JPH097720A - コーションラベルを備えた回転コネクタ装置 - Google Patents

コーションラベルを備えた回転コネクタ装置

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Publication number
JPH097720A
JPH097720A JP7179354A JP17935495A JPH097720A JP H097720 A JPH097720 A JP H097720A JP 7179354 A JP7179354 A JP 7179354A JP 17935495 A JP17935495 A JP 17935495A JP H097720 A JPH097720 A JP H097720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector device
caution label
label
housing
caution
Prior art date
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Pending
Application number
JP7179354A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Oishi
浩 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Niles Parts Co Ltd filed Critical Niles Parts Co Ltd
Priority to JP7179354A priority Critical patent/JPH097720A/ja
Publication of JPH097720A publication Critical patent/JPH097720A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転コネクタ装置を中立位置に保持するため
の特別な構成部品を必要とせず、既存のコーションラベ
ルを活用して回転コネクタ装置を中立位置に保持する。 【構成】 回転コネクタ装置は、ステータハウジング1
とロータハウジング2とが成す空間内に渦巻き状に収納
した柔軟ケーブルで、ステアリング側と車体側とを電気
的に接続する。ロータハウジング2には紙製のコーショ
ンラベル7を貼り付ける。コーションラベル7はロータ
ハウジング2と略同径の大きさで一部を切欠いた環帯形
状を成しており、切欠き位置7以外の位置の外周73か
ら舌片71を突出させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動車のス
テアリングハンドルのパッド部に設けたエアバッグ等に
電源を供給する回転コネクタ装置の改良に関し、特に、
回転コネクタ装置の取扱いに関する注意書きを記したコ
ーションラベルを備えた回転コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、車両が衝突事故を発生した際に、
インフレータを点火してエアバッグを膨張させ、乗員を
保護するエアバッグ装置が開発されている。このエアバ
ッグ装置では、例えばステアリングパッド部にエアバッ
グ及びインフレータを内蔵し、車両衝突時に車体側から
電力を供給してインフレータを点火する構成となってい
る。そして、車体側からステアリングパッド部に対し、
回転コネクタ装置を用いて電力の供給を行っている。
【0003】この回転コネクタ装置は、ステアリングハ
ンドルの回転位置と回転コネクタ装置の回転位置とが合
っていないと、回転コネクタ装置によってステアリング
ハンドルの回転が阻害され、重大事故を招来する危険が
あった。そこで、両者間の回転位置を一致させるべく、
例えば回転コネクタ装置を車体に装着する際に、まずス
テアリングハンドルの回転位置を中立位置に設定してお
き、ここに予じめ回転位置を中立位置に保持させた回転
コネクタ装置を装着するようにしていた。また、回転コ
ネクタ装置はエアバッグに電力を供給する重要なパーツ
でもあり、取扱いに注意を要する。そのため、この回転
コネクタ装置は、取扱いに関する注意書きを記したコー
ションラベルを、そのハウジングに貼付けていた。尚、
この種の回転コネクタ装置は例えば実公平4−5471
4号公報等に開示するごとく各種提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では回転コネクタ装置を車体に装着するまで、該回転
コネクタ装置の回転位置を中立位置に保持するための特
別な構成部品を必要としていた。この発明は、上記した
課題を解決するものであり、回転コネクタ装置を中立位
置に保持するための特別な構成部品を必要とせず、既存
のコーションラベルを活用して回転コネクタ装置を中立
位置に保持するようにした回転コネクタ装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記した目
的を達成するために次の手段を提供する。すなわちこの
発明は、ハウジング内に渦巻き状に収納した柔軟ケーブ
ルによって、ステアリング側と車体側とを電気的に接続
する回転コネクタ装置において、前記ハウジングに貼付
けたコーションラベルがその外周に舌片を有する、コー
ションラベルを備えた回転コネクタ装置を提供する。
【0006】また前記発明において、前記コーションラ
ベルがハウジングと略同径の大きさを成しており、かつ
その外周から突出した舌片を有する、コーションラベル
を備えた回転コネクタ装置を提供する。
【0007】また前記発明において、前記コーションラ
ベルが一部を切欠いた環帯形状を成しており、かつその
切欠き位置以外の位置に舌片を突出させた、コーション
ラベルを備えた回転コネクタ装置を提供する。
【0008】また前記発明において、前記コーションラ
ベルを紙によって形成した、コーションラベルを備えた
回転コネクタ装置を提供する。
【0009】
【実施例】図1、図2は、この発明に係る好適な実施例
を示したものである。同図において、1はステータハウ
ジングであり車体側の回路に電気的に接続するターミナ
ル5を備えている。また2はロータハウジングであり、
ステータハウジング1に対してアタッチメント3を用い
て回転自在に装着するとともに、ステアリングハンドル
(図示せず)に連結する連結ピン21と、ステアリング
ハンドル側の回路に電気的に接続するターミナル6及び
電線61とを備えている。そして、ロータハウジング2
とステータハウジング1とが成すドーナツ状の空間内
に、柔軟ケーブル4を渦巻き状に収納している。該柔軟
ケーブル4の両端はそれぞれ上記各ターミナル5,6に
接続している。
【0010】該ロータハウジング2は、ステアリングハ
ンドルに面した側に設けたラベル貼付け面22を肉抜き
して複数の凹部23を形成している。この複数の凹部2
3は、ロータハウジング2を射出成形する際の、いわゆ
る“ヒケ”を防止するために形成している。このラベル
貼付け面23に形成した各凹部23間は、通気孔24に
よって連絡している。そして、該通気孔24が形成する
通路は、ロータハウジング2の中央側、すなわちステア
リングシャフトが嵌合する側に開口している。
【0011】そして、上記ロータハウジング2のラベル
貼付け面22に、コーションラベル7を貼付けている。
このコーションラベル7は、裏面に接着剤を塗布した樹
脂フィルムや紙によって構成し、表面に回転コネクタ装
置の取扱いに関する注意書き等を印刷している。また前
記コーションラベル2は、ロータハウジング2の径と略
同径の大きさをした環帯形状を成してその一部を切欠い
ており、かつ図1に示すごとくその外周73から突出し
た舌片71を備えている。そして舌片71の中間には外
部からの応力で破断する破断部72を形成している。こ
の破断部72は、ミシン目等によって応力を集中し易く
した部分である。
【0012】そして上記舌片71はステータハウジング
1とロータハウジング2との双方に跨って貼り付け、ス
テータハウジング1に対するロータハウジング2の回転
位置を中立位置に保持している。この舌片71に設けた
破断面72は、回転コネクタ装置を車体に装着した後、
ステアリングハンドルを回転することによってロータハ
ウジング2がステータハウジング1に対して相対的に回
転するとき、応力が加わって破断する。このとき、舌片
71がロータハウジング2に対して十分貼り付いていな
いと、舌片71からコーションラベル7に引っ張り力が
加わることとなり、コーションラベル7が剥がれる危険
がある。これを防止するために、この実施例において
は、舌片71をコーションラベル7の切欠き位置74以
外の位置に設けて、上記の場合でもコーションラベル7
を剥がれ難くしている。
【0013】また前記のごとく、ロータハウジング2に
コーションラベル7を貼り付けた状態において、各凹部
23内の空間と、コネクタ装置の外部空間、即ち大気と
は通気孔24を介して連通している。そのため、雰囲気
温度が上昇及び下降するに拘わらず、上記両空間は常に
同じ圧力であり、コーションラベル7に凹凸が発生して
外観が悪くなるとか、空気の膨張収縮によって、コーシ
ョンラベル7がラベル貼付け面22から剥離するといっ
た不具合が発生しない。
【0014】上記ロータハウジング2にコーションラベ
ル7を貼り付けた回転コネクタ装置は、一方をステアリ
ングハンドル側の例えばエアバッグ装置(図示せず)
に、他方を車体側の例えばエアバッグコントローラ(図
示せず)にそれぞれ接続する。これにより、例えば自動
車が衝突事故を発生したとき、エアバッグコントローラ
からの電気信号は、回転コネクタ装置の柔軟ケーブルを
介してステアリングパッドの例えばエアバッグ装置に伝
達し、インフレータを点火してエアバッグを膨張させる
こととなる。
【0015】尚、上記した実施例では、通気孔をラベル
貼付け面に沿って形成したが、これに限定するものでな
く、例えば通気孔をラベル貼付け面から、柔軟ケーブル
を収納したハウジング内部に向けて開けてもよい。また
舌片に設けた破断部は必ずしも必要な構成でなく、コー
ションラベルを例えば紙製のものとした場合には省略し
てもよい。
【0016】
【発明の効果】
(1)この発明に係る回転コネクタ装置は、そのハウジ
ングに貼り付けたコーションラベルの外周に舌片を有す
るので、既存のコーションラベルを活用して回転コネク
タ装置を車体に装着するまで中立位置に保持することが
でき、換言すれば中立位置に保持するための特別な部品
を回転コネクタ装置に必要とせず経済的価値が高い。 (2)また、前記コーションラベルがハウジングと略同
径の大きさを成しており、かつその外周から突出した舌
片を有するので、ハウジングに対するコーションラベル
の接着面積を十分確保することができ、また前記コーシ
ョンラベルが一部を切欠いた環帯形状を成しており、か
つその切欠き位置以外の位置に舌片を突出させているの
で、舌片に対して外部から応力が作用した際にコーショ
ンラベルがハウジングから剥離し難い。 (3)また、前記コーションラベルを紙によって形成す
ることにより、舌片が破断し易くかつコーションラベル
を安価に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す上面図であっ
て、コーションラベルの下に位置するラベル貼付け面が
見えるよう、コーションラベルの一部を切欠して図示し
ている。
【図2】図1に示すものの斜視図である。
【符号の説明】
1 ステータハウジング 2 ロータハウジング 24 通気孔 7 コーションラベル 71 舌片 73 外周 74 切欠き位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に渦巻き状に収納した柔軟
    ケーブルによって、ステアリング側と車体側とを電気的
    に接続する回転コネクタ装置において、 前記ハウジングに貼付けたコーションラベルがその外周
    に舌片を有する、コーションラベルを備えた回転コネク
    タ装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記コーションラベルがハウジングと略同径の大きさを
    成しており、かつその外周から突出した舌片を有する、
    コーションラベルを備えた回転コネクタ装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2記載の発明におい
    て、 前記コーションラベルが一部を切欠いた環帯形状を成し
    ており、かつその切欠き位置以外の位置に舌片を突出さ
    せた、コーションラベルを備えた回転コネクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1,2又は3記載の発明にお
    いて、 前記コーションラベルを紙によって形成した、コーショ
    ンラベルを備えた回転コネクタ装置。
JP7179354A 1995-06-22 1995-06-22 コーションラベルを備えた回転コネクタ装置 Pending JPH097720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7179354A JPH097720A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 コーションラベルを備えた回転コネクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7179354A JPH097720A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 コーションラベルを備えた回転コネクタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH097720A true JPH097720A (ja) 1997-01-10

Family

ID=16064383

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7179354A Pending JPH097720A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 コーションラベルを備えた回転コネクタ装置

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JP (1) JPH097720A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7192687B2 (en) 2003-09-05 2007-03-20 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Positive resist composition and method of forming resist pattern using same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7192687B2 (en) 2003-09-05 2007-03-20 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Positive resist composition and method of forming resist pattern using same

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020129