JPH0981909A - ディスク記録再生装置及びディスク記録再生装置に適用するリードパラメータ調整方法 - Google Patents

ディスク記録再生装置及びディスク記録再生装置に適用するリードパラメータ調整方法

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JPH0981909A
JPH0981909A JP23541795A JP23541795A JPH0981909A JP H0981909 A JPH0981909 A JP H0981909A JP 23541795 A JP23541795 A JP 23541795A JP 23541795 A JP23541795 A JP 23541795A JP H0981909 A JPH0981909 A JP H0981909A
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JP23541795A
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Toru Takemura
亨 武村
Masahito Fujii
雅人 藤井
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】MRヘッドを使用したディスク記録再生装置に
おいて、MRヘッドのセンス電流の調整機能を利用し
て、リードエラーの発生時のリトライ処理の効率化を図
り、かつデータ再生時のリードエラーの発生を減少させ
ることにある。 【構成】CPU11はデータ再生時にリードエラーが発
生したときに、リトライ処理を所定の規定回数だけ繰返
した後に、MRヘッド2のセンス電流量を変更して、リ
トライ処理を実行させる。このリトライ処理により、正
常なデータ再生動作を実行した場合には、その変更した
センス電流量をメモリ14に記憶する。これにより、無
駄なリトライ処理の回数を減少させて、結果的にリトラ
イ処理の効率化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スク装置等のディスク記録再生装置に関し、特に再生専
用のMRヘッドを使用したディスク記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばハードディスク装置(HD
D)等のディスク記録再生装置は、記録媒体であるディ
スクに対して、磁気ヘッド(以下単にヘッドと称する)
によりデータの記録再生動作を実行する。
【0003】近年、特に小型かつ高記録密度のHDDに
は、データ記録用として誘導型薄膜ヘッドを使用し、デ
ータ再生用として再生専用のMR(magnetore
sistive)ヘッドを使用する記録再生分離型(複
合ヘッド構造型)ヘッドが注目されている。
【0004】特にMRヘッドは、高感度かつ再生出力が
ディスクの走行速度(周速度)に依存しない(相対的に
高い再生出力を得られる)等の利点を有するため、高記
録密度化技術の重要な要素の一つとなっている。
【0005】MRヘッドは、磁気抵抗素子(MR素子)
の異方性磁気抵抗効果を利用して、ディスクの表面に発
生する記録磁界を抵抗値の変化として検出する磁気抵抗
効果型のヘッドである。
【0006】MRヘッドの動作原理は、図7(A)に示
すように、ディスク1のトラック(リードアクセス対
象)上に近接して位置決めされたMR素子(MR薄膜)
2に対してセンス電流(I)を流し、ディスク1からの
記録磁界(垂直磁界H)に応じて変化する抵抗率を電圧
信号(V)として取出す。
【0007】即ち、センス電流(I)は記録磁界による
抵抗変化を電圧変化として検出するための駆動電流であ
る。電圧信号(V)は再生信号として、ヘッドアンプに
より増幅されてリードチャネルと称するデータ再生回路
に送られる。
【0008】ここで、MR素子2の抵抗率ρ、抵抗率ρ
の最大変化量Δρm、センス電流I、垂直磁界Hによる
MR素子2の磁化Mにおいて、図7(B)に示すよう
に、センス電流Iの方向と磁化Mの方向となす角度をθ
とした場合に、以下のような関係式(1)が成立する。 ρ=Δρm*cos2 θ…(1) 。
【0009】また、MRヘッドには、線形領域での再生
動作を可能にするためバイアス磁界を必要とする。図7
(C),(D)はMRヘッドの記録磁界Hに対するMR
抵抗値の特性を示す図である。図7(C)はバイアス磁
界が無い場合を示し、図7(D)はバイアス磁界をかけ
た場合を示している。
【0010】このバイアス磁界を発生させるために、セ
ンス電流(即ち、バイアス電流)をMR素子またはその
センス電流の分流をMR素子に隣接したバイアス膜に供
給する。
【0011】前記のようなMRヘッドの動作原理によ
り、センス電流量(センス電流値)はMRヘッドの特性
を決定する重要なパラメータの一つである。このため、
従来ではHDDの製造工程において、MRヘッドの動作
特性に従って、センス電流量は適正値になるように設定
されている。具体的には、MRヘッドの再生信号波形の
上下対称性とノイズ特性(バルクハウゼンノイズ)に従
って、その非対称性やノイズレベルを最小限にするよう
なセンス電流量が設定されることになる。
【0012】センス電流量は、HDDに設けられた複数
のヘッドの各MRヘッド毎に最適値が設定されており、
通常では固定値である。したがって、製造工程時に調整
された後、即ちHDDが製品として出荷後では、センス
電流量は変更されないのが一般的である。
【0013】ところで、HDDでは、データ再生時に、
ヘッドからのリード信号から正常なリードデータが再生
できない場合(リードエラーの発生)、通常では再度、
同一のデータ再生動作が実行される。これをリトライ処
理と称する。
【0014】リトライ処理では、所定の規定回数だけ同
一のデータ再生動作が繰返し実行される。この規定回数
だけリトライ処理が実行されても、リードエラーが発生
する場合には、エラー処理となる。
【0015】エラー処理には、通常ではディスク上のア
クセス対象のセクタまたはトラックに欠陥が存在すると
判定し、その欠陥セクタまたは欠陥トラックの使用を禁
止し、代替セクタまたは代替トラックの割り当てを実行
する方式がある。また、ヘッドの故障であると判定した
場合には、そのヘッドに対応するディスクのデータ面の
使用を禁止するなどの方式がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、高記録
密度化のHDDには、データ再生用としてMRヘッドを
使用したヘッドが注目されている。このMRヘッドによ
るデータ再生動作時に、リードエラーが発生すると、従
来では所定の規定回数だけリトライ処理が実行される。
【0017】MRヘッドは、前述のようにセンス電流値
が動作特性に大きく影響し、このセンス電流値が不適正
な値の場合にはリードエラーの発生確率が高くなること
が予想される。具体的には、MRヘッドの特性に合致し
ないセンス電流値の場合に、MRヘッドのリード信号波
形の非対称性やノイズレベルが大きくなり、リードエラ
ー発生の要因となる。このMRヘッドのセンス電流値
は、HDDの製造工程時に固定値として設定される。
【0018】しかし、HDDの周囲温度が変化して、M
R素子の抵抗値の変動を引き起こすと、設定されたセン
ス電流値は必ずしも最適値とはならない。また、製造工
程時での設定作業時に、なんらかの原因により最適値が
設定されていない場合もある。このようなMRヘッドの
動作特性を要因とする場合には、リトライ処理を何回繰
返しても、リードエラーが発生して、正常なデータ再生
動作が不可能になる。したがって、無駄なリトライ処理
を繰返して、結果的にHDDの動作効率が低下する要因
となっている。
【0019】本発明の目的は、MRヘッドを使用したデ
ィスク記録再生装置において、MRヘッドのセンス電流
の調整機能を利用して、リードエラーの発生時のリトラ
イ処理の効率化を図り、合わせてデータ再生時のリード
エラーの発生を減少させることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
データ再生時にリードエラーが発生したときに、リトラ
イ処理を所定の規定回数だけ繰返した後に、制御手段は
センス電流供給手段を介してMRヘッドのセンス電流量
を変更して、リトライ処理を実行させる。もし、センス
電流調整範囲内でもリードエラーが発生する場合は、リ
ードエラーが最小となるセンス電流を設定し、リード/
ライトチャネルのパラメータを調整するリトライ処理を
行なう。このリトライ処理により、正常なデータ再生動
作を実行した場合には、その変更したセンス電流量及び
パラメータをメモリに記憶する。
【0021】これにより、無駄なリトライ処理の回数を
減少させて、結果的にリトライ処理の効率化を図ること
ができる。また、次回のデータ再生動作時には、適正値
と推定される新たなセンス電流量とパラメータを供給し
て、リードエラーの発生を大幅に抑制することが可能と
なる。
【0022】本発明の第2の側面は、HDD内の温度変
化を検知するための温度検知手段を設けて、その温度変
化が許容範囲を越えたことを検知したときに、リードテ
スト動作を実行してリードエラーを判定するリードテス
ト手段を有する。
【0023】制御手段は、センス電流供給手段の調整機
能を介してセンス電流量を変更してリードテスト動作を
再実行させて、正常なリード動作の場合にその変更した
センス電流量をメモリに記憶する。
【0024】これにより、HDDの周囲温度の変化によ
り、MRヘッドの動作特性が変動したことを要因とする
リードエラーが発生した場合には、センス電流量の調整
を伴ったリードテスト動作を実行できる。したがって、
リードエラーが発生したときに、リトライ処理の効率化
を図ることができる。また、適正値と推定される新たな
センス電流量を記憶することにより、以後のリードエラ
ーの発生を大幅に抑制することが可能となる。
【0025】本発明の第3の側面は、特にCDR方式の
HDDに適用し、特定ゾーンにリードエラーが多発した
場合に、MRヘッドの動作特性が要因であると推定し、
ゾーン内の例えば最内周トラックを使用してリードテス
ト処理を実行する。このリードテスト処理により得られ
る再生信号波形が正常になるように、センス電流供給手
段の調整機能を介してセンス電流量を調整する。
【0026】したがって、センス電流量を最適値に設定
できることにより、MRヘッドの動作特性を要因とする
ゾーン内のリードエラーの多発現象をなくすことが可能
となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は第1乃至第3の実施形態に関
係するHDDの要部を示すブロック図であり、図2は特
に第3の実施形態に関係するCDR方式のディスクのフ
ォーマットを説明するための概念図であり、図3は特に
第1の実施形態に関係するリードチャネルのパラメータ
変更処理を説明するためのブロック図であり、第4図は
第1の実施形態に関係する動作を説明するためのフロー
チャートであり、第5図は第2の実施形態に関係する動
作を説明するためのフローチャートであり、第6図は第
3の実施形態に関係する動作を説明するためのフローチ
ャートである。(HDDの構成)本実施形態のHDD
は、図1に示すように、再生専用のMRヘッド2と記録
動作用の誘導型薄膜ヘッド3とを組合わせた記録再生分
離型のヘッド4を使用し、後述するようにCDR方式の
ディスクフォーマットのディスク1を使用した装置を想
定している。
【0028】ディスク1は便宜的に1枚とする。ヘッド
4はディスク1の両面のそれぞれに対応して配置されて
いる。ディスク1はスピンドルモータ5により高速回転
運動している。ヘッド4はヘッドアクチュエータ6によ
り保持されており、ボイスコイルモータ(VCM)7に
より、ディスク1の半径方向に回転移動される。
【0029】スピンドルモータ(SPM)5とVCM7
はそれぞれ、マイクロコントローラ(CPU11)10
の制御により、VCM/SPMドライバ(ダブルドライ
バ)8から駆動電流を供給されて駆動する。
【0030】マイクロコントローラ10は、HDDの主
制御装置であり、ヘッド4の位置決め制御(サーボ処
理)、本実施形態に関係するMRヘッド2のセンス電流
量の調整処理、後述するリードチャネルのパラメータ変
更処理、リードテスト処理、リトライ処理等の各種制御
処理を実行する。
【0031】マイクロコントローラ10は、マイクロプ
ロセッサ(CPU)11と、A/Dコンバータ12と、
D/Aコンバータ13とを有する。CPU11はコント
ローラ10の主構成要素であり、前記の各種制御処理を
実行する。
【0032】A/Dコンバータ12は、リード/ライト
回路15のリードチャネル(図3を参照)を介して生成
されるバースト信号(位置誤差信号)をディジタルデー
タに変換する。CPU11はそのバースト信号を使用し
て、ヘッド4を目標トラックの中心に位置決めするため
の位置制御を実行する。
【0033】D/Aコンバータ13は、CPU11が算
出したヘッド4の位置決め制御に関係する操作制御量を
アナログ信号に変換して、VCM/SPMドライバ8に
出力する。
【0034】メモリ14は、CPU11によりアクセス
されて、後述するようにセンス電流量データSIとリー
ドチャネルのパラメータデータPAを記憶する。リード
/ライト回路15は、HDDのリード/ライト信号を処
理する回路であり、データ再生時にMRヘッド2から出
力されたリード信号をデータに再生するためのリードチ
ャネルを有する。
【0035】リードチャネル25は、図3に示すよう
に、ローパスフィルタ(LPF)25aやパルス生成回
路等の信号処理回路を有し、ユーザデータとサーボデー
タを含むリードデータを再生する。
【0036】データ記録時には、リード/ライト回路1
5は、HDC20からのライトデータをライト信号(書
込み電流)に変換してヘッドアンプ回路9を介して薄膜
ヘッド3に供給する。
【0037】ヘッドアンプ回路9は、MRヘッド2から
のリード信号を増幅するリードアンプとライト信号を増
幅するライトアンプとを有する。さらに、ヘッドアンプ
回路9は、本実施形態に関係するMRヘッド2のセンス
電流を供給するためのセンス電流源回路を含む。
【0038】リード/ライト回路15は、CPU11の
制御(センス電流量データ)に従ってセンス電流源回路
のセンス電流量を調整するための調整回路を有する。H
DC16は、HDDとホストコンピュータとのインター
フェース及びHDDのデータコントローラとしての機能
を有する。HDC16はバッファメモリ17を使用し
て、リード/ライト回路15との間で記録再生データの
転送を制御する。HDC16はECC回路を有し、リー
ドデータのリードエラーを検出する機能を有する。
【0039】なお、本実施形態は、再生専用のMRヘッ
ド2によるデータ再生動作に関するものであるため、デ
ータ記録動作やサーボ処理(ヘッド位置決め制御)に関
係する説明は省略する。 (第1の実施形態の動作)本実施形態は、データ再生時
にリードエラーが発生すると、同一のリード動作を繰返
すリトライ処理を実行するHDDを想定している。
【0040】即ち、データ再生時には、MRヘッド2
が、CPU11のサーボ処理により目標トラック上に位
置決めされて、アクセス対象のセクタから記録データを
読出すリード動作を実行する(ステップS1)。
【0041】リード/ライト回路15のリードチャネル
は、MRヘッド2からのリード信号からリードデータ
(ユーザデータ)を再生して、HDC16に出力する。
HDC16はECC処理により、リードデータが正常出
あるか否かをチェックする。
【0042】このチェック処理によりリードエラーが発
生すると、CPU11はリトライ処理を実行する(ステ
ップS2のYES)。CPU11は、予め設定された規
定の回数(例えば10回)だけリトライ処理を繰返す
(ステップS3,S4)。
【0043】規定回数のリトライ処理を繰返しても、リ
ードエラーが発生する場合に、CPU11はMRヘッド
2のセンス電流量が適正値でないと推定し、センス電流
量を変更する処理を実行する(ステップS4のYES,
S5)。
【0044】具体的には、CPU11はセンス電流量デ
ータを算出して、リード/ライト回路15の調整回路に
出力する。この調整回路により、ヘッドアンプ回路9の
センス電流源回路からのセンス電流量が調整されて、M
Rヘッド2に供給される。
【0045】CPU11は、センス電流量を変更した後
に、再度のリトライ処理を実行する(ステップS6)。
CPU11は、正常なリードデータが再生されるまで、
センス電流量を変更しながらリトライ処理を繰返す。
【0046】所定のセンス電流量の範囲内で、正常なリ
ードデータを再生したときに、CPU11はそのときの
センス電流量データをメモリ14に格納する(ステップ
S7のNO,S8)。即ち、正常なリードデータを再生
したときのセンス電流量を、該当するMRヘッド2には
最適値として再設定することになる。したがって、メモ
リ14には、MRヘッド2毎にセンス電流量データが記
憶される。
【0047】これにより、次回のリード動作からは、C
PU11はMRヘッド2に対して、メモリ14に記憶し
たセンス電流量のセンス電流を供給するように制御す
る。一方、所定のセンス電流量の範囲内の変更によるリ
トライ処理でも、リードエラーが発生する場合には、C
PU11はセンス電流量と共に、リードチャネルのパラ
メータを調整する処理に移行する(ステップS7のYE
S,S9)。
【0048】ここで、リードチャネルは、外部(CPU
11)からの入力により、リード信号処理に必要なLP
F等のパラメータを調整する機能を備えたLSIであ
る。パラメータには、LPFのカットオフ周波数やブー
スト量がある。
【0049】CPU11は、所定の回数(変更範囲)を
限度として、正常なリードデータが再生されるまで、セ
ンス電流量とリードチャネルのパラメータを変更しなが
らリトライ処理を繰返す(ステップS10)。
【0050】正常なリードデータを再生したときに、C
PU11はそのときのセンス電流量とパラメータをメモ
リ14に格納する(ステップS11のNO,S13)。
即ち、変更したセンス電流量を最適値として再設定し、
かつ変更したパラメータもリードチャネルの最適値とし
て再設定することになる。
【0051】所定のリトライ処理回数の範囲内では、リ
ードエラーの発生が無くならない場合には、CPU11
は所定のエラー処理に移行する(ステップS11のYE
S,S12)。エラー処理は、例えば欠陥トラックまた
は欠陥セクタに対するディフェクト処理やMRヘッド2
を含むヘッド4を欠陥ヘッドとして取り扱う処理であ
る。通常では、欠陥トラックまたは欠陥セクタの場合に
は使用を禁止し、代替トラックや代替セクタを割り当て
る。MRヘッド2の欠陥処理の場合には、そのヘッド4
に対応するディスク1のデータ面全てが使用禁止とな
る。
【0052】以上のように本実施形態によれば、所定回
数のリトライ処理でも正常なリード動作が実行できず、
リードエラーが発生する場合に、MRヘッド2のセンス
電流量が最適値でないと推定し、このセンス電流量を変
更してリトライ処理を繰返す。そして、正常なリード動
作が実行できた場合には、変更したセンス電流量を最適
値としてメモリ14に記憶し、次回のリード動作から再
設定する。
【0053】したがって、MRヘッド2のセンス電流量
が最適値に設定されていないことを要因とするリードエ
ラーの発生を防止し、無駄なリトライ処理の繰返しをな
くすことが可能となる。
【0054】さらに、センス電流量と共に、リードチャ
ネルのパラメータを変更してリトライ処理を実行するこ
とにより、複合的な要因により発生したリードエラーを
解消できる確率を大幅に高めることができる。 (第2の実施形態)第2の実施形態は、HDDの周囲温
度が許容範囲を越えて変化した場合に、MRヘッド2の
動作特性である抵抗特性が変化し、初期設定したセンス
電流量が結果的に最適値にならないことを想定したもの
である。
【0055】第2の実施形態は、図1に示すように、H
DDの内部に温度検知装置(サーミスタ等を使用した装
置)18を配置し、これによりHDDの内部温度を監視
する。温度検知装置18は、予め設定された基準温度を
越えた場合に、検知信号をマイクロコントローラ10に
出力する。
【0056】CPU11は、温度検知装置18からの検
知信号に応じて、HDDの内部温度が許容範囲を越えて
変化したと判定し、リードテスト動作を実行する(ステ
ップS20のYES,S21)。
【0057】リードテスト動作とは、ディスク1から実
際にデータを読出して、正常なリードデータを再生した
か否かを検査するための処理であり、実行中のアクセス
を停止して実行するか、または終了後に実行する。ま
た、検査には、予め用意したテストデータを記録した後
に、そのテストデータを再生する方式または実際に記録
されたているユーザデータを利用する方式のいずれでも
よい。
【0058】CPU11は、リードテスト動作により異
常を発見しない場合には、当然ながらMRヘッド2のセ
ンス電流量の変更は実行しない。リードテスト動作によ
り、リードエラーが発生すると、CPU11は前述のよ
うなセンス電流量を変更して、再度のリードテスト動作
を実行する(ステップS22のYES,S23)。所定
の規定回数のリードテスト動作の範囲内(即ち、センス
電流量の範囲内)で、正常なリード動作が実行された場
合には、CPU11はそのときのセンス電流量をメモリ
14に記憶する(ステップS24のNO,S22のN
O,S25)。即ち、変更したセンス電流量を最適値と
して再設定することになる。
【0059】所定の規定回数の範囲内で、正常なリード
動作が実行できない場合には、前述のように、センス電
流量とリードチャネルのパラメータを変更しながらリー
ドテスト動作を繰返す(ステップS26,S27)。
【0060】正常なリードデータを再生したときは、C
PU11はそのときのセンス電流量とパラメータをメモ
リ14に格納する(ステップS28のNO,S30)。
即ち、変更したセンス電流量を最適値として再設定し、
かつ変更したパラメータもリードチャネルの最適値とし
て再設定することになる。また、所定の回数のリードテ
スト動作を繰返しても、リードエラーの発生が無くなら
ない場合には、CPU11は所定のエラー処理に移行す
る。エラー処理は、前述の第1の実施形態の場合と同様
である。
【0061】以上のように本実施形態によれば、HDD
の周囲温度が変化した場合に、MRヘッド2の抵抗特性
が変化して、予め設定されたセンス電流量が不適正値と
なり、それを要因とするリードエラーの発生を未然に防
止することが可能となる。
【0062】即ち、温度変化の検知に従って、リードテ
スト動作を実行してリードエラーが発生した場合には、
MRヘッド2のセンス電流量の不適正値が要因であると
推定し、センス電流量の変更処理を実行する。これによ
り、センス電流量を最適値に再設定することができる。
【0063】また、温度変化により、センス電流量だけ
でなく、リードチャネルのパラメータも不適正値になっ
た場合には、リードチャネルのパラメータも変更してリ
ードテスト動作を実行して、センス電流量と共に、リー
ドチャネルのパラメータも最適値に再設定することがで
きる。したがって、温度変化に伴って、複合的な要因に
よりリードエラーが発生するような事態を未然に防止す
ることが可能となる。 (第3の実施形態)第3の実施形態は、図2に示すよう
に、CDR(constant density re
cording)方式のディスクフォーマットのディス
ク1を使用するHDDであって、各ゾーン毎にMRヘッ
ド2のセンス電流量を設定する方式を想定している。
【0064】CDR方式では、図2に示すように、ディ
スク1上の多数のトラックが複数のゾーン0〜2に分割
されて、各ゾーン0〜2毎にデータ転送速度等のデータ
記録再生特性が異なる。
【0065】HDDでは、データアクセスは通常では、
ゾーンの範囲内でシーケンシャルに実行されることが多
い。このため、MRヘッド2の動作特性を要因とするリ
ードエラーが、特定のゾーンで多発する可能性が高い。
【0066】そこで、本実施形態は、ゾーン毎にリード
エラーの発生回数を測定し、その発生回数が所定の基準
値より多頻度である場合に、リードエラーの発生要因が
MRヘッド2の動作特性、即ち、センス電流量にあると
推定する。
【0067】以下、図6のフローチャートを参照して、
具体的に説明する。CPU11は、データ再生時に発生
したリードエラーの発生回数を、ゾーン毎にカウントし
てメモリ14または内部レジスタに記憶しておく(ステ
ップS40)。
【0068】CPU11は、記憶したリードエラーの発
生回数に基づいて、所定の基準値と比較して、リードエ
ラーが多発していると判定したゾーン(ここではゾーン
0とする)を特定する(ステップS41)。
【0069】このゾーン0において、図2に示すよう
に、CPU11は最内周のトラックTZ0にヘッド4を
シークさせて、薄膜ヘッド3により予め用意したテスト
データを記録させる(ステップS42,S43)。
【0070】さらに、CPU11は、ヘッド4のMRヘ
ッド2により、そのテストデータを読出すリード動作を
実行させる(ステップS44)。このリード動作によ
り、リードエラーが発生しない場合には、MRヘッド2
の動作特性、即ちセンス電流量は適正値であると判定
し、リードエラーの発生要因から除外することになる。
【0071】リード動作により、リードエラーが発生す
ると、CPU11は、リード/ライト回路15に対して
センス電流量の調整処理の実行を指示する(ステップS
45,S46のNO)。
【0072】ここで、本実施形態では、図3に示すよう
に、リード/ライト回路15のリードチャネル25に
は、リード信号波形の非対称性を検出し、この非対称性
を解消するようにセンス電流量の調整回路が設けられて
いる。
【0073】CPU11は、調整されたセンス電流量を
リードチャネル25から入力し、一時的に内部レジスタ
に記憶する。次に、CPU11は、リードチャネル25
のLPF24aのパラメータ(カットオフ周波数やブー
スト量)の調整処理を実行する(ステップS47)。こ
こで、当然ながら、センス電流量の調整で、リードエラ
ーが解消されたならば、パラメータは初期設定された値
のままでよい。
【0074】CPU11は、最終的にリードエラーが発
生しないセンス電流量とパラメータを決定すると、それ
ぞれをメモリ14に記憶する(ステップS49)。即
ち、図3に示すように、メモリ14において、センス電
流データ記憶用メモリ14aにはゾーン0に対するセン
ス電流量データSI0を格納し、またパラメータデータ
記憶用メモリ14bにはゾーン0に対するパラメータデ
ータPA0を格納する。
【0075】なお、各メモリ14a,14bには、他の
ゾーン毎のセンス電流量データとパラメータデータが記
憶されている。CPU11は、例えばHDDの起動時に
これらのデータに基づいて、MRヘッド2のセンス電流
量やリードチャネルのパラメータを設定する。
【0076】また、センス電流量とパラメータの調整処
理を実行しても、リードエラーの発生が無くならない場
合には、CPU11は所定のエラー処理に移行する(ス
テップS50)。エラー処理は、前述の第1の実施形態
の場合と同様である。
【0077】以上のように本実施形態によれば、リード
エラーの発生が多発するゾーンを特定し、リードエラー
の発生要因がMRヘッド2のセンス電流量およびリード
チャネルのパラメータであると推定し、センス電流量と
パラメータの調整処理を実行する。この場合、センス電
流量調整処理のみでもよい。
【0078】CDR方式のHDDでは、ゾーン毎にシー
ケンシャルなアクセスが多いため、リードエラーが多発
する場合には、MRヘッド2の動作特性やリードチャネ
ルのパラメータの不適正が要因である可能性が高い。そ
こで、本実施形態は、センス電流量とパラメータの調整
処理を実行することにより、リードエラーの発生要因の
中で確率の高いものを解消する。これにより、リードエ
ラーの発生時にリード動作のリトライ処理を実行する前
に、推定した要因を解消できるため、結果的に少ないリ
トライ処理によりリードエラーを解消できる可能性が高
くなる。換言すれば、リードエラーの発生時のリトライ
処理の効率化を図ることができる。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、デ
ータ再生用としてMRヘッドを使用したディスク記録再
生装置において、リードエラー発生時のリード動作のリ
トライ処理時に、MRヘッドのセンス電流量の調整機能
を利用して、MRヘッドの動作特性を要因とするリード
エラー発生を解消することができる。したがって、MR
ヘッドの動作特性を要因とする場合に、無駄なリトライ
処理を減少させ、リトライ処理の効率化を図ることがで
きる。したがって、結果的に装置の動作効率を高めるこ
とが可能となる。
【0080】また、装置の周囲温度が変化した場合に、
MRヘッドの動作特性を要因とするリードエラー発生を
想定としたリードテスト動作を実行することにより、同
様にリトライ処理の効率化を図ることができる。この場
合、そのときの温度状態に応じた適正なセンス電流量を
設定することができる。
【0081】さらに、CDR方式のHDD等に適用した
場合に、リードエラーが多発する特定ゾーンに対して、
MRヘッドの動作特性を要因を想定したリードテスト動
作を実行する。即ち、センス電流量の調整を伴ったリー
ドテスト動作により、MRヘッドの動作特性を要因とす
るゾーン内のリードエラーの多発現象をなくすことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1乃至第3の実施形態に関係するHDDの要
部を示すブロック図。
【図2】第3の実施形態に関係するCDR方式のディス
クのフォーマットを説明するための概念図。
【図3】第1の実施形態に関係するリードチャネルのパ
ラメータ変更処理を説明するためのブロック図。
【図4】第1の実施形態に関係する動作を説明するため
のフローチャート。
【図5】第2の実施形態に関係する動作を説明するため
のフローチャート。
【図6】第3の実施形態に関係する動作を説明するため
のフローチャート。
【図7】従来のMRヘッドの動作原理を説明するための
図。
【符号の説明】
1…ディスク 2…MRヘッド 3…誘導型薄膜ヘッド 4…ヘッド 5…スピンドルモータ 6…ヘッドアクチュエータ 7…ボイスコイルモータ 8…VCM/SPMドライバ 9…ヘッドアンプ回路(センス電流源回路) 10…マイクロコントローラ 11…CPU(制御手段) 14…メモリ 15…リード/ライト回路(センス電流調整回路) 16…ディスクコントローラ(HDC) 17…バッファメモリ 18…温度検知装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクにデータを記録再生するための
    ヘッドとして、再生専用のMRヘッドを使用してデータ
    を再生するディスク記録再生装置であって、 データ再生時に、前記MRヘッドにセンス電流を供給す
    る手段であって、前記センス電流量を調整する調整機能
    を有するセンス電流供給手段と、 データ再生時に、前記MRヘッドから出力されたリード
    信号の再生処理を実行し、再生処理に必要なパラメータ
    の調整機能を有するリード信号処理手段と、 前記データ再生時にリードエラーが発生したときに、デ
    ータ再生動作を繰返すリトライ処理を所定の規定回数だ
    け実行するリトライ処理手段と、 前記規定回数の前記リトライ処理が終了してもリードエ
    ラーが発生している場合に、前記センス電流供給手段の
    調整機能を介してセンス電流量を変更して、前記リトラ
    イ処理を実行させて正常なリード動作の場合に変更した
    センス電流量を記憶し、リードエラーが発生した場合に
    は前記リード信号処理手段のパラメータを調整する制御
    手段とを具備したことを特徴とするディスク記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 ディスクにデータを記録再生するための
    ヘッドとして、再生専用のMRヘッドを使用してデータ
    を再生するディスク記録再生装置であって、 装置内の温度変化を検知するための温度検知手段と、 データ再生時に、前記MRヘッドにセンス電流を供給す
    る手段であって、前記センス電流量を調整する調整機能
    を有するセンス電流供給手段と、 前記温度検知手段により装置内の温度変化が許容範囲を
    越えたことを検知されたときに、前記ディスクに対して
    データ再生動作を実行してリードエラーの発生を判定す
    るリードテスト手段と、 前記リードテスト手段によるデータ再生動作においてリ
    ードエラーが発生したときに、前記センス電流供給手段
    の調整機能を介してセンス電流量を変更して前記リード
    テスト手段によるデータ再生動作を再実行させて、正常
    なリード動作の場合に変更したセンス電流量を記憶する
    制御手段とを具備したことを特徴とするディスク記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 ディスクにデータを記録再生するための
    ヘッドとして、再生専用のMRヘッドを使用してデータ
    を再生するディスク記録再生装置であって、 装置内の温度変化を検知するための温度検知手段と、 データ再生時に、前記MRヘッドにセンス電流を供給す
    る手段であって、前記センス電流量を調整する調整機能
    を有するセンス電流供給手段と、 データ再生時に、前記MRヘッドから出力されたリード
    信号の再生処理を実行し、再生処理に必要なパラメータ
    の調整機能を有するリード信号処理手段と、 前記温度検知手段により装置内の温度変化が許容範囲を
    越えたことを検知されたときに、前記ディスクに対して
    データ再生動作を実行してリードエラーの発生を判定す
    るリードテスト手段と、 前記リードテスト手段によるデータ再生動作においてリ
    ードエラーが発生したときに、前記センス電流供給手段
    の調整機能を介してセンス電流量を変更して前記リード
    テスト手段によるデータ再生動作を再実行させて正常な
    リード動作の場合に変更したセンス電流量を記憶し、リ
    ードエラーが発生した場合には前記リード信号処理手段
    のパラメータを調整する制御手段とを具備したことを特
    徴とするディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスクにデータを記録再生するための
    ヘッドとして、再生専用のMRヘッドを使用してデータ
    を再生するディスク記録再生装置であって、 データ再生時に、前記MRヘッドにセンス電流を供給す
    る手段であって、前記センス電流量を調整する調整機能
    を有するセンス電流供給手段と、 前記データ再生時にリードエラーが発生したときに、前
    記ディスク上の所定のゾーン毎にリードエラー発生回数
    を測定し、前記リードエラー発生回数が所定の基準発生
    回数を越えたゾーンを特定する測定手段と、 前記測定手段により特定されたゾーン内の特定トラック
    に前記ヘッドをシークしてテストデータをライトし、こ
    のテストデータを前記MRヘッドによりリードして前記
    テストデータに対応する再生信号波形を生成するための
    リードテスト手段と、 前記リードテスト手段により得られた前記再生信号波形
    に基づいて、前記再生信号波形が正常になるように前記
    センス電流供給手段の調整機能を介してセンス電流量を
    調整して、調整されたセンス電流量を前記特定ゾーンに
    対応する値として記憶する制御手段とを具備したことを
    特徴とするディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 ディスクにデータを記録再生するための
    ヘッドとして、再生専用のMRヘッドを使用してデータ
    を再生し、リードパラメータとして前記MRヘッドに供
    給するセンス電流量の調整機能を備えたディスク記録再
    生装置のリードパラメータ調整方法であって、 前記装置内の温度変化を検知して、前記温度変化が許容
    範囲を越えたときに、前記ディスクに対してテスト再生
    動作を実行してリードエラーの発生を判定するステップ
    と、 データ再生動作においてリードエラーが発生したとき
    に、前記センス電流量を変更して前記テスト再生動作を
    再実行させるステップと、 前記テスト再生動作を再実行により、正常なリード動作
    の場合には変更した前記センス電流量を、データ再生時
    に前記MRヘッドに供給するためのセンス電流量として
    記憶するステップとからなることをことを特徴とするリ
    ードパラメータ調整方法。
  6. 【請求項6】 ディスクにデータを記録再生するための
    ヘッドとして、再生専用のMRヘッドを使用してデータ
    を再生し、リードパラメータとして前記MRヘッドに供
    給するセンス電流量の調整機能を備えたディスク記録再
    生装置のリードパラメータ調整方法であって、 データ再生時にリードエラーが発生したときに、前記デ
    ィスク上の所定のゾーン毎にリードエラー発生回数を測
    定するステップと、 前記リードエラー発生回数が所定の基準発生回数を越え
    たゾーンを特定するステップと、 特定されたゾーン内の特定トラックに前記ヘッドをシー
    クしてテストデータをライトし、このテストデータを前
    記MRヘッドによりリードして前記テストデータに対応
    する再生信号波形を生成するためのリードテスト処理を
    実行するステップと、 リードテスト処理により得られた前記再生信号波形に基
    づいて、前記再生信号波形が正常になるように前記セン
    ス電流を調整して、調整されたセンス電流量を前記特定
    ゾーンに対応する値として記憶するステップとからなる
    ことを特徴とするリードパラメータ調整方法。
JP23541795A 1995-09-13 1995-09-13 ディスク記録再生装置及びディスク記録再生装置に適用するリードパラメータ調整方法 Pending JPH0981909A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490115B1 (en) 1997-12-25 2002-12-03 International Business Machines Corporation Error recovery in unit using GMR sensor
US6608728B1 (en) 1999-07-06 2003-08-19 Fujitsu Limited Magnetic disk unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6490115B1 (en) 1997-12-25 2002-12-03 International Business Machines Corporation Error recovery in unit using GMR sensor
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