JPH0969965A - 垂直同期信号安定化回路、集積回路及びテレビジヨン信号処理装置 - Google Patents

垂直同期信号安定化回路、集積回路及びテレビジヨン信号処理装置

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JPH0969965A
JPH0969965A JP7246615A JP24661595A JPH0969965A JP H0969965 A JPH0969965 A JP H0969965A JP 7246615 A JP7246615 A JP 7246615A JP 24661595 A JP24661595 A JP 24661595A JP H0969965 A JPH0969965 A JP H0969965A
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JP
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signal
mode
vertical synchronizing
separation
separated
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JP7246615A
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English (en)
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Kunitaka Iwasaki
晋貴 岩▲さき▼
Hiroshi Numata
博 沼田
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Original Assignee
Sony Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/08Separation of synchronising signals from picture signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、垂直同期信号安定化回路、集積回路
及びテレビジヨン信号処理装置において、テレビジヨン
信号の状態に影響されず、周期が安定した垂直同期信号
を少ない素子数と簡易な構成で出力し得るようにする。 【解決手段】テレビジヨン信号より垂直同期信号として
分離された分離信号の有無を示す第1の識別信号と分離
信号の周期が標準周期であるか否かを示す第2の識別信
号とによつて分離信号の複数の状態を判別し、判別結果
に基づいて分離信号処理手段の処理のモードを切り換え
て分離信号を処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図7) 発明が解決しようとする課題(図7) 課題を解決するための手段(図2) 発明の実施の形態(図1〜図6) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は垂直同期信号安定化
回路、集積回路及びテレビジヨン信号処理装置に関し、
例えばテレビジヨン受像装置のテレビジヨン信号より同
期信号を分離する同期回路に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の同期回路は、テレビジヨ
ン信号より分離した垂直同期信号を垂直同期信号安定化
回路によつて安定化させて、ジツタや垂直同期信号の欠
落による画面の上下方向のずれの発生を抑える。例えば
図7に示す同期回路1は、テレビジヨン信号S1を垂直
同期分離回路2に与えて垂直同期信号S2を分離し、こ
の垂直同期信号S2を垂直同期信号安定化回路3に入力
する。垂直同期信号安定化回路3は、C−MOS集積回
路構成のDSP(Digital Signal prossecor)によつて
構成されたカウントダウンプロセツサでなり、このDS
Pによつて垂直同期信号S2を演算処理する。
【0004】このとき、垂直同期信号安定化回路3は、
テレビジヨン信号S1の状態、即ち、テレビジヨン信号
S1が十分な電界強度や弱電界強度で得た標準のもので
あるか、ビデオテープレコーダを特殊再生して得たもの
であるかに応じて、検出範囲(周期)を自在に可変して
演算し、垂直同期信号S2の欠落を補間すると共に、ノ
イズの影響を排除する。これにより、垂直同期信号安定
化回路3は、テレビジヨン信号S1の状態に係わらず、
垂直同期信号S2に安定に追従して、周期を安定化した
垂直同期タイミングパルスS3を出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のDS
Pで構成した垂直同期信号安定化回路3は、素子数が多
くなり、集積回路が大規模になるという問題があつた。
一方、素子数を少なくするため、垂直同期信号安定化回
路をアナログ回路だけで構成する場合がある。このアナ
ログの垂直同期信号安定化回路は、垂直同期信号の追従
範囲(周期)が1つに固定され、これ以外の周期の垂直
同期信号を無視する。またこのアナログの垂直同期信号
安定化回路では、ビデオテープレコーダの特殊再生のと
きの同期信号に対する追従性をもたせるため、追従範囲
を広く取つてある。このため、標準のテレビジヨン信号
を入力したときの垂直同期信号の欠落やノイズに対処し
て、垂直同期信号を安定化する特性がDSPで処理する
場合に比して劣るという欠点があつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、テレビジヨン信号の状態に影響されず、周期が安定
した垂直同期信号を少ない素子数と簡易な構成で出力し
得る垂直同期信号安定化回路、集積回路及びテレビジヨ
ン信号処理装置を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明において、分離信号処理手段は、テレビジヨン
信号より垂直同期信号として分離された分離信号が入力
され、分離信号を処理して垂直同期信号を生成する。識
別手段は、分離信号が入力され、分離信号の有無を識別
して第1の識別信号を出力すると共に、分離信号の周期
が垂直同期信号の標準周期であるか否かを識別して第2
の識別信号を出力する。制御手段は、分離信号の複数の
状態を第1及び第2の識別信号に基づいて判別し、判別
結果に基づいて分離信号処理手段を制御する。
【0008】第1及び第2の識別信号によつて分離信号
の複数の状態を判別し、判別結果に基づいて分離信号処
理手段の処理のモードを切り換えて分離信号を処理する
ことにより、テレビジヨン信号の状態に影響されず、周
期が安定した垂直同期信号を一段と少ない素子数と簡易
な構成で出力できる。
【0009】また本発明においては、テレビジヨン信号
より垂直同期信号として分離された分離信号が入力さ
れ、分離信号を処理して垂直同期信号を生成する分離信
号処理手段と、分離信号が入力され、分離信号の有無を
識別して第1の識別信号を出力すると共に、分離信号の
周期が垂直同期信号の標準周期であるか否かを識別して
第2の識別信号を出力する識別手段と、分離信号の複数
の状態を第1及び第2の識別信号に基づいて判別し、判
別結果に基づいて分離信号処理手段を制御する制御手段
とを有する垂直同期信号安定化回路を半導体基板上に形
成する。
【0010】さらに本発明においては、テレビジヨン信
号より垂直同期信号として分離された分離信号が入力さ
れ、分離信号を処理して垂直同期信号を生成する分離信
号処理手段と、分離信号が入力され、分離信号の有無を
識別して第1の識別信号を出力すると共に、分離信号の
周期が垂直同期信号の標準周期であるか否かを識別して
第2の識別信号を出力する識別手段と、分離信号の複数
の状態を第1及び第2の識別信号に基づいて判別し、判
別結果に基づいて分離信号処理手段を制御する制御手段
とを有する垂直同期信号安定化回路を半導体基板上に形
成した集積回路を設ける。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0012】図7との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、5は全体としてテレビジヨン信号処理装
置、例えばテレビジヨン受像機の同期回路を示す。同期
回路5は、IIL(Integrated-injection logic)によ
る集積回路構成でなり、従来の同期回路1の構成のうち
垂直同期信号安定化回路2に代えて、垂直同期信号安定
化回路6が配設されている。
【0013】垂直同期信号安定化回路6は、テレビジヨ
ン信号S1より分離された分離信号、例えば垂直同期信
号S2を処理する際、追従範囲を固定した2つの処理モ
ードと垂直同期信号S2が存在しないときの処理モード
とを適応的に切り換えて選択する。これにより、垂直同
期信号安定化回路6は、弱電界受信やビデオテープレコ
ーダの特殊再生等により垂直同期信号S2の周期が変動
したりノイズが混入したとき、不要な信号を無視して、
周期を安定化した垂直同期タイミングパルスS3を出力
して、垂直同期の乱れによる画像の違和感を取り除く。
【0014】図2に示すように、垂直同期信号安定化回
路6は、垂直同期信号S2と、標準テレビジヨン信号に
よる水平同期信号の2倍の周波数を有するクロツク信号
S4とを識別手段、例えば識別回路7に入力する。識別
回路7は、垂直同期信号S2の有無を識別する。また識
別回路7は、クロツク信号S4に基づいた検出期間が設
定されて、垂直同期信号S2が標準の周期を有するか否
かを識別する。識別回路7は、識別結果を示す識別信号
S5を制御手段、例えば処理モード切換回路8に与え
る。
【0015】処理モード切換回路8は、識別信号S5に
基づいて、垂直同期信号S2の3つの状態を判別する。
即ち、処理モード切換回路8は、標準周期の垂直同期信
号S2であるか、非標準周期の垂直同期信号S2を含む
ノイズ等の信号であるか、無信号の状態であるかを判別
する。また処理モード切換回路8は、同一の判別結果を
所定の待ち時間に繰り返しカウントすると、分離信号処
理手段、例えば同期信号処理回路9に指示している現在
の処理モードと判別結果とに応じて、追従モード、例え
ば非標準信号モード及び標準信号モードと、補間モー
ド、例えば無信号モードとを切り換えて新しい処理モー
ドを決定する。処理モード切換回路8は、この処理モー
ドを示す制御信号S6を同期信号処理回路9に与える。
【0016】これにより、処理モード切換回路8は、垂
直同期信号S2の状態が変化しても、待ち時間が終了す
る迄、現在の処理モードを同期信号処理回路9に維持さ
せる。従つて、処理モード切換回路8は、垂直同期信号
S2の短発的な状態の変動による誤作動を防止して、画
像の違和感をDSPによる処理と同等レベルに抑えるこ
とができる。因みに、処理モード切換回路8は、外部か
ら制御されて、処理モードを非標準信号モードに固定で
きる。
【0017】同期信号処理回路9は、3つの処理モード
を制御信号S6に応じて切り換えて選択する。これによ
り、同期信号処理回路9は、垂直同期信号S2を非標準
信号モード、標準信号モード又は無信号モードで処理し
て、ノイズや垂直同期信号S2の欠落によるジツタを最
小限に抑えた一定周期の垂直同期タイミングパルスS3
を出力する。即ち、標準信号モードが指示されると、同
期信号処理回路9は、水平同期信号の周期を〔H〕とし
て、261.5 〔H〕〜263.5 〔H〕を周期とする標準の垂
直同期信号S2だけに追従した垂直同期タイミングパル
スS3を出力する。261.5 〔H〕〜263.5 〔H〕に垂直
同期信号S2がない場合、263.5 〔H〕を周期とする垂
直同期タイミングパルスS3を出力する。
【0018】非標準信号モードが指示されると、同期信
号処理回路9は、238.5 〔H〕〜286.5 〔H〕を周期と
する垂直同期信号S2だけに追従した垂直同期タイミン
グパルスS3を出力する238.5 〔H〕〜286.5 〔H〕に
垂直同期信号S2がない場合、286.5 〔H〕を周期とす
る垂直同期タイミングパルスS3を出力する。無信号モ
ードが指示されると、同期信号処理回路9は、垂直同期
信号S2が欠落しているタイミングで補間して、262.5
〔H〕を周期とする垂直同期タイミングパルスS3を出
力する。
【0019】図3に示すように、識別回路7は、垂直同
期信号S2及びリセツト信号S7をSRフリツプフロツ
プ10のそれぞれセツト端子(図中、Sで示す)及びリ
セツト端子(図中、Rで示す)に与える。これにより、
SRフリツプフロツプ10は、標準の垂直同期期間と等
しい期間を有する第1の検出期間がリセツト信号S7で
設定される。SRフリツプフロツプ10は、この第1の
検出期間毎に、垂直同期信号S2を含む何らかの信号の
有無を識別して、識別結果を示す第1の識別信号、例え
ば識別信号S5Aを出力する。
【0020】また識別回路7は、クロツク信号S4を1/
2 分周して得た標準信号検出パルスS8、垂直同期信号
S2及びリセツト信号S7をDフリツプフロツプ11の
それぞれ遅延端子(図中、Dで示す)、クロツク端子
(図中CKで示す)及びリセツト端子に与える。これに
より、Dフリツプフロツプ11は、第2の検出期間が標
準信号検出パルスS8の論理「1」レベルの期間によつ
て261.5 〔H〕〜263.5〔H〕に設定される。
【0021】Dフリツプフロツプ11は、この第2の検
出期間に垂直同期信号S2が有るか否かを検出して、垂
直同期信号S2の周期が標準周期か否かを識別する。D
フリツプフロツプ11は、識別結果を示す第2の識別信
号、例えば識別信号S5Bを出力する。このようにして
識別回路7は、識別信号S5A及びS5Bを処理モード
切換回路8に識別信号S5として出力する。
【0022】SRフリツプフロツプ10及びDフリツプ
フロツプ11は、図4に示すタイミングで動作する。即
ち、垂直同期信号S2が第2の検出期間内に存在する場
合、SRフリツプフロツプ10は、垂直同期信号S2と
同時に論理「1」レベルに立ち上がる識別信号S5Aを
生成して、垂直同期信号S2を含む何らかの信号が入力
されたことを示す。またDフリツプフロツプ11は、標
準信号検出パルスS8の論理「1」レベルの期間に、垂
直同期信号S2と同時に論理「1」レベルに立ち上がる
識別信号S5Bを生成して、垂直同期信号S2の周期が
標準周期であることを示す。
【0023】垂直同期信号S2が欠落した場合、SRフ
リツプフロツプ10は、論理「0」レベルのままの識別
信号S5Aを生成して、信号が全く入力されていないこ
とを示す。またDフリツプフロツプ11も、論理「0」
レベルのままの識別信号S5Bを生成する。
【0024】垂直同期信号S2が第2の検出期間外に存
在する場合、SRフリツプフロツプ10は、垂直同期信
号S2と同時に論理「1」レベルに立ち上がる識別信号
S5Aを生成して、垂直同期信号S2を含む何らかの信
号が入力されたことを示す。またDフリツプフロツプ1
1は、垂直同期信号S2が第2の検出期間外に存在する
ことにより、論理「0」レベルのままの識別信号S5B
を生成して、垂直同期信号S2の周期が例えば238.5
〔H〕〜286.5 〔H〕の非標準周期であることを示す。
【0025】以上の構成において、図5のデータ変換表
に示すように、処理モード切換回路8は、同期信号処理
回路9に指示している現在の処理モードを例えば4ビツ
トでなる検出信号の第1及び第2ビツトとして入力す
る。また処理モード切換回路8は、識別信号S5に基づ
いて判別した垂直同期信号S2の状態をこの検出信号の
第3及び第4ビツトとして入力する。
【0026】検出信号の第1及び第2ビツトは、非標準
モード、標準モード及び無信号モードをそれぞれ「0
0」、「01」及び「10」によつて示す。第3及び第
4ビツトは、無信号、非標準周期の垂直同期信号S2を
含むノイズ等の信号、標準周期の垂直同期信号S2をそ
れぞれ「00」、「01」及び「11」によつて示す。
処理モード切換回路8は、この検出信号を3ビツトでな
るラツチデータに変換し、このラツチデータを所定の待
ち時間に繰り返しカウントすると新しい処理モードに切
り換える。
【0027】即ち、非標準モードのとき、それぞれ無信
号、ノイズ等の信号及び標準周期の垂直同期信号S2が
入力されると、処理モード切換回路8は、それぞれ「0
01」、「010」及び「011」でなるラツチデータ
を得る。「001」でなるラツチデータをリセツト信号
S7の3周期(図中、3Vで示す)分の待ち時間に連続
してカウントすると、処理モード切換回路8は、無信号
モードに切り換える。また「010」でなるラツチデー
タをカウントすると、処理モード切換回路8は、非標準
モードを維持する。
【0028】さらに「011」でなるラツチデータをリ
セツト信号S7の8周期(図中、8Vで示す)分の待ち
時間にカウントすると、処理モード切換回路8は、標準
モードに切り換える。但し、「011」でなるラツチデ
ータをカウント中に他の状態の信号を3V分連続して判
別すると、処理モード切換回路8は、カウント動作をリ
セツトする。
【0029】次に、標準モードのとき、それぞれ無信
号、ノイズ等の信号及び標準周期の垂直同期信号S2が
入力されると、処理モード切換回路8は、それぞれ「0
01」、「100」及び「101」でなるラツチデータ
を得る。「001」でなるラツチデータを3V分の待ち
時間に連続してカウントすると、処理モード切換回路8
は、無信号モードに切り換える。また「100」でなる
ラツチデータを3V分の待ち時間に連続してカウントす
ると、処理モード切換回路8は、非標準モードに切り換
える。さらに「101」でなるラツチデータをカウント
すると、処理モード切換回路8は、標準モードを維持す
る。
【0030】次に、無信号モードのとき、それぞれ無信
号、ノイズ等の信号及び標準周期の垂直同期信号S2が
入力されると、処理モード切換回路8は、それぞれ「1
10」、「111」及び「111」でなるラツチデータ
を得る。「110」でなるラツチデータをカウントする
と、処理モード切換回路8は、無信号モードを維持す
る。「111」でなるラツチデータをカウントすると、
処理モード切換回路8は、待ち時間無しで非標準モード
に切り換える。
【0031】このようにして、図6に示すように、垂直
同期信号S2を処理する際、同期信号処理9は、追従範
囲が固定して広い非標準信号モードと、追従範囲が固定
して狭い標準信号モードと、欠落した垂直同期信号を補
間する無信号モードとを制御信号S6によつて切り換え
るだけで済む。これにより、垂直同期信号安定化回路6
は、テレビジヨン信号S1の状態に影響されず、従来に
比して簡易な回路で従来と同等に安定化した垂直同期タ
イミングパルスS3を出力できる。従つて、同期回路5
は、素子数を一段と削減できることになる。
【0032】以上の構成によれば、垂直同期信号S2の
有無を示す識別信号S5Aと垂直同期信号S2の周期が
標準周期であるか否かを示す識別信号S5Bとによつて
垂直同期信号S2の3種類の状態を判別し、現在の処理
モードと判別した垂直同期信号S2の状態とに応じて、
追従範囲が固定した2つの処理モードと無信号のときの
処理モードとを適応的に切り換えて垂直同期信号S2を
処理することにより、テレビジヨン信号S1の状態に影
響されず、周期が安定した垂直同期タイミングパルスS
3を一段と少ない素子数と簡易な構成で出力できる。
【0033】なお上述の実施例においては、待ち時間を
3Vや8Vに設定する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば垂直同期信号S2の状態に応じて
待ち時間を適応的に調節する等、待ち時間を任意に設定
する場合にも適用し得る。この場合にも上述と同様の効
果を得ることができる。
【0034】また上述の実施例においては、垂直同期信
号安定化回路6を垂直同期分離回路と共に集積回路に構
成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
垂直同期信号安定化回路を任意の回路と共に集積回路に
構成する場合にも適用できる。
【0035】さらに上述の実施例においては、本発明を
テレビジヨン受像機の同期回路に適用する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、テレビジヨン信号処
理装置、例えばビデオテープレコーダの垂直同期信号安
定化回路でテレビジヨン信号より分離した垂直同期信号
を処理して、周期を安定させた垂直同期信号を生成する
場合に広く適用できる。
【0036】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、テレビジ
ヨン信号より垂直同期信号として分離された分離信号の
有無を示す第1の識別信号と分離信号の周期が標準周期
であるか否かを示す第2の識別信号とによつて分離信号
の複数の状態を判別し、判別結果に基づいて分離信号処
理手段の処理のモードを切り換えて分離信号を処理する
ことにより、テレビジヨン信号の状態に影響されず、周
期が安定した垂直同期信号を一段と少ない素子数と簡易
な構成で出力し得る垂直同期信号安定化回路、集積回路
及びテレビジヨン信号処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による垂直同期信号安定化回路、集積回
路及びテレビジヨン信号処理装置の一実施例による同期
回路を示すブロツク図である。
【図2】実施例による垂直同期信号安定化回路の説明に
供するブロツク図である。
【図3】識別回路の説明に供する接続図である。
【図4】垂直同期信号の識別の際のそれぞれの信号のタ
イミングを示すタイミング図である。
【図5】現在の処理モードと識別結果とをラツチデータ
に変換する際の図表である。
【図6】モード自動切換え手順を示す略線図である。
【図7】従来の同期回路を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1、5……同期回路、2……垂直同期分離回路、3、6
……垂直同期信号安定化回路、7……識別回路、8……
処理モード切換回路、9……同期信号処理回路、10…
…SRフリツプフロツプ、11……Dフリツプフロツ
プ。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジヨン信号より垂直同期信号として
    分離された分離信号が入力され、当該分離信号を処理し
    て垂直同期信号を生成する分離信号処理手段と、 上記
    分離信号が入力され、上記分離信号の有無を識別して第
    1の識別信号を出力すると共に、上記分離信号の周期が
    上記垂直同期信号の標準周期であるか否かを識別して第
    2の識別信号を出力する識別手段と、 上記分離信号の複数の状態を上記第1及び第2の識別信
    号に基づいて判別し、当該判別結果に基づいて上記分離
    信号処理手段を制御する制御手段とを具えることを特徴
    とする垂直同期信号安定化回路。
  2. 【請求項2】上記分離信号処理手段は、 一定範囲の周期を有する上記分離信号に追従する追従モ
    ードを有し、当該追従モードで追従した上記分離信号を
    処理して、上記追従モードに応じた周期の上記垂直同期
    信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の垂直
    同期信号安定化回路。
  3. 【請求項3】上記分離信号処理手段は、 上記分離信号が存在しない期間を一定周期の上記垂直同
    期信号で補間する補間モードを有し、上記補間モードと
    上記追従モードとを切り換えて選択し、上記分離信号を
    当該選択したモードで処理して、当該選択したモードに
    応じた周期の上記垂直同期信号を生成することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の垂直同期信号安定化
    回路。
  4. 【請求項4】上記同期信号処理手段は、 上記範囲の広さが互いに異なる複数の上記追従モードを
    有し、複数の当該追従モードを切り換えて選択し、上記
    分離信号を当該選択したモードで処理して、当該選択し
    たモードに応じた周期の上記垂直同期信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    の垂直同期信号安定化回路。
  5. 【請求項5】上記識別手段は、 一定周期のクロツク信号が入力され、当該クロツク信号
    に基づいて、上記分離信号の周期が上記標準周期である
    か否かを識別することを特徴とする請求項1に記載の垂
    直同期信号安定化回路。
  6. 【請求項6】上記制御手段は、 上記分離信号処理手段に現在設定しているモードと上記
    判別結果とに応じて、上記分離信号処理手段に設定する
    モードを決定し、当該決定結果に応じて上記分離信号処
    理手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の垂
    直同期信号安定化回路。
  7. 【請求項7】上記制御手段は、 同一の上記判別結果を所定期間に繰り返し得たとき、上
    記分離信号処理手段に設定するモードを決定し、当該決
    定結果に応じて上記分離信号処理手段を制御することを
    特徴とする請求項1又は請求項6に記載の垂直同期信号
    安定化回路。
  8. 【請求項8】半導体基板上に、 テレビジヨン信号より垂直同期信号として分離された分
    離信号が入力され、当該分離信号を処理して垂直同期信
    号を生成する分離信号処理手段と、上記分離信号が入力
    され、上記分離信号の有無を識別して第1の識別信号を
    出力すると共に、上記分離信号の周期が上記垂直同期信
    号の標準周期であるか否かを識別して第2の識別信号を
    出力する識別手段と、上記分離信号の複数の状態を上記
    第1及び第2の識別信号に基づいて判別し、当該判別結
    果に基づいて上記分離信号処理手段を制御する制御手段
    とを有する垂直同期信号安定化回路を形成したことを特
    徴とする集積回路。
  9. 【請求項9】上記分離信号処理手段は、 一定範囲の周期を有する上記分離信号に追従する追従モ
    ードを有し、当該追従モードで追従した上記分離信号を
    処理して、上記追従モードに応じた周期の上記垂直同期
    信号を生成することを特徴とする請求項8に記載の集積
    回路。
  10. 【請求項10】上記分離信号処理手段は、 上記分離信号が存在しない期間を一定周期の上記垂直同
    期信号で補間する補間モードを有し、上記補間モードと
    上記追従モードとを切り換えて選択し、上記分離信号を
    当該選択したモードで処理して、当該選択したモードに
    応じた周期の上記垂直同期信号を生成することを特徴と
    する請求項8又は請求項9に記載の集積回路。
  11. 【請求項11】上記同期信号処理手段は、 上記範囲の広さが互いに異なる複数の上記追従モードを
    有し、複数の当該追従モードを切り換えて選択し、上記
    分離信号を当該選択したモードで処理して、当該選択し
    たモードに応じた周期の垂直同期信号を生成することを
    特徴とする請求項8、請求項9又は請求項10に記載の
    集積回路。
  12. 【請求項12】上記識別手段は、 一定周期のクロツク信号が入力され、当該クロツク信号
    に基づいて、上記分離信号の周期が上記標準周期である
    か否かを識別することを特徴とする請求項8に記載の集
    積回路。
  13. 【請求項13】上記制御手段は、 上記分離信号処理手段に現在設定しているモードと上記
    判別結果とに応じて、上記分離信号処理手段に設定する
    モードを決定し、当該決定結果に応じて上記分離信号処
    理手段を制御することを特徴とする請求項8に記載の集
    積回路。
  14. 【請求項14】上記制御手段は、 同一の上記判別結果を所定期間に繰り返し得たとき、上
    記分離信号処理手段に設定するモードを決定し、当該決
    定結果に応じて上記分離信号処理手段を制御することを
    特徴とする請求項8又は請求項13に記載の集積回路。
  15. 【請求項15】テレビジヨン信号より垂直同期信号とし
    て分離された分離信号が入力され、当該分離信号を処理
    して垂直同期信号を生成する分離信号処理手段と、上記
    分離信号が入力され、上記分離信号の有無を識別して第
    1の識別信号を出力すると共に、上記分離信号の周期が
    上記垂直同期信号の標準周期であるか否かを識別して第
    2の識別信号を出力する識別手段と、上記分離信号の複
    数の状態を上記第1及び第2の識別信号に基づいて判別
    し、当該判別結果に基づいて上記分離信号処理手段を制
    御する制御手段とを有する垂直同期信号安定化回路を半
    導体基板上に形成した集積回路を具えることを特徴とす
    るテレビジヨン信号処理装置。
  16. 【請求項16】上記分離信号処理手段は、 一定範囲の周期を有する上記分離信号に追従する追従モ
    ードを有し、当該追従モードで追従した上記分離信号を
    処理して、上記追従モードに応じた周期の上記垂直同期
    信号を生成することを特徴とする請求項15に記載のテ
    レビジヨン信号処理装置。
  17. 【請求項17】上記分離信号処理手段は、 上記分離信号が存在しない期間を一定周期の上記垂直同
    期信号で補間する補間モードを有し、上記補間モードと
    上記追従モードとを切り換えて選択し、上記分離信号を
    当該選択したモードで処理して、当該選択したモードに
    応じた0期の上記垂直同期信号を生成することを特徴と
    する請求項15又は請求項16に記載のテレビジヨン信
    号処理装置。
  18. 【請求項18】上記同期信号処理手段は、 上記範囲の広さが互いに異なる複数の上記追従モードを
    有し、複数の当該追従モードを切り換えて選択し、上記
    分離信号を当該選択したモードで処理して、当該選択し
    たモードに応じた周期の上記垂直同期信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項15、請求項16又は請求項17
    に記載のテレビジヨン信号処理装置。
  19. 【請求項19】上記識別手段は、 一定周期のクロツク信号が入力され、当該クロツク信号
    に基づいて、上記分離信号の周期が上記標準周期である
    か否かを識別することを特徴とする請求項15に記載の
    テレビジヨン信号処理装置。
  20. 【請求項20】上記制御手段は、 上記分離信号処理手段に現在設定しているモードと上記
    判別結果とに応じて、上記分離信号処理手段に設定する
    モードを決定し、当該決定結果に応じて上記分離信号処
    理手段を制御することを特徴とする請求項15に記載の
    テレビジヨン信号処理装置。
  21. 【請求項21】上記制御手段は、 同一の上記判別結果を所定期間に繰り返し得たとき、上
    記分離信号処理手段に設定するモードを決定し、当該決
    定結果に応じて上記分離信号処理手段を制御することを
    特徴とする請求項15又は請求項20に記載のテレビジ
    ヨン信号処理装置。
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