JPH097924A - 半導体装置の製造装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造装置及び半導体装置の製造方法Info
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- JPH097924A JPH097924A JP7153734A JP15373495A JPH097924A JP H097924 A JPH097924 A JP H097924A JP 7153734 A JP7153734 A JP 7153734A JP 15373495 A JP15373495 A JP 15373495A JP H097924 A JPH097924 A JP H097924A
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- pattern
- electron beam
- ultraviolet light
- far
- semiconductor device
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70425—Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
- G03F7/7045—Hybrid exposures, i.e. multiple exposures of the same area using different types of exposure apparatus, e.g. combining projection, proximity, direct write, interferometric, UV, x-ray or particle beam
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Electron Beam Exposure (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストの増加を招くことなく、高い生産性で
少量多品種製品を製造可能とする。 【構成】 工程S1で半導体基板に対するトランジスタ
の形成と配線層用のアルミニウム被膜の形成とからなる
成膜工程を行い、工程S2でその半導体基板上に遠紫外
光及び電子線各々に感光性を有するレジストを塗布す
る。工程S3でKrFエキシマレーザを露光光源とする
露光装置を用いて同一ロットに含まれる複数品種に対し
て最大限共通する配線パターンを転写する。工程S4で
複数品種各々の独自パターンを露光する電子線描画を電
子線描画装置で行い、それに続けて工程S5の半導体基
板の現像工程と工程S6のエッチング工程とを行う。
少量多品種製品を製造可能とする。 【構成】 工程S1で半導体基板に対するトランジスタ
の形成と配線層用のアルミニウム被膜の形成とからなる
成膜工程を行い、工程S2でその半導体基板上に遠紫外
光及び電子線各々に感光性を有するレジストを塗布す
る。工程S3でKrFエキシマレーザを露光光源とする
露光装置を用いて同一ロットに含まれる複数品種に対し
て最大限共通する配線パターンを転写する。工程S4で
複数品種各々の独自パターンを露光する電子線描画を電
子線描画装置で行い、それに続けて工程S5の半導体基
板の現像工程と工程S6のエッチング工程とを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造装置及
び半導体装置の製造方法に関し、特にゲートアレイ等の
少量生産製品のパターン形成方法に関する。
び半導体装置の製造方法に関し、特にゲートアレイ等の
少量生産製品のパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲートアレイやマスクロム等の少
量多品種製品の製造方法においては、品種毎に独立に製
造を行うと生産性が極めて低下することから以下に示す
ような製造方法がとられている。
量多品種製品の製造方法においては、品種毎に独立に製
造を行うと生産性が極めて低下することから以下に示す
ような製造方法がとられている。
【0003】すなわち、上記のような製品の製造工程に
おいては、回路の配線パターンの転写工程に用いるレテ
ィクル(Reticle:ガラスマスクの一種)が品種
毎に異なる以外は全く同一の製造工程を経る。
おいては、回路の配線パターンの転写工程に用いるレテ
ィクル(Reticle:ガラスマスクの一種)が品種
毎に異なる以外は全く同一の製造工程を経る。
【0004】そのため、この製造工程では、図6に示す
ように、成膜工程(図6の工程S21)の後に行われる
配線工程において、配線パターンを形成するための感光
性有機材料を塗布して感光性有機材料被膜を形成する工
程(図6の工程S22)の後または前にロットの分割
(図6の工程S23)を行っている。
ように、成膜工程(図6の工程S21)の後に行われる
配線工程において、配線パターンを形成するための感光
性有機材料を塗布して感光性有機材料被膜を形成する工
程(図6の工程S22)の後または前にロットの分割
(図6の工程S23)を行っている。
【0005】これら分割された各ロットに対しては各々
異なる露光装置を用いて露光を行うか、あるいは同一の
露光装置で順次レティクルを交換して露光を行っている
(図6の工程S24〜S26)。
異なる露光装置を用いて露光を行うか、あるいは同一の
露光装置で順次レティクルを交換して露光を行っている
(図6の工程S24〜S26)。
【0006】これらの露光後に、各ロットの統合(図6
の工程S27)を行ってから現像(図6の工程S28)
及びエッチング(図6の工程S29)が行われる。尚、
各ロット毎に現像を行ってから各ロットの統合を行う方
法もある。
の工程S27)を行ってから現像(図6の工程S28)
及びエッチング(図6の工程S29)が行われる。尚、
各ロット毎に現像を行ってから各ロットの統合を行う方
法もある。
【0007】一般に、露光装置にレティクルを設置して
露光可能状態にするためにはペリクル(Pellicl
e)でレティクル上に樹脂の薄膜を形成してレティクル
上のゴミによる露光工程への影響を除去し、レティクル
上のゴミ検査を不要とした場合でも5分以上の時間を必
要とする。また、ペリクルを用いない場合においては1
5分以上の時間を必要とする。
露光可能状態にするためにはペリクル(Pellicl
e)でレティクル上に樹脂の薄膜を形成してレティクル
上のゴミによる露光工程への影響を除去し、レティクル
上のゴミ検査を不要とした場合でも5分以上の時間を必
要とする。また、ペリクルを用いない場合においては1
5分以上の時間を必要とする。
【0008】この場合、少量多品種製品においては一枚
のレティクル当たりの製品の生産量が少ないため、露光
可能状態とするまでの時間を短縮するためにペリクルを
用いるとコストが非常に高くなってしまう。
のレティクル当たりの製品の生産量が少ないため、露光
可能状態とするまでの時間を短縮するためにペリクルを
用いるとコストが非常に高くなってしまう。
【0009】このため、少量多品種製品のリソグラフィ
工程では最近、電子線描画装置による半導体基板への直
接描画が検討されている。電子線描画装置による半導体
基板への直接描画ではレティクルを使用しないためにレ
ティクル作成に要する時間及び費用を削減することがで
き、またレティクルを露光装置に設置することによる生
産性の低下も発生しない。
工程では最近、電子線描画装置による半導体基板への直
接描画が検討されている。電子線描画装置による半導体
基板への直接描画ではレティクルを使用しないためにレ
ティクル作成に要する時間及び費用を削減することがで
き、またレティクルを露光装置に設置することによる生
産性の低下も発生しない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の少量多
品種製品の製造方法では、回路中の僅かな部分のみ異な
った多数の品種を製造する場合、露光工程の前後で製造
ロットの分割及び統合を行っているので、少量多品種製
品を製造するために多数のレティクルを必要とし、それ
らレティクルを製造するために多額の費用が必要とな
る。
品種製品の製造方法では、回路中の僅かな部分のみ異な
った多数の品種を製造する場合、露光工程の前後で製造
ロットの分割及び統合を行っているので、少量多品種製
品を製造するために多数のレティクルを必要とし、それ
らレティクルを製造するために多額の費用が必要とな
る。
【0011】また、露光装置では分割された各ロット毎
にレティクルを設置して露光可能状態としなければなら
ないので、各ロット毎にレティクルの設置と露光とを行
わなければならず、露光装置の生産性が著しく悪化して
しまう。
にレティクルを設置して露光可能状態としなければなら
ないので、各ロット毎にレティクルの設置と露光とを行
わなければならず、露光装置の生産性が著しく悪化して
しまう。
【0012】一方、電子線描画装置を用いて半導体基板
に直接描画する場合にはレティクルを使用しないため、
レティクル作成に要する時間及び費用を削減することが
できるが、半導体基板個々に対して描画を行わなければ
ならないので、光による一括露光に比してスループット
が極めて悪くなり、8インチウェハを用いた場合には7
〜8枚/時間程度であり、半導体装置製造における生産
性の改善を見込むことができない。
に直接描画する場合にはレティクルを使用しないため、
レティクル作成に要する時間及び費用を削減することが
できるが、半導体基板個々に対して描画を行わなければ
ならないので、光による一括露光に比してスループット
が極めて悪くなり、8インチウェハを用いた場合には7
〜8枚/時間程度であり、半導体装置製造における生産
性の改善を見込むことができない。
【0013】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、コストの増加を招くことなく、高い生産性で少量
多品種製品を製造することができる半導体装置の製造装
置及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
消し、コストの増加を招くことなく、高い生産性で少量
多品種製品を製造することができる半導体装置の製造装
置及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
の製造装置は、複数種類の半導体基板各々に共通する製
造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫外光
及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被膜を
半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記感光
性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、前記
所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜に前
記電子線で他のパターンを露光する手段と、前記感光性
有機材料被膜が前記遠紫外光及び前記電子線各々で露光
された前記半導体基板を現像する手段とを備えている。
の製造装置は、複数種類の半導体基板各々に共通する製
造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫外光
及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被膜を
半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記感光
性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、前記
所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜に前
記電子線で他のパターンを露光する手段と、前記感光性
有機材料被膜が前記遠紫外光及び前記電子線各々で露光
された前記半導体基板を現像する手段とを備えている。
【0015】本発明による半導体装置の製造方法は、複
数種類の半導体基板各々に共通する製造工程を含む半導
体装置の製造方法であって、遠紫外光及び電子線各々に
感光性を有する感光性有機材料被膜を半導体基板に形成
する工程と、前記遠紫外光で前記感光性有機材料被膜に
所定パターンを露光する工程と、前記所定パターンが露
光された前記感光性有機材料被膜に前記電子線で他のパ
ターンを露光する工程と、前記感光性有機材料被膜が前
記遠紫外光及び前記電子線各々で露光された前記半導体
基板を現像する工程とを備えている。
数種類の半導体基板各々に共通する製造工程を含む半導
体装置の製造方法であって、遠紫外光及び電子線各々に
感光性を有する感光性有機材料被膜を半導体基板に形成
する工程と、前記遠紫外光で前記感光性有機材料被膜に
所定パターンを露光する工程と、前記所定パターンが露
光された前記感光性有機材料被膜に前記電子線で他のパ
ターンを露光する工程と、前記感光性有機材料被膜が前
記遠紫外光及び前記電子線各々で露光された前記半導体
基板を現像する工程とを備えている。
【0016】
【作用】遠紫外光及び電子線各々に対して感光性を有す
るレジストを用い、マスクを介して遠紫外光で少量多品
種の回路パターンの共通部分を露光し、少量多品種の品
種毎に異なる部分を電子線で露光する。
るレジストを用い、マスクを介して遠紫外光で少量多品
種の回路パターンの共通部分を露光し、少量多品種の品
種毎に異なる部分を電子線で露光する。
【0017】これによって、少量多品種各々に最大限共
通する共通パターンを露光するための共通のマスクを用
いて遠紫外光による露光を行うことが可能となる。よっ
て、少量多品種製品を製造するために多数のレティクル
を必要とすることなく、露光装置で各ロット毎にレティ
クルを設置して露光可能状態とする必要もなくなるの
で、レティクル作成に要する時間及び費用を削減するこ
とが可能となる。
通する共通パターンを露光するための共通のマスクを用
いて遠紫外光による露光を行うことが可能となる。よっ
て、少量多品種製品を製造するために多数のレティクル
を必要とすることなく、露光装置で各ロット毎にレティ
クルを設置して露光可能状態とする必要もなくなるの
で、レティクル作成に要する時間及び費用を削減するこ
とが可能となる。
【0018】また、半導体基板個々に対して電子線描画
装置で描画する範囲を最小限に抑えることができ、半導
体装置製造における生産性の改善を見込むことが可能と
なる。したがって、高い生産性で少量多品種製品を製造
することが可能となる。
装置で描画する範囲を最小限に抑えることができ、半導
体装置製造における生産性の改善を見込むことが可能と
なる。したがって、高い生産性で少量多品種製品を製造
することが可能となる。
【0019】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0020】図1は本発明の一実施例による半導体装置
の製造方法を示す工程図である。この図1を用いて本発
明の一実施例による半導体装置の製造工程について以下
説明する。
の製造方法を示す工程図である。この図1を用いて本発
明の一実施例による半導体装置の製造工程について以下
説明する。
【0021】半導体基板(図示せず)に対するトランジ
スタの形成と配線層用のアルミニウム被膜の形成とから
なる成膜工程(図1の工程S1)が終了すると、その半
導体基板上に遠紫外光及び電子線各々に感光性を有する
レジスト、例えばポリビニルフェノール誘導体からなる
樹脂と光酸発生剤との混合物からなるポジ型化学増幅レ
ジスト[具体的には、SIPLEY社製の遠紫外光(2
50nm程度)用ポジレジストAPEX−E]を膜厚
1.5μmとなるように塗布する(感光性有機材料塗
布)(図1の工程S2)。
スタの形成と配線層用のアルミニウム被膜の形成とから
なる成膜工程(図1の工程S1)が終了すると、その半
導体基板上に遠紫外光及び電子線各々に感光性を有する
レジスト、例えばポリビニルフェノール誘導体からなる
樹脂と光酸発生剤との混合物からなるポジ型化学増幅レ
ジスト[具体的には、SIPLEY社製の遠紫外光(2
50nm程度)用ポジレジストAPEX−E]を膜厚
1.5μmとなるように塗布する(感光性有機材料塗
布)(図1の工程S2)。
【0022】続いて、50枚の半導体基板からなるロッ
トに、KrFエキシマレーザを露光光源とする露光装置
(図示せず)を用いて配線パターンを転写する(図1の
工程S3)。このとき、転写される配線パターンはロッ
トに含まれる複数品種に対して最大限共通する共通パタ
ーンであり、電子線描画による露光パターン数を最小限
に抑えられるようにしたものである。
トに、KrFエキシマレーザを露光光源とする露光装置
(図示せず)を用いて配線パターンを転写する(図1の
工程S3)。このとき、転写される配線パターンはロッ
トに含まれる複数品種に対して最大限共通する共通パタ
ーンであり、電子線描画による露光パターン数を最小限
に抑えられるようにしたものである。
【0023】この遠紫外光による露光の後に、複数品種
各々の独自パターンを露光する電子線描画1,電子線描
画2,電子線描画3を電子線描画装置(図示せず)で行
い(図1の工程S4)、それから半導体基板の現像工程
(図1の工程S5)及びエッチング工程(図1の工程S
6)を行う。
各々の独自パターンを露光する電子線描画1,電子線描
画2,電子線描画3を電子線描画装置(図示せず)で行
い(図1の工程S4)、それから半導体基板の現像工程
(図1の工程S5)及びエッチング工程(図1の工程S
6)を行う。
【0024】したがって、遠紫外光による露光では複数
品種各々に最大限共通する共通パターンを露光するため
の共通のマスクを用いることができるので、少量多品種
製品を製造するために多数のレティクルを必要とするこ
となく、露光装置で各ロット毎にレティクルを設置して
露光可能状態とする必要もなくなるので、レティクル作
成に要する時間及び費用を削減することができる。
品種各々に最大限共通する共通パターンを露光するため
の共通のマスクを用いることができるので、少量多品種
製品を製造するために多数のレティクルを必要とするこ
となく、露光装置で各ロット毎にレティクルを設置して
露光可能状態とする必要もなくなるので、レティクル作
成に要する時間及び費用を削減することができる。
【0025】また、半導体基板個々に対して電子線描画
装置で描画する範囲を最小限に抑えることができる。よ
って、半導体装置製造における生産性の改善を見込むこ
とが可能となる。
装置で描画する範囲を最小限に抑えることができる。よ
って、半導体装置製造における生産性の改善を見込むこ
とが可能となる。
【0026】図2は本発明の一実施例による配線パター
ンの形成例を示す図である。図において、長い配線パタ
ーン4はロットに含まれる複数品種に対して最大限共通
する共通パターンで、遠紫外光で露光転写されるパター
ンを示している。
ンの形成例を示す図である。図において、長い配線パタ
ーン4はロットに含まれる複数品種に対して最大限共通
する共通パターンで、遠紫外光で露光転写されるパター
ンを示している。
【0027】領域1〜3各々は複数品種各々の独自パタ
ーンで、回路構成上接続してはいけないパターンであ
り、電子線により露光転写されるパターンを示してい
る。すなわち、遠紫外光で露光転写された長い配線パタ
ーン4において、回路上必要最小限な領域1〜3各々が
電子線により露光転写される。
ーンで、回路構成上接続してはいけないパターンであ
り、電子線により露光転写されるパターンを示してい
る。すなわち、遠紫外光で露光転写された長い配線パタ
ーン4において、回路上必要最小限な領域1〜3各々が
電子線により露光転写される。
【0028】図3は本発明の一実施例による電子線の露
光で用いられる位置合せ用のアライメントマークを示す
図である。図3(a)は十字形の位置合せ用のアライメ
ントマークを示す図であり、図3(b)は井桁形の位置
合せ用のアライメントマークを示す図である。
光で用いられる位置合せ用のアライメントマークを示す
図である。図3(a)は十字形の位置合せ用のアライメ
ントマークを示す図であり、図3(b)は井桁形の位置
合せ用のアライメントマークを示す図である。
【0029】本発明の一実施例では遠紫外光による露光
と電子線による露光との位置合せ精度が高いことが必須
の要件となる。この要件を実現するために、該当リソグ
ラフィ工程よりも前のレティクルを用いた光露光工程
で、電子線による露光で用いる十字形のアライメントマ
ークAまたは井桁形のアライメントマークBを予め形成
しておく。
と電子線による露光との位置合せ精度が高いことが必須
の要件となる。この要件を実現するために、該当リソグ
ラフィ工程よりも前のレティクルを用いた光露光工程
で、電子線による露光で用いる十字形のアライメントマ
ークAまたは井桁形のアライメントマークBを予め形成
しておく。
【0030】この種のアライメントマークA,Bを用い
た場合、電子線露光においては0.05〜0.07μm
の重ね合せ精度が得られており、0.3μm程度の配線
パターンを形成する上では何等支障はない。
た場合、電子線露光においては0.05〜0.07μm
の重ね合せ精度が得られており、0.3μm程度の配線
パターンを形成する上では何等支障はない。
【0031】図4は本発明の他の実施例による半導体装
置の製造方法を示す工程図である。この図4を用いて本
発明の他の実施例による半導体装置の製造工程について
以下説明する。
置の製造方法を示す工程図である。この図4を用いて本
発明の他の実施例による半導体装置の製造工程について
以下説明する。
【0032】半導体基板に対するトランジスタの形成と
配線層用のアルミニウム被膜の形成とからなる成膜工程
(図4の工程S11)が終了すると、その半導体基板上
に遠紫外光及び電子線各々に感光性を有するレジストを
塗布する(感光性有機材料塗布)(図4の工程S1
2)。
配線層用のアルミニウム被膜の形成とからなる成膜工程
(図4の工程S11)が終了すると、その半導体基板上
に遠紫外光及び電子線各々に感光性を有するレジストを
塗布する(感光性有機材料塗布)(図4の工程S1
2)。
【0033】続いて、50枚の半導体基板からなるロッ
トに対して、複数品種各々の独自パターンを露光する電
子線描画1,電子線描画2,電子線描画3を電子線描画
装置で行う(図4の工程S13)。
トに対して、複数品種各々の独自パターンを露光する電
子線描画1,電子線描画2,電子線描画3を電子線描画
装置で行う(図4の工程S13)。
【0034】その後に、KrFエキシマレーザを露光光
源とする露光装置を用いて配線パターンを転写する(図
4の工程S14)。このとき、転写される配線パターン
はロットに含まれる複数品種に対して最大限共通する共
通パターンであり、電子線描画による露光パターン数を
最小限に抑えられるようにしたものである。
源とする露光装置を用いて配線パターンを転写する(図
4の工程S14)。このとき、転写される配線パターン
はロットに含まれる複数品種に対して最大限共通する共
通パターンであり、電子線描画による露光パターン数を
最小限に抑えられるようにしたものである。
【0035】この遠紫外光による露光の後に、半導体基
板の現像工程(図4の工程S15)及びエッチング工程
(図4の工程S16)を行う。
板の現像工程(図4の工程S15)及びエッチング工程
(図4の工程S16)を行う。
【0036】したがって、遠紫外光による露光では複数
品種各々に最大限共通する共通パターンを露光するため
の共通のマスクを用いることができるので、少量多品種
製品を製造するために多数のレティクルを必要とするこ
となく、露光装置で各ロット毎にレティクルを設置して
露光可能状態とする必要もなくなるので、レティクル作
成に要する時間及び費用を削減することができる。
品種各々に最大限共通する共通パターンを露光するため
の共通のマスクを用いることができるので、少量多品種
製品を製造するために多数のレティクルを必要とするこ
となく、露光装置で各ロット毎にレティクルを設置して
露光可能状態とする必要もなくなるので、レティクル作
成に要する時間及び費用を削減することができる。
【0037】また、半導体基板個々に対して電子線描画
装置で描画する範囲を最小限に抑えることができる。よ
って、半導体装置製造における生産性の改善を見込むこ
とが可能となる。
装置で描画する範囲を最小限に抑えることができる。よ
って、半導体装置製造における生産性の改善を見込むこ
とが可能となる。
【0038】この場合でも、アライメントに関しては上
述した処理と全く同様であり、前工程までに遠紫外光露
光及び電子線露光の両方のアライメントマークA,Bを
形成しておき、遠紫外光露光及び電子線露光各々のマー
クに対してアライメントを行う。
述した処理と全く同様であり、前工程までに遠紫外光露
光及び電子線露光の両方のアライメントマークA,Bを
形成しておき、遠紫外光露光及び電子線露光各々のマー
クに対してアライメントを行う。
【0039】図5は本発明の別の実施例による配線パタ
ーンの形成例を示す図である。図において、適当な長さ
で区切られた配線パターン5各々はロットに含まれる複
数品種に対して最大限共通する共通パターンで、遠紫外
光で露光転写されるパターンを示している。
ーンの形成例を示す図である。図において、適当な長さ
で区切られた配線パターン5各々はロットに含まれる複
数品種に対して最大限共通する共通パターンで、遠紫外
光で露光転写されるパターンを示している。
【0040】配線パターン5間を接続する配線パターン
6各々は複数品種各々の独自パターンで、電子線により
露光転写されるパターンを示している。すなわち、遠紫
外光で露光転写された配線パターン5に対して、それら
の間で接続が必要な箇所を接続するために配線パターン
6各々が電子線により露光転写される。
6各々は複数品種各々の独自パターンで、電子線により
露光転写されるパターンを示している。すなわち、遠紫
外光で露光転写された配線パターン5に対して、それら
の間で接続が必要な箇所を接続するために配線パターン
6各々が電子線により露光転写される。
【0041】この場合、製造工程のフローは図1に示す
本発明の一実施例と同様であるが、成膜工程の後に工程
S2で半導体基板上に塗布するレジストとしてネガ型電
子線レジスト、例えばノボラック樹脂とメラミン誘導体
よりなる架橋剤と光酸発生剤との混合物からなるネガ型
化学増幅レジスト[具体的には、SIPLEY社製の化
学増幅型ネガレジストSAL 601]を用いている。
本発明の一実施例と同様であるが、成膜工程の後に工程
S2で半導体基板上に塗布するレジストとしてネガ型電
子線レジスト、例えばノボラック樹脂とメラミン誘導体
よりなる架橋剤と光酸発生剤との混合物からなるネガ型
化学増幅レジスト[具体的には、SIPLEY社製の化
学増幅型ネガレジストSAL 601]を用いている。
【0042】このように、遠紫外光及び電子線各々に対
して感光性を有するレジストを用い、マスクを介して遠
紫外光で少量多品種の回路パターンの共通部分を露光
し、少量多品種の品種毎に異なる部分を電子線で露光す
ることによって、少量多品種各々に最大限共通する共通
パターンを露光するための共通のマスクを用いて遠紫外
光による露光を行うことができる。
して感光性を有するレジストを用い、マスクを介して遠
紫外光で少量多品種の回路パターンの共通部分を露光
し、少量多品種の品種毎に異なる部分を電子線で露光す
ることによって、少量多品種各々に最大限共通する共通
パターンを露光するための共通のマスクを用いて遠紫外
光による露光を行うことができる。
【0043】よって、少量多品種製品を製造するために
多数のレティクルを必要とすることなく、露光装置で各
ロット毎にレティクルを設置して露光可能状態とする必
要もなくなるので、レティクル作成に要する時間及び費
用を削減することができる。
多数のレティクルを必要とすることなく、露光装置で各
ロット毎にレティクルを設置して露光可能状態とする必
要もなくなるので、レティクル作成に要する時間及び費
用を削減することができる。
【0044】また、半導体基板個々に対して電子線描画
装置で描画する範囲を最小限に抑えることができるの
で、半導体装置製造における生産性の改善を見込むこと
が可能となる。したがって、高い生産性で少量多品種製
品を製造することができる。
装置で描画する範囲を最小限に抑えることができるの
で、半導体装置製造における生産性の改善を見込むこと
が可能となる。したがって、高い生産性で少量多品種製
品を製造することができる。
【0045】尚、請求項の記載に関連して本発明はさら
に次のような態様をとりうる。
に次のような態様をとりうる。
【0046】(1)複数種類の半導体基板各々に共通す
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫
外光及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被
膜を半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に前記複数種類の半導体基板各々に
共通する所定パターンを露光する手段と、前記所定パタ
ーンが露光された前記感光性有機材料被膜に前記電子線
で前記複数種類の半導体基板各々に固有の独自パターン
を露光する手段と、前記感光性有機材料被膜が前記遠紫
外光及び前記電子線各々で露光された前記半導体基板を
現像する手段とを有することを特徴とする半導体装置の
製造装置。
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫
外光及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被
膜を半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に前記複数種類の半導体基板各々に
共通する所定パターンを露光する手段と、前記所定パタ
ーンが露光された前記感光性有機材料被膜に前記電子線
で前記複数種類の半導体基板各々に固有の独自パターン
を露光する手段と、前記感光性有機材料被膜が前記遠紫
外光及び前記電子線各々で露光された前記半導体基板を
現像する手段とを有することを特徴とする半導体装置の
製造装置。
【0047】(2)前記遠紫外光は、略190nm乃至
300nmの遠紫外光であることを特徴とする(1)記
載の半導体装置の製造方法。
300nmの遠紫外光であることを特徴とする(1)記
載の半導体装置の製造方法。
【0048】(3)複数種類の半導体基板各々に共通す
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、略1
90nm乃至300nmの遠紫外光及び電子線各々に感
光性を有する感光性有機材料被膜を半導体基板に形成す
る手段と、前記遠紫外光で前記感光性有機材料被膜に所
定パターンを露光する手段と、前記所定パターンが露光
された前記感光性有機材料被膜に前記電子線で他のパタ
ーンを露光する手段と、前記感光性有機材料被膜が前記
遠紫外光及び前記電子線各々で露光された前記半導体基
板を現像する手段とを有することを特徴とする半導体装
置の製造装置。
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、略1
90nm乃至300nmの遠紫外光及び電子線各々に感
光性を有する感光性有機材料被膜を半導体基板に形成す
る手段と、前記遠紫外光で前記感光性有機材料被膜に所
定パターンを露光する手段と、前記所定パターンが露光
された前記感光性有機材料被膜に前記電子線で他のパタ
ーンを露光する手段と、前記感光性有機材料被膜が前記
遠紫外光及び前記電子線各々で露光された前記半導体基
板を現像する手段とを有することを特徴とする半導体装
置の製造装置。
【0049】(4)前記半導体基板は、前記遠紫外光に
よる露光及び前記電子線による露光に用いられる位置合
せ用のアライメントマークを含むことを特徴とする
(1)から(3)のいずれか記載の半導体装置の製造方
法。
よる露光及び前記電子線による露光に用いられる位置合
せ用のアライメントマークを含むことを特徴とする
(1)から(3)のいずれか記載の半導体装置の製造方
法。
【0050】(5)複数種類の半導体基板各々に共通す
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫
外光及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被
膜を半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、
前記所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜
に前記電子線で他のパターンを露光する手段と、前記感
光性有機材料被膜が前記遠紫外光及び前記電子線各々で
露光された前記半導体基板を現像する手段と、前記遠紫
外光による露光及び前記電子線による露光に用いられる
位置合せ用のアライメントマークとを有することを特徴
とする半導体装置の製造装置。
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫
外光及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被
膜を半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、
前記所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜
に前記電子線で他のパターンを露光する手段と、前記感
光性有機材料被膜が前記遠紫外光及び前記電子線各々で
露光された前記半導体基板を現像する手段と、前記遠紫
外光による露光及び前記電子線による露光に用いられる
位置合せ用のアライメントマークとを有することを特徴
とする半導体装置の製造装置。
【0051】(6)前記他のパターンは、前記所定パタ
ーンのうち前記複数種類の半導体基板固有に回路構成上
接続してはいけないパターンであることを特徴とする
(1)から(5)のいずれか記載の半導体装置の製造装
置。
ーンのうち前記複数種類の半導体基板固有に回路構成上
接続してはいけないパターンであることを特徴とする
(1)から(5)のいずれか記載の半導体装置の製造装
置。
【0052】(7)複数種類の半導体基板各々に共通す
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫
外光及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被
膜を半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、
前記所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜
に前記電子線で前記所定パターンのうち前記複数種類の
半導体基板固有に回路構成上接続してはいけない他のパ
ターンを露光する手段と、前記感光性有機材料被膜が前
記遠紫外光及び前記電子線各々で露光された前記半導体
基板を現像する手段とを有することを特徴とする半導体
装置の製造装置。
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫
外光及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被
膜を半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、
前記所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜
に前記電子線で前記所定パターンのうち前記複数種類の
半導体基板固有に回路構成上接続してはいけない他のパ
ターンを露光する手段と、前記感光性有機材料被膜が前
記遠紫外光及び前記電子線各々で露光された前記半導体
基板を現像する手段とを有することを特徴とする半導体
装置の製造装置。
【0053】(8)前記他のパターンは、前記所定パタ
ーンを前記複数種類の半導体基板固有に回路構成上接続
するパターンであることを特徴とする(1)から(5)
のいずれか記載の半導体装置の製造装置。
ーンを前記複数種類の半導体基板固有に回路構成上接続
するパターンであることを特徴とする(1)から(5)
のいずれか記載の半導体装置の製造装置。
【0054】(9)複数種類の半導体基板各々に共通す
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫
外光及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被
膜を半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、
前記所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜
に前記電子線で前記所定パターンを前記複数種類の半導
体基板固有に回路構成上接続する他のパターンを露光す
る手段と、前記感光性有機材料被膜が前記遠紫外光及び
前記電子線各々で露光された前記半導体基板を現像する
手段とを有することを特徴とする半導体装置の製造装
置。
る製造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫
外光及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被
膜を半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、
前記所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜
に前記電子線で前記所定パターンを前記複数種類の半導
体基板固有に回路構成上接続する他のパターンを露光す
る手段と、前記感光性有機材料被膜が前記遠紫外光及び
前記電子線各々で露光された前記半導体基板を現像する
手段とを有することを特徴とする半導体装置の製造装
置。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遠
紫外光及び電子線各々に対して感光性を有するレジスト
を用い、マスクを介して遠紫外光で少量多品種の回路パ
ターンの共通部分を露光し、少量多品種の品種毎に異な
る部分を電子線で露光することによって、コストの増加
を招くことなく、高い生産性で少量多品種製品を製造す
ることができるという効果がある。
紫外光及び電子線各々に対して感光性を有するレジスト
を用い、マスクを介して遠紫外光で少量多品種の回路パ
ターンの共通部分を露光し、少量多品種の品種毎に異な
る部分を電子線で露光することによって、コストの増加
を招くことなく、高い生産性で少量多品種製品を製造す
ることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図2】本発明の一実施例による配線パターンの形成例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】(a)は十字形の位置合せ用のアライメントマ
ークを示す図、(b)は井桁形の位置合せ用のアライメ
ントマークを示す図である。
ークを示す図、(b)は井桁形の位置合せ用のアライメ
ントマークを示す図である。
【図4】本発明の他の実施例による半導体装置の製造方
法を示す工程図である。
法を示す工程図である。
【図5】本発明の別の実施例による配線パターンの形成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図6】従来例による半導体装置の製造方法を示す工程
図である。
図である。
1〜3 領域 4 配線パターン 5 電子描画パターン
Claims (7)
- 【請求項1】 複数種類の半導体基板各々に共通する製
造工程を含む半導体装置の製造装置であって、遠紫外光
及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被膜を
前記半導体基板に形成する手段と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に所定パターンを露光する手段と、
前記所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜
に前記電子線で他のパターンを露光する手段と、前記感
光性有機材料被膜が前記遠紫外光及び前記電子線各々で
露光された前記半導体基板を現像する手段とを有するこ
とを特徴とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項2】 複数種類の半導体基板各々に共通する製
造工程を含む半導体装置の製造方法であって、遠紫外光
及び電子線各々に感光性を有する感光性有機材料被膜を
前記半導体基板に形成する工程と、前記遠紫外光で前記
感光性有機材料被膜に所定パターンを露光する工程と、
前記所定パターンが露光された前記感光性有機材料被膜
に前記電子線で他のパターンを露光する工程と、前記感
光性有機材料被膜が前記遠紫外光及び前記電子線各々で
露光された前記半導体基板を現像する工程とを有するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記所定パターンは、前記複数種類の半
導体基板各々に共通する共通パターンであり、 前記他のパターンは、前記複数種類の半導体基板各々に
固有の独自パターンであることを特徴とする請求項2記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記遠紫外光は、略190nm乃至30
0nmの遠紫外光であることを特徴とする請求項2また
は請求項3記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記半導体基板は、前記遠紫外光による
露光及び前記電子線による露光に用いられる位置合せ用
のアライメントマークを含むことを特徴とする請求項2
から請求項4のいずれか記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記他のパターンは、前記所定パターン
のうち前記複数種類の半導体基板固有に回路構成上接続
してはいけないパターンであることを特徴とする請求項
2から請求項5のいずれか記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項7】 前記他のパターンは、前記所定パターン
を前記複数種類の半導体基板固有に回路構成上接続する
パターンであることを特徴とする請求項2から請求項5
のいずれか記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153734A JPH097924A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 半導体装置の製造装置及び半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153734A JPH097924A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 半導体装置の製造装置及び半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH097924A true JPH097924A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15568938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7153734A Pending JPH097924A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 半導体装置の製造装置及び半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH097924A (ja) |
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WO2018047985A1 (en) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | Mapper Lithography Ip B.V. | Fabricating unique chips using a charged particle multi-beamlet lithography system |
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