JP3438651B2 - パケット多重装置 - Google Patents

パケット多重装置

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にTCP/IP
トラヒックを収容するパケット多重装置あるいはパケッ
ト交換機に関し、ベストエフォ−トサ−ビスの転送と遅
延品質を要求するトラヒックサ−ビスの転送とを共存す
る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加入者からのパケット回線を基幹
網へ取り込む初段の転送装置は多重装置として実現され
る。従来のパケット多重装置は、主に専用線として用い
られ、輻輳制御、誤り制御などによる品質保証手段が提
供されている。例えば、従来のパケット交換網における
輻輳制御の例としては特開平7−79253号公報に示
す技術が知られている。この技術は送信元からの伝送遅
延測定要求パケットと交換機から送信元へ返送する伝送
遅延測定応答パケットにより伝送遅延を測定し、輻輳時
に遅延の大きいパケットを優先的に処理すると共に遅延
の小さい送信元には送信パケットを減らすように輻輳制
御をすることによりネットワ−クの輻輳を減少させよう
とするものである。
【0003】一方で、近年のTCP/IPベ−スのネッ
トワ−ク構築が進む中で、ベストエフォ−トの従来TC
P/IPトラヒックに加えて、遅延品質を要求する音声
/画像転送サ−ビスなどの統合も要求されている。この
ような要求を満たすために、複数の優先度を持つキュー
からの読み出しを制御する、重み付けラウンドロビン制
御(Weighed Round Robin)や重み
付け公平キュー(Weighed Fair Queu
ing)などが提案/実現されている。これらの制御は
キューから読み出したパケットの数にもとづき次の読み
出しを決定する制御である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパケッ
ト多重装置では、パケットの遅延を一定範囲内にとどめ
る保証がないため、一部のパケットの到着が著しく遅れ
て、音声/画像転送サ−ビスに必要とされる、リアルタ
イム情報の伝達を品質よくおこなえない場合を生じると
いう課題があった。また、前述の公報記載の技術でも、
パケット交換機では各フロー毎に異なる遅延保証をする
ということは行なわれていなかったため、伝送される音
声/画像転送を復元する際にパケットが連続的に到達せ
ず、利用者が品質に不満を持つという課題があった。
【0005】本発明は上述する課題を解決するもので、
ベストエフォ−トサ−ビスの転送と遅延品質を要求する
トラヒックサ−ビスの転送とを共存させるパケット多重
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のパケット多重装置は、入力されたパケットに出力期
限値を設定すると共に、該パケットのサイズを測定し
て、このサイズに対応する処理時間への換算値に変換す
る入力処理部110と、該パケットを記憶するバッファ
メモリ120と、該パケットの受信順に出力すべき順序
を記憶するキュー130と、該入力処理部で求めた該パ
ケットの出力期限値とサイズを記憶する属性保存メモリ
140と、該キューに記憶される先頭エントリーと後続
エントリーについて、該属性保存メモリに記憶される出
力期限値及びサイズを比較して、該出力期限値が所定の
遅延期限値を守ることのできる範囲で、サイズの大きい
方のパケットから順に出力するよう選択する読み出し制
御部150とを具備するものである。
【0007】このように構成すると、パケット多重装置
100内において読み出し優先制御を行なうことによ
り、装置内遅延時間を保証できる。入力処理部110は
入力パケットを受信した際に遅延期限値にもとづいて出
力期限値を計算し、パケットのサイズと共に属性保存メ
モリ140に保存しておく。読み出し制御部150では
キュー130の先頭のいくつかのエントリーに対して、
属性保存メモリ140に保持されているパケットサイズ
と出力期限値を比較することにより、遅延期限値を守る
ことのできる範囲で、サイズの大きい方のパケットから
順に出力するので遅延期限値を守ることができる。
【0008】さらに前記入力処理部は、前記遅延期限値
を格納する属性テーブル112と、前記遅延期限値と該
パケットの到達時間から出力期限値を計算するタイムス
タンプ生成部114と、該パケットのサイズを測定し
て、このサイズに対応する処理時間への換算値に変換す
るサイズ測定部115とを有する構成とするとよい。ま
た、前記読み出し制御部は、時間切れとなるパケット信
号を優先して選択する構成としてもよい。
【0009】また、前記入力処理部は、前記パケットの
サイズを積算する積算テーブル116を有し、前記読み
出し制御部は、該積算テーブルの積算値がしきい値を越
えたときは、該パケットに関する前記バッファメモリ、
キュー、及び属性保存メモリの記憶内容を廃棄する構成
とするとよい。しきい値よりも大量のパケットに対して
は廃棄することで、他のパケットの処理を確実にして遅
延期限値を守る。
【0010】あるいは、前記入力処理部は、前記パケッ
トのサイズを積算する積算テーブル116を有し、前記
読み出し制御部は、該積算テーブルの積算値がしきい値
を越えたときは、該パケットに関する前記属性保存メモ
リの出力期限値を最大値に設定する構成としてもよい。
しきい値よりも大量のパケットに対しては優先順位を下
げることで、他のパケットの処理を確実にして遅延期限
値を守ると共に、空きができればこの大量のパケットを
処理して、遅延期限値は守れないもののパケット伝送は
行なう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 図1は、本発明の第1の実施の形
態を説明する構成ブロック図で、パケット多重装置10
0の構成を示している。図において、入力処理部110
は、各入力回線10−1〜10−nからのパケットに対
して入力処理を行なうものであり、ヘッダ検索部11
1、属性テーブル112、アドレス生成部113、タイ
ムスタンプ生成部114、サイズ測定部115、積算テ
ーブル116から構成される。
【0012】ヘッダ検索部111は、パケットヘッダに
含まれる宛先及び送信元アドレスを用いて属性を検索
し、属性テーブル112から該当フローに対する情報を
取得する。属性テーブル112には、遅延保証をするか
どうかのフラグ、遅延期限値、ポリシングを実行するか
否かのフラグ、ポリシングの際のしきい値を装置内制御
系(図示せず)よりあらかじめ設定しておく。ポリシン
グの動作については後述する。
【0013】アドレス生成部113は、パケットを一時
書き込んでおくバッファメモリ120のアドレス、パケ
ットの属性を保存しておく属性保存メモリ140のアド
レス、受信パケット順に属性保存メモリ140のアドレ
スを書き込んでおくキュー130のアドレスのそれぞれ
を生成する。タイムスタンプ生成部114ではヘッダ検
索部111にて読み出したパケット属性の中から装置内
遅延要求値を取り出し、この値と受信時間から出力期限
を計算する。サイズ測定部115ではパケットのサイズ
を測定する。積算テーブル116は、積算値の管理を容
易にするために設けられたフローID毎の、一定のウィ
ンドウサイズ(一定時間)単位のパケットサイズを積算
しておく。
【0014】入力パケットは入力処理部110により生
成されたアドレス位置のバッファメモリ120に書き込
まれる。また、出力期限値とサイズ、バッファメモリ1
20のアドレスは属性保存メモリ140に書き込まれ、
属性保存メモリ140のアドレスはキュー130に書き
込まれる。読み出し制御部150ではキュー130を先
頭から調べ、キュー130のエントリーで示される属性
保存メモリ140のアドレスを取り出し、サイズ、出力
期限値をもとにして、次に読み出すべきエントリー候補
を決定する。ついで読み出し決定したエントリーのバッ
ファメモリ120のアドレスを使用してパケットを読み
出し、出力回線20へと出力する。
【0015】図2はバッファメモリ120、キュー13
0、属性保存メモリ140の関係を示す構成ブロック図
である。キュー130には属性保存メモリ140のアド
レスであるポインタ201を書き込み、属性保存メモリ
140にはサイズ、出力期限値、廃棄フラグ、該当パケ
ットが書き込まれているバッファメモリ120のアドレ
スであるポインタ202を書いておく。ポインタ202
の位置で示されるバッファメモリ120にはパケットの
デ−タが書き込まれる。
【0016】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図1に示すパケット多重装置100の入力処理
部110では入力パケット信号のヘッダに含まれる宛先
アドレス、送信元アドレスを取り出す。パケットの例と
してIPパケットの場合では、宛先IPアドレス、送信
元IPアドレスがあり、これらの値を取り出すことに相
当する。ついでこれらの値を検索キ−としてヘッダ検索
部111にて属性テーブル112を検索する。
【0017】遅延期限値はあらかじめ装置内制御部によ
り設定しておくが、装置内の処理基本周期を元に規格化
した値にしておく。ヘッダ検索により該当パケットが遅
延保証を必要とするフローであった場合には、タイムス
タンプ生成部114にて遅延期限値とパケット到着の時
間とを加算して得られる出力期限値を計算する。サイズ
測定部115では受信したパケットのサイズを測定し、
そのサイズを処理時間に換算した値に変換する。例えば
パケットサイズが64バイトであるパケットを処理する
時間を基本単位とすると、これをサイズ1とする。パケ
ットのサイズが256バイトであれば換算サイズは4と
なる。前記の出力期限値もこの単位であらわされ、遅延
期限値が6400バイト分の伝送時間に該当する時間で
あるならば遅延期限値は100というように表され、設
定される。アドレス生成部113ではキュー130、バ
ッファメモリ120、属性保存メモリ140の空き情報
を管理しておき、それぞれ書き込みに必要なアドレスを
生成する。
【0018】このように入力処理部110では入力パケ
ットそれぞれにタイムスタンプ属性をつけ、順にキュー
130に書き込んでいく。実際の動作では入力回線10
−1、10−2、〜、10−nについて同様の処理を行
ない、1つのキュー130へ出力すべきエントリーを順
に書き込んでいくことにより多重化を行なう。
【0019】次に読み出し動作について説明する。図3
は、読み出し制御部150がパケットのサイズ、出力期
限値を比較する動作を説明するフローチャ−トである。
読み出し制御部150ではキュー130を先頭から順に
調べ、次に読み出すべきパケットを決定する。まずキュ
ー130の先頭から2エントリー分の属性をポインタ2
01が指す各アドレスを参照することにより読み出し、
これらのサイズ、出力期限値を用いて比較をする。図3
において2つのエントリーのサイズをS1、S2、出力
期限値をE1、E2と記した。また、次のパケットを読
み出すべき時間をt0とした。
【0020】まずステップA1では、2つのサイズS1
とサイズS2を比較する。サイズS1がサイズS2より
も大きい場合、ステップA2によりE2−t0を新たな
出力期限値E2とする。これにより次出力時間から出力
期限までの残り時間を求める。次にステップA3により
サイズS1と出力期限値E2を比較する。サイズS1が
小さい場合、パケット1を出力しても出力期限値E2は
時間切れにならないことを意味するのでパケット1を選
択する(ステップA4)。サイズS1が出力期限値E2
よりも大きい場合、サイズS1を出力するとパケット2
が時間切れになることを意味するのでパケット2を選択
する(ステップA7)。
【0021】一方、ステップA1の比較においてサイズ
S2がサイズS1よりも大きい場合、ステップA5によ
りE1−t0を新たに出力期限値E1とする。ステップ
A3と同様にステップA6ではサイズS2と出力期限値
E1を比較し、サイズS2が小さい場合、パケット2を
出力しても出力期限値E1は時間切れにならないことを
意味するのでパケット2を選択する(ステップA7)。
サイズS2が出力期限値E1よりも大きい場合、サイズ
S2を出力するとパケット1が時間切れになることを意
味するのでパケット1を選択する(ステップA4)。こ
のように2つのエントリーの比較をし、一方を選択す
る。
【0022】このような比較処理をマイクロプロセッ
サ、あるいはハ−ドウェアによる論理回路により行なう
が、実際にはこれをキュー130の先頭から順次、エン
トリーを調べ、複数回比較を繰り返す。すなわち、キュ
ー130の先頭2つのエントリーから1つを選択する
と、次に3番目のエントリーと先の選択エントリーとを
同様に比較する。このような比較をある回数繰り返すこ
とにより次に出力すべきパケットを選択し、決定する。
比較回数は1回の比較に要する時間と次出力までの時間
により制限されるので変更可能にしておくが、次の具体
例では4エントリーについての3回比較の例をあげる。
【0023】図4は、図3の処理フローの具体例を説明
する図である。図4において、キュー130の先頭エン
トリーはサイズ4、出力期限8の属性を持つパケットで
あり、2番目のエントリーはサイズ6、出力期限10で
ある。ここで図3の符号を用いるとS1=4、S2=
6、E1−t0=8、E2−t0=10となる。なお本
例では便宜上、時間t0が0となるような期限を設定し
てある。
【0024】ここで選択処理を行なうと、S2>S1で
あるのでステップA6の比較にうつり、S2<E1であ
るのでステップA7によりパケット2を選択する。さら
に3番目のエントリーと比較をする。S3=1、E3−
t0=4とすると、S2>S3なのでサイズS2と出力
期限値E3を比較し、S2>E3であるのでパケット3
を選択する。ついで4番目のエントリーと比較する。S
4=3、E4−t0=6とすると、S4>S3なのでサ
イズS4と出力期限値E3を比較し、S4<E3である
のでパケット4を選択する。この例の場合、キュー13
0の先頭から4パケット目までの比較をすることにすれ
ばパケット4の出力を選択することになる。
【0025】パケット4を出力した後には、次パケット
の出力タイミングが時間t3になるので、ここを基準と
した期限をもとにして、今回選択されなかったパケット
1、パケット2、パケット3とそのときにエントリーが
あれば5番目のパケットにより選択処理が行なわれる。
このようにして出力すべきパケットを決定すると、読み
出し制御部はバッファメモリ120へのポインタ202
を使用してパケットを読み出し、外部へ出力する。
【0026】以上が読み出しに関する基本的な処理であ
るが、特別な場合について説明する。まず、ヘッダ検索
により遅延保証をしないフローであると判断された場合
には出力期限を最大値に設定しておく。これにより、選
択処理において優先度が下げられる。
【0027】次に輻輳時の動作について説明する。輻輳
時には出力期限を越えるパケットが出現することが予想
される。入力時の属性検索により時間保証をするか否か
を指定するが、これに加えて出力期限を過ぎた場合の動
作を指定しておく。すなわち、出力期限を過ぎた場合に
該当パケットを廃棄するか否かを指定しておく。このよ
うにすることにより、次出力パケット選択処理において
E−t0が負になるときには時間切れであると認識し、
このパケットを廃棄することが可能となる。
【0028】次にポリシングの動作について説明する。
入力時のヘッダ検索において得られる値の1つとして、
ポリシングを行なうか否かのフラグと、ポリシングを行
なうフローに対して許可される伝送帯域のしきい値を設
定しておく。また積算値の管理を容易にするためにフロ
ーIDを定義し、このIDをアドレスとして積算テーブ
ル116をアクセスする。このフローIDも属性テーブ
ル112に設定しておく。このテーブルに各ID毎の積
算値を保持しておき、一定のウィンドウサイズ(一定時
間)単位のパケットサイズを積算することにより、この
積算値に対して違反の有無を判定する。なお、ウィンド
ウサイズ毎に積算値はクリアする。
【0029】このようにパケット受信時のサイズ測定結
果を積算していき、あらかじめ設定したしきい値を越え
た場合には違反状態であると判定する。違反した場合に
は設定により廃棄、あるいは前述のごとく出力期限を最
大値にしてキュー読み出しの優先度を下げるなどの処理
を行なう。
【0030】図5は、本発明の第2の実施の形態を説明
する構成ブロック図である。図1に示す実施の形態と比
較すると、第1の実施の携帯においては単一のキュー1
30における出力制御を説明したが、第2の実施の形態
では優先度の異なる2種類のキューをもつ。2種類のキ
ューは読み出し優先度が高い高優先キュー131と読み
出し優先度が低い低優先キュー132とから構成され
る。入力処理部110は図1と同様である。
【0031】このように構成された装置において、入力
パケットに対するヘッダ検索において得られる属性が遅
延保証する場合には高優先度のキュー131へ書き込
み、遅延保証をしない場合には低優先度のキュー132
へ書き込む。読み出し制御部150では高優先キュー1
31にパケットがあるときは常にこちらから読み出し、
高優先キュー131にパケットがないときに低優先キュ
ー132からパケットを読み出す。図3に示す選択フロ
ーは高優先キュー131からの読み出し時にのみ使用
し、低優先キュー132からの読み出しでは先頭から順
に読み出す。このようにすることにより、より細かい優
先制御が可能になる。
【0032】なお、上記実施の形態では、キューの優先
度が1種類と2種類の場合を示したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、キューの優先度を3種類以上
に区分して、優先度の高いものは頻繁にキューを読み出
し、優先度の低くなるキューについては順次キューの読
み出し頻度を低くする構成としてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の読み出し
制御部によると、短いパケットと長いパケットがあると
きに、遅延時間規定を守ることができる限り長いパケッ
トの出力を選択することにより、統計多重効果を期待で
きない長いパケットを早く出力し、また、統計多重効果
が期待できる短いパケットは空いている時間に出力する
ことが可能になる。本発明によると、単純にパケットの
長さで優先度の異なるキューに振り分ける優先制御方法
とくらべて遅延時間保証が可能になる。
【0034】また、実施例のように読み出し制御部に入
力パケットの帯域ポリシングの結果を読み出しの選択処
理に反映させる構成とすると、加入者側から流入する契
約違反パケットに対して廃棄あるいは読み出し優先度を
下げることが可能であり、網内の伝送帯域を効率よく使
用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を説明する構成ブ
ロック図である。
【図2】 バッファメモリ120、キュー130、属性
保存メモリ140の関係を示す構成ブロック図である。
【図3】 読み出し制御部150がパケットのサイズ、
出力期限値を比較する動作を説明するフローチャ−トで
ある。
【図4】 図3の処理フローの具体例を説明する図であ
る。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を説明する構成ブ
ロック図である。
【符号の説明】
10−1〜10−n 入力回線 100 パケット多重装置 110 入力処理部 111 ヘッダ検索部 112 属性テーブル 113 アドレス生成部 114 タイムスタンプ生成部 115 サイズ測定部 116 積算テーブル 120 バッファメモリ 130 キュー 140 属性保存メモリ 150 読み出し制御部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたパケットに出力期限値を設定
    すると共に、該パケットのサイズを測定して、このサイ
    ズに対応する処理時間への換算値に変換する入力処理部
    (110)と、 該パケットを記憶するバッファメモリ(120)と、 該パケットの受信順に出力すべき順序を記憶するキュー
    (130)と、 該入力処理部で求めた該パケットの出力期限値とサイズ
    を記憶する属性保存メモリ(140)と、 該キューに記憶される先頭エントリーと後続エントリー
    について、該属性保存メモリに記憶される出力期限値及
    びサイズを比較して、該出力期限値が所定の遅延期限値
    を守ることのできる範囲で、サイズの大きい方のパケッ
    トから順に出力するよう選択する読み出し制御部(15
    0)と、 を具備することを特徴とするパケット多重装置。
  2. 【請求項2】 前記入力処理部は、前記遅延期限値を格
    納する属性テーブル(112)と、前記遅延期限値と該
    パケットの到達時間から出力期限値を計算するタイムス
    タンプ生成部(114)と、該パケットのサイズを測定
    して、このサイズに対応する処理時間への換算値に変換
    するサイズ測定部(115)とを有することを特徴とす
    る請求項1に記載のパケット多重装置。
  3. 【請求項3】 前記読み出し制御部は、時間切れとなる
    パケット信号を優先して選択することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のパケット多重装置。
  4. 【請求項4】 前記入力処理部は、前記パケットのサイ
    ズを積算する積算テーブル(116)を有し、 前記読み出し制御部は、該積算テーブルの積算値がしき
    い値を越えたときは、該パケットに関する前記バッファ
    メモリ、キュー、及び属性保存メモリの記憶内容を廃棄
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載のパケット多重装置。
  5. 【請求項5】 前記入力処理部は、前記パケットのサイ
    ズを積算する積算テーブル(116)を有し、 前記読み出し制御部は、該積算テーブルの積算値がしき
    い値を越えたときは、該パケットに関する前記属性保存
    メモリの出力期限値を最大値に設定することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパケット多
    重装置。
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