JPH0969231A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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Publication number
JPH0969231A
JPH0969231A JP7223298A JP22329895A JPH0969231A JP H0969231 A JPH0969231 A JP H0969231A JP 7223298 A JP7223298 A JP 7223298A JP 22329895 A JP22329895 A JP 22329895A JP H0969231 A JPH0969231 A JP H0969231A
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JP
Japan
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bobbin
optical pickup
coil
pickup device
tracking
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Application number
JP7223298A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Kono
治彦 河野
Masaharu Fukakusa
雅春 深草
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ位置検出機構を磁気検出素子を用いて
実現し、部品数の削減による小型化及びコスト・工数の
削減、軽量化による位置精度の向上が可能な信頼性及び
量産化に優れた光ピックアップ装置を提供することを目
的とする。 【構成】 本発明の光ピックアップ装置1Aは、対物レ
ンズ22を搭載するボビン23と、ボビン23を可動自
在に支持する固定基台26と、ボビン23に配設された
各永久磁石2a,2bと、固定基台26に配設されたフ
ォーカッシング用コイル及びトラッキング用コイルから
なる駆動コイル4a,4bと、永久磁石2aとフォーカ
ッシング用コイル又はトラッキング用コイルからなる駆
動コイル4aの位置の差により発生する磁界の変化を検
出する1乃至複数の磁気検出素子5aと、磁気検出素子
5aによる漏れ磁束量等の磁界の変化量によりボビン2
3の位置制御を行う構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光記録媒体にレーザ光
を微小スポットに集光して、光学的にデータを再生する
光ピックアップ装置に関し、特に永久磁石をボビンに設
けたムービングマグネット方式(MM方式)のフォーカ
ッシングトラッキングアクチュエータを用いた光ディス
ク等の光記録媒体の情報記録再生に適した光ピックアッ
プ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、読み出し専用のコンパクトディス
ク(以下、CD−ROMと称す)等の光ディスク面上に
記録されたデータ信号を読み出すために光ピックアップ
装置が広く利用されている。この光ピックアップ装置
は、発光素子に半導体レーザ等を使用し、この半導体レ
ーザから出射されるレーザ光を集光レンズ等によって光
ディスク面上に微小スポットとして集光させるととも
に、光ディスク面で反射された反射光をプリズム等によ
って受光センサに導き、この導かれた光信号を電気信号
に光電変換してデータを再生するものである。ここで、
光ピックアップ装置には、データを安定して読み出すた
めに、光ディスクの面振れや偏心等の変動に対して追従
させてスポット径を微小に保ち焦点を合わせるフォーカ
ス機能と、対物レンズが搭載されたボビン及び固定部を
移動させてスポットをデータトラックに追従させるため
の粗シーク機能と、光ディスクの偏心等によって生じる
データトラックのうねりにスポットを追従させる精密ト
ラッキング機能と、が備えられている。このような光ピ
ックアップ装置では、データ転送速度の向上並びに携帯
型のパソコン等に搭載を可能にするため、薄型化や低消
費電力化,低コスト化等が要求されている。
【0003】以下に従来の光ピックアップ装置につい
て、図面を参照しながら説明する。図5は従来の光ピッ
クアップ装置の要部断面端面図である。21は従来の光
ピックアップ装置、22は半導体レーザ37からの光を
微小なスポット径として後述の光ディスク35に集光す
る対物レンズ(又は集光レンズという)、23は対物レ
ンズ22のファーカッシング調整及びトラッキング調整
を行うために対物レンズ22を搭載し2軸方向に可動自
在に支持される略板状に形成されたレンズホルダ(以
下、ボビンと称す)、24はボビン23の側面略中央部
と右方から延設されボビン23をフォーカッシング駆動
方向とトラッキング駆動方向の2軸方向に可動自在とす
る弾性を有するワイヤ等の支持部材、25は支持部材2
4の一端部を固定する固定部材、26はボビン23を支
持する固定部材25及び後述のアクチュエータ28や立
ち上げミラー34等を光ディスク35の半径方向の一定
位置に保持する固定基台、27は固定基台26の端部側
に設けられた台部材であり、固定基台26とともに断面
略逆L字状に一体形成されている。28は台部材27の
上面に配設されたフォーカッシング・トラッキング用の
アクチュエータ、29はアクチュエータ28を構成する
断面凹字状に形成されたヨーク、30,31はヨーク2
9の対向する内壁面に各々配設固定された永久磁石、3
2はヨーク29の永久磁石30と磁気回路を構成するた
めの鉄芯にフォーカシング方向と直交する方向に導線が
巻かれボビン23に配設されたフォーカッシング用コイ
ル、33はヨーク29の永久磁石31と磁気回路を構成
するための鉄芯にトラッキング方向と直交する方向に導
線が巻かれボビン23に配設されたトラッキング用コイ
ル、34は半導体レーザ37から照射され水平方向にく
る光線を対物レンズ22の方向に屈折させる立ち上げミ
ラーであり、対物レンズ22の下方に固定基台26に固
定され反射面を有するプリズム等からなる。35は対物
レンズ22の上方に高速回転するCD−ROM等の光記
録媒体である光ディスク、36は固定基台26の右方上
面に光出射部が立ち上げミラー34の反射面に向けて配
設されたレーザユニット、37はレーザユニット36の
内部に実装された半導体レーザ、38はレーザユニット
36の内部で半導体レーザ37の側方に実装され光ディ
スク35からの反射光をデータ信号とフォーカス誤差信
号及びトラッキング誤差信号に光電変換する多分割セン
サ、39はレーザユニット36の光出射部に固定された
光学部材、40は光学部材39の右端面略中央部に形成
された半導体レーザ37から出射されたレーザ光を主ビ
ーム(0次光)とトラッキング用の副ビーム(+1次
光、−1次光)に回折する3ビーム発生用回折格子、4
1は光学部材39の左端面略中央部に形成され光ディス
ク35からの反射光を多分割センサ38に導くための回
折格子である。ここで、フォーカッシング・トラッキン
グ用のアクチュエータ28は、ボビン23に固定された
フォーカッシング用コイル32とトラッキング用コイル
33と、ヨーク29に固定された永久磁石30,31と
によって磁気回路が構成されており、このような構成の
磁気回路をムービングコイル方式(以下、MC方式と称
す)という。これに対して、コイルと永久磁石30,3
1の関係が逆、すなわち、コイルが固定されボビンに永
久磁石が固定された構成の磁気回路をムービングマグネ
ット方式(以下、MM方式と称す)という。
【0004】以上のように構成された光ピックアップ装
置について、以下その動作を説明する。まず、レーザユ
ニット36において、半導体レーザ37から出射された
レーザ光が3ビーム発生用回折格子40によって主ビー
ム(0次光)とトラッキング用の副ビーム(+1次光、
−1次光)とに回折される。次に、3ビームに回折され
たレーザ光は、光学部材39を透過した後、立ち上げミ
ラー34で光ディスク35に向け90度偏向される。次
に、90度偏向されたレーザ光は、対物レンズ22によ
って光ディスク35に微小スポットとして集光される。
次に、光ディスク35で反射された反射光は、往路と略
逆の光路をたどって光学部材39に到達する。光学部材
39に到達した光は、回折格子41によって回折偏向さ
れて多分割センサ38に導かれる。多分割センサ38に
導かれた反射光は、多分割センサ38により光電変換さ
れてデータ信号とフォーカッシング誤差信号及びトラッ
キング誤差信号として検出される。次に、多分割センサ
38で得られたフォーカッシング誤差信号とトラッキン
グ誤差信号に応じてフォーカッシング用コイル32又は
トラッキング用コイル33に電流が流され、フォーカッ
シング・トラッキング用のアクチュエータ28により、
ボビン23の位置が調整されフォーカッシング制御部
(図示せず)によりフォーカッシング制御が、又、トラ
ッキング制御部(図示せず)により精密トラッキング制
御が行われる。
【0005】ここで、精密トラッキング制御が可能な範
囲には、光学的及び機械的な制約が存在する。光学的な
制約としては、光ディスク35からの反射光が往路と略
逆にたどって多分割センサ38に戻る際に、対物レンズ
22の位置、すなわちボビン23の位置が固定基台26
に対し相対的に定常の位置から大きく外れていた場合、
光ディスク35上の集光点での収差が悪化し、集光が不
可能になり再生信号の読み出しが不可能になるという調
整範囲の制約があった。機械的な制約としては、主にボ
ビン23を支持するためにバネ性を持ったワイヤ等から
なる支持部材24のバネ性の限界から生じる調整範囲の
制約があった。ここで、光学的な制約は、対物レンズ2
2の性能やその他の条件等により異なるが一般的には
0.2mm程度とされている。又、機械的な制約は、一
般的には普通光学的制約よりも大きいものである。そこ
で、精密トラッキング制御によって読もうとしているデ
ータトラックが光学的,機械的な範囲の内どちらかを越
えるような位置にボビン23が制御された場合、このボ
ビン23が光学的,機械的な制約の範囲を越えたことを
粗シーク機構(図示せず)の制御部(図示せず)に通知
し、粗シーク機構を駆動して光学的,機械的な制約の範
囲内に固定基台26を移動させる必要が生じることにな
る。そこで、従来、ボビン23と固定基台26の相対的
位置を検出するために、光学的センサ等を用いたレンズ
位置検出機構が使用されていた。
【0006】次に、従来の光ピックアップ装置のレンズ
位置検出機構について、以下図面を参照しながら説明す
る。図6は従来の光ピックアップ装置に使用されるレン
ズ位置検出機構の斜視図である。図6において、22は
対物レンズ、23はボビン、24は支持部材、25は固
定部材、34は立上げミラーである。又、42は固定基
台26(図5参照)に固定された発光ダイオード(LE
D)等の光源、43は固定基台26に固定された受光
部、44は光源42と受光部43の間に配設されボビン
23に一体形成された遮光板である。ここで、従来の光
ピックアップ装置のレンズ位置検出機構は、ボビン23
に光源42及び受光部43を、固定基台26に遮光板4
4を設けて、遮光板44の位置の検出を行ってもよい。
【0007】以上のように構成された従来の光ピックア
ップ装置のレンズ位置検出機構について、図6を用いて
以下その動作を説明する。固定基台26の光源42から
の出射光はボビン23の相対位置、すなわち遮光板44
の位置に応じて遮られ、受光部43に達する光量が変化
し、この光量の変化量に応じて制御部(図示せず)がボ
ビン23と固定基台26の相対的位置を検出し、ボビン
23が精密トラッキング制御の範囲からずれていると判
断した場合、ボビン23を光学的,機械的な制約の範囲
内に移動させていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、以下の問題点を有していた。すなわち、 (1)MC方式及びMM方式の両方において、光学的な
方法でボビンと固定基台の相対的な位置を検出する場
合、駆動には直接関与しない遮光板もしくは光源と受光
部等の部材をボビンに設ける必要が生じていた。このた
め、ボビンの部品点数が増加して組立工数が煩雑になる
とともに、量産化に欠ける。又、ボビンの重量が増加す
るため、フォーカッシング・トラッキング系の性能向上
のため、駆動部が大型化し設計自由度が減少し、装置自
体の小型化の妨げとなっていた。 (2)又、光量検出による位置検出は、一般的に受光部
等に十分なリニアリティ及び感度を有する受光素子等を
得ることが容易ではなく、光源,遮光板,受光部の位置
関係、それぞれの形状等を組立性を考慮しつつ設計する
ことは困難であった。 (3)同時に、ボビンの中心から離れたところに遮光板
等を設けた場合、レンズ位置検出手段が、トラッキング
方向でのボビンの周囲にかなりの大きさの空間が必要と
なり、装置の小型化の妨げになっていた。 (4)MM方式を採用したアクチュエータにおいては、
フォーカッシング・トラッキング方向について可動部の
永久磁石に対して、固定部に設ける駆動コイルをある程
度の精度を持って位置決めを行い、フォーカッシング・
トラッキング方向の可動範囲に渡って一定値以上の駆動
感度を保証する必要があるが、従来の位置決め精度は、
部品の機械的な公差精度に大きく依存していた。それを
見越して、駆動コイルの大きさ等にある程度余裕を持っ
て大きく設計する必要があり、装置の大型化,駆動電流
の増加等を生じていた。又、複数の永久磁石−コイル駆
動系の合力により駆動する場合、永久磁石の強度ばらつ
きも存在し、駆動系中心が可動部重心に対して位置ずれ
を生じ、装置の読み込み精度に悪影響を及ぼす不要な共
振を起こし、記録媒体の記録密度の増加や読み取り精度
に支障をきたしていた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、レンズ位置検出機構を磁気検出素子を用いて実現
し、部品数の削減による小型化及びコスト・工数の削
減、軽量化による位置精度の向上が可能な信頼性及び量
産化に優れた光ピックアップ装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の光ピックアップ装置は、対
物レンズを搭載するボビンと、ボビンを可動自在に支持
する固定基台と、フォーカッシング用コイル及び永久磁
石によりボビンを垂直方向に調整してフォーカッシング
制御を行うフォーカッシング制御部と、トラッキング用
コイル及び永久磁石によりボビンを光ディスクの径方向
である水平方向に調整してトラッキング制御を行うトラ
ッキング制御部と、を備えた光ピックアップ装置であっ
て、ボビンに配設された各永久磁石と、固定基台に配設
されたフォーカッシング用コイル及びトラッキング用コ
イルと、永久磁石とフォーカッシング用コイル又はトラ
ッキング用コイルの位置の差により発生する磁界の変化
を検出する1乃至複数の磁気検出素子と、を備え、磁気
検出素子による磁界の変化の検出量によりボビンの位置
制御を行う構成を有している。
【0011】請求項2に記載の光ピックアップ装置は、
請求項1において、磁気検出素子が、少なくともボビン
とフォーカッシング用コイル又はトラッキング用コイル
の間に配設されている構成を有している。
【0012】請求項3に記載の光ピックアップ装置は、
請求項1又は2において、磁気検出素子が、フォーカッ
シング用コイル又はトラッキング用コイルの磁束方向の
中心軸に対して、対称な位置に配置されている構成を有
している。
【0013】請求項4に記載の光ピックアップ装置は、
請求項1乃至3の内いずれか1において、磁気検出素子
が、駆動コイルに対して所定の位置に配設されている構
成を有している。
【0014】請求項5に記載の光ピックアップ装置は、
請求項4において、磁気検出素子が、フォーカッシング
用コイル又はトラッキング用コイルの内部に配置されて
いる構成を有している。
【0015】ここで、磁気検出素子としては、磁束密度
を検出するホール素子,MR素子等が用いられる。又、
磁界の変化の検出としては、漏れ磁束量等を検出するこ
とにより行うことができる。
【0016】
【作用】この構成によって、以下の作用を奏することが
できる。すなわち、 (1)対物レンズを搭載した可動部であるボビンに永久
磁石と、位置の基準となる光ピックアップ装置の固定基
台等に固定されたフォーカッシング用又はトラッキング
用の駆動コイルと、を設けて、永久磁石からの駆動コイ
ルへの磁界の変化として漏れ磁束等が、駆動コイルと永
久磁石の距離により変化するので、この漏れ磁束等の変
化を、磁気検出素子により検出することにより、固定基
台に対するボビンの位置、すなわち、対物レンズの位置
を検出することができる。この結果、フォーカッシング
又はトラッキング制御を行うことができる。特に、複雑
な位置検出用部材・素子を設ける必要がなく、固定基台
に対するボビンの相対位置を検出することができるの
で、ボビンの部品点数が減少し組立性が改善され、量産
化に優れ低コスト化を実現することができる。更に、組
立精度を補償するために磁石を大きくする必要がなくな
るので、ボビンの重量を軽減でき、ボビンの重量バラン
スが取り易いため、重心位置を安定化させることがで
き、ボビンの不要共振を軽減することができ、光学系の
位置精度を向上させることができる。このように、フォ
ーカッシング・トラッキング系の駆動部を小型化するこ
とができるので、設計自由度が増え装置全体の小型化及
び設計時間の短縮が実現できる。 (2)磁気検出素子の位置をボビンと駆動コイルの間に
設けることにより、光ピックアップ装置(粗シーク体)
の占有体積を小さくすることができ、光ディスクドライ
ブ全体の小型化を実現できる。 (3)磁気検出素子が複数配置されることにより、複数
の位置で漏れ磁束や駆動コイルと永久磁石の磁界強度を
検出し、その複数の磁界強度信号を演算処理することに
より、更に位置検出範囲及び感度を向上させることがで
きる。特に、駆動コイルの磁束方向の中心軸に対して、
対称な位置に配置することにより、演算が容易で駆動コ
イルからの永久磁石の位置を算出することができる。 (4)磁気検出素子を駆動コイルに対し一定の位置精度
を確保して設けることにより、組立時において、磁気検
出素子からの出力をモニタリングして、永久磁石を搭載
したボビンに対する駆動コイルや鉄心の相対位置を調
整、初期設定することができるので、永久磁石と駆動コ
イルや鉄心との距離の差による磁力強度ばらつきを抑え
ることができる。この結果、補正する範囲を正確に確保
でき、かつ可動部であるボビンの重心と駆動力作用点の
ずれを減少することが可能となり、可動部駆動中の不要
共振を防ぐことができ、精度の高い位置補正ができる。
従って、記録再生エラーが少なく、高密度記録に対応す
ることが可能である。特に、フォーカッシング用コイル
又はトラッキング用コイルの内部に磁気検出素子を配置
することにより磁気検出素子を駆動コイルに対し一定の
位置精度を確保することができるとともに、装置の小型
化を実現できる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0018】(実施例1)図1は本発明の第1実施例に
おける光ピックアップ装置の斜視図である。1Aは本発
明の第1実施例における光ピックアップ装置(粗シーク
体)である。22は対物レンズ、23はボビン、24は
支持部材、25は固定部材、26は固定基台、34は立
ち上げミラーである。これらは、従来例と同様のものな
ので、同一の符号を付して説明を省略する。従来例と異
なるのは、可動自在なボビン23に配設したフォーカッ
シング及びトラッキングの位置調整を行うための永久磁
石2a,2bと、固定基台26に配設され鉄芯3a,3
bにフォーカシング方向に直交する方向に導線を巻いた
フォーカシング用コイル32とトラッキング方向に直交
する方向に導線を巻いたトラッキング用コイル33(共
に図5参照)とを備えた駆動コイル4a,4bと、一方
の駆動コイル4aと永久磁石2aの間に介在する位置し
永久磁石2aからの漏れ磁束量等を検出する固定基台2
6に固定された磁気検出素子5aを設けた点である。
【0019】以上のように構成された本発明の第1実施
例の光ピックアップ装置1Aの磁気検出素子5aについ
て、以下にその動作原理を説明する。ここで、永久磁石
2aからの磁束は鉄心3aの方向に行くものが大部分で
あるが、永久磁石2aの縁部付近から出た磁束は、漏れ
磁束としてそのまま永久磁石2aの反対側の対磁極面や
他に向かう。この漏れ磁束は永久磁石2aの近傍に発生
するため、永久磁石2aの近傍での固定基台26に設置
された磁気検出素子5aにより漏れ磁束を検出すれば、
その検出信号の強度から永久磁石2aの相対的位置を検
出することができる。例えば、トラッキング制御におけ
る粗シーク制御を行う場合、磁気検出素子5aの精度が
それ程必要なく、磁気検出素子5aを必要最小限に用い
て、トラッキング制御における精密シークが可能なよう
に位置ずれ制御を行うことができる。すなわち、磁気検
出素子5aの検出信号により、精密シークが可能な範囲
であるか否かを検知するように制御して、磁界の強度低
下を検出した場合、精密シークが不可能と判断する。そ
の結果、精密シークが可能な範囲に光ディスクの半径方
向に沿って粗シークを行い、精密シークが可能な位置に
光ピックアップ装置1A(粗シーク体)を再調整し、安
定した条件でデータの読み出しを信頼性よく行うことが
できるようになる。
【0020】以下に、本発明の第1実施例の光ピックア
ップ装置1Aについてその動作を説明する。まず、光ピ
ックアップ装置1A(粗シーク体)を粗シークにより、
光ディスク35上の所望のデータトラックの位置の近傍
に移動させる。次に、光ディスク35上のデータを再生
するために、精密シークを行う。光ピックアップ装置1
A(粗シーク体)には、鉄心3a,3bと永久磁石2
a,2bの間に磁束が生じる。この磁束に対して、直交
方向にフォーカシング用コイル32内とトラッキング用
コイル33(共に図5参照)内の電流が作用して、フレ
ミングの左手の法則に従う駆動力を発生させる。この駆
動力は、バネ性を持った支持部材24が支持するボビン
23を駆動させる推力となり、ボビン23に固定された
対物レンズ22を光ディスク35に対しフォーカッシン
グ方向及びトラッキング方向に移動させる。このように
して、光ディスク35上のデータを再生できる。ここ
で、粗シークにより、光ディスク35上の所望のデータ
トラックの位置の近傍に移動した光ピックアップ装置1
A(粗シーク体)に対し、上記の精密シーク機構により
対物レンズ22が位置調整させるが、再生が進むにつれ
立ち上げミラー34等を含む光ピックアップ装置1A
(粗シーク体)に対する位置、すなわち再生光学系に対
する位置すれが生じる。この位置ずれは、前述したよう
に一定範囲は許容されるがそれ以上では確実な再生が困
難となる。そのため、レンズ位置検出機構が必要とな
る。そこで、永久磁石2aの近傍にあたる固定基台26
に設置された磁気検出素子5aにより漏れ磁束の強度を
検出すれば、その検出信号の強度から永久磁石2aの相
対的位置が精密シークが可能な範囲であるか否かを知る
ことができる。この構成では、磁界の強度低下を検出し
た場合、光ディスク35により一定している半径方向に
粗シークを行い安定した条件でデータの読み出しが行う
ことができる。
【0021】以上のように本実施例によれば、磁気検出
素子5aにより、固定基台26に対するボビン23の位
置すなわち、対物レンズ22の位置を検出することがで
きる。特に、磁気検出素子5aを駆動コイル4a,4b
とボビン23の間に介在した位置に設けることにより、
装置の外形寸法を最小限にして装置全体の小型化を実現
することができる。このように、複雑な位置検出用部材
・素子を設ける必要がなく、固定基台26に対する相対
位置を検出することができるので、ボビン23の部品点
数が減少し組立性が改善され、低コスト化を実現するこ
とができる。又、ボビン23の重量を軽減できるため、
フォーカッシング・トラッキング系の駆動部を小型化す
ることができる。更に、ボビン23の重量バランスが取
り易く重心位置を安定化させることができ、ボビン23
の不要共振を軽減することができ、光学系の位置精度を
向上させることができる。
【0022】(実施例2)図2は本発明の第2実施例に
おける光ピックアップ装置の斜視図である。1Bは本発
明の第2実施例における光ピックアップ装置(粗シーク
体)である。2a,2bは永久磁石、3a,3bは鉄
心、4a,4bは駆動コイル、22は対物レンズ、23
はボビン、24は支持部材、25は固定部材、26は固
定基台、34は立ち上げミラーである。これらは、実施
例1と同様のものなので、同一の符号を付して説明を省
略する。本発明の第2実施例における光ピックアップ装
置1Bが第1実施例と異なるのは、鉄心3aと永久磁石
2aの間に介在した位置に、かつ、永久磁石2aの磁束
方向の中心軸に対して、対称な位置に配置されている2
つの磁気検出素子6a,6a′を設けた点である。
【0023】以上のように構成した本発明の第2実施例
の光ピックアップ装置1Bの磁気検出素子6a,6a′
の磁気検出について、以下に図3を用いて説明する。図
3は本発明の第2実施例の光ピックアップ装置の磁気検
出素子の相対位置に対する磁気検出量を示すグラフであ
る。各磁気検出素子6a,6a′からの信号出力を図3
に示す。図3において、丸印は磁気検出素子6aの検出
信号、四角印は磁気検出素子6a′の検出信号を表すグ
ラフである。これらの信号を演算した結果が、黒丸印で
示してある。本実施例における演算方法は、磁気検出素
子6aと磁気検出素子6a′の検出信号の減算を行っ
た。図3から明らかなように、相対位置0の付近の直線
性も得ることができるとともに、演算結果の正負からず
れの方向が広い範囲で検出できる。そのため、極端に偏
心の大きな光ディスク35を再生する場合、光ディスク
35が一周する間に外周・内周両方向に粗シークするこ
とが必要になるが、このような場合にも本構成であれば
対応可能となる。
【0024】以上のように本実施例によれば、実施例1
の効果に加えて、磁気検出素子6a,6a′が複数配置
されることにより、複数の磁界強度信号を演算処理する
ことにより、更に位置検出範囲及び感度を向上させるこ
とができる。特に、駆動コイル4a,4bの磁束方向の
中心軸に対して、対称な位置に配置することにより、演
算が容易で駆動コイルから4a,4bの永久磁石2a,
2bの位置を相対的に算出することができる。
【0025】(実施例3)図4は本発明の第3実施例に
おける光ピックアップ装置の斜視図である。1Cは本発
明の第3実施例における光ピックアップ装置(粗シーク
体)である。2a,2bは永久磁石、3a,3bは鉄
心、4a,4bは駆動コイル、22は対物レンズ、23
はボビン、24は支持部材、25は固定部材、26は固
定基台、34は立ち上げミラーである。これらは、実施
例1乃至実施例2と同様のものなので、同一の符号を付
して説明を省略する。本発明の第3実施例における光ピ
ックアップ装置1Cが第1実施例及び第2実施例と異な
るのは、駆動コイル4a,4bと一定の位置精度を確保
しつつ磁気検出素子7a,7bが取付部材8a,8bに
よりフォーカッシング用コイル32又はトラッキング用
コイル33(共に図5参照)に位置決めされた配置構成
になっている。複数の磁気回路で駆動されるアクチュエ
ータ28において永久磁石2a,2bの強度が極端に異
なると駆動力バランスが崩れ、可動部にローリング運動
が生じ不要共振が発生するため、駆動コイル4a,4b
に対する永久磁石2a,2bの位置を磁気検出素子7
a,7bを用いて初期設定できるような構成にした点で
ある。
【0026】以上のように構成された本発明の第3実施
例の光ピックアップ装置1Cについて、以下にその組立
方法を説明する。駆動コイル4a,4bを固定基台26
に固定する生産工程において、磁気検出素子7a,7b
の出力をモニタリングして既定の基準値を示すところで
駆動コイル4a,4bの固定を行う。この結果、永久磁
石2a,2bの強度がばらついていても永久磁石2a,
2bと駆動コイル4a,4bとの間の磁界条件をおおむ
ね揃えることができるため、ボビン23を駆動させる駆
動力がばらつくことを防ぐことが可能となる。
【0027】以上のように本実施例によれば、磁気検出
素子7a,7bを駆動コイル4a,4bに対し一定の位
置精度を確保して設けることにより、組立時において、
磁気検出素子7a,7bからの出力をモニタリングして
永久磁石2a,2bを搭載したボビン23に対する駆動
コイル4a,4bとの相対位置を調整することができる
ので、永久磁石2a,2bと駆動コイル4a,4bの距
離の差による磁力強度ばらつきを抑えることができる。
この結果、可動部駆動中の不要共振を防ぐことができ、
精度の高い位置補正ができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下の優
れた効果を奏する。すなわち、 (1)対物レンズを搭載した可動部であるボビンに永久
磁石と、基準となる光ピックアップ装置の固定基台等に
固定されたフォーカッシング用又はトラッキング用の駆
動コイルとを設けてたので、永久磁石からの駆動コイル
への漏れ磁束等の磁界変化を検出することにより、フォ
ーカッシング又はトラッキング制御を行うことができ
る。この結果、複雑な位置検出用部材・素子を設ける必
要がなく、固定基台に対するボビンの相対位置を検出す
ることができるので、ボビンの部品点数が減少し組立性
が改善され、量産化に優れ低コスト化を実現することが
できる。又、ボビンの重量を軽減によりボビンの不要共
振を軽減することができ、光学系の位置精度を向上させ
ることができ、装置の小型化及びデータの記録再生の信
頼性に優れた光ピックアップ装置を実現することができ
る。 (2)磁気検出素子の位置をボビンと駆動コイルの間に
介在する位置に設けることにより、光ピックアップ装置
(粗シーク体)の占有体積を小さくすることができ、小
型化に優れた光ピックアップ装置を実現することができ
る。 (3)磁気検出素子が複数配置されることにより、複数
の位置で漏れ磁束や駆動コイルと永久磁石の磁界強度等
を検出し、その複数の磁界強度信号を演算処理すること
により、更に位置検出範囲及び感度を向上させることが
できる。特に、駆動コイルの磁束方向の中心軸に対し
て、対称な位置に配置することにより、演算が容易で駆
動コイルからの永久磁石の位置を算出することができ、
フォーカッシング及びトラッキングの制御範囲が広く、
ボビンの位置算出に優れた光ピックアップ装置を実現す
ることができる。 (4)磁気検出素子を駆動コイルに対し一定の位置精度
を確保して設けることにより、組立時において、磁気検
出素子からの出力をモニタリングして、永久磁石を搭載
したボビンに対する駆動コイルや鉄心の相対位置を調
整、初期設定することができるので、永久磁石と駆動コ
イルや鉄心との距離の差による磁力強度ばらつきを抑え
ることができる。この結果、補正する範囲を正確に確保
でき、かつ可動部であるボビンの重心と駆動力作用点の
ずれを減少することが可能となり、可動部駆動中の不要
共振を防ぐことができ、精度の高い位置補正ができる。
従って、記録再生エラーが少なく、高密度記録に対応す
ることができる信頼性に優れた光ピックアップ装置を実
現することができる。特に、フォーカッシング用コイル
又はトラッキング用コイルの内部に磁気検出素子を配置
することにより磁気検出素子を駆動コイルに対し一定の
位置精度を確保することができるとともに、装置の小型
化に優れた光ピックアップ装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における光ピックアップ装
置の斜視図
【図2】本発明の第2実施例における光ピックアップ装
置の斜視図
【図3】本発明の第2実施例の光ピックアップ装置の磁
気検出素子の相対位置に対する磁気検出量を示すグラフ
【図4】本発明の第3実施例における光ピックアップ装
置の斜視図
【図5】従来の光ピックアップ装置の要部断面端面図
【図6】従来の光ピックアップ装置に使用されるレンズ
位置検出機構の斜視図
【符号の説明】
1A,1B,1C 光ピックアップ装置(粗シーク体) 2a,2b 永久磁石 3a,3b 鉄心 4a,4b 駆動コイル 5a,6a,6a′,7a,7b 磁気検出素子 8a,8b 取付部材 21 従来の光ピックアップ装置 22 対物レンズ 23 ボビン(レンズホルダ) 24 支持部材 25 固定部材 26 固定基台 27 台部材 28 アクチュエータ 29 ヨーク 30,31 永久磁石 32 フォーカッシング用コイル 33 トラッキング用コイル 34 立ち上げミラー 35 光ディスク 36 レーザユニット 37 半導体レーザ 38 多分割センサ 39 光学部材 40 3ビーム発生用回折格子 41 回折格子 42 光源 43 受光部 44 遮光板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを搭載するボビンと、ボビンを
    可動自在に支持する固定基台と、フォーカッシング用コ
    イル及び永久磁石により前記ボビンを垂直方向に調整し
    てフォーカッシング制御を行うフォーカッシング制御部
    と、トラッキング用コイル及び永久磁石により前記ボビ
    ンを光ディスクの径方向である水平方向に調整してトラ
    ッキング制御を行うトラッキング制御部と、を備えた光
    ピックアップ装置であって、前記ボビンに配設された前
    記各永久磁石と、前記固定基台に配設された前記フォー
    カッシング用コイル及び前記トラッキング用コイルと、
    前記永久磁石と前記フォーカッシング用コイル又は前記
    トラッキング用コイルの位置の差により発生する磁界の
    変化を検出する1乃至複数の磁気検出素子と、を備え、
    前記磁気検出素子による前記磁界の変化の検出量により
    前記ボビンの位置制御を行うことを特徴とする光ピック
    アップ装置。
  2. 【請求項2】前記磁気検出素子が、少なくとも前記ボビ
    ンと前記フォーカッシング用コイル又は前記トラッキン
    グ用コイルの間に配設されていることを特徴とする請求
    項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】前記磁気検出素子が、前記フォーカッシン
    グ用コイル又は前記トラッキング用コイルの磁束方向の
    中心軸に対して、対称な位置に配置されていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】前記磁気検出素子が、駆動コイルに対して
    所定の位置に配設されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】前記磁気検出素子が、前記フォーカッシン
    グ用コイル又は前記トラッキング用コイルの内部に配置
    されていることを特徴とする請求項4に記載の光ピック
    アップ装置。
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