JPH0969618A - Ccd固体撮像素子パッケージ及びその封止方法 - Google Patents

Ccd固体撮像素子パッケージ及びその封止方法

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JPH0969618A
JPH0969618A JP7246594A JP24659495A JPH0969618A JP H0969618 A JPH0969618 A JP H0969618A JP 7246594 A JP7246594 A JP 7246594A JP 24659495 A JP24659495 A JP 24659495A JP H0969618 A JPH0969618 A JP H0969618A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップと透明絶縁板との封止の際に、チップ
とリードとの短絡的な接触が生じないような構造を有す
るCCD固体撮像素子パッケージ及びその封止方法を提
供する。 【解決手段】 本CCD固体撮像素子パッケージは、C
CD固体撮像素子を有するチップ12と、チップの電極
パッド14に接続されたリード32と、チップに対面
し、かつチップとの間にリードを介在させている透明絶
縁板34とを備え、チップと透明絶縁板の周辺部同士が
リード貫通部分を含めて相互にシール剤22によって封
止されているCCD固体撮像素子パッケージである。リ
ードは、リードの電極パッド接合端から外方に向かうに
従ってチップとの間隙が大きくなるような形状を有す
る。透明絶縁板は、その外縁寸法がチップの外縁寸法よ
り僅かに小さく、透明絶縁板の外縁がチップの電極パッ
ドの外縁と同じか、僅かに外方に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD固体撮像素
子パッケージ及び封止方法に関し、更に詳細には、CC
D固体撮像素子が形成されているチップとチップ電極の
外部接続用リードとの間で生じやすいエッジ短絡を防止
するようにしたCCD固体撮像素子パッケージ及びその
封止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7を参照して、従来のCCD固体撮像
素子パッケージの構成を説明する。従来のCCD固体撮
像素子パッケージ10(以下、簡単にCCDパッケージ
10と言う)は、図7に示すように、CCD固体撮像素
子が形成されているチップ12(以下、簡単にチップ1
2と言う)と、チップ12の電極パッドにAuバンプ1
4により接続され、外方水平方向に真っ直ぐに伸びてい
るCu製のリード16と、チップ12と同じ寸法を有し
てチップ12に対面し、かつチップ12と間でリード1
6を挟んでいる板状のガラスリッド18とを備えてい
る。ガラスリッド18は、チップ12の平面外形寸法と
同じ平面外形寸法を有し、チップ12の表面を保護し信
頼性を確保するために設けてある。更に、CCDパッケ
ージ10は、チップ12の有効領域を中空部20にする
ためにチップ12とガラスリッド18の周辺部同士がリ
ード貫通部分を含めて相互にシール剤22により封止さ
れていて、中空部の高さはリード16の厚さにより維持
されている。更に、ガラスリッド18の中央部を除いて
CCDパッケージ10の全体が、樹脂で封止されている
場合もある。
【0003】従来のCCDパッケージ10の製造方法で
は、先ず、図8に示すように、チップ12の電極パッド
に形成されたAuバンプ14にリードフレーム(図示せ
ず)のリード16をボンディングする。ボンディング
は、通常、テープボンディング(TAB、Tape Automat
ed Bonding)により行われている。次いで、ガラスリッ
ド18の周辺部にシール剤22をディスペンサ等により
塗布し、リード16をボンディングしたチップ12の周
辺部上にシール剤22が来るようにチップ12とガラス
リッド18とを位置合わせする。続いて、ガラスリッド
18をチップ12上に載せてガラスリッド18を加圧
し、圧着した状態にする。シール剤22が熱硬化性樹脂
の場合には、チップ12とガラスリッド18との組合体
に熱キュアを施してシール剤22を硬化させ、またシー
ル剤22がUV硬化性樹脂の場合にはチップ12とガラ
スリッド18との組合体にUV露光を施してシール剤2
2を硬化させる。これにより、図7に示したCCDパッ
ケージ10を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のCCD
パッケージ10では、ガラスリッド18をチップ12に
圧着したとき、図9に示すように、ガラスリッド18を
押圧する力のためにガラスリッド18の周辺部がリード
16に接触し、リード16がチップ12側に折れ曲がる
ように変形し、その結果、リード16とチップ12の外
縁部(エッジ)とがしばしば接触する。このため、チッ
プが電気的に短絡したり、CCD固体撮像素子の特性が
低下すると言う問題を招き、チップの製品歩留りが低下
すると言う結果になる。この問題は、CCDパッケージ
が小型化し、薄型化すると共に益々高い頻度で発生して
おり、早急に解決することが望まれている。
【0005】以上の状況に照らして、本発明の目的は、
チップと透明絶縁板との封止の際に、チップとリードと
の短絡的な接触が生じないような構造を有するCCD固
体撮像素子パッケージ及びその封止方法を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るCCD固体撮像素子パッケージ(以
下、第1発明と言う)は、CCD固体撮像素子が形成さ
れているチップと、チップの電極パッドに接続されたリ
ードと、チップに対面し、かつチップとの間にリードを
介在させている透明絶縁板とを備え、チップと透明絶縁
板の周辺部同士がリード貫通部分を含めて相互に封止さ
れているCCD固体撮像素子パッケージにおいて、リー
ドは、リードの電極パッド接合端から外方に向かうに従
ってチップとの間隙が大きくなるような形状を有し、透
明絶縁板は、その外縁寸法がチップの外縁寸法より僅か
に小さく、透明絶縁板の外縁がチップの電極パッドの外
縁と同じか、僅かに外方に位置していることを特徴とし
ている。
【0007】リードが上述のような形状を有することに
よりリードとチップのエッジとの間隔が大きくなるの
で、また上述のように透明絶縁板の外縁寸法をチップよ
り小さくし、かつ透明絶縁板の外縁が電極パッドの外縁
か、僅かに外方に位置するように透明絶縁板がチップ上
に位置合わせされているので、透明絶縁板をチップに圧
着した時、透明絶縁板が電極パッド接続部より外方のリ
ード部分に接触しない。よって、本発明に係るCCD固
体撮像素子パッケージでは、従来のように透明絶縁板の
外縁がリードに接触してリードを押圧し、チップ側に変
形させるようなことが生じないので、本発明は、リード
とチップとが短絡的接触を行うと言う従来の問題を解決
することがでる。
【0008】また、本発明に係る別のCCD固体撮像素
子パッケージ(以下、第2発明と言う)では、リード
は、リードの電極パッド接合端から外方に向かうに従っ
てチップとの間隙が大きくなるような形状を有し、透明
絶縁板は、その周辺部のチップに対向する面がリードの
形状に合致するように面取り加工されていることを特徴
としている。
【0009】第2発明の場合、透明絶縁板の平面外形寸
法は、チップの平面外形寸法とほぼ同じで良い。リード
が上述のような形状を有することによりリードとチップ
のエッジとの間隔が大きくので、また上述のように透明
絶縁板の周辺部の下面が面取りされているので、チップ
上に透明絶縁板を位置合わせして圧着した時、透明絶縁
板は、電極パッド接続部よりリードの外方の部分に接触
しない。よって、本発明に係るCCD固体撮像素子パッ
ケージでは、従来のように透明絶縁板の外縁がリードに
接触してリードを押圧し、チップ側に変形させるような
ことが生じないので、本発明は、リードとチップとが短
絡的接触を行うと言う従来の問題を解決することがで
る。
【0010】また、本発明に係る別のCCD固体撮像素
子パッケージ(以下、第3発明と言う)は、チップと透
明絶縁板との間に挟まれているリード部分とチップとの
間に絶縁性材料からなるスペーサが介在していることを
特徴としている。本発明に係るCCD固体撮像素子パッ
ケージでは、チップ上に透明絶縁板を位置合わせして圧
着した時、透明絶縁板の外縁が電極パッド接続部よりリ
ードの外方の部分に接触したとしても、リード部分とチ
ップとの間に介在しているスペーサによってリードが支
えられるので、リードがチップ側に変形するようなこと
が生じない。よって、本発明は、リードとチップとが短
絡的接触を行うと言う従来の問題を解決することがで
る。
【0011】第1発明のCCD固体撮像素子パッケージ
の封止方法は、リードをテープボンディングしたチップ
に透明絶縁板を重ね、チップと透明絶縁板の周辺部同士
をリード貫通部分を含めて相互にシール剤で封止する際
に、チップの外縁寸法より僅かに小さい外縁寸法を有す
る透明絶縁板の周辺部の下面に封止用のシール剤を塗布
し、透明絶縁板の外縁がチップの電極パッドの外縁と同
じか、僅かに外方に位置するように透明絶縁板を位置決
めしてチップ上に載せ、かつリードフレームの下面がリ
ードの上面より高い位置になるようにチップとリードフ
レームを保持した状態で透明絶縁板をチップに押圧しつ
つシール剤を硬化させることを特徴としている。
【0012】本発明で使用する透明絶縁板は、チップの
平面外形寸法(幅)が3〜5mm角の時、その平面外形寸
法がチップの平面外形寸法より片側約0.2mmから約
0.4mm程度小さい。本発明で使用するリードは、リー
ドの電極パッド接合端から外方に向かうに従ってチップ
との間隙が大きくなるような形状に予め成形されていて
も良く、また平坦なリードフレームを使用し、チップと
リードフレームを保持する高さを変えて透明絶縁板を押
圧することにより、このような形状に成形しても良い。
本発明方法では、チップとリードフレームを保持する
際、通常、リードフレームの下面の高さがリードの上面
より約0.1mmから0.3mm程度高くする。この際、リ
ードの電極接合端部とリードフレームの保持点との距離
は、約5〜10mmである。シール剤が熱硬化性樹脂の場
合には熱キュアを施すことにより、シール剤がUV硬化
性樹脂の場合にはUV露光を施すことにより、それぞれ
シール剤を硬化させることができる。
【0013】第2発明のCCD固体撮像素子パッケージ
の封止方法は、透明絶縁板の周辺部の下面に面取り加工
を施し、透明絶縁板の下面の面取り加工領域の内側に封
止用のシール剤を塗布し、透明絶縁板に塗布したシール
剤がチップの電極パッドの外側領域に位置するように透
明絶縁板を位置決めしてチップ上に載せ、かつリードフ
レームの下面がリードの上面より高い位置になるように
チップとリードフレームを保持した状態で透明絶縁板を
チップに押圧しつつシール剤を硬化させることを特徴と
している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明
する。
【0015】
【実施例】実施例1 図1は、第1発明に係るCCD固体撮像素子パッケージ
(以下、簡単にCCD固体撮像素子パッケージをCCD
パッケージと言う)の実施例1の構成を示す模式的断面
図である。尚、図1から図6の符号は、図7から図9と
同じ部品、材料には同じ符号を付し、その説明を省略す
る。本実施例のCCDパッケージ30は、チップ12
と、Cu製のリード32と、ガラスリッド34とを備え
ている。
【0016】リード32は、チップ12のAuバンプ1
4を有する面に直交する方向に見て、リード32のAu
バンプ接合端36が他端(アウターリード)38に比べ
てチップ12側に近い位置になるように折曲された形状
を有している。換言すれば、リード32は、リード32
のAuバンプ接合端14から外方に向かうに従ってチッ
プ12との間隙が大きくなるような形状を有している。
他端38がTABテープから切り離されている状態で、
チップ12を水平面に置いたときのリード32のAuバ
ンプ接合端36上面と他端38下面との高低差Hは、約
0.1mmから0.3mm位である。ガラスリッド34の平
面外形寸法(幅)は、チップ12の平面外形寸法が3〜
5mmとして、チップ12の平面外形寸法より片側約0.
2mmから0.4mm程度小さく、これにより、ガラスリッ
ド34をチップ12上に載せた際、ガラスリッド34の
外縁部が、チップ12のAuバンプ14の外縁を結ぶ線
とほぼ同じ位置に来るか、又は多少外方に位置する。チ
ップ12とガラスリッド34の周辺部同士は、シール剤
22により封止され、中央部は中空部20として構成さ
れている。
【0017】次に、図2及び図3を参照して、CCDパ
ッケージ30の製造においるチップ12とガラスリッド
34との圧着工程を説明する。図2に示すように、上述
した形状に成形されたリード32をチップ12のAuバ
ンプ14上にテープボンディングする。一方、チップ1
2と対面するガラスリッド34の周辺部下面にシール剤
22をディスペンサ等により塗布する。次いで、図3に
示すように、チップ12を載置台A上に載せ、更にリー
ド32のTABテープ(図示せず)を支持台Bに載せ
る。続いて、チップ12の周辺部上にシール剤22が来
るようにチップ12とガラスリッド34とを位置合わせ
した後、ガラスリッド34をチップ12上に圧着する。
【0018】この際、図3に示すように、TABテープ
の保持高さがガラスリッド34の下面高さより高く、T
ABテープの下面とガラスリッド34の下面との高低差
hが約0.1mm〜約0.3mm程度になるようにTABテ
ープ及びチップ12を保持する。尚、TABテープの保
持点38とリードのAuバンプ接合端36の水平距離
は、約5〜10mmである。リード34は、このような高
低差が生じるように予め成形された形状を有するものを
使用しても良く、また通常の平坦な形状のリードを有す
るTABテープを使用し、ガラスリッド34の圧着時に
上述の高低差がでるようにチップ12及びTABテープ
を支持しても良い。次いで、シール剤22が熱硬化性か
UV硬化性かによって異なる必要な硬化処理を施すと、
チップ12とガラスリッド34の間の周辺部がシール剤
22により封止され、図1に示すような本発明に係るC
CDパッケージ30を得ることができる。
【0019】実施例1のCCDパッケージ30では、リ
ード32が上述のような形状に折曲されているので、リ
ード32とチップ30の外縁部との間隙が外方に向かっ
て大きくなり、かつガラスリッド34の外縁部がチップ
12のAuバンプ14の外縁にほぼ位置している。よっ
て、ガラスリッド34をチップ12に圧着した際にも、
リード32がチップ12の外縁部に接触して短絡現象を
引き起こしたり、CCD固体撮像素子の特性の低下を招
くようなことはない。
【0020】実施例2 図4は第2発明に係るCCDパッケージの実施例2で使
用したガラスリッド42を示す模式的断面図であり、図
5は実施例2のCCDパッケージ40の構成を示す模式
的断面図である。本実施例のCCDパッケージ40は、
実施例1のガラスリッド34に代えて、図4に示すガラ
スリッド42を使用している。ガラスリッド42は、そ
の平面外形寸法がチップ12の平面外形寸法とほぼ同じ
あって、かつその周辺部のチップ12に対面する面44
で面取り(M)加工が施されている。その際、図3に示
すh寸法を維持しつつ図3に示すようにCCDパッケー
ジ40のチップ12とTABテープとを保持した場合
に、ガラスリッド42の周辺部下面がリード32の形状
に合わせた形状になるように面取り加工が施されてい
る。
【0021】以上の構成により、CCDパッケージ40
では、ガラスリッド34をチップ12に圧着した際に
も、リード32とチップ30の外縁部との間隙が大きく
なり、リード32がチップ12の外縁部に接触して短絡
現象を引き起こしたり、CCD固体撮像素子の特性の低
下を招くようなことはない。
【0022】実施例3 本実施例は第3発明のCCDパッケージの実施例であっ
て、図6(a)は実施例3のCCDパッケージ50のリ
ードを含む断面での模式的断面図、図6(b)はCCD
パッケージ50のリードを含まない断面での模式的断面
図である。本実施例のCCDパッケージ50は、図7に
示す従来のCCDパッケージ10の構成に加えて、図6
(a)に示すように、リード16とチップ12との間に
絶縁性材料で形成された、例えば石英製のスペーサ52
を備えている。スペーサ52の高さは、Auバンプ14
とほぼ同じ高さを有している。Auバンプ14とスペー
サ52との間は、シール剤22により封止されている。
また、リード16を含まない断面では、チップ12とガ
ラスリッド18との間の周辺部は、図6(b)に示すよ
うに、シール剤22により封止されている。
【0023】以上の構成により、CCDパッケージ50
では、ガラスリッド18をチップ12に圧着した際に仮
にリード16に押圧力が作用しても、スペーサ52によ
り支えれているので、リード16が変形してチップ12
の外縁部に接触すること防止される。よって、リード1
6がチップ12の外縁部に接触して短絡現象を引き起こ
したり、CCD固体撮像素子の特性の低下を招くような
ことはない。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リードの電極
パッド接合端から外方に向かうに従ってチップとの間隙
が大きくなるような形状を有するリードと、外縁寸法が
チップの外縁寸法より僅かに小さい透明絶縁板とを備
え、透明絶縁板の外縁をチップの電極パッドの外縁と同
じか、僅かに外方に位置させることにより、本発明に係
るCCD固体撮像素子パッケージは、透明絶縁板をチッ
プに圧着した際にも、リードがチップの外縁部に接触し
て短絡現象を引き起こしたり、チップの特性の低下を招
くようなことはない。
【0025】請求項2の発明によれば、リードの電極パ
ッド接合端から外方に向かうに従ってチップとの間隙が
大きくなるような形状を有するリードと、チップに対向
する面が面取り加工されている透明絶縁板とを備えるこ
とにより、本発明に係るCCD固体撮像素子パッケージ
は、透明絶縁板をチップに圧着した際にも、リードがチ
ップの外縁部に接触して短絡現象を引き起こしたり、チ
ップの特性の低下を招くようなことはない。
【0026】本発明に係るCCD固体撮像素子パッケー
ジを適用すれば、パッケージが小型化、薄型化されて
も、従来のCCD固体撮像素子パッケージで生じていた
エッジ短絡現象が起き難い。よって、製品歩留りが向上
し、安定した生産性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCCD固体撮像素子パッケージの
実施例1の構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1のCCDパッケージにおけるガラスリッド
とチップとの封止工程を説明する図である。
【図3】図2に引き続く封止工程を説明する図である。
【図4】本発明に係るCCD固体撮像素子パッケージの
実施例2のガラスリッドの断面を示す模式的断面図であ
る。
【図5】本発明に係るCCD固体撮像素子パッケージの
実施例2の構成を示す模式的断面図である。
【図6】図6(a)及び(b)は、それぞれ本発明に係
るCCD固体撮像素子パッケージの実施例3の要部構成
を示す模式的断面図である。
【図7】従来のCCD固体撮像素子パッケージの構成を
示す模式的断面図である。
【図8】従来のCCD固体撮像素子パッケージにおける
ガラスリッドとチップとの封止工程を説明する図であ
る。
【図9】従来のCCD固体撮像素子パッケージにおける
問題点を説明するCCD固体撮像素子パッケージの断面
図である。
【符号の説明】
10 従来のCCD固体撮像素子パッケージ 12 チップ 14 Auバンプ 16、32 リード 18、34、42 ガラスリッド 20 中空部 22 シール剤 30 実施例1のCCD固体撮像素子パッケージ 36 リードのAuバンプ接合端部 38 リードフレームの支持点 40 実施例2のCCD固体撮像素子パッケージ 44 ガラスリッドのチップに対向する面 50 実施例3のCCD固体撮像素子パッケージ 52 スペーサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCD固体撮像素子が形成されているチ
    ップと、チップの電極パッドに接続されたリードと、チ
    ップに対面し、かつチップとの間にリードを介在させて
    いる透明絶縁板とを備え、チップと透明絶縁板の周辺部
    同士がリード貫通部分を含めて相互に封止されているC
    CD固体撮像素子パッケージにおいて、 リードは、リードの電極パッド接合端から外方に向かう
    に従ってチップとの間隙が大きくなるような形状を有
    し、 透明絶縁板は、その外縁寸法がチップの外縁寸法より僅
    かに小さく、透明絶縁板の外縁がチップの電極パッドの
    外縁と同じか、僅かに外方に位置していることを特徴と
    するCCD固体撮像素子パッケージ。
  2. 【請求項2】 CCD固体撮像素子が形成されているチ
    ップと、チップの電極パッドに接続されたリードと、チ
    ップに対面し、かつチップとの間にリードを介在させて
    いる透明絶縁板とを備え、チップと透明絶縁板の周辺部
    同士がリード貫通部分を含めて相互に封止されているC
    CD固体撮像素子パッケージにおいて、 リードは、リードの電極パッド接合端から外方に向かう
    に従ってチップとの間隙が大きくなるような形状を有
    し、 透明絶縁板は、その周辺部のチップに対向する面がリー
    ドの形状に合致するように面取り加工されていることを
    特徴とするCCD固体撮像素子パッケージ。
  3. 【請求項3】 CCD固体撮像素子が形成されているチ
    ップと、チップの電極パッドに接続されたリードと、チ
    ップに対面し、かつチップとの間にリードを介在させて
    いる透明絶縁板とを備え、チップと透明絶縁板の周辺部
    同士がリード貫通部分を含めて相互に封止されているC
    CD固体撮像素子パッケージにおいて、 チップと透明絶縁板との間に挟まれているリード部分と
    チップとの間に絶縁性材料からなるスペーサが介在して
    いることを特徴とするCCD固体撮像素子パッケージ。
  4. 【請求項4】 透明絶縁板がガラス板で、かつリードが
    Cu製リードであることを特徴とする請求項1から3の
    うちのいずれか1項に記載のCCD固体撮像素子パッケ
    ージ。
  5. 【請求項5】 CCD固体撮像素子が形成されているチ
    ップを封止してなるCCD固体撮像素子パッケージの封
    止方法であって、リードをテープボンディングしたチッ
    プに透明絶縁板を重ね、チップと透明絶縁板の周辺部同
    士をリード貫通部分を含めて相互にシール剤で封止する
    際に、 チップの外縁寸法より僅かに小さい外縁寸法を有する透
    明絶縁板の周辺部の下面に封止用のシール剤を塗布し、 透明絶縁板の外縁がチップの電極パッドの外縁と同じ
    か、僅かに外方に位置するように透明絶縁板を位置決め
    してチップ上に載せ、かつリードフレームの下面がリー
    ドの上面より高い位置になるようにチップとリードフレ
    ームを保持した状態で透明絶縁板をチップに押圧しつつ
    シール剤を硬化させることを特徴とするCCD固体撮像
    素子パッケージの封止方法。
  6. 【請求項6】 CCD固体撮像素子が形成されているチ
    ップを封止してなるCCD固体撮像素子パッケージの封
    止方法であって、リードをテープボンディングしたチッ
    プに透明絶縁板を重ね、チップと透明絶縁板の周辺部同
    士をリード貫通部分を含めて相互にシール剤で封止する
    際に、 透明絶縁板の周辺部の下面に面取り加工を施し、 透明絶縁板の下面の面取り加工領域の内側に封止用のシ
    ール剤を塗布し、 透明絶縁板に塗布したシール剤がチップの電極パッドの
    外側領域に位置するように透明絶縁板を位置決めしてチ
    ップ上に載せ、かつリードフレームの下面がリードの上
    面より高い位置になるようにチップとリードフレームを
    保持した状態で透明絶縁板をチップに押圧しつつシール
    剤を硬化させることを特徴とするCCD固体撮像素子パ
    ッケージの封止方法。
JP24659495A 1995-08-31 1995-08-31 Ccd固体撮像素子パッケージ及びその封止方法 Expired - Fee Related JP3358693B2 (ja)

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