JPH0980566A - 像振れ補正装置 - Google Patents

像振れ補正装置

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JPH0980566A
JPH0980566A JP7262588A JP26258895A JPH0980566A JP H0980566 A JPH0980566 A JP H0980566A JP 7262588 A JP7262588 A JP 7262588A JP 26258895 A JP26258895 A JP 26258895A JP H0980566 A JPH0980566 A JP H0980566A
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voltage
circuit
shake
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JP7262588A
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English (en)
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Tadashi Otani
忠 大谷
Sueyuki Ooishi
末之 大石
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズを受けやすい回路部を位置検出素子近
傍の一カ所に集積することで、ノイズの影響を防ぐ。 【解決手段】 像振れを防止する像振れ補正光学系(5
4)と、像振れ補正光学系の位置を検出するための位置
検出素子(5)と、位置検出素子の検出結果に基づい
て、像振れ補正光学系を駆動する像振れ補正駆動部(6
1)と、位置検出信号を増幅する増幅器(67)と、位
置検出出力をデジタル信号に変換するデジタル信号生成
回路(11)とを具備し、位置検出素子と、増幅器と、
デジタル信号生成回路を同一基板上に実装するか、また
は同一IC内に搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等におい
て、手振れ等による像振れを防止する像振れ補正装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振れ補正装置として、撮
影時にカメラが振動することにより生じる振れを防止す
るために、撮影レンズの一部のレンズ(以下、像振れ補
正光学系と称す)を光軸と直角方向に移動するものが知
られている。
【0003】図20に、振れ補正機構の断面図を示す。
像振れ補正光学系1は、電磁的アクチュエータにより駆
動される。駆動用アクチュエータは、マグネット7、コ
イル6、並びにヨーク9および10で構成される。駆動
用アクチュエータは、互いに直交する方向に2組配置
し、X軸方向とY軸方向にそれぞれ力を発生する構造と
なっている。図21(a)に示すように像振れ補正光学
系鏡筒2は、4本の可撓性支持棒3により片持ち式に支
持されており、像振れ補正光学系鏡筒2は光軸に対して
直交する方向に動くことができる。図21(b)は移動
した状態を示す。なお図21(a)は断面図のため、可
撓性支持棒3aおよび3bの2本しか見えない。
【0004】振れ補正のメカニズムを図22のブロック
線図を用いて説明する。カメラのレリーズ釦の半押しを
行うと半押しスイッチ27がオンして、DC/DCコン
バータ64が起動する。すると振れ補正MPU20をは
じめ各制御回路に安定した電源が供給される。測距回路
18および測光回路19は、カメラの準備動作を開始す
ると同時に、カメラの振れ運動を角速度検出回路13お
よび14により検出する。角速度検出回路13および1
4内に収納される角速度検出センサには、コリオリ力を
検出する圧電振動式角速度センサを用いる。振れ補正M
PU20は、ここで得られた振れセンサの出力を時間積
分してカメラの振れ角度に変換し、さらに像振れ補正光
学系の目標駆動位置情報に変換する。
【0005】次にレリーズ釦の全押しを行うとレリーズ
スイッチ28がオンし、シャッター駆動装置60からス
テッピングモータ62を制御して、フォーカシングレン
ズ55が駆動される。この動作と同時に、像振れ補正光
学系54による像振れ補正機構の制御も開始する。像振
れ補正機構の制御は、半押し動作時と同じ目標駆動位置
情報に応じて像振れ補正光学系を動かすために、サーボ
回路は目標駆動位置情報と現在の像振れ補正光学系の位
置情報との差に位相補償などを行い、アクチュエータ駆
動回路61Xおよび61Yに信号を送る。現在の像振れ
補正光学系の位置は、レンズ位置検出回路57Xおよび
57Yと振れ補正MPU20とで検出される。位置検出
素子56Xおよび56Yは、PSD(Position Sensiti
ve Device)が用いられ、PSDの出力電流より像振れ
補正光学系の位置を演算により求める。次に、アクチュ
エータ駆動回路61Xおよび61Yは、アクチェータに
サーボ部の信号に基づいた駆動電流を供給する。アクチ
ュエータはこの駆動電流をもとにして、像振れ補正光学
系を光軸に直交する面内で動かし、カメラの手振れによ
る像振れを補正制御する。
【0006】図23はカメラの断面図であり、像振れ補
正機構と像振れ補正光学系の位置検出回路の実装の配置
を示す。PSD5から出力される光電流は、フレキシブ
ルプリント板77を介してプリント基板76上に配置し
ている受光回路に入力する。また、フレキシブルプリン
ト板78はシャッター幕の開閉制御用、およびフォーカ
シングモータ駆動用の制御信号、電磁絞りの制御信号、
およびそれぞれのアクチュエータ類の電源用の配線を行
っている。
【0007】また、鏡筒部を小型化するためには、実装
スペースを共用する必要があるため、フレキシブルプリ
ント板77とフレキシブルプリント板78は重ね合わせ
て引き回している。このため、シャッター駆動時、絞り
幕駆動時、およびフォーカシングモータ駆動時の電磁ノ
イズや電流誘導によるノイズが、高インピーダンスであ
るPSDの光電流配線部にノイズとして発生し、像振れ
補正光学系の正確な位置情報の検出ができなかった。ま
た、DC/DCコンバータのようなノイズ発生源が近傍
にある場合も、ノイズの影響を受ける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、像振れ
補正光学系の位置をPSDを用いて検出する場合、PS
Dから得られる光電流が微少電流であることから、この
信号ラインが長い程感度のよいアンテナとなるため、カ
メラ内およびカメラ外で発生するノイズによる影響によ
り、この信号にノイズ成分が乗ってくる。これが原因
で、位置情報が正しく検出できないことがある。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、ノイズを受けやすい回路部を位置検出素子近傍
の一カ所に集積することで、信号ラインの配線を短くで
きるので、アンテナとなる部分が殆ど無くなり、かつI
C上に集積する場合は、ICチップを載せるリードフレ
ーム自体が電磁シールドの役目をして、ノイズの影響を
防ぐことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の像振れ補正装置は、像振れを防止する像振
れ補正光学系(54)と、像振れ補正光学系の位置を検
出するための位置検出素子(5)と、位置検出素子の検
出結果に基づいて、像振れ補正光学系を駆動する像振れ
補正駆動部(61)と、位置検出信号を増幅する増幅器
(67)と、位置検出出力をデジタル信号に変換するデ
ジタル信号生成回路(11)とを具備し、位置検出素子
と、増幅器と、デジタル信号生成回路を同一基板上に実
装するか、または同一IC内に搭載するように構成され
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明による像振れ補正装置の一
実施例を示すブロック結線図である。
【0013】図1において、カメラ振れの補正システム
方式は、カメラの撮影光軸の直交する2方向(Yaw方
向およびPitch方向)の手振れにより生じた角速度
を検出し、撮影光学系の一部のレンズ群(以下振れ補正
光学系と称する)を検出された角速度に応じて、上記2
方向へ独立にシフトさせる。これにより光軸を変化させ
ることで、フィルム面上での手振れによる像の振れを補
正する。
【0014】また、カメラの振れ量を検出して、振れ補
正機構を制御するまでの、全体システムの構成を大別す
ると、カメラの振れの振れ量検出部と、像振れ補正光学
系の位置検出部と、像振れ量演算装置と、像振れ補正光
学系駆動部とに分けられる。
【0015】まず、振れ検出部及び振れ量算出部につい
て説明する。
【0016】図1に示すように、カメラの手振れを検出
する角速度を検出する振れ検出素子13および14が、
互いに直交する軸に配置される。レンズ鏡筒2内には、
像振れ補正機構16を配置し、振れ補正光学系1は像ブ
レ補正方向の2次元に独立して可動する。レリーズ釦1
5はカメラ撮影を行うためのレリーズ釦である。
【0017】次に、図2を用いて振れ検出回路の動作を
振れ検出回路ブロック図を用いて説明する。振れ検出素
子13および14は、回転によって発生するコリオリカ
力を、例えば圧電素子で電気信号として発生させる原理
によって、カメラに生じた角速度を検出する角速度セン
サである。LPフィルタ22は、振れ検出素子13およ
び14の出力から高周波ノイズを取り除く為の高周波カ
ットフィルタであり、振れ検出素子自身の共振周波数の
影響を取り除くためのものである。HPフィルタ23
は、振れ検出素子13および14に乗った低周波ドリフ
ト成分を除去するのが主な目的の低周波カットフィルタ
である。振れ検出回路の初期化信号は、振れ検出回路を
初期化する目的の信号で、HPフィルタ23を構成する
コンデンサの出力側端子の電圧を不図示のアナログスイ
ッチをオンオフすることで制御し、振れ検出回路の出力
を初期化する信号である。このアナログスイッチの制御
タイミングは、振れ補正MPU20により振れ検出素子
13および14の立ち上がり特性に基づいた時間を記憶
したデータにより制御する。ゲイン部24は、HPフィ
ルタ22の出力を所定利得倍して振れ補正MPU20に
出力する電圧増幅部である。基準電圧発生回路25は、
振れ検出素子および各回路を動作させるための基準電圧
を生成する回路であり、独立したDC/DCコンバータ
等により電圧変動をなるべく抑えた構成とする。
【0018】次に、図3に像振れ補正機構の構造を示
す。像振れ補正光学系の動きは、X軸方向およびY軸方
向別々に設置された光学的位置検出素子5aおよび5b
によりモニターする。光学的位置検出素子にはPSD
(Position Sensitive Device)等が用いられる。PS
Dの検出部の全長は後述するIRED(赤外線発光LE
D)とスリットの位置関係およびスリット幅と防止レン
ズの可動範囲から決定する。
【0019】像振れ補正光学系鏡筒2には、表面の反射
率を低く抑えた材料でスリット4aおよび4bが取り付
けられている。X軸方向検出用スリット4aには、Y軸
方向に対し長穴が開けられている。円環型プリント基板
17には、赤外線発光素子であるIRED8aおよび8
bが取り付けられている。
【0020】図4に位置検出方法の模式図を示す。
【0021】赤外発光素子IRED8aにより投光され
た光は、像振れ補正光学系鏡筒2に取り付けられたスリ
ット4aを通り、位置検出用の一次元PSD5aに入射
する。像振れ補正光学系鏡筒2に取り付けられたスリッ
ト4aの動き、つまり像振れ補正光学系1のY方向の動
きにより、スリットを通過したスポット光の入射位置
が、一次元PSD5aの受光素子面上を移動し、PSD
の公知である原理により、両極端子から流れる電流値が
電流の入射する位置により変化する。
【0022】図5はカメラの断面図であり、像振れ補正
機構と像振れ補正光学系の位置検出回路の実装の配置を
示す。PSD5から出力される光電流はIC12内で電
流電圧変換および電圧増幅し、この出力が、フレキシブ
ルプリント板77を介してプリント基板上に配置してい
る振れ補正MPU20に入力する。振れ補正MPU20
は、独立のプリント基板76上に実装されている。ま
た、フレキシブルプリント板78は、シャッター幕の開
閉用の制御信号、フォーカシングモータ駆動用の制御信
号、電磁絞りの制御信号、およびそれぞれのアクチュエ
ータ類の電源の配線を行っている。
【0023】図6に、PSDの出力信号の処理ブロック
図を示す。これは、スリットから入射する光の位置を、
一次元PSDの出力電流から演算して出力するための演
算回路の一例である。
【0024】PSD5には、逆バイアス電圧回路65か
ら逆バイアス電圧が供給され、スリット位置によって決
まる光電流がI1およびI2に分流して流れ出る。この
場合、電流の取り出し電極に対してスリットが近づくと
電流は増加する。この様子を図7に示す。これらの光電
流I1及びI2は、図6の電流−電圧変換回路68で電
圧に変換する。出力電圧V1およびV2は、それぞれR
1×I1およびR2×I2となる。さらに、これらの出
力は電圧増幅回路67aおよび67bで増幅し、V1と
V2をそれぞれα倍する。これらの出力を演算部、つま
り振れ補正MPU20のA/D変換入力端子に入力し、 (I1−I2)/(I1+I2)=2x/L−1 ・・・(1) (1)式(図4参照)に基づいて入射位置Xを演算によ
り求める。
【0026】図6の一点鎖線で囲まれた部分は複合型I
C12を示し、PSD5、電流電圧変換回路68、電圧
増幅回路67、基準電圧発生回路、および逆バイアス電
圧回路を1チップ上に搭載している。また、PSDと各
回路部のICプロセスが異なる場合、同一ICパッケー
ジ上にマルチチップの状態で搭載する方式もある。
【0027】図8にICパッケージ内の構成を示す。I
Cパッケージ12にICチップ12aが搭載されてい
る。ICチップ12a上には、PSD5、受光回路部
(電圧変換回路68、電圧増幅器67、基準電圧発生回
路、逆バイアス電圧回路を含む)を集積している。
【0028】電圧増幅器の出力は増幅され、出力電圧は
1〜4(V)の出力範囲を有し、ノイズの影響を殆ど受
けない状態で処理される。この出力は、フレキシブルプ
リント板を介して振れ補正MPU20のA/D変換入力
端子へ供給する。振れ補正MPU20では、図4の
(1)式に基づいて、スリットの位置情報を演算により
求める。
【0029】次に図3を用いて像振れ補正光学系鏡筒部
の支持方法の説明を行う。像振れ補正光学系鏡筒部2
は、導電率の高い弾性支持部材3で片持ち的に支持して
いる。弾性支持部材とは、ベリリウム銅やりん青銅の様
な銅合金以外の弾性支持部材に金メッキ等の導電率の高
い表面処理を施した物を指している。弾性支持部材の片
側は像振れ補正光学系鏡筒部2にインサートされ、もう
一方は円環状プリント基板17に半田付けして固定す
る。
【0030】像振れ補正光学系鏡筒2の周辺部には、駆
動範囲制限部材(不図示)を設けている。この駆動範囲
制限部材は像振れ補正光学系を駆動するコイルに近い位
置で、その動きを制限する構造となっている。制限部材
にあたった際にモーメントを発生し難い構造となってい
る。このため、像振れ補正光学系を支える後述の弾性支
持部材に悪影響を及ぼす恐れがない。
【0031】次に角速度の積分演算結果より、振れ補正
レンズの適正補正量の算出部について説明する。
【0032】図9に、正弦波の振動がカメラに生じた場
合の、振れ検出回路の出力および像振れ補正光学系の位
置検出回路の出力を示す。図9ではカメラに対し垂直方
向であるY方向の波形を示し、X方向の説明は省略する
が、制御は全く同一である。時刻t0でカメラのレリー
ズ釦の半押しが行われ、半押しスイッチ27がオンする
と同時にDC/DCコンバータの昇圧スイッチング動作
が開始し、振れ検出回路の電源が立ち上がる。この時、
立ち上がり直後の振れ検出素子の出力はノイズ成分が多
く、安定するまでに時間がかかる。このタイミングで角
速度ゼロの検出を行う場合は、不安定に乱れた出力を検
出すると、基準となる角速度ゼロの検出が正確にできな
いため、振れ補正MPU20から出力される振れ検出出
力初期化制御信号により、振れ検出回路のアナログSW
を所定時間オンし、角速度出力を強制的にゼロとし、増
幅回路の出力が大きく振れることを抑えている。振れ検
出素子の電源オン後のアナログSWオン時間は50ms
以下とし、レリーズタイムラグが長くならないようにし
ている。時刻t2以降は振れ検出素子のノイズ成分も低
減するので、振れの検出回路を動作させて出力を得る。
【0033】しかし、振れ検出部の出力は、その回路構
成上、角速度の如何によらず、角速度センサ、或いは振
れ検出部の回路条件で決まる所定電圧を初期電圧とした
出力となり、角速度がゼロの検出を正確に行うのは困難
である。ここでは、詳細な説明は省略するが、角速度出
力波形の解析を振れ補正MPUで行い、角速度がゼロと
予測した時刻t3にアナログスイッチを再度オンして、
角速度出力がゼロとなるように補正する。この出力が、
角速度出力の基準電位として振動ジャイロの出力を増幅
し、その出力を振れ補正MPU20のA/D変換ポート
に入力し、角速度の積分演算を行う。これにより、振れ
検出部の出力は概略角速度がゼロのタイミングで所定電
圧になるよう振幅に矯正され、像振れ補正制御の開始時
点から正確な補正が可能となる。ここで、積分演算と
は、本実施の形態では振れ補正MPUによるデジタル演
算であり、算出した角速度ωを積算して、振れ角度θc
を算出する。振れ角速度ωは理論上(2)式により振れ
角度θcに変換される。(2)式では、所定時間間隔で
ωを積算している。 θc=∫ωdt 〔単位:°〕 =〓ω ・・・(2)
【0036】振れ補正MPU20は、振れ角度θcより
像振れ量演算を周期的に繰り返し実行し、レリーズ釦の
全押し動作を待つ。
【0037】次に、図10の制御ブロック図に示すアク
チュエータズ駆動回路59Xおよび59Yの入力電圧と
VCM印加電圧について説明する。振れ補正MPU20
からの出力Voutと内部基準電圧Vref(=2.0V)の
差に比例した電圧がVCM(ボイスコイル)に印加され
る。例えばY軸のボイスコイルの駆動電圧の場合、MP
U20から駆動部への電圧が基準電圧より高い場合は、
像振れ補正光学系を上側に駆動する方向に電流を流し、
一方基準電位より低い電圧を伝えると前者とは逆方向の
電流を流す駆動回路になっている。駆動電圧の値とボイ
スコイルに流れる電流はほぼ比例関係であり、よって、
像振れ補正光学系もこれに比例した駆動量を移動する。
この様子を図11に示す。横軸がMPU20から駆動部
に伝える電圧であり、出力はコイルモータに加わる電圧
である。つまり横軸の入力電圧が基準電位2(V)を境
にして縦軸の印加電圧の極性が反転し、コイル電流へ流
れる電流が反転することになる。このような機構をX軸
およびY軸に独立して設けている。
【0038】次に、時刻t4のタイミングでレリーズ釦
の深く押し込むと、レリーズスイッチ28がオンし、撮
影動作に移行する。像振れ補正機構はこの時点から露光
が終了する時刻t11までの間、像振れ補正光学系の制
御を行う。
【0039】像振れ補正光学系の像振れ補正制御をする
タイミングとしては、シャッターの開口中である時刻t
6から時刻t11までは少なくとも実施しなければなら
ない。
【0040】この制御は、カメラの振れ量から、像振れ
補正機構の像振れ補正光学系の駆動量を、フィルム面上
の像振れを抑えるようにして行なわれる。即ち、振れ補
正MCU20からの出力Voutに応じて、アクチュエー
タ駆動回路59Xおよりび59Yは、VCM(ボイスコ
イル)を、像振れ補正光学系が光軸と直交する平面方向
にシフトするように像振れ補正駆動する。
【0041】時刻t4では、同時にシャッター装置によ
るフォーカシングレンズ駆動および露光動作を行う。本
実施の形態では、同一のステッピングモータを使用して
両者の駆動を行う場合を示している。ステッピングモー
タ駆動信号1および2は、公知の2相励磁式のモータで
あり、デジタル信号により制御する。この信号は振れ補
正MPU20から制御信号を生成し、図12に示すモー
タ駆動回路に伝達する。モータ駆動回路は、モータへ常
時一定の電圧を供給する回路を構成する定電圧レギュレ
ータ31、トランジスタ32、振れ補正MPU51から
のデジタル信号によりスイッチングするモータ駆動用ト
ランジスタ33〜40をドライブするためのモータドラ
イブIC30、およびステッピングモータ49および5
0で構成される。ステッピングモータ駆動トランジスタ
は、2組のブリッジ回路で構成し、2相のステッピング
モータに流す電流を交互に反転している。また、ステッ
ピングモータの駆動電源に電圧レギュレータを設けてい
る理由は、電圧を安定化することにより駆動制御を確実
に制御して、フォーカシングレンズの駆動および露出正
精度を安定させることを目的としている。
【0042】次に、ステッピングモータ駆動用信号1お
よび2とステッピングモータの駆動制御について説明す
る。
【0043】図9において、時刻t4直前のタイミング
ではステッピングモータ駆動信号1および2ともに位相
はHであり、ステッピングモータは安定状態にある。こ
のとき、ステッピングモータ駆動用トランジスタは、ト
ランジスタ33と37、トランジスタ35と39がオン
しているので、ステッピングモータコイル49および5
0はX方向に電流が流れている。そして、時刻t4のタ
イミングから順番にステッピングモータの位相が交互に
変化していく。最初にステッピングモータ駆動信号1の
位相がLに変化する。このときトランジスタ33と37
はカットオフし、トランジスタ34と38がオンする。
ステッピングモータコイル49の電流は反転し、Yの方
向に流れる。このステッピングモータの回転動作により
フォーカシング用レンズは1ステップ分の繰り出しが行
われる。
【0044】次に、ステッピングモータ駆動信号2の位
相はHからLに変化する。このときトランジスタ35と
39はカットオフし、トランジスタ36と40がオンす
る。ステッピングモータコイル50の電流は反転し、Y
の方向に流れる。同時にフォーカシング用レンズは1ス
テップ分さらに繰り出され、合計2ステップ分のレンズ
繰り出しが完了する。
【0045】次に、このようにして、片側のステッピン
グモータの駆動電流の流れる方向が交互に変化するたび
に、フォーカシングレンズは1ステップずつ繰り出す。
さらに、ステッピングモータ駆動信号1の位相がLから
Hに変化する。このときトランジスタ34と38はカッ
トオフし、トランジスタ33と37がオンする。ステッ
ピングモータコイル49の電流は反転し、Xの方向に流
れる。フォーカシング用レンズはさらに1ステップ分の
繰り出を行う。そして、時刻t4´のタイミングで不図
示のAF用マグネットの通電をカットすることにより、
フォーカシングレンズの繰り出し量がここで確定し固定
する。さらに、フォーカシングレンズ駆動用の不図示の
駆動リングを時刻t5まで駆動し、シャッターの露光準
備処理のために、ステッピングモータの通電制御を継続
する、
【0046】次に、時刻t6ではシャッターの露出動作
が開始する。時刻t6から時刻t9まではシャッター開
き駆動動作であり、時刻t10から時刻t11までが閉
じ動作である。さらに、時刻t12から時刻t13まで
の動作はフォーカシングレンズを初期位置へ戻すための
ステッピングモータの制御動作である。ダイオード41
〜48は、コイルに流れる電流の急峻な変化時に発生す
る逆起電力を吸収し、電圧の振れを抑えてトランジスタ
やモータドライバICの破壊を防いでいる。また、ステ
ッピングモータの位相を変化させる場合は、貫通電流に
よるトランジスタの破壊を防ぐため、信号の切り替え時
に100マイクロ秒程度の遅延を設け、トランジスタが
全てカットオフする時間を設けている。
【0047】図13および図14は、PSDと受光回路
の同一パッケージ実装を実施した場合と、実施しない場
合の出力波形の比較であり、図9の時刻t4から時刻t
11のタイミングを抜粋した波形である。図13は像振
れ補正光学系の位置検出信号出力のようすを示し、図1
4は角速度検出回路出力のようすを示す。図13(a)
および図14(a)が本実施の形態の波形でありノイズ
が無い。そして、図13(b)および図14(b)が光
電流の出力配線を引き回した場合に、ノイズが発生した
図である。図13(b)および図14(b)の場合、ス
テッピングモータの駆動信号が変化した直後に角速度の
検出および位置検出のサンプリングが重なったときは、
それぞれの出力はノイズの影響を大きく受ける。これ
は、モータ用のコイルに流れる電流変化により、電流誘
導で電磁界が作用し、大きな電磁ノイズが発生してい
る。この結果、振れ補正機構による像振れの補正制御を
行っても、角速度の積分および像振れ補正光学系の位置
検出は正確に行われないため、像振れ補正光学系は像振
れを抑えるどころか、場合によっては像振れ補正を行わ
ない時よりも、かえって像振れを増やすこともある得
る。本実施の形態では、ノイズの影響を受けないので、
像振れ補正光学系の振れ補正制御の精度を高くすること
が可能である。
【0048】次に第2の実施の形態について説明する。
カメラの断面図は第1の実施例で示した図5と同一の構
成であるので、説明を省略する。違いはIC上に搭載す
る回路範囲の違いであるので、図15で相違点を説明す
る。
【0049】図15はPSDからの受光回路ブロック図
を示す。第1に実施の形態との相違は、スリットの位置
データのデジタル化をICパッケージ内に全て集積した
点である。図15の一点鎖線で囲まれた部分は複合型I
C12を示し、PSD5、電流電圧変換回路68、電圧
増幅回路67、基準電圧発生回路、および逆バイアス電
圧回路、位置信号を演算によりデジタル化する位置信号
生成回路11をチップ上に搭載している。このデジタル
信号は、振れ補正MPU20が位置信号を必要とすると
きに、CS信号を位置信号生成回路11に伝え、シリア
ル通信方式により、シリアルクロック用のSCLK信号
および、データ送信用のDATA信号により、位置デー
タを振れ補正MPU20に送信する。また信号INTラ
インは位置信号を位置信号生成回路側より、振れ補正M
PU20へ送信したいときに、割り込み要求を行う端子
である。使用方法としては、像振れ補正光学系の位置出
力が所定量変化した場合のみ、位置データを振れ補正M
PU20へ送信し、振れ補正MPU20のタスクを軽減
することができる。
【0050】この実施の形態では、像振れ補正光学系の
位置信号を同一IC上でデジタル処理して、信号ライン
の引き回しを最小にしているので、ノイズを入力するア
ンテナが無く、前述した各アクチュエータやDC/DC
コンバータのスイッチングによる電磁ノイズ、電流誘
導、電源電圧変動からの影響を完全に遮断することがで
きる。よって、本実施の形態では、ノイズの影響を受け
ないので、像振れ補正光学系の振れ補正制御の精度を高
くすることが可能である。
【0051】図16にICパッケージ内の構成を示す。
ICパッケージ12にICチップ12aが搭載されてい
る。ICチップ12a上には、PSD5、受光回路部
(電圧変換回路68、電圧増幅器67、基準電圧発生回
路、逆バイアス電圧回路を含む)、デジタル位置検出回
路11を集積し、PSDからの光電流出力の分流比によ
り、(1)式(図4参照)に基づいて、スリットの位置
情報を演算により求める。さらに、この信号をデジタル
データに変換する回路までを含む。データ量は16ビッ
ト程度が好ましい。
【0052】次に第3の実施の形態について説明する。
【0053】図17はカメラの断面図であり、像振れ補
正機構と像振れ補正光学系の位置検出回路の実装の配置
を示す。PSD5と、PSD5から出力される光電流を
電流電圧変換および電圧増幅する回路をIC内に構成
し、このIC部と、この出力を第2の実施の形態で説明
した、位置信号をデジタルの距離データに変換するデジ
タル位置出力回路11までを一枚のプリント基板79に
実装している。そして、このデジタル信号をフレキシブ
ルプリント板77を介してプリント基板上に配置してい
る振れ補正MPU20に入力する。振れ補正MPU20
は独立のプリント基板76上に実装している。また、フ
レキシブルプリント板78はシャッター幕の開閉制御
用、およびフォーカシングモータ駆動用の制御信号、電
磁絞りの制御信号、およびそれぞれのアクチュエータ類
の電源用の配線を行っている。そして、PSDの出力信
号の処理ブロック図を図6に示す。これは、一次元PS
Dの出力電流から、スリットから入射する光の位置を演
算し出力するための演算回路の一例である。
【0054】次に、第3の実施の形態のPSDからの受
光回路ブロック図を図18に示す。第1に実施の形態と
の相違は、スリットの位置データのデジタル化を同一基
板上に搭載した点である。図18の一点鎖線で囲まれた
部分は複合型IC12を示し、PSD5、電流電圧変換
回路68、電圧増幅回路67、基準電圧発生回路、およ
び逆バイアス電圧回路を含む、さらに像振れ補正光学系
の位置信号を演算によりデジタル化する位置信号生成回
路11を同一プリント基板75上に搭載している。この
デジタル信号は、振れ補正MPU20が位置信号を必要
とするときに、CS信号を位置信号生成回路11に伝
え、シリアル通信方式により、シリアルクロック用のS
CLK信号および、データ送信用のDATA信号によ
り、位置データを振れ補正MPU20に送信する。また
信号INTラインは位置信号を位置信号生成回路側よ
り、振れ補正MPU20へ送信したいときに、割り込み
要求を行う端子である。使用方法としては、像振れ補正
光学系の位置出力が所定量変化した場合のみ、位置デー
タを振れ補正MPU20へ送信し、振れ補正MPU20
のタスクを軽減することができる。
【0055】この実施の形態では、像振れ補正光学系の
位置信号を同一IC上でデジタル処理して、信号ライン
の引き回しを最小にしているので、前述した各アクチュ
エータやDC/DCコンバータのスイッチングによる電
磁ノイズ、電流誘導、電源電圧変動からの影響を完全に
遮断することができる。よって、本実施の形態では、ノ
イズの影響を受けないので、像振れ補正光学系の振れ補
正制御の精度を高くすることが可能である。
【0056】また、図19にプリント基板79上の構成
を示す。ICパッケージ12にICチップ12aが搭載
されている。ICチップ12a上には、PSD5、受光
回路部(電圧変換回路68、電圧増幅器67、基準電圧
発生回路、逆バイアス電圧回路を含む)さらに、デジタ
ル位置生成回路11を別ICに集積し、プリント基板7
9上に搭載している。この基板上では、PSDからの光
電流出力の分流比により、図4の(1)式に基づいて、
スリットの位置情報を演算により求め、さらに、この信
号をデジタルデータに変換する回路までを含む。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明の像振れ補正装置
によれば、位置検出素子と、増幅器と、デジタル信号生
成回路を同一基板上に実装するか、または同一IC内に
搭載して、ノイズを受けやすい回路部を位置検出素子近
傍の一カ所に集積するようにしので、ノイズの影響を防
ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による像振れ補正装置および従来の像振
れ補正装置を示す斜視図である。
【図2】本発明による像振れ補正装置の一実施例を示す
ブロック結線図である。
【図3】本発明による像振れ補正装置および従来の像振
れ補正装置を示す斜視図である。
【図4】本発明による像振れ補正装置および従来の像振
れ補正装置を示す概念図である。
【図5】本発明による像振れ補正装置および従来の像振
れ補正装置を示す断面図である。
【図6】本発明による像振れ補正装置および従来の像振
れ補正装置を示すブロック結線図である。
【図7】本発明による像振れ補正装置および従来の像振
れ補正装置を示す特性図である。
【図8】本発明による像振れ補正装置および従来の像振
れ補正装置を示す平面図である。
【図9】本発明による像振れ補正装置および従来の像振
れ補正装置を示す波形図である。
【図10】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示すブロック結線図である。
【図11】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示す特性図である。
【図12】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示すブロック結線図である。
【図13】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示す波形図である。
【図14】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示す波形図である。
【図15】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示すブロック結線図である。
【図16】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示す平面図である。
【図17】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示す断面図である。
【図18】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示すブロック結線図である。
【図19】本発明による像振れ補正装置および従来の像
振れ補正装置を示す平面図である。
【図20】従来の像振れ補正装置の一例を示す断面図で
ある。
【図21】従来の像振れ補正装置の一例を示す断面図で
ある。
【図22】従来の像振れ補正装置の一例を示すブロック
結線図である。
【図23】従来の像振れ補正装置の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 像振れ補正光学系 2 像振れ補正光学系鏡筒 3 可撓性支持棒 5 PSD 6 駆動用コイル 7 マグネット 8 IRED 9、10 ヨーク 12 受光回路IC 13、14 振れ検出素子 20 振れ補正MPU 30 モータドライブIC 49、50 ステッピングモータコイル 64 DC/DCコンバータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像振れを防止する像振れ補正光学系と、 前記像振れ補正光学系の位置を検出するための位置検出
    素子と、 前記位置検出素子の検出結果に基づいて、前記像振れ補
    正光学系を駆動する像振れ補正駆動部と、 位置検出信号を増幅する増幅器と、 位置検出出力をデジタル信号に変換するデジタル信号生
    成回路とを具備し、 前記位置検出素子と、前記増幅器と、前記デジタル信号
    生成回路を同一基板上に実装したことを特徴とする像振
    れ補正装置。
  2. 【請求項2】像振れを防止する像振れ補正光学系と、 前記像振れ補正光学系の位置を検出するための位置検出
    素子と、 前記位置検出素子の検出結果に基づいて、前記像振れ補
    正光学系を駆動する像振れ補正駆動部と、 位置検出信号を増幅する増幅器と、 位置検出出力をデジタル信号に変換するデジタル信号生
    成回路とを具備し、 前記位置検出素子と、前記増幅器と、前記デジタル信号
    生成回路を同一IC内に搭載したことを特徴とする像振
    れ補正装置。
  3. 【請求項3】前記増幅器および前記デジタル信号生成回
    路は、前記位置検出素子の近傍に配置されることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の像振れ補正装置。
JP7262588A 1995-09-14 1995-09-14 像振れ補正装置 Pending JPH0980566A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100524227B1 (ko) * 1997-12-31 2005-12-26 삼성테크윈 주식회사 결상 기기의 진동 보상 장치
JP2007115899A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Nikon Corp 電気装置およびレンズ鏡筒
JP2008052175A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Fujifilm Corp 手振れ量検出装置及び撮影装置

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