JPH09866A - 排ガスの処理方法及び装置 - Google Patents

排ガスの処理方法及び装置

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JPH09866A
JPH09866A JP7176696A JP17669695A JPH09866A JP H09866 A JPH09866 A JP H09866A JP 7176696 A JP7176696 A JP 7176696A JP 17669695 A JP17669695 A JP 17669695A JP H09866 A JPH09866 A JP H09866A
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exhaust gas
chamber
liquid
cleaning liquid
gas cleaning
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Application number
JP7176696A
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English (en)
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Hiromi Koshizuka
博美 腰塚
Kazuya Kumagai
和也 熊谷
Hisao Ido
久雄 井土
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Chiyoda Corp
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Corp
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 粉塵と亜硫酸ガスを含む排ガスの処理方法及
び装置において、湿式電気集塵装置の使用を必要としな
い方法を提供。 【構成】 排ガスを冷却除塵塔31に導入し、噴霧状液
滴粒子と接触させた後、抜出し、第1隔板6と第2隔板
3とによって第1室5と第2室6と第3室7とに区画さ
れた密閉槽の第2室に供給し、排ガス分散管9を通して
第1室の吸収液中に吹込み、上部の排ガスを、その排ガ
ス上昇筒内10を上昇させ、上昇してきた排ガスを、先
端から排ガス洗浄液が液幕状に流下している排ガス衝突
板26に衝突させ、排ガス液幕と接触させ、排ガス出口
11から排出させミストエリミネータ12に導入し、排
ガス中の液滴粒子を除去した後、大気中へ放出し、第2
隔板上の排ガス洗浄液を排ガス洗浄液槽31に導入貯留
し、排ガス衝突板の液分散機構に供給し、供給する洗浄
液の一部を固液分離装置33に導入し、得られた洗浄液
を清澄排ガス洗浄液槽32に貯留し、排ガス洗浄液槽3
2に移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉塵と亜硫酸ガスを含
む排ガスの処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉塵と亜硫酸ガスを含む排ガスを
冷却除塵塔に導入し、ここで排ガスを冷却除塵した後、
脱硫装置に導入して脱硫処理し、次いで脱硫処理された
排ガスをミストエリミネータに導入し、ここで排ガス中
の液滴粒子(ミスト)を除去した後、湿式電気集塵装置
に導入し、ここで排ガス中に残存する粉塵を除去した
後、排ガス排出筒を介して大気へ放出する排ガスの処理
方法は広く行われている。
【0003】ところで、このような排ガスの処理方法に
おいては、排ガス中に含まれる粉塵を除去するために、
前記したように、湿式電気集塵装置が用いられている
が、このものは、大規模の装置であり、その装置コスト
は非常に高く、しかもその設置面積も広いことから、排
ガス処理コストを上昇させる大きな要因の1つになって
いる。従って、このような湿式電気集塵装置は、可能で
あれば、その配設を省略することが望ましいものである
が、大気へ放出させる排ガス中の粉塵濃度規制は年々厳
しくなってきており、この点から、前記湿式電気集塵装
置の配設は余儀ないものとされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粉塵と亜硫
酸ガスを含む排ガスの処理方法及び装置において、湿式
電気集塵装置の使用を必要としない方法及び装置を提供
することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、粉塵と亜硫酸ガスを
含む排ガスを処理する方法において、(i)排ガスを冷
却除塵塔に導入し、噴霧状液滴粒子と接触させた後、そ
の冷却除塵塔から抜出すこと、(ii)冷却除塵塔から抜
出された排ガスを、第1隔板とその上方に位置する第2
隔板とによってその内部が第1室と第1室の上方に隣接
する第2室と第2室の上方に隣接する第3室とに区画さ
れた密閉槽におけるその第2室に供給すること、(iii)
第2室に供給された排ガスを第1隔板に形成された透孔
に垂設された肺ガス分散管を通して第1室に収容されて
いる吸収液中に吹込むこと、(iv)第1室の上部空間に
存在する排ガスを第1室と第3室との間を連絡し、その
上端が第2隔板表面より上方に位置する排ガス上昇筒内
を上昇させること、(v)排ガス上昇筒を通して第3室
に上昇してきた排ガスをその排ガス上昇筒の上方に配設
されている液体流下壁と液分散機構を有し、その液体流
下壁の先端から排ガス洗浄液が液幕状に流下している排
ガス衝突板に衝突させるとともに、排ガスをその液幕と
接触させること、(vi)第3室内において前記液幕と接
触させた後の排ガスを第3室に配設された排ガス出口か
ら排出させること、(vii)第3室から排出された後の排
ガスをミストエリミネータに導入し、排ガス中に含まれ
る液滴粒子を除去した後、ミストエリミネータから抜出
すこと、(viii)ミストエリミネータから抜出した排ガ
スを湿式電気集塵処理することなく大気中へ放出させる
こと、(ix)密閉槽内の第2隔板上に滞留する排ガス洗
浄液を密閉槽外へ抜出し、排ガス洗浄液槽に導入し、貯
留すること、(x)排ガス洗浄液槽に貯留された排ガス
洗浄液を排ガス衝突板に配設した液分散機構に供給する
こと、(xi)排ガス衝突板に供給する排ガス洗浄液の一
部を固液分離装置に導入すること、(xii)固液分離装置
で得られた清澄排ガス洗浄液を清澄排ガス洗浄液槽に貯
留すること、(xiii)清澄排ガス洗浄液槽の貯留液を排
ガス洗浄液槽に移送すること、を特徴とする排ガスの処
理方法が提供される。
【0006】また、本発明によれば、排ガスを冷却除塵
する排ガス冷却除塵塔と、冷却除塵塔からの排ガスを脱
硫するための脱硫装置と、脱硫装置から排出された排ガ
ス中の液滴粒子を除去するためのミストエリミネータ
と、ミストエリミネータからの排ガスを大気中へ放出さ
せる排ガス排出筒を備えたものであって、前記脱硫装置
は、第1隔板とその上方に位置する第2隔板とによって
その内部が第1室と第1室の上方に隣接する第2室と第
2室の上方に隣接する第3室とに区画された密閉槽と、
第2室の周壁に形成された排ガス入口と、第3室に配設
された排ガス出口と、第1隔板に形成された透孔と、そ
の透孔に垂設された排ガス分散管と、第1室と第3室と
を連絡し、その上端が第2隔板表面より上方に位置する
排ガス上昇筒と、排ガス上昇筒の上方に配設され、液体
流下壁とその液体流下壁に排ガス洗浄液を供給する液分
散機構を有する排ガス衝突板と、第2隔板上に滞留する
排ガス洗浄液を排ガス洗浄液槽に移送させる排ガス洗浄
液抜出し配管と、排ガス洗浄液槽の貯留液を排ガス衝突
板に配設されている液分散機構に供給する排ガス洗浄液
供給配管と、排ガス洗浄液供給配管を流通する排ガス洗
浄液の一部を引出し、固液分離装置に移送させる排ガス
洗浄液引出し配管と、この排ガス洗浄液引出し配管を通
って引出された排ガス洗浄液を固液分離する固液分離装
置と、固液分離装置で得られた清澄排ガス洗浄液を貯留
する清澄排ガス洗浄液槽と、清澄排ガス洗浄液槽の貯留
液を排ガス洗浄液槽に移送させる配管を備えたものであ
ることを特徴とする排ガス処理装置が提供される。
【0007】次に、本発明を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の排ガスの処理装置の模式図を示す。こ
の図において、1は排ガス脱硫装置、1’は密閉槽、2
は第1隔板、3は第2隔板、4は天板、5は第1室、6
は第2室、7は第3室、8は排ガス導入ダクト、9は排
ガス分散管、10は排ガス上昇筒、11は排ガス導出ダ
クト、12はミストエリミネータ、13は排ガス排出
筒、14は排ガス洗浄液抜出し管、15は排ガス衝突
板、16は液分散板、17、34、36、38、39は
排ガス洗浄液供給管、21は冷却除塵塔、21’は密閉
筒体、22は排ガス導入ダクト、23は排ガス冷却液抜
出し管、25は排ガス冷却液供給管、26は排ガス冷却
液スプレーノズル、28は排ガスダクト、29はミスト
エリミネータ、31は排ガス洗浄液槽、32は清澄排ガ
ス洗浄液槽、33は固液分離装置、37、40は排ガス
洗浄液引出し管、41は清澄排ガス洗浄液移送管、4
2、43、46は清澄排ガス洗浄液供給管、50、5
1、52は液面調節計、53は流量計、L1は吸収液、
2は排ガス洗浄液、L3は排ガス冷却液を各示す。
【0008】図1に示す排ガス脱硫装置1は、大型の密
閉槽1’から構成され、その槽の内部は、第1隔板2及
びその上方に位置する第2隔板3によって第1室5と第
1室の上方に隣接する第2室6と第2室の上方に隣接す
る第3室7とに区画されている。第3室の上部空間は天
板4によって密閉されている。第1隔板2は水平又はや
や傾斜したものであることができる。第2隔板3は水平
又は傾斜したものであることができ、その傾斜角は特に
制約されない。第1室5の内部には、吸収液L1が収容
されている。また、第1室には、撹拌機や、吸収液L1
中に酸素を供給する必要がある場合に用いられる酸素含
有ガス噴出ノズル等(図示されず)が配設されている。
第2室6の周壁には排ガス入口が配設され、この入口に
は排ガス導入ダクト8が連結されている。第2室の空間
には特別の装置の配設は特に必要とはされないが、必要
に応じ、吸収液をスプレーするためのスプレーノズル
(図示されず)を配設することもできる。第3室7の上
方に配設された天板4には、排ガス出口が配設され、こ
の出口には排ガス導出ダクト11が連結されている。ま
た、この排ガス導出ダクト11には、ミストエリミネー
タ12を介して排ガス排出筒13が連結されている。排
ガス出口は周壁に配設することができる。密閉槽1’の
外部には、第3室7の床面を構成する第2隔板3上に滞
留する排ガス洗浄液L2を、第3室の排ガス衝突板15
に配設した液分散機構に循環させるための循環ラインが
配設されている。この循環ラインは、洗浄液抜出し管1
4、洗浄液槽31、循環ポンプ35及び洗浄液供給管3
4、35、38、17からなる。
【0009】第1隔板2には、第1室5と第2室6との
間を連絡する透孔が多数配設され、各透孔にはその先端
が第1室の吸収液L1中に延びる排ガス分散管9が垂設
されている。また、第1隔板2及び第2隔板3には、排
ガス上昇筒10を配設するための開口が配設され、これ
らの開口には、第1室5の上部空間に存在する排ガスを
第3室7に導入させるための排ガス上昇筒10が連結さ
れている。この場合、排ガス上昇筒10の上端は第2隔
板の表面より上方に突出し、第2隔板上の洗浄液が第2
隔板上に一定量滞留するようになっている。排ガス上昇
筒の横断面形状は、円形や正方形、長方形等の各種の形
状であることができる。排ガス上昇筒10の上方には、
排ガス衝突板15が配設されている。
【0010】本発明で用いる排ガス衝突板15は、液体
流下壁とその液体流下壁に洗浄液を供給する液分散機構
を有するものである。この衝突板は、排ガス上昇筒10
を上昇してきた排ガスをその下面で受け、排ガス中に含
まれる液滴粒子をその下面に液膜として形成させる作用
を有する。また、この衝突板は、液体流下壁とその液体
流下壁に洗浄液を供給する液分散機構を有し、その液体
流下壁の先端から洗浄液を液幕状に流下させる作用を有
する。
【0011】排ガス衝突板15の全体形状は特に制約さ
れないが、一般的には、中央部が排ガス衝突面に形成さ
れ、その周縁に液体流下壁を有する下端開口した中空構
造物からなる。排ガス衝突面は平面や曲面、凹凸面等の
種々の面であることができる。液体流下壁面は、液体が
その面に沿って流下し、その先端から下方に流下し得る
面であればよく、平面や曲面、凹凸面等であることがで
きる。液体流下壁を有する衝突板の形状例を示すと、箱
状、中空半球状の他、周縁部よりも中央部が上方に突出
した形状、例えば陣笠形状等であることができる。
【0012】本発明では、前記排ガス衝突板に対して、
液分散機構を配設する。図2に液分散機構を配設した衝
突板の1つの例について示す。図2において、15は衝
突板を示し、このものは排ガス衝突部Aと、その周縁に
形成された液体流下壁Bから構成される。また、衝突板
に配設された液分散機構は、衝突板の液体流下壁に洗浄
液を供給するもので、衝突板の中央部下方に開口する液
体供給管17と、その液体供給管の開口部を包囲する短
筒20と、その短筒の先端開口に配設した液分散板16
から構成される。液分散板16としては、液体を放射状
に噴出又は流出させる構造のものであればよい。図3及
び図4に液分散板の斜視図を示す。
【0013】図2に示した液分散機構を有する排ガス衝
突板15に対し、その液体供給管17を通して排ガス洗
浄液を供給すると、その洗浄液は矢印aの方向に噴出又
は流出され、衝突板15の液体流下壁Bの内面に受止さ
れ、その内面を下方に流下し、その液体流下壁先端から
矢印b方向に液幕状で流下する。排ガス上昇筒を上昇し
てきた排ガスは、衝突板15の衝突部Aの下面に衝突
し、その流路を液体流下壁Bに案内されて下方向に変更
し、その液体流下壁先端から下方に向けて形成されてい
る洗浄液の液幕を通過するとともに、その通過に際して
液幕と接触する。そして、排ガス中の粉塵はこの液幕と
の接触により排ガス中から除去される。
【0014】排ガス脱硫装置1に対しては、その上流側
に、冷却除塵塔21を配設する。この冷却除塵塔21
は、密閉筒体21’と、その天板に連結された排ガス導
入ダクト22と、密閉筒体の周壁に形成された排ガス導
出口と、密閉筒体の底部に収容された排ガス冷却液L3
を密閉筒体の上部に供給する冷却液循環ラインと、冷却
液L3をスプレーさせるスプレーノズル26から構成さ
れる。また、冷却液循環ラインは、冷却液抜出し管23
と循環ポンプ24と冷却液供給管25から構成される。
【0015】図1に示した装置系を用いて排ガスを処理
するには、排ガスを排ガス導入ダクト22を介して冷却
除塵塔21内に導入する。冷却除塵塔21では、冷却液
3が冷却液抜出し管23、循環ポンプ24及び冷却液
供給管25を通してスプレーノズル26からスプレーさ
れており、冷却除塵塔21内に導入された排ガスは、こ
のスプレーされた冷却液粒子と接触し、排ガスの除塵と
ともに、排ガスの冷却増湿が行われる。冷却液供給管2
5を流通する冷却液の一部は冷却液抜出し管27を通っ
て抜出され、それに応じて補給用冷却液が冷却液補給管
27’を通して供給される。冷却液としては、水や、吸
収液、アルカリ性水溶液等が用いられる。冷却除塵21
に供給する排ガス中の粉塵濃度は、通常、30〜150
mg/Nm3、SO2濃度は、300〜800ppmであ
る。
【0016】冷却除塵塔21で処理された排ガスは、そ
の冷却除塵塔21に連結された排ガスダクト28、ミス
トエリミネータ29、排ガス導入ダクト8を介して、排
ガス脱硫装置の密閉槽の第2室6内に導入され、ここか
ら排ガス分散管9を介して第1室5内の吸収液L1中に
吹込まれる。吸収液L1中に吹込まれた排ガスは気泡と
なって上昇し、その分散管のガス噴出孔より上方には気
泡と吸収液との混合相からなるフロス層が形成される。
排ガスが吸収液中を気泡として上昇する間に排ガス中に
含まれている粉塵や亜硫酸ガス等の汚染物質は吸収液に
捕捉され、排ガス中から除去される。脱硫装置1に導入
される排ガス中の粉塵濃度は、通常、150mg/Nm
3以下、好ましくは100mg/Nm3以下である。この
ようにして浄化された排ガスは、フロス層から上部空間
に放散され、ここから排ガス上昇筒10を通って第3室
7に導入される。この第3室内には、液体流下壁と液分
散機構を有する衝突板が配設され、その液分散機構に
は、その床面を形成する第2隔板3の上面に滞留する排
ガス洗浄液L2を抜出すための洗浄液抜出し管14、洗
浄液槽31、ポンプ35、洗浄液供給管34、38及び
17を通って循環される洗浄液が供給され、その衝突板
15の液体流下壁の先端から洗浄液が液幕状に流下して
いる。衝突板15の下面に衝突した排ガスは、この洗浄
液の流下液幕を通過するが、その際、洗浄液の流下液幕
と接触し、排ガス中に残存している粉塵がこの液幕に捕
捉され、排ガス中から除去される。
【0017】第3室内の排ガスは第3室の上方に配設さ
れた天板4の開口部に連結された排ガス導出ダクト11
を通って槽外へ抜出され、ミストエリミネータ12に導
入され、ここでそのガス中に含まれていた吸収液粒子等
が除去された後、必要に応じ加熱器(図示されず)に入
り、ここでガス中に残存するミストが気化された後、排
ガス排出筒13を通って大気へ放出される。
【0018】衝突板15の液体流下壁先端から液幕状で
流下した洗浄液は、第2隔板3の上面に落下滞留し、こ
こから洗浄液抜出し管14を通って洗浄液槽31へ返送
される。
【0019】排ガス分散管9としては、下端部の周壁面
にガス噴出孔を有するものや、下端がノズル構造に形成
されたもの等の各種のものを用いることができる。図5
に下端部の周壁面にガス噴出孔を有するガス分散管の斜
視図を示す。図5において、9はガス分散管を示し、5
5はその下端部周壁面に形成されたガス噴出孔を示す。
【0020】排ガス洗浄液槽31は、第3室の床面を形
成する第2隔板3の上面から移送された洗浄液L2を一
時的に貯留させる貯槽としての作用とともに、補給用の
洗浄液の受槽としての作用を示す。補給用の洗浄液は、
洗浄液槽31に対し、清澄排ガス洗浄液槽32から配管
42、ポンプ43、配管44、45を通して供給され
る。
【0021】衝突板15に付設された液分散機構やスプ
レーノズル18に循環される洗浄液の一部は、これを循
環ライン、例えば、洗浄液抜出し管14や、洗浄液供給
管36から抜出し、系外へ排出させることができるが、
好ましくは図1に示すように、導管37を通って吸収液
1中に導入させる。このような操作により、衝突板の
液分散機構に循環される洗浄液の成分組成を常に所定の
範囲に保持し、洗浄液の排ガス中固形分の除去能力を高
く保持させることができる。
【0022】衝突板15の液体流下壁から液幕状に流下
させる全洗浄液の量は、排ガス上昇筒10から上昇する
標準状態に換算された全排ガス1m3/hr当り、通
常、0.2〜0.8kg/hr好ましくは0.2〜0.
3kg/hrである。このような洗浄液量を衝突板15
の液体流下壁から液幕状に流下させることにより、排ガ
ス上昇筒10を上昇する排ガス中に含まれている粉塵を
効果的に除去することができる。排ガス上昇筒10を上
昇する排ガス中には、冷却除塵塔21に供給される被処
理排ガス中にもともと含まれていた粉塵の他、吸収液L
1に含まれていた石こう等の固体微粒子が含まれるが、
本発明の場合、このような固体微粒子も効果的に除去す
ることができる。
【0023】再び図1において、排ガス洗浄液槽31か
らポンプ35、洗浄液供給管38を通って排ガス衝突板
15に配設されている液分散機構に供給する洗浄液の一
部は、洗浄液引出し管40を通って固液分離装置33に
導入される。この固液分離装置33は、固体粒子を液中
から分離除去し得る構造のものであればどのようなもの
でもよく、例えば、シックナーや、遠心分離機、濾過機
等であることができる。
【0024】固液分離装置33で得られた清澄な洗浄液
は、配管41を通って清澄洗浄液槽32に導入され、貯
留される。この清澄洗浄液槽32内の貯留液は、配管4
2、ポンプ43、配管44、配管45を通って、洗浄液
槽31に移送される。
【0025】補給用の洗浄液は、補給用洗浄液供給管4
7を通って清澄洗浄液槽32に供給される。
【0026】清澄洗浄液槽32内の貯留液は、固体粒子
を実質上含まない清澄なものであるので、必要に応じ、
冷却除塵塔21で用いられる固体粒子の存在の好ましく
ない冷却液として、配管46から冷却液補給管27’を
通して冷却除塵塔21に対して供給することができる。
また、洗浄液槽31内に貯留された洗浄液は、粉塵を含
むものであるが、その量は極めて微量であることから、
この洗浄液は、必要に応じ、配管39からミストエリミ
ネータ12や、29の洗浄液として用いることもでき
る。
【0027】図1に示された液面調節計50は、洗浄液
槽31内の貯留液の液面を一定高さに調節するためのも
ので、流量調節バルブ50’と連動する。液面調節計5
1は、第1室5内の貯留吸収液の液面を一定高さに調節
するためのもので、流量調節バルブ51’と連動する。
液面調節計52は、清澄洗浄液槽32内の貯留液の液面
を一定高さに調節するためのもので、流量調節バルブ5
2’と連動する。流量計53は、配管40を流通する洗
浄液量を調節するためのもので、流量調節バルブ53’
と連動する。
【0028】第1室5で用いる吸収液L1は、亜硫酸ガ
スに反応性を示す各種のものが用いられる。このような
ものとしては、例えば、アルカリ金属化合物、アルカリ
土類金属化合物等のアルカリ性物質を含む溶液やスラリ
ーが用いられ、特に水酸化カルシウムスラリーや、炭酸
カルシウムスラリーが用いられる。また、吸収液として
炭酸カルシウムスラリーや水酸化カルシウムスラリーを
用いる場合、これらのカルシウム化合物は亜硫酸ガスと
反応して亜硫酸カルシウムを形成するが、この場合、吸
収液中に空気や酸素を導入することにより、硫酸カルシ
ウム(石コウ)を得ることができる。
【0029】排ガス洗浄液としては、液体であればどの
ようなものでも用いることができる。このような洗浄液
は、水、海水等の入手容易な任意の液体を用いることも
できる。特に水の使用は、その液滴粒子が処理した排ガ
ス中に残存しても粉塵とならないので好ましい。
【0030】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例1 図1に示した構造の排ガス処理装置を用いて、粉塵:1
50mg/Nm3、SO2:800volppm、O2
5vol%を含む排煙を冷却除塵塔21で処理した後、
脱硫装置1で処理した。この場合の脱硫装置条件を示す
と次の通りである。 (1)密閉槽1の直径:3.2m (2)第1室5の高さ:4m (3)第2室6の高さ:2m (4)第3室7の高さ:2.5m (5)排ガス分散管9の直径:4インチ及び本数:11
0本 (6)排ガス上昇管10の直径:410mm及び本数:
6本 (7)排ガス衝突板の構造:図2に示した構造のもの (8)第1室5における吸収液の静止液面の高さ:3m 排ガス分散管9としては、図5に示す構造のものを用
い、その下端部周壁面に設けたガス噴出孔55の位置
は、吸収液面下180mmの位置に設定した。また、図
1に示す構造の密閉槽1’の第1室5内には、あらかじ
め、吸収液として、石こう濃度:20重量%の水スラリ
ー液を高さ3mになるように収容させた。
【0031】次に、あらかじめ冷却除塵塔21で処理し
た排ガス(SO2:800ppm、粉塵:150mg/
Nm3)を排ガス導入ダクト8から、40,000Nm3
/hの供給量で脱硫装置1における第2室6内に供給し
て脱硫処理した。この場合、第1室5内の吸収液の静止
液面下2500mmの位置に配設した酸素含有ガス噴出
ノズルから空気を200Nm3/hで噴出させるととも
に、撹拌機を回転させて吸収液の撹拌を行った。
【0032】また、密閉槽1’の外部には、図1に示す
ように、洗浄液槽31、清澄洗浄液槽32及び固液分離
装置(シックナー)33を配設するとともに、洗浄液補
給管47を通して洗浄液を供給し、それらの洗浄液槽3
1及び清澄洗浄液槽32には洗浄液をあらかじめ収容さ
せた。洗浄液槽31内の洗浄液は、これを図1に示すよ
うに、洗浄液供給管38及び17を介して衝突板15に
配設した液分散機槽に供給し、衝突板の液体流下壁先端
から液幕状に流下させるとともに、第3室7の床面を形
成する第2隔板3上に滞留した洗浄液は、これを洗浄液
抜出し管14を介して密閉槽外へ抜出し、洗浄液槽31
に返送した。この場合、洗浄液供給管17を介して第3
室内の衝突板15に配設した液分散機構に供給する全洗
浄液量は、排ガス導入ダクト8から供給される排ガス量
1Nm3/hに対し、0.2kg/hの割合であった。
また、洗浄液供給管38を流通する洗浄液の一部を抜出
し、これをシックナー33に導入するとともに、このシ
ックナー33で得られる粉塵を分離した後の清澄な洗浄
液を清澄洗浄液槽32に配管41を介して導入し、さら
に、清澄洗浄液槽32内の清澄洗浄液を配管42、ポン
プ43、配管44及び配管45を介して洗浄液槽31に
導入した。
【0033】前記のようにして排ガスの処理を行った結
果、洗浄液供給管38を流通する洗浄液中の固体粒子
(このものは、排ガス中にあらかじめ含まれていた粉塵
と、第1室5からの排ガス中に含まれる石こう粒子から
なる)の量は、800mg/L以下であり、また、ミス
トエリミネータ12を通過した後の排ガス中の粉塵濃度
は2.0mg/Nm3であり、SO2濃度は25ppmで
あった。
【0034】次に、比較のために、排ガス衝突板の配設
を省略して排ガスの処理を行ったところ、ミストエリミ
ネータ12を通過した後の排ガス中の粉塵濃度は4.0
mg/Nm3と高いものであった。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、従来法では達成困難な
高除塵率を格別の処理コストの増加を必要とせずに、低
消費動力で容易に得ることができ、その産業的意義は多
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排ガス処理装置系の1例についての模
式図を示す。
【図2】液分散機構を配設した排ガス衝突板の1つの例
についての説明図を示す。
【図3】液分散板の1つの例についての斜視図を示す。
【図4】液分散板の他の例についての斜視図を示す。
【図5】排ガス分散管の1つの例についての斜視図を示
す。
【符号の説明】 1 脱硫装置 1’ 密閉槽 2 第1隔板 3 第2隔板 4 天板 5 第1室 6 第2室 7 第3室 8 排ガス導入ダクト 9 排ガス分散管 10 排ガス上昇筒 11 排ガス導出ダクト 12、29 ミストエリミネータ 13’ 排ガス排出筒 14 洗浄液抜出し管 15 排ガス衝突板 16 液分散板 17 洗浄液供給管 21 排ガスの冷却除塵塔 31 排ガス洗浄液槽 32 清澄排ガス洗浄液槽 33 固液分離装置 47 排ガス洗浄液補給管 55 ガス噴出孔 L1 吸収液 L2 排ガス洗浄液 L3 排ガス冷却液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 50/00 501 B01D 50/00 501G 502A 502 53/18 E 53/18 53/34 ZAB 53/34 ZAB

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉塵と亜硫酸ガスを含む排ガスを処理す
    る方法において、 (i)排ガスを冷却除塵塔に導入し、噴霧状液滴粒子と
    接触させた後、その冷却除塵塔から抜出すこと、 (ii)冷却除塵塔から抜出された排ガスを、第1隔板と
    その上方に位置する第2隔板とによってその内部が第1
    室と第1室の上方に隣接する第2室と第2室の上方に隣
    接する第3室とに区画された密閉槽におけるその第2室
    に供給すること、 (iii)第2室に供給された排ガスを第1隔板に形成され
    た透孔に垂設された排ガス分散管を通して第1室に収容
    されている吸収液中に吹込むこと、 (iv)第1室の上部空間に存在する排ガスを第1室と第
    3室との間を連絡し、その上端が第2隔板表面より上方
    に位置する排ガス上昇筒内を上昇させること、 (v)排ガス上昇筒を通して第3室に上昇してきた排ガ
    スをその排ガス上昇筒の上方に配設されている液体流下
    壁と液分散機構を有し、その液体流下壁の先端から排ガ
    ス洗浄液が液幕状に流下している排ガス衝突板に衝突さ
    せるとともに、排ガスをその液幕と接触させること、 (vi)前記液幕と接触させた後の排ガスを第3室に配設
    された排ガス出口から排出させること、 (vii)第3室から排出された排ガスをミストエリミネー
    タに導入し、排ガス中に含まれる液滴粒子を除去した
    後、ミストエリミネータから抜出すこと、 (viii)ミストエリミネータから抜出した排ガスを湿式
    電気集塵処理することなく大気中へ放出させること、 (ix)前記密閉槽内の第2隔板上に滞留する排ガス洗浄
    液を密閉槽外へ抜出し、排ガス洗浄液槽に導入し、貯留
    すること、 (x)排ガス洗浄液槽に貯留された排ガス洗浄液を排ガ
    ス衝突板に配設した液分散機構に供給すること、 (xi)排ガス衝突板に供給する排ガス洗浄液の一部を固
    液分離装置に導入すること、 (xii)固液分離装置で得られた清澄排ガス洗浄液を清澄
    排ガス洗浄液槽に貯留すること、 (xiii)清澄排ガス洗浄液槽の貯留液を排ガス洗浄液槽
    に移送すること、を特徴とする排ガスの処理方法。
  2. 【請求項2】 密閉槽内の第3室の上方に排ガス洗浄液
    スプレーノズルを配設し、このスプレーノズルに排ガス
    洗浄液槽に貯留されている排ガス洗浄液を供給し、スプ
    レーさせる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 排ガスを冷却除塵する排ガス冷却除塵塔
    と、冷却除塵塔からの排ガスを脱硫するための脱硫装置
    と、脱硫装置から排出された排ガス中の液滴粒子を除去
    するためのミストエリミネータと、ミストエリミネータ
    からの排ガスを大気中へ放出させる排ガス排出筒を備え
    たものであって、前記脱硫装置は、第1隔板とその上方
    に位置する第2隔板とによってその内部が第1室と第1
    室の上方に隣接する第2室と第2室の上方に隣接する第
    3室とに区画された密閉槽と、第2室の周壁に形成され
    た排ガス入口と、第3室に配設された排ガス出口と、第
    1隔板に形成された透孔と、その透孔に垂設された排ガ
    ス分散管と、第1室と第3室とを連絡し、その上端が第
    2隔板表面より上方に位置する排ガス上昇筒と、排ガス
    上昇筒の上方に配設され、液体流下壁とその液体流下壁
    に排ガス洗浄液を供給する液分散機構を有する排ガス衝
    突板と、第2隔板上に滞留する排ガス洗浄液を排ガス洗
    浄液槽に移送させる排ガス洗浄液抜出し配管と、排ガス
    洗浄液槽の貯留液を排ガス衝突板に配設されている液分
    散機構に供給する排ガス洗浄液供給配管と、排ガス洗浄
    液供給配管を流通する排ガス洗浄液の一部を引出し、固
    液分離装置に移送させる排ガス洗浄液引出し配管と、こ
    の排ガス洗浄液引出し配管を通って引出された排ガス洗
    浄液を固液分離する固液分離装置と、固液分離装置で得
    られた清澄排ガス洗浄液を貯留する清澄排ガス洗浄液槽
    と、清澄排ガス洗浄液槽の貯留液を排ガス洗浄液槽に移
    送させる配管を備えたものであることを特徴とする排ガ
    ス処理装置。
  4. 【請求項4】 密閉槽の第3室の上方に排ガス洗浄液ス
    プレーノズルを配設し、このスプレーノズルと排ガス洗
    浄液槽との間を配管を介して連結させた請求項3の装
    置。
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