JPH0975171A - 遊技場用椅子 - Google Patents

遊技場用椅子

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Publication number
JPH0975171A
JPH0975171A JP23705495A JP23705495A JPH0975171A JP H0975171 A JPH0975171 A JP H0975171A JP 23705495 A JP23705495 A JP 23705495A JP 23705495 A JP23705495 A JP 23705495A JP H0975171 A JPH0975171 A JP H0975171A
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JP
Japan
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slide member
seat
slide
base member
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP23705495A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneaki Kimata
宗明 木全
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikoku Denki Co Ltd
Original Assignee
Daikoku Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daikoku Denki Co Ltd filed Critical Daikoku Denki Co Ltd
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Publication of JPH0975171A publication Critical patent/JPH0975171A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド機構とチルト機構を備えた小形で外
観の良い遊技場用椅子を提供すること。 【解決手段】 脚部11の先端部にはベース部材12が
設けられている。このベース部材12にはスライド部材
13が前後方向へスライド可能に設けられ、このスライ
ド部材13には座部20が回動可能に設けられている。
そして、ベース部材12とスライド部材13との間には
引張コイルばね14が介在され、スライド部材13と座
部20との間には圧縮コイルばね26が介在されてお
り、座部20に腰掛けると、圧縮コイルばね26が収縮
して座部20が後傾斜し、この状態で体重を移動させる
と、スライド部材13がスライドして座部20の前後位
置が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者が着座して
遊技を行うための遊技場用椅子に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】遊技場用椅子において
は、長時間遊技しても疲労を感じない快適な座り心地が
得られるように、各種の工夫がなされている。この一例
として、座部を前後方向へスライドさせるスライド機
構,座部に腰掛けると座部が後傾斜するチルト機構があ
げられる。
【0003】図5は、スライド機構およびチルト機構を
備えた遊技場用椅子の従来例である。この構成の場合、
遊技場用椅子は脚部1および座部2に分割されており、
スライド機構1aは脚部1に搭載され、チルト機構2a
は座部2に搭載されていた。このため、遊技場用椅子が
大形化される(高さ寸法が大きくなる)と共に、外観が
悪化する不具合があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、スライド機構とチルト機構を備えた
小形で外観の良い遊技場用椅子を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技場用椅子
は、脚部と、この脚部の先端部に設けられたベース部材
と、このベース部材に遊技機に対して前後方向へスライ
ド可能に設けられたスライド部材と、前記ベース部材と
前記スライド部材との間に介在され該スライド部材を前
方へ付勢する付勢部材と、前記スライド部材に前端部を
中心に回動可能に設けられた座部と、前記スライド部材
と前記座部の後端部との間に介在された弾性部材とを備
えたところに特徴を有する。
【0006】上記手段によれば、座部に後方への押圧力
が作用すると、スライド部材がベース部材に対してスラ
イドする。すると、スライド部材と共に座部が後方へス
ライドし、座部の前後位置が変化する。また、座部に下
方への押圧力が作用すると、弾性部材が変位する。する
と、座部が前端部を中心に回動し、座部の角度が変わ
る。この場合、脚部と座部との間がベース部材およびス
ライド部材を介して一体化されているため、装置が小形
化され、その結果、外観が良好になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1な
いし図4に基づいて説明する。まず、図4において、パ
チンコホールの床面には、パチンコゲーム機(図示せ
ず)の正面に位置して脚部11が設置されている。この
脚部11は、図1に示すように、床面に立設されたポー
ル11aと、ポール11aを囲む飾りパイプ11bと、
飾りパイプ11bの上端部を閉塞するキャップ11c
と、キャップ11cを貫通して上方向へ突出する突出部
11dとを備えたものであり、突出部11dにはベース
部材12が装着されている。
【0008】このベース部材12は、図2に示すよう
に、左右両側部に固定レール部12a,12aを備えた
ものであり、ポール11aに対して水平方向へ回動する
ようになっている。そして、ポール11a内にはばね部
材(図示せず)が設けられており、このばね部材は、両
固定レール部12aが前後方向へ指向するように、ベー
ス部材12を付勢している。
【0009】スライド部材13の左右両側部には断面コ
字状の可動レール部13a,13aが形成されている。
そして、各可動レール部13aはベース部材12の固定
レール部12aにスライド可能に嵌合されており、スラ
イド部材13はベース部材12と一体的に回動し、しか
も、各可動レール部13aが固定レール部12aにより
案内されることに伴い、ベース部材12に対して前後方
向(パチンコゲーム機に対して前後方向)へスライドす
る。
【0010】尚、スライド部材13の前端部には、図3
に示すように、ストッパ13bが折曲形成されており、
スライド部材13の後方へのスライドは、ストッパ13
bがベース部材12の前板に当接することに伴って規制
される。
【0011】ベース部材12の前板には、図1に示すよ
うに、左右両側部に位置して引張コイルばね14の前端
部が引掛けられている。また、スライド部材13の後端
部には、左右両側部に位置してL字状のばね引掛板15
(1個のみ図示する)がボルト締めされており、各引張
コイルばね14の後端部はばね引掛板15に引掛けられ
ている。従って、スライド部材13は、両引張コイルば
ね14のばね力により前方へ付勢され、各ばね引掛板1
5がベース部材12の固定レール部12aに当接するこ
とに伴い、前方へ突出した状態に保持されている。
【0012】スライド部材13の前端部には板ばね16
がボルト締めされている。また、ベース部材12には係
合孔12bが形成されており、図3に示すように、スラ
イド部材13を後方へスライドさせると、板ばね16が
係合孔12b内に係合され、スライド部材13が後方へ
引込んだ状態に保持されるようになっている。
【0013】スライド部材13の上面には、図1に示す
ように、支持部材17がボルト締めされている。この支
持部材17の前端部には、図2に示すように、左右両側
部に位置して軸受部17a,17aが折曲形成されてお
り、これら各軸受部17aの孔(図示せず)には筒部材
18が圧入されている。
【0014】支持部材17の後端部には、左右両側部に
位置してL字状のばね受け部17c,17cが折曲形成
されており、各ばね受け部17cにはボルト19aが螺
合され、このボルト19aにはばね受皿19が設けられ
ている。そして、各ばね受皿19は、ばね26によりば
ね受け部17cに押付けられている。尚、各ボルト19
aは、ばね受皿19の高さ位置を調整してばね26のば
ね圧を調整するばね圧調整機構を構成するものである。
【0015】座部20の背部には、図4に示すように、
背もたれ部21が設けられている。また、座部20の下
部には、図1に示すように、座板20aが設けられ、こ
の座板20aの下面には、図2に示すように、2本の角
パイプ21aを介して取付板22がボルト締めされてい
る。各角パイプ21aは、図1に示すように、後方へ延
びた後に上方へ湾曲し、背もたれ部21の骨格を形成し
ている。
【0016】取付板22の下面には、図2に示すよう
に、左右両側部に位置して断面コ字状のブラケット2
3,23がボルト締めされている。そして、各ブラケッ
ト23および軸受部17aはシャフト24を介して連結
されており、座部20および背もたれ部21は、両シャ
フト24を中心に上下方向へ回動すると共に、スライド
部材13と一体的に前後方向へスライドし、スライド部
材13と一体的に水平方向へ回動する。
【0017】尚、各シャフ24は、軸受部17aに圧入
された筒部材19内に挿入されたものであり、各シャフ
ト24には、図1に示すように、Eリング24aが装着
され、各Eリング24aは、シャフト24をブラケット
23および軸受部17aから抜止めしている。
【0018】取付板22の後端部には、図2に示すよう
に、左右両側部に位置してばね受皿25,25が固定さ
れており、これら各ばね受皿25と支持部材17側のば
ね受皿19との間には弾性部材に相当する圧縮コイルば
ね26が介在されている。従って、座部20に下方への
押圧力が作用すると、図3に示すように、両圧縮コイル
ばね26が収縮し、座部20の後端部および背もたれ部
21が下降傾斜する。尚、符号25aは、ばね受け皿2
5を取付板22に固定するボルトを示す。
【0019】支持部材17の前端部には、図1に示すよ
うに、ストッパー17dが折曲形成されており、座部2
0は、座板20aの下面がストッパー17dで支持され
ることに伴い水平状態にされている。また、各ブラケッ
ト23の後端部にはストッパー23aが形成されてお
り、座部20の後傾斜は、図3に示すように、各ストッ
パー23aが支持部材17の座面17eで支持されるこ
とに伴って規制されることになる。
【0020】スライド部材13には、図1に示すよう
に、カバー27が装着されている。そして、脚部11の
突出部11d,ベース部材12,スライド部材13,引
張コイルばね14,支持部材17,取付板22,ブラケ
ット23等はカバー27により覆われ、図4に示すよう
に、外部から見えないようになっている。尚、カバー2
7に形成された孔27a(図1参照)は、カバー27が
スライド部材13と一体的に前後方向へスライドするに
あたって脚部11を逃げるためものである。
【0021】スライド部材13には、図4に示すよう
に、ハンガー28が設けられており、このハンガー28
は、座部20の下側に略隠れる収納位置(二点鎖線で示
す)と座部20から突出する使用位置(実線で示す)と
の間でスライド可能にされている。また、スライド部材
13には肘掛け部29が設けられており、この肘掛け部
29は後方へ起立する収納位置(二点鎖線で示す)と前
方へ倒れる使用位置(実線で示す)との間で回動可能に
されている。
【0022】座部20には電気ヒータ(図示せず)が設
けられており、遊技者が肘掛け部29のヒータスイッチ
(図示せず)を操作すると、電気ヒータに電源が供給さ
れて座部20が暖められるようになっている。また、背
もたれ部21にはバイブレータモータ(図示せず)が設
けられており、肘掛け部29のパネル29aに設けられ
たバイブレータスイッチ(図示せず)を操作すると、バ
イプレータモータに電源が供給されて背もたれ部21が
振動するようになっている。
【0023】上記実施例によれば、遊技者が座部20に
腰掛けると、座部20に下方への押圧力が作用し、図3
に示すように、両圧縮コイルばね26が収縮する。する
と、座部20が前端部のシャフト24を中心に回動し、
座部20および背もたれ部21が後傾斜する。この状態
で遊技者が後方へ体重移動すると、座部20に後方への
押圧力が作用し、両引張コイルばね14のばね力に抗し
てスライド部材13がスライドする。すると、スライド
部材13と一体的に座部20が後方へスライドし、座部
20の前後位置が変化する。従って、遊技者の姿勢に合
わせて座部20が変位するので、長時間遊技しても疲労
を感じない快適な座り心地が得られる。しかも、脚部1
1と座部20との間をベース部材12およびスライド部
材13により一体化したので、装置が小形化され、その
結果、外観が良好になる。
【0024】また、座部20が後方へスライドすると、
図3に示すように、座部20側の板ばね16がベース部
材12の孔12b内に入り込み、両引張コイルばね14
のばね力に抗して座部20が後方へスライドした退避位
置に保持される。従って、座部20とパチンコゲーム機
との間に隙間を形成することができるので、座部20に
邪魔されることなくパチンコホールの清掃作業を容易に
行うことができる。
【0025】尚、退避位置にある座部20を図1に示す
通常位置へ復帰させるには、座部20を前方へ押圧す
る。すると、板ばね16が撓んで孔12bから外れ、座
部20を保持する力がなくなるので、両引張コイルばね
14のばね力により座部20が前方へ突出し、スライド
部材13の各ばね引掛板15がベース部材12の固定レ
ール部12aに当接することに伴い通常位置に保持され
る。
【0026】また、ハンガー28を使用位置に引出して
手荷物等を引掛けることができるので、手荷物の置場に
困ることがなくなる。これと共に、ハンガー28に手荷
物等を引掛けない場合にはハンガー28を収納位置にし
まっておくことができるので、ハンガー28が邪魔にな
ることを防止できる。
【0027】また、肘掛け部29を使用位置に倒して肘
を載せることができるので、楽な姿勢でパチンコゲーム
を行うことができる。これと共に、肘掛け部29に肘を
載せない場合には肘掛け部29を収納位置に起こしてお
くことができるので、肘掛け部29が邪魔になることを
防止できる。
【0028】尚、上記実施例においては、座部20を退
避位置に保持する板ばね16,手荷物等を引掛けるハン
ガー28,肘を載せる肘掛け部29,電気ヒータ,振動
発生用モータを設けたが、これに限定されるものではな
く、これら各部材は必要に応じて設ければ良い。
【0029】また、上記実施例においては、弾性部材と
して圧縮コイルばね26を用いたが、これに限定される
ものではなく、例えばゴム部材等、要は遊技者が座部2
0に腰掛けることに伴って適度に撓む程度の弾性を有す
るものであれば良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の遊技場用椅子は、ベース部材とスライド部材とにより
脚部および座部間を一体化したので、装置が小形化さ
れ、その結果、外観が良好になる。これと共に、スライ
ド部材をベース部材に対してスライドさせることに伴い
座部の前後位置を変化させ、弾性部材を変位させること
に伴い座部の角度を変えることができるので、長時間遊
技しても疲労を感じない快適な座り心地が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図
【図2】縦断正面図
【図3】座部が回動およびスライドした状態を示す図1
相当図
【図4】全体構成を示す斜視図
【図5】従来例を示す図4相当図
【符号の説明】
11は脚部、12はベース部材、13はスライド部材、
14は引張コイルばね(付勢部材)、20は座部、26
は圧縮コイルばね(弾性部材)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部と、 この脚部の先端部に設けられたベース部材と、 このベース部材に遊技機に対して前後方向へスライド可
    能に設けられたスライド部材と、 前記ベース部材と前記スライド部材との間に介在され、
    該スライド部材を前方へ付勢する付勢部材と、 前記スライド部材に前端部を中心に回動可能に設けられ
    た座部と、 前記スライド部材と前記座部の後端部との間に介在され
    た弾性部材とを備えたことを特徴とする遊技場用椅子。
JP23705495A 1995-09-14 1995-09-14 遊技場用椅子 Pending JPH0975171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23705495A JPH0975171A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 遊技場用椅子

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JP23705495A JPH0975171A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 遊技場用椅子

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JPH0975171A true JPH0975171A (ja) 1997-03-25

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ID=17009738

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23705495A Pending JPH0975171A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 遊技場用椅子

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JP (1) JPH0975171A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334028A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Steelcase Development Corp 椅子
JP2011255050A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Dream Ware Inc パチンコ遊戯者用椅子

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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