特徴とする請求項1記載の変換符号化方法。
  3. 【請求項3】 第5の段階は、基本周波数の自然数倍の
    周波数に最も近い周波数領域信号のサンプルを中心とし
    て、これを含めた連続する複数のサンプルを1単位とし
    てピッチ成分を抽出することを特徴とする請求項2記載
    の変換符号化方法。
  4. 【請求項4】 第5の段階は、ピッチ成分の各単位ごと
    にベクトル量子化することにより符号化することを特徴
    とする請求項2または3記載の変換符号化方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の変換符号化方法によって
    得られた符号の復号化方法であって、 第2の段階において符号化されたピッチ成分を復号化す
    る第6の段階と、 第3の段階において符号化された周波数領域信号からピ
    ッチ成分を除去した信号を復号化する第7の段階と、 前記第6の段階において得られた複合化出力と第7の段
    階において得られた複合化出力を合成して得られた周波
    数領域信号を時間領域信号に変換する第8の段階とから
    なることを特徴とする変換復号化方法。
  6. 【請求項6】 第6の段階は、第4の段階で得られたピ
    ッチ成分の基本周波数を復号化する第9の段階と、該第
    9の段階によって得られたピッチ成分の基本周波数をも
    とにピッチ成分を周波数領域の信号として配置する第1
    0の段階とからなることを特徴とする請求項5記載の変
    換復号化方法。
  7. 【請求項7】 第10の段階は、基本周波数の自然数倍
    の周波数に最も近い周波数領域のサンプルを含めた連続
    するサンプルを1単位としてピッチ成分を配置すること
    を特徴とする請求項6記載の変換復号化方法。
  8. 【請求項8】 第10の段階は、ピッチ成分の各単位ご
    とにベクトル量子化されたインデックスを復号化するこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の変換復号化方
    法。
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