JPH0988976A - 転がり軸受の給油装置 - Google Patents
転がり軸受の給油装置Info
- Publication number
- JPH0988976A JPH0988976A JP7252500A JP25250095A JPH0988976A JP H0988976 A JPH0988976 A JP H0988976A JP 7252500 A JP7252500 A JP 7252500A JP 25250095 A JP25250095 A JP 25250095A JP H0988976 A JPH0988976 A JP H0988976A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil supply
- inner ring
- shaft
- bearing
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/6659—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles
- F16C33/6677—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles from radial inside, e.g. via a passage through the shaft and/or inner ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/42—Pumps with cylinders or pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸の給油通路から軸受内部に潤滑油を供給す
る場合に、軸受の内輪に給油穴をあけることなく、充分
かつ確実に給油を行えるようにすることである。 【解決手段】 軸２のまわりに固定したアンギュラ型玉
軸受１の内輪５の一方の端部に給油プレート８を嵌着
し、その給油プレート８の内輪５側の端面に凹所１１と
これに連続した溝１３を形成し、内輪５の端面と上記凹
所１１とにより給油溜り１２を形成すると共に、上記溝
１３と内輪５の端面との間で給油ノズル１４を形成し、
前記軸２の分岐通路４を上記の給油溜り１２に連通させ
た構成とした。
る場合に、軸受の内輪に給油穴をあけることなく、充分
かつ確実に給油を行えるようにすることである。 【解決手段】 軸２のまわりに固定したアンギュラ型玉
軸受１の内輪５の一方の端部に給油プレート８を嵌着
し、その給油プレート８の内輪５側の端面に凹所１１と
これに連続した溝１３を形成し、内輪５の端面と上記凹
所１１とにより給油溜り１２を形成すると共に、上記溝
１３と内輪５の端面との間で給油ノズル１４を形成し、
前記軸２の分岐通路４を上記の給油溜り１２に連通させ
た構成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、スクロールコン
プレッサ、工作機主軸等における転がり軸受の給油装置
に関するものである。
プレッサ、工作機主軸等における転がり軸受の給油装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の給油装置としては、図６に示す
ように、アンギュラ型玉軸受１を固定した軸２の中心に
給油通路３を設けると共に、その給油通路３に連通した
半径方向の分岐通路４を設け、軸受１の内輪５に上記分
岐通路４と連通した給油穴６を設けている。
ように、アンギュラ型玉軸受１を固定した軸２の中心に
給油通路３を設けると共に、その給油通路３に連通した
半径方向の分岐通路４を設け、軸受１の内輪５に上記分
岐通路４と連通した給油穴６を設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のごときアンギュ
ラ型玉軸受１の内輪５に給油穴６を設ける場合は、軌道
７を避けた位置に設けることができるが、図７のような
円筒ころ軸受１’の場合は、スペース上の余裕がないた
め、軌道７に給油穴６を設けざるをえない。
ラ型玉軸受１の内輪５に給油穴６を設ける場合は、軌道
７を避けた位置に設けることができるが、図７のような
円筒ころ軸受１’の場合は、スペース上の余裕がないた
め、軌道７に給油穴６を設けざるをえない。
【０００４】上記いずれの場合も、内輪５に給油穴６を
設けるものであるため、その穴径の大きさに制限を受
け、所望の大きさの穴をあけることができず、また多数
の穴を設けることは軸受の精度維持の点から制限を受け
る。更に、図７のように軌道面７に穴をあけると、その
穴を起点にして組織の剥離が発生する問題もある。
設けるものであるため、その穴径の大きさに制限を受
け、所望の大きさの穴をあけることができず、また多数
の穴を設けることは軸受の精度維持の点から制限を受け
る。更に、図７のように軌道面７に穴をあけると、その
穴を起点にして組織の剥離が発生する問題もある。
【０００５】この発明は以上の点にかんがみ、軸受の性
能に何らの悪影響をもたらすことなく、所要の給油が行
えるようにすることを目的とする。
能に何らの悪影響をもたらすことなく、所要の給油が行
えるようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は軸に給油通路を設け、該軸に固定した
転がり軸受に対応して上記給油通路に連通した分岐通路
を該軸に設けてなる転がり軸受の給油装置において、上
記転がり軸受の内輪の一端に嵌着した給油プレートを前
記軸のまわりに固定し、上記給油プレートの内輪側の端
面に周方向に所定の間隔をおいて形成した凹所と内輪と
の間に給油溜りを設け、上記凹所に連通した溝と内輪と
の間に給油ノズルを設け、前記軸の分岐通路を上記給油
溜りに連通した構成としたものである。
めに、この発明は軸に給油通路を設け、該軸に固定した
転がり軸受に対応して上記給油通路に連通した分岐通路
を該軸に設けてなる転がり軸受の給油装置において、上
記転がり軸受の内輪の一端に嵌着した給油プレートを前
記軸のまわりに固定し、上記給油プレートの内輪側の端
面に周方向に所定の間隔をおいて形成した凹所と内輪と
の間に給油溜りを設け、上記凹所に連通した溝と内輪と
の間に給油ノズルを設け、前記軸の分岐通路を上記給油
溜りに連通した構成としたものである。
【０００７】
【作用】上記構成の給油装置は、潤滑油が軸の給油通路
及び分岐通路を経て、給油溜りに供給され、更にその給
油溜りから給油ノズルを経て転がり軸受の内部に給油さ
れる。
及び分岐通路を経て、給油溜りに供給され、更にその給
油溜りから給油ノズルを経て転がり軸受の内部に給油さ
れる。
【０００８】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。図１に示すように、軸２のまわり
にアンギュラ型玉軸受１が固定され、その内輪５の一端
に給油プレート８が嵌着される。給油プレート８は、全
体として環状をなし、内輪５と軸２の段部１０との間に
介在して内輪５の他端をナット１５で締付けて固定す
る。また該給油プレート８の外周部分には軸受１の方向
へ突き出した突出部９が形成され、その突出部９を内輪
５の端部の外径面に嵌着している。
に基づいて説明する。図１に示すように、軸２のまわり
にアンギュラ型玉軸受１が固定され、その内輪５の一端
に給油プレート８が嵌着される。給油プレート８は、全
体として環状をなし、内輪５と軸２の段部１０との間に
介在して内輪５の他端をナット１５で締付けて固定す
る。また該給油プレート８の外周部分には軸受１の方向
へ突き出した突出部９が形成され、その突出部９を内輪
５の端部の外径面に嵌着している。
【０００９】また、上記給油プレート８の内輪５側の端
面に、周方向に一定の間隔をおいて内径側に開放された
凹所１１が形成され（図４参照）、その凹所１１と内輪
５の端面とにより給油溜り１２が形成される（図２参
照）。
面に、周方向に一定の間隔をおいて内径側に開放された
凹所１１が形成され（図４参照）、その凹所１１と内輪
５の端面とにより給油溜り１２が形成される（図２参
照）。
【００１０】また、上記凹所１１の上端部から前記突出
部９の内側面に沿って該凹所１１と同幅で、突出部９内
面の先端に開放された浅い溝１３が形成され、その浅い
溝１３と内輪５との間に一定の間隙をもった給油ノズル
１４が形成される。その給油ノズル１４は前記の給油溜
り１２に連通すると共に、内輪５の外径面上に開放され
る。
部９の内側面に沿って該凹所１１と同幅で、突出部９内
面の先端に開放された浅い溝１３が形成され、その浅い
溝１３と内輪５との間に一定の間隙をもった給油ノズル
１４が形成される。その給油ノズル１４は前記の給油溜
り１２に連通すると共に、内輪５の外径面上に開放され
る。
【００１１】前記の軸２の中心には給油通路３が形成さ
れ、その給油通路３に連通した複数の分岐通路４が放射
方向に形成され（図３参照）、それぞれ前記の給油溜り
１２に連通される。
れ、その給油通路３に連通した複数の分岐通路４が放射
方向に形成され（図３参照）、それぞれ前記の給油溜り
１２に連通される。
【００１２】上記の給油装置において、内部圧力により
給油通路３に供給された潤滑油は、遠心力により分岐通
路４、給油溜り１２及び給油ノズル１４を経て軸受内部
に供給される（図２矢印Ａ参照）。
給油通路３に供給された潤滑油は、遠心力により分岐通
路４、給油溜り１２及び給油ノズル１４を経て軸受内部
に供給される（図２矢印Ａ参照）。
【００１３】なお、給油量は給油ノズル１４の幅とその
深さ及び該給油ノズル１４の数の選定により調整され
る。
深さ及び該給油ノズル１４の数の選定により調整され
る。
【００１４】図５に示した他の実施の形態は、円筒ころ
軸受１’に適用したものであり、その給油装置の構成及
び作用は前述と同様である。
軸受１’に適用したものであり、その給油装置の構成及
び作用は前述と同様である。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、この発明は、転がり軸受
の内輪と給油プレートとの間に設けた給油溜り及び給油
ノズルを経て軸受内部に潤滑油が供給されるので、軸受
の内輪に給油穴を設ける必要がない。
の内輪と給油プレートとの間に設けた給油溜り及び給油
ノズルを経て軸受内部に潤滑油が供給されるので、軸受
の内輪に給油穴を設ける必要がない。
【００１６】また、前記の給油溜り、給油ノズルの寸法
は必要に応じて各種選定することができるので、軸受に
適した給油を行うことができる。
は必要に応じて各種選定することができるので、軸受に
適した給油を行うことができる。
【００１７】更に、潤滑油は給油ノズルから軸方向に供
給されるため、軸受内部まで潤滑油を確実に行き渡らせ
ることができる。
給されるため、軸受内部まで潤滑油を確実に行き渡らせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態の一部断面図
【図２】同上の一部拡大断面図
【図３】図２のIII −III 線の断面図
【図４】同上の給油プレートの一部正面図
【図５】他の実施の形態の断面図
【図６】従来例の一部断面図
【図７】他の従来例の一部断面図
１ アンギュラ型玉軸受 １’ 円筒ころ軸受 ２ 軸 ３ 給油通路 ４ 分岐通路 ５ 内輪 ６ 給油穴 ７ 軌道 ８ 給油プレート ９ 突出部 １０ 段部 １１ 凹所 １２ 給油溜り １３ 溝 １４ 給油ノズル １５ ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 軸に給油通路を設け、該軸に固定した転
がり軸受に対応して上記給油通路に連通した分岐通路を
該軸に設けてなる転がり軸受の給油装置において、上記
転がり軸受の内輪の一端に嵌着した給油プレートを前記
軸のまわりに固定し、上記給油プレートの内輪側の端面
に周方向に所定の間隔をおいて形成した凹所と内輪との
間に給油溜りを設け、上記凹所に連通した溝と内輪との
間に給油ノズルを設け、前記軸の分岐通路を上記給油溜
りに連通したことを特徴とする転がり軸受の給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252500A JPH0988976A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 転がり軸受の給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252500A JPH0988976A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 転がり軸受の給油装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0988976A true JPH0988976A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17238243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7252500A Pending JPH0988976A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 転がり軸受の給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0988976A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004315964A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-11-11 | Ntn Corp | スクロールコンプレッサにおける駆動軸の支持構造、スクロールコンプレッサの構成部品、スクロールコンプレッサにおける駆動軸の支持構造の製造方法、スクロールコンプレッサの構成部品の製造方法 |
| JP2011137521A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Jtekt Corp | 転がり軸受 |
| JP2012141028A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Ntn Corp | サイクロイド減速機およびインホイールモータ駆動装置 |
| JP2013064451A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 偏心揺動型の減速装置 |
| CN114718959A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-07-08 | 西北工业大学 | 一种滚动轴承润滑装置及方法 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7252500A patent/JPH0988976A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004315964A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-11-11 | Ntn Corp | スクロールコンプレッサにおける駆動軸の支持構造、スクロールコンプレッサの構成部品、スクロールコンプレッサにおける駆動軸の支持構造の製造方法、スクロールコンプレッサの構成部品の製造方法 |
| JP2011137521A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Jtekt Corp | 転がり軸受 |
| JP2012141028A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Ntn Corp | サイクロイド減速機およびインホイールモータ駆動装置 |
| JP2013064451A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 偏心揺動型の減速装置 |
| CN114718959A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-07-08 | 西北工业大学 | 一种滚动轴承润滑装置及方法 |
| CN114718959B (zh) * | 2022-03-07 | 2023-10-20 | 西北工业大学 | 一种滚动轴承润滑装置及方法 |
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