JPH0973258A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0973258A
JPH0973258A JP7227608A JP22760895A JPH0973258A JP H0973258 A JPH0973258 A JP H0973258A JP 7227608 A JP7227608 A JP 7227608A JP 22760895 A JP22760895 A JP 22760895A JP H0973258 A JPH0973258 A JP H0973258A
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JP
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speed
image forming
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JP7227608A
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Inventor
Kenichi Tsuda
健一 津田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成プロセスの機能を損ねたり、騒音を
生じる事無く画像形成速度を高速化し、装置の機能向上
を図る。 【解決手段】 搬送装置37を第1及び第2の搬送速度
にて駆動可能とし、画像形成プロセス実施時には搬送装
置37を画像形成時の第1の搬送速度にて駆動し、1枚
コピー或いは連続コピーの最終用紙後端が感光体ドラム
20を通過したら搬送装置37を高速の第2の搬送速度
にて駆動し、用紙Pを高速定着すると共に高速排紙し、
画質を損なう事無く、画像形成時間の短縮を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置等に
おいて、画像形成速度の高速化を図る事が出来る画像形
成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置等画像形成装置にあって
は、コピー速度の高速化による機能向上を図るため、従
来は、画像形成プロセスを含め、給紙から排紙に至る画
像形成工程全体を高速化し、或いは、連続コピー時にあ
っては連続して供給される用紙間の間隔を狭める等して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら画像形成
工程を全般的に高速化すると、ピックアップローラ等に
より給紙音を生じる給紙側にあっては、その高速化によ
り給紙音が一層増大され、騒音を発するという問題を生
じていた。
【0004】又、現像装置、転写装置、剥離装置等の画
像形成プロセスを実施する装置にあっては、機能上プロ
セススピードに限界があり、容易に高速化を実施出来な
いという問題も有していた。
【0005】そこで本発明は、上記問題を除去するもの
で、画像形成プロセスの各機能を損なう事無く良質の画
像を得られ、しかも騒音を生じること無く、画像形成速
度の高速化を実現する事が出来る高機能の画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための第1の手段として、用紙に現像画像を形成す
る画像形成手段と、この画像形成手段に前記用紙を供給
する用紙供給手段と、この用紙供給手段により供給され
る前記用紙を前記画像形成手段の像担持体を経て排紙部
に搬送する搬送手段と、前記画像形成手段による画像形
成時の第1の搬送速度及びこの第1の搬送速度より速い
第2の搬送速度にて前記搬送手段を駆動する駆動手段
と、後続する用紙が無い場合であって、前記用紙後端の
前記像担持体通過後、前記駆動手段を前記第1の搬送速
度から前記第2の搬送速度に切り替える搬送制御手段と
を設けるものである。
【0007】又本発明は、上記課題を解決するための第
2の手段として、用紙に現像画像を形成する画像形成手
段と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給
手段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を
前記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬
送手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の
搬送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速
度にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手
段の搬送路中に設けられ、加熱手段を有し前記用紙に形
成される前記現像画像を加熱定着する定着手段と、後続
する用紙が無い場合であって、前記用紙後端の前記像担
持体通過後、前記加熱手段をその稼動状態にかかわらず
稼動させる温度制御手段と、後続する用紙が無い場合で
あって、前記用紙後端の前記像担持体通過後、前記駆動
手段を前記第1の搬送速度から前記第2の搬送速度に切
り替える搬送制御手段とを設けるものである。
【0008】又本発明は、上記課題を解決するための第
3の手段として、用紙に現像画像を形成する画像形成手
段と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給
手段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を
前記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬
送手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の
搬送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速
度にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手
段の搬送路中に設けられ、加熱手段を有し前記用紙に形
成される前記現像画像を加熱定着する定着手段と、1枚
画像形成時、前記用紙後端の前記像担持体通過後、前記
加熱手段を稼動する温度制御手段と、1枚画像形成時、
前記用紙後端の前記像担持体通過後、前記駆動手段を前
記第1の搬送速度から前記第2の搬送速度に切り替える
搬送制御手段とを設けるものである。
【0009】又本発明は、上記課題を解決するための第
4の手段として、用紙に現像画像を形成する画像形成手
段と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給
手段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を
前記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬
送手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の
搬送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速
度にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手
段の搬送路中に設けられ、加熱手段を有し前記用紙に形
成される前記現像画像を加熱定着する定着手段と、連続
画像形成時、最終用紙後端の前記像担持体通過後、前記
加熱手段をその稼動状態にかかわらず稼動させる温度制
御手段と、連続画像形成時、最終用紙後端の前記像担持
体通過後、前記駆動手段を前記第1の搬送速度から前記
第2の搬送速度に切り替える搬送制御手段とを設けるも
のである。
【0010】又本発明は、上記課題を解決するための第
5の手段として、用紙に現像画像を形成する画像形成手
段と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給
手段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を
前記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬
送手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の
搬送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速
度にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手
段の搬送路中に設けられ、加熱手段を有し前記用紙に形
成される前記現像画像を加熱定着する定着手段と、後続
する用紙が無い場合であって、前記用紙後端の前記像担
持体通過後であって、前記加熱手段が稼動中であれば、
前記駆動手段を前記第1の搬送速度から前記第2の搬送
速度に切り替える搬送制御手段とを設けるものである。
【0011】そして本発明は上記手段により、最終用紙
後端の像担持体通過後、搬送装置の搬送速度を画像形成
速度より速い第2の搬送速度に切り替える事により、現
像、転写、剥離等の画像形成プロセスを損なう事無く、
更に給紙音の増大を招く事無く、画像形成装置を高速化
するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図3に示す
実施の形態を参照して説明する。図1は画像形成装置の
概略説明図であり、装置本体1内には、帯電、露光、現
像、転写、剥離、清掃、除電、等の各プロセスを行う画
像形成手段2が内蔵され、装置本体1の上面には原稿D
を支持する原稿台3が設けられている。又4は、原稿台
3を被覆する原稿台カバーである。
【0013】又、上記装置本体1の下方部には、画像形
成手段2に供給される用紙を収納するフロントローディ
ングタイプの給紙カセット装置10が着脱自在に装着さ
れ装置本体1の右には、手差しにより用紙Pを供給する
給紙トレイ11が設けられている。尚30a、30b
は、給紙カセット装置10あるいは給紙トレイ11より
用紙Pを取出し画像形成手段2方向に供給する供給手段
である第1及び第2のピックアプローラである。
【0014】画像形成手段2は次の様な構成となってい
る。すなわち、装置本体1内のほぼ中央には像担持体で
ある感光体ドラム20が配置され、この感光体ドラム2
0の周囲には、その回転方向に沿って従来より周知の、
帯電チャ−ジャ21、露光装置22の露光部22a,現
像装置23、転写チャ−ジャ25、剥離チャ−ジャ2
6、清掃装置27、除電装置28が順次配置されてい
る。
【0015】又、上記装置本体1内には、給紙カセット
装置10あるいは給紙トレイ11から第1及び第2のピ
ックアップローラ30a、30bにより取り出された用
紙Pを、感光体ドラム20に対向される転写チャージャ
25を経て、装置本体1の左側に設けられる排紙トレイ
12に搬送する搬送装置37が設けられている。
【0016】この搬送装置37の感光体ドラム20より
上流側には、用紙Pの2枚取りを防止する第1及び第2
の分離搬送ローラ31a、31b、ガイドローラ35及
び用紙Pの先端を揃え、感光体ドラム20上に形成され
る現像剤像との同期を取りつつ用紙を搬送するレジスト
ローラ32が配置され、下流側には、搬送ベルト36、
定着手段である一対の定着ローラ33、この定着ローラ
33から排出部である排紙トレイ12に用紙Pを排出す
る排出手段である排紙ローラ34が配置されている。
【0017】そして搬送装置37及び感光体ドラム20
は、搬送制御手段であり、後述する制御装置40のメイ
ンモータドライバ50により駆動速度を切り替え制御さ
れる駆動手段であるメインモータ51により駆動されて
いる。ここでメインモータ51は、画像形成プロセス中
の搬送速度である第1の搬送速度及び、この第1の搬送
速度より速く、1枚コピー或いは連続コピーの最終用紙
P後端の感光体ドラム20通過後の搬送速度である第2
の搬送速度の2速に切り替え可能とされている。 又、
定着ローラ33は、ヒータ33aを内蔵し、メインモー
タ51により回転される加熱ローラ33b及び、加圧ス
プリング(図示せず)により加熱ローラ33bに押圧さ
れ従動回転される加圧ローラ33cとから成っている。
【0018】そしてヒータ33aは、加熱ローラ33b
表面の温度を検知するサーミスタ44の検知結果に応じ
て、加熱ローラ33b表面温度を195℃〜205℃に
保持するよう、温度制御手段である制御装置40のヒー
タレギュレータ48によりオン/オフ制御されている。
【0019】次に、図2は装置本体1の制御系を示すブ
ロック図であり、装置本体1の制御を行う制御装置40
の入力側には、入力インタフェ−ス回路41を介し操作
パネル(図示せず)上のコピ−キ−等の操作キ−42、
レジストローラ32の上流に設けられるレジストスイッ
チ38を含む各種用紙検知スイッチ43、加熱ローラ3
3b表面温度を検知するサ−ミスタ44その他画像形成
操作に必要なスイッチ/センサ類46が接続されてい
る。
【0020】又、制御装置40の出力側には出力インタ
フェ−ス回路47を介しヒータ33aのオン/オフを制
御するヒ−タレギュレ−タ48、第1及び第2のピック
アップローラ30a、30bのフィードモータ52を駆
動するフィードモータドライバ53、メインモータ51
を駆動するメインモータドライバ50、ソレノイド(図
示せず)等の伝達手段その他露光ランプ22bや転写チ
ャージャ25等のオン/オフを制御するその他ドライバ
54、操作パネル(図示せず)上のメッセ−ジパネルの
表示装置56等が接続されている。
【0021】ここで制御装置40は、通常は、サーミス
タ44からの温度検知に応じて、加熱ローラ33b表面
温度を195℃〜205℃に保持するようヒータレギュ
レータ48を制御する一方、1枚コピー或いは連続コピ
ーの最終用紙P後端が、転写チャージャ25を通過した
旨を検知すると、サーミスタ44からの温度検知結果に
かかわらず、ヒータ33aをオンする様ヒータレギュレ
ータ48を制御する。
【0022】これと同時に制御装置40は、搬送装置3
7のメインモータ51による搬送速度及び感光体ドラム
20の駆動速度を、第1の搬送速度から第2の搬送速度
に切り替える様、メインモータドライバ50を制御す
る。
【0023】尚、1枚コピー或いは連続コピーの最終用
紙P後端が転写チャージャ25を通過した旨のタイミン
グは、レジストローラスイッチ38にて用紙P後端の通
過を検知し、この後用紙P後端が転写チャージャ25に
達するまでに要する、予め設定された時間の経過により
検知される。
【0024】次に作用について図3に示すフローチャー
トを参照して説明する。コピー開始時、定着ローラ33
が定着可能温度に達しレディ状態であれば、原稿台3に
原稿Dをセットし、さらにステップ100にてコピ−枚
数、用紙サイズ等のコピ−条件を図示しない操作パネル
上の操作キ−42等により設定しステップ101に進
む。ステップ101ではコピ−キ−(図示せず)をオン
し、ステップ102にてコピ−操作を開始する。このコ
ピ−操作の開始により、感光体ドラム20はメインモー
タ51により画像形成プロセスを実施する第1の搬送速
度で回転され、その回転に従い画像形成手段2により順
次帯電、露光、現像の各プロセス工程を実施され、現像
剤像を形成される。
【0025】一方、給紙カセット装置10あるいは給紙
トレイ11にあっては、フィードモータ52にて駆動さ
れるいずれかのピックアップローラ30a、30bによ
り取り出された用紙Pが、分離搬送手段31a、31b
により一枚ずつ分離されて第1の搬送速度でレジストロ
−ラ32へと送られ、画像形成手段2による感光体ドラ
ム20上の現像剤像に同期して感光体ドラム20の転写
チャ−ジャ25位置へと送られ、感光体ドラム20上の
現像剤像を転写される。
【0026】そして現像剤像を転写された用紙Pは剥離
チャ−ジャ26により、感光体ドラム20から剥離さ
れ、搬送ベルト36により搬送され、定着ローラにて画
像を加熱加圧定着され排紙トレイ12方向に排出され
る。
【0027】一方転写終了後、感光体ドラム20はその
回転に従い、清掃装置27により残留トナーを除去さ
れ、除電装置28にて除電されて次のコピー可能とされ
る。そして所定枚数のコピーを得るまで上述のコピ−操
作を繰返し、必要枚数のコピ−を得る事となる。
【0028】この間、定着ローラ33にあっては、サー
ミスタ44からの検知結果を受けたヒータレギュレータ
48によるヒータ33aのオン/オフ制御により、加熱
ローラ33bの表面温度が195〜205℃を保持する
様温度制御されている。又搬送装置37にあっては、メ
インモータ51により第1の搬送速度が保持されてい
る。
【0029】次いで、コピー操作が1枚コピーである場
合或いは、連続コピーの最終用紙であり、ステップ10
3にて所定枚数のコピー操作の終了を検知したら、ステ
ップ104に進む。ステップ104では、最終用紙P後
端が、レジストローラスイッチ38を通過した後、予め
定められた時間を経過して、最終用紙P後端が転写チャ
ージャ25位置を通過した旨を検知しステップ106に
進む。
【0030】ステップ106では、制御装置40によ
り、メインモータドライバ50及びヒータレギュレータ
48を制御しメインモータ51を第1の用紙搬送速度か
ら第2の用紙搬送速度に切り替え、搬送装置37及び感
光体ドラム20を、第2の用紙搬送速度にて駆動すると
共に、サーミスタ44の検知結果にかかわらず、ヒータ
33aをオンしステップ107に進む。ステップ107
では、転写チャージャ25通過後の用紙Pの高速定着及
び高速排出が成される。
【0031】この後ステップ108にて、制御装置40
によりメインモータ51を第2の用紙搬送速度から第1
の用紙搬送速度に切り替え、ヒータ33aをヒータレギ
ュレータ48による通常制御に切り替え、コピー操作を
終了しレディ状態に戻る。
【0032】
【実施例】次に上記実施の形態に基ずき、東芝製複写機
ED−2050による実施例についてのべる。但しED
−2050の画像形成プロセス時の第1の搬送速度は1
25mm/secであり、これに対し、高速定着及び高
速排出時の第2の搬送速度は187、5mm/secと
される。又ED−2050の、レジストローラスイッチ
38から転写チャージャ25迄の距離は101.203
8mm、転写チャージャ25から排紙ローラ34迄の距
離は341.5mmとされている。
【0033】従って、図3のフローチャートにもとずき
実際にコピー操作を行うと、ステップ104にあって
は、最終用紙P後端は、レジストローラスイッチ38を
通過後、0.87秒後に転写チャージャ25通過を検知
される。そしてこの用紙P後端の転写チャージャ25通
過検知により、ステップ106にてサーミスタ44の検
知結果にかかわらずヒータ33aをオンすると共に、メ
インモータ51を第2の搬送速度187、5mm/se
cに切り替えると、搬送装置37による最終用紙Pの後
端が転写チャージャ25から排紙ローラ34に達する迄
の排紙時間は、1.82secと成る。
【0034】尚メインモータ51を第1の搬送速度12
5mm/secのまま駆動したとすると、転写チャージ
ャ25から排紙ローラ34迄の用紙Pの後端の搬送時間
は、2.73secであるから、最終用紙を高速排紙し
た場合は0.91sec排紙時間が短縮される事とな
る。
【0035】又高速排紙により得られたコピー画像は定
着不良を生じる事もなく、良好な画質を得られた。
【0036】この様に構成すれば、1枚コピー時或いは
連続コピー時の最終用紙を、感光体ドラム20上での画
像形成プロセス終了後に、メインモータ51を第2の搬
送速度での駆動に切り替え、用紙を高速排紙する事によ
り、現像、転写等の画像形成プロセスに影響を及ぼす事
無く、コピー操作時間を容易に短縮することが出来る。
しかも搬送速度の切り替えと共に、定着ローラ33のヒ
ータ33aがオンされることから、高速定着にかかわら
ず加熱ローラ33bは、温度低下を生じる事がなく、十
分な加熱温度を保持でき、良好な定着を得ることが出来
る。
【0037】更に、搬送速度切り替え時、用紙搬送装置
37中には後続の用紙が無く、メインモータ51に掛か
る負荷が軽減されており、高速駆動への切り替えを容易
に行うる事が可能となる。又、ピックアップローラ30
a、30bは高速駆動されない事から、騒音の増大も防
止出来る。
【0038】尚本発明は、上記実施の形態に限られるも
ので無く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であ
って、例えば第1及び第2の搬送速度は任意である。
【0039】又、1枚コピー或いは連続コピーの最終用
紙の排紙時の操作モードも任意であり、実施の形態に示
したように、高速駆動への切り替えと共にヒータ制御を
行うのでは無く、ヒータはヒータレギュレータにて通常
のオン/オフ制御が行われるのみとし、ヒータレギュレ
ータによりヒータがオン中であり、高速定着が可能であ
る時のみ、メインモータを高速駆動に切り替えコピー操
作の短縮を図る一方、ヒータレギュレータによりヒータ
がオフ状態の場合は高速定着不可能と判断し、コピー操
作の短縮を図る事無く、通常の速度での排紙を行う様に
しても良い。
【0040】尚この様な操作モードにおいて、定着ロー
ラが高速定着可能か否かを、ヒータのオン/オフにて判
断するのではなく、加熱ローラの表面温度を測定するサ
ーミスタの電圧から直接判断する等しても良い。即ちこ
の場合は、例えばサーミスタの抵抗値が3.2kΩであ
れば加熱ローラの表面温度が200℃である旨を認識
し、サーミスタ抵抗値が3.2kΩ以上であれば高速定
着可能であると判断し高速排紙を行う一方、サーミスタ
の抵抗値が3.2kΩ未満であれば高速定着不可能と判
断して、通常速度での排紙を行う様にしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
枚コピー或いは連続コピーの最終用紙の搬送速度を、画
像形成プロセスを終了した像担持体通過後に、高速搬送
に切り替え、高速定着及高速排紙する事により、画像
形成プロセスひいては画質に悪影響を及ぼす事無く、画
像形成速度の高速化を図る事が出来る。
【0042】又この間、定着手段の加熱手段をオンする
事により、高速定着にかかわらず定着手段は十分な熱量
を得られ、定着性が損なわれる事もなく、良好な定着を
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の装置本体を示す構成図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の制御系を示すブロック図
である。
【図3】本発明の実施の形態の高速排紙操作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…装置本体 20…感光体ドラム 25…転写チャージャ 38…レジストローラスイッチ 33…定着ロ−ラ 33a…ヒータ 33b…加熱ローラ 37…第1の用紙搬送装置 38…第2の用紙搬送装置 40…制御装置 48…ヒータレギュレータ 50…メインモータドライバ 51…メインモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に現像画像を形成する画像形成手段
    と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給手
    段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を前
    記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬送
    手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の搬
    送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速度
    にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、後続する用紙
    が無い場合であって、前記用紙後端の前記像担持体通過
    後、前記駆動手段を前記第1の搬送速度から前記第2の
    搬送速度に切り替える搬送制御手段とを具備する事を特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 用紙に現像画像を形成する画像形成手段
    と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給手
    段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を前
    記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬送
    手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の搬
    送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速度
    にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手段
    の搬送路中に設けられ、加熱手段を有し前記用紙に形成
    される前記現像画像を加熱定着する定着手段と、後続す
    る用紙が無い場合であって、前記用紙後端の前記像担持
    体通過後、前記加熱手段をその稼動状態にかかわらず稼
    動させる温度制御手段と、後続する用紙が無い場合であ
    って、前記用紙後端の前記像担持体通過後、前記駆動手
    段を前記第1の搬送速度から前記第2の搬送速度に切り
    替える搬送制御手段とを具備する事を特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 用紙に現像画像を形成する画像形成手段
    と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給手
    段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を前
    記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬送
    手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の搬
    送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速度
    にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手段
    の搬送路中に設けられ、加熱手段を有し前記用紙に形成
    される前記現像画像を加熱定着する定着手段と、1枚画
    像形成時、前記用紙後端の前記像担持体通過後、前記加
    熱手段を稼動する温度制御手段と、1枚画像形成時、前
    記用紙後端の前記像担持体通過後、前記駆動手段を前記
    第1の搬送速度から前記第2の搬送速度に切り替える搬
    送制御手段とを具備する事を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 用紙に現像画像を形成する画像形成手段
    と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給手
    段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を前
    記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬送
    手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の搬
    送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速度
    にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手段
    の搬送路中に設けられ、加熱手段を有し前記用紙に形成
    される前記現像画像を加熱定着する定着手段と、連続画
    像形成時、最終用紙後端の前記像担持体通過後、前記加
    熱手段をその稼動状態にかかわらず稼動させる温度制御
    手段と、連続画像形成時、最終用紙後端の前記像担持体
    通過後、前記駆動手段を前記第1の搬送速度から前記第
    2の搬送速度に切り替える搬送制御手段とを具備する事
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 用紙に現像画像を形成する画像形成手段
    と、この画像形成手段に前記用紙を供給する用紙供給手
    段と、この用紙供給手段により供給される前記用紙を前
    記画像形成手段の像担持体を経て排紙部に搬送する搬送
    手段と、前記画像形成手段による画像形成時の第1の搬
    送速度及びこの第1の搬送速度より速い第2の搬送速度
    にて前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手段
    の搬送路中に設けられ、加熱手段を有し前記用紙に形成
    される前記現像画像を加熱定着する定着手段と、後続す
    る用紙が無い場合であって、前記用紙後端の前記像担持
    体通過後であって、前記加熱手段が稼動中であれば、前
    記駆動手段を前記第1の搬送速度から前記第2の搬送速
    度に切り替える搬送制御手段とを具備する事を特徴とす
    る画像形成装置。
JP7227608A 1995-09-05 1995-09-05 画像形成装置 Withdrawn JPH0973258A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7493062B2 (en) 2005-03-17 2009-02-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having switchback conveying path

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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