JPH0970142A - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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Publication number
JPH0970142A
JPH0970142A JP7242383A JP24238395A JPH0970142A JP H0970142 A JPH0970142 A JP H0970142A JP 7242383 A JP7242383 A JP 7242383A JP 24238395 A JP24238395 A JP 24238395A JP H0970142 A JPH0970142 A JP H0970142A
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JP
Japan
Prior art keywords
varistor
filter circuit
noise
circuit
common mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP7242383A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Yamanaka
弘通 山中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0970142A publication Critical patent/JPH0970142A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/40Arrangements for reducing harmonics

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子雑音を増大させることなく外部から侵入
するサージノイズに起因するキックバック電圧を吸収で
きるフィルタ回路を提供する。 【解決手段】 コモンモードコイル1の前後に並列に接
続されたライン15上に、バリスタ8およびビーズイン
ダクタ9a,9bが直列に配置・接続される。その際ビ
ーズインダクタ9a,9bは、バリスタ8の両側に配置
される。これにより、外部から侵入したノイズによりコ
モンモードコイル1に発生するキックバック電圧がバリ
スタ8によってクランプされる。一方、DC−DC(コ
ンバータ6から発生する高周波ノイズは、ビーズインダ
クタ9a,9b、コモンコードコイル1およびコンデン
サ3a,3bにて吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器等の電源
回路に用いられるフィルタ回路に関し、特に、商用電源
から侵入するサージノイズを吸収するフィルタ回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のフィルタ回路および該回路
が適用された電源回路の一例を示す図である。
【0003】同図中、1はコモンモードコイルである。
商用電源11に接続されるライン13及びライン14の
間には、コンデンサ2が設けられている。また、ライン
13及びライン14とアースとの間にはそれぞれコンデ
ンサ3a及びコンデンサ3bが設けられている。
【0004】コモンコードコイル1によりラインの高周
波インピーダンスを上昇させ、コンデンサ3a,3bに
より各ライン13,14とアースとの間の高周波インピ
ーダンスを低下させることにより、これらがラインフィ
ルタとして機能し、ノイズを吸収する。
【0005】整流ダイオード4a,4b,4c,4dは
周知の全波整流回路を構成するように配置され、商用電
源11から供給される電流を整流する。
【0006】整流ダイオード4a,4b,4c,4dか
らなる全波整流回路の出力側に設けられたコンデンサ5
は、整流ダイオード4a,4b,4c,4dによって整
流された電流の出力を平滑化する。この平滑化された出
力からDC−DCコンバータ6が任意の直流電圧を生成
する。
【0007】なお、商用電源11には、プロテクトアー
ス12が設けられている。
【0008】ところで、各国の電波障害規制に関する基
準によれば、電気機器から発生する放射電界、および端
子雑音等の高周波ノイズに関する規制がなされており、
製品の販売上、この規制基準を満足する必要がある。
【0009】上記規制基準を満足するために、従来は、
図3で説明したようなフィルタ回路を用いてノイズの低
減を図っている。すなわち、DC−DCコンバータ6か
ら発するスイッチングノイズが端子雑音としてラインに
発生しないように、例えばコモンモードコイル1により
ラインの高周波インピーダンスを上げると共に、コンデ
ンサ3a,3bによってアース間の高周波インピーダン
スを下げることにより、ノイズを吸収するようにしてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフィルタ回路では、商用電源に接続された他の機器
のスイッチ開閉や落雷等によって発生する高周波のサー
ジノイズが、商用電源のラインから侵入すると、コモン
モードコイル1の前後にいわゆるキックバック電圧が発
生し、各ライン間のインピーダンス差に起因して、各ラ
インに侵入したノイズに位相差が生じ、その結果、DC
−DCコンバータ6に過電圧が印加され、回路が誤作動
または破壊するおそれがあるという欠点があった。
【0011】この欠点を解消するために、スパークギャ
ップを用いる手法が考えられる。
【0012】図4は、図3の回路においてコモンモード
コイル1と並列してスパークギャップ7を接続した電源
回路の一例を示す図である。
【0013】このスパークギャップ7が挿入されたこと
により、コモンモードコイル1の前後に発生するキック
バック電圧を低電圧で放電させることができるが、スパ
ークギャップ7は、構成部品のばらつきや作動環境によ
ってその放電電圧が影響を受けるため、侵入ノイズを規
定するのは困難であり、上記欠点を解消するには不十分
であった。
【0014】上記欠点を解消するための他の方法とし
て、バリスタを用いる手法が考えられる。
【0015】図5は、図3の回路においてコモンモード
コイル1と並列してバリスタ8を接続した電源回路の一
例を示す図である。
【0016】このバリスタ8が挿入されたことにより、
コモンモードコイル1の前後に発生するキックバック電
圧をバリスタ電圧でクランプできる。
【0017】ところが、この手法では、バリスタ8を並
列接続したことにより、ラインの高周波インピーダンス
をコモンモードコイル1により上げた効果が損われ、バ
リスタ8が有する容量成分によって、DC−DCコンバ
ータ6から発生するスイッチングノイズの高周波成分が
バリスタ8を通過し、端子雑音を増大させてしまうとい
う問題があった。
【0018】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、端子雑音を増大
させることなく外部から侵入するサージノイズに起因す
るキックバック電圧を吸収できるフィルタ回路を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、商用電源への高周波ノイズの漏れを防止す
ると共に前記商用電源から侵入するサージノイズを吸収
するためのフィルタ回路において、前記商用電源に接続
されるラインの途中に設けられ、印加電圧の高周波成分
が高くなるほどインピーダンスが増加する第1インダク
タ手段と、印加電圧の高周波成分が高くなるほどインピ
ーダンスが増加する第2インダクタ手段及びバリスタを
直列に接続した回路ブロックとを備え、該回路ブロック
を前記第1インダクタ手段と並列に接続したことを特徴
とする請求項1記載のフィルタ回路を提供する。
【0020】さらに本発明は、上記請求項1の、前記第
2インダクタ手段及び前記バリスタを一体化したことを
特徴とする請求項2記載のフィルタ回路を提供する。
【0021】さらに本発明は、上記請求項1または2の
構成の内、前記第2インダクタ手段は、ビーズインダク
タであることを特徴とする請求項3記載のフィルタ回路
を提供する。
【0022】ここで、請求項1記載の第1インダクタ手
段とは、例えばコモンモードコイル等をいう。
【0023】また、請求項2記載の一体化とは、例えば
樹脂等により物理的に固定して、単一の素子として扱え
るように構成することを意味する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明の実施の一形態に係るフィ
ルタ回路および該回路が適用された電源回路の一例を示
す図である。
【0026】同図中、図3と同一部分には同一の符号を
付してその説明を省略し、図3と異なる部分のみ説明す
る。本回路では、バリスタ8およびビーズインダクタ9
a,9bを直列に接続した回路ブロックが、ライン15
を介してコモンモードコイル1と並列に接続されてい
る。その際ビーズインダクタ9a,9bは、バリスタ8
の両側に配置される。
【0027】本フィルタ回路によれば、外部から侵入し
たノイズによりコモンモードコイル1に発生するキック
バック電圧がバリスタ8によってクランプされる。さら
に、バリスタ8の両端に設けられたビーズインダクタ9
a,9bにより、ライン15高周波インピーダンスは高
いものとなるので、DC−DC(コンバータ6から発生
する高周波ノイズは、バリスタ8を通過することなく、
コモンコードコイル1およびコンデンサ3a,3bにて
吸収される。
【0028】このように、キックバック電圧のクランプ
と高周波ノイズの吸収とを両立させることができるの
で、端子雑音を増大させることなく外部からのサージノ
イズを吸収することができる。
【0029】なお、本実施の形態では、ビーズインダク
タ9a,9bを、バリスタ8の両端に挿入するようにし
たが、これに限るものでなく、前後どちらか一端のみに
挿入するようにしてもよい。また挿入されるバリスタお
よびビーンダクタの数は、1個または2個に限定される
ものではない。
【0030】また、本実施の形態では、バリスタ8とビ
ーズインダクタ9a,9bとは、別々の素子として回路
内に挿入するようにしたが、これらの素子を一体化して
予め1つの素子として構成し、本フィルタ回路に適用す
るようにしてもよい。
【0031】この一体化された素子について、以下説明
する。
【0032】図2は、バリスタおよびビーズインダクタ
から構成される素子の構成の一例を示す図である。
【0033】同図中、16はバリスタであり、バリスタ
16の両端にはビーズインダクタ17a,17bが直列
に接続される。これら直列に接続された素子がエポキシ
等の樹脂10により、一体化されて封入される。
【0034】なお、一体化するために用いる材料は、樹
脂に限るものではなく、他の材料または他の方法による
ものであってもよい。
【0035】このように、バリスタ16およびビーズイ
ンダクタ17a,17bを一体封入して構成し、これを
本実施の形態におけるバリスタ8およびビーズインダク
タ9a,9bに代えて実装することにより、最小限の部
品点数、実装面積および実装コストにて同様の効果を得
ることができる。
【0036】なお、本実施の形態では、実装が簡単なこ
とからいわゆる鉄芯のないビーズインダクタを採用した
が、インダクタは鉄芯のあるタイプを用いるようにして
もよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るフィルタ回路によれば、バリスタによりサージノ
イズによるキックバック電圧がクランプされ、第2イン
ダクタ手段により高周波ノイズの通過が阻止されるの
で、端子雑音を増大させることなく外部から侵入するサ
ージノイズに起因するキックバック電圧を吸収できる。
【0038】本発明の請求項2に係るフィルタ回路によ
れば、前記第2インダクタ手段及び前記バリスタが一体
化されて接続されるので、部品点数を削減でき、部品の
実装面積、実装費用を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るフィルタ回路およ
び該回路が適用された電源回路の一例を示す図である。
【図2】同実施の形態に係る、バリスタおよびビーズイ
ンダクタから構成される素子の構成の一例を示す図であ
る。
【図3】従来のフィルタ回路および該回路が適用された
電源回路の一例を示す図である。
【図4】スパークギャップを用いた従来のフィルタ回路
および該回路が適応された電源回路の一例を示す図であ
る。
【図5】バリスタを用いた従来のフィルタ回路および該
回路が適応された電源回路の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 コモンモードコイル 2 コンデンサ 3a コンデンサ 3b コンデンサ 6 DC−DCコンバータ 8 バリスタ 9a ビーズインダクタ 9b ビーズインダクタ 10 エポキシ樹脂 11 商用電源 13 ライン 14 ライン 15 ライン 16 バリスタ 17a ビーズインダクタ 17b ビーズインダクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源への高周波ノイズの漏れを防止
    すると共に前記商用電源から侵入するサージノイズを吸
    収するためのフィルタ回路において、 前記商用電源に接続されるラインの途中に設けられ、印
    加電圧の高周波成分が高くなるほどインピーダンスが増
    加する第1インダクタ手段と、 印加電圧の高周波成分が高くなるほどインピーダンスが
    増加する第2インダクタ手段及びバリスタを直列に接続
    した回路ブロックとを備え、 該回路ブロックを前記第1インダクタ手段と並列に接続
    したことを特徴とするフィルタ回路。
  2. 【請求項2】 前記第2インダクタ手段及び前記バリス
    タを一体化したことを特徴とする請求項1記載のフィル
    タ回路。
  3. 【請求項3】 前記第2インダクタ手段は、ビーズイン
    ダクタであることを特徴とする請求項1または2記載の
    フィルタ回路。
JP7242383A 1995-08-29 1995-08-29 フィルタ回路 Pending JPH0970142A (ja)

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JP7242383A JPH0970142A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 フィルタ回路

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ID=17088354

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100419715B1 (ko) * 1997-05-17 2004-04-17 삼성전자주식회사 Pfc에 부합하는 노이즈 필터
JP6186060B1 (ja) * 2016-06-20 2017-08-23 ライト−オン エレクトロニクス (グアンヂョウ) リミテッド サージ保護機能を有する保護回路
US9801316B2 (en) 2011-09-06 2017-10-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device and board usable in the electronic device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100419715B1 (ko) * 1997-05-17 2004-04-17 삼성전자주식회사 Pfc에 부합하는 노이즈 필터
US9801316B2 (en) 2011-09-06 2017-10-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device and board usable in the electronic device
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216