JPH0980573A - 像振れ補正機能付きカメラ - Google Patents

像振れ補正機能付きカメラ

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Publication number
JPH0980573A
JPH0980573A JP23665695A JP23665695A JPH0980573A JP H0980573 A JPH0980573 A JP H0980573A JP 23665695 A JP23665695 A JP 23665695A JP 23665695 A JP23665695 A JP 23665695A JP H0980573 A JPH0980573 A JP H0980573A
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JP
Japan
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power supply
camera
optical system
shake
supply voltage
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Application number
JP23665695A
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English (en)
Inventor
Yukikazu Iwane
幸和 岩根
Tadashi Otani
忠 大谷
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像振れ補正量の目標値と実際値との間に大き
な開きを生じさせることなく、像振れ補正中のカメラの
電池電圧の異常な低下を防止する。 【解決手段】 CPU2は、モータ駆動回路8,9を駆
動して像振れ補正を実行している時に、電源電圧VB が
所定値V1より降下したことを検出した場合、モータ駆
動回路8,9への入力電圧Vinを電源電圧VB が所定値
V1を下回ることのない最大限の電圧値に制限する。こ
れによって、モータ11,12への印加電圧Vout が電
源電圧VB が所定値V1を下回ることのない最大限の電
圧値に制限され、カメラ内での消費電流が抑えられ、電
源電圧VB が上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラの振れを
検出して像振れを補正する像振れ補正機能を備えた像振
れ補正機能付きカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の像振れ補正機能付き
カメラとして、特開平4−113338号公報に開示さ
れているような像振れ防止機能付きカメラが提案されて
いる。この像振れ防止機能付きカメラでは、DCモータ
をPWM(パルス幅変調)制御することによって、像振
れの補正を行うようにしている。すなわち、DCモータ
への印加電圧を一定とし、この印加電圧をカメラの振れ
から計算した像振れ補正量に応じたデューティ比でオン
/オフすることにより、平均時間当たりの電圧の供給量
(供給電力)を調整するようにしている。この場合、P
WMのデューティ比は、像振れ補正量に応じ、0〜10
0%とされる。
【0003】ここで、重負荷状態となって、像振れ補正
中にカメラの電池電圧が降下すると、十二分な電力供給
が行われず、異常な動作シーケンスに入る虞れがある。
このため、上述した特開平4−113338号公報で
は、カメラの電池電圧を監視するものとし、カメラの電
池電圧が所定値を下回った場合、PWMのデューティ比
の上限値に例えば50%というリミットを設けるように
している。これにより、例えば、PWMのデューティ比
が100%と計算されていても、実際のPWMのデュー
ティ比は50%とされ、DCモータへの供給電力が50
%カットされることから、カメラの電池電圧の異常な低
下を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の像振れ補正機能付きカメラによると、カメラ
の電池電圧が所定値を下回った場合、PWMのデューテ
ィ比の上限値に一律にリミットを設けるようにしている
ため、像振れ補正量の目標値と実際値との間に大きな開
きが生じるという問題があった。すなわち、カメラの電
池電圧が所定値を下回ると、PWMのデューティ比が1
00%と計算されていても80%と計算されていても、
実際のPWMのデューティ比は一律に50%とされる。
この場合、負荷状態によっては、実際のPWMのデュー
ティ比を70%としても、所定値を下回るカメラの電池
電圧の低下を防止することができることもあり得る。し
かし、従来の像振れ補正機能付きカメラでは、実際のP
WMのデューティ比は一律に50%とされる。このた
め、計算されているPWMのデューティ比が100%で
あれば、100%−70%=30%の開きでよいところ
が、100%−50%=50%の開きとなる。また、計
算されているPWMのデューティ比が80%であれば、
80%−70%=10%の開きでよいところが、80%
−50%=30%の開きとなる。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、像振れ補正
量の目標値と実際値との間に大きな開きを生じさせるこ
となく、像振れ補正中のカメラの電池電圧の異常な低下
を防止することの可能な像振れ補正機能付きカメラを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、カメラ
の振れを検出する振れ検出手段(6,7)と、像振れを
補正するための補正光学系(16)と、この補正光学系
(16)を駆動する駆動手段(11,12)と、補正光
学系(16)の位置を検出する位置検出手段(18,1
9)と、振れ検出手段(6,7)からの検出結果と位置
検出手段(18,19)からの検出結果とに基づきカメ
ラの振れを打ち消すような補正光学系(16)の移動量
を算出する移動量算出手段(2−1,2−2)と、この
移動量算出手段(2−1,2−2)により算出された移
動量に応じ駆動手段(11,12)を介して補正光学系
(16)を駆動するドライバ手段(8,9)とを備えた
像振れ補正機能付きカメラにおいて、カメラの電源電圧
(VB )を監視する電源電圧監視手段(2−3)と、こ
の電源電圧監視手段(2−3)が補正光学系(16)の
駆動中に所定値(V1)を下回る電源電圧(VB )の低
下を検出した場合、駆動手段(11,12)への供給電
力を電源電圧(VB )が所定値(V1)を下回ることの
ない最大限の電力値に制限する供給電力制限手段(2−
4)とを設けたものである。この発明によれば、補正光
学系(16)の駆動中にカメラの電源電圧(VB )が所
定値(V1)を下回ると、駆動手段(11,12)への
供給電力が電源電圧(VB )が所定値(V1)を下回る
ことのない最大限の電力値に制限される。
【0007】第2発明(請求項2に係る発明)は、カメ
ラの振れを検出する振れ検出手段(6,7)と、像振れ
を補正するための補正光学系(16)と、印加されるア
ナログ電圧(Vout )の値に応じた駆動量で補正光学系
(16)を駆動する駆動手段(11,12)と、補正光
学系(16)の位置を検出する位置検出手段(18,1
9)と、振れ検出手段(6,7)からの検出結果と位置
検出手段(18,19)からの検出結果とに基づきカメ
ラの振れを打ち消すような補正光学系(16)の移動量
を算出する移動量算出手段(2−1,2−2)と、この
移動量算出手段(2−1,2−2)により算出された移
動量に応じ駆動手段(11,12)を介して補正光学系
(16)を駆動するドライバ手段(8,9)とを備えた
像振れ補正機能付きカメラにおいて、カメラの電源電圧
(VB )を監視する電源電圧監視手段(2−3)と、こ
の電源電圧監視手段(2−3)が補正光学系(16)の
駆動中に所定値(V1)を下回る電源電圧(VB )の低
下を検出した場合、駆動手段(11,12)への印加電
圧(Vout )を電源電圧(VB )が所定値(V1)を下
回ることのない最大限の電圧値に制限する印加電圧制限
手段(2−4)とを設けたものである。この発明によれ
ば、補正光学系(16)の駆動中にカメラの電源電圧
(VB )が所定値(V1)を下回ると、駆動手段(1
1,12)への印加電圧(Vout )が電源電圧(VB )
が所定値(V1)を下回ることのない最大限の電圧値に
制限される。
【0008】第3発明(請求項3に係る発明)は、カメ
ラの水平方向の振れを検出する第1の振れ検出手段
(6)と、カメラの鉛直方向の振れを検出する第2の振
れ検出手段(7)と、像振れを補正するための補正光学
系(16)と、この補正光学系(16)を水平方向に駆
動する第1の駆動手段(11)と、補正光学系(16)
を鉛直方向に駆動する第2の駆動手段(12)と、補正
光学系(16)の水平方向の位置を検出する第1の位置
検出手段(18)と、補正光学系(16)の鉛直方向の
位置を検出する第2の位置検出手段(19)と、第1の
振れ検出手段(6)からの検出結果と第1の位置検出手
段(18)からの検出結果とに基づきカメラの水平方向
の振れを打ち消すような補正光学系(16)の移動量を
算出する水平方向移動量算出手段(2−1)と、第2の
振れ検出手段(7)からの検出結果と第2の位置検出手
段(19)からの検出結果とに基づきカメラの鉛直方向
の振れを打ち消すような補正光学系(16)の移動量を
算出する鉛直方向移動量算出手段(2−2)と、水平方
向移動量算出手段(2ー1)により算出された移動量に
応じ第1の駆動手段(11)を介して補正光学系(1
6)を水平方向に駆動する第1のドライバ手段(8)
と、鉛直方向移動量算出手段(2−2)により算出され
た移動量に応じ第2の駆動手段(12)を介して補正光
学系(16)を鉛直方向に駆動する第2のドライバ手段
(9)とを備えた像振れ補正機能付きカメラにおいて、
カメラの電源電圧(VB )を監視する電源電圧監視手段
(2−3)と、この電源電圧監視手段(2−3)が補正
光学系(16)の駆動中に所定値(V1)を下回る電源
電圧(VB )の低下を検出した場合、第1の駆動手段
(11)および第2の駆動手段(12)への供給電力を
電源電圧(VB )が所定値(V1)を下回ることのない
最大限の電力値に制限する供給電力制限手段(2−4)
とを設けたものである。この発明によれば、補正光学系
(16)の駆動中にカメラの電源電圧(VB )が所定値
(V1)を下回ると、第1の駆動手段(11)および第
2の駆動手段(12)への供給電力が電源電圧(VB )
が所定値(V1)を下回ることのない最大限の電力値に
制限される。
【0009】第4発明(請求項4に係る発明)は、カメ
ラの水平方向の振れを検出する第1の振れ検出手段
(6)と、カメラの鉛直方向の振れを検出する第2の振
れ検出手段(7)と、像振れを補正するための補正光学
系(16)と、印加されるアナログ電圧(Vout )の値
に応じた駆動量で補正光学系(16)を水平方向に駆動
する第1の駆動手段(11)と、印加されるアナログ電
圧(Vout )の値に応じた駆動量で補正光学系(16)
を鉛直方向に駆動する第2の駆動手段(12)と、補正
光学系(16)の水平方向の位置を検出する第1の位置
検出手段(18)と、補正光学系(16)の鉛直方向の
位置を検出する第2の位置検出手段(19)と、第1の
振れ検出手段(6)からの検出結果と第1の位置検出手
段(18)からの検出結果とに基づきカメラの水平方向
の振れを打ち消すような補正光学系(16)の移動量を
算出する水平方向移動量算出手段(2−1)と、第2の
振れ検出手段(7)からの検出結果と第2の位置検出手
段(19)からの検出結果とに基づきカメラの鉛直方向
の振れを打ち消すような補正光学系(16)の移動量を
算出する鉛直方向移動量算出手段(2−2)と、水平方
向移動量算出手段(2ー1)により算出された移動量に
応じ第1の駆動手段(11)を介して補正光学系(1
6)を水平方向に駆動する第1のドライバ手段(8)
と、鉛直方向移動量算出手段(2−2)により算出され
た移動量に応じ第2の駆動手段(12)を介して補正光
学系(16)を鉛直方向に駆動する第2のドライバ手段
(9)とを備えた像振れ補正機能付きカメラにおいて、
カメラの電源電圧(VB )を監視する電源電圧監視手段
(2−3)と、この電源電圧監視手段(2−3)が補正
光学系(6)の駆動中に所定値(V1)を下回る電源電
圧(VB )の低下を検出した場合、第1の駆動手段(1
1)および第2の駆動手段(12)への印加電圧(Vou
t)を電源電圧(VB )が所定値(V1)を下回ること
のない最大限の電圧値に制限する印加電圧制限手段(2
−4)とを設けたものである。この発明によれば、補正
光学系(16)の駆動中にカメラの電源電圧(VB )が
所定値(V1)を下回ると、第1の駆動手段(11)お
よび第2の駆動手段(12)への印加電圧(Vout )が
電源電圧(VB )が所定値(V1)を下回ることのない
最大限の電圧値に制限される。
【0010】第5発明(請求項5に係る発明)は、第3
発明において、電源電圧監視手段(2−3)が補正光学
系(16)の駆動中に所定値(V1)を下回る電源電圧
(VB )の低下を検出した場合、第1の駆動手段(1
1)および第2の駆動手段(12)への供給電力を、第
1の振れ検出手段(6)および第2の振れ検出手段
(7)での検出結果に応じて同一比率で減少させ、電源
電圧(VB )が所定値(V1)を下回ることのない最大
限の電力値に制限するようにしたものである。第6発明
(請求項6に係る発明)は、第4発明において、電源電
圧監視手段(2−3)が補正光学系(16)の駆動中に
所定値(V1)を下回る電源電圧(VB )の低下を検出
した場合、第1の駆動手段(11)および第2の駆動手
段(12)への印加電圧を、第1の振れ検出手段(6)
および第2の振れ検出手段(7)での検出結果に応じて
同一比率で減少させ、電源電圧(VB )が所定値(V
1)を下回ることのない最大限の電圧値に制限するよう
にしたものである。第7発明(請求項7に係る発明)
は、第1発明〜第6発明において、電源電圧(VB )の
低下を検出する際の比較値として用いる所定値(V1)
を不揮発性メモリ(5)に記憶するようにしたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示
す像振れ補正機能付きカメラの構成を示すブロック図で
ある。同図において、24は撮影光学系であり、撮影レ
ンズ14,15,16,17により構成されている。こ
の撮影光学系24において、撮影レンズ16は補正光学
系に相当し、像振れ補正用にX軸方向(水平方向)、Y
軸方向(鉛直方向)に駆動可能とされている。撮影レン
ズ17は焦点調節用にZ軸(光軸)方向に駆動可能とさ
れている。
【0012】2はCPU(中央演算処理装置)であり、
撮影に関する制御、像振れ補正制御等の処理を実行す
る。CPU2には、測光回路(AE回路)3と、測距回
路(AF回路)4と、不揮発性メモリ(EEPROM)
5と、第1の角速度検出回路6と、第2の角速度検出回
路7と、第1のモータ駆動回路8と、第2のモータ駆動
回路9と、第3のモータ駆動回路10と、第1のレンズ
位置検出回路18と、第2のレンズ位置検出回路19
と、第3のレンズ位置検出回路20と、メインスイッチ
21と、半押しスイッチ22と、全押しスイッチ23
と、カメラの電源である電池1が接続されている。
【0013】AE回路3は、CPU2からの命令で被写
体の輝度を測光し、測光データをCPU2に出力する。
AF回路4は、CPU2からの命令で被写体までの距離
を測距し、測距データをCPU2に出力する。EEPR
OM5は、撮影処理に必要な所定データがあらかじめ書
き込まれており、所定の処理が行われるうえで必要な時
にCPU2が所定データを読み込むようにするためのも
のである。角速度検出回路6はカメラの振れによって生
じるX軸方向の角速度を検出する。角速度検出回路7は
カメラの振れによって生じるY軸方向の角速度を検出す
る。
【0014】モータ駆動回路8には、撮影レンズ(像振
れ補正レンズ)16をX軸方向に駆動する第1のモータ
11が、モータ駆動回路9には、像振れ補正レンズ16
をY軸方向に駆動する第2のモータ12がそれぞれ接続
されている。モータ駆動回路10には撮影レンズ(フォ
ーカシングレンズ)17をZ軸方向に駆動する第3のモ
ータ13が接続されている。CPU2がAF回路4から
のAFデータを演算することによってAFレンズ17の
移動量を算出し、その算出した移動量の駆動を行う。
【0015】レンズ位置検出回路18は像振れ補正レン
ズ16のX軸方向の位置を読み込む。レンズ位置検出回
路19は像振れ補正レンズ16のY軸方向の位置を読み
込む。CPU2は、角速度検出回路6,7からの出力と
レンズ位置検出回路18,19からの出力とから、像振
れ補正レンズ16の移動量を算出する。モータ駆動回路
8,9は、モータ11,12を駆動することで、像振れ
補正レンズ16をCPU2で算出された移動量の駆動を
行う。
【0016】レンズ位置検出回路20はフォーカシング
レンズ17のZ軸方向の位置を読み込む。メインスイッ
チ21は、オンすることによってカメラを撮影可能な状
態にするためのスイッチである。半押しスイッチ22
は、レリーズボタンの半押しでオンするスイッチで、オ
ンされることによってCPU2は、AE回路3を駆動し
測光を行い、AF回路4を駆動し測距を行い、角速度検
出回路6,7、レンズ位置検出回路18,19を駆動し
像振れ補正演算を行う。全押しスイッチ23は、レリー
ズボタンの全押しでオンするスイッチであり、オンされ
ることによってCPU2は、露出制御を行うと同時に、
モータ駆動回路8,9を駆動し像振れ補正駆動を行う。
【0017】次に、像振れ補正レンズ16の駆動につい
て説明する。CPU2は、角速度検出回路6からの検出
結果とレンズ位置検出回路18からの検出結果とに基づ
きカメラのX軸方向の振れを打ち消すような像振れ補正
レンズ16の移動量を算出し(ブロック2−1)、その
算出結果に応じた電圧Vをモータ駆動回路8へ送る。ま
た、CPU2は、角速度検出回路7からの検出結果とレ
ンズ位置検出回路19からの検出結果とに基づきカメラ
のY軸方向の振れを打ち消すような像振れ補正レンズ1
6の移動量を算出し(ブロック2−2)、その算出結果
に応じた電圧をモータ駆動回路9へ送る。
【0018】ここで、モータ駆動回路8,9へのCPU
2からの入力電圧をVin、モータ駆動回路8,9からモ
ータ11,12への印加電圧をVout とすると、Vin−
Vout の関係は図2のようになる。すなわち、入力電圧
Vinと基準電圧Vref との差に比例した電圧が、モータ
11,12へ印加電圧Vout として印加される。つま
り、基準電圧Vref を境とする入力電圧Vinの変化に応
じて、モータ11,12への印加電圧Vout の極性が反
転する。本実施の形態では、モータ11,12としてV
CM(ボイスコイルモータ)を用いており、印加電圧V
out の値とモータ11,12に流れる電流はほゞ比例関
係であるから、基準電圧Vref を境とする入力電圧Vin
の変化に応じて、モータ11,12へ流れる電流の極性
が反転することになる。なお、本実施の形態では、基準
電圧Vref を2Vとしている。
【0019】また、モータ駆動回路8,9からモータ1
1,12への印加電圧をVout 、モータ11,12の像
振れ補正レンズ16の駆動量をmとすると、Vout −m
の関係は図3のようになる。すなわち、モータ11,1
2への印加電圧Vout に比例して、像振れ補正レンズ1
6の駆動量mが変化する。印加電圧Vout の極性が反転
すれば像振れ補正レンズ16の駆動方向も反転する。こ
こでは、印加電圧Vout が1Vを越えると、駆動量mに
リミットがかかり1.5mm以上は駆動しなくなり、−
1Vを越えると、駆動量mにリミットがかかり−1.5
(mm)以上は駆動しなくなる。
【0020】例えば、像振れ補正レンズ16のY軸方向
への駆動を考えると、CPU2からモータ駆動回路9へ
の入力電圧Vinが基準電圧Vref より高い場合は、モー
タ12へ正の電流が流れ、像振れ補正レンズ16が上側
に駆動される。入力電圧Vinが基準電圧Vref より低い
場合は、モータ12へ負の電流が流れ、像振れ補正レン
ズ16が下側に駆動される。つまり、モータ駆動回路
8,9のCPU2からの入力電圧Vinに比例して、モー
タ11,12の像振れ補正レンズ16の駆動量mが変化
することになる。
【0021】次に、この像振れ補正機能付きカメラにお
ける特徴的な動作について、その機能を交えながら説明
する。 〔通常の動作状態〕図4は通常の動作状態を示すタイム
チャートである。メインスイッチ21がオンされた後、
半押しスイッチ22がオンされた場合(図4(b)に示
すt1点)、CPU2は撮影処理を実行する。この場
合、CPU2は、AE回路3を駆動しAE演算を行い、
AF回路4を駆動しAF演算を行う。図4(c)に示す
t3点で、全押しスイッチ23がオンとされると、CP
U2は露出制御を行う。
【0022】〔露出制御のシーケンス〕2つのステッピ
ングモータでシャッタを駆動する場合、シャッタ制御信
号1,2(図4(h),(i))で示されるように、t
3〜t4で、AF演算で算出された位置までフォーカシ
ングレンズ17を駆動する。次に、t5〜t6で、AE
演算で算出されたシャッタ速度とシャッタ絞りでシャッ
タセクタ(図示せず)を開閉し、露出を行う。そして、
t6〜t7でフォーカシングレンズ17を初期位置に駆
動し、t8点で撮影処理を終了する。
【0023】〔像振れ補正処理〕CPU2は、撮影処理
中、像振れ補正処理を行う。すなわち、半押しスイッチ
22がオンとされた後のt2点において、角速度検出回
路6,7(図4(d))、レンズ位置検出回路18,1
9(図4(e))の駆動を開始する。そして、全押しス
イッチ23がオンとされると、モータ駆動回路8,9の
駆動を開始する(図4(f)に示すt3点)。つまり、
半押しスイッチ22がオンされてから全押しスイッチ2
3がオンされるまでは、像振れ補正レンズ16の移動量
の算出を行い、全押しスイッチ23がオンされてから、
算出された移動量に基づいて像振れ補正レンズ16の駆
動を行う。
【0024】CPU2は、像振れ補正レンズ16の移動
量の算出を、t2〜t6まで所定のサンプリング周期で
行う。CPU2は、t3〜t6まで随時、算出した移動
量に応じた電圧をモータ駆動回路8,9に出力する。モ
ータ駆動回路8,9は、CPU2からの入力電圧Vinに
応じた電圧Vout (図2参照)をモータ11,12に印
加する。モータ11,12は、モータ駆動回路8,9か
らの印加電圧(アナログ電圧)Vout の値に応じた駆動
量m(図3参照)で像振れ補正レンズ16を駆動する。
ここでは、モータ11,12に、それぞれ図4(g)に
示すような波形の電圧Vout が印加されるものとする。
【0025】〔電源電圧の変化〕撮影処理中、電池電圧
(電源電圧)VB は、図4(a)に示すように変化す
る。すなわち、半押しスイッチ22がオンとされると
(t1点)、AE回路3,AF回路4が駆動される。ま
た、半押しスイッチ22がオンとされてからのt2点で
は、角速度検出回路6,7、レンズ位置検出回路18,
19が駆動される。これにより、電源電圧VB は、徐々
に降下して行く。全押しスイッチ23がオンとされると
(t3点)、モータ駆動回路8,9が駆動され、更に電
源電圧VB は降下して行く。また、像振れ補正制御中
(t3〜t6)、モータ11,12が駆動されることに
より、更に電源電圧VB は降下する。像振れ補正制御が
完了し、上記各回路の駆動が停止されると(t6点)、
電源電圧VB は徐々に上昇して行く。
【0026】〔異常時の動作〕露出制御が完了するま
でに電源電圧VB が所定値V1より降下した場合を異常
時としてその動作を説明する。図5は異常時の動作を示
すタイムチャートである。CPU2は、像振れ補正制御
を行っている間、電源電圧VB を監視している(ブロッ
ク2−3)。CPU2は、モータ駆動回路8,9を駆動
して像振れ補正を実行している時に、電源電圧VB が所
定値V1より降下したことを検出した場合(図5に示す
t9点)、モータ駆動回路8,9への入力電圧Vinを電
源電圧VBが所定値V1を下回ることのない最大限の電
圧値に制限する。
【0027】これによって、モータ11,12への印加
電圧Vout が電源電圧VB が所定値V1を下回ることの
ない最大限の電圧値に制限され、カメラ内での消費電流
が抑えられ、電源電圧VB が上昇する。なお、この場
合、像振れ補正レンズ16の駆動量mは減少するが、す
なわち像振れ補正量の目標値と実際値との間に開きが生
じるが、モータ11,12への印加電圧Vout を電源電
圧VB が所定値V1を下回ることのない最大限の電圧値
に制限することから、可能な限りその開きを小さくする
ことができる。
【0028】CPU2は、電源電圧VB が所定値V1以
上になったことを検出すると(図5に示すt10点)、
モータ駆動回路8,9への入力電圧Vinの制限を解除す
る。これによって、元の制御状態に戻り、像振れ補正量
の目標値と実際値とが合致するようになる。CPU2
は、所定のサンプリング周期で電源電圧VB を検出する
ことによって、モータ11,12への印加電圧Vout の
制限制御を行い、像振れ補正中の電源電圧VB の異常な
低下を防止する。
【0029】なお、本実施の形態では、像振れ補正レン
ズ16の駆動中に所定値V1を下回る電源電圧VB の低
下を検出した場合、CPU2は、モータ11および12
への印加電圧Vout を同じ比率で制限する。すなわち、
CPU2は、角速度検出回路6および7でのそれぞれの
検出結果に応じて、モータ駆動回路8および9への入力
電圧Vinを同一比率で減少させ、これによりモータ11
および12への印加電圧Vout を同一比率で減少させ、
電源電圧VB が所定値V1を下回ることのない最大限の
電圧値に制限する。
【0030】〔異常時の動作〕図6は異常時の動作の
別の例を示すタイムチャートである。CPU2は、像振
れ補正制御を行っている間、電源電圧VB を監視してい
る。CPU2は、モータ駆動回路8,9を駆動して像振
れ補正を実行している時に、電源電圧VB が所定値V1
より降下したことを検出した場合(図6に示すt9
点)、モータ駆動回路8,9への入力電圧Vinを基準電
圧Vref に制限する。これによって、モータ11,12
への印加電圧Vout が0Vとなり、カメラ内での消費電
流が抑えられ、電源電圧VB が上昇する。なお、この場
合、像振れ補正レンズ16の駆動量mは0mmとなる。
【0031】CPU2は、電源電圧VB が所定値V1以
上になったことを検出すると(図6に示すt10点)、
モータ駆動回路8,9への入力電圧Vinの制限を解除す
る。これによって、元の制御状態に戻り、像振れ補正量
の目標値と実際値とが合致するようになる。CPU2
は、所定のサンプリング周期で電源電圧VB を検出する
ことによって、モータ11,12への印加電圧Vout の
制限制御を行い、像振れ補正中の電源電圧VB の異常な
低下を防止する。
【0032】なお、上述においては、モータ11,12
をVCMとしたが、DCモータとしてPWM制御を行う
ようにした場合にも、同様にして適用することができ
る。すなわち、モータ11,12をDCモータとしてP
WM制御を行うようにした場合、上述した異常時の動作
と同様にして像振れ補正中の電源電圧VB の異常な低
下を防止するようにすれば、像振れ補正量の目標値と実
際値との間の開きを可能な限り小さくすることができ
る。すなわち、像振れ補正レンズ16の駆動中に所定値
V1を下回る電源電圧VB の低下を検出した場合、DC
モータ11,12に対するPWMのデューティ比を電源
電圧VB が所定値V1を下回ることのない最大限の値に
制限することによって、すなわちDCモータ11,12
への供給電力を電源電圧VB が所定値V1を下回ること
のない最大限の値に制限することによって、像振れ補正
量の目標値と実際値との間の開きを可能な限り小さくす
ることができる。
【0033】また、上述において、電源電圧VB の低下
を検出する際の比較値として用いる所定値V1は、EE
PROM5に格納しておいてもよい。また、上述した異
常時の動作では、電源電圧VB が所定値V1より降下
したことを検出した場合、モータ駆動回路8,9への入
力電圧Vinを基準電圧Vref に制限するようにしたが、
基準電圧Vref に限るものではなく、Vref 以外の所定
の値とするようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明によれば、補正光学系の駆動中
にカメラの電源電圧(VB )が所定値(V1)を下回る
と、駆動手段への供給電力が電源電圧(VB )が所定値
(V1)を下回ることのない最大限の電力値に制限され
るものとなり、また第2発明によれば、補正光学系の駆
動中にカメラの電源電圧(VB )が所定値(V1)を下
回ると、駆動手段への印加電圧が電源電圧(VB )が所
定値(V1)を下回ることのない最大限の電圧値に制限
されるものとなり、像振れ補正量の目標値と実際値との
間に大きな開きを生じさせることなく、像振れ補正中の
カメラの電池電圧の異常な低下を防止することが可能と
なる。
【0035】また、第3発明によれば、補正光学系の駆
動中にカメラの電源電圧(VB )が所定値(V1)を下
回ると、第1の駆動手段および第2の駆動手段への供給
電力が電源電圧(VB )が所定値(V1)を下回ること
のない最大限の電力値に制限されるものとなり、第4発
明によれば、補正光学系の駆動中にカメラの電源電圧
(VB )が所定値(V1)を下回ると、第1の駆動手段
および第2の駆動手段への印加電圧が電源電圧(VB )
が所定値(V1)を下回ることのない最大限の電圧値に
制限されるものとなり、像振れ補正量の目標値と実際値
との間に大きな開きを生じさせることなく、像振れ補正
中のカメラの電池電圧の異常な低下を防止することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す像振れ補正機能
付きカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1におけるモータ駆動回路へのCPUから
の入力電圧Vinとモータ駆動回路からのモータへの印加
電圧Vout との関係を示す図である。
【図3】 図1におけるモータへの印加電圧Vout と像
振れ補正レンズの駆動量mとの関係を示す図である。
【図4】 図1に示した像振れ補正機能付きカメラの通
常の動作状態を示すタイムチャートである。
【図5】 この像振れ補正機能付きカメラの異常時の動
作を示すタイムチャートである。
【図6】 この像振れ補正機能付きカメラの異常時の動
作の別の例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…電池、2…CPU、5…EEPROM、6…第1の
角速度検出回路、7…第2の角速度検出回路、8…第1
のモータ駆動回路、9…第2のモータ駆動回路 11…モータ、12…第2のモータ、16…像振れ補正
レンズ、18…第1のレンズ位置検出回路、19…第2
のレンズ位置検出回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの振れを検出する振れ検出手段
    と、像振れを補正するための補正光学系と、この補正光
    学系を駆動する駆動手段と、前記補正光学系の位置を検
    出する位置検出手段と、前記振れ検出手段からの検出結
    果と前記位置検出手段からの検出結果とに基づきカメラ
    の振れを打ち消すような前記補正光学系の移動量を算出
    する移動量算出手段と、この移動量算出手段により算出
    された移動量に応じ前記駆動手段を介して前記補正光学
    系を駆動するドライバ手段とを備えた像振れ補正機能付
    きカメラにおいて、 カメラの電源電圧を監視する電源電圧監視手段と、 この電源電圧監視手段が前記補正光学系の駆動中に所定
    値を下回る電源電圧の低下を検出した場合、前記駆動手
    段への供給電力を前記電源電圧が前記所定値を下回るこ
    とのない最大限の電力値に制限する供給電力制限手段と
    を備えたことを特徴とする像振れ補正機能付きカメラ。
  2. 【請求項2】 カメラの振れを検出する振れ検出手段
    と、像振れを補正するための補正光学系と、印加される
    アナログ電圧の値に応じた駆動量で前記補正光学系を駆
    動する駆動手段と、前記補正光学系の位置を検出する位
    置検出手段と、前記振れ検出手段からの検出結果と前記
    位置検出手段からの検出結果とに基づきカメラの振れを
    打ち消すような前記補正光学系の移動量を算出する移動
    量算出手段と、この移動量算出手段により算出された移
    動量に応じ前記駆動手段を介して前記補正光学系を駆動
    するドライバ手段とを備えた像振れ補正機能付きカメラ
    において、 カメラの電源電圧を監視する電源電圧監視手段と、 この電源電圧監視手段が前記補正光学系の駆動中に所定
    値を下回る電源電圧の低下を検出した場合、前記駆動手
    段への印加電圧を前記電源電圧が前記所定値を下回るこ
    とのない最大限の電圧値に制限する印加電圧制限手段と
    を備えたことを特徴とする像振れ補正機能付きカメラ。
  3. 【請求項3】 カメラの水平方向の振れを検出する第1
    の振れ検出手段と、カメラの鉛直方向の振れを検出する
    第2の振れ検出手段と、像振れを補正するための補正光
    学系と、この補正光学系を水平方向に駆動する第1の駆
    動手段と、前記補正光学系を鉛直方向に駆動する第2の
    駆動手段と、前記補正光学系の水平方向の位置を検出す
    る第1の位置検出手段と、前記補正光学系の鉛直方向の
    位置を検出する第2の位置検出手段と、前記第1の振れ
    検出手段からの検出結果と前記第1の位置検出手段から
    の検出結果とに基づきカメラの水平方向の振れを打ち消
    すような前記補正光学系の移動量を算出する水平方向移
    動量算出手段と、前記第2の振れ検出手段からの検出結
    果と前記第2の位置検出手段からの検出結果とに基づき
    カメラの鉛直方向の振れを打ち消すような前記補正光学
    系の移動量を算出する鉛直方向移動量算出手段と、前記
    水平方向移動量算出手段により算出された移動量に応じ
    前記第1の駆動手段を介して前記補正光学系を水平方向
    に駆動する第1のドライバ手段と、前記鉛直方向移動量
    算出手段により算出された移動量に応じ前記第2の駆動
    手段を介して前記補正光学系を鉛直方向に駆動する第2
    のドライバ手段とを備えた像振れ補正機能付きカメラに
    おいて、 カメラの電源電圧を監視する電源電圧監視手段と、 この電源電圧監視手段が前記補正光学系の駆動中に所定
    値を下回る電源電圧の低下を検出した場合、前記第1の
    駆動手段および第2の駆動手段への供給電力を前記電源
    電圧が前記所定値を下回ることのない最大限の電力値に
    制限する供給電力制限手段とを備えたことを特徴とする
    像振れ補正機能付きカメラ。
  4. 【請求項4】 カメラの水平方向の振れを検出する第1
    の振れ検出手段と、カメラの鉛直方向の振れを検出する
    第2の振れ検出手段と、像振れを補正するための補正光
    学系と、印加されるアナログ電圧の値に応じた駆動量で
    前記補正光学系を水平方向に駆動する第1の駆動手段
    と、印加されるアナログ電圧の値に応じた駆動量で前記
    補正光学系を鉛直方向に駆動する第2の駆動手段と、前
    記補正光学系の水平方向の位置を検出する第1の位置検
    出手段と、前記補正光学系の鉛直方向の位置を検出する
    第2の位置検出手段と、前記第1の振れ検出手段からの
    検出結果と前記第1の位置検出手段からの検出結果とに
    基づきカメラの水平方向の振れを打ち消すような前記補
    正光学系の移動量を算出する水平方向移動量算出手段
    と、前記第2の振れ検出手段からの検出結果と前記第2
    の位置検出手段からの検出結果とに基づきカメラの鉛直
    方向の振れを打ち消すような前記補正光学系の移動量を
    算出する鉛直方向移動量算出手段と、前記水平方向移動
    量算出手段により算出された移動量に応じ前記第1の駆
    動手段を介して前記補正光学系を水平方向に駆動する第
    1のドライバ手段と、前記鉛直方向移動量算出手段によ
    り算出された移動量に応じ前記第2の駆動手段を介して
    前記補正光学系を鉛直方向に駆動する第2のドライバ手
    段とを備えた像振れ補正機能付きカメラにおいて、 カメラの電源電圧を監視する電源電圧監視手段と、 この電源電圧監視手段が前記補正光学系の駆動中に所定
    値を下回る電源電圧の低下を検出した場合、前記第1の
    駆動手段および第2の駆動手段への印加電圧を前記電源
    電圧が前記所定値を下回ることのない最大限の電圧値に
    制限する印加電圧制限手段とを備えたことを特徴とする
    像振れ補正機能付きカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3において、供給電力制限手段
    は、電源電圧監視手段が補正光学系の駆動中に所定値を
    下回る電源電圧の低下を検出した場合、第1および第2
    の駆動手段への供給電力を、第1の振れ検出手段および
    第2の振れ検出手段での検出結果に応じて同一比率で減
    少させ、前記電源電圧が前記所定値を下回ることのない
    最大限の電力値に制限することを特徴とする像振れ補正
    機能付きカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項4において、印加電圧制限手段
    は、電源電圧監視手段が補正光学系の駆動中に所定値を
    下回る電源電圧の低下を検出した場合、第1および第2
    の駆動手段への印加電圧を、第1の振れ検出手段および
    第2の振れ検出手段での検出結果に応じて同一比率で減
    少させ、前記電源電圧が前記所定値を下回ることのない
    最大限の電圧値に制限することを特徴とする像振れ補正
    機能付きカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1項において、電
    源電圧の低下を検出する際の比較値として用いる所定値
    が不揮発性メモリに記憶されていることを特徴とする像
    振れ補正機能付きカメラ。
JP23665695A 1995-09-14 1995-09-14 像振れ補正機能付きカメラ Pending JPH0980573A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014109584A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Nidec Sankyo Corp 光学ユニットおよび電磁アクチュエータ用駆動装置
JP2016057328A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 リコーイメージング株式会社 撮影装置及びその制御方法

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