JPH0969435A - インダクタンス負荷駆動ブリッジ回路 - Google Patents

インダクタンス負荷駆動ブリッジ回路

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JPH0969435A
JPH0969435A JP7223217A JP22321795A JPH0969435A JP H0969435 A JPH0969435 A JP H0969435A JP 7223217 A JP7223217 A JP 7223217A JP 22321795 A JP22321795 A JP 22321795A JP H0969435 A JPH0969435 A JP H0969435A
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JP
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side switch
inductance load
bridge circuit
diode
switch
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JP7223217A
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Inventor
Masahito Somiya
雅人 宗宮
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Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路構成の複雑化を抑止しつつインダクタンス
負荷に印加する電源電圧の増大が可能なインダクタンス
負荷駆動ブリッジ回路を提供すること。 【解決手段】スイッチングブリッジ1のスイッチH2、
L1をオフすると、コイル5の磁気エネルギに起因する
電圧により生じる電流がスイッチH1、L2と並列のダ
イオードDを通じて流れ、コンデンサ3を充電する。こ
の時、バッテリ6はダイオード2により充電を禁止され
るので、コンデンサ3にバッテリ電圧VBより高い電圧
が充電され、この電圧はコイル5に印加される。すなわ
ち、ダイオード2及びコンデンサ3という簡単な回路構
成の追加でコイル5の大電力駆動が実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクタンス負
荷駆動ブリッジ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3ー275935号公報は、ロー
タリーソレノイド駆動型の吸気制御装置において、エン
ジン回転数の上昇に応じてロータリーソレノイドのコイ
ルに印加する電圧を増大する方式を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロータリーソレノイド
のコイルのようなインダクタンス負荷への給電電力を増
大して例えばトルクを増大させたりするためには電源電
圧の増大が簡単であるが、例えば車載バッテリなどを電
源電圧とせざるを得ない車両搭載のインダクタンス負荷
などからわかるように、このような電源電圧の増大は通
常は困難である。
【0004】電源電圧をスイッチグインバータのような
専用の昇圧回路を用いて昇圧した後、インダクタンス負
荷に印加することも可能であるが、回路構成が複雑化し
てしまうという問題を生じる。本発明は上記問題点に鑑
みなされたものであり、回路構成の複雑化を抑止しつつ
インダクタンス負荷に印加する電源電圧の増大が可能な
インダクタンス負荷駆動ブリッジ回路を提供することを
その目的としている。
【0005】また、上記増大された電源電圧をインダク
タンス負荷以外の負荷に印加することもできる。したが
って、本発明の他の目的は回路構成が簡単な昇圧回路を
有するインダクタンス負荷駆動ブリッジ回路を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
第1の構成は、ハイサイドスイッチ及びローサイドスイ
ッチを直列接続してそれぞれ構成される複数のインバー
タを並列接続してなるスイッチングブリッジと、前記各
インバータの出力端から双方向通電されるインダクタン
ス負荷と、電源と前記ハイサイドスイッチの高位端との
間に介設されて前記ハイサイドスイッチから前記電源へ
の通電を禁止する逆流禁止手段と、前記高位端から充電
される蓄電手段と、前記スイッチを断続して前記負荷コ
イルの通電を制御する通電制御手段とを備えることを特
徴とするインダクタンス負荷駆動ブリッジ回路である。
【0007】本発明によれば、回路構成の複雑化を抑止
しつつインダクタンス負荷に印加する電源電圧の増大が
可能なインダクタンス負荷駆動ブリッジ回路を実現する
ことができ、又は、回路構成が簡単な昇圧回路を有する
インダクタンス負荷駆動ブリッジ回路を実現することが
できる。詳しく説明すれば、インダクタンス負荷に双方
向通電すなわち互いに逆方向へ交互に通電を行うため
に、各インバータの各ハイサイドスイッチ及びローサイ
ドスイッチを断続すると、一方向への通電遮断時にイン
ダクタンス負荷に高い逆起電力が生じ、いままでオフし
ていたスイッチを通じてハイサイドスイッチの高位端に
電流が還流される。
【0008】本構成では特に、電源は逆流禁止手段によ
りハイサイドスイッチの高位端からの充電を禁止される
ので、インダクタンス負荷の磁気エネルギに起因する上
記還流電流は蓄電手段に蓄積されることになる。この蓄
電手段に蓄積された高電圧は次の位相期間にインダクタ
ンス負荷に印加され、このインダクタンス負荷への供給
エネルギが増大させることができる。これによりインダ
クタンス負荷の高電圧駆動が可能となる。また、この高
電圧を例えばそれが必要な上記スイッチの制御するため
の通電制御手段などの電源電圧などに利用することがで
きる。
【0009】本発明の第2の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記スイッチングブリッジが、1個のコイ
ルからなる前記インダクタンス負荷を駆動する一対のイ
ンバータからなることを特徴としている。本発明の第3
の構成は、上記第1の構成において更に、前記スイッチ
ングブリッジが、交流回転電機からなる前記インダクタ
ンス負荷を駆動する3つのインバータからなることを特
徴としている。
【0010】本発明の第4の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記ハイサイドスイッチ及びローサイドス
イッチがそれぞれ、互いに並列接続されたトランジスタ
及び還流用のダイオードからなることを特徴としてい
る。本発明の第5の構成は、上記第1の構成において更
に、前記ハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチ
が、寄生ダイオードを有するMOSトランジスタからな
ることを特徴としている。
【0011】本発明の第6の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記逆流禁止手段がダイオードからなるこ
とを特徴としている。本発明の第7の構成は、上記第1
の構成において更に、前記逆流禁止手段は前記電源が前
記ハイサイドスイッチの高位端より高電位の場合にのみ
オンするトランジスタからなる。本構成によれば第6の
構成のダイオードの順方向電位降下を回避して損失を低
減することができる。
【0012】本発明の第8の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記ハイサイドスイッチの高位端と前記蓄
電手段との間に介設されて前記蓄電手段から前記高位端
への通電を制御する放電制御スイッチを有することを特
徴としている。本構成によれば、所望時に前記インダク
タンス負荷を高電圧駆動することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好適な態様を以下の実施
例により説明する。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明のインダクタンス負荷駆動ブ
リッジ回路の一実施例を図1を参照して説明する。この
回路は、吸気流量制御弁を駆動するロータリーソレノイ
ドのコイル5を駆動するための回路であって、NMOS
トランジスタからなるHブリッジ回路(スイッチングブ
リッジ)1と、ダイオード(逆流禁止手段)2と、コン
デンサ(蓄電手段)3と、Hブリッジ回路1のハイサイ
ドスイッチH1、H2及びローサイドスイッチL1、L
2のゲート電圧を形成するドライブ回路(通電制御回
路)4と、ダイオード31及びコンデンサ32とからな
る。
【0015】Hブリッジ回路1は、周知のように、ハイ
サイドスイッチH1及びローサイドスイッチL1を直列
接続してなるインバータと、ハイサイドスイッチH2及
びローサイドスイッチL2を直列接続してなるインバー
タとを有し、両インバータの出力端間には、インダクタ
ンス負荷であるコイル5が接続されている。ダイオード
2は、ハイサイドスイッチH1、H2の高位端とバッテ
リ(電源)6の高位端との間に介設されてハイサイドス
イッチH1、H2からバッテリ6への逆流を禁止してお
り、その結果、ハイサイドスイッチH1、H2及びコン
デンサ3の電位が、バッテリ6の電位ーダイオード2の
順方向電位降下以上低下しない間は、バッテリ6からH
ブリッジ回路1への通電が生じないようになっている。
【0016】ドライブ回路4はコンデンサ32を電源と
して駆動されるものであり、指令吸気流量に対応する入
力信号電圧に応じてHブリッジ回路1に入力する各ゲー
ト電圧V1〜V4をPWM制御するものである。PWM
制御制御自体は周知であるので、その説明を省略する。
ダイオード31は抵抗34を通じてコンデンサ32を充
電し、コンデンサ32の充電電圧はツェナーダイオード
33により定電圧化されてドライブ回路4に電源電圧と
して給電される。このようにすれば、ドライブ回路4は
高電源電圧をnMOSトランジスタからなるハイサイド
スイッチH1、H2に印加することができる。
【0017】次にこの回路の動作を図2のタイミングチ
ャートを参照して説明する。VH1はハイサイドスイッ
チH1のゲート電圧であり、VH2はハイサイドスイッ
チH2のゲート電圧であり、VL1はローサイドスイッ
チL1のゲート電圧であり、VL2はローサイドスイッ
チL2のゲート電圧である。最初、スイッチH2、L1
がオンしており、スイッチH1、L2がオフしておく。
時点t1において弁開指令が入力すると、まず、スイッ
チH1、L2をオンし、スイッチH2、L1をオフす
る。スイッチH2、L1をオフすると、コイル5には電
流ーiを流し続けようとして蓄積された磁気エネルギを
誘起電圧の形で放出し、この誘起電圧による回生電流は
スイッチH1、L2又はそれらと並列接続された還流用
のダイオード(この実施例ではMOSトランジスタの寄
生ダイオードとする)Dを通じてハイサイドスイッチH
1、H2の高位端に伝達され、コンデンサ3が充電され
る。この時、ダイオード2はこの回生電流がバッテリ6
に還流するのを阻止する。
【0018】このような動作は、その後、スイッチH
1、L2とスイッチH2、L1とを切り換える度に生
じ、この結果、誘起電圧がバッテリ電圧VB ーO.75
Vより高い場合、コイル5には大きな電圧が印加され、
その分、電流も増大し、大きな弁起動トルクを得ること
ができ、高速動作が実現する。その後、時刻t2にてス
イッチH1を断続し、スイッチL2を常時オンし、スイ
ッチH2、L1をオフして所定のデューティ比でPWM
制御を行い、必要な平均電流をコイル5に通電する。こ
のようにすると、スイッチH1のオンデューティに応じ
た弁開度まで弁が回動する。ただし、この場合には、ス
イッチH1のオフ時にスイッチL2がオンしているの
で、上記回生電流はスイッチL2、アース線、スイッチ
L1と並列のダイオードDを通じて還流し、ハイサイド
スイッチH1、H2の電源電圧の上昇は生じない。
【0019】また本実施例では、バッテリ6は急変する
回生電流を吸収する必要がなく、このためその充電効率
が低下したり、バッテリ寿命が低下したりすることがな
い。一実験結果を図3に示す。図3において、100は
本願回路構成による弁全閉状態から所定の弁開度までの
弁開時のレスポンス状態を示し、101はダイオード2
及びコンデンサ3を省略し、ドライブ回路4には比較例
としての特別の高電圧回路から電源電圧を給電した場合
の弁全閉状態から所定の弁開度までの弁開時のレスポン
ス状態を示し、103は本願回路構成におけるコイル5
の電流を示し、104は上記従来構成におけるコイル5
の電流を示し、105はコンデンサ3の端子電圧(ハイ
サイドスイッチH1、H2の高位端電圧)を示す。この
実験結果から、本実施例回路(100)によれば従来回
路に比べて1mS程度高速化されていることがわかっ
た。
【0020】以下、本実施例の回路の変形態様について
説明する。ハイサイドスイッチH1、H2及びローサイ
ドスイッチL1、L2はMOSトランジスタの寄生ダイ
オード以外のダイオードをMOSトランジスタと並列に
接続してもよい。また、MOSトランジスタをバイポー
ラトランジスタなどの他のトランジスタに置換してもよ
い。
【0021】なお、上記した回生電流還流用のダイオー
ドDをもつ場合には、例えばスイッチH2、L1をオフ
した場合でも他のスイッチH1、L2をオンしなくても
それらと並列接続されるダイオードによりコンデンサ3
の充電は可能である。一方、ハイサイドスイッチH1、
H2及びローサイドスイッチL1、L2と並列に回生電
流還流用のダイオードDを持たない構成も可能であり、
この場合には、スイッチH1、L2のオフ時にスイッチ
H2、L1をオンし、スイッチH2、L1のオフ時にス
イッチH1、L2をオンすればよい。
【0022】また、上記実施例では、図2に示すよう
に、ローサイドスイッチL2は常時オンしておき、ハイ
サイドスイッチH1をPWM制御してコイル5の平均通
電電流を制御したが、その他の各種の作動方法も当然適
用することができる。例えば、弁開時にスイッチH1、
L2の両方をPWM制御し、弁閉時にスイッチH2、L
1の両方をPWM制御することができる。この時、弁は
そのディテントトルクにより通電電流0の場合に50%
開度とすることが好ましい。このPWM制御方式によれ
ばコイル断線時に弁がそのディテントトルクにより50
%開度に保持できる利点がある。
【0023】その他、所定の奇数期間でスイッチH2、
L1のオンとスイッチH1、L2のオフとを実施し、次
の偶数期間でスイッチH2、L1のオフとスイッチH
1、L2のオンとを実施するようにPWM制御すること
もできる。この場合、奇数期間と偶数期間とが等しけれ
ば実質的にコイル5の通電電流は0となり、この時、弁
はそのディテントトルクにより50%開度とすることが
好ましい。そして奇数期間が偶数期間より長くなるにつ
れて弁が閉じ、奇数期間が偶数期間より短くなるにつれ
て弁が開くようにすることができる。このPWM制御方
式によればコイル断線時に弁がそのディテントトルクに
より50%開度に保持できる利点がある。
【0024】(実施例2)他の実施例を図4を参照して
説明する。この実施例は、実施例1(図1)において、
ハイサイドスイッチH1、H2の高位端とコンデンサ3
の高位端との間にMOSトランジスタ(放電制御スイッ
チ)7を介設したものである。この実施例ではMOSト
ランジスタ7と並列接続されたダイオード71はMOS
トランジスタ7の寄生ダイオードとしている。
【0025】このようにすれば、スイッチH1、L2の
オフ時、又はスイッチH2、L1のオフ時にハイサイド
スイッチH1、H2の高位端に発生した高電圧により、
充電電流がダイオード71を通じてコンデンサ3が充電
される。そして、所望の期間にMOSトランジスタ7を
オンするとコンデンサ3からハイサイドスイッチH1、
H2の高位端に放電することができる。すなわち、本実
施例では、所望の大トルクが必要な起動時などに高電圧
駆動を行うことができる。
【0026】図5にその一動作例のタイミングチャート
を示し、一実験結果を図6に示す。図6において、20
0は本願回路構成による弁全閉状態から所定の弁開度ま
での弁開時のレスポンス状態を示し、201はダイオー
ド2及びコンデンサ3を省略し、ドライブ回路4には比
較例としての特別の高電圧回路から電源電圧を給電した
場合の弁全閉状態から所定の弁開度までの弁開時のレス
ポンス状態を示し、203は本願回路構成におけるコイ
ル5の電流を示し、204は上記従来構成におけるコイ
ル5の電流を示し、205はコンデンサ3の端子電圧
(ハイサイドスイッチH1、H2の高位端電圧)を示
す。この実験結果から、本実施例回路(100)によれ
ば従来回路に比べて2mS程度高速化されていることが
わかった。
【0027】(実施例3)他の実施例を図7を参照して
説明する。この実施例は、実施例1(図1参照)におい
て、ダイオード2をコンパレータ21により駆動される
MOSトランジスタ22で置換したものである。23は
MOSトランジスタ22の寄生ダイオードである。
【0028】この回路の特徴をなす動作を以下に説明す
る。バッテリ電圧VB がコンデンサ3の電圧Vcより低
ければ、コンパレータ21はローレベルとなってMOS
トランジスタ22をオフし、バッテリ電圧VB の充電を
防止する。一方、バッテリ電圧VB がコンデンサ3の電
圧Vcより高ければ、コンパレータ21はハイレベルと
なってMOSトランジスタ22をオンし、バッテリ6は
コイル5を駆動する。
【0029】このようにすれば、ダイオード2による接
合順バイアス電圧降下を除去することができる。 (実施例4)他の実施例を図8を参照して説明する。こ
の実施例は、図7のロータリーソレノイドのコイルを例
えば電気自動車用の三相交流モータ7に置換し、スイッ
チングブリッジ1を三相インバータ8に置換したもので
ある。
【0030】三相インバータ8は、MOSトランジスタ
からなるハイサイドスイッチ81〜83及びローサイド
スイッチ84〜86からなり、ドライブ回路9からのゲ
ート制御信号電圧により交互に制御され、これにより三
相交流電圧Va、Vb、Vcが形成される。通常はハイ
サイドスイッチ81〜83が順番にオンされ、ローサイ
ドスイッチ84〜86が順番にオンされる。当然、同一
相のハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチは同時
にオンされない。
【0031】このようにすれば、オンしている例えばハ
イサイドスイッチ81とローサイドスイッチ85を例え
ばオフすれば、ハイサイドスイッチ82とローサイドス
イッチ84にそれぞれ並列接続されたダイオードを通じ
て高電圧がコンデンサ3に印加される。したがって、実
施例1〜3と同様にコンデンサ3に高電圧をチャージす
ることができ、三相交流モータ7に印加する平均三相交
流電圧Va、Vb、Vcを増大することができ、バッテ
リ6の充電負担も軽減される。もちろん、この実施例に
おいて、三相交流モータ7を例えば車両制動時に発電動
作させることもでき、この場合、制動エネルギはコンデ
ンサ3に蓄積される。もちろん、コンデンサ3の充電電
圧が所定のしきい値を超えればMOSトランジスタ22
をオンしてコンデンサ3の過大電圧蓄電を防止すること
もできる。
【0032】なお、図7、図8において、コンパレータ
21、MOSトランジスタ22はスイッチングブリッジ
1又は三相インバータ8と集積できることはもちろんで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の回路を示す回路図である。
【図2】図1の回路の各部の電位変化を示すタイミング
チャートである。
【図3】図1の回路を用いた実験における各部の電位変
化を示すタイミングチャートである。
【図4】実施例2の回路を示す回路図である。
【図5】図4の回路の各部の電位変化を示すタイミング
チャートである。
【図6】図4の回路を用いた実験における各部の電位変
化を示すタイミングチャートである。
【図7】実施例3の回路を示す回路図である。
【図8】実施例4の回路を示す回路図である。
【符号の説明】
H1、H2はハイサイドスイッチ、L1、L2はローサ
イドスイッチ、1はスイッチングブリッジ、2はダイオ
ード(逆流禁止手段)、3はコンデンサ(蓄電手段)、
4はドライブ回路(通電制御手段)、5はコイル(イン
ダクタンス負荷)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 7/63 302 H02P 7/63 302C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイサイドスイッチ及びローサイドスイッ
    チを直列接続してそれぞれ構成される複数のインバータ
    を並列接続してなるスイッチングブリッジと、前記各イ
    ンバータの出力端から双方向通電されるインダクタンス
    負荷と、電源と前記ハイサイドスイッチの高位端との間
    に介設されて前記ハイサイドスイッチから前記電源への
    通電を禁止する逆流禁止手段と、前記高位端から充電さ
    れる蓄電手段と、前記スイッチを断続して前記負荷コイ
    ルの通電を制御する通電制御手段とを備えることを特徴
    とするインダクタンス負荷駆動ブリッジ回路。
  2. 【請求項2】前記スイッチングブリッジは、1個のコイ
    ルからなる前記インダクタンス負荷を駆動する一対のイ
    ンバータからなる請求項1記載のインダクタンス負荷駆
    動ブリッジ回路。
  3. 【請求項3】前記スイッチングブリッジは、交流回転電
    機からなる前記インダクタンス負荷を駆動する3つのイ
    ンバータからなる請求項1記載のインダクタンス負荷駆
    動ブリッジ回路。
  4. 【請求項4】前記ハイサイドスイッチ及びローサイドス
    イッチはそれぞれ、互いに並列接続されたトランジスタ
    及び還流用のダイオードからなる請求項1記載のインダ
    クタンス負荷駆動ブリッジ回路。
  5. 【請求項5】前記ハイサイドスイッチ及びローサイドス
    イッチは、寄生ダイオードを有するMOSトランジスタ
    からなる請求項1記載のインダクタンス負荷駆動ブリッ
    ジ回路。
  6. 【請求項6】前記逆流禁止手段はダイオードからなる請
    求項1記載のインダクタンス負荷駆動ブリッジ回路。
  7. 【請求項7】前記逆流禁止手段は前記電源が前記ハイサ
    イドスイッチの高位端より高電位の場合にのみオンする
    トランジスタからなる請求項1記載のインダクタンス負
    荷駆動ブリッジ回路。
  8. 【請求項8】前記ハイサイドスイッチの高位端と前記蓄
    電手段との間に介設されて前記蓄電手段から前記高位端
    への通電を制御する放電制御スイッチを有する請求項1
    記載のインダクタンス負荷駆動ブリッジ回路。
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