JPH0975391A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

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JPH0975391A
JPH0975391A JP7235660A JP23566095A JPH0975391A JP H0975391 A JPH0975391 A JP H0975391A JP 7235660 A JP7235660 A JP 7235660A JP 23566095 A JP23566095 A JP 23566095A JP H0975391 A JPH0975391 A JP H0975391A
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absorbent body
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absorbent
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茂美 飯島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 尿、体液等をすばやく吸収し、トップシート
表面での液戻り及び液残りを低減させ、ベタツキや漏れ
がない吸収性物品を提供する。 【解決手段】 吸収体は、液透過性のトップシートに接
する第一吸収体と、液不透過性のバックシ−トに接する
第二吸収体とからなり、第一吸収体は、親水性合成繊維
が交差する点で融着してウエブ形態を維持しており、か
つ12g/cm2加重下における厚さが0.3〜3.0
mmで、12g/cm2加重下における平均密度が0.
01〜0.05g/cm3である。さらに、第一吸収体
は、液透過性のトップシートに接する第一吸収体の表面
層と第二吸収体に接する第一吸収体の裏面層とからな
り、第一吸収体の表面層の方が第一吸収体の裏面層より
も密度が高くなっており、第二吸収体は、綿状パルプと
高吸収性ポリマーを第二吸収体の61重量%以上含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収性物品に関す
るものであり、さらに詳しくは、おむつ、失禁者用パッ
ド、生理用ナプキン、ベットシート、ペットシートなど
に使用される吸収性物品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より吸収性物品の1つである使いす
ておむつは、液透過性のトップシ−トと液不透過性のバ
ックシ−トの間に、綿状パルプ、高吸収性ポリマー、親
水性シ−ト等からなる吸収体を配置した構成になってお
り、尿、体液及び軟便は表面シートを通って吸収体に吸
収される。この場合、吸収体は、尿、体液及び軟便を受
け取り、皮膚を再び濡らすことなく保持する必要があ
る。吸収体としては、綿状パルプに高吸収性ポリマーを
混合したものを単独で、あるいは、その上に綿状パルプ
を乗せたものが知られているが、液が完全に吸収される
までの速度(以下、吸収速度という)が遅く、さらに吸
収体から表面への尿、体液及び軟便の戻り(以下、ウエ
ットバックという)も大きいものであり、このような吸
収体を使用した場合には、使用者に不快感を与え、乳児
の場合には、皮膚かぶれの一因ともなっている。
【0003】着用者の尿を素早く吸収するために、吸収
体内部の高吸収性ポリマーを変化させる方法(特開昭6
1−167002号公報)や、パルプ密度を変化させる
方法(特開昭61−34203号公報)等が開示されて
いる。これらの方法では、尿に対しては効果が認められ
るが、軟便に対しては効果が認められない。尿及び軟便
を吸収する方法として、バックシート側の流体貯蔵下層
の高吸収性ポリマー分布を変化させる方法(特開昭62
ー32950号公報)が開示されているが、必ずしも十
分な効果が得られていない。また、吸収体中心部のパル
プ量を変化させる方法(特開平2−111361号公
報)が開示されているが、吸収体全部を高吸収性ポリマ
ーを含む同一の組成で形成しているために、ほとんどが
水分である尿に対しては効果があるが、尿より水分が少
なく、粘度の高い軟便は吸収することは難しい。また、
おむつの構造を変えることで便を隔離する方法が開示さ
れている(特開平4ー300543号公報)。これは開
口を有するトップシートを設けて便を隔離し保持するも
のがあるが、着用者が座った状態の時に開口部がつぶれ
てしまい便が保持されない場合があり、またトップシー
ト及び吸収体を加工する工程が多くなり生産効率が低下
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
使いすておむつにおいては、トップシートの尿、体液及
び軟便を吸収体へ吸収させるための吸収速度が遅く、ト
ップシートのドライタッチ性がよくないという問題点が
あった。
【0005】本発明の目的は、上記の従来の使いすてお
むつの有する問題点を克服し、トップシートの尿、体液
及び軟便を吸収体へ吸収させるためのスポット吸収性や
吸収速度が早く、トップシートのドライタッチ性が著し
く向上する吸収性物品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性のト
ップシ−トと液不透過性のバックシ−トの間に吸収体を
配置した吸収性物品において、前記吸収体は、前記液透
過性のトップシートに接する第一吸収体と、前記液不透
過性のバックシ−トに接する第二吸収体とからなり、前
記第一吸収体は、親水性合成繊維が交差する点で融着し
てウエブ形態を維持しており、かつ12g/cm2加重
下における厚さが0.3〜3.0mmで、12g/cm
2加重下における平均密度が0.01〜0.05g/c
3であり、さらに、前記第一吸収体は、前記液透過性
のトップシートに接する第一吸収体の表面層と前記第二
吸収体に接する第一吸収体の裏面層とからなり、第一吸
収体の表面層の方が第一吸収体の裏面層よりも密度が高
くなっており、前記第二吸収体は、綿状パルプと高吸収
性ポリマーを第二吸収体の61重量%以上含有し、さら
に、前記綿状パルプ100重量部に対して10〜500
重量部の前記高吸収性ポリマーを含有し、前記第一吸収
体と前記第二吸収体を積層、一体化して形成されている
ことを特徴とする吸収性物品に存する。さらに、本発明
は、前記第一吸収体は、円形断面の合成繊維を含み、さ
らに第一吸収体の表面層および第一吸収体の裏面層の少
なくとも一方に異形断面の合成繊維を各々の層に対して
25〜75重量%含むことを特徴とする吸収性物品に存
する。
【0007】本発明の吸収性物品は、液透過性のトップ
シ−トと液不透過性のバックシ−トの間に吸収体を有す
るものである。本発明において、吸収体は、液透過性の
トップシートに接する第一吸収体と液不透過性のバック
シ−トに接する第二吸収体とから構成されており、さら
に第一吸収体は、液透過性のトップシートに接する第一
吸収体の表面層と第二吸収体に接する第一吸収体の裏面
層とからなり、第一吸収体の表面層の方が第一吸収体の
裏面層よりも密度が高くなっている。また、第二吸収体
は、綿状パルプと高吸収性ポリマーを主成分として構成
されている。上記のような構成を有する本発明の吸収性
物品は、液透過性のトップシートの裏面には、第一吸収
体の密度の高い部分が接し、第二吸収体の表面には、第
一吸収体の密度の低い部分が接しているため、トップシ
ートにおける尿、体液及び軟便などが、第一吸収体の表
面層にいち早くスポット吸収されて早い速度で通り、続
いて、第一吸収体の裏面層で直ちに拡散されて、さらに
第二吸収体でトップシ−トと第一吸収体の尿、体液及び
軟便などが引き取られる。したがって、トップシートに
尿、体液及び軟便などが停滞することがなく、トップシ
ートのドライタッチ性が著しく向上するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面により、使いすておむ
つを例にして、本発明の吸収性物品を詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0009】図1は、使いすておむつを展開した状態を
示す平面図である。図1に示すように、使いすておむつ
は、液透過性のトップシ−ト1と液不透過性のバックシ
−ト5の間に配置された吸収体2からなる。図2は、図
1に示した使いすておむつを線x−x’で切断した横断
面図である。図2に示すように、使いすておむつは、液
透過性のトップシ−ト1と液不透過性のバックシ−ト5
の間に吸収体2が配置されている。また、吸収体は、液
透過性のトップシート1に接する第一吸収体3と、液不
透過性のバックシ−ト5に接する第二吸収体4とからな
る。図3は、図2に示した吸収体の拡大横断面図を示
す。第一吸収体3は、液透過性のトップシート1に接す
る第一吸収体の表面層3aと、第二吸収体4に接する第
一吸収体の裏面層3bとからなり、第一吸収体の表面層
3aの方が第一吸収体の裏面層3bよりも密度が高くな
っている。また、第二吸収体4は、綿状パルプ6と高吸
収性ポリマー7を主成分として構成されている。上記の
ような構成を有する使いすておむつは、液透過性のトッ
プシートの裏面には、第一吸収体の密度の高い部分が接
し、第二吸収体の表面には、第一吸収体の密度の低い部
分が接しているため、トップシートにおける尿、体液及
び軟便などが、第一吸収体の表面層にいち早くスポット
吸収されて早い速度で通り、続いて、第一吸収体の裏面
層で直ちに拡散されて、さらに、第二吸収体でトップシ
−トと第一吸収体の尿、体液及び軟便などが引き取られ
る。したがって、トップシートに尿、体液及び軟便など
が停滞することがなく、トップシートのドライタッチ性
が著しく向上する。
【0010】以下に本発明の使いすておむつを構成する
材料について説明する。 液透過性のトップシート 使用されるトップシートは、不織布、織布、網目状シー
ト、多孔性フォーム、多孔性フィルム等の液透過性シー
トである。その構成繊維は、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエステル、または、ポリエステル、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン等の2成分以上からなる複合繊維
等でも良く、特には、ポリエステル/ポリエステル、ポ
リエステル/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチ
レンの複合繊維が強度の面から好ましいが、特に制限を
うけるものではない。また、天然繊維(例えば、木質繊
維、綿状繊維)でも良く、合成繊維と天然繊維の組み合
わせ等の広い範囲の材料から製造することができる。そ
の製造方法及び形状は限られないが、いずれにしても液
透過性のトップシートは、直接肌に接触する部分である
ために、柔らかく肌触りの良いものであるのが適当であ
る。液透過性のトップシートの坪量は、10〜60g/
2が好ましい。坪量が10g/m2未満であると、吸収
体からのウエットバックが悪くなるため適当ではない。
また、坪量が60g/m2を越えるとトップシートに残
留する水分が多くなるため、ドライタッチ性が悪くなり
着用者に不快感を与えるばかりでなく、皮膚炎などの原
因にもなる。また、構成繊維の繊維径は、0.5〜10
デニールが好ましい。繊維径が0.5デニール未満で
は、密度が高くなり、吸収速度が低下するため漏れやす
くなる。また、繊維径が10デニールを越えると、肌触
りが悪くなるため適当ではない。
【0011】吸収体 吸収体は、液透過性のトップシートに接する第一吸収体
と液不透過性のバックシ−トに接する第二吸収体からな
り、さらに、第一吸収体は、液透過性のトップシートに
接する第一吸収体の表面層と第二吸収体に接する第一吸
収体の裏面層からなっている。第一吸収体は、親水性合
成繊維が交差する点で融着してウエブ形態を維持してお
り、かつ12g/cm2加重下における厚さが0.3〜
3.0mmで、12g/cm2加重下における平均密度
が0.01〜0.05g/cm3であり、さらに、液透
過性のトップシートに接している第一吸収体の表面層の
方が、第二吸収体に接する第一吸収体の裏面層より密度
が高いものである。第一吸収体の平均密度が0.05g
/cm3を越えると、吸収速度が低下するために適当で
はない。また、0.01g/cm3未満では、第一吸収
体の表面層の密度が高くなる部分が少なくなり、トップ
シートから尿、体液及び軟便をすばやく吸収できなくな
り、漏れやすくなる。また、12g/cm2荷重下にお
ける第一吸収体の厚さが3.0mmを越えて厚くなる
と、トップシートから尿、体液及び軟便が吸収体にすば
やく吸収できなくなり、漏れやすくなる。また、0.3
mm未満では、吸収速度が低下するため適当ではない。
【0012】第一吸収体に使用される合成繊維として
は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ま
たは、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等
の2成分以上からなる複合繊維等でも良く、特には、ポ
リエステル/ポリエステル、ポリエステル/ポリエチレ
ン、ポリプロピレン/ポリエチレンの複合繊維が強度の
面から好ましい。また、構成繊維の繊維径としては、
1.5〜10デニール、長さは、10〜100mm程度
が製造の面から好ましい。これらの合成繊維および複合
繊維の親水化処理方法としては、合成繊維および複合繊
維に親水化剤をスプレーで塗布したり、製造した第一吸
収体にスプレー塗布、泡塗工、含浸などによって処理す
る方法がある。
【0013】また、第一吸収体は、その断面形状が円形
断面の合成繊維を含んでおり、さらに、第一吸収体の表
面層および第一吸収体の裏面層の少なくとも一方にその
断面形状が各種の形状からなる異形断面の合成繊維を各
々の層に対して25〜75重量%含んでいる。この場
合、第一吸収体の表面層より第一吸収体の裏面層の方が
異形断面の合成繊維を多く含有することが好ましく、第
一吸収体の裏面層のみに含有されていることがより好ま
しい。第一吸収体の裏面層の方に異形断面の合成繊維を
多く含有することにより、第一吸収体の表面層より第一
吸収体の裏面層の方が密度の低いものが得られる。この
理由として、例えば、同デニールの場合、円形断面の合
成繊維より異形断面の合成繊維の方が断面面積が大きく
なるため、異形断面の合成繊維を含むと密度が低くな
る。また、円形断面の合成繊維より異形断面の合成繊維
の繊維径を大きくする方法もある。異形断面の合成繊維
の各々の層に対する含有量が25重量%未満となると、
吸収速度が低下するために適当ではない。また、異形断
面の合成繊維の各々の層に対する含有量が75重量%を
越えると、第一吸収層の表面層の密度が高くなる部分が
少なくなり、トップシートから尿、体液及び軟便をすば
やく吸収できなくなり、漏れやすくなる。異形断面の合
成繊維としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
エステル、アクリル樹脂、ナイロン樹脂等があげられ、
その断面形状は、T型、W型、H型、菱型、アメーバー
状等が好適であるが、特に制限をうけるものではない。
【0014】第二吸収体は、綿状パルプと高吸収性ポリ
マーを第二吸収体の61重量%以上含有する。また、綿
状パルプに対して60重量%以下の熱融着性物質を混合
してもよい。目的とする吸収体により、綿状パルプと高
吸収性ポリマーのみの第二吸収体を構成してもよい。第
二吸収体の綿状パルプと高吸収性ポリマーが61重量%
未満になると、尿、体液及び軟便を保持できなくなり、
漏れやすくなるため、適当ではない。さらに、高吸収性
ポリマーの配合量は、綿状パルプ100重量部に対して
10〜500重量部、好ましくは15〜300重量部で
あり、かかる量の高吸収性ポリマーが綿状パルプに均
一、あるいは一部分に分布しても良い。高吸収性ポリマ
ーが吸収し膨潤したとき、その粒子は相互の干渉が最小
にとどめられ、連続的に接触して透過障壁を形成するこ
とが少なく、尿や体液を3次元方向に透過、吸収する。
【0015】第二吸収体に使用される綿状パルプとして
は、化学パルプシートもしくは、機械パルプシートを粉
砕機で解繊することにより得られる繊維長5mm以下の
ものである。パルプ原料としては、針葉樹に限らず、広
葉樹、わら、竹およびケフナも適用される。このパルプ
の使用量は、目的とする吸収体により、例えば、単独で
用いるか、複数積層して用いるか、併用するかなどによ
り異なるが、一般的には、50〜500g/m2にされ
る。第二吸収体に使用される高吸収性ポリマーとして
は、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系が挙げ
られる。すなわち、デンプンーアクリル酸(塩)グラフ
ト共重合体、デンプンーアクリル酸エチルグラフト共重
合体のケン化物、デンプンーメタクル酸メチルグラフト
共重合体のケン化物、デンプンーアクリロニトリルグラ
フト共重合体のケン化物、デンプンーアクリルアミドグ
ラフト共重合体のケン化物、デンプンーアクリロニトリ
ルー2ーアクリルアミドー2ーメチルプロパンスルホン
酸グラフト共重合体のケン化物、アクリル酸(塩)重合
体、アクリル酸で架橋されたポリエチレンオキシド、ナ
トリウムカルボキシメチルセルローズの架橋物、ポリビ
ニールアルコールー無水マレイン酸反応物の架橋物など
である。自重の20倍以上の尿、体液及び水を吸収する
もので、ポリアクリル酸ナトリウム系のものが吸収性能
の点から最も適当である。
【0016】また、熱融着性物質としては、綿状パルプ
と混合することを考えると繊維状のものが好ましい。熱
融着性物質は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリビニリデン、アクリル樹脂、ナイロン樹脂
等があげられる。または、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等の2成分以上からなる複合繊維等で
も良く、特には、ポリエステル/ポリエステル、ポリエ
ステル/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレン
の複合繊維が強度の面から好ましい。繊維径は1〜5デ
ニール程度が好ましく、繊維長は3〜30mmのもの
が、綿状パルプと混合するのに好適であるが、特に制限
をうけるものではない。これらマット層を一定以上の圧
力以上で熱圧着することによって、熱融着性物質による
骨格構造を形成し、湿潤時においてもマット層自体の強
度を持つことが可能となる。熱圧着の方法は、熱プレス
ロール、熱エンボスプレスロール、熱風乾燥機、マイク
ロ波加熱機、赤外線ヒーター等、特に限られていない
が、マット層に均一に熱が伝わり、熱融着性物質が融け
て骨格構造を形成することが出来れば良い。
【0017】また、目的とする吸収体により、図3に示
すように、親水性シートで包んでもよい。例えば、ティ
シュ、吸収紙、親水性不織布等の親水性のシートであれ
ば良い。
【0018】第一吸収体の製造方法としては、先ず、第
一吸収体の表面層の方が第一吸収体の裏面層より密度が
高くなるように、それぞれ密度の違ったウエブを重ね
て、熱などで一体化して第一吸収体を製造する。第一吸
収体の表面層と第一吸収体の裏面層との一体化は、両層
を形成する2種類のウエブを重ねて、繊維どうしが熱処
理による溶着により、1層化される。他の接着方法とし
て、バインダー処理による接着、高速水流噴射やニード
ル処理等の方法があるが、特に制限をうけるものではな
い。また、2種類ウエブを使用せず、単層のウエブを使
用し、表になる部分に繊維が融けない程度の高い温度を
あてて密度の高い層を作り、裏となる部分は、表より低
い温度をあてて、密度の低い層を作る熱処理方法で行う
こともできる。
【0019】次いで得られた第一吸収体の裏面層側に、
第二吸収体の主成分である綿状パルプと高吸収性ポリマ
ーを積層した後、一体化する。積層方法は、空気成形の
ような従来の方法によって形成するが、特に制限をうけ
るものではない。圧縮方法としては、プレスロールによ
る圧縮が有利に行われるが、周面が平滑なロールなどに
より、第二吸収体の密度がその全体にわたり実質的に均
等になるようにした連続する平面状であってもよいし、
周面が凹凸状であるロールなどによりエンボス加工を行
い、第二吸収体の密度が部分的に異なり、尿、体液及び
軟便を縦方向及び斜め方向に導く模様配列であってもよ
い。エンボス加工の場合、圧縮部、非圧縮部は、連続、
非連続のいずれであってもよい。
【0020】また、図1に示すように、第一吸収体は、
第二吸収体の上の領域に位置し、その大きさは、第二吸
収体と同等もしくは、それよりも小さくてもよい。尿、
体液及び軟便が***される場所がわかっている場合、そ
の部分のみ設置してもよい。
【0021】液不透過性のバックシ−ト 使用されるバックシートは、ポリエチレン等の液不透過
性フィルムに不織布、織布等を貼り合わせている素材、
また、防湿性のある不織布、織布であればよい。また、
布状外観を与えるために模様状にエンボス処理された
り、さらに艶消し仕上げされていてもかまわない。ま
た、フィルムを使用する場合は、不透過性でありながら
水蒸気だけを透過させる公知の通気性フィルムを使用し
ても良く、ムレを防止することがさらに好ましい。
【0022】以上に説明した部材は、例えば、トップシ
ートと吸収体、及び吸収体とバックシートの間は、ホッ
トメルト接着などによる接着が全面もしくは部分的にな
されており、接着剤としては、澱粉系またはCMC(カ
ルボキシメチルセルロース)などの水溶性の糊、また
は、流動性の高い接着剤でもよい。本発明の使いすてお
むつ(吸収性物品)は、上記記載の液透過性のトップシ
ートと吸収体(第一吸収体と第二吸収体)を組み合わせ
ることにより、はじめて本発明の効果が達成可能とな
る。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明の効果を詳細に説
明する。なお、実施例における評価項目としては、人工
軟便を用いて、残留量について評価を行い、さらに、人
工尿を用いて、吸収速度、ウエットバック及び、サラッ
ト感について評価を行った。また、使いすておむつの大
きさは、液透過性のトップシート及び、液不透過性のバ
ックシートの幅×長さが30×40cm、挟み込まれて
いる吸収体の幅×長さが15×35cmのものを使用し
た。ここにおける残留量とは、予めトップシートの重量
を測定した使いすておむつに対して、その中央部上へ高
さ1cmの距離から人工軟便を1ml/secで30m
l滴下し、その2分後にトップシートを剥がして、重量
を測定し、トップシート上の人工軟便の残留量を測定し
たものである。ここで使用した人工軟便は次の通りであ
る。 人工軟便組成 (重量%) ベントナイト 5.0% マヨネーズ(市販品) 5.0% 残部は水(粘度が200cpsになるように調製) また、吸収速度とは、使いすておむつの中央部に穴あき
ステンレス板(厚さ9mm、穴の直径25mm)を置
き、人工尿50ccが使いすておむつに吸収されるまで
の時間を30分毎に3回繰り返し測定したものである。
ウエットバックとは、吸収速度を測定した(50ccを
3回吸収させた)使いすておむつを30分間放置後、使
いすておむつ中央部に10×10cm角の濾紙(東洋濾
紙製、No.63)を10枚重ね、更に0.05kg/
cm2の圧力をかけて5分間放置後、濾紙に移行した液
量を測定したものである。サラット感とは、吸収速度を
測定した(50ccを3回吸収させた)後、トップシー
ト表面に手で軽く触れて、その乾き具合(サラット感)
を官能評価で判定した。判定基準は、下記3段階(○、
△、×)に分けた。 サラット感判断基準 ○:乾いている △:湿っている ×:かなり湿っている ここで使用した人工尿は次の通りである。 人工尿組成 (重量%) 尿素 1.9% NaCl 0.8% CaCl2 0.1% MgSO4 0.1% 残部は水
【0024】実施例1 液透過性のトップシート 親水性繊維として、スプレー塗布により親水化処理を施
したポリエステル/ポリエチレンからなる繊維径2デニ
ール、繊維長51mmの複合繊維を用い、坪量25.0
g/m2のトップシートを得た。
【0025】吸収体 吸収体の第一吸収体として、スプレー塗布により親水化
処理を施した親水性ポリエステル/ポリエチレンの複合
繊維からなる繊維径2デニール、繊維長51mmの円形
断面の合成繊維を使用して製造した、厚さ0.40m
m、坪量12.0g/m2、密度0.030g/cm3
第一吸収体の表面層と、第一吸収体の表面層の製造に用
いたものと同じ親水性ポリエステル/ポリエチレンの複
合繊維を50重量%、および親水性ポリエステルの合成
繊維からなる繊維径4デニール、繊維長51mmのW型
断面の合成繊維を50重量%を混合して製造した、厚さ
0.53mm、坪量12.0g/m2、密度0.023
g/cm3の第一吸収体の裏面層を用い、第一吸収体の
表面層と第一吸収体の裏面層(重量比を1:1)を重ね
合わせ、150℃で15秒加熱処理して複合繊維のポリ
エチレンの一部を溶融接合し、12g/cm2荷重下に
おける厚さ0.93mm、坪量24.0g/m2、12
g/cm2荷重下における平均密度0.026g/cm3
の第一吸収体を得た。次に、上記第一吸収体の裏面層側
にNBKPからなるパルプシートを解繊機にかけ作製し
た綿状パルプ200g/m2と、ポリアクリル酸ナトリ
ウムからなる高吸収性ポリマー200g/m2を均一に
分布させた第二吸収体を積層したものを、図3に示すよ
うに一部を親水性シートであるティシュで包み、クリア
ランス0.05mmのプレスロールにかけて、第一吸収
体と一体化し、吸収体を得た。次いで、上記液透過性の
トップシ−トと、ポリエステルからなる液不透過性のバ
ックシ−トの間に上記吸収体を有する図1及び図2に示
す構成の使いすておむつを作製した。
【0026】実施例2 吸収体の第一吸収体として、実施例1の第一吸収体の表
面層と同じ親水性複合繊維を使用して製造した、厚さ
0.40mm、坪量24.4g/m2、密度0.061
g/cm3の第一吸収体の表面層と、第一吸収体の表面
層の製造に用いたものと同じ親水性複合繊維を75重量
%、および親水性ポリエステルの合成繊維からなる繊維
径4デニール、繊維長51mmのT型断面の合成繊維を
25重量%を混合して製造した、厚さ0.64mm、坪
量24.4g/m2、密度0.038g/cm3の第一吸
収体の裏面層を用い、12g/cm2荷重下における厚
さ1.04mm、坪量48.8g/m2、12g/cm2
荷重下における平均密度0.047g/cm3の第一吸
収体を形成した以外は、実施例1と同様にして、使いす
ておむつを作製した。
【0027】実施例3 吸収体の第一吸収体として、実施例1の第一吸収体の表
面層と同じ親水性複合繊維を使用して製造した、厚さ
1.40mm、坪量38.4g/m2、密度0.027
g/cm3の第一吸収体の表面層と、第一吸収体の表面
層の製造に用いたものと同じ親水性複合繊維を25重量
%、および親水性ポリエステルの合成繊維からなる繊維
径4デニール、繊維長51mmのW型断面の合成繊維を
75重量%を混合して製造した、厚さ1.54mm、坪
量38.4g/m2、密度0.025g/cm3の第一吸
収体の裏面層を用い、12g/cm2荷重下における厚
さ2.94mm、坪量76.8g/m2、12g/cm2
荷重下における平均密度0.026g/cm3の第一吸
収体を形成した以外は、実施例1と同様にして、使いす
ておむつを作製した。
【0028】実施例4 吸収体の第一吸収体として、実施例1の第一吸収体の表
面層と同じ親水性複合繊維を使用して製造した、厚さ
0.15mm、坪量9.7g/m2、密度0.065g
/cm3の第一吸収体の表面層と、実施例1の第一吸収
体の裏面層と同じ合成繊維を使用して製造した、厚さ
0.25mm、坪量9.7g/m2、密度0.039g
/cm3の第一吸収体の裏面層を用い、12g/cm2
重下における厚さ0.40mm、坪量19.4g/
2、12g/cm2荷重下における平均密度0.049
g/cm3の第一吸収体を形成した以外は、実施例1と
同様にして、使いすておむつを作製した。
【0029】実施例5 実施例1と同じ吸収体の第一吸収体の裏面層側に、NB
KPからなるパルプシートを解繊機にかけ作製した綿状
パルプ200g/m2と、ポリアクリル酸ナトリウムか
らなる高吸収性ポリマー20g/m2、およびポリエス
テル/ポリエステルからなる熱融着性物質120g/m
2を均一に分布させた第二吸収層を積層したものを、図
3に示すように一部を親水性シートであるティシュで包
み、クリアランス0.05mmのプレスロールにかけ
て、第一吸収体と一体化した以外は、実施例1と同様に
して、使いすておむつを作製した。
【0030】実施例6 実施例1と同じ吸収体の第一吸収体の裏面層側に、NB
KPからなるパルプシートを解繊機にかけ作製した綿状
パルプ100g/m2と、ポリアクリル酸ナトリウムか
らなる高吸収性ポリマー500g/m2を均一に分布さ
せた第二吸収層を積層したものを、図3に示すように一
部を親水性シートであるティシュで包み、クリアランス
0.05mmのプレスロールにかけて、第一吸収層と一
体化した以外は、実施例1と同様にして、使いすておむ
つを作製した。
【0031】比較例1 吸収体の第一吸収体として、実施例1の第一吸収体の表
面層と同じ親水性複合繊維を使用して製造した、厚さ
0.12mm、坪量10.0g/m2、密度0.083
g/cm3の第一吸収体の表面層と、実施例1の第一吸
収体の裏面層に使用したW型断面の合成繊維を使用しな
いで、実施例1の第一吸収体の表面層と同じ合成繊維を
使用して製造した、厚さ0.12mm、坪量10.0g
/m2、密度0.083g/cm3の第一吸収体の裏面層
を用い、12g/cm2荷重下における厚さ0.24m
m、坪量20.0g/m2、12g/cm2荷重下におけ
る平均密度0.083g/cm3の第一吸収体を形成し
た以外は、実施例1と同様にして、使いすておむつを作
製した。
【0032】比較例2 吸収体の第一吸収体として、実施例1の第一吸収体の表
面層と同じ親水性複合繊維を20重量%、および実施例
1の第一吸収体の裏面層に使用したW型断面の合成繊維
を80重量%混合して製造した、厚さ1.11mm、坪
量10.2g/m2、密度0.009g/cm3の第一吸
収体の表面層と、第一吸収体の表面層に用いたものと同
じW型断面の合成繊維を100重量%使用して製造し
た、厚さ1.10mm、坪量10.2g/m2、密度
0.009g/cm3の第一吸収体の裏面層を用い、1
2g/cm2荷重下における厚さ2.21mm、坪量2
0.4g/m2、12g/cm2荷重下における平均密度
0.009g/cm3の第一吸収体を形成した以外は、
実施例1と同様にして、使いすておむつを作製した。
【0033】比較例3 吸収体の第一吸収体として、実施例1における第一吸収
体の表面層と第一吸収体の裏面層を反対にした以外は、
すなわち、第一吸収体の裏面層より第一吸収体の表面層
の密度を低くした以外は、実施例1と同様にして、使い
すておむつを作製した。
【0034】比較例4 吸収体の第一吸収体として、実施例1の第一吸収体の表
面層と同じ親水性合成繊維を使用して製造した、厚さ
0.36mm、坪量24.4g/m2、密度0.068
g/cm3の第一吸収体の表面層と、実施例1の第一吸
収体の裏面層と同じ繊維を使用して製造した、厚さ0.
40mm、坪量24.4g/m2、密度0.061g/
cm3の第一吸収体の裏面層を用い、12g/cm2荷重
下における厚さ0.76mm、坪量48.8g/m2
12g/cm2荷重下における平均密度0.064g/
cm3の第一吸収体を形成した以外は、実施例1と同様
にして、使いすておむつを作製した。
【0035】比較例5 実施例1において、吸収体の第一吸収体を使用しない以
外は、実施例1と同様にして、使いすておむつを作成し
た。
【0036】比較例6 実施例1と同じ吸収体の第一吸収体の裏面層側に、NB
KPからなるパルプシートを解繊機にかけ作製した綿状
パルプ200g/m2と、ポリアクリル酸ナトリウムか
らなる高吸収性ポリマー100g/m2、およびポリエ
ステル/ポリエステルからなる熱融着性物質200g/
2を均一に分布させた第二吸収層を積層したものを、
図3に示すように一部を親水性シートであるティシュで
包み、クリアランス0.05mmのプレスロールにかけ
て、第一吸収体と一体化した以外は、実施例1と同様に
して、使いすておむつを作製した。
【0037】比較例7 実施例1において、吸収体の第二吸収体のポリアクリル
酸ナトリウムからなる高吸収性ポリマーを使用しない以
外は、実施例1と同様にして、使いすておむつを作成し
た。
【0038】比較例8 実施例1と同じ吸収体の第一吸収体の裏面層側に、NB
KPからなるパルプシートを解繊機にかけ作製した綿状
パルプ200g/m2と、ポリアクリル酸ナトリウムか
らなる高吸収性ポリマー1100g/m2を均一に分布
させた第二吸収層を積層したものを、図3に示すように
一部を親水性シートであるティシュで包み、クリアラン
ス0.05mmのプレスロールにかけて、第一吸収体と
一体化した以外は、実施例1と同様にして、使いすてお
むつを作製した。
【0039】上記、実施例1〜6、及び比較例1〜8で
作製した使いすておむつを用いて、前述の特性について
評価を行った。テスト結果を表1に示す。
【表1】
【0040】表1に示したように、実施例1〜6と比べ
て、比較例1〜8の特性は、かなり劣るものであり、本
発明の効果が確認された。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吸収性物
品を使用することにより、使用者の皮膚に触れるトップ
シートにおける尿、体液及び軟便などが、吸収体の第一
吸収体の表面層にいち早くスポット吸収されて早い速度
で通り、続いて、吸収体の第一吸収体の裏面層で直ちに
拡散されて、さらに吸収体の第二吸収体でトップシ−ト
と吸収体の第一吸収体の尿、体液及び軟便などが引き取
られる。したがって、トップシートに尿、体液及び便な
どが停滞することがなく、トップシートのドライタッチ
性が著しく向上する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使いすておむつの一部切り抜き平面図
を示す。
【図2】図1の使いすておむつを線x−x’で切断した
横断面図を示す。
【図3】図2に示した吸収体の拡大横断面図を示す。
【符号の説明】
1.液透過性のトップシ−ト 2.吸収体 3.第一吸収体 3a.第一吸収体の表面層 3b.第一吸収体の裏面層 4.第二吸収体 5.液不透過性のバックシ−ト 6.綿状パルプ 7.高吸収性ポリマー 8.親水性シ−ト 9.熱融着性物質 10.伸縮性弾性体 11.テープファスナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシ−トと液不透過性の
    バックシ−トの間に吸収体を配置した吸収性物品におい
    て、前記吸収体は、前記液透過性のトップシートに接す
    る第一吸収体と、前記液不透過性のバックシ−トに接す
    る第二吸収体とからなり、前記第一吸収体は、親水性合
    成繊維が交差する点で融着してウエブ形態を維持してお
    り、かつ12g/cm2加重下における厚さが0.3〜
    3.0mmで、12g/cm2加重下における平均密度
    が0.01〜0.05g/cm3であり、さらに、前記
    第一吸収体は、前記液透過性のトップシートに接する第
    一吸収体の表面層と前記第二吸収体に接する第一吸収体
    の裏面層とからなり、第一吸収体の表面層の方が第一吸
    収体の裏面層よりも密度が高くなっており、前記第二吸
    収体は、綿状パルプと高吸収性ポリマーを第二吸収体の
    61重量%以上含有し、さらに、前記綿状パルプ100
    重量部に対して10〜500重量部の前記高吸収性ポリ
    マーを含有し、前記第一吸収体と前記第二吸収体を積
    層、一体化して形成されていることを特徴とする吸収性
    物品。
  2. 【請求項2】 前記第一吸収体は、円形断面の合成繊維
    を含み、さらに第一吸収体の表面層および第一吸収体の
    裏面層の少なくとも一方に異形断面の合成繊維を各々の
    層に対して25〜75重量%含むことを特徴とする請求
    項1記載の吸収性物品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11263850A (ja) * 1997-12-02 1999-09-28 Nippon Shokubai Co Ltd 吸水剤およびその製造方法とその用途
JP2009247644A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Daio Paper Corp 吸収性物品
KR101491057B1 (ko) * 2014-08-01 2015-02-10 (주) 신우피앤씨 흡수통로를 구비한 위생흡수용품 및 그 제조방법
JP2016174740A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP2020141947A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 花王株式会社 吸収性物品

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