JPH0966736A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH0966736A
JPH0966736A JP8091440A JP9144096A JPH0966736A JP H0966736 A JPH0966736 A JP H0966736A JP 8091440 A JP8091440 A JP 8091440A JP 9144096 A JP9144096 A JP 9144096A JP H0966736 A JPH0966736 A JP H0966736A
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opening
degree
temperature
air
instruction signal
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Seiji Ito
誠司 伊藤
Kunio Iritani
邦夫 入谷
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Denso Corp
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00878Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
    • B60H1/00899Controlling the flow of liquid in a heat pump system
    • B60H1/00907Controlling the flow of liquid in a heat pump system where the flow direction of the refrigerant changes and an evaporator becomes condenser
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓ガラスの防曇の必要があるときには、防曇
の必要がないときに比べて防曇効果を高める。 【解決手段】 暖房運転モード時にデフロスタスイッチ
の入力があったときは、圧縮機21の吐出冷媒温度が予
め設定された温度以下であれば、電気式の暖房用膨張弁
24の開度を、それまでの開度よりも小さくなるように
制御する。これによって、暖房用室内熱交換器12にお
ける液冷媒の過冷却度が大きくなり、熱交換器12の温
度が高くなって、デフロスタ吹出口14から吹き出され
る空気温度が高くなる。従って、フロントガラスの防曇
効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気通路内の空気
を加熱する凝縮器の加熱度合いを電気式膨張弁の開度で
調節するとともに、防曇時には、上記凝縮器による加熱
風をデフロスタ吹出口から吹き出すように構成された車
両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−170753号公報には、冷
凍サイクルの凝縮器として機能する熱交換器の中央の冷
媒配管上に第1の温度センサ、およびこの凝縮器の出口
の冷媒配管上に第2の温度センサをそれぞれ設け、これ
ら各温度センサの検出温度差から、この凝縮器における
凝縮液冷媒の過冷却度を算出し、この算出過冷却度が所
定の一定範囲内となるように電子膨張弁開度を制御する
空調装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術を、車室
内に空気を導く空気通路内の空気を、凝縮器の凝縮熱で
加熱するように構成された車両用空調装置、例えば上記
空気通路内に上記凝縮器を配設した車両用空調装置とし
て用いた場合を考える。上記一定範囲の過冷却度を、例
えば冷凍サイクルの成績係数が極力大きくなるように設
定し、過冷却度がこの一定範囲内となるように電子膨張
弁開度を制御した場合、通常の冷暖房時には省動力とな
って良いが、窓ガラスの防曇時にはその能力が足らず、
その結果、窓ガラスの防曇を行うことができなくなるこ
とがある。
【0004】特に、一般に冬場には防曇のために外気導
入モードとする。この場合、凝縮器の吸込側には低温の
外気が導かれ、凝縮器の負荷が大きくなるので、上記問
題の起こる可能性がより高くなる。そこで本発明は上記
問題に鑑み、車室内に空気を導く空気通路内の空気を凝
縮器の凝縮熱で加熱するように構成され、さらにこの凝
縮器における加熱度合いを電気式膨張弁の開度で調節す
るように構成された車両用空調装置において、窓ガラス
の防曇の必要があるときには、防曇の必要がないときに
比べて防曇効果を高めることのできる車両用空調装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし11記載の発明は、冷凍サイクル内
の冷媒は、圧縮機によって圧縮され、凝縮器内で凝縮
し、電気式膨張弁にて減圧膨張され、蒸発器にて蒸発し
た後、再び圧縮機に戻って圧縮される。そして、防曇指
示信号発生手段が防曇指示信号を発生していない通常時
には、電気式膨張弁の開度を第1の開度とし、防曇指示
信号発生手段が防曇指示信号を発生している防曇時に
は、電気式膨張弁の開度を、上記第1の開度よりも小さ
な第2の開度とすることを特徴としている。
【0006】ここで、上記防曇とは、窓ガラスの曇りを
事前に防止することはもちろんのこと、既に発生した曇
りを除去すること、および窓ガラス外表面の氷を解氷す
ることを意味する。従って、防曇指示信号の発生が有る
ときは、防曇指示信号の発生が無いときに比べて電気式
膨張弁の開度が小さくなり、凝縮器内の冷媒圧力が高く
なる。その結果、凝縮器内の冷媒温度が高くなって、凝
縮器の凝縮熱で加熱される空気通路内の空気の温度が高
くなり、ひいては、デフロスタ吹出口から窓ガラス内面
に向けて吹き出される空気温度が高くなる。
【0007】このように本発明では、窓ガラスの防曇を
行うべく、防曇指示信号発生手段が防曇指示信号を発生
したときには、電気式膨張弁の開度を通常時よりも小さ
くして、デフロスタ吹出口からの吹出風温度を高くする
ので、より高い防曇効果を得ることができる。また、請
求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上
記第1の開度が、冷凍サイクルの成績係数が最大となる
開度であることを特徴としている。
【0008】従って、窓ガラスの防曇を行う防曇時に
は、窓ガラスの防曇効果がより高くなるのはもちろんの
こと、窓ガラスの防曇を行わない通常時には、成績係数
が最大となるように冷凍サイクルを運転して、冷凍サイ
クルの省動力効果を高くめることができる。また、請求
項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、上記
第1の開度が、凝縮器における液冷媒の過冷却度が所定
の過冷却度となる開度であることを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項2記
載の発明において、上記第1の開度が、加熱度合い検出
手段が検出した加熱度合いが所定の加熱度合いとなる開
度であることを特徴としている。また、請求項5記載の
発明は、請求項4記載の発明において、上記第2の開度
が、上記所定の加熱度合いよりも大きな加熱度合いとな
る開度であることを特徴としている。
【0010】ここで、上記所定の加熱度合いよりも大き
な加熱度合いとは、凝縮器の加熱度合いがこの加熱度合
いであれば、凝縮器の凝縮熱で加熱された空気通路内の
空気を、デフロスタ吹出口から窓ガラスに向けて吹き出
したときに、窓ガラスの防曇を十分に行うことができ
る、といった意味を有する加熱度合いである。また、請
求項6記載の発明は、請求項1ないし5いずれか1つ記
載の発明において、上記第2の開度が、吐出温度検出手
段が検出した吐出冷媒温度が所定の温度となる開度であ
ることを特徴とする。
【0011】ここで、上記所定の温度とは、上記吐出冷
媒温度がこの所定の温度であれば、凝縮器の凝縮熱で加
熱された空気通路内の空気を、デフロスタ吹出口から窓
ガラス内面に向けて吹き出したときに、窓ガラスの防曇
を十分に行うことができる、といった意味を有する温度
である。従って、窓ガラスの防曇を行うべく、防曇指示
信号発生手段が防曇指示信号を発生したときには、電気
式膨張弁の開度は、上記吐出冷媒温度が上記所定の温度
となる開度となるので、窓ガラスの防曇を十分に行うこ
とができる。また、言い換えれば、吐出冷媒温度は上記
所定の温度までしか上がらず、必要以上には上がらない
ので、電動モータにおける消費電力を最小限とすること
ができる。
【0012】また、請求項7記載の発明は、請求項1な
いし5いずれか1つ記載の発明において、上記第2の開
度が、通電電流検出手段が検出した電流量が所定の電流
量となる開度であることを特徴としている。ここで、上
記所定の電流量とは、インバータに通電される電流量を
この所定の電流量以下としておけば、インバータの発熱
量が抑えられ、インバータが正常に作動し得る、といっ
た意味を有する電流量である。
【0013】従って、防曇時においては、インバータを
正常に作動させ得る範囲内で窓ガラス内面に温風を吹き
出すことができる。また、請求項8記載の発明は、請求
項1ないし7いずれか1つ記載の発明において、防曇指
示信号の発生が有る防曇時で、かつ外気温度が所定の低
外気温度以上のときには、電気式膨張弁の開度を上記第
1の開度とし、防曇指示信号の発生がある防曇時で、か
つ外気温度が上記所定の低外気温度以下のときには、電
気式膨張弁の開度を上記第2の開度とすることを特徴と
している。
【0014】ここで、上記所定の低外気温度とは、外気
温度がこの所定の低外気温度以下のときには、防曇指示
信号の発生が無いときに行われる通常制御では、窓ガラ
スの防曇を十分に行うことができなくなる、といった意
味を有する温度である。従って、防曇指示信号の発生が
ある防曇時でも、さらに外気温度が上記所定の低外気温
度以下のとき、すなわち窓ガラスの防曇を十分に行うこ
とができないときに限って、電気式膨張弁の開度を第2
の開度とする。言い換えれば、上記防曇時であっても、
外気温度が上記所定の低外気温度以上であれば、電気式
膨張弁の開度は第1の開度とする。従って、電気式膨張
弁の開度を第2の開度とすることに伴う圧縮機消費動力
増加を、必要最小限に抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明を電気自動車用空調
装置として用いた第1実施形態を図1〜14に基づいて
説明する。図1の空調ユニット1における空調ダクト2
は、車室内に空気を導く空気通路を構成するもので、一
端側に内外気切換手段3および送風手段4が設けられ、
他端側に車室内へ通ずる複数の吹出口14〜16が形成
されている。
【0016】上記内外気切換手段3は、車室内の空気
(内気)を吸入する内気吸入口5と、車室外の空気(外
気)を吸入する外気吸入口6とが形成された内外気切換
箱内に、各吸入口5、6を選択的に開閉する内外気切換
ドア7が設けられ、この内外気切換ドア7がその駆動手
段(図示しない、例えばサーボモータ)によって駆動さ
れる構成である。
【0017】上記送風手段4は、上記内気吸入口5また
は外気吸入口6から上記各吹出口14〜16に向かっ
て、空調ダクト2内に空気流を発生させるもので、具体
的には、スクロールケーシング8内に多翼ファン9が設
けられ、このファン9がその駆動手段であるブロワモー
タ10によって駆動される構成である。また、ファン9
よりも空気下流側における空調ダクト2内には冷房用室
内熱交換器11が設けられている。この冷房用室内熱交
換器11は、冷凍サイクル20の一部を構成する熱交換
器であり、後述する冷房運転モード時に、内部を流れる
冷媒の吸熱作用によって、空調ダクト2内の空気を除
湿、冷却する蒸発器として機能する。なお、後述する暖
房運転モード時にはこの冷房用室内熱交換器11内には
冷媒は流れない。
【0018】また、冷房用室内熱交換器11よりも空気
下流側における空調ダクト2内には暖房用室内熱交換器
12が設けられている。この暖房用室内熱交換器12
は、冷凍サイクル20の一部を構成する熱交換器であ
り、後述する暖房運転モード時に、内部を流れる冷媒の
放熱作用によって、空調ダクト2内の空気を加熱する凝
縮器として機能する。なお、後述する冷房運転モード時
にはこの暖房用室内熱交換器12内には冷媒は流れな
い。
【0019】また空調ダクト2内のうち、暖房用室内熱
交換器12と隣接した位置には、ファン9から圧送され
てくる空気のうち、暖房用室内熱交換器12を流れる量
とこれをバイパスする量とを調節するエアミックスドア
13が設けられている。また上記各吹出口14〜16
は、具体的には、車両フロントガラスの内面に空調空気
を吹き出すデフロスタ吹出口14と、車室内乗員の上半
身に向かって空調空気を吹き出すフェイス吹出口15
と、車室内乗員の下半身に向かって空調空気を吹き出す
フット吹出口16である。またこれらの吹出口14〜1
6の空気上流側部位には、これらの吹出口14〜16を
開閉するドア17〜19が設けられている。これらのド
ア17〜19は、それぞれの駆動手段32〜34(具体
的にはサーボモータ、図2参照)にて駆動される。
【0020】ところで上記冷凍サイクル20は、上記冷
房用室内熱交換器11と暖房用室内熱交換器12とで車
室内の冷房および暖房を行うヒートポンプ式冷凍サイク
ルで、これらの熱交換器11、12の他に、冷媒圧縮機
21、室外熱交換器22、冷房用膨張弁23、暖房用膨
張弁24、アキュムレータ25、および冷媒の流れを切
り換える四方弁26を備え、これらが冷媒配管27で接
続された構成となっている。また、図中28は電磁弁、
29は室外ファンである。
【0021】ところで上記室外熱交換器は、後述する冷
房運転モード時に凝縮器として機能する熱交換器であ
る。また上記冷媒圧縮機21は、電動モータ30によっ
て駆動されたときに冷媒の吸入、圧縮、吐出を行う。こ
の電動モータ30は、冷媒圧縮機21と一体的に密封ケ
ース内に配置されており、インバータ31に制御される
ことによって回転速度が連続的に可変する。またこのイ
ンバータ31は、制御装置40(図2)によって通電制
御される。
【0022】また、上記冷房用膨張弁23および暖房用
膨張弁24はともに、制御装置40(図2)によって通
電制御されることによって、その弁開度が可変する電気
式膨張弁である。上記制御装置40には、図2に示すよ
うに、外気温度を検出する外気温センサ41、暖房用室
内熱交換器12の吸込側(具体的には冷房用室内熱交換
器11の吸込側)の空気温度を検出する吸込温度センサ
42、圧縮機21が吐出した冷媒圧力を検出する吐出圧
センサ43、および室外熱交換器22を出た後の冷媒温
度を検出する冷房用出口温センサ44が入力される。
【0023】また制御装置40には、暖房用室内熱交換
器12を出た後の冷媒温度を検出する暖房用出口温セン
サ45、冷房用室内熱交換器11における空気冷却度合
い(具体的には熱交換器11を通過した直後の空気温
度)を検出する蒸発器後センサ46、および圧縮機21
が吐出した冷媒温度を検出する吐出温センサ47からの
各信号が入力されるとともに、車室内前面に設けられた
コントロールパネル51の各レバー、スイッチからの信
号も入力される。
【0024】上記吐出圧センサ43は、圧縮機21と四
方弁26との間の吐出配管に設置されている。また上記
冷房用出口温センサ44は、断熱材等で包まれて冷媒温
度の検出誤差が小さくなるようにされた上で、室外熱交
換器22の出口配管の表面にクランプ等で密着固定され
ている。また上記暖房用出口温センサ45も同様に、断
熱材等で包まれて冷媒温度の検出誤差が小さくなるよう
にされた上で、暖房用室内熱交換器12の出口配管の表
面にクランプ等で密着固定されている。
【0025】また上記コントロールパネル51は図3に
示すように、各吹出モードの設定を行う吹出モード設定
スイッチ52、車室内へ吹き出される風量を設定する風
量設定スイッチ53、内外気切換モードを設定する内外
気切換スイッチ54、冷凍サイクル20の運転モードを
設定する運転モード設定スイッチ55、車室内への吹出
風温度を設定する温度設定レバー56、および電動モー
タ30での消費電力を節約するモードを設定する節電ス
イッチ57が設けられている。
【0026】上記吹出モード設定スイッチ52は、空調
風をフェイス吹出口15から吹き出すフェイスモードと
するフェイススイッチ52a、空調風をフェイス吹出口
15およびフット吹出口16から吹き出すバイレベルモ
ードとするバイレベルスイッチ52b、空調風をフット
吹出口16から吹き出すフットモードとするフットスイ
ッチ52c、空調風をフット吹出口16およびデフロス
タ吹出口14から吹き出すフットデフモードとするフッ
トデフスイッチ52d、および空調風をデフロスタ14
から吹き出すデフロスタモードとするデフスイッチ52
eから成る。
【0027】なお、上記デフスイッチ52eは、窓ガラ
スの防曇、除曇、解氷を指示するスイッチである。また
上記運転モード設定スイッチ55は、圧縮機21の運転
を停止させる停止スイッチ55a、冷凍サイクル20の
運転モードを冷房運転モードにする冷房スイッチ55
b、および冷凍サイクル20の運転モードを暖房運転モ
ードにする暖房スイッチ55c等から成る。
【0028】また上記温度設定レバー56は、車室内乗
員が車室内の目標温度を設定するためのもので、制御装
置40は、このレバー56の設定位置に応じて、冷房運
転モード時には、冷房用室内熱交換器11における空気
冷却度合い(具体的にはこの熱交換器11を通過した直
後の空気温度)の目標値を決定し、暖房運転モード時に
は、暖房用室内熱交換器12における空気冷却度合い
(圧縮機21の吐出冷媒圧力)の目標値を決定する。
【0029】なお、この制御装置40は、冷房運転モー
ド時には、上記蒸発器後センサ46の検出値が上記目標
値となるようにインバータ31を制御し、暖房運転モー
ド時には、上記吐出圧センサ43の検出値が上記目標値
となるようにインバータ31を制御する。また、デフロ
スタスイッチ52eが入力されたときには、デフロスタ
モードとなるようにサーボモータ32を制御する。
【0030】また、制御装置40の内部には、図示しな
いCPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコ
ンピュータが設けられ、上記各センサ41〜47および
コントロールパネル51からの各信号は、ECU内の図
示しない入力回路を経て、上記マイクロコンピュータへ
入力される。そして、このマイクロコンピュータが後述
する所定の処理を実行し、その処理結果に基づいて、ブ
ロワモータ10、冷房用膨張弁23、暖房用膨張弁2
4、電磁弁28、室外ファン29、インバータ31、お
よびサーボモータ32〜34を制御する。なお、制御装
置40は、図示しないバッテリーから電源が供給され
る。
【0031】ところで、車室内乗員が上記冷房スイッチ
55bをオンしたときは、上記マイクロコンピュータが
圧縮機21を運転させるとともに四方弁26、電磁弁2
8を制御することによって、冷凍サイクル20は冷房運
転モードとなる。このモードのときの冷媒の流れは、圧
縮機21→室外熱交換器22→冷房用膨張弁23→冷房
用室内熱交換器11→アキュムレータ25→圧縮機21
の順である。
【0032】また、車室内乗員が上記暖房スイッチ55
cをオンしたときは、上記マイクロコンピュータが圧縮
機21を運転させるとともに四方弁26、電磁弁28を
制御することによって、冷凍サイクル20は暖房運転モ
ードとなる。このモードのときの冷媒の流れは、圧縮機
21→暖房用室内熱交換器12→暖房用膨張弁24→室
外熱交換器22→電磁弁28→アキュムレータ25→圧
縮機21の順である。
【0033】次に、上記マイクロコンピュータが行う膨
張弁23、24の制御処理について、図4を用いて説明
する。まず、キースイッチがオンされて制御装置40に
電源が供給されると図4のルーチンが起動され、最初の
ステップ110にて初期設定を行う。そしてステップ1
20にて、上記各センサ41〜47およびコントロール
パネル51の各レバー、スイッチからの信号を読み込
む。
【0034】そして次にステップ130にて、上記ステ
ップ120で読み込んだ運転モード設定スイッチ55の
入力状態に応じて、冷凍サイクル20の運転モードを決
定する。例えば、冷房スイッチ55bが入力されていれ
ば冷房運転モードに決定し、暖房スイッチ55cが入力
されていれば暖房運転モードに決定する。そしてステッ
プ140では、上記ステップ130で決定された運転モ
ードが暖房運転モードであるか否かを判定する。またス
テップ150では、デフスイッチ52eがオンされてい
るか否かを判定する。
【0035】これらステップ140と150の両方でY
ESと判定されたときは、本実施形態の特徴であるステ
ップ270〜300の処理を行い、いずれかのステップ
でNOと判定されたときは、ステップ160〜200あ
るいはステップ210〜260の処理を行う。ここでは
まず、ステップ160〜200の処理について説明し、
次にステップ210〜260の処理について説明し、最
後に本実施形態の特徴であるステップ270〜300の
処理について説明する。
【0036】ステップ140でYESと判定され、次の
ステップ150でNOと判定されたとき、すなわち暖房
運転モードでかつデフロスタスイッチ52eの入力が無
い通常暖房時には、まずステップ160にて、暖房用室
内熱交換器12における凝縮液冷媒の過冷却度(以下、
SCという)を、下記数式1に基づいて算出する。
【0037】
【数1】SC=f(Pd )−Tcs なお、f(Pd )は吐出圧センサ43の検出値から算出
される凝縮温度のことで、Tcsは暖房時出口温センサ4
5の検出値のことである。すなわち、吐出圧センサ43
が検出する吐出冷媒圧力は、冷凍サイクル20のモリエ
ル線図(図5)でいうとA点の圧力である。すなわちB
点の圧力である。このように、吐出圧センサ43の検出
値からB点の圧力が分かるので、本実施形態では、RO
Mに記憶された図示しない冷媒圧力と凝縮温度との関係
を示すマップから、上記B点における凝縮温度を求め
る。これが上記f(Pd )である。
【0038】また、暖房時出口温センサ45が検出する
冷媒温度は、図5でいうとC点の冷媒温度である。従っ
て本実施形態では、上記数式1の計算を行うことによっ
て、図5でいうB点の冷媒温度とC点の冷媒温度との
差、つまりSCを算出する。そしてステップ170で
は、過冷却度の目標値(以下、SCOという)を、冷凍
サイクル20の効率が最大となるように算出して、省電
力となるようにする。具体的には、暖房用室内熱交換器
12における放熱能力Qを最適としながら、冷凍サイク
ル20の成績係数(=上記放熱能力Q/圧縮機12の動
力W)を最大とする。
【0039】ここでのSCOの算出は、上記ステップ1
20で読み込んだ外気温センサ41、吸込温度センサ4
2、風量設定スイッチ53の各信号に基づいて、図6に
示すように、外気温度が低い程、暖房用室内熱交換器1
2の吸込側空気温度が低い程、およびこの熱交換器12
を通過する風量が多い程、上記SCOを大きな値として
算出する。
【0040】すなわち、外気温度が低い冬場では、通
常、防曇のために外気導入モードとする。従ってこのと
きは、外気温度が低くなる程、暖房用室内熱交換器12
の吸込側空気温度が低くなる。つまり、この熱交換器1
2を通過する空気の温度が低くなる。このように、熱交
換器12を通過する空気温度が低いということは、熱交
換器12内の冷媒の温度とこの通過空気温度との温度差
が大きい、すなわち上記放熱能力Qが大きいということ
である。
【0041】従って、熱交換器12の吸込側空気温度が
低いときには、SCOを大きな値として算出すれば、上
記動力Wの増加分以上に能力Qの増加分の方が大きくな
って成績係数COPが大きくなる。反対に、熱交換器1
2の吸込側空気温度が高いときには、SCOを大きな値
として算出すると、かえってCOPが小さくなる。つま
り図7の実線に示すように、外気温度が高いときには、
COPが最大となるときのSCは小さく、外気温度が低
くなるに応じて、COPが最大となるときのSCが大き
くなる。ちなみに図7の一点鎖線は、COPが最大とな
る点を結んだ線である。
【0042】従って本実施形態では、図6に示すよう
に、上記のように外気温度または吸込温度が低いときに
は、これらの温度が高いときに比べてSCOを大きな値
として算出する。また、熱交換器12を通過する風量が
多い程、高圧圧力は下がる。このように上記風量が多い
ときは、風量が少ないときに比べてもともとの高圧圧力
が低いので、SCOを大きな値として算出して能力Qを
上げたときに、上記動力Wが大きくなっても、もともと
の動力Wが小さいことから、結果的に成績係数が大きく
なる。従って、熱交換器12の通過風量が多い程、SC
Oを大きな値として算出する。
【0043】そしてステップ180では、まず上記SC
とSCOとの偏差ΔSC(=SC−SCO)を算出し、
次にこの偏差ΔSCに対応する暖房用膨張弁24の弁開
度増減値ΔEVHを、ROMに記憶された図8のマップ
から算出する。ここで、ΔEVHに上限値EVH1およ
び下限値EVH2が決められているのは、SCがハンチ
ングしないようにするためである。
【0044】そしてステップ190にて、現在の膨張弁
開度に上記ΔEVHを加えることによって、膨張弁開度
EVHを算出し、次のステップ200にて、実際の開度
が上記EVHとなるように暖房用膨張弁24を制御す
る。その後、ステップ120に戻る。一方、上記ステッ
プ140にてNOと判定されたときは、ステップ210
にジャンプし、上記ステップ130で決定された運転モ
ードが冷房運転モードであるか否かを判定する。ここで
NOと判定されたとき、すなわち暖房運転モードでも冷
房運転モードでもないときはステップ120に戻り、Y
ESと判定されたときは次のステップ220にて、室外
熱交換器22における凝縮液冷媒の過冷却度SCを下記
数式2に基づいて算出する。
【0045】
【数2】SC=f(Pd )−Tos なお、Tosは冷房時出口温センサ44の検出値のことで
ある。そしてステップ230では、過冷却度の目標値S
COを算出する。ここでのSCOの算出は、図9に示す
ように、外気温度が高い程、あるいは冷房用室内熱交換
器11を通過する風量が多い程、上記SCOを大きな値
として算出する。
【0046】すなわち、一般的に外気温度が高い夏場で
は、外気温度が高くなる程、車室内を冷房するために圧
縮機21を働かせて冷房能力を確保する。従ってこのと
きには高圧が高くなり、室外熱交換器22内の冷媒温度
も高くなるので、結果的にこの冷媒温度と外気温度との
温度差が大きくなる。すなわち室外熱交換器22におけ
る放熱能力Qが大きくなる。
【0047】従って、SCOを大きな値として算出し
て、その結果、圧縮機21の動力Wが大きくなっても、
それ以上に能力Qが大きくなって成績係数が大きくなる
ので、外気温度が高いときには、これらの温度が低いと
きに比べてSCOを大きな値として算出する。また、冷
房用室内熱交換器11を通過する風量が多い程、この熱
交換器11における吸熱量が多くなり、室外熱交換器2
2における放熱量も多くなる。従って、SCOを大きな
値として算出して、その結果上記動力Wが大きくなって
も、それ以上に能力Qが大きくなって成績係数が大きく
なるので、この場合はSCOを大きな値として算出す
る。
【0048】そしてステップ240では、まず上記SC
とSCOとの偏差ΔSC(=SC−SCO)を算出し、
次にこの偏差ΔSCに対応する冷房用膨張弁23の増減
開度ΔEVCを、ROMに記憶された図10のマップか
ら算出する。ここで、ΔEVCに上限値EVC1および
下限値EVC2が決められているは、SCがハンチング
しないようにするためである。
【0049】そしてステップ250にて、現在の膨張弁
開度に上記ΔEVCを加えることによって、膨張弁開度
EVCを算出し、次のステップ260にて、実際の開度
が上記EVCとなるように冷房用膨張弁23を制御す
る。その後、ステップ120に戻る。ところで、上記ス
テップ140、150の両方でYESと判定されたと
き、すなわち暖房運転モードでかつデフロスタスイッチ
52eの入力がある防曇時には、本実施形態の特徴であ
るステップ270〜300の処理を行う。具体的には、
まずステップ270にて、下記数式3に基づいて吐出温
度偏差ΔTd を算出する。
【0050】
【数3】ΔTd =Td1−T1 ここで、Td1は吐出温センサ47が検出した吐出冷媒温
度である。またT1 は、フロントガラスの防曇を行うの
に十分な温度として予め設定された設定温度である。つ
まり、吐出冷媒温度がこのT1 以上のときに、暖房用室
内熱交換器12を通過した温風をデフロスタ吹出口14
からフロントガラス内面に向かって吹き出せば、フロン
トガラスの防曇を十分行うことができる、という温度で
ある。
【0051】そして次のステップ280にて、上記ステ
ップ270で算出した吐出温度偏差ΔTd に対応する暖
房用膨張弁24の弁開度増減値ΔKFを、ROMに記憶
された図11のマップからサーチすることによって決定
する。そしてステップ290にて、現在の膨張弁開度に
上記ΔKFを加えることによって、暖房用膨張弁の開度
KFを算出し、次のステップ300にて、実際の開度が
上記KFとなるように暖房用膨張弁24を制御する。そ
の後、ステップ120に戻る。
【0052】なお、上記各ステップは、それぞれの機能
を実現する手段を構成する。ここで、図11のマップ
は、ΔTd <0のときにΔKF<0となり、ΔTd =0
のときにΔKF=0となるように作られている。従っ
て、ステップ270〜300の処理を繰り返していく結
果、暖房用膨張弁24の開度は、ΔTd =0となるとこ
ろ、すなわち圧縮機21の吐出冷媒温度が上記設定温度
T1 となるところまで小さくなる。
【0053】このように、吐出冷媒温度が設定温度T1
となるように暖房用膨張弁24の開度を制御する防曇時
には、外気温度が低ければ(例えば−18℃)、図12
に示すようにSCはb4 となり、COPが最大となるよ
うに暖房用膨張弁24の開度を制御する通常暖房時にお
けるSC(=b3 )よりも大きくなる。ここで、図13
からも分かるように、SCが大きくなれば、暖房用膨張
弁24の開度が小さくなる。従って、外気温度が低けれ
ば、防曇時における暖房用膨張弁24の開度(第2の開
度)は、通常暖房時における暖房用膨張弁24の開度
(第1の開度)よりも小さくなる。
【0054】また、上記のように、SCが大きくなる
と、図14に示すように、COPは下がる反面、吐出冷
媒圧力および車室内への吹出空気温度は高くなる。つま
り、本実施形態では、防曇時には、圧縮機21の吐出冷
媒温度が設定温度T1となるところまでSCが上がり、
その結果、吹出空気温度が高くなる。なお、図12にお
いて、外気温度が高いとき(例えば0℃)には、防曇時
におけるSC(=b1 )は、通常暖房時におけるSC
(=b2 )によりも小さくなるため、防曇時における暖
房用膨張弁24の開度(第2の開度)は、通常暖房時に
おける暖房用膨張弁24の開度(第1の開度)よりも大
きくなる。また、図13は、外気温度が0℃でかつ上記
放熱能力Qが3.15kWのときの実験データで、図14
は、外気温度が−18℃のときの実験データである。
【0055】以上説明したように本実施形態では、冷凍
サイクル20の運転モードが暖房運転モード以外のと
き、あるいは暖房モードであってもデフロスタスイッチ
52eの入力が無い通常時には、COPが最大となるよ
うに膨張弁23または24の開度を制御し、暖房運転モ
ード中にデフロスタスイッチ52eの入力があった防曇
時には、多少COPが小さくなってでも吹出空気温度を
高くするように制御するので、通常時は省電力運転とし
ながら、防曇時にはフロントガラスの防曇を十分に行う
ことができる。
【0056】また本実施形態では、デフロスタスイッチ
52eが入力されたときの膨張弁24の開度を、防曇効
果を高めるためにむやみに小さくするのではなく、圧縮
機21の吐出冷媒温度Td1が上記設定温度T1 となると
ころまでとしたので、膨張弁開度を小さくすることに伴
う圧縮機消費電力の増加を必要最小限とすることができ
る。
【0057】次に本発明の第2実施形態を説明する。上
記第1実施形態では、ステップ270で用いる設定温度
T1 を、フロントガラスの防曇を十分に行うことのでき
る温度として設定したが、インバータ31への入力電流
あるいはインバータ31からの出力電流を検出し、この
電流量が所定電流量となる温度として設定しても良い。
但し、ここでいう所定電流量とは、インバータ31の発
熱量が許容範囲の上限となる温度である。従ってこの場
合、インバータ31の発熱量が抑えられ、インバータ3
1を正常に作動し続けることができる。
【0058】なお、本実施形態においても、外気温度が
低ければ、防曇時における暖房用膨張弁24の開度(第
2の開度)は、通常暖房時における暖房用膨張弁24の
開度(第1の開度)よりも小さくなる。次に本発明の第
3実施形態を説明する。図15に示すように、上記各実
施形態において、ステップ150とステップ270との
間に、外気温センサ41の検出値が所定温度αより低い
か否か、すなわち、通常制御ではフロントガラスの防
曇、除曇、解氷を十分に行うことができなくなる程度の
外気温度か否かを判定するステップ155を設け、ステ
ップ140、150、155の全てでYESと判定され
たときのみ、ステップ270〜300の処理を行うよう
にしても良い。
【0059】この場合、ステップ140、150の両方
でYESと判定されたときでも、ステップ155でNO
と判定されたとき、すなわちフロントガラスが曇りにく
いときにはステップ160〜200の処理を行うので、
極力省電力運転を行うことができる。次に本発明の第4
実施形態を説明する。
【0060】上記各実施形態では、過冷却度SCが目標
過冷却度SCOとなるように膨張弁開度を制御するシス
テムについて説明したが、暖房用室内熱交換器12にお
ける空気加熱度合い(具体的にはこの熱交換器12を通
過した直後の空気温度)を検出する手段を設け、フロン
トガラスの防曇、除曇、解氷を行わない通常時には、膨
張弁の開度(第1の開度)を、上記検出手段の検出値に
基づいて、COPが最大となるように制御するシステム
としても良い。
【0061】そして、デフロスタスイッチ52eの入力
があった防曇時には、膨張弁の開度(第2の開度)を、
上記検出手段の検出値が、フロントガラスの防曇、除
曇、解氷を十分に行い得る温度となるように制御した
り、上記第1実施形態のように、吐出冷媒温度が設定温
度T1となるように制御したり、上記第2実施形態のよ
うに、インバータ31に通電される電流量が所定電流量
となるように制御したり、あるいはこれらを組み合わせ
て制御しても良い。
【0062】なお、本実施形態においても、防曇時にお
ける暖房用膨張弁24の開度(第2の開度)は、通常暖
房時における暖房用膨張弁24の開度(第1の開度)よ
りも小さくなる。次に、本発明の第5実施形態を説明す
る。上記各実施形態では、凝縮器(暖房用室内熱交換器
12)を空調ダクト2内に設け、この凝縮器の凝縮熱で
直接、空調ダクト2内の空気を加熱する構成としたが、
図16に示すように、凝縮器を、温水回路60内の温水
と熱交換する冷媒水熱交換器62として構成し、この冷
媒水熱交換器62で発生した凝縮熱を温水回路60内の
温水に供給して温水を暖め、この温水を、空調ダクト2
内に設けられた温水式熱交換器63内に流すことによっ
て、空調ダクト2内の空気を加熱するようにしても良い
なお、図16に示す空調装置において、上記各実施形態
と同じ機能であるものには、同じ符号を付ける。そし
て、61は燃焼式ヒータ、63はウォーターポンプ、6
4は温水配管である、また、65、66は電磁弁であっ
て、冷房運転モードには65は開、66は閉、暖房運転
モードには65は閉、66は開となる。
【0063】(変形例)ステップ270で用いる設定温
度T1 を、圧縮機21の保護できる温度として設定して
も良い。また、ステップ270では、この吐出圧センサ
43の検出値と、高圧保護のために設定された設定圧力
との偏差を算出し、ステップ280ではこの高圧圧力偏
差に基づいて弁開度増減値を算出するようにしても良
い。この場合、暖房用室内熱交換器12や暖房用膨張弁
24に異常に高い圧力が加わらない範囲で、防曇効果を
高めることができる。
【0064】また、請求項1記載の発明でいう防曇指示
信号発生手段を、フロントガラスの曇り度合いが所定値
以上となったときに信号を出力するセンサのようなもの
で構成しても良い。また、上記実施形態は電気自動車用
空調装置について説明したものだが、エンジン駆動の車
両用空調装置としても適用できるし、室内用の空調装置
にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の全体構成図である。
【図2】上記実施形態の制御系のブロック図である。
【図3】上記実施形態のコントロールパネルの正面図で
ある。
【図4】上記実施形態の膨張弁の制御処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】上記実施形態の冷凍サイクルのモリエル線図で
ある。
【図6】上記実施形態の暖房運転モード時における各環
境要因と目標過冷却度SCOとの関係を示すマップであ
る。
【図7】各外気温度における過冷却度SCと冷凍サイク
ルの成績係数COPとの関係を示すグラフである。
【図8】上記実施形態の暖房運転モード時における偏差
ΔSCと暖房用膨張弁増減開度ΔEVHとの関係を示す
マップである。
【図9】上記実施形態の冷房運転モード時における各環
境要因と目標過冷却度SCOとの関係を示すマップであ
る。
【図10】上記実施形態の冷房運転モード時における偏
差ΔSCと冷房用膨張弁増減開度ΔEVHとの関係を示
すマップである。
【図11】吐出温度偏差ΔTd と膨張弁開度増減値ΔK
Fとの関係を示すマップである。
【図12】上記実施形態の過冷却度SCと、吐出冷媒温
度、成績係数COP、外気温度との関係を示す実験グラ
フである。
【図13】膨張弁開度と過冷却度SCとの関係を示す図
である。
【図14】上記実施形態の過冷却度SCと、吐出冷媒圧
力、成績係数COP、車室内への吹出空気温度との関係
を示す図である。
【図15】本発明第3実施形態の膨張弁の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図16】本発明第5実施形態の全体構成図である。
【符号の説明】
2…空調ダクト、4…送風手段、12…暖房用室内熱交
換器、14…デフロスタ吹出口、20…冷凍サイクル、
21…圧縮機、22…室外熱交換器、23…冷房用膨張
弁、24…暖房用膨張弁、30…電動モータ、31…イ
ンバータ、40…制御装置、41…外気温センサ、42
…吸込温度センサ、43…吐出圧センサ、44…冷房用
出口温センサ、45…暖房用出口温センサ、46…蒸発
器後センサ、47…吐出温センサ、52e…デフロスタ
スイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮機(21)、この圧
    縮機(21)からの冷媒を凝縮させる凝縮器(12)、
    この凝縮器(12)からの冷媒を減圧する電気式膨張弁
    (24)、およびこの電気式膨張弁(24)からの冷媒
    を蒸発させる蒸発器(22)を有する冷凍サイクル(2
    0)と、 空気流を発生する送風手段(4)と、 この送風手段(4)で発生した空気を、少なくとも車両
    の窓ガラス内面に向かって空気を吹き出すデフロスタ吹
    出口(14)へ導く空気通路(2)と、 前記デフロスタ吹出口(14)を開閉するデフロスタ吹
    出口開閉手段(17、32)と、 前記窓ガラスの防曇を指示する防曇指示信号を発生する
    防曇指示信号発生手段(52e)とを備え、 前記空気通路(2)内の空気を、前記凝縮器(12)の
    凝縮熱で加熱するように構成され、 前記防曇指示信号発生手段(52e)が前記防曇指示信
    号を発生しているときに、前記デフロスタ吹出口開閉手
    段(17、32)が前記デフロスタ吹出口(14)を開
    いて、前記窓ガラスの防曇を行うように構成された車両
    用空調装置であって、 前記防曇指示信号発生手段(52e)での前記防曇指示
    信号の発生有無を判定する防曇指示信号有無判定手段
    (150)と、 この防曇指示信号有無判定手段(150)によって前記
    防曇指示信号の発生が無いと判定されたとき、前記電気
    式膨張弁(24)の開度を第1の開度とする通常時膨張
    弁制御手段(160〜200)と、 前記防曇指示信号有無判定手段(150)によって前記
    防曇指示信号の発生が有ると判定されたとき、前記電気
    式膨張弁(24)の開度を、前記第1の開度よりも小さ
    な第2の開度とする防曇時膨張弁制御手段(270〜3
    00)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の開度は、前記冷凍サイクル
    (20)の成績係数が最大となる開度であることを特徴
    とする請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記冷凍サイクル(20)の成績係数が
    最大となる前記第1の開度は、前記凝縮器(12)にお
    ける液冷媒の過冷却度が所定の過冷却度となる開度であ
    ることを特徴とする請求項2記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記凝縮器(12)における加熱度合い
    を検出する加熱度合い検出手段を備え、 前記冷凍サイクル(20)の成績係数が最大となる前記
    第1の開度は、前記加熱度合い検出手段が検出した加熱
    度合いが所定の加熱度合いとなる開度であることを特徴
    とする請求項2記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の開度は、前記加熱度合いが検
    出した加熱度合いが、前記所定の加熱度合いよりも大き
    な加熱度合いとなる開度であることを特徴とする請求項
    4記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮機(21)は電動モータ(3
    0)によって駆動され、 前記圧縮機(21)が吐出した冷媒の温度を検出する吐
    出温度検出手段(47)を備え、 前記第2の開度は、前記吐出温度検出手段(47)が検
    出した吐出冷媒温度が所定の温度となる開度であること
    を特徴とする請求項1ないし5いずれか1つ記載の車両
    用空調装置。
  7. 【請求項7】 前記圧縮機(21)は電動モータ(3
    0)によって駆動され、 この電動モータ(30)はインバータ(31)によって
    通電制御され、 このインバータ(31)に通電される電流量を検出する
    通電電流検出手段を備え、 前記第2の開度は、前記通電電流検出手段が検出した電
    流量が所定の電流量となる開度であることを特徴とする
    請求項1ないし5いずれか1つ記載の車両用空調装置。
  8. 【請求項8】 外気温度を検出する外気温度検出手段
    (41)と、 この外気温度検出手段(41)が検出した外気温度が所
    定の低外気温度以下か否かを判定する外気温度判定手段
    (155)とを備え、 前記防曇時膨張弁制御手段(270〜300)は、 前記防曇指示信号有無判定手段(150)によって前記
    防曇指示信号の発生が有ると判定され、かつ前記外気温
    度判定手段(155)によって前記検出外気温度が前記
    低外気温度以上であると判定されたとき、前記電気式膨
    張弁(24)の開度を前記第1の開度とし、 前記防曇指示信号有無判定手段(150)によって前記
    防曇指示信号の発生が有ると判定され、かつ前記外気温
    度判定手段(155)によって前記検出外気温度が前記
    低外気温度以下であると判定されたとき、前記電気式膨
    張弁(24)の開度を前記第2の開度とするように構成
    されたことを特徴とする請求項1ないし7いずれか1つ
    記載の車両用空調装置。
  9. 【請求項9】 前記凝縮器(12)が前記空気通路
    (2)内に設けられることによって、この空気通路
    (2)内の空気を、前記凝縮器(12)の凝縮熱で加熱
    するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし
    8いずれか1つ記載の車両用空調装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9いずれか1つ記載の
    車両用空調装置が電気自動車用であることを特徴とする
    電気自動車用空調装置。
  11. 【請求項11】 冷媒を圧縮する圧縮機(21)、この
    圧縮機(21)からの冷媒を凝縮させる凝縮器(1
    2)、この凝縮器(12)からの冷媒を減圧する電気式
    膨張弁(24)、およびこの電気式膨張弁(24)から
    の冷媒を蒸発させる蒸発器(22)を有する冷凍サイク
    ル(20)と、 空気流を発生する送風手段(4)と、 この送風手段(4)で発生した空気を、少なくとも車両
    の窓ガラス内面に向かって空気を吹き出すデフロスタ吹
    出口(14)へ導く空気通路(2)と、 前記デフロスタ吹出口(14)を開閉するデフロスタ吹
    出口開閉手段(17、32)と、 前記窓ガラスの防曇を指示する防曇指示信号を発生する
    防曇指示信号発生手段(52e)とを備え、 前記空気通路(2)内の空気を、前記凝縮器(12)の
    凝縮熱で加熱するように構成され、 前記防曇指示信号発生手段(52e)が前記防曇指示信
    号を発生しているときに、前記デフロスタ吹出口開閉手
    段(17、32)が前記デフロスタ吹出口(14)を開
    いて、前記窓ガラスの防曇を行うように構成された車両
    用空調装置であって、 前記防曇指示信号発生手段(52e)が前記防曇指示信
    号を発生していないときには、前記電気式膨張弁(2
    4)の開度を第1の開度とし、前記防曇指示信号発生手
    段(52e)が前記防曇指示信号を発生しているときに
    は、前記電気式膨張弁(24)の開度を、前記第1の開
    度よりも小さな第2の開度とすることを特徴とする車両
    用空調装置。
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