JPH0989433A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH0989433A JPH0989433A JP24288695A JP24288695A JPH0989433A JP H0989433 A JPH0989433 A JP H0989433A JP 24288695 A JP24288695 A JP 24288695A JP 24288695 A JP24288695 A JP 24288695A JP H0989433 A JPH0989433 A JP H0989433A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
上して高効率とする。 【解決手段】 圧縮機15と凝縮器17と毛細管18と
蒸発器7とを順次環状に接続した冷凍サイクル19を設
置し、冷凍室1と、冷蔵室2と、冷凍室吹出口24と、
冷蔵室吹出口25と、この冷凍室吹出口24および冷蔵
室吹出口25を切替える吹出口切替手段26と、冷気循
環手段8と、圧縮機15と吹出口切替手段26と冷気循
環手段8とを動作させ、冷凍室1と冷蔵室吹出口25を
順次切替えて各室の冷却を行う冷却制御手段16とを備
える。
Description
冷蔵室における冷却技術に関するものである。
9014号公報に開示されており、図7を参照して、以
下説明を行う。
切られ、冷凍室51,冷蔵室52の内部には温度検知手
段53,54が設置されている。
り付けられ、その開閉が冷凍室ドアスイッチ56によっ
て検知され、また奥部には蒸発器57、及び冷気循環手
段である電動ファン58が設置され、蒸発器57によっ
て冷媒を蒸発させることで冷凍室51内を冷却し、電動
ファン58で冷気を循環し、さらに蒸発器57の近傍に
は、付着する霜を除去する除霜ヒータ59、除霜状態を
検知する除霜温度センサ60が取り付けられている。
り付けられ、その開閉が冷蔵室ドアスイッチ62によっ
て検知され、また、冷凍室51、及び冷蔵室52をつな
ぐ冷気通路63に電動ダンパ64が設置され、この電動
ダンパ64の開閉動作によって冷凍室51からの冷気が
冷蔵室52に循環され、また冷蔵室52の後背部には、
冷凍サイクルを構成する圧縮機65が設置されている。
なお、冷凍室51の温度制御は、奥部上方に設置した制
御装置66により行われる。
5の運転により、圧縮機65より吐出された高温高圧の
冷媒は、凝縮器により凝縮液化され、さらに、減圧手段
にて減圧され、蒸発器57で蒸発気化されて空気を冷却
する。電動ファン58を運転することで冷凍室51,冷
蔵室52へと熱搬送が行われ、蒸発器57で気化した冷
媒は、再び、圧縮機65に吸入される冷却運転を行うこ
とにより、冷凍室51,冷蔵室52が冷却される。
65及び電動ファン58による冷却動作との関係につい
て説明する。
の温度範囲内で変動し、冷凍室51の温度が温度範囲の
上限以上になると冷却不十分となるので、制御装置66
は圧縮機65及び電動ファン58をオンにして冷却動作
を開始する。また冷凍室51の温度が温度範囲の下限以
下になると過冷却となるので、制御装置66は圧縮機6
5及び電動ファン58をオフにして冷却動作を停止す
る。これらの動作を繰り返すことにより、冷凍室51の
温度は範囲内に収めている。
囲内で変動し、冷蔵室52の温度が温度範囲の上限以上
になると冷却不十分となるので、制御装置66は電動ダ
ンパ64及び電動ファン58をオンにして冷却動作を開
始し、冷気通路63を介して冷気が冷蔵室52に流れ込
み、冷蔵室52の温度が下がる。また冷蔵室52の温度
が温度範囲の下限以下になると過冷却となるので、制御
装置66は電動ダンパ64及び電動ファン58をオフに
して冷却動作を停止する。これらの動作を繰り返すこと
により、冷蔵室52の温度は範囲内に収めている。
7を循環する空気に含まれる水分が、熱交換される際
に、霜として蒸発器57の表面に付着する。この着霜が
進むと、通風抵抗の増加による風速の低下や、霜層によ
る蒸発器57の空気側熱伝達率の減少により蒸発器57
の熱交換性能が低下し、充分な冷却運転が不可能となっ
てくる。
で除霜が行われ、除霜が開始されると、圧縮機65が停
止して除霜ヒータ59が運転され、除霜ヒータ59の運
転により蒸発器57の表面の霜は融解される。蒸発器5
7の表面の霜が融解すると、除霜温度センサ60は除霜
が完了したことを所定温度(一般的には10から20
℃)以上になることで検知し、除霜ヒータ59を停止
し、その後、通常の冷却運転に復帰する。
うな従来の冷蔵庫にあっては、冷蔵室52を冷却するの
に、冷凍室51の温度状態により、次の二通りの場合が
考えられ、一つは冷凍室51の温度が範囲下限より上
で、圧縮機65が運転をしている場合であり、他の一つ
は冷凍室51の温度が範囲上限より下で、圧縮機65が
停止している場合である。
の風量分配比率によって、冷却された空気が冷凍室51
と冷蔵室52とに分配され、冷凍室51と冷蔵室52と
の混合された比較的温度の高い空気は、蒸発器57へ吸
い込まれるため、冷凍室51の冷却に対しては余分に空
気を冷却する必要があり、冷蔵室52の冷却に対しては
冷凍効果も小さく、吸入比体積も小さいので冷凍能力の
低い冷却になるという問題点があった。
1の空気によって冷蔵室52を冷却するものであるた
め、冷却能力が小さく、また,これにより冷凍室51の
温度上昇や不均一化を引き起こすという問題点があっ
た。
凍室51の冷却において付随的に行われるものであり、
例えば冷蔵室52の熱負荷が増大した場合等には能力不
足は否めないものであり、また、冷凍室扉55が開けら
れた場合には、圧縮機65を運転したままで電動ファン
58が停止するので、圧縮機65の電力量,電動ファン
58の起動過渡期のロス等、省エネルギー上も課題があ
った。
は、冷却運転を続けると、着霜が進み、通風抵抗の増加
による風速の低下や、霜層による蒸発器57の空気側熱
伝達率の減少により蒸発器57の熱交換性能が低下し、
充分な冷却運転が不可能となってくるので所定のタイミ
ングで除霜を行う必要があった。
するものの、通常除霜は一日に二〜三回行われるため、
蒸発器57は大半を着霜した状態で運転することにな
り、このため本来の無着霜状態に比べて蒸発器57の熱
交換性能が低下している問題点があった。
を加熱して行うため、除霜ヒータ59の加熱により冷凍
室51の温度が上昇し、ヒータ加熱により受熱損失分だ
け余計に冷却運転が必要となり、消費電力量が増加する
という問題点もあった。
の良い蒸発器57の下方部に設置されるが、冷却器室の
コンパクト化、及び有効内容積/外容積比である容積効
率の向上に対しても課題があった。
冷凍室,冷蔵室の冷却能力を向上し、高効率とし、ま
た、蒸発器の熱交換性能を高度に維持することを可能と
し、また、冷凍室扉が開けられた場合の電力ロスを軽減
することができ、また、除霜ヒータによる蒸発器の受熱
損失を防止して冷凍室の温度上昇を防止し、再冷却のた
めの消費電力量を低減し、さらに容積効率が高い冷蔵庫
を提供することを課題としている。
に、本発明の冷蔵庫は、圧縮機,凝縮器,毛細管及び蒸
発器を順次環状に接続した冷凍サイクルを設置し、少な
くとも一つの冷凍室と、少なくとも一つの冷蔵室と、蒸
発器,冷気循環手段,冷凍室へ冷気を送り出す冷凍室吹
出口,冷蔵室へ冷気を送り出す冷蔵室吹出口,及び冷凍
室吹出口と冷蔵室吹出口とを切替える吹出口切替手段と
を有する冷却器室を設けたものである。
冷蔵室内には冷蔵室温度検知手段を設け、圧縮機と吹出
口切替手段と冷気循環手段との動作、及び冷凍室と冷蔵
室吹出口の切替を冷却制御手段により行って各室を冷却
するものである。
によって所定の時間だけ吹出口切替手段で冷凍室吹出口
は閉口とし、かつ冷蔵室吹出口は開口とし、冷気循環手
段を運転して、冷蔵室内の空気を蒸発器で熱交換させる
こともできる。
くとも一つの冷蔵室扉と、冷凍室扉開閉検知手段と、冷
蔵室扉開閉検知手段を設け、冷却運転中に前記冷凍室扉
開閉検知手段が扉の開放を検知している間は、冷却制御
手段は、吹出口切替手段が冷凍室吹出口を閉口し、冷蔵
室吹出口を開口するように運転し、前記冷蔵室扉開閉検
知手段が扉の開放を検知している間は、冷却制御手段
は、吹出口切替手段が冷蔵室吹出口を閉口し、冷凍室吹
出口を開口するよう運転するものである。
け、除霜時間には圧縮機を停止し、吹出口切替手段で冷
凍室吹出口を閉じ、冷蔵室吹出口は開口とし、冷気循環
手段により冷蔵室内空気と蒸発器と熱交換させるもので
ある。
の冷蔵庫は、圧縮機の運転により、圧縮機より吐出され
た高温高圧の冷媒は、凝縮器により凝縮液化され、毛細
管にて減圧され、蒸発器で蒸発気化して空気を冷却し、
蒸発器で気化した冷媒は、再び、圧縮機に吸入され、冷
却された空気は冷気循環手段と吹出口切替手段との動作
によって少なくとも一つの冷凍室、少なくとも一つの冷
蔵室へと熱搬送されて冷却が行われる。
度検知手段により検知され、冷蔵室は冷蔵室温度検知手
段により検知され、冷凍室内の温度が、熱侵入,冷凍室
扉の開閉,及び食品等の熱負荷の収納により上昇する
と、冷凍室温度検知手段が、予め設定された所定の冷凍
室温度(例えば−18℃)と冷凍室温度範囲(例えば±
1deg)の上限を超えているか否かを検知する。冷却
制御手段はこの信号を受けて、圧縮機と冷気循環手段を
運転し、冷凍室吹出口が開口するよう吹出口切替手段を
運転して冷凍室を冷却する。
手段が冷凍室の温度範囲の下限を超えていることを検知
すると、冷却制御手段は、この信号を受けて圧縮機と冷
気循環手段を停止し、吹出口切替手段を、冷凍室吹出口
が閉口するよう運転して冷却を停止する。
室温度検知手段が、予め設定された所定の冷蔵室温度
(例えば3℃)と冷蔵室の温度範囲(例えば±1de
g)の上限を超えることを検知する。冷却制御手段はこ
の信号を受けて、圧縮機と冷気循環手段を運転し、吹出
口切替手段を、冷蔵室吹出口が開口するよう運転して冷
蔵室を冷却する。
手段が、冷蔵室の温度範囲下限を超えることを検知する
と、冷却制御手段は、この信号を受けて圧縮機と冷気循
環手段を停止し、吹出口切替手段を、冷蔵室吹出口が閉
口するよう運転して冷却を停止する。
冷凍室温度検知手段が冷凍室の温度範囲上限を超えるこ
とを検知し、かつ冷蔵室温度検知手段が冷蔵室の温度範
囲上限を超えることを検知した状態では、冷却制御手段
は、圧縮機と冷気循環手段とを運転し、吹出口切替手段
を、冷凍室吹出口と冷蔵室吹出口とが順次切替られて開
閉されるよう運転して冷凍室と冷蔵室とを冷却する。
凍室と冷蔵室は全く独立に冷却されることとなり、互い
に影響を受けないので冷蔵室の冷却により冷凍室の温度
が上昇することはなくなる。
すべて冷凍室と冷蔵室に用いることができるため、庫内
温度の均一化がはかれる。
を冷却するため、従来のように比較的高温の空気を吸い
込んで冷却する場合に比べて効率的であり、冷蔵室の冷
却時は、従来のように冷凍室と冷蔵室との混合空気を吸
い込んだ場合に比べ、吸入空気温度が例えば3℃と比較
的高温のため冷凍効果が大きくなり、また吸入比体積も
大きいため冷凍能力が非常に大きい冷却が可能となる。
に応じた冷却が可能となり、例えば冷蔵室にのみ大きな
熱負荷が入った場合等にも冷蔵室を十分に冷却すること
が可能である。
内に維持され、圧縮機と冷気循環手段が停止し、吹出口
切替手段が、冷凍室吹出口と冷蔵室吹出口とを閉口する
状態にある時、冷却制御手段は、吹出口切替手段を、冷
蔵室吹出口が開口し、かつ冷凍室吹出口が閉口するよう
運転し、冷気循環手段を運転する。
合、冷蔵室内の空気が冷却器室を循環することで蒸発器
との熱交換を行うので、冷蔵室内の空気は霜の昇華もし
くは融解により熱を奪われて僅かに冷却され、冷蔵室の
温度は維持される。
換によって着霜量が減少し、通風抵抗の減少による風速
低下の防止、蒸発器の空気側熱伝達率の低下が防止され
る。
ると、冷凍室扉開閉検知手段が扉開放を検知して信号を
冷却制御手段に送り、信号を受け取った冷却制御手段
は、扉の開放を検知している状態である間は、吹出口切
替手段を、冷凍室吹出口が閉口し、冷蔵室吹出口が開口
するよう運転する。
蔵室扉開閉検知手段が扉開放を検知して信号を冷却制御
手段に送り、信号を受け取った冷却制御手段は、扉の開
放を検知している状態である間は、吹出口切替手段を、
冷蔵室吹出口が閉口し、冷凍室吹出口が開口するよう運
転する。
で、扉が開放されて室内温度が上昇しても、他の室の冷
却は行うので、扉が閉められた後、開放された室内の温
度を再冷却するのに集中でき、すみやかに所定の温度範
囲に室内を維持することができる。
ごとに除霜時間がとられ、この除霜時間が開始される
と、冷却制御手段は圧縮機を停止し、吹出口切替手段
を、冷凍室吹出口が閉口し、冷蔵室吹出口が開口するよ
う運転する。
り、冷蔵室内の空気が蒸発器と熱交換され、通常の運転
によって生じる蒸発器への着霜が昇華もしくは融解され
るので、所定の時間を経過後、除霜時間の終了となって
冷却制御手段は通常運転に復帰することができる。
ないし図6を参照して説明する。
3は冷凍室温度検知手段、4は冷蔵室温度検知手段、5
は冷凍室扉、6は冷凍室扉開閉検知手段、7は蒸発器、
8は冷気循環手段、11は冷蔵室扉、12は冷蔵室扉開
閉検知手段である。そして冷蔵庫は、圧縮機15と、凝
縮器17と、毛細管18と、蒸発器7とを順次環状に接
続して冷凍サイクル19を形成し、断熱筺体22の下方
には少なくとも一つの冷凍室1と、上方には少なくとも
一つの冷蔵室2と、冷凍室1の奥部には冷却器室20
と、背面の下部には機械室21とを設け、冷却制御手段
16を備えている。
7を強制冷却する庫外ファン23とを設けている。
ンからなる冷気循環手段8と、冷凍室1へ冷気を送り出
す冷凍室吹出口24と、冷蔵室2へ冷気を送り出す冷蔵
室吹出口25と、冷凍室吹出口24の開閉と冷蔵室吹出
口25の開閉とを行って両吹出口を切替える電動ダンパ
からなる吹出口切替手段26とを設けている。
5が設けられ、開閉することで食品等が出し入れされ、
扉の開閉は、扉が閉状態となる時に扉部材により、押し
動作されるプッシュスイッチからなる冷凍室扉開閉検知
手段6により検知され、また、冷凍室1内にはサーミス
タからなる冷凍室温度検知手段3が設けられて冷凍室1
の温度を検知する。
蔵室扉11が設けられ、扉の開閉は、プッシュスイッチ
からなる冷蔵室扉開閉検知手段12により検知され、ま
た、冷蔵室2内にはサーミスタからなる冷蔵室温度検知
手段4が設けられて冷蔵室2の温度を検知する。
4と冷凍室温度検知手段3と冷凍室扉開閉検知手段6と
冷蔵室扉開閉検知手段12とからの信号を受けて、圧縮
機15と吹出口切替手段26と冷気循環手段8との動作
を行うものである。
停止している時に所定の時間だけ吹出口切替手段26を
運転させて冷凍室吹出口24を開口し、かつ冷蔵室吹出
口25を開口させている。
より、冷蔵室2内の例えば3℃と比較的高温の空気と蒸
発器7とを熱交換させることができる。
冷却中に冷凍室扉5が開けられ、冷凍室扉開閉検知手段
6から扉の開放を検知した信号を受けることにより、扉
が開状態の間は、吹出口切替手段26を運転して冷凍室
吹出口24が閉口し、冷蔵室吹出口25は開口するよう
にする。
が開けられ、冷蔵室扉開閉検知手段12から扉の開放を
検知した信号を受けることにより、扉が開状態の間は、
吹出口切替手段26を運転して冷蔵室吹出口25が閉口
し、冷凍室吹出口24が開口するようにする。
マ27を有し、所定の期間ごとに除霜時間を設け、徐霜
時間には圧縮機15を停止し、吹出口切替手段26を運
転して冷凍室吹出口24が閉口し、かつ冷蔵室吹出口2
5が開口するようにする。加えて庫内ファンからなる冷
気循環手段8の運転により冷蔵室2内の例えば3℃の比
較的高温の空気と蒸発器7とを熱交換させることができ
る。
について、以下その動作を説明する。
て説明する。冷却制御手段16の指示により、圧縮機1
5が運転され、高温高圧の冷媒が圧縮機15より吐出さ
れ、冷媒は凝縮器17で庫外ファン23により強制冷却
されて凝縮液化し、毛細管18にて減圧され、減圧され
た冷媒は、蒸発器7で蒸発気化され、蒸発器7の周囲の
空気より気化熱を奪い冷却され、蒸発器7で気化した冷
媒は、再び、圧縮機15に吸入される。冷気循環手段8
と吹出口切替手段26との動作によって冷凍室1,冷蔵
室2へと空気が循環されることで熱搬送がなされて冷却
が行われる。
検知手段3により検知され、冷蔵室2は冷蔵室温度検知
手段4により検知され、室内の温度は断熱筺体22より
の熱侵入及び冷凍室扉5、冷蔵室扉11の開閉、食品等
の熱負荷の収納により上昇する。このような室内の温度
上昇に対して冷却動作を適時行い、室内温度を維持する
のであるが、これらの冷却動作には、冷凍室1のみを冷
却する場合と、冷蔵室2のみを冷却する場合と、冷凍室
1と冷蔵室2との両室を冷却する場合との三つの場合が
ある。
のタイムチャートをもとに動作を説明する。
により検知され、検知温度が予め設定された所定の冷凍
室温度(例えば−18℃)と冷凍室温度範囲(例えば±
1deg)の上限Tfhを超えることを検知する(t
1,t3)。冷却制御手段16はこの検知した信号を受
けて、圧縮機15と冷気循環手段8を運転し、冷凍室吹
出口24が開口するよう吹出口切替手段26を運転して
冷凍室1を冷却する。
知手段3が冷凍室温度範囲下限Tf1を超えることを検
知すると(t2)、冷却制御手段16はこの検知信号を
受けて圧縮機15と冷気循環手段8を停止し、吹出口切
替手段26が冷凍室吹出口24を閉口するよう運転して
冷却を停止する。
度を維持するものである。次に冷蔵室2のみを冷却する
場合について図3のタイムチャートをもとに動作を説明
する。
により検知され、検知温度が予め設定された所定の冷蔵
室温度(例えば3℃)と冷蔵室温度範囲(例えば±1d
eg)の上限Trhを超えることを検知する(t1,t
3)。冷却制御手段16はこの検知信号を受けて、圧縮
機15と冷気循環手段8を運転し、冷蔵室吹出口25を
開口するよう吹出口切替手段26を運転して冷蔵室2を
冷却する。
知手段4が冷蔵室温度範囲下限Tr1を超えることを検
知すると(t2)、冷却制御手段16はこの検知信号を
受けて圧縮機15と冷気循環手段8を停止し、吹出口切
替手段26が冷蔵室吹出口25を閉口するよう運転して
冷却を停止する。
度を維持するものである。また、冷凍室1と冷蔵室2と
を共に冷却する場合について図4のタイムチャートをも
とに動作を説明する。
上限Tfhを超えると、上述のように冷凍室1の冷却運
転が行われ、冷凍室1が冷却中のt2,t4において、
冷蔵室2の温度が温度範囲の上限Trhを超えることが
検知されると、冷却制御手段16はこの検知信号を受け
て、冷凍室1と冷蔵室2との冷却運転が必要であると判
断し、冷凍室吹出口24と冷蔵室吹出口25とが順次開
閉するよう吹出口切替手段26を運転する。
口24が開口し、冷蔵室吹出口25が閉口するよう運転
し、時間tfを経過した後、吹出口切替手段26を運転
して冷凍室吹出口24を閉口し、冷蔵室吹出口25を開
口し、さらに時間trが経過した後再び、吹出口切替手
段26を冷凍室吹出口24が開口し、冷蔵室吹出口25
が閉口するように運転する。
えると(t3,t5)、冷蔵室2の冷却は終了し、冷凍
室1のみの冷却運転に戻り、冷蔵室2の冷却運転中に冷
凍室1を冷却する場合も同様である。
凍室1と冷蔵室2は全く独立に冷却されることとなるの
で、従来のように冷蔵室2の冷却時には冷凍室1の冷気
が用いられて冷凍室1の温度が上昇したが、各室が互い
に影響を受けないので冷蔵室2の冷却により冷凍室1の
温度が上昇することはなくなる。
の風量を各室に分割しなくてもよいので、各室ともファ
ン風量を100%利用できるので効率的である。
は冷凍室1の庫内空気を吸い込んで冷却するため、従来
のように冷凍室1と冷蔵室2との空気を混合して吸い込
むのに比べて効率がよく、また冷蔵室2の冷却時は、従
来のように冷凍室1と冷蔵室2の混合空気を吸い込んだ
場合に比べ、吸入空気温度が例えば3℃と比較的高温と
なり、冷凍効果が大きく、吸入比体積も大きく、冷凍能
力が非常に大きい冷却が可能となる。
負荷に応じた冷却が可能であり、例えば冷蔵室2にのみ
大きな熱負荷が入った場合等にも冷蔵室2の十分な冷却
が可能であり、さらに、冷蔵室2の全域もしくは一部区
域を急冷することも可能である。
口24と冷蔵室吹出口25とを順次開閉するよう運転す
ることについては、冷凍室吹出口24を先に開口とした
が冷蔵室吹出口25が先に開口としても良い。
ムチャートをもとに動作を説明する。
に維持され、圧縮機15と冷気循環手段8が停止し、吹
出口切替手段26が冷凍室吹出口24と冷蔵室吹出口2
5とを閉口する状態になった時(t1,t4)より時間
tmが経過した後、冷却制御手段16は、吹出口切替手
段26を冷蔵室吹出口25が開口し、冷凍室吹出口24
が閉口するように運転させ、かつ冷気循環手段8も運転
させる(t2)。
霜は、冷蔵室2内の空気が冷却器室20を循環すること
で蒸発器7と熱交換することにより、冷蔵室2の室内空
気は霜の昇華もしくは融解により熱を奪われ僅かに冷却
されるので、冷蔵室2の温度は維持される。
交換によって着霜量が減少されるので、通風抵抗の減少
による風速低下の防止、蒸発器7の空気側熱伝達率の低
下防止ができる。
16は、吹出口切替手段26を冷蔵室吹出口25が閉口
するように運転させ、かつ冷気循環手段8を停止し(t
3)、その後、各室の温度が上昇し、再び冷却を行う。
ただし、各室の温度が温度範囲上限を超えたことを検知
した信号が送られると時間td内であっても上述の冷却
運転を開始する。
が常に良好な状態、つまり着霜の少ない状態で運転でき
るので効率のよい冷却が可能となり、消費電力量の低減
に効果があり、また、着霜の影響を除去できるので蒸発
器7の小型化が可能で容積効率の向上に効果がある。
て、上記運転を行うことができるので冷気循環手段8の
起動時のロスが回数軽減され、消費電力量の低減上効果
がある。
6のタイムチャートをもとに動作を説明する。
で冷凍室扉5が開放されると、冷凍室扉開閉検知手段6
が扉の開放を検知して信号を冷却制御手段16に送る。
信号を受け取った冷却制御手段16は、冷蔵室2が冷蔵
室温度範囲下限を超えない限り、吹出口切替手段26を
運転して冷凍室吹出口24を閉口させ、冷蔵室吹出口2
5を開口させる。
下限を超えた場合は、冷気循環手段8を停止し、t3に
おいて冷凍室扉5が閉められると、冷凍室扉開閉検知手
段6が扉の閉状態を検知して信号を冷却制御手段16に
送り、信号を受け取った冷却制御手段16は、扉開閉前
の運転を継続する。
れ、t5で冷蔵室扉11が開放されると、冷蔵室扉開閉
検知手段12が扉の開放状態を検知し、信号を冷却制御
手段16に送り、信号を受け取った冷却制御手段16
は、冷凍室1が冷凍室温度範囲下限を超えない限り、吹
出口切替手段26を運転して冷蔵室吹出口25が閉口
し、冷凍室吹出口24が開口するようにする。また、冷
凍室1内の温度が冷凍室温度範囲下限を超えた場合は、
冷気循環手段8を停止し、t6において冷蔵室扉11が
閉められると、冷蔵室扉開閉検知手段12が扉の閉状態
を検知し、信号を冷却制御手段16に送り、信号を受け
取った冷却制御手段16は、扉開閉前の運転を継続し、
t7で冷蔵室2の冷却が終了する。
行うことで、扉が開放されて室内温度が上昇しても、他
室は冷却を行うので、扉が閉められた後、開放された室
内の温度を再冷却するのに集中でき、すみやかに所定の
温度範囲に室内を維持することができる。
御手段16により所定の期間ごとに徐霜時間がとられ、
この徐霜時間が開始されると冷却制御手段16は圧縮機
15を停止し、吹出口切替手段26を運転して冷凍室吹
出口24が閉口し、冷蔵室吹出口25が開口するように
する。さらに冷気循環手段8を動作させることにより、
冷蔵室2内の空気が蒸発器7と熱交換されることによ
り、通常の運転によって生じる蒸発器7への着霜が昇華
もしくは融解され、所定の時間経過後、徐霜時間の終了
となって冷却制御手段16は通常運転を復帰させる。
り、ヒータ容積の削減による容積効率の向上ができ、ま
た、徐霜ヒータによる蒸発器の受熱損失が無いので、冷
凍室の温度上昇を防止し、再冷却のための消費電力量低
減を可能とする。
り、冷蔵室2が上方にある場合を説明したが、冷凍室1
が上方にあり、冷蔵室2が下方にある場合でも同様であ
り、また、冷凍室1の奥部に冷却器室20を設けたが、
冷蔵室2の奥部でも問題はなく、冷凍室1と冷蔵室2の
間のバリヤー部に設けても同様である。
ファン23を用いて強制冷却としたが、凝縮器17の一
部が断熱筺体22内に埋設され、もしくは、機械室21
の外部に凝縮器17が設置されたものであって、庫外フ
ァン23を用いずに自然冷却するものであっても同様で
ある。
の各室の吹出口に対して吹出口切替手段26を設けた
が、吸込口に設けても同様の効果が得られる。
れば、圧縮機と凝縮器と毛細管と蒸発器とを順次環状に
接続した冷凍サイクルを設置し、少なくとも一つの冷凍
室と、少なくとも一つの冷蔵室と、蒸発器,冷気循環手
段,冷凍室へ冷気を送り出す冷凍室吹出口,冷蔵室へ冷
気を送り出す冷蔵室吹出口,及び冷凍室吹出口と冷蔵室
吹出口とを切替える吹出口切替手段とを有する冷却器室
と、前記冷凍室内に設けた冷凍室温度検知手段と、前記
冷蔵室内に設けた冷蔵室温度検知手段と、前記圧縮機,
前記吹出口切替手段及び前記冷気循環手段を動作させ
て、前記冷凍室吹出口及び冷蔵室吹出口を順次切替える
冷却制御手段とを備えることにより冷凍室,冷蔵室の冷
却能力を向上し、高効率な冷蔵庫を提供できる。
所定の時間だけ吹出口切替手段を運転して冷凍室吹出口
を閉口させ、かつ冷蔵室吹出口を開口させ、冷気循環手
段を運転することで、冷蔵室内空気と蒸発器とを熱交換
させるので熱交換性能を高度に維持することが可能な冷
蔵庫が提供できる。
なくとも一つの冷蔵室扉と、冷凍室扉開閉検知手段と、
冷蔵庫扉開閉検知手段を設け、冷却運転中に前記冷凍室
扉開閉検知手段が扉の開状態を検知している間は、冷却
制御手段は吹出口切替手段を運転させて冷凍室吹出口が
閉口し、冷蔵室吹出口が開口するようにし、前記冷蔵室
扉開閉検知手段が扉の開状態を検知している間は、前記
冷却制御手段は吹出口切替手段を運転させて冷蔵室吹出
口が閉口し、冷凍室吹出口が開口するようにしているの
で、冷凍室扉が開けられた場合の電力ロスを軽減するこ
とが可能な冷蔵庫を提供できる。
設け、除霜時間には圧縮機を停止し、吹出口切替手段を
運転して冷凍室吹出口は閉じ、冷蔵室吹出口は開口と
し、冷気循環手段により冷蔵室内空気と蒸発器と熱交換
させるので、冷凍室の温度上昇を防止し、再冷却のため
の消費電力量の低減が可能で、かつ高容積効率の冷蔵庫
を提供できる。
ート
ート
タイムチャート
ート
ャート
Claims (4)
- 【請求項1】 圧縮機と凝縮器と毛細管と蒸発器とを順
次環状に接続した冷凍サイクルを設置し、少なくとも一
つの冷凍室と、少なくとも一つの冷蔵室と、蒸発器,冷
気循環手段,冷凍室へ冷気を送り出す冷凍室吹出口,冷
蔵室へ冷気を送り出す冷蔵室吹出口及び、冷凍室吹出口
と冷蔵室吹出口とを切替える吹出口切替手段を有する冷
却器室と、冷凍室内に設けた冷凍室温度検知手段と、冷
蔵室内に設けた冷蔵室温度検知手段と、圧縮機と吹出口
切替手段と冷気循環手段とを動作させ、冷凍室と冷蔵室
吹出口を切替える冷却制御手段とを備えた冷蔵庫。 - 【請求項2】 冷却制御手段により、圧縮機の停止時
に、所定時間吹出口切替手段を運転させて冷凍室吹出口
を閉口し、冷蔵室吹出口を開口し、かつ冷気循環手段を
運転させて冷蔵室内の空気と蒸発器とを熱交換させる請
求項1に記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 少なくとも一つの冷凍室扉と、少なくと
も一つの冷蔵室扉と、冷凍室扉開閉検知手段と、冷蔵室
開閉検知手段とを設け、冷却運転中に冷凍室扉開閉検知
手段が扉の開状態を検知している間は、冷却制御手段は
吹出口切替手段を運転させて冷凍室吹出口を閉口し、冷
蔵室吹出口を開口させ、冷蔵室扉開閉検知手段が扉の開
状態を検知している間は、冷却制御手段は吹出口切替手
段を運転させて冷蔵室吹出口を閉口し、冷凍室吹出口を
開口させる請求項1もしくは2に記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】 所定の期間ごとに除霜時間を設け、除霜
時間中は圧縮機を停止し、吹出口切替手段は冷凍室吹出
口を閉口し、冷蔵室吹出口を開口し、冷気循環手段によ
り冷蔵室内の空気と蒸発器とを熱交換させる請求項1な
いし3のいずれかに記載の冷蔵庫。
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JPH0989433A true JPH0989433A (ja) | 1997-04-04 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3681795B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP24288695A patent/JP3681795B2/ja not_active Expired - Fee Related
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