JPH0983547A - パケットスケジューリング装置 - Google Patents

パケットスケジューリング装置

Info

Publication number
JPH0983547A
JPH0983547A JP5281396A JP5281396A JPH0983547A JP H0983547 A JPH0983547 A JP H0983547A JP 5281396 A JP5281396 A JP 5281396A JP 5281396 A JP5281396 A JP 5281396A JP H0983547 A JPH0983547 A JP H0983547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
scheduling information
scheduling
queue
class
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5281396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3434642B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Oba
義洋 大場
Tsuguhiro Hirose
次宏 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP05281396A priority Critical patent/JP3434642B2/ja
Priority to US08/676,964 priority patent/US6262986B1/en
Publication of JPH0983547A publication Critical patent/JPH0983547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3434642B2 publication Critical patent/JP3434642B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5638Services, e.g. multimedia, GOS, QOS
    • H04L2012/5646Cell characteristics, e.g. loss, delay, jitter, sequence integrity
    • H04L2012/5651Priority, marking, classes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5678Traffic aspects, e.g. arbitration, load balancing, smoothing, buffer management
    • H04L2012/5679Arbitration or scheduling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクションの重みによらず公平なスケジュ
ーリングを可能としたパケットスケジューリング装置を
提供する。 【解決手段】 入力されるパケットを一時的に蓄積する
ための複数のパケットキュー12,13,14と、パケ
ット受信時にパケットキュー12,13,14の少なく
とも一つにパケットを入力するパケット入力部15と、
各パケットキュー12,13,14にそれぞれ蓄積され
たパケットを読み出す順序を指定するためのスケジュー
リング情報を各パケットキューのパケット蓄積量と各パ
ケットキューに設定された重みとに基づいて管理するス
ケジューリング情報管理部16と、パケット送信時にス
ケジューリング情報管理部16が管理するスケジューリ
ング情報を基に所望のパケット蓄積部から所望のパケッ
トを出力するパケット出力部17とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM網のような
パケット網においてバッファリングされたパケットを選
択出力するためのパケットスケジューリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Transfer Mode:
非同期転送モード)方式を用いたパケット網では、セル
と呼ばれる53オクテットの固定長のパケットが伝送さ
れる。ATM方式においては、セルのヘッダ部に書かれ
たVCI(Virtual Channel Identifier:バーチャルチ
ャネル識別子)、VPI(Virtual Path Identifier :
バーチャルパス識別子)と呼ばれる識別子によりコネク
ションが識別される。
【0003】また、ATM方式ではコネクションが属す
るサービスクラスが定義される。サービスクラスには、
CBR(Constant Bit Rate :固定ビットレート)、実
時間VBR(Variable Bit Rate :可変レート)、非実
時間VBR、ABR(Available Bit Rate:アベイラブ
ル・ビットレート)、UBR(Unspecified Bit Rate:
アンスペシファイド・ビットレート)がある。そして、
これらの各サービスクラスに対して、必要なセル廃棄率
やセル遅延に関するQOS(Quality of Service:サー
ビス品質)が規定される。すなわち、CBR、実時間V
BRおよび非実時間VBRでは、セル廃棄率、セル遅延
の両方に関する要求値が規定される。ABRではセル廃
棄率に関する要求値のみ規定され、UBRではQOSは
規定されない。
【0004】ユーザは、コネクション設定時にコネクシ
ョンのトラヒック特性に関するパラメータを網に申告す
る。網はこの申告パラメータを守ってセルを送出するコ
ネクションに対して、要求するQOSを保証できる場合
にコネクションを設定する。申告パラメータとしては、
CBRに関してはピークセルレートが、実時間VBRお
よび非実時間VBRに関してはピークセルレート、平均
セルレートや最大バースト長がそれぞれ用いられる。
【0005】網は、これらの申告パラメータ通りにセル
を送出しているコネクションに対しては、たとえパラメ
ータに違反して送出するコネクションがあっても、その
影響を受けずにQOSを保証する必要がある。このため
の制御として、網の入口でコネクションの送出レートを
監視し、パラメータに違反してセルを送出するコネクシ
ョンに対しては入力規制を行なうUPC(Usage Parame
ter Control :使用量パラメータ制御)がある。UPC
を適切に行なえば、ATM交換機は複数のコネクション
のセルを単一もしくはクラス別のFIFO(First-In F
irst-Out:先入れ先出し)キューにより管理すること
で、申告パラメータ通りにセルを送出しているコネクシ
ョンに対して、他のコネクションの影響を受けずにQO
Sを保証することができる。
【0006】しかし、ABRのように端末が送出可能な
セルレートがコネクション接続中に網の状態によって動
的に変動する場合には、正確なUPCは難しいため、他
のコネクションの影響を受けやすくなる。また、UBR
に対してはUPCを行なうことを想定していないが、U
BRクラス内のコネクション間で、できるだけ公平に帯
域を使用するような制御を行なうことが望ましい。この
ため、ABR/UBRに対しては、単一もしくはクラス
別のFIFOキューによる管理よりも、コネクション毎
にキューを設けて、複数のキューの間でパケットのスケ
ジューリングを行なうことが必要となる。
【0007】このパケットスケジューリング方式とし
て、あるクラスのコネクション間で全て等しい割合で公
平にサービスを行なうFQ(Fair Queueing )と呼ばれ
る方式が文献1:John B.Nagle, "On Packet Switches
with Infinite Storage", IEEETransactions on Commun
ications, Vol. COM-35, No.4,pp.435-438,April 1987.
で提案されている。FQ方式は、アクティブな(空で
ない)キューをラウンドロビンでサービスすることによ
り実現されるものであるが、コネクション毎に要求され
る帯域が異なる場合には適当でない。また、パケットが
可変長である場合にはパケット長を考慮する必要があ
る。
【0008】そこで、コネクション毎に各々の使用帯域
に関する重みを与え、重みに応じた割合でパケット長を
考慮して公平にキューのサービスを行なうことでパケッ
トのスケジューリングを行なうWFQ(Weighted Fair
Queueing)と呼ばれるスケジューリング方式に関する検
討がなされている。WFQのアルゴリズムについては、
SCFQ(Self Clocked Fair Queueing)と呼ばれるア
ルゴリズムが文献2:S.Golestani, "A Self-Clocked F
air Queueing Scheme for Broadband Applications", I
n Proc. of INFOCOM '94,pp.636-646,1994. で提案がな
されている。また、Virtual Clock (バーチャルクロッ
ク)と呼ばれる同様のアルゴリズムが文献3:L.Zhang,
"Virtual Clock: A New Traffic Control Algorithm f
or Packet Switcing Networking", In Proc. of SIGCOM
M '90pp. 19-29, 1990. で提案されている。
【0009】今、パケットスケジューリング装置がコネ
クション毎にキューを持ち、コネクションは識別子によ
り識別されるものとすると、SCFQではコネクション
i毎に使用帯域に比例した重みwiと変数Fiを持ち、
パケットがパケットスケジューリング装置に到着すると
変数Fiの値の更新を行ない、更新した変数Fiを到着
パケットと一緒にキューに格納する。パケット出力時に
は、アクティブなキューの先頭のパケットの変数Fiの
中から最小のFiを持つコネクションのパケットをサー
ビスする。変数Fiの更新は、 Fi =L/wi+max(Fi,v(ta)) に従って行なわれる。但し、Lは到着パケットのパケッ
ト長、taはパケットの到着時刻、v(ta)は時刻t
aにおいてサービス中またはサービス直後のコネクショ
ンjのパケットの変数Fjの値を返す関数である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たSCFQやバーチャルクロックのようなアルゴリズム
によるパケットのスケジューリング方式では、2つの問
題点がある。第1の問題点は、重みの差が大きいコネク
ションのパケット同士がスケジューリングされる場合
に、小さい時間スケールで公平になりにくいことであ
る。例えば、重み1のコネクション100本と、重み1
00のコネクション1本のパケットがぞれぞれ1個ずつ
合計101個、各コネクション対応のキューに存在し、
その状態で重み100のコネクションのパケットが連続
して到着するものとする。このとき公平を期するとする
と、理想的には重み1の100本のコネクションのパケ
ットと重み100の1本のコネクションのパケットは交
互にスケジューリングされるべきにもかかわらず、SC
FQやバーチャルクロックでは、重み100のコネクシ
ョンから先に最大100個のパケットが出力された後
で、重み1のコネクションのパケットが出力される。す
なわち、重みの大きいコネクション群と重みの小さいコ
ネクション群があって、それぞれのコネクション群の重
みの和が等しい場合には、常に重みの大きい方のコネク
ション群のパケットが小さい時間スケールで優位に扱わ
れてしまうという不都合がある。
【0011】第2の問題点は、SCFQやバーチャルク
ロックでは前述したようにパケットのスケジューリング
時に変数Fiの最小値を計算で求める必要があるが、こ
のための計算時間がコネクション数とともに増大するこ
とである。今、変数Fiを常にソートしておくものとす
ると、コネクション数がnのときに最小値を求めるのに
必要な計算時間は、ソートされたFiの系列に新しいF
iを挿入する時間、すなわちo(log2 n)のオーダ
となる。ATMの場合、l物理リンクあたりの最大のバ
ーチャルコネクション(VC)数n=4096をサポー
トするには、変数Fiの最小値を計算するとき最大lo
2 4096=12回のサーチが必要となる。このよう
な計算時間の増大から、パケットのみでなくクラスおよ
びバーチャルパス(VP)のスケジューリングも行なう
場合や、リンク速度が大きい場合を考慮すると、SCF
Qやバーチャルクロックは実装が困難である。従って、
スケジューリングに必要な処理時間がコネクション数に
関係なく小さい値であることが望まれる。
【0012】一方、米国特許第5,379,297号明
細書"Concurrent Multi-Channel Segmentation and Rea
ssmbly Processors for Asynchronous Transfer Mode"
には、ピークレート毎にキューを構成することにより、
コネクション数に関係ない処理時間で複数のキューの間
でWFQを行なう方式が開示されているが、この方式で
は任意のピークレート(重み)の組み合わせをサポート
できない。
【0013】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決し、コネクションの重みによらず公平なスケジュ
ーリングを可能としたパケットスケジューリング装置を
提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は受信パケットが固定長パケ
ットの場合に、スケジューリングに必要な処理時間がコ
ネクション数に関係なく一定値となるようなパケットス
ケジューリング装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は入力されるパケットを一時的に蓄積するた
めの動的に変更可能な重みがそれぞれ設定された複数の
パケット蓄積部と、パケット受信時に複数のパケット蓄
積手段の少なくとも一つにパケットを入力するパケット
入力部と、複数のパケット蓄積部にそれぞれ蓄積された
パケットを読み出す順序を指定するためのスケジューリ
ング情報を該パケット蓄積部のパケット蓄積量と該パケ
ット蓄積部に設定された重みとに基づいて管理するスケ
ジューリング情報管理部と、パケット送信時にスケジュ
ーリング情報管理部が管理するスケジューリング情報を
基に所望のパケット蓄積部から所望のパケットを出力す
るパケット出力部とを有することを基本的な特徴とす
る。
【0016】このように本発明では、スケジューリング
情報管理部において、パケット蓄積部からパケットを読
み出す際に用いるスケジューリング情報をパケット蓄積
量とそのパケット蓄積部に設定された重みと基づいて管
理するため、アクティブなパケット蓄積部に対応する重
みの値だけでなく、アクティブなパケット蓄積部のパケ
ット蓄積量も考慮してパケットのスケジューリングが行
なわれる。
【0017】ここで、それぞれのパケット蓄積部に設定
される重みとして、例えばパケット蓄積部に対応したコ
ネクションに設定されている帯域の重みを用いた場合、
パケット蓄積量に比例した評価値が重み以下のコネクシ
ョンは、重みに相当する分の帯域をフルに使用せず、他
のコネクションに帯域を与えることができるため、コネ
クションの重みによらず公平なスケジューリングが可能
となる。すなわち、重みの大きいコネクション群と重み
の小さいコネクション群が存在し、それぞれのコネクシ
ョン群の重みの和が等しい場合においても、重みの大き
いコネクション群が小さい時間スケールで優位に扱われ
ることが抑制される。また、任意の重みの組合せをサポ
ートできる。
【0018】また、本発明は特に固定長パケットをスケ
ジューリングする際、パケット蓄積量が蓄積されたパケ
ットの数に比例することから、スケジューリング情報管
理部において複数のパケット蓄積部にそれぞれ対応した
スケジューリング情報を該パケット蓄積部スケジューリ
ング情報をパケット蓄積部のパケット蓄積量とそのパケ
ット蓄積部に設定された重みのうちの小さい方の値に等
しい個数だけ常に保持することを特徴とする。
【0019】この場合、スケジューリング情報管理部へ
のスケジューリング情報の入力はパケットの受信時と送
信時に行ない、その際に必要な処理としては基本的にそ
のパケットを蓄積しているパケット蓄積部のパケット蓄
積数と設定された重みを比較して小さい方を調べるのみ
でよい。このようにすることにより、パケットが固定長
であることを利用してスケジューリングに必要な処理時
間がコネクション数に依存せず一定のパケットスケジュ
ーリングを実現できる。また、このようにスケジューリ
ング情報管理部が保持するスケジューリング情報の個数
をパケット蓄積数と重みのうちの小さい方の値を上限と
することにより、パケット蓄積量と重みの両方を考慮し
たパケットスケジューリングが上記と同様に可能になる
ため、重みによらず公平なスケジューリングを行なうこ
とができる。さらに、スケジューリング情報管理部から
読み出すスケジューリング情報の選び方を変えれば、様
々なポリシーに基づいたパケットスケジューリングが可
能となる。
【0020】また、本発明では複数クラスおよび仮想パ
スのスケジューリングをサポートするパケットスケジュ
ーリング装置を実現する場合、スケジューリング情報管
理部において、パケットが属するクラス別または仮想パ
ス別にスケジューリング情報を管理することを特徴とす
る。さらに、クラス別または仮想パス別に重みを設定
し、これを各クラスまたは仮想パス内のコネクション別
のキュー長が0から正の値に変化したときまたは、正の
値から0に変化したときに変更することにより、クラス
間または仮想パス間でのパケットスケジューリングと同
一クラスまたは同一仮想パス内のパケットスケジューリ
ングの両方において、上述と同様の作用が得られる。
【0021】スケジューリング情報管理部は、少なくと
も一つのFIFOキューあるいはランダムアウトキュー
で構成される。スケジューリング情報管理部をFIFO
キューで構成した場合は、スケジューリング情報管理部
がパケットをスケジューリングするために必要な処理時
間がコネクション数に関係なく一定となり、かつスケジ
ューリング情報管理部のハードウエア構成も簡単にな
る。また、スケジューリング情報管理部をランダムアウ
トキューで構成した場合は、スケジューリング情報管理
部がパケットをスケジューリングするために必要な処理
時間がコネクション数に関係なく一定となる上、入力ト
ラヒックにほとんど依存せず確率的に公平なスケジュー
リングが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1に、本発明の第1の実施形態
に係わるパケットスケジューリング装置の構成を示す。
【0023】本実施形態におけるパケットスケジューリ
ング装置11は、パケット蓄積部である複数のパケット
キュー12,13,14と、パケット受信時にパケット
キュー12,13,14にパケットを入力するためのパ
ケット入力部15と、パケットキュー12,13,14
に蓄積されたパケット18を読み出す順序を指定するた
めのスケジューリング情報を管理するスケジューリング
情報管理部16と、パケット送信時にスケジューリング
情報管理16が管理するスケジューリング情報に基づき
パケットキュー12,13,14から所望のパケットを
読み出して出力するパケット出力部17と、受信パケッ
トをパケットスケジューリング装置11に入力するため
のパケット入力線19と、送信パケットをパケットスケ
ジューリング装置11から出力するためのパケット出力
線20を有する。
【0024】次に、パケットスケジューリング装置11
の動作を説明する。パケットスケジューリング装置11
で受信されたパケットは、パケット入力線19からパケ
ット入力部15に入力される。パケット入力線19は一
般に複数本存在する。パケット入力部15は、パケット
入力線19から入力されたパケットを該パケットのヘッ
ダ情報を基にパケットキュー12,13,14のうちの
所望の一つに入力する。ここで、受信パケットがユニキ
ャストパケットの場合には、いずれか1つのパケットキ
ューにパケットが入力されるが、パケットスケジューリ
ング装置11でマルチキャストをサポートする場合に
は、マルチキャストすべき複数のパケットキューにパケ
ットが入力される。
【0025】パケットキュー12,13,14は、VC
(バーチャルチャネル)コネクション毎、トラヒックク
ラス毎、出力リンク毎、あるいはこれら2つ以上の組み
合わせ等、種々の単位で設けることができるが、本実施
形態ではVCコネクション毎にパケットキュー12,1
3,14が設けられているものとする。これらのVCコ
ネクションには、それぞれ要求された帯域が設定されて
いる。
【0026】スケジューリング情報管理部16は、パケ
ットキュー12,13,14に蓄積されているパケット
を読み出す順序を指定するためのスケジューリング情報
であるVCI(バーチャルチャネル識別子)をパケット
入力部15から入力し、パケット出力部17へ出力す
る。この際、スケジューリング情報管理部16は各パケ
ットキュー12,13,14に対して、そのパケットキ
ューのパケット蓄積量(以下、キュー長という)と、そ
のパケットキューに対応した重みとに基づいてスケジュ
ーリング情報であるVCIを管理し、これらキュー長と
重みに従ってパケット出力部17へのスケジューリング
情報の出力順序を決定する。
【0027】本実施形態では、各パケットキューに対応
したVCコネクションに設定された帯域の比に等しい重
みを各パケットキューに割り当てる。ここで、VCI=
iで識別されるパケットキューに対応するVCコネクシ
ョンに設定された帯域の重みをwi、同パケットキュー
のキュー長をバイト数で表わしてqiとする。スケジュ
ーリング情報管理部16は、VCI=iのパケットがパ
ケット入力部15に到着したとき、あるいはVCI=i
のパケットがパケット出力部17から出力されるときに
式(1)で表される変数Fiを更新し、次に出力すべき
パケットのVCIを決定する。
【0028】Fi=f(qi,wi) ここで、関数fはスケジューリングのポリシーに依存し
て決定される。例えば関数fを式(2)とすれば、キュ
ー長qiが重みwi以下の場合には、重みwiに応じた
帯域はVCコネクションiに与えられず、他のコネクシ
ョンに帯域を与えることが可能となる。
【0029】
【数1】 なお、関数fを式(3)とすれば、スケジューリングが
キュー長qiに依存しない従来のSCFQ方式となる。
【0030】
【数2】
【0031】但し、式(2)(3)においてLは到着パ
ケットのパケット長、Lminはパケットスケジューリ
ング装置11で扱う最小パケット長、taはパケットの
到着時刻、v(ta)は時刻taにおいてサービス中ま
たはサービス直後のVCコネクションjのパケットの変
数Fjの値を返す関数である。
【0032】パケット出力部17は、パケット送信時に
スケジューリング情報管理部16からVCIを1つ取り
出した後、そのVCIに対応するパケットキューからパ
ケットを取り出してパケット出力線20へ出力する。
【0033】このように本実施形態によれば、スケジュ
ーリング情報管理部16において、スケジューリング情
報であるVCIをパケットキュー12,13,14のキ
ュー長と設定された重みとに基づいて管理するため、ア
クティブなパケットキューに設定されている重みの値だ
けでなく、そのパケットキューのキュー長も考慮したき
め細かなパケットスケジューリングを行なうことができ
る。
【0034】従って、各パケットキュー12,13,1
4に対応するVCコネクションに設定されている帯域の
重みを各パケットキュー12,13,14に設定すれ
ば、キュー長に比例した評価値が重み以下のVCコネク
ションが重みに相当する分の帯域をフルに使用せず、他
のコネクションに帯域を与えることができるため、重み
の大きいコネクション群と重みの小さいコネクション群
が存在し、それぞれのコネクション群の重みの和が等し
い場合においても、重みの大きいコネクション群が小さ
い時間スケールで優位に扱われることが抑制され、コネ
クションの重みによらず公平なパケットスケジューリン
グが実現されるという効果が得られる。
【0035】(第2の実施形態)次に、第1実施形態を
より具体化した第2の実施形態に係わるパケットスケジ
ューリング装置について図2を用いて説明する。本実施
形態はATMセルのような固定長パケットのスケジュー
リングを行なう例であり、M個のパケットキューを有
し、またスケジューリング情報としては第1の実施形態
と同様にVCIを用いるものとする。図2において、図
1と相対応する部分には同一符号を付して第1の実施形
態との相違点を中心に説明する。
【0036】本実施形態においては、スケジューリング
情報管理部16はM個のパケットキュー12,13,1
4に対応したVCI21を各パケットキューに対してキ
ュー長と設定された重みのうち小さい方の値に等しい個
数だけ常に保持する。
【0037】また、本実施形態では各パケットキュー1
2,13,14に対応するコネクションにそれぞれ設定
された帯域の比に等しい重みw1,w2,wMを各パケ
ットキュー12,13,14に設定する。ここで、VC
I=iで識別されるパケットキューに対応するコネクシ
ョンに設定された帯域の重みをwiとし、該パケットキ
ューのキュー長をqiとする。
【0038】スケジューリング情報管理部16は、保持
されているスケジューリング情報であるVCI=iの個
数をniとすると、以下の関係式が常に成立するように
制御される。
【0039】 ni=min(qi,wi) …(4) このとき、f(qi,wi)=min(qi,wi)と
なる。ここで、パケットキュー12,13,14に対し
て設定される重みをw1=w2=wM=1とおけば、文
献4:John B.Nagle, "On Packet Switches with Infin
ite Storage", IEEE Transactions on Communications,
Vol. COM-35, No.4,April 1987. と同様のFair Queuei
ng が実現できる。
【0040】また、w1=2,w2=1,wM=3とす
ると、図2においてはパケットキュー12,13,14
のキュー長はq1=3,q2=2,qM=0であるた
め、n1=2,n2=1,nM=0となる。なお、図2
においてパケットキュー12,13,14の中に記され
た○印がパケットを表わし、この○印の数がキュー長を
評価している。
【0041】パケット出力部17は、パケット送信時に
スケジューリング情報管理部16からVCIを1つ取り
出した後、そのVCIに対応するパケットキューからパ
ケットを取り出してパケット出力線30からパケットを
出力する。
【0042】図3に、本実施形態におけるスケジューリ
ング情報としてVCIを用いるスケジューリング情報管
理部16の構成例を示す。このスケジューリング情報管
理部16は、プロセッサ(MPU)31、ROM32、
VCIメモリ33、キュー長メモリ34、重みメモリ3
5、状態レジスタ36、入力VCIレジスタ37、出力
VCIレジスタ38、データバス39および制御バス4
0を有する。これら各部の機能は、次の通りである。
【0043】MPU31は、ROM32にプログラムさ
れた命令を逐次実行する。VCIメモリ33は、スケジ
ューリング情報であるVCIを格納するためのキューで
あり、RAMによって構成される。スケジューリング情
報管理部16がFIFOキューで構成されている場合に
は、VCIメモリ33はリンクドリストまたはリングバ
ッファのいずれの方式で実装してもよい。
【0044】キュー長メモリ34は、パケットキュー1
2,13,14毎の現在のキュー長を記憶するメモリで
あり、RAMによって構成される。重みメモリ35は、
パケットキュー12,13,14毎に設定されている重
みを記憶するメモリであり、RAMによって構成され
る。
【0045】状態レジスタ36は、スケジューリング情
報管理部16の動作状態を示す情報を格納するためのレ
ジスタであり、図示しない外部装置により書き込みがな
され、MPU31が該レジスタ36の値を参照する。な
お、各セルスロットにおいて、入力セルがある場合には
状態レジスタ36の値は1となり、セル入力処理終了後
状態レジスタ36の値は2となる。
【0046】入力VCIレジスタ37は、スケジューリ
ングされるパケットのVCIを格納するためのレジスタ
であり、外部装置により書き込みがなされ、MPU31
が該レジスタ37の値を参照する。
【0047】出力VCIレジスタ38は、出力されるパ
ケットのVCIを格納するためのレジスタであり、MP
U31から書き込みがなされ、図示しない外部装置が該
レジスタ38の値を参照する。出力VCIレジスタ38
に負の値が書き込まれる場合は、パケットは出力されな
いものとする。
【0048】MPU31と、各メモリ33,34,35
および各レジスタ36,37,38との間でやりとりさ
れるデータは、データバス39上を流れる。また、制御
バス40を用いて、アドレス指定等のデータアクセスの
ための制御情報のやりとりを行なう。
【0049】次に、図4に示すフローチャートを用いて
図3のスケジューリング情報管理部16内で実行される
スケジューリングアルゴリズムを説明する。図4におい
て、Enqueue(i)はVCI=iをVCIメモリ
33に書き込む操作を表し、DequeueはVCIメ
モリ33からVCIを読み出す操作を表す。なお、図4
のスケジューリングアルゴリズムはコード化されて図3
のROM32内に格納される。
【0050】まず、状態レジスタ36の値sをMPU3
1で参照し(ステップS101)、sが1,2のいずれ
か、またs!=1&&s!=2かどうかを調べる(ステ
ップS102)。s=1であれば、VCI入力レジスタ
37の値iを参照し(ステップS103)、VCI=i
のパケットキューのキュー長+1をqとし(ステップS
104)、またVCI=iのパケットキューに設定され
た重みをwとして(ステップS105)、q、wの大小
関係を調べる(ステップS106)。ここで、q≦wの
場合にはステップS107においてEnqueue
(i)、つまりVCI=iをVCIメモリ33に書き込
み、その後にステップS108に移り、またq>wの場
合には直接ステップS108に移る。ステップS108
では、VCI=iのパケットキューのキュー長をqとす
る。
【0051】一方、ステップS102においてs=2で
あれば、ステップS109においてi:=Dequeu
e、つまりVCIメモリ33からVCIを読み出した
後、VCI=iのパケットキューのキュー長−1,0の
うち大きい方をqとし(S110)、さらにVCI=i
のパケットキューに設定された重みをwとして(S11
1)、q,wの大小関係を調べる(S112)。ここ
で、q≧wの場合にはステップS113においてEnq
ueue(i)、つまりVCI=iをVCIメモリ33
に書き込み、その後にステップS114に移り、またq
<wの場合には直接ステップS114に移る。ステップ
S114では、VCI=iのパケットキューのキュー長
をqとし、さらに次のステップS115でVCI出力レ
ジスタ38の値をiとする。
【0052】そして、ステップS102においてs!=
1&&s!=2の場合と、ステップS108,S115
の処理の終了後、ステップS116で状態レジスタ36
の値を0としてステップS101に戻り、以上の処理を
繰り返す。
【0053】このようなアルゴリズムにより、VCIメ
モリ33内の各VCI=iの個数について常に式(4)
が成立する。このように本実施形態では、スケジューリ
ング情報管理部16においてVCIメモリ33に各パケ
ットキュー12,13,14毎にキュー長と設定されて
いる重みとを比較して、これらのうち小さい方の値同じ
個数のVCI21をスケジューリング情報として保持す
るため、第1の実施形態の効果に加えて、スケジューリ
ングに必要な処理時間がVCコネクション数に依存せず
一定のパケットスケジューリングを実現できるという効
果がある。
【0054】(第3の実施形態)次に、第2の実施形態
においてスケジューリング情報管理部16をFIFOキ
ューで構成した場合の第3の実施形態に係わるパケット
スケジューリング装置の構成と動作を図5を用いて説明
する。図5において、CVI=1,1,2の順番でパケ
ットキュー12,13,14からパケットが出力され
る。ここで、スケジューリング情報管理部16がリング
ドリストを用いたFIFOキュー構成の場合には、図3
に示したフローチャート中のEnqueue(i)はリ
ストの最後尾にiを追加する操作を表わし、Deque
ueはリストの先頭から値を取り出すとともに、リスト
の先頭を更新する操作を表す。リストが空の場合は、D
equeueは負の値とする。
【0055】まず、パケットがパケット入力部5から入
力された場合の動作例を述べる。図5(a)の状態でV
CI=Mがパケット入力部15から入力された場合、パ
ケット入力直後はVCI=Mに対応するパケットキュー
14のキュー長qMと、このパケットキュー14に設定
された重みwMの大小関係はqM=1<wM=3である
ため、VCI=Mがスケジューリング情報管理部16の
最後尾に追加される。また、図5(a)の状態でVCI
=1のパケットがパケット入力部15から入力された場
合、パケット入力直後はVCI=1に対応するパケット
キュー11のキュー長q1と、このパケットキュー11
に設定された重みw1の大小関係はq1=4>w1=2
であるため、VCI=1はスケジューリング情報管理部
16の最後尾に追加されない。
【0056】次に、パケットがパケット出力部17から
出力された場合の動作例を述べる。ここで、w1=1,
wM=3に設定されているものとする。図5(a)の状
態でVCI=1のパケットがパケット出力部17から出
力された直後はq1=w1=2であるため、VCI=1
はスケジューリング情報管理部16に再度入力される。
このとき、VCI=1はスケジューリング情報管理部1
6の最後尾に追加され、図5(b)の状態になる。次
に、図5(b)の状態でVCI=1のパケットがパケッ
ト出力部17から出力されるが、パケット出力直後はq
1=1<w1=2であるため、VCI=1はスケジュー
リング情報管理部16に再入力されない。
【0057】このように本実施形態によれば、スケジュ
ーリング情報管理部16をFIFOキューで構成したこ
とにより、スケジューリング情報管理部16がパケット
をスケジューリングするために必要な処理時間がVCコ
ネクション数に関係なく一定となり、かつスケジューリ
ング情報管理部16のハードウエア構成が簡単になると
いう効果がある。
【0058】(第4の実施形態)図6に、本発明の第4
の実施形態におけるスケジューリング情報管理部16の
構成例を示す。なお、スケジューリング情報管理部16
はクラス毎にスケジューリング情報を管理するものとす
る。ここでのクラスは速度クラス、サービスクラス、そ
れらの組合せのいずれでもよい。また仮想パス別にスケ
ジューリング情報を管理する場合についても同様の構成
となる。図6において、図3と同一部分に同一符号を付
して説明すると、本実施形態においては図3の構成に加
えてクラスレジスタ61が新たに設けられる。
【0059】このクラスレジスタ61は、パケットが属
するクラスの番号を格納するためのレジスタであり、図
示しない外部装置から書き込みがなされ、MPU31が
該レジスタ61の値を参照する。また、入力VCIレジ
スタ37はVCIをクラス別に格納するためのキューで
あり、RAMにより構成される。入力VCIレジスタ3
7から読み込まれた入力VCIは、クラスレジスタ61
から読み込んだクラス番号のクラスに対応したVCIメ
モリ33内のキューに書き込まれる。
【0060】次に、図7に示すフローチャートを用いて
図6のスケジューリング情報管理部16内で実行される
スケジューリングアルゴリズムを説明する。図7におい
て、Enqueue (c,i)はVCI=iをVCIメモリ3
3のクラスcに対応するクラス別キューに書き込む操作
を表し、Dequeue (c)はVCIメモリ33のクラスc
に対応するクラス別キューからVCIを取り出す操作を
表す。Select ClassはVCIを出力すべきクラスの番号
を返す関数である。但し、クラス別キューが空であれ
ば、クラス番号として負の値を返す。
【0061】まず、状態レジスタ36の値sをMPU3
1で参照し(ステップS201)、sが1,2のいずれ
か、またs!=1&&s!=2かどうかを調べる(ステ
ップS202)。s=1であれば、クラスレジスタ61
の値cと、VCI入力レジスタ37の値iを順次参照し
(ステップS203,S204)、VCI=iのパケッ
トキューのキュー長+1をqとし(ステップS20
5)、またVCI=iのパケットキューの重みをwとし
て(ステップS206)、q,wの大小関係を調べる
(ステップS207)。ここで、q≦wの場合にはステ
ップS208においてEnqueue (c,i)、つまりVC
I=iをVCIメモリ33のクラスcに対応するクラス
別キューに書き込み、その後にステップS209に移
り、またq>wの場合には直接ステップS209に移
る。ステップS209では、VCI=iのパケットキュ
ーのキュー長をqとする。
【0062】一方、ステップS202においてs=2で
あれば、ステップS211においてi:=Dequeue
(c)、つまりVCIメモリ33のクラス別キューから
VCIを取り出した後、VCI=iのパケットキューの
キュー長−1,0をqとし(S212)、またVCI=
iのパケットキューの重みをwとして(S213)、
q,wの大小関係を調べる(S214)。ここで、q≧
wの場合にはステップS215においてEnqueue
(c,i)、つまりVCI=iをVCIメモリ33に書
き込んだ後にステップS216に移り、またq<wの場
合には直接ステップS216に移る。ステップS216
では、VCI=iのパケットキューのキュー長をqと
し、さらにVCI出力レジスタ38の値をiとする(S
217)。
【0063】そして、ステップS202においてs!=
1&&s!=2の場合と、ステップS209,S217
の処理の終了後、状態レジスタ36の値を0とし(ステ
ップS218)、ステップS201に戻り、以上の動作
を繰り返す。
【0064】Select Classが予め定められ
た順番で周期的にクラスを選択すれば、時分割多重(T
DM)的なクラスのスケジューリングとなる。また、ク
ラスに対してもキュー長と重みのうちの小さい方の値に
基づいたWFQを行なう場合には、クラスをスケジュー
リングするためのクラススケジューリングキューとクラ
ス別セル数カウンタとクラス別の重みとを用意し、Se
lect Classはクラスcのセル数カウンタの値
が1以上であれば、クラススケジューリングキューから
クラス番号を1個出力するとともに、クラスcのセル数
カウンタをデクリメントする。一方、クラスcのセル数
カウンタの値が0であれば、負の値を出力する。
【0065】ここで、Enqueue(c,i)は、V
CI=iをVCIメモリ33のクラスcに対応するクラ
ス別キューに書き込む操作に加え、クラスcのセル数カ
ウンタをインクリメントし、状態レジスタ31の値がs
=1、かつクラスcのセル数が重み以下であるか、また
はs=2、かつクラスcのセル数が重み以上である場合
にクラス番号cをクラススケジューリングキューに書き
込む操作を行なうようにする。
【0066】また、クラスのスケジューリングには、S
CFQやVirtual Clockなどの従来方式を
用いることも可能である。また、1個以上蓄積されてい
るクラスの中で最も優先度の高いクラスをサービスする
ような完全優先のクラススケジューリングを行なう場合
には、クラス別の重みは必要ない。
【0067】このゆうなアルゴリズムにより、常にVC
Iメモリ33内のVCI=iの個数について式(4)が
成立し、かつクラス毎に独立したスケジューリングが可
能となる。
【0068】なお、図7のスケジューリングアルゴリズ
ムは、コード化されて図6のROM32内に格納されて
いるものとする。このように本実施形態によれば、パケ
ットが属するクラス別にスケジューリング情報管理部1
6でスケジューリング情報であるVCIを管理すること
により、クラス間でのパケットスケジューリングと同一
クラス内のコネクション間のパケットスケジューリング
の両方において、第1〜第3の実施形態と同様の効果を
得ることができる。
【0069】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態に係るパケットスケジューリング装置の構成と
動作を図8を用いて説明する。
【0070】図8において、図2および図5と同一部分
に同一符号を付して説明すると、本実施形態ではスケジ
ューリング情報管理部16内にランダムアウトキュー8
1,82およびキュー選択部83,84が設けられてい
る。
【0071】キュー選択部83は、スケジューリング情
報をランダムアウトキュー81,82のいずれに格納す
るかを選択する。また、キュー選択部84はランダムア
ウトキュー81,82のいずれからスケジューリング情
報を取り出すかを選択する。ここで、キュー選択部83
がランダムアウトキュー81を選択している場合は、キ
ュー選択部84はランダムアウトキュー82を選択し、
反対にキュー選択部83がランダムアウトキュー82を
選択している場合は、キュー選択部84はランダムアウ
トキュー81を選択する。このようにキュー選択部8
3,84は、常に互いに異なるランダムアウトキューを
選択するように制御される。なお、ここではランダムア
ウトキューが2個であるが、さらに多数のランダムキュ
ーを設けてもよい。
【0072】ランダムアウトキュー81,82はキュー
選択部84によって選択されている場合に、格納してい
るスケジューリング情報をランダムに出力する。ここ
で、キュー選択部84によって選択されているランダム
アウトキューからスケジューリング情報が全て取り出さ
れた場合、キュー選択部83,84はそれぞれ、現在選
択されていないランダムアウトキューを選択する。
【0073】スケジューリング情報管理部16の基本動
作は、図4に示したフローチャートで表されるが、En
queue(i)、Dequeueの意味が先の第2の
実施形態の場合と異なる。
【0074】図8において、パケットキュー12,1
3,14はVCI=1,2,MのVCコネクションにそ
れぞれ対応しており、それらのコネクションの持つ重み
をそれぞれw1=2,w2=1,wM=1とする。ま
た、図8(a)の状態でパケットキュー12,13,1
4にパケットが格納されており、それらのスケジューリ
ング情報がスケジューリング情報管理部16内のランダ
ムアウトキュー81に格納されているものとする。すな
わち、キュー選択部83はランダムアウトキュー81を
選択し、キュー選択部84はランダムアウトキュー82
を選択している。
【0075】パケット出力時点で現在キュー選択部84
が選択しているランダムアウトキュー82は空であるた
め、キュー選択部83はランダムアウトキュー82へ選
択を切り替え、キュー選択部84はランダムアウトキュ
ー81へ選択を切り替える。ここで、ランダムアウトキ
ュー81からランダムにVCIを選択した結果、VCI
=2が出力されたものとすると、q2=0<w2=1と
なって、VCI=2はスケジューリング情報管理部16
に再入力されないため、パケットスケジューリング装置
11は図8(a)の状態から図8(b)の状態に遷移す
る。
【0076】図8(b)の状態において、VCI=1の
パケットキューへ1個パケットが到着した場合、q1と
w1の関係から、VCI=1が1個新たにランダムアウ
トキュー82へ入力され、パケットスケジューリング装
置11は図8(b)の状態から図8(c)の状態に遷移
する。
【0077】さらに、図8(c)の状態委からVCI=
2に対応するパケットキュー13にパケットが1個到着
した後、ランダムアウトキュー81から2個の識別子
1,Mがランダムに選択された場合には、パケットスケ
ジューリング装置11は図8(c)の状態から図8
(d)の状態に遷移する。この際、ランダムアウトキュ
ー81が空になるため、キュー選択部83,84が選択
するランダムアウトキューの切替えが起こる。
【0078】このような制御により、例えばw1=10
0,w2=100のように大きい値を持つ重みに対して
は、スケジューリング情報管理部16が第3の実施形態
で述べたようなFIFO構成の場合には、短い時間スケ
ールではweightedfairとはなりにくいとい
う欠点が解消され、どのような重みに対しても常に確率
的にweighted fairなスケジューリングが
可能となる。また、あるランダムアウトキューからスケ
ジューリング情報を出力中は、別のランダムアウトキュ
ーへスケジューリング情報が入力されるため、空でない
全てのパケットキューの先頭のパケットを一定時間内に
出力することが保証される。
【0079】ランダムアウトキュー81,82は図9の
ようなアルゴリズムで実現可能である。図9において、
rは配列、pは配列の終りを示すポインタである。ま
ず、初期化処理として、ポインタpに−1をセットす
る。Enqueue(i)操作は、ポインタpを1だけ
インクリメントした後でr[p]:=iとすることによ
り実現される。次に、Dequeue操作について述べ
る。まず、ポインタpが−1であればキューが空である
ため返り値−1を変数iに記憶する。そうでなければ、
0以上p以下の疑似ランダム整数(Random(O,
P))をkとし、i:=r[k]によりDequeue
の返り値を変数iに記憶した後、r[k]:=r[p]
とすることによりキューの最後尾の値を位置kに移し、
ポインタpを1だけデクリメントする。最後に、変数i
の値を返す。このようなアルゴリズムにより、簡単な構
成によりランダムアウトキューの管理ができる。
【0080】(第6の実施形態)図10に、本発明によ
るパケットスケジューリング装置を出力バッファ型AT
Mスイッチに適用した実施形態を示す。なお、本発明に
よるパケットスケジューリング装置は入力バッファ型や
共通バッファ型のスイッチアーキテクチャにも適用可能
である。
【0081】図10において、セル入力線101−1〜
101−Nに到着した固定長パケットであるATMセル
は、ATMセルのヘッダ情報を基にスイッチ102で交
換出力され、パケット入力線19−1〜19−Nを介し
て上述したパケットスケジューリング装置11−1〜1
1−Nに入力される。パケットスケジューリング装置1
1−1〜11−Nは、パケット蓄積部としてVCコネク
ション単位のキューを持っており、入力されたセルはそ
のセルのヘッダに書かれているVCIに対応するキュー
に格納される。パケットスケジューリング装置11−1
〜11−Nは、各セルサイクルにおいて、キューにバッ
ファリングされたセルのうち、1つを選択出力する。
【0082】(第7の実施形態)図11に、本発明にお
いて重みが動的に変化する場合のスケジューラのフロー
チャートを示す。なお、ハード構成は図3のようにな
る。
【0083】重みが動的に変化する場合には、スケジュ
ーリング情報管理手段内のVCI=iの個数は一時的に
式(4)を満たさない場合がある。したがって、スケジ
ューリング情報管理手段内のVCI=iの個数niをカ
ウントしておく必要がある。niの変更は、スケジュー
リング情報管理手段へのスケジューリング情報入力およ
び出力時い行なう。
【0084】また、セル出力時にVCI=iをスケジュ
ーリングキューに入れるかどうかを判定する場合には、
重みとキュー長を比較せずに、重いとスケジューリング
キュー内のVCI=iの個数および、キュー長とスケジ
ューリングキュー内のVCI=iの個数の比較を行な
い、wi≧njかつqi≧njのときに、VCI=iが
スケジューリングキューに入れられる。これにより、重
みが増加した結果、wi>qiとなった場合でもVCI
=iはスケジューリングキューに入れられるようにな
る。
【0085】また、wi,<qiであるときにwiが増
加した場合には、重みの増加分だけスケジューリング情
報管理手段内のVCI=iの個数も増加させる必要があ
る。この処理が図11の重み対応処理である。図11に
おいては、重み変更対応処理はセル出力時に行なう例を
示しているが、重み変更対応処理をセル入力時に行なう
ことも、セル入力時および出力時の両方で行なうこと
も、また、毎セル時間行なうことも可能である。
【0086】重み変更対応処理においては、必要な回数
だけEnqueue (i)を実行するとともにniをインクリ
メントする。ただし、重みの変更幅が大きいほどループ
の回数も増えるため、1回の処理に対するループの最大
回数Cmax を決めておき、Cmax を越える分のループは
次以降のセル時間に実行するようにする。
【0087】(第8の実施形態)図12に、本発明にお
いて重みが実数値をとり得る場合のスケジューラのフロ
ーチャートを示す。なお、ハード構成は図3のようにな
る。図12においては、重みwiは1以上の実数値をと
るものとする。重みとキュー長の比較の際には、winow
が使用される。winowの値は、floor(winow)の
値がfloor(wi )またはfloor(wi )+1
のいずれかの値をとるように、かつwinowの平均値がw
i と等しくなるように制御する。ここで、floor
(x)は、x以下の最大の整数値を返す関数である。w
inowの値は動的に変更されるため、第7の実施形態と同
様に、スケジューリング情報管理部内のVCI=iの個
数niをカウントしておく必要がある。
【0088】VC設定時に、winowの値はwi に初期化
され、また、変数fi がwi の小数部分の値に設定され
る。図12の例では、winowの値の更新はセル出力時に
行なわれる。すなわち、winowの値はfi ずつインクリ
メントされ、その結果、floor(wi )+1以上と
なった場合には1だけデクリメントされる。この処理が
図12の小数点処理である。また、winowの動的な変更
に伴い、第7の実施形態と同様に重み変更対応処理が必
要となる。図12では、重み変更対応処理の中でwi
代わりにwinowが用いられる。なお、winowの値は小数
点処理によって変更されるだけでなく、第7の実施形態
のようにwi の動的な変更に伴って変更される場合もあ
るが、本実施例はそのような変更も許容するような構成
となっている。
【0089】なお、小数点処理、および重み変更対応処
理はセル出力時だけでなく、セル入力時に行なうこと
も、セル入力時および出力時の両方で行なうことも、ま
た、毎セル時間行なうことも可能である。このように重
みが実数値をとれるようにすることにより、重みの値が
大きくならないようにできるためスケジューラの性能劣
化を抑えることができる。
【0090】(第9の実施形態)図13に、本発明にお
いてスケジューリング情報管理手段が、パケットが所属
するクラス別に設定される重みに基づいてクラスのスケ
ジューリングを行ない、かつ、クラス別の重みをそのク
ラス内のコネクションのキューの状態に応じて変更する
場合の実施形態を示す。
【0091】クラス別スケジューラは速度クラス、QO
Sクラス、仮想パス、またはそれらの組合せ毎に用意さ
れる。クラス別スケジューラは重みとキュー長とを用い
たスケジューリングを行なう。クラススケジューラは従
来方式のスケジューラでもよい。
【0092】クラススケジューラは各クラスi毎に重み
φi を管理する。クラス重みφi は、 となるように制御する。ただし、Bi はクラスiのVC
の中でVCキューが空でないVCIの集合である。ま
た、Wi はクラスiに接続中のVCに関するwjの和で
ある。したがって、パケットキューが空のVC数が多い
ほどφi は小さくなる。これにより、スケジューラを階
層化した場合でもクラススケジューラはクラス内のVC
の状態を考慮したスケジューリングが可能になる。
【0093】ただし、φi の値が変わった場合には、そ
れに合わせてクラススケジューラ内の状態も更新する必
要がある。例えば、クラススケジューラがSCFQのよ
うにバーチャルタイムを用いたスケジューラである場
合、スケジューリング情報の再ソーティングが行なわれ
る。この場合のフローチャートを図14に示す。ハード
構成は図6のようになる。
【0094】図14では重みが実数値をとることがで
き、また、動的な重みの変更も可能である。まず、初期
化処理ですべてのクラスi重みの和Wi およびキュー長
が0にリセットされる。
【0095】次に、クラスiのVCI=jのVCの接続
要求があった場合には、qi 、niを0にリセットし、
重みの小数部分をfj に設定し、重みの初期値wjnow
jに設定する。また、クラスiの重みをwj だけイン
クリメントする。また、クラスiのVCI=jのVCの
切断要求があった場合には、クラスiの重みをwj だけ
デクリメントする。
【0096】セル入力時には、クラスiのVCI=jの
VCのキュー長qj が0である場合には、クラスiの重
み現在のφ1 の値を変数φ´1 に記憶するとともに、φ
1 をwj /Wi だけインクリメントする。次に、φ1
変更に伴いクラスiに対する評価値Fi の値の更新を行
なう。更新される値は現在のFi の値に対して1/φ´
i −1φi だけ小さくなるが、現在ソートされている評
価値の中での最小値Fよりも小さい値に更新されてしま
うような場合には、Fi の値をFから1φi だけ大きい
値に設定する。また、クラスiのキュー長Qi が0であ
る場合も同様にFi の値をFから1φ/1 だけ大きい値
に設定する。その後、qj 、Qi の値をインクリメント
し、qi ≦wjnowの場合にはスケジューリングキューに
VCI=jを入れ、ni の値をインクリメントする。
【0097】セル出力時には、ソートされている中で最
も小さい評価値をもつクラス(i)からVCI(=j)
を取り出すとともに、qj 、Qi をデクリメントする。
次に図12と同様の小数点処理を行なう。qj =0であ
ればクラスiの重みφi をwj /Wi だけデクリメント
する。次に、Qi >0であればクラスiの評価値Fi
1/φi だけインクリメントする。次に、wjnow≧nj
であれば、VCI=jをクラスiのスケジューリングキ
ューに再入力(Enqueue(i,j))し、そうで
なければnj を1だけデクリメントする。最後に、w
jnowの更新に伴って図12と同様の重み変更対応処理を
行ない、VCI=jのVCキューの先頭からセルを出力
するためにVCIレジスタにjを設定する。
【0098】このような構成により、重みが大きいコネ
クションと重みが小さいコネクションを別のクラスに分
けて管理することができるため、重みが大きいコネクシ
ョンの重みの絶対値が小さくなり、階層化しない場合に
比べてスケジューラの性能劣化を抑えることができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスケジュ
ーリング装置によれば、重みのみでなくパケット蓄積料
も用いたきめ細かなパケットスケジューリングが可能と
なる。従って、例えば重みの大きいコネクション群と重
みの小さいコネクション群があって、それぞれのコネク
ション群の重みの和が等しい場合にも、重みの大きいコ
ネクション群が小さい時間スケールで優位に扱われると
いう不都合を抑制することができ、コネクションの重み
によらず公平なパケットスケジューリングが可能とな
る。
【0100】また、特に固定長パケットを扱う場合に
は、スケジューリング情報管理部において各パケットキ
ュー(パケット蓄積部)に対応した重みとキュー長(パ
ケット蓄積量)のうちの小さい方の値に等しい個数のス
ケジューリング情報を常に保持することにより、スケジ
ューリング情報管理部がパケットのスケジューリングに
必要な処理時間をコネクション数に関係なく一定値にす
ることができ、入力トラヒックにほとんど依存せずに確
率的に公平なWFQも実現可能となる。
【0101】さらに、スケジューリング情報管理部にお
いてクラス別にキューを設ければ、各クラス内あるいは
クラス間のパケットスケジューリングに対して上記と同
様の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るパケットスケジュ
ーリング装置の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の他の実施形態に係るパケットスケジ
ューリング装置の構成を示すブロック図。
【図3】 本発明におけるスケジューリング情報管理部
の実現例をしめすブロック図。
【図4】 図3のスケジューリング情報管理部の動作を
示すフローチャート。
【図5】 本発明の別の実施形態に係るパケットスケジ
ューリング装置の構成を示すブロック図。
【図6】 本発明におけるスケジューリング情報管理部
の他の実現例を示すブロック図。
【図7】 図6のスケジューリング情報管理部の動作を
示すフローチャート。
【図8】 本発明のさらに別の実施形態に係るパケット
スケジューリング装置の構成を示すブロック図。
【図9】 ランダムアウトキューの実現例。
【図10】 重みが動的に変化する場合のスケジューリ
ングアルゴリズム。
【図11】 重みが動的に変化する場合のスケジューリ
ングアルゴリズム。
【図12】 重みが実数値をとり得る場合のスケジュー
リングアルゴリズム。
【図13】 スケジューラの階層化構成。
【図14】 クラススケジューラがクラス内のコネクシ
ョンのキューの状態によってクラスの重みを変更する場
合のスケジューリングアルゴリズム。
【符号の説明】
11,11−1〜11−N…パケットスケジューリング
装置 12,13,14…パケットキュー(パケット蓄積部) 15…パケット入力部 16…スケジューリング情報管理部 17…パケット出力部 18…パケット 19,19−1〜19−n…パケット入力線 20,20−1〜20−N…パケット出力線 21…VCI(スケジューリング情報) 31…プロセッサ 32…ROM 33…VCIメモリ 34…キュー長メモリ 35…重みメモリ 36…状態レジスタ 37…VCI出力レジスタ 38…VCI出力レジスタ 39…データバス 40…制御バス 61…クラスレジスタ 81,82…ランダムアウトキュー 83,84…キュー選択部 91…レジスタ 92…シフト信号生成回路 93…セレクト信号生成回路 94…セレクタ信号線 95…シフト信号線 96…アドレス入力線 97…データ入力線 98…読み出し可能信号線 99…書き込み可能信号線 910…データ出力線 911…シフト信号生成可能信号線 912…データシフト線 101−1〜101−N…セル入力線 102…ATMスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるパケットを一時的に蓄積するた
    めの動的に変更可能な重みがそれぞれ設定された複数の
    パケット蓄積手段と、 パケット受信時に前記複数のパケット蓄積手段の少なく
    とも一つにパケットを入力するパケット入力手段と、 前記複数のパケット蓄積手段にそれぞれ蓄積されたパケ
    ットを読み出す順序を指定するためのスケジューリング
    情報を該パケット蓄積手段のパケット蓄積量と該パケッ
    ト蓄積手段に設定された前記重みとに基づいて管理する
    スケジューリング情報管理手段と、 パケット送信時に前記スケジューリング情報管理手段が
    管理するスケジューリング情報を基に所望の前記パケッ
    ト蓄積手段から所望のパケットを読み出して出力するパ
    ケット出力手段とを有することを特徴とするパケットス
    ケジューリング装置。
  2. 【請求項2】入力される固定長のパケットを一時的に蓄
    積するための動的に変更可能な重みがそれぞれ設定され
    た複数のパケット蓄積手段と、 パケット受信時に前記複数のパケット蓄積手段の少なく
    とも一つにパケットを入力するパケット入力手段と、 前記複数のパケット蓄積手段にそれぞれ蓄積されたパケ
    ットを読み出す順序を指定するためのスケジューリング
    情報を該パケット蓄積手段のパケット蓄積数と該パケッ
    ト蓄積手段に設定された前記重みとに基づいて管理する
    スケジューリング情報管理手段と、 パケット送信時に前期スケジューリング情報管理手段が
    管理するスケジューリング情報を基に所望の前期パケッ
    ト蓄積手段から所望のパケットを読み出して出力するパ
    ケット出力手段とを有し、 前記スケジューリング情報管理手段は、前期複数のパケ
    ット蓄積手段にそれぞれ対応したスケジューリング情報
    の個数を該パケット蓄積手段のパケット蓄積数と該パケ
    ット蓄積手段に設定された前記重みのうちの小さい方の
    値に等しい個数だけ常に保持することを特徴とするパケ
    ットスケジューリング装置。
  3. 【請求項3】前記スケジューリング情報管理手段は、前
    記パケットが属するクラス別又は仮想パス別に前記スケ
    ジューリング情報を管理することを特徴とする請求項1
    または2に記載のパケットスケジューリング装置。
  4. 【請求項4】前記スケジューリング情報管理手段は、前
    記パケットが所属するクラス別または仮想パス別に設定
    される動的に変更可能な重みに基づいてクラスまたは仮
    想パスのスケジューリングを行ない、前記クラス別また
    は仮想パス別の重みを前記クラスまたは仮想パス内に収
    容されるコネクションのパケット蓄積手段内のパケット
    蓄積数が、0から正の値に変化したときあるいは正の値
    から0に変化したときに変更することを特徴とする請求
    項3に記載のパケットスケジューリング装置。
  5. 【請求項5】前記スケジューリング情報管理手段は、少
    なくとも一つのFIFOキューで構成されることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパケット
    スケジューリング装置。
  6. 【請求項6】前記スケジューリング情報管理手段は、少
    なくとも一つのランダムアウトキューで構成されること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパ
    ケットスケジューリング装置。
JP05281396A 1995-07-07 1996-03-11 パケットスケジューリング装置 Expired - Fee Related JP3434642B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05281396A JP3434642B2 (ja) 1995-07-07 1996-03-11 パケットスケジューリング装置
US08/676,964 US6262986B1 (en) 1995-07-07 1996-07-08 Method and apparatus for packet scheduling using queue length and connection weight

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17249095 1995-07-07
JP7-172490 1995-07-07
JP05281396A JP3434642B2 (ja) 1995-07-07 1996-03-11 パケットスケジューリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0983547A true JPH0983547A (ja) 1997-03-28
JP3434642B2 JP3434642B2 (ja) 2003-08-11

Family

ID=26393484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05281396A Expired - Fee Related JP3434642B2 (ja) 1995-07-07 1996-03-11 パケットスケジューリング装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6262986B1 (ja)
JP (1) JP3434642B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320752A (ja) * 2000-03-16 2001-11-16 Alcatel 各端末が複数の接続を含んでいる通信システム
US6839354B1 (en) 1999-09-08 2005-01-04 Nec Corporation Scheduling circuit and scheduling method for dealing with service classes with differing priorities
US6882655B1 (en) 1999-05-13 2005-04-19 Nec Corporation Switch and input port thereof
KR100545793B1 (ko) * 2003-12-18 2006-01-24 한국전자통신연구원 동적 다중 채널 환경에서의 스케쥴링 방법 및 장치
US7106752B2 (en) 2001-05-22 2006-09-12 Nec Corporation Apparatus for scheduling packets and method of doing the same
JP2009022038A (ja) * 1998-04-01 2009-01-29 Hitachi Ltd 可変長パケット交換機および交換方法
JP2009022058A (ja) * 1998-05-26 2009-01-29 Hitachi Ltd 送信端末装置およびネットワークノードおよび中継スイッチ
US7613114B2 (en) 2000-06-29 2009-11-03 Nec Corporation Packet scheduling apparatus
JP2010239434A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Nec Corp 調停回路、オーバーフロー制御方法及びオーバーフロー制御プログラム

Families Citing this family (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9520807D0 (en) * 1995-10-11 1995-12-13 Newbridge Networks Corp Fair queue servicing using dynamic weights
DE19630919A1 (de) * 1996-07-31 1998-02-05 Siemens Ag Verfahren zur Optimierung der Auslastung von Verbindungsabschnitten in Systemen, in denen Informationen in Datenpaketen übertragen werden
DE19722435C2 (de) * 1997-05-28 1999-06-17 Siemens Ag Verfahren und Anordnung zur Steuerung von Zugriffen von Netzabschlußeinheiten auf vorgegebene Ressourcen eines paketorientierten Kommunikationsnetzes
US6157654A (en) 1997-06-24 2000-12-05 Alcatel Networks Corporation Adaptive service weight assignments for ATM scheduling
CA2266440C (en) * 1997-07-23 2004-09-14 Ntt Mobile Communications Network Inc. Multiplex transmission system and band control method
FR2771573B1 (fr) * 1997-11-27 2001-10-19 Alsthom Cge Alkatel Element de commutation de paquets a memoires tampons
US6359884B1 (en) * 1998-06-26 2002-03-19 Nortel Networks Limited Modular scalable packet scheduler with rate based shaping and virtual port scheduler
JP3111993B2 (ja) * 1998-07-14 2000-11-27 日本電気株式会社 ノード装置
US10511573B2 (en) 1998-10-30 2019-12-17 Virnetx, Inc. Agile network protocol for secure communications using secure domain names
JP3684308B2 (ja) * 1998-12-15 2005-08-17 富士通株式会社 スケジューリング制御装置および交換機
US6574230B1 (en) * 1998-12-18 2003-06-03 Nortel Networks Limited Scheduling technique for delayed queue service
US6560230B1 (en) * 1999-02-01 2003-05-06 Redback Networks Inc. Packet scheduling methods and apparatus
JP3438651B2 (ja) * 1999-05-31 2003-08-18 日本電気株式会社 パケット多重装置
JP4078755B2 (ja) * 1999-06-02 2008-04-23 株式会社日立製作所 帯域監視方法
JP3683133B2 (ja) * 1999-08-17 2005-08-17 日本電気株式会社 パケットスケジューリング装置
JP2001060967A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Fujitsu Ltd パケットスイッチ装置
US6570883B1 (en) * 1999-08-28 2003-05-27 Hsiao-Tung Wong Packet scheduling using dual weight single priority queue
US6891834B1 (en) * 1999-09-09 2005-05-10 Avici Systems Apparatus and method for packet scheduling
US6618380B1 (en) * 1999-09-09 2003-09-09 Lucent Technologies Inc. Priority queueing
US6480911B1 (en) * 1999-09-23 2002-11-12 At&T Corp. Grouping class sensitive queues
US6888842B1 (en) * 1999-10-05 2005-05-03 Nortel Networks Limited Scheduling and reservation for dynamic resource control systems
US6795865B1 (en) * 1999-10-08 2004-09-21 Microsoft Corporation Adaptively changing weights for fair scheduling in broadcast environments
US6978311B1 (en) * 2000-02-09 2005-12-20 Surf Communications Solutions, Ltd. Scheduling in a remote-access server
US6891794B1 (en) * 1999-12-23 2005-05-10 Cisco Technology, Inc. System and method for bandwidth protection in a packet network
US20030014484A1 (en) * 2000-11-09 2003-01-16 Arnon Netzer Scheduling in a remote-access server
GB0007394D0 (en) * 2000-03-27 2000-05-17 Nokia Networks Oy Transmitting packet data
US6952424B1 (en) * 2000-04-13 2005-10-04 International Business Machines Corporation Method and system for network processor scheduling outputs using queueing
US6862292B1 (en) * 2000-04-13 2005-03-01 International Business Machines Corporation Method and system for network processor scheduling outputs based on multiple calendars
US20010046208A1 (en) * 2000-05-05 2001-11-29 Eng Kai Y. Unbreakable optical IP flows and premium IP services
US7002918B1 (en) * 2000-05-22 2006-02-21 Northrop Grumman Corporation Method and apparatus for real time scheduling in a satellite communications network
US6909722B1 (en) * 2000-07-07 2005-06-21 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for proportionately multiplexing data streams onto one data stream
US7486686B2 (en) * 2001-02-26 2009-02-03 Vitesse Semiconductor Corporation Method and apparatus for scheduling data on a medium
WO2002069575A1 (en) * 2001-02-28 2002-09-06 Gotham Networks, Inc. Methods and apparatus for network routing device
US7627870B1 (en) * 2001-04-28 2009-12-01 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for a data structure comprising a hierarchy of queues or linked list data structures
US7035294B2 (en) * 2001-06-04 2006-04-25 Calix Networks, Inc. Backplane bus
WO2003019394A1 (en) * 2001-08-24 2003-03-06 Intel Corporation A general input/output architecture, protocol and related methods to support legacy interrupts
US9836424B2 (en) * 2001-08-24 2017-12-05 Intel Corporation General input/output architecture, protocol and related methods to implement flow control
JP2003124953A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Fujitsu Ltd リング型ネットワークシステム
US20030099198A1 (en) * 2001-11-27 2003-05-29 Amplify.Net, Inc. Multicast service delivery in a hierarchical network
US6981052B1 (en) * 2001-12-07 2005-12-27 Cisco Technology, Inc. Dynamic behavioral queue classification and weighting
US7035273B1 (en) 2002-02-06 2006-04-25 Marvell International Ltd. Quality of service queueing system for a network switch
US7453898B1 (en) 2002-03-30 2008-11-18 Cisco Technology, Inc. Methods and apparatus for simultaneously scheduling multiple priorities of packets
US7184443B2 (en) * 2002-03-30 2007-02-27 Cisco Technology, Inc. Packet scheduling particularly applicable to systems including a non-blocking switching fabric and homogeneous or heterogeneous line card interfaces
US7209440B1 (en) 2002-05-07 2007-04-24 Marvell International Ltd. Method and apparatus for preventing blocking in a quality of service switch
WO2003098883A1 (fr) * 2002-05-15 2003-11-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de repartition de paquets et procede de repartition de paquets
US7110415B1 (en) 2002-05-17 2006-09-19 Marvell International Ltd. Apparatus and method for dynamically limiting output queue size in a quality of service network
US20030229720A1 (en) * 2002-06-05 2003-12-11 Amplify. Net, Inc. Heterogeneous network switch
US6954811B2 (en) * 2002-07-19 2005-10-11 Calix Networks, Inc. Arbiter for an input buffered communication switch
US7130270B2 (en) * 2002-07-26 2006-10-31 International Business Machines Corporation Method and apparatus for varying bandwidth provided to virtual channels in a virtual path
US7561590B1 (en) 2003-05-05 2009-07-14 Marvell International Ltd. Network switch having virtual input queues for flow control
KR100592547B1 (ko) * 2003-06-03 2006-06-23 서울시립대학교 산학협력단 스트리밍을 위한 패킷 스케줄링 방법
US7424003B2 (en) * 2004-03-08 2008-09-09 Surf Communication Solutions Multi-parameter scheduling in communication systems
US7382725B1 (en) * 2004-03-09 2008-06-03 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for scheduling packets in a multi-service integrated switch fabric
US7061927B2 (en) * 2004-04-12 2006-06-13 Cisco Technology, Inc. Weighted random scheduling particularly applicable to packet switching systems
US7817643B2 (en) * 2004-09-14 2010-10-19 Maksim Azarov System and method for varying the scheduling of real time protocol (RTP) packets
US7525978B1 (en) 2005-04-15 2009-04-28 Altera Corporation Method and apparatus for scheduling in a packet buffering network
WO2006131786A1 (en) * 2005-06-07 2006-12-14 Freescale Semiconductor, Inc. Hybrid method and device for transmitting packets
US9065779B2 (en) * 2009-06-12 2015-06-23 Wi-Lan Labs, Inc. Systems and methods for prioritizing and scheduling packets in a communication network
US8665724B2 (en) 2009-06-12 2014-03-04 Cygnus Broadband, Inc. Systems and methods for prioritizing and scheduling packets in a communication network
US8301805B2 (en) * 2009-09-15 2012-10-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Managing I/O request in a storage system
JP5498889B2 (ja) * 2010-08-06 2014-05-21 アラクサラネットワークス株式会社 パケット中継装置および輻輳制御方法
CN109391558B (zh) * 2017-08-02 2022-04-01 东软集团股份有限公司 一种队列的控制方法及控制装置
US10834009B2 (en) * 2019-03-18 2020-11-10 Intel Corporation Systems and methods for predictive scheduling and rate limiting

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5379297A (en) 1992-04-09 1995-01-03 Network Equipment Technologies, Inc. Concurrent multi-channel segmentation and reassembly processors for asynchronous transfer mode
US5619502A (en) * 1994-09-16 1997-04-08 Intel Corporation Static and dynamic scheduling in an asynchronous transfer mode communication network
US5541912A (en) * 1994-10-04 1996-07-30 At&T Corp. Dynamic queue length thresholds in a shared memory ATM switch
US5475679A (en) * 1994-12-08 1995-12-12 Northern Telecom Limited Large capacity ATM switch
US5583864A (en) * 1995-03-28 1996-12-10 Bell Atlantic Network Services, Inc. Level 1 gateway for video dial tone networks
EP0748086A1 (en) * 1995-06-09 1996-12-11 Siemens Aktiengesellschaft Method for scheduling message cells leaving an ATM node

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022038A (ja) * 1998-04-01 2009-01-29 Hitachi Ltd 可変長パケット交換機および交換方法
US7602783B2 (en) 1998-04-01 2009-10-13 Hitachi, Ltd. Packet switch and switching method for switching variable length packets
US8730962B2 (en) 1998-04-01 2014-05-20 Hitachi, Ltd. Packet switch and switching method for switching variable length packets
JP2011024275A (ja) * 1998-04-01 2011-02-03 Hitachi Ltd 可変長パケット交換機
JP4685909B2 (ja) * 1998-04-01 2011-05-18 株式会社日立製作所 パケット交換機、パケット交換方法およびパケット処理回路
JP2009022058A (ja) * 1998-05-26 2009-01-29 Hitachi Ltd 送信端末装置およびネットワークノードおよび中継スイッチ
US6882655B1 (en) 1999-05-13 2005-04-19 Nec Corporation Switch and input port thereof
US6839354B1 (en) 1999-09-08 2005-01-04 Nec Corporation Scheduling circuit and scheduling method for dealing with service classes with differing priorities
JP4703871B2 (ja) * 2000-03-16 2011-06-15 アルカテル−ルーセント 各端末が複数の接続を含んでいる通信システム
JP2001320752A (ja) * 2000-03-16 2001-11-16 Alcatel 各端末が複数の接続を含んでいる通信システム
US7613114B2 (en) 2000-06-29 2009-11-03 Nec Corporation Packet scheduling apparatus
US7106752B2 (en) 2001-05-22 2006-09-12 Nec Corporation Apparatus for scheduling packets and method of doing the same
KR100545793B1 (ko) * 2003-12-18 2006-01-24 한국전자통신연구원 동적 다중 채널 환경에서의 스케쥴링 방법 및 장치
JP2010239434A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Nec Corp 調停回路、オーバーフロー制御方法及びオーバーフロー制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3434642B2 (ja) 2003-08-11
US6262986B1 (en) 2001-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3434642B2 (ja) パケットスケジューリング装置
US6295295B1 (en) Scheduler for an information packet switch
US6134217A (en) Traffic scheduling system and method for packet-switched networks with fairness and low latency
US6526060B1 (en) Dynamic rate-based, weighted fair scheduler with explicit rate feedback option
US5926459A (en) Rate shaping in per-flow queued routing mechanisms for available bit rate service
US6377583B1 (en) Rate shaping in per-flow output queued routing mechanisms for unspecified bit rate service
US6058114A (en) Unified network cell scheduler and flow controller
JP3711752B2 (ja) パケット通信装置
EP0748086A1 (en) Method for scheduling message cells leaving an ATM node
EP0939573A2 (en) ATM cell transmission scheduling
US6396843B1 (en) Method and apparatus for guaranteeing data transfer rates and delays in data packet networks using logarithmic calendar queues
WO1998009475A1 (en) Apparatus and methods to change thresholds to control congestion in atm switches
JP2000512442A (ja) 通信ネットワークにおける事象駆動セルスケジューラおよびマルチサービスカテゴリをサポートする方法
US6353618B1 (en) Method and apparatus for controlling traffic flows in a packet-switched network
EP0817433A2 (en) Packet switched communication system and traffic shaping process
US20050010676A1 (en) Time-based transmission queue for traffic management of asynchronous transfer mode virtual circuits on a multi-threaded, multi-processor system
EP1414197B1 (en) Multicasting system and method for use in an access node's ATM switch fabric
US6208652B1 (en) Increment scheduler
Briem et al. Traffic management for an ATM switch with per-VC queuing: Concept and implementation
JP3157113B2 (ja) トラヒックシェイパー装置
US6807171B1 (en) Virtual path aggregation
JP3820272B2 (ja) 交換装置
EP1104219A2 (en) Data transmission method and apparatus
USRE42121E1 (en) Method and system for a hierarchical traffic shaper
US6529474B1 (en) Shaping algorithm

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees