JPH0987130A - 乳化組成物 - Google Patents

乳化組成物

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JPH0987130A
JPH0987130A JP24344695A JP24344695A JPH0987130A JP H0987130 A JPH0987130 A JP H0987130A JP 24344695 A JP24344695 A JP 24344695A JP 24344695 A JP24344695 A JP 24344695A JP H0987130 A JPH0987130 A JP H0987130A
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water
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acid
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Hiroshi Watanabe
啓 渡辺
Hiroyuki Kaneki
宏之 鹿子木
Kenzo Ito
建三 伊藤
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、界面活性剤を用いずに、べ
たつかず良好な使用感をもち、かつ乳化安定性の良い乳
化組成物を提供することにある。 【解決手段】 炭素数8〜30のアルキル基により変性
された水溶性セルロ−ス誘導体と炭素数12〜28の室
温で固形状の高級アルコールとを含有し、実質的に界面
活性剤を含まないことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳化組成物に係わ
り、特に皮膚に対して、べたつきの少ない使用感に優
れ、かつ乳化安定性の良い乳化組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より化粧用の乳化組成物としては、
各種の油性、水性成分、および界面活性剤を用いたクリ
ーム、乳液などが広く用いられている。
【0003】しかしながら、近年、化粧品についてもよ
り一層高い安全性が期待されており、この観点から界面
活性剤の存在が問題とされることもある。そのため、界
面活性剤を用いずにアルキル変性水溶性セルロ−ス誘導
体を利用して化粧用乳化物を得る方法があるが、この乳
化組成物は使用感が十分でなく、特に皮膚に塗布中にべ
たつくという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、界面活性剤を用いずに、べたつかず良好な使用感を
もち、かつ乳化安定性の良い乳化組成物を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記実状に
鑑み鋭意研究を行った結果、アルキル変性水溶性セルロ
ース誘導体、固形状の高級アルコールを含有する乳化組
成物が、べたつかず良好な使用感をもち、かつ乳化安定
性の良いことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明の乳化組成物は、炭素数8〜
30のアルキル基により変性された水溶性セルロ−ス誘
導体と、炭素数12〜28の室温で固形状の高級アルコ
ールとを含有し、実質的に界面活性剤を含まないことを
特徴とする。
【0007】前記アルキル基変性水溶性セルロ−ス誘導
体は、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロースの誘導体であるのが好ましい。
【0008】本発明の乳化組成物は、25℃における粘
度が20cSt以下であるシリコーンオイルを含むのが
好ましく、また、前記固形状の高級アルコールを0.6
〜5重量%含有するのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の乳化組成物は、例えば、
炭素数8〜30のアルキル基で変性した水溶性セルロー
ス誘導体を含む水相成分に、炭素数12〜28の固形状
高級アルコールを加熱溶解した油相成分を添加しながら
乳化機で乳化させることにより、界面活性剤を配合しな
くても安定した乳化組成物が得られる。しかも、得られ
る乳化組成物は、べたつきが少なく使用感に優れたもの
となる。
【0010】本発明のアルキル基変性水溶性セルロ−ス
誘導体は、セルロース系増粘剤、例えばメチルヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等
にアルキル基を導入したものであり、具体的には、例え
ば上記セルロースのヒドロキシ基の一部に炭素数8〜3
0の脂肪酸グリシジルエーテルを付加することにより合
成することができる。市販品としては、例えば、NATORO
SOL Plus(Aqualon社)、サンジェロース(三協化学)
等が挙げられる。
【0011】本発明において、導入されるアルキル基の
炭素数を12〜30としたのは、12未満ではアルキル
基変性水溶性セルロース誘導体の疎水性が不足し、乳化
が不安定となる。また、31以上では疎水性が強すぎ水
溶性が失われるため乳化が困難となるためである。
【0012】配合量は0.01〜10重量%とすること
が好ましく、さらに使用感の観点からは、0.1〜5重
量%の範囲がもっとも好ましい。0.01%未満では乳
化しにくく、10%を越えて配合しても乳化作用および
乳化安定性向上効果の増大は期待できない。
【0013】なお、通常用いられているセルロース系増
粘剤では、油分を安定に乳化することはできない。
【0014】本発明の炭素数12〜28の室温で固形状
の高級アルコールは、単独でも2種以上を混合して用い
てもよい。具体例としては、たとえばラウリルアルコー
ル、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニ
ルアルコール、ミリスチルアルコール、セトステアリル
アルコールなどの直鎖アルコール、グリセリルモノステ
アリルエーテル(バチルアルコール)、グリセリルモノ
セチルエーテル(キミルアルコール)などの分岐鎖アル
コールなどが挙げられる。
【0015】炭素数12〜28の高級アルコールとした
のは、炭素数12未満では液状であり、本発明の効果
(べたつきのない使用感)は得られず、また炭素数29
以上では融点が高くなって、乳化が困難となるからであ
る。
【0016】配合量としては0.01〜10重量%、好
ましくは0.6〜5重量%である。0.01%未満では
その効果は十分でなく、また10%を越えて配合しても
効果の向上は少なく好ましくない。
【0017】本発明に用いられる乳化組成物には、以下
に示す通常化粧料に用いられる各種の原料が使用でき
る。
【0018】シリコーンオイルとしては、ジメチルポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ヘキサメ
チルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、メチ
ルポリシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキサ
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、メチルポリ
シクロシロキサン等が挙げられる。これらシリコーンオ
イルを油分の一部に配合すると、べたつきはさらに低減
される。その配合料は0.1〜30重量%、好ましくは
5〜20重量%である。0.1%以下ではその効果は発
揮されず、30%を越えて配合しても効果をさらに向上
させることはできない。また粘度は20℃で20cSt
以下となるものが望ましい。粘度の高いものを配合して
もべたつきを低減させることはできない。
【0019】液体油脂としては、アマニ油、ツバキ油、
マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリ
ーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワ
ー油、ホホバ油、ヒマワリ油、アルモンド油、ナタネ
油、ゴマ油、大豆油、落花生油、トリグリセリン、トリ
オクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリ
ン等がある。
【0020】固体油脂としては、カカオ脂、ヤシ油、パ
ーム油、パーム核油、硬化油、硬化ヒマシ油、モクロ
ウ、シアバター等がある。
【0021】ロウ類としては、ミツロウ、カルナウバロ
ウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロ
ウ、セラックロウ等がある。
【0022】エステル油としては、オクタン酸セチル、
ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パル
ミチン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、イソステ
アリン酸イソプロピル、イソパルミチン酸オクチル、オ
レイン酸イソデシル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセ
リル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリッ
ト、コハク酸2−エチルヘキシル、セバシン酸ジエチル
等がある。
【0023】炭化水素油としては、流動パラフィン、ス
クワラン、スクワレン、パラフィン、イソパラフィン、
セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等
がある。
【0024】低級アルコールとしては、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール等がある。
【0025】保湿剤としては、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、
グリセリン、ジグリセリン、キシリトール、マルチトー
ル、マルトース、D−マンニット、エリスリトール等が
ある。
【0026】水溶性高分子としては、アラビアゴム、カ
ラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マ
ルメロ)、デンプン、アルゲコロイド(褐藻エキス)等
の植物系高分子、デキストラン、プルラン等の微生物系
高分子、コラーゲン、カゼイン、ゼラチン等の動物系高
分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプ
ロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロー
ス、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム等の
アルギン酸系高分子、カルボキシビニルポリマー(好適
例として、CARBOPOL(BF Goodrich社製)などがあ
る)、アルキル変性カルボキシビニルポリマー(好適例
として、PEMULEN(BF Goodrich社製)などがある)等の
ビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオ
キエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポ
リアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド等のアク
リル系高分子、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグ
ネシウム、ラポナイト、等の無機系水溶性高分子が等が
ある。
【0027】紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香
酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、アントラミル酸メチル
等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸オクチ
ル、サリチル酸フェニル等のサリチル酸系紫外線吸収
剤、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシ
ケイ皮酸オクチル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ-2-エ
チルヘキサン酸グリセリル、等のケイ皮酸系紫外線吸収
剤、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4
-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベ
ンゾフェノン-5-スルホン酸等のベンゾフェノン系紫外
線吸収剤、ウロカニン酸、2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチル
フェニル) ベンゾトリアゾール、4-tert-ブチル-4'-メ
トキシベンゾイルメタン等がある。
【0028】金属イオン封鎖剤としては、エデト酸ナト
リウム塩、メタリン酸ナトリウム、リン酸等がある。
【0029】中和剤としては、2−アミノ−2−メチル
−1−プロパノール、水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム等がある。
【0030】酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α
−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチ
ルヒドロキシアニソール等がある。
【0031】抗菌剤としては、安息香酸、サリチル酸、
石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル、パ
ラクロルメタクレゾール、塩化クロルヘキシジン、トリ
クロロカルバニリド、フェノキシエタノール等がある。
【0032】薬剤としては、ビタミンA油、レチノー
ル、パルミチン酸レチノール、イノシット、塩酸ピリド
キシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコ
チン酸DL-α-トコフェロール、アスコルビン酸リン酸マ
グネシウム、ビタミンD2 (エルゴカシフェロール)、d
l-α-トコフェロール、酢酸dl-α-トコフェロール、パ
ントテン酸、ビオチン等のビタミン類、エストラジオー
ル、エチニルエストラジオール等のホルモン、アルギニ
ン、アスパラギン酸、シスチン、システイン、メチオニ
ン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸、
アラントイン、アズレン等の坑炎症剤、アルブチン等の
美白剤、酸化亜鉛、タンニン酸等の収斂剤、L−メント
ール、カンフル等の清涼剤やイオウ、塩化リゾチーム、
塩酸ピリドキシン、γ−オリザノール等がある。
【0033】各種の抽出液としては、ドクダミエキス、
オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキ
ス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエ
キス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、
クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サ
クラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエ
キス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキ
ス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タ
イムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエ
キス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキ
ス、ニンジンエキス、カロットエキス、マロニエエキ
ス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグリマギ
クエキス、ハマメリス抽出液、プラセンタエキス、胸線
抽出物、シルク抽出液等がある。
【0034】また、上記薬物は遊離の状態で使用される
ほか、造塩可能なものは酸または塩基の塩の型で、また
カルボン酸基を有するものはそのエステルの形で使用す
ることができる。
【0035】さらに、本発明の乳化組成物には、必要に
応じて適当な香料、色素等を乳化安定性を損なわない範
囲で添加できる。
【0036】また、モノグリセライド、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ーテル等の界面活性剤を少量添加すると、安定性につい
ては向上する。
【0037】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例によりさ
らに詳しく説明する。なお本発明はこれに限定されるも
のではない。配合量はすべて重量%である。
【0038】[実施例1、2、比較例1、2]表1に示
す組成の乳化組成物を、油相成分Aを加熱して液状に
し、これを水相成分Bに添加しながら乳化機で乳化して
製造した。得られた乳化組成物について、以下に示す試
験を行い、各乳化組成物の使用感及び安定性評価を行っ
た。結果も併せて表1に示す。
【0039】(1)女性専門パネルによる官能試験 乳化組成物としての使用感について、女性パネル25名
による官能試験を行ない、以下の基準に従って評価し
た。
【0040】[べたつきの評価基準] ◎:優(25名中20名以上が良と評価) ○:良(25名中15名以上20名未満が良と評価) △:可(25名中10名以上15名未満が良と評価) ×:不可(25名中10名未満が良と評価) (2)安定性試験 乳化組成物を50℃の恒温槽中に1か月静置した後の状
態を観察し、以下の基準に従って、乳化組成物の安定性
を評価した。
【0041】[安定性の評価基準] ○:油分離が全く認められない。 △:油分離がわずかに認められる。 ×:油分離が明確に認められる。
【0042】
【表1】 ───────────────────────────────── 成分 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 ───────────────────────────────── A.油相 流動ハ゜ラフィン 15.0% 15.0% 15.0% 15.0% ステアリルアルコール 3.0 3.0 ー 3.0 シ゛メチルホ゜リシロキサン(20cSt) ー 5.0 ー ー B.水相 NATROSOL Plus 330 1.5 1.5 1.5 ー (Aqualon社製) ヒト゛ロキシエチルセルロース ー ー ー 1.5 フ゜ロヒ゜レンク゛リコール 10.0 10.0 10.0 10.0 エチルアルコール 5.0 5.0 5.0 5.0 ハ゜ラオキシ安息香酸メチル 0.1 0.1 0.1 0.1 エテ゛ト酸三ナトリウム 0.1 0.1 0.1 0.1 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 ───────────────────────────────── 安定性 ○ ○ ○ × べたつき ○ ◎ × ○ ─────────────────────────────────
【0043】表1より、本発明の実施例1及び2の乳化
組成物は、べたつきがなく使用感に優れ、かつ乳化安定
性の良い優れたものであることが分かる。特に、20℃
で20cStのシリコーンオイルを配合した実施例2の
乳化組成物の使用感はより高いものになることが分か
る。
【0044】[実施例3〜5]実施例1と同様にして、
以下に示す組成の乳化組成物を調製し、同様な評価を行
ったところ、いずれの組成物も優れた乳化安定性及びべ
たつきのない使用感を有することが分かった。
【0045】(実施例3) A.油相 ジメチルポリシロキサン 10.0 ミリスチン酸イソプロピル 5.0 スクワラン 5.0 α−トロフェロール 0.3 セチルアルコール 5.0 B.水相 プロピレングリコール 10.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 メタリン酸ナトリウム 0.1 NATROSOL Plus 330 0.01 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1 イオン交換水 残余
【0046】(実施例4) A.油相 オリーブ油 2.0 酢酸dl-α-トコフェロール 0.5 パラオキシ安息香酸エチル 0.1 ベヘニルアルコール 0.01 メチルフェニルポリシロキサン(6cSt) 20.0 B.水相 プロピレングリコール 10.0 エデト酸三ナトリウム 0.1 PEMULEN TR-2(BF Goodrich社製) 2.0 NATROSOL Plus 330 10.0 水酸化カリウム 0.5 エタノール 7.0 イオン交換水 残余
【0047】(実施例5) A.油相 流動パラフィン 10.0 ジメチルポリシロキサン 1.0 マカデミアナッツ油 10.0 ビタミンA油 0.1 バチルアルコール 10.0 B.水相 1,3-ブチレングリコール 10.0 プロピレングリコール 3.0 アルブチン 2.0 アスコルビン酸リン酸マグネシウム 1.0 プラセンタエキス 0.5 ヘチマエキス 2.0 NATROSOL Plus 330 5.0 CARBOPOL 941(BF Goodrich社製) 0.15 エデト酸三ナトリウム 0.15 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 フェノキシエタノール 0.2 イオン交換水 残余
【0048】
【発明の効果】請求項1、2の発明により、界面活性剤
を用いずとも、べたつきがなく使用感に優れ、かつ乳化
安定性の良い優れた乳化組成物を提供することができ
る。
【0049】請求項3の発明により、べたつきを一層抑
制し、より使用感の高い乳化組成物が得られる。更に請
求項4の発明により、乳化安定性及び使用感は更に向上
する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数8〜30のアルキル基により変性
    された水溶性セルロ−ス誘導体と炭素数12〜28の室
    温で固形状の高級アルコールとを含有し、実質的に界面
    活性剤を含まないことを特徴とする乳化組成物。
  2. 【請求項2】 前記アルキル基により変性された水溶性
    セルロ−ス誘導体が、メチルヒドロキシプロピルセルロ
    ース、ヒドロキシエチルセルロースの誘導体であること
    を特徴とする請求項1に記載の乳化組成物。
  3. 【請求項3】 25℃における粘度が20cSt以下の
    シリコーンオイルを含むことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の乳化組成物。
  4. 【請求項4】 前記固形状の高級アルコールを0.6〜
    5重量%含有することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の乳化組成物。
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