JPH0985529A - 切断機 - Google Patents

切断機

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JPH0985529A
JPH0985529A JP7244859A JP24485995A JPH0985529A JP H0985529 A JPH0985529 A JP H0985529A JP 7244859 A JP7244859 A JP 7244859A JP 24485995 A JP24485995 A JP 24485995A JP H0985529 A JPH0985529 A JP H0985529A
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cutting
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被切断材Wが曲がってクランプ傷が付くの
を防止すること。 【解決手段】 ガイドフレーム17の遊端部に、当該フ
レーム17を被切断材Wが切断バイス2及び送材バイス
4の各横基準面6a,10aに当接する中立位置に支持
する一対のばね手段21,22が対向配設され、前記遊
端部を横方向に押し引きすることによってガイドフレー
ム17を中立位置に対し送材バイス4の横基準面10a
が被切断材Wから離れる第1偏向位置と被切断材Wが切
断バイス2の横基準面6aから離れる第2偏向位置とに
偏向させるようにガイドフレーム17を傾転せしめる押
し引き用シリンダ23が配設され、第1及び第2の偏向
位置においてそれぞれ偏向側と反対側のばね手段21ま
たは22がガイドフレーム17に対し非支持状態となる
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼棒等の被切断材
を定寸切断する切断機に関するもので、更に詳しくは、
被切断材を送材バイスで把持してこの送材バイスを後退
限位置から切断位置に向かって前進限位置へ前進移動さ
せる際や、切断後に残材を切断バイスで把持したまま送
材バイスを開放してこれを後退限位置へ後退移動させる
際に、被切断材を送材バイスや切断バイスの横基準面に
接触させず、それによって被切断材に傷を付けることの
ないようにした切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の切断機、例えば丸
鋸切断機を図4〜図10によって説明すると、図4は切
断機の平面図、図5はその側面図である。これらの図に
示すように、丸鋸1が配備された切断位置に切断バイス
2が設けられ、切断位置の後方には、支持ローラー3上
を送給されてくる被切断材Wを切断位置まで所定長さ搬
送するための送材バイス4が所定ストローク前後動可能
に設けてある。
【0003】切断バイス2は、図9を参照して明らかな
ように、被切断材Wを載置する基台部5に一体に設けら
れて、被切断材Wの横側面を支持する横基準面6aを備
えた固定バイスジョー6、この固定バイスジョー6に対
し横方向に遠近移動可能な可動バイスジョー7、及び前
記基台部5の上面に対し縦方向に遠近移動可能な可動バ
イスジョー8からなる。送材バイス4は、切断バイス2
と同様な構成であって、被切断材Wを載置する基台部9
と、被切断材Wの横側面を支持する横基準面10aを有
する固定バイスジョー10と、この固定バイスジョー1
0に対し遠近移動可能な可動バイスジョー11とからな
り、この可動バイスジョー11は駆動用シリンダ11S
に連動連結されている。この送材バイス4は、図4及び
図5示すように、被切断材Wの送り方向に延びる両側一
対のガイド軸13,13に沿って摺動可能なスライドベ
ース14に取付けられ、このスライドベース14はボー
ルねじ等の適当な駆動手段に連動連結されている。
【0004】上記両ガイド軸13,13は、これらの両
端を連結する前後一対の横枠15、16と共にガイドフ
レーム17を形成し、このガイドフレーム17は、後横
枠16の中央下部に突設された鉛直枢軸16aを介して
固定台18に枢着されていて、その鉛直枢軸16a周り
に水平方向に揺動することができ、これにより送材バイ
ス4も鉛直枢軸16aを中心として揺動することができ
る。図4に示すように、ガイドフレーム17の遊端部側
には前横枠15の左右両側方に、横押し用シリンダ19
と、横押し用ばね20とが対向配設され、しかしてガイ
ドフレーム17は、横押し用シリンダ19の伸長作動に
より、横押し用ばね20の付勢力に抗して垂直枢軸16
aを中心に図6に示す矢印方向に傾転し、シリンダ19
が収縮作動すると、ばね20により押されて、図7に示
す矢印方向に傾転する。
【0005】上述した構成の切断機による被切断材Wの
切断作業について説明すると、図4及び図5は、切断バ
イス2が閉じて被切断材Wを把持し、また送材バイス4
が切断位置側へ前進した位置で閉じて被切断材Wを把持
した状態を示し、斯かる状態で丸鋸1により切断を行
う。このとき、ガイドフレーム17は、被切断材Wが切
断バイス2及び送材バイス4の各横基準面6a,10a
に当接する中立位置にある(図4参照)。切断を終える
と、図6に示すように、被切断材Wの残材部が切断バイ
ス2により把持されたままで、送材バイス4は、その可
動バイスジョー11が退避して被切断材Wを開放した
後、同図の仮想線で示される後退限位置まで後退する。
この後退時に、ガイドフレーム17が横押し用シリンダ
19の伸長作動によって鉛直枢軸16aを中心に同図の
矢印方向へ傾転し、それにより送材バイス4が送材経路
の外側へ横移動して、この送材バイス4における固定バ
イスジョー10の横基準面10aと、被切断材Wの横側
面との間に隙間A1を形成する。従って、斯かる状態で
送材バイス4が同図の実線図示位置から仮想線図示位置
まで後退する時、送材バイス4の横基準面10aが被切
断材Wに接触せず、被切断材Wに傷が付かない。
【0006】しかして、送材バイス4は、図7に示すよ
うに後退限位置まで後退移動した後、可動バイスジョー
11の接近移動により被切断材Wを把持した状態で、切
断位置側へ前進移動することになり、またこのとき切断
バイス2は被切断材Wを開放する。こうして送材バイス
4が被切断材Wを把持して所定ストローク前進する時、
ガイドフレーム17が、フリー状態にあるシリンダ19
と反対側のばね20付勢力により押されて、同図に示す
ように鉛直枢軸16a中心に図7の矢印方向へ傾転し、
それにより送材バイス4が被切断材Wを同方向に押動し
て、切断バイス2における固定バイスジョー6の横基準
面6aと、被切断材Wの横側面との間に、図7及び図9
に示すように隙間Bを形成する。従って、このような状
態で送材バイス4が図7の後退限位置から切断位置側へ
前進移動する時、被切断材Wの横側面は切断バイス2の
横基準面6aと接触せず、この横基準面6aによっては
被切断材Wに傷が付かなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の切
断機は、ガイドフレーム17の遊端部側に、横押し用シ
リンダ19と、横押し用ばね20とを対向配設し、しか
してガイドフレーム17を、横押し用シリンダ19を伸
長作動させることにより横押し用ばね20の付勢力に抗
して垂直枢軸16aを中心に傾転させ(図6参照)、ま
た横押し用シリンダ19をフリーの状態にして横押し用
ばね20で押すことによって、反対方向に傾転させる
(図7参照)ようにしたものであって、図7に示すよう
に切断バイス2の横基準面6aと被切断材Wの横側面と
の間に隙間Bを形成した状態で送材バイス4を切断位置
側へ前進移動させた後、被切断材Wを切断するにあた
り、切断バイス2を閉動(クランプ作動)して被切断材
Wを介しガイドフレーム17を横基準面6a側へ移動さ
せる時、被切断材Wが径の細いものである場合には、当
該被切断材Wの先端側が図10の仮想線図示のように送
材バイス4で把持された部分から曲げられて、被切断材
Wの先端側側面にクランプ傷の付くことがある。
【0008】即ち、切断バイス2をクランプ作動させる
ことにより、送材バイス4でクランプされた被切断材W
を介してガイドフレーム17を横基準面6a側へ移動さ
せる時に、ガイドフレーム17の遊端側が横押し用ばね
20で押されていることから、このばね20の付勢力に
よって、送材バイス4で把持されている被切断材Wの把
持部分に負荷抵抗がかかり、この負荷抵抗により図10
の仮想線図示のように被切断材Wの先端側が湾曲状に変
形して、この被切断材Wの先端側側面に固定クランプジ
ョー6によるクランプ傷が付くという問題がある。
【0009】本発明は、上記の問題を解消し得る切断機
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、切
断位置に、被切断材Wの横側面を支持する横基準面6a
を備えた固定バイスジョー6とこれに対し遠近移動可能
な可動バイスジョー7とからなる切断バイス2が設けら
れ、切断位置の後方には、被切断材Wの横側面を支持す
る横基準面10aを有する固定バイスジョー10と可動
バイスジョー11とからなる送材バイス4が、スライド
ベース14を介してガイドフレーム17に切断位置に対
し所定ストローク前後動可能に設けられ、ガイドフレー
ム17をその送材方向後方側端部の鉛直枢軸16aを中
心に水平方向揺動可能とした切断機において、ガイドフ
レーム17の遊端部の両側方に、当該ガイドフレーム1
7を被切断材Wが切断バイス2及び送材バイス4の各横
基準面6a,10aに当接する中立位置に支持する一対
のばね手段21,22が対向配設され、前記遊端部の一
側方には、当該遊端部を横方向に押し引きすることによ
ってガイドフレーム17を前記中立位置に対し送材バイ
ス4の横基準面10aが被切断材Wから離れる第1偏向
位置と被切断材Wが切断バイス2の横基準面6aから離
れる第2偏向位置とに偏向させるように当該偏向側に位
置するばね手段21または22の付勢力に抗してガイド
フレーム17を傾転せしめる押し引き用シリンダ23が
配設されると共に、第1偏向位置及び第2偏向位置にお
いてそれぞれ偏向側と反対側に位置するばね手段21,
22がガイドフレーム17に対し非支持状態となるよう
に構成されたことを特徴とする。
【0011】請求項2は、請求項1または2に記載の切
断機において、各ばね手段21,22が、筒状ケーシン
グ21a,22aと、前記ケーシング内に挿入されたコ
イルばね21b,22bと、前記コイルばねに連結され
て前記ガイドフレーム17の遊端部に当接する当接部片
21c,22cとからなるものである。
【0012】請求項3は、請求項1に記載の切断機にお
いて、押し引き用シリンダ23がエアシリンダからなる
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る切断機の実施
の形態を図1〜図3を参照して説明するが、図4〜図9
で示した従来の切断機と共通する部材については、同一
符号を付して説明を簡略または省略し、従来の切断機と
異なる構成部分を中心に説明する。
【0014】図1〜図3に示すように、鉛直枢軸16a
を中心として水平方向に揺動可能なガイドフレーム17
の遊端部には当該ガイドフレーム17の一部を形成する
横枠15の左右両側方に、ガイドフレーム17を被切断
材Wが切断バイス2の横基準面6a及び送材バイス4の
横基準面10aに当接する中立位置(図1参照)に支持
するための一対のばね手段21,22が対向配設されて
いる。また、このガイドフレーム17の横枠15の一側
方、即ち前記両ばね手段21,22のうちの一方のばね
手段21と同じ側に、ガイドフレーム17の遊端部を押
し引きする押し引き用シリンダ23が配設され、前記横
枠15に連動連結されている。
【0015】押し引き用シリンダ23は、エアシリンダ
からなるもので、ガイドフレーム17の遊端部を横方向
に押し引きすることによって、ガイドフレーム17を、
前記中立位置に対して送材バイス4の横基準面10aが
被切断材Wから離れる第1偏向位置と被切断材Wが切断
バイス2の基準面6aから離れる第2偏向位置とに偏向
させるように、当該偏向側に位置するばね手段21また
は22の付勢力に抗してガイドフレーム17を前記鉛直
枢軸16aを中心に傾転させるようになっている。
【0016】前記各ばね手段21,22は、筒状ケーシ
ング21a,22aと、このケーシング21a,22a
内に挿入されたコイルばね21b,22bと、前記コイ
ルばね21b,22bに連結されて前記ガイドフレーム
17の横枠15に当接する当接部片21c,22cとに
よって構成されている。そして、ガイドフレーム17
が、図2に示すように送材バイス4の横基準面10aが
被切断材Wから離れる第1偏向位置にあるとき、偏向さ
れた側にあるばね手段21は押し引き用シリンダ23の
引き作用に伴って圧縮され、偏向された側と反対側のば
ね手段22はガイドフレーム17に対して非支持状態と
なり、また図3に示すように被切断材Wが切断バイス2
の基準面6aから離れる第2偏向位置にあっては、偏向
された側と反対側のばね手段21がガイドフレーム17
に対して非支持状態となり、偏向された側にあるばね手
段22は押し引き用シリンダ23の押し作用に伴って圧
縮される。
【0017】上記のような構成の切断機による被切断材
Wの切断作業について説明すると、図1は、切断バイス
2が閉動して被切断材Wを把持し、また送材バイス4が
切断位置側へ前進した位置で閉動して被切断材Wを把持
した状態を示し、斯かる状態で丸鋸1により切断を行
う。このとき、ガイドフレーム17は、被切断材Wが切
断バイス2及び送材バイス4の各横基準面6a,10a
に当接した中立位置にあり、しかしてガイドフレーム1
7は両ばね手段21,22によって前記中立位置に支持
されており、また押し引き用シリンダ23はフリー状態
にあって、シリンダストロークの中立位置で停止してい
る。
【0018】丸鋸1による被切断材Wの切断を終える
と、図2に示すように、被切断材Wの残材部が切断バイ
ス2により把持されたままで、送材バイス4は、その可
動バイスジョー11が退避して被切断材Wを開放した
後、同図の仮想線で示される後退限位置まで後退する。
この後退時に、押し引き用シリンダ23の収縮作動によ
る引き作用によって、ガイドフレーム17が鉛直枢軸1
6aを中心に同図の矢印方向へ傾転し、同時に送材バイ
ス4が送材経路の外側へ横移動して、この送材バイス4
における固定バイスジョー10の横基準面10aと、被
切断材Wの横側面との間に隙間A1を形成し、ガイドフ
レーム17は前記中立位置から第1偏向位置に偏向され
た状態となる。このとき、第1偏向位置に偏向された側
に位置するばね手段21はシリンダ23の引き作用に伴
って圧縮され、反対側のばね手段22はガイドフレーム
17に対して非支持状態となる。この第1偏向位置で送
材バイス4が同図の実線図示位置から仮想線図示位置ま
で後退する時、送材バイス4の横基準面10aが被切断
材Wに接触せず、被切断材Wに傷が付かない。
【0019】しかして、送材バイス4は、図3に示すよ
うに後退限位置まで後退移動した後、可動バイスジョー
11の接近移動により被切断材Wを把持した状態で、切
断位置側へ前進移動することになり、またこのとき切断
バイス2は被切断材Wを開放する。こうして送材バイス
4が被切断材Wを把持して所定ストローク前進する時、
ガイドフレーム17が、押し引き用シリンダ23の伸張
作動による押し作用によって、鉛直枢軸16a中心に図
3の矢印方向へ傾転し、それにより送材バイス4が被切
断材Wを同方向に押動して、切断バイス2の横基準面6
aと、被切断材Wの横側面との間に隙間Bを形成し、ガ
イドフレーム17は前記第1偏向位置から第2偏向位置
に偏向された状態となる。このとき、第2偏向位置に偏
向された側と反対側に位置するばね手段21はガイドフ
レーム17に対し非支持状態となり、偏向された側のば
ね手段22はシリンダ23の押し作用に伴って圧縮され
る。この第2偏向位置で送材バイス4が後退限位置から
切断位置側へ前進移動する時、被切断材Wの横側面は切
断バイス2の横基準面6aと接触せず、この横基準面6
aによっては被切断材Wに傷が付かなくなる。
【0020】上記のようにガイドフレーム17が第2偏
向位置にある状態で、送材バイス4が後退限位置から前
進限位置まで移動した後、被切断材Wの切断を行うため
に、切断バイス2をクランプ作動させて被切断材Wを介
してガイドフレーム17を第2偏向位置から中立位置へ
移動させるとき、横基準面6a側に位置するばね手段2
1はガイドフレーム17対して非支持状態にあるから、
押し引き用シリンダ23をフリー状態にすることより、
ガイドフレーム17にはばね手段21の付勢力が生ぜ
ず、従って送材バイス4で把持された被切断材Wの把持
部分に負荷抵抗がかかることがない。このため、径の細
い被切断材Wであっても、従来の切断機のように切断材
Wの先端側が送材バイス4で把持された部分から曲がる
ようなことがなく、被切断材Wにクランプ傷が付くこと
がない。
【0021】また、この切断機では、各ばね手段21,
22を、筒状ケーシング21a,22aと、このケーシ
ング21a,22a内に挿入されたコイルばね21b,
22bと、前記コイルばね21b,22bに連結されて
前記ガイドフレーム17の遊端部に当接する当接部片2
1c,22cとによって構成しているから、ガイドフレ
ーム17に対するばね作用を適正に行わせることができ
る。また、押し引き用シリンダ23がエアシリンダから
なるため、この押し引き用シリンダ23に油圧シリンダ
を使用した場合に比べ、複雑な配管を必要とせず、また
ガイドフレーム17の押し引き動作、及びシリンダの中
立位置への切替えを迅速に行わせることができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1によれば、ガイドフレームが第
2偏向位置にあって、被切断材を把持した送材バイスを
後退限位置から前進限位置まで移動した後、被切断材の
切断を行うために切断バイスをクランプ作動させて被切
断材介しガイドフレームを中立位置へ移動させるとき
に、横基準面側に位置するばね手段がガイドフレーム対
して非支持状態にあるから、ガイドフレームにはばね手
段の付勢力が生ぜず、従って送材バイスで把持された被
切断材の把持部分に負荷抵抗がかかることがない。この
ため、径の細い被切断材であっても、従来の切断機のよ
うに切断材Wの先端側が送材バイスで把持された部分か
ら曲がるようなことがなく、従って被切断材にクランプ
傷が付くおそれがない。
【0023】請求項2のように、各ばね手段を、筒状ケ
ーシングと、このケーシング内に挿入されたコイルばね
と、このコイルばねに連結されて前記ガイドフレームの
遊端部に当接する当接部片とで構成することによって、
ガイドフレームに対するばね作用を適正に行わせること
ができる。また、請求項3のように、押し引き用シリン
ダにエアシリンダ使用することにより、油圧シリンダを
使用した場合に比べ、複雑な配管を必要とせず、またガ
イドフレームの押し引き動作、及びシリンダの中立位置
への切替えを迅速に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る切断機の平面図で、ガイドフレ
ームが中立位置にある状態を示す。
【図2】 図1と同様な平面図で、ガイドフレームが第
1偏向位置にある状態を示す。
【図3】 図1と同様な平面図で、ガイドフレームが第
2偏向位置にある状態を示す。
【図4】 従来の切断機を示す平面図である。
【図5】 図4に示す切断機の側面図である。
【図6】 図4と同様な平面図である。
【図7】 図4と同様な平面図である。
【図8】 図4のX−X断面図である。
【図9】 図4のY−Y断面図である。
【図10】 被切断材の先端側が曲げられた状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 丸鋸 2 切断バイス 4 送材バイス 6 固定バイスジョー 6a 固定バイスジョーの横基準面(切断バイスの横
基準面) 7 可動バイスジョー(横移動) 10 固定バイスジョー 10a 固定バイスジョーの横基準面(送材バイスの横
基準面) 11 可動バイスジョー 13 ガイド軸 14 スライドベース 16a 鉛直枢軸 17 ガイドフレーム 21 ばね手段 22 ばね手段 23 押し引き用シリンダ W 被切断材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断位置に、被切断材の横側面を支持す
    る横基準面を備えた固定バイスジョーとこれに対し遠近
    移動可能な可動バイスジョーからなる切断バイスが設け
    られ、切断位置の後方には、被切断材の横側面を支持す
    る横基準面を備えた固定バイスジョーと可動バイスジョ
    ーからなる送材バイスが、スライドベースを介してガイ
    ドフレームに切断位置に対し所定ストローク前後動可能
    に設けられ、ガイドフレームをその送材方向後方側端部
    の鉛直枢軸を中心に水平方向揺動可能とした切断機にお
    いて、ガイドフレームの遊端部の両側方に、当該ガイド
    フレームを被切断材が切断バイス及び送材バイスの各横
    基準面に当接する中立位置に支持する一対のばね手段が
    対向配設され、前記遊端部の一側方には、当該遊端部を
    横方向に押し引きすることによってガイドフレームを前
    記中立位置に対し送材バイスの横基準面が被切断材から
    離れる第1偏向位置と被切断材が切断バイスの横基準面
    から離れる第2偏向位置とに偏向させるように当該偏向
    側に位置するばね手段の付勢力に抗してガイドフレーム
    を傾転せしめる押し引き用シリンダが配設されると共
    に、第1偏向位置及び第2偏向位置においてそれぞれ偏
    向側と反対側に位置するばね手段がガイドフレームに対
    し非支持状態となるように構成されたことを特徴とする
    切断機。
  2. 【請求項2】 前記ばね手段が、筒状ケーシングと、こ
    のケーシング内に挿入されたコイルばねと、このコイル
    ばねに連結されて前記ガイドフレームの遊端部に当接す
    る当接部片とからなる請求項1に記載の切断機。
  3. 【請求項3】 前記押し引き用シリンダがエアシリンダ
    からなる請求項1または2に記載の切断機。
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