JPH0975641A - 浄化機能付き照明器具 - Google Patents

浄化機能付き照明器具

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JPH0975641A
JPH0975641A JP25470695A JP25470695A JPH0975641A JP H0975641 A JPH0975641 A JP H0975641A JP 25470695 A JP25470695 A JP 25470695A JP 25470695 A JP25470695 A JP 25470695A JP H0975641 A JPH0975641 A JP H0975641A
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filter
purifying
liquid
unit
function
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JP25470695A
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Yukio Iyama
幸男 井山
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭や職場において人々の活動を阻害するこ
となく設置され、しかも空気浄化効率が極めて高い装置
を提供すること。 【解決手段】 その照明部17による照明機能を果たす
べく天井部あるいは壁部上方に設置され、併せて浄化部
18によって浄化機能を発揮する。このように人の活動
に関してはデッドスペースとなる空間に設置される故
に、人々の活動に何等影響を及ぼすことがない。また、
対流などにより天井近傍に上昇して滞留しようとする煙
を含む汚染空気を有効に吸い込み、濾過するから、浄化
効率が高いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭、オフィス、
工場等において使用されて好適な浄化機能付き照明器具
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、煙草の煙、特に副流煙が人体に及
ぼす悪影響に鑑みて、家庭やオフィスなどにおいては空
気浄化用の装置が設置され始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、その多くが床上又は壁面あるいはテーブル上
に設置されることから、居住スペース及び作業スペース
が少なからず狭められるという不都合がある。
【0004】また、喫煙者が吐き出した煙や副流煙はそ
の温度によって上昇してしまうから、床上などに置かれ
る装置では十分な浄化がなされ難いという問題もある。
【0005】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
であって、家庭や職場において人々の活動を阻害するこ
とがなく、しかも空気浄化効率が極めて高い装置を提供
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による浄化機能付き照明器具は、照明部と、
吸引力を発生する吸引力発生手段と、該吸引力発生手段
の吸引口に連通する連通路を形成する連通手段と、該連
通路中に配置されて吸引流体を濾過する濾過手段とを有
するように構成している。
【0007】上記した構成によれば、喫煙で生じた煙を
含む汚染空気は上記吸引力によって吸引され、濾過手段
により濾過される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による浄化機能付き照明装
置は、家庭やオフィスなど、ほぼ閉ざされた空間内で喫
煙がなされる場合、その煙により汚染された空気の浄化
について、人々の活動の妨げにならぬように設置して、
しかも浄化の効率を高めるべく実施される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。まず、本発明の第1実施例としての浄化
機能付き照明器具を装備したハウスユニットについて説
明する。
【0010】図1に示すように、当該ハウスユニットは
何人かの人間が寛げる程度の居住空間を有するハウス1
を備えている。このハウス1は、分解して移動すること
が可能である。該ハウス1には、喫煙者が出入りするた
めのドア2と、複数の窓3及び4とが設けられている。
但し、参照符合3にて示す窓は開閉を行なわないFIX
窓であり、残る窓4は開閉自在な引違窓である。このよ
うに、ハウス1は内部空間が外部とは隔てられた状況と
なされている。
【0011】ハウス1の側壁所定位置には冷暖房用のウ
ィンドエアコン6と換気扇7(この換気扇7については
設けなくともよい)とが取り付けられている。そして、
本発明に係る浄化機能付き照明器具8が、該ハウス1が
有する天井1aの下面側中央部に設けられる。
【0012】また、ハウス1の床1b上には、本発明に
係る浄化機能付き照明器具8と併せて使用して好適な吸
煙機能付き吸殻回収装置(以下、単に吸殻回収装置と称
する)10が配設されている。この吸殻回収装置10は
テーブル形式であり、複数の人間が該吸殻回収装置10
を囲んでゆっくりと座りながら喫煙を楽しめるよう、例
えば4脚の椅子12も置かれている。
【0013】上記ウィンドエアコン6の上方には、上記
各電気設備に対して適宜電力を分配する分電盤14が設
定されている。
【0014】上記浄化機能付き照明器具8について詳述
する。
【0015】図1及び図2に示すように、当該浄化機能
付き照明器具8は、照明部17と浄化部18とを備え、
該照明部17を下側にして天井1aに装着される。具体
的には、例えば、ボルトや付属の固定板等(図示せず)
を用いて天井1aに締結される。
【0016】上記照明部17は照明器具として本来の照
明機能を果たすもので、図2に示すように、複数本の蛍
光灯17と、該蛍光灯各々を覆うシェード(shad
e)17bとを有している。
【0017】なお、浄化機能付き照明器具8が具備する
照明部としては、上記した蛍光灯形式のものに限らず、
白熱電球を使用する形式でもよい他、装飾を施したシャ
ンデリアなど、設置される部屋等の状況に応じて種々選
定される。
【0018】また、上記照明部17と浄化部18は、互
いに完全に固着させてもよいし、分離可能としてもよ
い。分離可能とすれば、照明部17及び浄化部18のい
ずれか一方のみが故障してその修理や交換を行う場合に
便利かつ経済的であるし、照明部17及び浄化部18の
個々について使用者が所望する機能、能力のものを適宜
選んで組み合わせることもでき、更には、照明部が無用
の状況下においては浄化部18を単体にて取り付けるこ
とも可能となる。このように分離可能とするには、照明
部17及び浄化部18をボルト等にて締結する構成でも
よいが、ラッチ機構を用いてワンタッチにて着脱させ得
る構造とすることが好ましい。
【0019】一方、浄化部18については次のように構
成されている。
【0020】図3及び図4に示すように、該浄化部18
はケース21を有している。このケース21は、例えば
鋼板、好ましくはステンレス鋼板からなり、本実施例の
場合、直方体状に形成され、前後両端面に開口部が設け
られている。該ケース21内には、その前端側から順
に、塵埃用のフィルターA23、脱煙・脱臭用フィルタ
ーB24、シロッコファン26及びダクト28が配置さ
れている(図2にも示している)。
【0021】上記シロッコファン26は、吸引力を発生
する吸引力発生手段として作用するもので、多数の羽根
30aを有する羽根車30を有している。この羽根車3
0は、該シロッコファン26がその筐体の一部として具
備する一対の側板33a及び33bに設けられた軸受
(図示せず)によって回転自在に支持されており、該側
板33bに取り付けられたモータ34(図3参照)によ
って回転駆動される。このシロッコファン26は、吸引
力を発生するものであれば、他の種類のファンを用いる
ことができる。
【0022】上記両側板33a、33bの各上端部間に
は天板36が架設されており、且つ、該両側板33a、
33bに対してねじ38(図3参照)により締結されて
いる。
【0023】上記羽根車30の下方及び上方には、導風
板41及び遮風板42が夫々配置されており、これら導
風板41、遮風板42はその両端部が上記側板33a、
33bに固着されている。
【0024】図4から明らかなように、上記したシロッ
コファン26の前方には略直方体状のダクト45が配設
されており、前述した塵埃用フィルターA23及び脱煙
・脱臭用フィルターB24はこのダクト45内に納めら
れている。
【0025】上記ダクト45は、吸引力発生手段として
の上記シロッコファン26の吸引口47(図4参照)に
連通する連通路を形成する連通手段として機能する。
【0026】上述したフィルターA23及びフィルター
B24は、上記シロッコファン26の作動によって吸引
される流体である汚染された空気を濾過して清浄化せし
める濾過手段として作用する。フィルターA23は難燃
性の繊維からなり塵埃除去作用をなし、フィルターB2
4は難燃性の繊維並びに活性炭素が内蔵され、脱煙・脱
臭用として作用する。
【0027】なお、上記した両フィルターは、これらが
装填されている上記ダクト45に対して個別に着脱自在
となっている。詳しくは、該ダクト45及びケース21
に対して図4の紙面に直角な方向(手前側)に引き出し
可能であり、これらフィルターの保守や交換を行うこと
ができる。
【0028】保守の方法は、取り出したフィルターを掃
除機等にて掃除することとし、目詰まりを生じたら交換
する。
【0029】上述したように、浄化部18は塵埃除去並
びに脱煙、脱臭をなすフィルターを備えている故、塵埃
並びに煙、悪臭が有効に除かれ、快適な環境が保たれ
る。但し、フィルターA23及びフィルターB24につ
いては、これら除去すべき対象に鑑みて、少なくともい
ずれかを適宜設ければよい。
【0030】なお、上記シロッコファン26の後方、す
なわち下流側に設けられたダクト28は、該シロッコフ
ァン26の排出口49(図4参照)より排出される浄化
された空気を側方及び斜め下方に向けて案内するための
ものである。
【0031】ここで、上記構成の浄化部18の動作につ
いて説明する。
【0032】当該浄化部18が備える上記シロッコファ
ン26において、モータ34が作動することにより羽根
車30が回転(図4で矢印Rにて示す)すると、対流な
どにより天井近傍に上昇して滞留しようとする煙を含む
汚染された空気が吸引される(図2及び図4において矢
印Sにて示す)。
【0033】吸引された汚染空気はフィルターA23及
びフィルターB24を順に通過して塵埃除去、脱煙、脱
臭がなされ、清浄となる。清浄化された空気は更に吸引
され(図4において矢印C1 にて示す)、羽根車30を
経て送出され(同じく矢印C2 で示す)、ダクト28を
通じて送出される(図2、図4において矢印C3 で示
す)。
【0034】上述したように、本発明に係る浄化機能付
き照明器具8は、その照明部17による照明機能を果た
すべくハウス1の天井部に設置され、併せて浄化部18
によって空気浄化機能を発揮する。このように人の活動
に関してはデッドスペースとなる空間に設置される故
に、美観を損わず人々の活動に何等影響を及ぼすことが
ない。
【0035】また、対流などにより天井近傍に上昇して
滞留しようとする煙を含む汚染空気を有効に吸い込み、
濾過するから、浄化効率が高いものである。
【0036】なお、本実施例では上記浄化機能付き照明
器具8をプレハブ形式のハウス1内に設けているが、通
常の家屋、オフィス、工場等にも適宜設置される。ま
た、濾過手段としてのフィルターA23及びフィルター
B24を用いているが、脱煙・脱臭用のフィルターB2
4の上流側に塵埃用として電気集塵機を用いて構成する
ことができる。この場合、フィルターA23とフィルタ
ーB24とを離間させて両者の間に設けてもよいし、フ
ィルターA23に代えてもよい。
【0037】また、本実施例では浄化機能付き照明器具
8を天井に取り付けているが、壁、特に上方に取り付け
てもよい。この場合、照明部17の形態も、壁に対応し
得るものが選定される
【0038】次に、上記ハウス1の床1b上に設置した
吸殻回収装置10について説明する。
【0039】図2、図5及び図6に示すように、当該吸
殻回収装置10は、矩形板状のテーブル本体56a及び
これを支える脚56bからなるテーブル56を備えてい
る。該テーブル56はハウス1の床1b上に置かれる。
【0040】テーブル本体56aには、複数、この場合
4つの灰皿58が、該テーブル本体56aの長手方向の
中心線に沿って等間隔にて配設されている。
【0041】上記テーブル本体56aの下方には、各灰
皿58の配列方向に沿って金属製のダクト60が配設さ
れており、該各灰皿58はテーブル本体56aと共に該
ダクト60に結合され、且つ、該ダクト60に連通され
ている。図6から明らかなように、このダクト60の一
端60hは開放されている。
【0042】続いて、上記ダクト60を通じて上記灰皿
58に吸引力を作用させる吸引手段について説明する。
【0043】図6から特に明らかなように、当該吸引手
段は、吸引力を発生させる吸引力発生手段としてのブロ
ワー75を有している。図示のように、このブロワー7
5は、ハウス1(図1参照)の床1b上に設置されるブ
ロワーボックス76内に収容されている。該ブロワーボ
ックス76の底部にはキャスタ77が設けられており、
自在かつ容易に運搬することができる。
【0044】図示のように、上記ブロワーボックス76
の下部にはサイレンサ(silencer)機能を有す
る排気管79が接続されており、上記ブロワー75から
発生する音のレベルを抑えつつ排気がなされる。
【0045】また、ブロワーボックス76自体について
も、その内面の略全面にわたって吸音材80が貼設さ
れ、該ブロワーボックス76を通じての音の伝播が防止
される。
【0046】なお、ブロワーボックス76上には、ブロ
ワー75への給電をなすための電気ボックス82が搭載
されている。
【0047】上記ブロワー75の吸込口と前述のダクト
60とは、バキュームパイプ85、気密ボックス86及
び屈曲配管87よりなる連通手段によって形成される連
通路によって連通されている。
【0048】上記気密ボックス86は、前述のブロワー
ボックス76と同様に床1b上に設置され、その底部に
設けられたキャスタ89を利用して自在に運搬すること
が可能である。
【0049】上記気密ボックス86内には、上記ブロワ
ー75によって吸引される吸引気体を濾過する濾過手段
が設けられている。この濾過手段について説明する。
【0050】図6に示すように、該濾過手段は、吸殻回
収ボックス91と、該吸殻回収ボックス91の上部に装
着されたフィルターユニット92とを有している。
【0051】このフィルターユニット92は、吸殻回収
ボックス91の上面を覆うように嵌合された支持枠93
と、該支持枠93の片側に形成された筒状の支持部93
a内に重ねて装填された3種類のフィルター95、96
及び97とからなる。下段、すなわち吸引流体の流れの
上流側に配置されたフィルター95は、比較的大きな吸
殻等を除去するためのものであり、金網からなる。
【0052】また、中断及び上段に配置されたフィルタ
ー96及び97は難燃性の繊維からなり、中段のフィル
ター96は微細な灰等を除去し、上段のフィルター97
は脱臭及び脱煙をなすものである。すなわち、上段のフ
ィルター97は脱臭、脱煙のための活性炭等を内蔵して
いる。
【0053】なお、上記した各フィルター95乃至97
は、これらが装填されている支持枠93に対して個別に
着脱自在となっている。具体的には、図6の紙面に直角
な方向(手前側)に引出し可能であり、気密ボックス8
6の蓋(図示せず)を開けてこれらフィルターの保守や
交換を容易に行うことができる。但し、上記支持枠93
自体も吸殻回収ボックス91と共に気密ボックス86外
に取り出すことができるので、支持枠93を外部に取り
出した状態で各フィルターの保守、交換を行ってもよ
い。
【0054】保守の方法は、上記フィルター95及び9
6に関しては掃除機等で掃除するか、水洗いも可能で、
繊維質のフィルター96についてはニコチン等でべたつ
きが出たら交換する。
【0055】また、脱臭、脱煙をなすフィルター97に
ついては、掃除機等にて掃除を行う事とし、目詰まりし
たら交換する。
【0056】上記のように、当該濾過手段は、比較的大
きな吸殻等を除去するフィルター95や微細な灰等の塵
埃を除去するフィルター96に加え、脱臭、脱煙をなす
フィルター97を備えている。故に、悪臭、煙が除か
れ、快適な環境が維持される。但し、これらのフィルタ
ー95、96及び97については、これら除去すべき対
象に鑑みて、少なくともいずれかを適宜設ければよい。
【0057】一方、当該濾過手段が含む吸殻回収ボック
ス91に関しては下記のようになされている。
【0058】すなわち、この吸殻回収ボックス91は液
体貯留部として機能し、水等の所定液体100を貯留し
ている。そして、該吸殻回収ボックス91は、ダクト6
0からブロワー75の吸込口に至る連通路の近傍にして
上記各フィルター95乃至97の上流側に配設された形
である。
【0059】図6に示すように、該吸殻回収ボックス9
1の上部に嵌合された支持枠93には通気口93bが形
成されており、屈曲配管87を経た吸引気体がこの通気
口93bを通じて上記液体100に向けて吹き付けられ
るようになされている。
【0060】かかる構成の故、大気と共に吸引された吸
殻はこの液体100中に投下されてここに溜められ、残
り火がある場合は該液体100により消火もされる。そ
して、灰等の塵埃についてもそのほとんどが該液体10
0によって捕捉される。
【0061】ところで、上記液体100としては、単に
市水のみを用いるよりも、市水に薬液を混入させたもの
を使用することが好ましい。この薬液とは、回収した煙
草及び汚染された空気の臭いを消し去る作用をなすもの
である。
【0062】前述した吸殻回収ボックス91は、これを
収容している気密ボックス86の蓋(図示せず)を開け
れば容易に取り出すことができる。この取り出した吸殻
回収ボックス91からフィルターユニット92を取り外
し、該吸殻回収ボックス91を傾け、内部の液体100
を下水として廃棄する。但し、この際、該液体100に
混入している吸殻等の固形物は濾し取り、液体とは分別
して廃棄することが好ましい。
【0063】図6に示すように、吸殻回収ボックス91
にはその上部内周側に全周にわたって返し部材103が
設けられている。この返し部材103は、図6において
屈曲配管87より液体100に吹き付けられて衝突した
後に周囲に巻き上がろうとする吸引流体の流れや液体1
00の飛沫を抑えるためのものであり、これを設けたこ
とによって塵埃、飛沫等が飛び散らず、液体100に有
効に捕捉される。
【0064】濾過手段は以上のように構成されている。
このような濾過手段を設けたことによって、吸引力発生
手段としてのブロワー75に達する吸引流体は濾過され
て塵埃等を含まないから、該ブロワー75の内部に塵埃
等が付着することがなく、その吸引能力の低下が防止さ
れる。
【0065】また、該ブロワー75を経て大気中に放出
される吸引流体は清浄となり、環境の衛生が保たれる。
【0066】なお、本実施例においては、テーブル56
を4人が使用可能な大きさにし、形状は矩形状としてい
るが、テーブルの大きさ、形状については必要に応じて
可変であることは勿論である。そして、該テーブルの下
側に配されるダクトの長さ、配管形態や吸引手段の吸引
能力に関しても種々可変である。
【0067】次に、本発明の第2実施例としての浄化機
能付き照明器具の要部である浄化部について、図7及び
図8に基づいて説明する。但し、この第2実施例の浄化
機能付き照明器具は、以下に説明する部分以外は前述の
第1実施例としての浄化機能付き照明器具と同様に構成
されており、器具全体としての説明は重複する故に省略
し、要部のみの説明に留める。
【0068】また、以下の説明及び図において、上記第
1実施例の浄化機能付き照明器具の構成部分と同一又は
対応する構成部分については同じ参照符号を付して示し
ている。
【0069】図示のように、当該浄化部111において
はシロッコファン26の下流側にトレー(tray)1
13が配置されており、且つ、ケース21に固定されて
いる。そして、脱煙・脱臭用のフィルターB24は該ト
レー113の更に下流側に配置されている。該ケース2
1は、このトレー113等を囲繞するために上記第1実
施例のものに比して長く形成されている。
【0070】上記トレー113内には、スポンジや綿布
などからなる吸湿材114が設けられている。この吸湿
材114には、所定の液体が染み込まされる。図7に示
すように、トレー113の片側にカートリッジ116が
着脱自在に装填されており、該カートリッジ116内に
該液体が収容され、適宜吸湿材114に染み込むように
供給される。
【0071】上記トレー113と、吸湿材114と、カ
ートリッジ116とを液体貯留部と総称する。この液体
貯留部と下記のダクト118は、吸引される流体、すな
わち喫煙により汚染された空気を濾過する濾過手段とし
て作用する。
【0072】なお、上記液体は吸湿材114より徐々に
蒸発して消費され、これによってカートリッジ116が
空になると、該カートリッジ116の交換が行われる。
【0073】上記液体としては、例えば、図6に示した
吸殻回収ボックス91内に貯留される液体と同じものが
使用され、汚染された空気の臭いを消し去る作用をな
す。
【0074】上記トレー113の上流側にはダクト11
8が設けられている。図8から特に明らかなように、こ
のダクト118はトレー113の近傍上部に凹状部11
8aを有し、これにより、吸引される汚染空気が上記吸
湿材114に染み込んでいる液体に向けて吹き付けられ
る(図8において矢印C4 にて示す)。よって該汚染空
気の臭いがある程度取り除かれ、下流側に設けられたフ
ィルターB24による脱臭の作用と相まってほぼ完全に
脱臭される。
【0075】本実施例においては、上記にトレー113
内に吸湿材114が設けられてこれに液体を染み込ませ
ているが、該吸湿材114を設けず、液体をそのままト
レー113に貯留することとしてもよい。但し、吸湿材
114を用いることによって液体がこぼれ難くなる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による浄化
機能付き照明器具は、その照明機能を果たすべく天井部
あるいは壁部上方に設置され、併せて浄化機能を発揮す
る。このように人の活動に関してはデッドスペースとな
る空間に設置される故に、人々の活動に何等影響を及ぼ
すことがない。また、対流などにより天井近傍に上昇し
て滞留しようとする煙を含む汚染空気を有効に吸い込
み、濾過するから、浄化効率が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例としての浄化機能
付き照明器具を装備したハウスユニットの、一部透明部
分を含む斜視図である。
【図2】図2は、図1に示したハウスユニットの内部を
示す、一部断面を含む正面図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施例としての浄化機能
付き照明器具が具備する浄化部の、一部透明部分を含む
斜視図である。
【図4】図4は、図3に示した浄化部を正面から見た断
面図である。
【図5】図5は、図1及び図2に示したハウスユニット
に装備された吸煙機能付き吸殻回収装置の平面図であ
る。
【図6】図6は、図5に示した吸殻回収装置の、一部断
面を含む正面図である。
【図7】図7は、本発明の第2実施例としての浄化機能
付き照明器具が具備する浄化部の、一部透明部分を含む
斜視図である。
【図8】図8は、図7に示した浄化部の一部を正面から
見た断面図である。
【符号の説明】
8 浄化機能付き照明器具 17 照明部 18 浄化部 21 ケース 23 フィルターA(脱煙用) 24 フィルターB(脱臭用) 26 シロッコファン(吸引力発生手
段) 28 ダクト 30 羽根車 33a.33b 側板 34 モータ 36 天板 41 導風板 42 遮風板 45 ダクト 47 (シロッコファン26の)吸引
口 49 (シロッコファン26の)排出
口 111 浄化部(第2実施例) 113 トレー 114 吸湿剤 116 カートリッジ 118 ダクト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明部と、吸引力を発生する吸引力発生
    手段と、該吸引力発生手段の吸引口に連通する連通路を
    形成する連通手段と、該連通路中に配置されて吸引流体
    を濾過する濾過手段とを有することを特徴とする浄化機
    能付き照明器具。
  2. 【請求項2】 前記濾過手段は、脱煙・脱臭をなすフィ
    ルターと塵埃の除去をなすフィルターのうち少なくとも
    いずれか1を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の浄化機能付き照明器具。
  3. 【請求項3】 前記濾過手段は、下流側に、液体を貯留
    する液体貯留部を備え、前記吸引流体が該液体に向けて
    吹き付けられるようになされていることを特徴とする請
    求項2記載の浄化機能付き照明器具。
JP25470695A 1995-09-06 1995-09-06 浄化機能付き照明器具 Pending JPH0975641A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006137650A1 (en) * 2005-06-21 2006-12-28 Young-Soon Park Indoor floating dust collecting apparatus using convection flow

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006137650A1 (en) * 2005-06-21 2006-12-28 Young-Soon Park Indoor floating dust collecting apparatus using convection flow

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