JPH0984442A - 収穫機 - Google Patents

収穫機

Info

Publication number
JPH0984442A
JPH0984442A JP24979595A JP24979595A JPH0984442A JP H0984442 A JPH0984442 A JP H0984442A JP 24979595 A JP24979595 A JP 24979595A JP 24979595 A JP24979595 A JP 24979595A JP H0984442 A JPH0984442 A JP H0984442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain tank
grain
space
threshing
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24979595A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kodama
啓治 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP24979595A priority Critical patent/JPH0984442A/ja
Publication of JPH0984442A publication Critical patent/JPH0984442A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体の前後バランスの改善とデッドスペース
の有効活用を図る。 【解決手段】 このコンバイン10は、刈取られた穀稈
を脱穀選別する脱穀部18と、脱穀された穀粒を収納す
る穀粒タンク20とを機体12左右に隣接して配置して
おり、また、前記穀粒タンク20は縦ラセン筒22aを
回動中心として横開き自在に支持されている。そして、
前記穀粒タンク20の下方でかつ脱穀部18との隣接側
の機体12上に、所定の空間30を画成し、この空間3
0にバッテリ32を配置することで、機体12の前後バ
ランスの改善とデッドスペースの有効利用を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収穫機に関し、詳
しくは脱穀部と穀粒タンクとを備え、この穀粒タンクを
横開き回動自在に支持してなる収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、収穫機としての、例えばコンバ
インは、運転席後部の脱穀部に隣接して穀粒を貯留する
ための穀粒タンクを設けていて、この穀粒タンクと脱穀
部との間には前記脱穀部からの穀粒を穀粒タンクに搬入
するための揚穀筒を設けている。更に、前記穀粒タンク
内に貯留された穀粒を、外部に排出するための排出オー
ガを装備している。
【0003】ところで、従来、上記構成を備えたコンバ
インの各制御部に電源電力を供給するための蓄電器(バ
ッテリ)は、前記脱穀部後方の下部に露出された状態で
設けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のバッテリの取付け位置によると、該バッテリが外部に
露出した状態で装着されているため、周囲に塵や埃が付
着して汚染されるおそれがあり、この汚染により、バッ
テリが自己放電したり、寿命が短くなる等の課題があっ
た。
【0005】この場合、一般にコンバインは、エンジン
搭載位置や刈取部の取付位置等の関係から、機体の重心
が前方に偏り易いため、機体の重量バランスを考慮する
と、例えば運転席よりも機体前方にバッテリを配置する
のは好ましくない。また、いわゆるデッドスペースの有
効活用という観点も考慮する必要がある。
【0006】この発明は、斯かる課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、機体の前後
バランスの改善とデッドスペースの有効活用を図り得る
位置にバッテリを搭載したコンバインを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、穀稈を脱穀選別する脱穀部(18)と、
脱穀された穀粒を収納する穀粒タンク(20)とを備
え、前記穀粒タンク(20)を縦軸(22a)を回動中
心として横開き自在に支持してなる収穫機(10)にお
いて、前記脱穀部(18)と穀粒タンク(20)とを機
体(12)左右に隣接して配置すると共に、前記穀粒タ
ンク(20)下方で脱穀部(18)との隣接側の機体
(12)上に所定の空間(30)を画成し、該空間(3
0)にバッテリ(32)を配置したことを特徴とする。
【0008】好ましくは、前記空間(30)は、穀粒タ
ンク(20)の前記隣接側の中間高さ位置からタンク底
部内方に向けて傾斜して形成されたタンク壁面(34)
の下方に画成される。
【0009】(作用)以上の構成により、本発明に係る
収穫機(10)は、穀稈を脱穀選別する脱穀部(18)
と、脱穀された穀粒を収納する穀粒タンク(20)とを
備えていて、前記穀粒タンク(20)は縦軸(22a)
を回動中心として横開き自在に支持されている。また、
前記脱穀部(18)と穀粒タンク(20)とは、機体
(12)の左右に隣接して配置されていて、前記穀粒タ
ンク(20)の下方でかつ脱穀部(18)との隣接側の
機体(12)上に所定の空間(30)を画成し、この空
間(30)にバッテリ(32)を配置したことで、前記
バッテリ(32)は横開き回動される穀粒タンク(2
0)の内側に収容されることになり、メインテナンスが
容易であると共に、周囲を脱穀部(18)および穀粒タ
ンク(20)の壁面(34)にて覆われているため、塵
埃等により汚染されるおそれもない。
【0010】また、前記空間(30)は、穀粒タンク
(20)内の穀粒が重力の作用でスムーズに下方に流れ
るように形成された傾斜壁面(34)の下方に設けられ
たことで、いわゆるデッドスペースの有効利用が図られ
る。
【0011】なお、上述したカッコ内の符号は図面を参
照するために示すものであって、本発明の構成をなんら
限定するものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。
【0013】図1は、本発明に係る収穫機としてのコン
バインの要部外観斜視図であり、図2〜図4はその構成
を示す図である。
【0014】以上において、コンバイン10は機体12
の上部に運転席14を有すると共に、前記機体12を支
持する左右一対のクローラ走行部16,16と、機体1
2の前方で穀稈を刈り取る昇降自在な刈取部(図示せ
ず)と、この刈取部により刈り取った穀稈を脱穀しかつ
選別する脱穀部18と、該脱穀部18にて脱穀された穀
粒を貯留する穀粒タンク20と、該穀粒タンク20から
穀粒を搬出するための排出オーガ22とを備えている。
【0015】前記排出オーガ22は、その取付け基部に
縦ラセン筒22aを有し、この縦ラセン筒22aは前記
穀粒タンク20に固定されていて、前記穀粒タンク20
は縦ラセン筒22aを回動中心として、図1のA,B方
向への横開き自在に支持されている。
【0016】すなわち、前記縦ラセン筒22aは、機体
12から立設された支持部材39により、支持フレーム
38とブラケット37を介して支持されていると共に、
前記縦ラセン筒22aの上端は、穀粒タンク20に固着
された回動受体36に回動自在に支持され、また、縦ラ
セン筒22aの下端は、前記支持フレーム38を介して
回動自在に支持されている。更に、前記縦ラセン筒22
aは、その下部において穀粒タンク20から延出してい
る縦ラセン駆動ケース40に接続され、該接続部に設け
られた連結プレート42を介して回動自在に嵌挿されて
いる。このため、前記穀粒タンク20を横開き回動させ
る場合には、前記縦ラセン筒22aを回動中心として穀
粒タンク20を回動させる。
【0017】一方、前記穀粒タンク20の背面側には、
補助燃料タンク24が穀粒タンク20と一体的に取り付
けられている。なお、図において、符号26は機体12
上に設けられた燃料タンクであり、符号28は未選別穀
粒の再選別のためにこれを揺動選別部に還元する2番ラ
センである。
【0018】ここで、本発明は、前記脱穀部18と穀粒
タンク20とを機体12左右に隣接して配置すると共
に、前記穀粒タンク20下方で脱穀部18との隣接側の
機体12上に所定の空間を画成し、該空間にバッテリを
配置したことを特徴としている。
【0019】すなわち、前記脱穀部18と穀粒タンク2
0とは、運転席14の後方で機体12の左右に隣接して
配置されていて、前記穀粒タンク20の下方で、かつ脱
穀部18との隣接側の機体12上に所定の空間30が画
成されている。そして、この空間30における穀粒タン
ク20と2番ラセン28との間に、バッテリ32が配置
されている。
【0020】前記穀粒タンク20は、図4に示すよう
に、脱穀部18との隣接側の壁面34が、その高さ方向
の中間部から穀粒タンク底部の内方に向けて傾斜して形
成されている。このように穀粒タンク20に、傾斜した
壁面34を形成したのは、内部に貯留された穀粒が重力
の作用で下方に移動し易くするためであり、この壁面3
4と機体12上面との間に前記空間30が画成される。
【0021】そこで、この空間30における穀粒タンク
20と2番ラセン28との間に、バッテリ32を配置し
たものであり、現状のコンバイン本機寸法を大きくする
ことなく、いわゆるデッドスペースを有効に利用するこ
とができた。
【0022】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0023】刈取装置により刈り取られた穀稈は、脱穀
部18により脱穀され、次いで揚穀筒(図示せず)によ
り穀粒タンク20に供給搬送される。前記穀粒タンク2
0内に貯蔵されている穀粒は、横送りラセン(図示せ
ず)により排出オーガ22の縦ラセン筒22aに導か
れ、この縦ラセン筒22aから外部に搬出される。
【0024】また、穀粒タンク20や脱穀部18等の保
守点検を行う場合には、上下位置がずれないように固定
された前記縦ラセン筒22aを回動中心として、前記穀
粒タンク20を横開き回動させる。この横開き回動によ
り、穀粒タンク20の下方でかつ脱穀部18との隣接側
の前記空間30が大きく開放され、該空間30に配置さ
れたバッテリ32や補助燃料タンク24等のメインテナ
ンスが容易となる。しかも、前記空間30は、通常は脱
穀部18と穀粒タンク20によって周囲を覆われたデッ
ドスペースであるため、このデッドスペースの有効利用
を図りつつ、前記バッテリ32等を塵埃の堆積すること
のない綺麗な状態で収容することが可能となる。
【0025】更に、前記バッテリ32は、機体12の後
部中央位置付近に配置されることから、機体12の重心
が前方に偏りやすいコンバインにおいて、前後重量バラ
ンスの改善が図られるという利点もある。
【0026】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、脱
穀部と穀粒タンクとを機体左右に隣接して配置し、この
穀粒タンク下方でかつ脱穀部との隣接側の機体上に形成
した空間にバッテリを配置したことにより、機体の前後
重量バランスの改善を図ることができると共に、前記バ
ッテリは横開き回動される穀粒タンクの内側に収容され
ることになるため、容易にメインテナンスを行うことが
できる。
【0027】また、前記空間は、脱穀部と穀粒タンクと
の隣接側でかつ穀粒タンクの中間高さ位置から底部内側
に傾斜したタンク壁面の下方に画成されているため、い
わゆるデッドスペースの有効活用を図ることができると
共に、該空間は周囲を壁面で覆われているため、そこに
配置されたバッテリが塵埃等により汚染されることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるコンバインにおいて、穀
粒タンクを横開き状態にしたときの要部の外観斜視図で
ある。
【図2】上記コンバインの後部の側面図である。
【図3】上記コンバインの後部の平面図である。
【図4】上記コンバインの後面図である。
【符号の説明】
10 コンバイン 12 機体 18 脱穀部 20 穀粒タンク 22 排出オーガ 22a 縦ラセン筒 24 補助燃料タンク 26 燃料タンク 30 空間 32 バッテリ 34 壁面 36 回動受体 38 支持フレーム 40 縦ラセン駆動ケース 42 連結プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀稈を脱穀選別する脱穀部と、脱穀され
    た穀粒を収納する穀粒タンクとを備え、前記穀粒タンク
    を縦軸を回動中心として横開き自在に支持してなる収穫
    機において、 前記脱穀部と穀粒タンクとを機体左右に隣接して配置す
    ると共に、 前記穀粒タンク下方で脱穀部との隣接側の機体上に所定
    の空間を画成し、該空間にバッテリを配置した、 ことを特徴とする収穫機。
  2. 【請求項2】 前記空間は、穀粒タンクの前記隣接側の
    中間高さ位置からタンク底部内方に向けて傾斜して形成
    されたタンク壁面の下方に画成されている、 ことを特徴とする請求項1記載の収穫機。
JP24979595A 1995-09-27 1995-09-27 収穫機 Pending JPH0984442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24979595A JPH0984442A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 収穫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24979595A JPH0984442A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 収穫機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0984442A true JPH0984442A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17198339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24979595A Pending JPH0984442A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0984442A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7117995B2 (ja) 収穫機
JPH0984442A (ja) 収穫機
JP4121214B2 (ja) コンバイン
JP2592848Y2 (ja) 脱穀機における還元筒支持装置
CN112888301B (zh) 收获机
JPH0545145Y2 (ja)
JP2892201B2 (ja) コンバインの穀粒貯留装置
JP2570251Y2 (ja) グレンタンクの増量構造
JP2532065B2 (ja) 乗用型コンバイン
JP2657485B2 (ja) コンバイン
JP3061716B2 (ja) 脱穀機の揚穀装置
JPH0319695Y2 (ja)
JPH08140463A (ja) コンバインにおける排出筒の支持構造
KR20230134474A (ko) 작업 기계용의 연료 공급 장치, 및 수확 기계
JPS62215321A (ja) コンバインのグレンタンク装置
JPH11168943A (ja) コンバインの燃料タンク構造
JP3268571B2 (ja) コンバインのグレンタンクの取付構造
JP2000316364A (ja) コンバイン
JP2000324927A (ja) コンバイン
JPH09191760A (ja) コンバイン
JP2565384Y2 (ja) コンバインの穀粒タンク支持構造
JPS5941936Y2 (ja) コンバイン
JP2000316356A (ja) コンバイン
JP2000037124A (ja) 汎用コンバイン
JP2000316358A (ja) コンバイン