JPH098900A - 音声メッセージ返信機能付き通信端末装置 - Google Patents
音声メッセージ返信機能付き通信端末装置Info
- Publication number
- JPH098900A JPH098900A JP7158936A JP15893695A JPH098900A JP H098900 A JPH098900 A JP H098900A JP 7158936 A JP7158936 A JP 7158936A JP 15893695 A JP15893695 A JP 15893695A JP H098900 A JPH098900 A JP H098900A
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- JP
- Japan
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- message
- communication terminal
- telephone number
- country
- terminal device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 留守中に使用言語が異なる人が電話をかけて
きた場合でも、その人の言語にあわせた応答メッセージ
を通知することによって、確実に伝言メッセージを受け
付け、録音ができるようにする。 【構成】 呼出信号とともに送信されて来る発信元電話
番号を検出する発信元電話番号検出手段１と、着信時に
返信すべき応答メッセージを、その国、地方の言語に翻
訳して、発信元電話番号のエリア種別に対応させて登録
させた多言語応答メッセージ登録手段６とを備え、発信
元電話番号の国、地区コードに対応した応答メッセージ
を返信する構成となっている。
きた場合でも、その人の言語にあわせた応答メッセージ
を通知することによって、確実に伝言メッセージを受け
付け、録音ができるようにする。 【構成】 呼出信号とともに送信されて来る発信元電話
番号を検出する発信元電話番号検出手段１と、着信時に
返信すべき応答メッセージを、その国、地方の言語に翻
訳して、発信元電話番号のエリア種別に対応させて登録
させた多言語応答メッセージ登録手段６とを備え、発信
元電話番号の国、地区コードに対応した応答メッセージ
を返信する構成となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換局による発信
元情報サービスを有効に利用出来る音声メッセージ返信
機能付き通信端末装置に関する。
元情報サービスを有効に利用出来る音声メッセージ返信
機能付き通信端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、電話機やファクシミリ装置等
の通信端末装置に音声メッセージ返信機能を備えて、留
守録音を行うものが普及している。留守録音の機能を備
えることにより、外出するとき等に、通信端末装置に備
えられた釦の操作等を行い、留守録音モードに設定して
おくだけで、留守中にかかってきた電話に対して、応答
メッセージで留守である旨を通知した後、伝言メッセー
ジを受け付けて、録音テープや半導体メモリにその伝言
メッセージを録音しておくことができる。これにより、
外出から戻ったとき等に録音した伝言メッセージを再生
すれば、留守中の電話連絡の有無を確認することがで
き、重要な電話連絡でも聞き逃さずに残しておける。
の通信端末装置に音声メッセージ返信機能を備えて、留
守録音を行うものが普及している。留守録音の機能を備
えることにより、外出するとき等に、通信端末装置に備
えられた釦の操作等を行い、留守録音モードに設定して
おくだけで、留守中にかかってきた電話に対して、応答
メッセージで留守である旨を通知した後、伝言メッセー
ジを受け付けて、録音テープや半導体メモリにその伝言
メッセージを録音しておくことができる。これにより、
外出から戻ったとき等に録音した伝言メッセージを再生
すれば、留守中の電話連絡の有無を確認することがで
き、重要な電話連絡でも聞き逃さずに残しておける。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
音声メッセージ返信機能付き通信端末装置では、留守で
ある旨を通知する応答メッセージは、予め、この通信端
末機に記憶されていたり、マイクを通じて録音した、特
定のメッセージに限られているため、使用言語が異なる
外国の人が、この通信端末装置に電話をかけてきた場合
には、応答メッセージが理解されずに、伝言メッセージ
の録音が行われない場合があった。
音声メッセージ返信機能付き通信端末装置では、留守で
ある旨を通知する応答メッセージは、予め、この通信端
末機に記憶されていたり、マイクを通じて録音した、特
定のメッセージに限られているため、使用言語が異なる
外国の人が、この通信端末装置に電話をかけてきた場合
には、応答メッセージが理解されずに、伝言メッセージ
の録音が行われない場合があった。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、使用言語が異なる人が電話をかけてきた場合で
も、その人の言語にあわせた応答メッセージを通知する
ことによって、伝言メッセージを受付け、録音すること
ができる音声メッセージ返信機能付き通信端末装置を提
供することを目的とする。
であり、使用言語が異なる人が電話をかけてきた場合で
も、その人の言語にあわせた応答メッセージを通知する
ことによって、伝言メッセージを受付け、録音すること
ができる音声メッセージ返信機能付き通信端末装置を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
提案される請求項１に記載の本発明は、呼出信号ととも
に送信されて来る発信元電話番号を検出する発信元電話
番号検出手段と、着信時に返信すべき応答メッセージ
を、その国、地方の言語に翻訳して、発信元電話番号の
エリア種別に対応させて登録させた多言語応答メッセー
ジ登録手段とを備えている。
提案される請求項１に記載の本発明は、呼出信号ととも
に送信されて来る発信元電話番号を検出する発信元電話
番号検出手段と、着信時に返信すべき応答メッセージ
を、その国、地方の言語に翻訳して、発信元電話番号の
エリア種別に対応させて登録させた多言語応答メッセー
ジ登録手段とを備えている。
【０００６】ここに、呼出信号とともに送出される発信
元電話番号としては、呼出信号の送信時、呼出停止期間
中に送信される信号などが使用される。この信号は、ア
メリカでは「コーラーＩＤ」、イギリスでは「コーラー
ディスプレイ」という名称のシステムにおいて使用され
ており、電話交換局が発信元情報サービスとして、電話
番号や時刻等の情報を１２００ｂｐｓのモデム信号に含
ませ、断続する呼出信号（２秒呼出、４秒停止）の間に
付加して送信している。
元電話番号としては、呼出信号の送信時、呼出停止期間
中に送信される信号などが使用される。この信号は、ア
メリカでは「コーラーＩＤ」、イギリスでは「コーラー
ディスプレイ」という名称のシステムにおいて使用され
ており、電話交換局が発信元情報サービスとして、電話
番号や時刻等の情報を１２００ｂｐｓのモデム信号に含
ませ、断続する呼出信号（２秒呼出、４秒停止）の間に
付加して送信している。
【０００７】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の多言語応答メッセージ登録手段が、異なる言語の応
答メッセージにアドレスを対応させて登録した応答メッ
セージメモリと、発信元電話番号から抽出された国、地
区コードに、応答メッセージメモリのアドレスを対応さ
せて記憶した国、地区コード変換テーブルとを備えた構
成となっている。
載の多言語応答メッセージ登録手段が、異なる言語の応
答メッセージにアドレスを対応させて登録した応答メッ
セージメモリと、発信元電話番号から抽出された国、地
区コードに、応答メッセージメモリのアドレスを対応さ
せて記憶した国、地区コード変換テーブルとを備えた構
成となっている。
【０００８】請求項３に記載の本発明は、請求項１また
は２に記載の通信端末装置が、留守録音機能を備えたフ
ァクシミリ装置となっている。
は２に記載の通信端末装置が、留守録音機能を備えたフ
ァクシミリ装置となっている。
【０００９】
【作用】本発明の請求項１に記載の音声メッセージ返信
機能付き通信端末装置では、外線からの呼出し時に、呼
出信号とともに送信されて来る発信元電話番号を発信元
電話番号検出手段で検出し判別する。この判別結果に基
づき、発信元電話番号から国、地区コード（国番号、市
外局番等）を更に読出し、多言語応答メッセージ登録手
段を参照して、その国、地区コードに応じた言語の応答
メッセージを選択し、呼出に着信して、選択した言語の
応答メッセージを発信元に返信する。
機能付き通信端末装置では、外線からの呼出し時に、呼
出信号とともに送信されて来る発信元電話番号を発信元
電話番号検出手段で検出し判別する。この判別結果に基
づき、発信元電話番号から国、地区コード（国番号、市
外局番等）を更に読出し、多言語応答メッセージ登録手
段を参照して、その国、地区コードに応じた言語の応答
メッセージを選択し、呼出に着信して、選択した言語の
応答メッセージを発信元に返信する。
【００１０】請求項２に記載の音声メッセージ返信機能
付き通信端末装置では、発信元電話番号検出手段で発信
元電話番号を検出し判別すると、この判別結果に基づ
き、発信元電話番号から国、地区コードを読出し、国、
地区コード変換テーブルを参照して、国、地区コードに
対応した応答メッセージメモリのアドレスを検出し、こ
のアドレスに対応した応答メッセージを発信元に返信す
る。
付き通信端末装置では、発信元電話番号検出手段で発信
元電話番号を検出し判別すると、この判別結果に基づ
き、発信元電話番号から国、地区コードを読出し、国、
地区コード変換テーブルを参照して、国、地区コードに
対応した応答メッセージメモリのアドレスを検出し、こ
のアドレスに対応した応答メッセージを発信元に返信す
る。
【００１１】請求項３に記載の音声メッセージ返信機能
付き通信端末装置は、ファクシミリ装置であり、留守録
音モードに設定しているときに呼出があると、発信元電
話番号検出手段によって発信元電話番号を検出し、この
電話番号のエリア種別に対応した応答メッセージを多言
語応答メッセージ登録手段から選択して、発信元に返信
する。
付き通信端末装置は、ファクシミリ装置であり、留守録
音モードに設定しているときに呼出があると、発信元電
話番号検出手段によって発信元電話番号を検出し、この
電話番号のエリア種別に対応した応答メッセージを多言
語応答メッセージ登録手段から選択して、発信元に返信
する。
【００１２】
【実施例】以下に、添付図とともに本発明の実施例につ
いて説明する。図１は、本発明に係る音声メッセージ返
信機能付き通信端末装置の構成の一例を示したブロック
図である。この図は、留守録音機能を備えたファクシミ
リ装置Ｆの構成を示しているが、本発明はこれには限定
されず、留守番電話機等、その他の通信端末装置であっ
ても構わない。
いて説明する。図１は、本発明に係る音声メッセージ返
信機能付き通信端末装置の構成の一例を示したブロック
図である。この図は、留守録音機能を備えたファクシミ
リ装置Ｆの構成を示しているが、本発明はこれには限定
されず、留守番電話機等、その他の通信端末装置であっ
ても構わない。
【００１３】このファクシミリ装置Ｆには、電話回線Ｌ
に対する回線接続や回線切換を行ない、モデムプロセッ
サ１ａを備えてファクシミリ通信手順を実行するととも
に、呼出信号とともに送信されて来る発信元電話番号を
検出するための回線制御部１（発信元電話番号検出手
段）、ハンドセット２による通話を可能にする通話回路
３、各部を制御するためにＣＰＵ等で構成された信号処
理部４、音声メッセージ返信機能を実行制御するＴＡＤ
(Telephone Answering Device)ドライバー５、着信時に
返信すべき応答メッセージを、発信元電話番号のエリア
種別に対応させて登録させた応答メッセージ登録部６
（多言語応答メッセージ登録手段）、留守中の発信元か
らの音声メッセージを録音する伝言メッセージ録音部
７、応答メッセージを録音するためのマイク８、伝言メ
ッセージを再生するためのスピーカ９、ＲＯＭ１０ａ及
びＲＡＭ１０ｂで構成された記憶部１０、画像読取部１
１、印字出力部１２、テンキーやモード設定スイッチ等
で構成された操作部１３、液晶画面等で構成された表示
部１４を備えている。
に対する回線接続や回線切換を行ない、モデムプロセッ
サ１ａを備えてファクシミリ通信手順を実行するととも
に、呼出信号とともに送信されて来る発信元電話番号を
検出するための回線制御部１（発信元電話番号検出手
段）、ハンドセット２による通話を可能にする通話回路
３、各部を制御するためにＣＰＵ等で構成された信号処
理部４、音声メッセージ返信機能を実行制御するＴＡＤ
(Telephone Answering Device)ドライバー５、着信時に
返信すべき応答メッセージを、発信元電話番号のエリア
種別に対応させて登録させた応答メッセージ登録部６
（多言語応答メッセージ登録手段）、留守中の発信元か
らの音声メッセージを録音する伝言メッセージ録音部
７、応答メッセージを録音するためのマイク８、伝言メ
ッセージを再生するためのスピーカ９、ＲＯＭ１０ａ及
びＲＡＭ１０ｂで構成された記憶部１０、画像読取部１
１、印字出力部１２、テンキーやモード設定スイッチ等
で構成された操作部１３、液晶画面等で構成された表示
部１４を備えている。
【００１４】回線制御部１には、モデムプロセッサ１ａ
の他に、回線切換部１ｂ、電話回線Ｌを介して送信され
る呼出信号間のモデム信号を通過させるコンデンサ、抵
抗からなる交流結合部１ｃ、トランス１ｄ、電話回線Ｌ
からの呼出信号を検出する呼出信号検出回路１ｅを備え
ており、モデムプロッセッサ１ａは、プロトコル信号発
生回路、プロトコル信号検出回路、呼出信号間のモデム
信号や送受信される画像データを変調、復調する変復調
回路等を含んでいる。
の他に、回線切換部１ｂ、電話回線Ｌを介して送信され
る呼出信号間のモデム信号を通過させるコンデンサ、抵
抗からなる交流結合部１ｃ、トランス１ｄ、電話回線Ｌ
からの呼出信号を検出する呼出信号検出回路１ｅを備え
ており、モデムプロッセッサ１ａは、プロトコル信号発
生回路、プロトコル信号検出回路、呼出信号間のモデム
信号や送受信される画像データを変調、復調する変復調
回路等を含んでいる。
【００１５】以下に、このファクシミリ装置Ｆの動作を
説明する。本発明の音声メッセージ返信機能付き通信端
末装置は、電話交換局による発信元情報サービスを有効
に利用でき、図４に示すような呼出信号ＣＩを呼出信号
検出回路１ｅで検出すると、呼出停止期間中に送出され
る１２００ｂｐｓのモデム信号Ｓを、交流結合部１ｃで
通過させモデムプロセッサ１ａで復調して、この信号に
含まれる発信元電話番号、時刻等の情報を検出する。
説明する。本発明の音声メッセージ返信機能付き通信端
末装置は、電話交換局による発信元情報サービスを有効
に利用でき、図４に示すような呼出信号ＣＩを呼出信号
検出回路１ｅで検出すると、呼出停止期間中に送出され
る１２００ｂｐｓのモデム信号Ｓを、交流結合部１ｃで
通過させモデムプロセッサ１ａで復調して、この信号に
含まれる発信元電話番号、時刻等の情報を検出する。
【００１６】信号処理部４では、予め、操作部１３のス
イッチ操作等によって留守録音モードに設定されている
ときには、検出した発信元電話番号から国、地区コード
を抽出して、その国、地区コードに対応した言語の応答
メッセージを応答メッセージ録音部６から選択し、回線
切換部１ｂの動作によって着信した後に、ＴＡＤドライ
バー５により、選択した応答メッセージを発信元に返信
する。
イッチ操作等によって留守録音モードに設定されている
ときには、検出した発信元電話番号から国、地区コード
を抽出して、その国、地区コードに対応した言語の応答
メッセージを応答メッセージ録音部６から選択し、回線
切換部１ｂの動作によって着信した後に、ＴＡＤドライ
バー５により、選択した応答メッセージを発信元に返信
する。
【００１７】これに対して発信元では自身の国、地区の
言語で留守であることを示した応答メッセージが返信さ
れるので、これに従って伝言メッセージを入力する。す
ると受信側では、伝言メッセージを電話回線Ｌを介して
受付け、ＴＡＤドライバー５が、その音声を伝言メッセ
ージ録音部７に記憶し、その後の操作部１３のボタン操
作等による伝言メッセージの再生を可能にする。
言語で留守であることを示した応答メッセージが返信さ
れるので、これに従って伝言メッセージを入力する。す
ると受信側では、伝言メッセージを電話回線Ｌを介して
受付け、ＴＡＤドライバー５が、その音声を伝言メッセ
ージ録音部７に記憶し、その後の操作部１３のボタン操
作等による伝言メッセージの再生を可能にする。
【００１８】上記した国、地区コードは、国際電話の場
合、発信元電話番号の先頭に付加された国際電話用番号
（００１，００４１，００６１等）に続いて入力されて
いる国番号及び市外局番が使用される。国内電話の場合
は、先頭に国際電話用番号が付加されていないので、こ
れを判別して日本語の応答メッセージを選択し返信すれ
ばよい。
合、発信元電話番号の先頭に付加された国際電話用番号
（００１，００４１，００６１等）に続いて入力されて
いる国番号及び市外局番が使用される。国内電話の場合
は、先頭に国際電話用番号が付加されていないので、こ
れを判別して日本語の応答メッセージを選択し返信すれ
ばよい。
【００１９】図２には、応答メッセージ登録部６の構成
を示している。この応答メッセージ登録部６は、異なる
言語の応答メッセージにアドレスを対応させて登録した
応答メッセージメモリ６ａと、発信元電話番号から抽出
された国、地区コードに、応答メッセージメモリ６ａの
アドレスを対応させて記憶した国、地区コード変換テー
ブル６ｂとで構成されている。この応答メッセージ登録
部６の内容は、予め、操作部１３の操作によって、表示
部１４の表示を見ながら登録されており、応答メッセー
ジは、マイク８を通じて、各国、各地方の言語に翻訳さ
れて入力されている。
を示している。この応答メッセージ登録部６は、異なる
言語の応答メッセージにアドレスを対応させて登録した
応答メッセージメモリ６ａと、発信元電話番号から抽出
された国、地区コードに、応答メッセージメモリ６ａの
アドレスを対応させて記憶した国、地区コード変換テー
ブル６ｂとで構成されている。この応答メッセージ登録
部６の内容は、予め、操作部１３の操作によって、表示
部１４の表示を見ながら登録されており、応答メッセー
ジは、マイク８を通じて、各国、各地方の言語に翻訳さ
れて入力されている。
【００２０】この図では、国、地区コードを検出しなか
った場合は、日本国内からの発信であると判断して、メ
ッセージ１として登録された日本語のメッセージ（例え
ば「○○です。留守にしておりますので、メッセージを
入力して下さい。」）を返信し、国、地区コードが「１
（アメリカ）」、「４４（イギリス）」のときには、メ
ッセージ３として登録された英語に翻訳されたメッセー
ジを、国、地区コードが「８６（中国）」のときには、
メッセージ２として登録された中国語に翻訳されたメッ
セージを返信するようになっている。もちろん、この通
信端末装置を海外で使用する場合には、日本の国、地区
コードを登録する必要がある。
った場合は、日本国内からの発信であると判断して、メ
ッセージ１として登録された日本語のメッセージ（例え
ば「○○です。留守にしておりますので、メッセージを
入力して下さい。」）を返信し、国、地区コードが「１
（アメリカ）」、「４４（イギリス）」のときには、メ
ッセージ３として登録された英語に翻訳されたメッセー
ジを、国、地区コードが「８６（中国）」のときには、
メッセージ２として登録された中国語に翻訳されたメッ
セージを返信するようになっている。もちろん、この通
信端末装置を海外で使用する場合には、日本の国、地区
コードを登録する必要がある。
【００２１】また、応答メッセージメモリ６ａに音声で
入力された応答メッセージは、国、地区コードを詳細に
設定することによって、同じ国からの発信に対して、異
なる言語にすることができ（例えば、北京語と広東語
等）、国、地区コードに電話番号の全てを登録するよう
にすれば、各発信元に対応した言語、内容にすることも
可能となる。
入力された応答メッセージは、国、地区コードを詳細に
設定することによって、同じ国からの発信に対して、異
なる言語にすることができ（例えば、北京語と広東語
等）、国、地区コードに電話番号の全てを登録するよう
にすれば、各発信元に対応した言語、内容にすることも
可能となる。
【００２２】図３のステップ１００〜１０９は、本発明
に係る通信端末装置の基本動作をフローチャートで示し
たものである。呼出信号を受けると発信元電話番号を検
出し、これを基にして応答メッセージを選択した後に着
信し、発信元の言語に対応した応答メッセージによって
伝言メッセージの入力を促す。
に係る通信端末装置の基本動作をフローチャートで示し
たものである。呼出信号を受けると発信元電話番号を検
出し、これを基にして応答メッセージを選択した後に着
信し、発信元の言語に対応した応答メッセージによって
伝言メッセージの入力を促す。
【００２３】なお、応答メッセージの選択は着信後であ
ってもよいこととし、これによれば、呼出音に応じて、
ハンドセット２を取り上げ着信した場合でも、余計な動
作を行わなくて済む。次に、発信元情報サービスにおけ
る呼出信号の一例を図４に示す。発信元の通信端末装置
（電話機等）が呼出すると、電話回線Ｌを介して送信さ
れる呼出信号ＣＩ間に、１２００ｂｐｓのモデム信号Ｓ
が挿入されて、受信側の通信端末装置に伝送される。こ
のモデム信号Ｓの中には、発信元情報として、少なくと
も電話番号が含まれているので、この信号を検出し復調
すれば、受信側では、送信側（発信元）の正確な情報を
得ることができる。
ってもよいこととし、これによれば、呼出音に応じて、
ハンドセット２を取り上げ着信した場合でも、余計な動
作を行わなくて済む。次に、発信元情報サービスにおけ
る呼出信号の一例を図４に示す。発信元の通信端末装置
（電話機等）が呼出すると、電話回線Ｌを介して送信さ
れる呼出信号ＣＩ間に、１２００ｂｐｓのモデム信号Ｓ
が挿入されて、受信側の通信端末装置に伝送される。こ
のモデム信号Ｓの中には、発信元情報として、少なくと
も電話番号が含まれているので、この信号を検出し復調
すれば、受信側では、送信側（発信元）の正確な情報を
得ることができる。
【００２４】以上、留守録音機能を備えたファクシミリ
装置を中心に説明したが、本発明はこれには限定され
ず、留守録音機能を備えていなくても、呼出した通信端
末装置に対して何等かの音声メッセージを通知する通信
端末装置であれば、本発明の対象となる。
装置を中心に説明したが、本発明はこれには限定され
ず、留守録音機能を備えていなくても、呼出した通信端
末装置に対して何等かの音声メッセージを通知する通信
端末装置であれば、本発明の対象となる。
【００２５】
【発明の効果】本発明の請求項１〜３に記載の音声メッ
セージ返信機能付き通信端末装置によれば、留守中に呼
出があったときには、発信元の電話番号を参照して、そ
の発信元の国、地区に応じた言語の応答メッセージを返
信するので、その応答メッセージによって、確実に伝言
メッセージの入力を催促できる。また、留守であること
が正確に伝わることから、意思が伝わらないことによっ
て発生するトラブルを防ぐことが出来る。
セージ返信機能付き通信端末装置によれば、留守中に呼
出があったときには、発信元の電話番号を参照して、そ
の発信元の国、地区に応じた言語の応答メッセージを返
信するので、その応答メッセージによって、確実に伝言
メッセージの入力を催促できる。また、留守であること
が正確に伝わることから、意思が伝わらないことによっ
て発生するトラブルを防ぐことが出来る。
【００２６】特に、請求項２によれば、国、地区コード
と応答メッセージを関連させて記憶させておけば、発信
元になりうる国、地区が、複数存在する場合でも、それ
ぞれの国、地区の言語によって応答メッセージを返信す
ることが出来る。また、発信元の国、地区が追加、変更
となった場合でも、それぞれの国、地区に対する、国、
地区コードの設定、応答メッセージの追加録音、再録音
が簡単に出来る。
と応答メッセージを関連させて記憶させておけば、発信
元になりうる国、地区が、複数存在する場合でも、それ
ぞれの国、地区の言語によって応答メッセージを返信す
ることが出来る。また、発信元の国、地区が追加、変更
となった場合でも、それぞれの国、地区に対する、国、
地区コードの設定、応答メッセージの追加録音、再録音
が簡単に出来る。
【図１】本発明に係る音声メッセージ返信機能付き通信
端末装置（留守録音機能を備えたファクシミリ装置）の
基本構成の一例を示したブロック図である。
端末装置（留守録音機能を備えたファクシミリ装置）の
基本構成の一例を示したブロック図である。
【図２】多言語応答メッセージ登録手段（応答メッセー
ジ登録部）の構成の一例を示した図である。
ジ登録部）の構成の一例を示した図である。
【図３】本発明に係る音声メッセージ返信機能付き通信
端末装置の基本動作の一例を示したフローチャートであ
る。
端末装置の基本動作の一例を示したフローチャートであ
る。
【図４】発信元情報サービスにおける呼出信号の一例を
示す図である。
示す図である。
Ｆ・・・留守録音機能を備えたファクシミリ装置 １・・・回線制御部（発信元電話番号検出手段） １ａ・・・モデムプロッセッサ １ｅ・・・呼出信号検出回路 ４・・・信号処理部 ５・・・ＴＡＤドライバー ６・・・応答メッセージ登録部（多言語応答メッセージ
登録手段） ６ａ・・・応答メッセージメモリ ６ｂ・・・国、地区コード変換テーブル ７・・・伝言メッセージ録音部 ８・・・マイク ９・・・スピーカ １３・・・操作部 Ｌ・・・電話回線 ＣＩ・・・呼出信号 Ｓ・・・モデム信号
登録手段） ６ａ・・・応答メッセージメモリ ６ｂ・・・国、地区コード変換テーブル ７・・・伝言メッセージ録音部 ８・・・マイク ９・・・スピーカ １３・・・操作部 Ｌ・・・電話回線 ＣＩ・・・呼出信号 Ｓ・・・モデム信号
Claims (3)
- 【請求項１】呼出信号とともに送信されて来る発信元電
話番号を検出する発信元電話番号検出手段と、着信時に
返信すべき応答メッセージを、その国、地方の言語に翻
訳して、発信元電話番号のエリア種別に対応させて登録
させた多言語応答メッセージ登録手段とを備えたことを
特徴とする音声メッセージ返信機能付き通信端末装置。 - 【請求項２】多言語応答メッセージ登録手段は、異なる
言語の応答メッセージにアドレスを対応させて登録した
応答メッセージメモリと、発信元電話番号から抽出され
た国、地区コードに、応答メッセージメモリのアドレス
を対応させて記憶した国、地区コード変換テーブルとを
備えた構成とした請求項１に記載の音声メッセージ返信
機能付き通信端末装置。 - 【請求項３】通信端末装置が留守録音機能を備えたファ
クシミリ装置である請求項１または２に記載の音声メッ
セージ返信機能付き通信端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158936A JPH098900A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 音声メッセージ返信機能付き通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158936A JPH098900A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 音声メッセージ返信機能付き通信端末装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH098900A true JPH098900A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15682586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158936A Pending JPH098900A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 音声メッセージ返信機能付き通信端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH098900A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000059596A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-25 | Brother Ind Ltd | 多機能周辺装置 |
| JP2006217268A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電話機 |
| JP2008125086A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Avaya Technology Llc | メディアに依存しないオフィス外管理 |
| CN113327582A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-08-31 | 北京声智科技有限公司 | 语音交互方法、装置、电子设备及存储介质 |
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1995
- 1995-06-26 JP JP7158936A patent/JPH098900A/ja active Pending
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