JPH097943A - 投影光学装置 - Google Patents

投影光学装置

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JPH097943A
JPH097943A JP8205566A JP20556696A JPH097943A JP H097943 A JPH097943 A JP H097943A JP 8205566 A JP8205566 A JP 8205566A JP 20556696 A JP20556696 A JP 20556696A JP H097943 A JPH097943 A JP H097943A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光源による投影レンズの照明光吸収に
よる光学特性の変動分を検出して、その光学特性の変動
分に対応した結像状態の変化を補正する。 【解決手段】 投影光学装置は、パルスレーザ光を射出
する光源部と該パルスレーザ光の波長特性を調整してマ
スクRを照明するためのパルス照明光を生成する波長制
御部とを含むレーザ照明手段1; 感光基板Wに対する
パルス照明光を制御する手段と; 投影光学系6通るパ
ルス照明光に応じた積算光量を所定のタイミング毎に検
出するために、パルス照明光のー部を検出するフオトデ
ィデクタと; 該検出された積算光量に基づいて投影光
学系6の光学特性の変化を計算し、照明光吸収によって
生じる投影光学系6の光学特性の変動分に対応した前記
結像状態の変化を補正する補正手段12備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路製造に用
いられる露光装置で、特に露光用光源に狭帯化レーザを
用いた投影光学装置の結像特性の向上に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】結像特性を変化させる要因(大気圧、温
度、露光光の照明等)を測定し、それに基いて結像特性
を補正する技術としては、例えば特開昭58−1862
号公報に開示されているように、投影レンズ内のー部の
レンズ間隔を密封し、その空気圧力を調整することによ
り、倍率、焦点位置等の結像特性を補正する方法が知ら
れている。
【0003】また、上記要因のうち大気圧の変化による
焦点変動を補正する方法としては、特開昭61−188
928号公報に示されているように斜入射光式焦点検出
系に大気圧変化に応じたオフセットを加えていく方式も
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記の従来の技術で
は、結像特性を変動させる要因としては、主に投影レン
ズに影響を及ぼすものとして大気圧、チャンバー内の温
度変化、投影レンズの露光光源の吸収等が考えられてい
た。一方、微細化するパターンに対応して、照明用光源
の短波長化が計られ、近年紫外域でパワーのあるエキシ
マレーザを光源とする投影光学装置が開発されている。
この種の装置の中には、投影レンズの色収差を解決する
ため光源のレーザ波長を狭帯化して用いているものがあ
る。狭帯化には、エタロン等の光学素子が用いられてい
るが、これらの光学素子も大気圧、チャンバー温度の変
動により影響を受け、狭帯化すべき波長に変動を与え
る。一般にこの種の投影レンズは狭帯化された特定の波
長のみに対して最良に色収差補正されているため、波長
変動が生じると倍率、焦点位置等に無視しえない変動が
生ずる。さらに投影レンズ自体の光学特性の変動を補正
する必要もある。
【0005】上記の従来技術では、これらの点が考慮さ
れていないため、露光用のエキシマレーザ光の波長変動
に起因する結像特性、投影光学系の光学特性を補正でき
ないという問題点があった。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記問題点の解決の為
に本発明の投影光学装置は、パルスレーザ光を射出する
光源部と該パルスレーザ光の波長特性を調整してマスク
Rを照明するためのパルス照明光を生成する波長制御部
とを含むレーザ照明手段1; 感光基板Wに対するパル
ス照明光を制御する手段と; 投影光学系6通るパルス
照明光に応じた積算光量を所定のタイミング毎に検出す
るために、パルス照明光のー部を検出するフオトディデ
クタと; 該検出された積算光量に基づいて投影光学系
6の光学特性の変化を計算し、照明光吸収によって生じ
る投影光学系6の光学特性の変動分に対応した前記結像
状態の変化を補正する補正手段12備えた。
【0007】
【作用】本発明においては、結像特性の波長変動による
変動分を結像特性補正機構にフィードバックコントロー
ルしているため、波長変動による結像特性変動をキャン
セルすることができる。結像特性の変動は、以下のよう
な過程で生じる。すなわち大気圧、環境温度等が変化す
ると、レーザ光の狭帯化素子も狭帯化すべき波長特性が
わずかではあるがシフトする。この波長シフトによって
投影光学系が備えている色収差特性に依存した収差(焦
点ずれ、倍率変化等)が生じる。この収差によって基坂
上に投影されるパターンのピントがずれてきたり、大き
さ(倍率)がわずかではあるが変化したりする。本発明
は、このピントずれ、ないしは倍率変化を補正し、常に
最良の状態で安定した投影露光ができるようにしたもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】第1図は本発明の実施例によるレ
ーザ光を用いた投影露光装置の構成を示す図である。露
光用の光源として狭帯化されたレーザ光源1を用いる。
レーザ光源1の内部には波長狭帯化用の光学素子22が
含まれている。レーザ光源1から射出したレーザ光はシ
ャッター2を通過した後、光強度を一様化する照明光学
系3に入射する。照明光学系3を射出したー様強度のレ
ーザ光はミラー4で折り曲げられ、コンデンサーレンズ
5を通過後、石英等により作られたレチクルRを照射す
る。レチクルRの下面には回路パターンPTが形成さ
れ、このパターンPTを通過した照明光は石英等により
作られた投影レンズ6を通ってウェハWに達する。投影
レンズ6は所定の結像特性でパターンPTの像をウェハ
W上に結像する。このウェハWはウェハチャック7上に
真空吸着され、ウェハチャック7は水平方向(X、Y方
向)及び垂直方向(投影レンズ6の光軸AXに沿った方
向)へ移動可能なウェハステージ8上に設けられてい
る。ウェハWの垂直方向の移動はオートフォーカスのた
めに行なわれ、モータ15により駆動制御される。また
ウェハステージ8(ウェハW)の水平方向の座標位置は
レーザ光波干渉式側長器(以下干渉計とする)16によ
って検出される。
【0009】さて本実施例では結像特性として投影レン
ズ6の倍率と焦点位置とを考える。そして結像特性の変
動補正方法としては、先に掲げた特開昭58−1862
号公報、特開昭61−183928号公報に開示された
技術と同じ方法を探るものとする。従って本実施例で
は、倍率補正機構として投影レンズ6中の選択された空
気室12内の圧力を圧力調整器11により適宜調整する
構成を設ける。空気室12は倍率補正に通した2枚もし
くはそれ以上のレンズ素子の間隔を密封したもので、投
影レンズ6のレンズ構成、光学的なタイプによって、最
適な場所が選ばれる。空気室12の圧力を変えると、空
気間隔のインデックスが微小量変化するため、投影レン
ズ全体としての倍率が微小変化する。このような圧力制
御の場合、焦点位置(最良精援面〕の変化も起り得る
が、複数の空気室を選択的に組み合わせて1つの密封さ
れた制御空間を作ることによって、圧力制御時の焦点位
置の変化を小さく押え、適当な倍率変化量を得ることが
できる。
【0010】圧力調整器11は空気室12の圧力がコン
トローラ9から指示された圧力値を保つように制御する
ものであり、例えば特開昭60−239023号公報に
開示されているようなべローズポンプと電磁弁とを組み
合わせたもので構成される。一方、焦点位置の補正機構
としては、投影レンズ6とウェハWの距離をー定に保つ
機構にオフセットを持たせる構成を設ける。まず投影レ
ンズ6とウェハWの距離をー定に保つ機構を以下に説明
する。LBD、集光レンズ等からなる投光器13よりウ
ェハWに斜めに結像光線を入射し、SPD、集光レンズ
等からなる受光器14によりウェハWからの反射光を受
ける。ウェハWが光軸AX方向の所定位置からずれてい
る場合、反射光がシフトし、ずれ量を検出することがで
きる。ずれ量の信号はコントローラ9に送られ、コント
ローラ9はウェハWが所定位置に来るまで、ウェハステ
ージ8を光軸方向へ駆動するモーター15に信号を送
り、常に投影レンズ6とウェハWの間隔を一定に保つ。
このような構成においてオフセットを与えるには、反射
光の光路を光学素子(平行平板ガラス)によりシフトさ
せるか、ずれ量の信号に電気的にオフセットを加える等
の方法で実現できる。このように焦点位置の補正を空気
室の圧力調整によらず、焦点検出系の方に検出位置がオ
フセットするような補正を加えるようにしたのは、ウェ
ハステージ8の光軸AX方向のストロークが圧力制御に
より後面をシフトさせる場合にくらべて小さいこと、ウ
ェハの厚みむら、ウェハ内のそりやうねりによるフラッ
トネスの程度等を考慮したからである。
【0011】ところで第1図のレーザ光源1は、通常第
2図に示すように波長補正機格を有している。レーザチ
ューブ20の両端側には反射鏡21、23が配置され、
反射鏡23からレーザ光が射出される。レーザチューブ
20と反射鏡21との間には、狭帯化素子としてエタロ
ン(間隔可変の2枚の平行平板ガラス)22が設けられ
ている。そして反射鏡23から射出したレーザ光のー部
はビームスブリッター24で取り出され、波長測定用の
エタロン(間隔固定の2枚の平行平板ガラス)25に入
射し、フォトダイオードアレ一等のディテクター26で
受光される。ディテクター26の受光面にはエタロン2
5によって生じた干渉縞形成され、ディテクター26は
干渉縞が所定の状態からずれると、そのずれを波長の設
定値からの変化(シフト)として検出する。ディテクタ
ー26によって検出されたずれ量はコントローラ27に
出力され、コントローラ27は、そのすれ量がほぼ零に
補正されるようにエタロン22の間隔(もしくはレーザ
光束に対する傾き)を調整する。
【0012】これによって反射鏡23から取り出される
レーザ光の波長はー定値に制御される訳である。ところ
でエタロン25は通常大気中に置かれ、空気の屈折率が
変化(すなわち大気圧が変化)すると、エタロン内の空
気間隔の光路長が微小に変化し、測定波長が真の値(真
空中の絶対波長)から変化することになる。このためエ
タロン22もずれて制御され、エタロン25の大気圧変
化に応じた測定ずれ分だけ出力波長(真空中の絶対波
長〕がずれることになる。もちろん、狭帯化用のエタロ
ン22が大気中にある場合も空気の屈折率の影響を受け
るため、全く同様に波長ずれが生じる。このことは波長
補正機構の持たないレーザ光源では、大気圧変化による
波長シフトの主原因となる。
【0013】空気の屈折率は気圧と気温の関数で決ま
り、この種の装置が設置される大気圧範囲、チャンバー
温度範囲では、それぞれ比例関係にあると考えてよい。
そこで本実施例では第1図に示すようにエタロン22、
25付近の大気圧と気温を測定器10により測定し、そ
の結果をコントローラ9に送り、倍率補正機構、焦点位
置補正機構を補正するようにした。
【0014】次に本実施例の動作について説明する。コ
ントローラ9は、レーザ光の波長変化に対する倍率及び
焦点位置の変化率(変化特性)を、実験もしくはシミュ
レーソョン計算等で求め、内部のメモリに記憶させてい
る。従ってコントローラ9は測定器10からの測定信号
(環境情報)に基づいて投影レンズ6を通るレーザ光の
波長変動量を算出しメモリに記憶された変化率に基いて
倍率、焦点位置の補正量(変化量)を算出する。尚、波
長変化に対する倍率、焦点位置の変化が比例関係にある
と考えられる場合、メモリに記憶する変化特性は比例定
数のみとなり、比例関係にない場合は、変化特性のテー
ブル又は関数式等の形で記憶される。さて、倍率変化に
対する補正量が算出されると、コントローラ9は圧力調
整器11に補正値(目標圧力値)を出力する。倍率は空
気室12の内部圧力と外気の圧力との差圧に比例するこ
とから、圧力調整器11は倍率変化を打ち消すような差
圧が生じるように空気室12の圧力を制御する。
【0015】この内部圧力と外気圧との差圧に比例する
定数も、あらかじめ求められてコントローラ9の内部に
記憶されている。もちろん、この関係が比例しないもの
であれば、適当な関数による近似又はテーブルを用意し
ておけばよい。一方、焦点位置補正に関しては、同様に
コントローラ9によって焦点変動量が算出され、この焦
点変動にウェハWの表面が追従するようなオフセット信
号を受光器14に出力する。すなわち斜入射光式位置検
出系によって合焦点と検出される高さ位置を、測定器1
0からの測定信号に基いて順次オフセットさせてやる。
以上の方式により、波長変動に対する結像特性(倍率、
焦点位置)の変動を補正することができる。
【0016】以上の実施例では、結像特性を悪化させる
原因として波長変動のみを考えたが、本来、補正機構は
投影レンズ自体の光学特性の変動を補正するために考え
られたものであり、実際は、波長変動に対する補正と投
影レンズの光学特性に対する補正とは併用して行なわれ
る。投影レンズの光学特性の補正を簡単に以下に説明す
る。光学特性変動の要因としては、大気圧、気温、照明
光の吸収等が考えられる。大気圧、気温に関しては波長
変動の場合と同様に、変動と比例関係にあると考えて光
学特性の変動を算出する。照明光の吸収に関しては、例
えば特開昭60−78454号公報に開示されているよ
うに投影レンズの照明光吸収特性をあらかじめ求め、シ
ャッターの開閉情報等により吸収量を算出し変動量を求
める。以上により求めた変動量の代数和が総変動量であ
る。これに、前記の波長変動による変動量をさらに加
え、その量を前記の波長変動で述べたと同様に補正をし
てやれば波長変動補正と投影レンズの光学特性補正が行
なえる。大気圧、気温に関しては、比例定数を実験的に
求める場合、変動は波長変動によるものと、投影レンズ
の光学特性変動によるものの和があらわれるため、両者
合わせた比例定数がはじめから求まり、これを使えばよ
い。
【0017】本実施例では、狭帯化の光学素子としてエ
タロンを例に挙げたが、他にもグレーディング、プリズ
ム等が考えられる。これらについても本実施例と全く同
様に考えることができる。また、本実施例では、波長変
動の要因として気圧と気温を考えたが、他にも変動要因
として狭帯化用光学素子(又は波長測定素子)の温度、
空気の温度等が考えられる。素子温度についてはレーザ
点灯後安定すればほぼー定と考えてよく、湿度も屈折率
への影響が小さく無視できるが、本実施例と同様に補正
することも可能である。
【0018】補正機構として、本実施例では倍率につい
ては投影レンズ1内の空気室12の圧力調整により、焦
点位置については斜入射光によるウェハWの位置検出機
構にオフセットを持たせることによる方法を例として挙
げたが、他の方法も考えられる。例えば、投影レンズ中
のレンズ間隔を変える方法、レチクルと投影レンズの間
隔を変える方法、投影レンズの上方または下方に2枚の
平行平板ガラス置き内部の圧力を変える方法等が考えら
れる。
【0019】本実施例で、補正する結像特性として倍率
と焦点位置を考えたが、他にも像面湾曲、ディストーシ
ョン等を同時に補正することも考えられる。この場合、
補正項目ごとに独立して補正できる補正機構が必要であ
る。また、投影レンズの照明光吸収による光学特性の変
動分については、シャッター2の開閉情報に基いて補正
できるが、レーザ光源1がエキシマレーザのようにパル
ス化された光の場合、シャッター2がなくとも発振させ
るパルス数、各パルス毎の光量に基づいて露光制御が可
能である。この場合は、投影レンズ6を通るパルス化レ
ーザ光の一部を所定時間(例えば5秒)間隔で光量積分
し、その積分値に基いて所定時間間隔に光学特性の変動
履歴を算出していくようにする。この際、光量積分は所
定時間(5秒)毎にクリアされ、次の所定時間に関する
光量積分が開始される。このようにすれば、エキシマレ
ーザ光の各パルス毎の光量むら(±5%程度)の影響を
受けず、投影レンズの照明光吸収による光学特性変動を
測定できる。また所定時間(5秒)毎の光量積分値を求
めるためのフォトディテクタは、ウェハWに対して適正
露光量を与えるように働くインテグレータセンサーと兼
用して使うとよい。
【0020】以上本発明によれば、光源の波長変動にと
もなう結像特性の変動を計算し、補正機構により補正す
るため波長変動の影響が結像特性に及ばないという効果
がある。また、投影光学系の照明光吸収による光学特性
が補正される。さらに、もともと補正機構を持った装置
については、大きな改造をすることなく簡単に実現でき
る利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による縮小投影露光装置の構成
を示す概略図
【図2】波長補正機構を持つレーザ光源の構成を示す図
である。
【符号の説明】
R…レチクル、 W…ウェハ、1…レーザ光源、 6
…投影レンズ、9…コントローラ、10…測定器、11
…圧力調整器、14…受光器(ウェハ位置検出器)、2
0…レーザチューブ、22…挟帯化エタロン、25…波
長測定用エタロン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のパターンが形成されたマスクを照
    明し、該パターンを投影光学系を介して、感光基板上に
    所定の結像状態で結像させる投影光学装置において、 パルスレーザ光を射出する光源部と該パルスレーザ光の
    波長特性を調整して前記マスクを照明するためのパルス
    照明光を生成する波長制御部とを含むレーザ照明手段
    と;前記感光基板に対するパルス照明光を制御する手段
    と;前記投影光学系を通るパルス照明光に応じた積算光
    量を所定のタイミング毎に検出するために、前記パルス
    照明光のー部を検出するフオトディデクタと;該検出さ
    れた積算光量に基づいて前記投影光学系の光学特性の変
    化を計算し、照明光吸収によって生じる前記投影光学系
    の光学特性の変動分に対応した前記結像状態の変化を補
    正する補正手段とを備えたことを特徴とする投影光学装
    置。
  2. 【請求項2】 前記露光量を制御する手段は前記感光基
    板に適正露光量を与えるように働くインテグレータセン
    サを含み、該インテグレータセンサを前記フオトディテ
    クタと兼用したことを特徴とする特許請求の範囲第1頃
    に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記投影光学系内の空
    気室の圧力を調整する方式、前記感光基板に対する焦点
    位置をオフセットさせる方式、前記投影光学系内のレン
    ズ間隔を変更する方式、或は前記マスクと前記投影光学
    系との間隔を変更する方式の少なくとも1つの方式を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1頃に記載の装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041524A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
JP2013084933A (ja) * 2011-09-27 2013-05-09 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置及びデバイス製造方法

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US9207547B2 (en) 2011-09-27 2015-12-08 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method

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