JPH096653A - データベースのチェックを行う情報処理装置 - Google Patents

データベースのチェックを行う情報処理装置

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JPH096653A
JPH096653A JP7151236A JP15123695A JPH096653A JP H096653 A JPH096653 A JP H096653A JP 7151236 A JP7151236 A JP 7151236A JP 15123695 A JP15123695 A JP 15123695A JP H096653 A JPH096653 A JP H096653A
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嘉章 井上
Akihiko Kato
明彦 加藤
Jinnosuke Nakamura
仁之輔 中村
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データベースを追加・更新する業務プログラム
とこのデータベースのチェックを行うプログラムとを並
行して走行させ、サービス性を向上させる。 【構成】デ−タベ−ス管理プログラム3がデータベ−ス
4中のインデックス部5及びデータ部6の情報を更新す
るとき対応関係チェックテーブル7中の更新状態フラグ
を更新中に設定し、対応関係チェックプログラム1は対
応関係チェックテーブル7を参照して更新中が表示され
ていないレコード格納アドレスについてインデックスキ
ーとデータレコードとの対応関係チェックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベースのチェッ
クを行う情報処理装置に係わり、特に業務によってデー
タベースを更新する処理と並行してデータベースのチェ
ックを行う情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データファイル又はデータベースは、一
般にインデックス部とデータ部とで構成され、インデッ
クス部はインデツクスキーとデータレコードの格納アド
レスとの対応関係を格納し、データ部はこの格納アドレ
スによってリンクされる格納場所にこのインデックスキ
ーによってアクセスされるデータレコードを格納する。
データファイル又はデータベースを管理するプログラム
は、業務プログラムの要求に応じてインデックス部を検
索して指定されたインデックスキーに対応するレコード
格納アドレスを読み出し、このレコード格納アドレスを
基にしてデータ部中の目的のデータレコードにアクセス
する。データ部に新しいデータレコードを追加するとき
には、データベース管理プログラムはインデックス部の
空き領域を検索し、データ部を検索して未使用のレコー
ド格納アドレスを求め、インデックス部にインデツクス
レコードを格納した後にデータ部に追加のデータレコー
ドを格納する。
【0003】データベースは一般に上記のように構成さ
れ、アクセスされ、更新されるが、インデックスキーと
データレコードが常に正しく対応して格納されるとは限
らない。例えばデータベースに物理的な破壊が生じた
り、データベース管理プログラムのバグによつてデータ
ベースに誤った情報が格納された場合、インデックスキ
ーに対応するレコード格納アドレスが存在しなかった
り、逆にインデックスレコードが存在しないのにデータ
レコードが単独で存在する不都合な状態となることがあ
る。このためデータベース中のすべてのインデックスキ
ーとデータレコードとの対応関係をチェックするプログ
ラムを作成し、チェックを行っている。
【0004】従来は業務プログラムを停止させ、他から
データベースへのアクセスがない状態で上記の対応関係
チェックプログラムを走行させ、データベースのチェッ
クを行っていた。しかしデータベースにアクセスする業
務プログラムを24時間稼働させたいという要望が強く
なっており、データベースをアクセスするすべての業務
プログラムを停止させ、この対応関係チェックプログラ
ムを走行させるのが困難な状況になっている。
【0005】なお、この種の技術として関連するものに
は、例えば特開平1−217652号公報「ファイルの
同時更新回避方式」、特開平2−48746号公報「フ
ァイルの排他制御方法」、特開平5−21678号公報
「デ−タベ−ス管理システム」等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】データベース管理プロ
グラムが行うデータレコードの追加の場合をみると、イ
ンデックス部にインデックスレコードを格納した後にデ
ータ部に追加のデータレコードを格納する。従ってこの
期間インデックスキーとデータレコードとの対応関係が
一時的に不整合となる。従来の対応関係チェックプログ
ラムはデータベース管理プログラムと並行処理すること
を考慮していないために、両者を並行して走行させると
対応関係チェックプログラムがこの一時的に不整合な状
態を捉えて対応関係が異常と判定する恐れがある。そう
であるからと言って上記のように業務プログラムを停止
させた上で対応関係プログラムを走行させることは許さ
れない状況になっている。
【0007】本発明は、デ−タベースの追加・更新処理
を停止させることなく、デ−タベースのチェックを行う
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、データベース
管理プログラムがインデックス部及びデータ部の情報を
更新する期間、各レコード格納アドレス対応に更新中の
表示をし、この更新中の表示がされている期間、対応関
係チェックプログラムが該当するレコード格納アドレス
についての対応関係チェックを回避し、その他のレコー
ド格納アドレスについて対応関係チェックを行うような
情報処理装置を特徴とする。
【0009】
【作用】対応関係チェックプログラムは更新中の表示が
されているレコード格納アドレスについて対応関係チェ
ックを回避するので、上記のような一時的不整合の期間
のチェックを避けることができる。すでにチェック済み
のレコード格納アドレスをチェック対象から除外して行
き、このようなチェックを何回か試行すれば一度対応関
係チェックを回避したレコード格納アドレスについても
次の機会にチェックされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0011】図1は、本実施例のデ−タベ−スのチェッ
クを行う装置の構成図である。データベース4は、イン
デックスキ−とデータ格納アドレスとの対応表が格納さ
れるインデックス部5とデータレコードが格納されるデ
−タ部6とから構成される。データベース管理プログラ
ム3は、データベース4に対するデータレコードの参
照、更新、追加、削除などの操作を制御するプログラム
である。業務プログラム2は、データベース管理プログ
ラム3に対してデータレコードの操作をする要求を発行
するプログラムである。対応関係チェックプログラム1
は、インデックスキーとデータレコードとの対応関係が
正常か否かをチェックするプログラムであり、データベ
ース4上のインデックスレコード及びデータレコードを
参照する。対応関係チェックテーブル7は、データレコ
ードの格納アドレスごとにデータベース4中の情報の更
新状態、インデックスレコードとデータレコードの参照
結果、チェック結果等を格納し、対応関係チェックプロ
グラム1及びデータベース管理プログラム3によって参
照され、更新される。本実施例の装置は、情報処理装置
によって実現され得る。対応関係チェックプログラム
1、業務プログラム2及びデータベース管理プログラム
3はこの情報処理装置の記憶装置に格納され、情報処理
装置によって実行されるプログラムである。データベー
ス4及び対応関係チェックテーブル7は、この情報処理
装置の記憶装置(主記憶装置又は外部記憶装置)に格納
されるデータである。
【0012】業務プログラム2からデータベース4につ
いてデータレコードの参照、更新、追加、削除などの要
求があったとき、データベース管理プログラム3はイン
デックス部5及びデ−タ部6を参照して要求された操作
を行う。この操作がデータベース4中の情報を更新する
ものである場合、データベース管理プログラム3は対応
関係チェックテーブル7上の関連するデータレコードの
格納アドレスを初期状態から更新状態に変更し、操作を
終えるときその更新状態を初期状態に戻す。対応関係チ
ェックプログラム1は、対応関係チェックテーブル7上
の各格納アドレスについて、インデックスレコードとデ
ータレコードの状態を参照し、その結果を対応関係チェ
ックテーブル7中の参照結果に反映する。対応関係チェ
ックプログラム1は、インデックスレコードとデータレ
コードの参照結果が格納された格納アドレスについて、
その格納アドレスの更新状態が初期状態であるときイン
デックスキーとデータレコードとの対応関係が正常か否
かをチェックし、その結果を対応関係チェックテーブル
7上のチェック結果の欄に格納する。
【0013】図2(a)は、インデックス部5のデータ
構成を示す図である。インデックスキー17は、データ
レコードを検索するためのインデックスキーである。レ
コード格納アドレス18は、各インデックスキー17に
対応するデータレコードのデータ部6上の格納アドレス
を示すものであり、アドレスは磁気ディスク装置のシリ
ンダ番号、トラック番号、セクタ番号など物理アドレス
で指定してもよいし、ページ番号、相対バイトアドレス
など論理アドレスで指定してもよい。図2(b)は、デ
ータ部6についてレコード格納アドレス21、使用状態
22及びデータレコード23の対応を示す図である。レ
コード格納アドレス21はレコード格納アドレス18に
対応するデータ部6上のすべてのアドレスである。使用
状態22はデータレコードの領域に実際のデータが格納
されている(使用中)か格納されていない(未使用)か
を示すフラグである。使用状態22は制御情報としてデ
ータレコードに前置してもよいし、データレコードの先
頭文字が削除コード(未使用)か削除コードでない(使
用中)かによって識別されてもよい。あるいはデータレ
コードとは別にレコード格納アドレス21と対応するビ
ツトマツプの形式で設定してもよい。データレコード2
3はセクタ番号、ページ番号等により指定される物理レ
コードでもよいし、相対バイトアドレス等により指定さ
れる論理レコードでもよい。いずれにしてもインデック
スキーを基にしてインデックス部5を検索し、求めたレ
コード格納アドレスを基にしてデータ部6を検索して目
的の物理レコード又は論理レコードを含むデータレコー
ドにアクセスすることができる。
【0014】図3は、対応関係チェックテーブル7のデ
ータ構成を示す図である。レコード格納アドレス10
は、レコード格納アドレス18及びレコード格納アドレ
ス21と同じである。更新状態11は、データベース4
中の情報が更新中か更新中でない(初期)かを示すフラ
グであり、初期状態は「初期」に設定される。インデッ
クス有無12は、レコード格納アドレスに対応するイン
デックスキーが存在する(有り)か存在しない(無し)
かを示すフラグであり、初期状態は「無し」である。イ
ンデツクスキー13はインデックスキーが存在する場合
にインデックスキーの内容を格納する領域である。デー
タ部使用状態14は、レコード格納アドレスに対応する
使用状態22が「使用中」か「未使用」かを示すフラグ
であり、初期状態は「未使用」である。チェック対象1
5は、インデックスキーとデータレコードとの対応関係
が正常か否かのチェックが済んでいない(対象)か済ん
でいる(対象外)かを示すフラグであり、初期状態は
「対象」である。チェック結果16は、レコード格納ア
ドレスに対応するインデックス有無12とデータ部使用
状態14との対応関係チェックの結果を設定するフラグ
である。更新状態11はデータベース管理プログラム3
によって更新され、対応関係チェックプログラム1によ
って参照される。インデックス有無12からチェック結
果16までは対応関係チェックプログラム1によって更
新され、参照される。
【0015】図4は、データレコードの追加操作を行う
データベース管理プログラム3の処理の手順を示すフロ
ーチャートである。業務プログラム2からデータベース
4へのデータレコードの追加要求があったとき、データ
ベース管理プログラム3はインデックス部5の空き領域
(エントリ)を求めてサーチする(インデックス部の読
み込み:ステップ41)。次にデータ部6の使用状態2
2が「未使用」に対応するレコード格納アドレスを求め
てサーチする(データ部の読み込み:ステップ42)。
次にこのアドレスに対応する対応関係チェックテーブル
7上の更新状態11を「更新中」に変更する(ステップ
43)。次にインデックス部5上の求めた空き領域にイ
ンデックスキー17と求めたレコード格納アドレス18
の対を格納する(インデックス部の書き込み:ステップ
44)。次に求めたレコード格納アドレスの使用状態を
「使用中」に変更してデータレコードを格納する(デー
タ部の書き込み:ステップ45)。最後にこのアドレス
に対応する対応関係チェックテーブル7上の更新状態1
1を「初期」に変更する(ステップ46)。例えばイン
デックスキーが「003」のデータレコードを追加する
とき、インデックス部5にはインデックスキー「00
3」とアドレス「#4」の対応を示すインデックスレコ
ードが追加され、データ部6のアドレス「#4」に対応
する使用状態22が「使用中」に変更され、対応するデ
ータレコード23が格納される。
【0016】業務プログラム2からデータベース4上の
データレコードの削除要求があったとき、データベース
管理プログラム3は指定されたインデックスキーに基づ
いてインデックス部5を検索し、このインデックスキー
に対応するレコード格納アドレスを求め、このアドレス
に対応する対応関係チェックテーブル7上の更新状態1
1を「更新中」に変更する。次にインデックス部5上の
指定されたインデックスキーと対応するレコード格納ア
ドレスを削除し、求めたレコード格納アドレスに対応す
るデータ部6の使用状態22を「未使用」に変更する。
最後にこのアドレスに対応する対応関係チェックテーブ
ル7上の更新状態11を「初期」に変更する。データレ
コードの更新の場合で更新前と更新後でデータレコード
のサイズが変わる場合には、更新前のレコードの削除を
してから更新後のレコードの追加を行うことになり、上
記レコード削除の操作を行ってからレコード追加の操作
を行うことになる。
【0017】図5は、対応関係チェックプログラム1の
処理の概略の手順を示す図である。まずインデックス部
5を参照して対応関係チェックテーブル7上のインデツ
クス有無12及びインデックスキー13を設定する(ス
テップ51)。その詳細は図6に示される。次にデータ
部6を参照して対応関係チェックテーブル7上のデータ
部使用状態14を設定する(ステップ52)。その詳細
は図7に示される。次に設定されたインデツクス有無1
2、インデックスキー13及びデータ部使用状態14に
基づいてインデックスキーとデータレコードとの対応関
係をチェックする(ステップ53)。その詳細は図8
a,図8b及び図8cに示される。最後にチェック結果
を編集して図示しないプリンタ等の出力装置に出力する
(ステップ54)。
【0018】図6は、対応関係チェックテーブル7上の
インデツクス有無12及びインデックスキー13を設定
する対応関係チェックプログラム1の処理の流れを示す
フローチャートである。インデックス部5のインデック
スレコードをその配置順に読み込み、インデックスキー
に対応するレコード格納アドレスを求める(ステップ6
1)。次にこのレコード格納アドレスに対応する対応関
係チェックテーブル7上のインデツクス有無12を「有
り」に設定する(ステップ62)。次に読み込んだイン
デックスキーをレコード格納アドレスに対応するインデ
ックスキー13に格納する(ステップ63)。インデツ
クス部5の終端に達していなければ(ステップ64N
O)、ステップ61に戻って上記処理を繰り返す。イン
デツクス部5の終端に達していれば(ステップ64YE
S)、処理を終了する。処理を終了したとき、対応関係
チェックテーブル7上のレコード格納アドレスに対応す
るインデックスキーが存在すればインデツクス有無12
が「有り」に設定され、インデックスキーが存在しなけ
ればそのレコード格納アドレスに対応するインデツクス
有無12は初期値の「無し」のままである。図6に示す
処理は、データベース4中のインデツクス部5のみを参
照する処理であり、たとえデータベース管理プログラム
3がインデックスレコードを更新していたとしてもデー
タレコードとの一時的な不整合は対応関係チェックプロ
グラム1に影響しない。
【0019】図7は、対応関係チェックテーブル7上の
データ部使用状態14を設定する対応関係チェックプロ
グラム1の処理の流れを示すフローチャートである。対
応関係チェックテーブル7に登録されたレコード格納ア
ドレス10を順に参照し、各レコード格納アドレスにつ
いてデータ部6の使用状態22を読み出す(ステップ7
1)。次にこの結果に従ってそのレコード格納アドレス
について対応関係チェックテーブル7上のデータ部使用
状態14を「使用中」又は「未使用」に設定する(ステ
ップ72)。データ部6の終端、すなわち対応関係チェ
ックテーブル7の終端に達していなければ(ステップ7
3NO)、ステップ71に戻って上記処理を繰り返す。
データ部6の終端に達していれば(ステップ73YE
S)、処理を終了する。図7に示す処理はデータベース
4中のデータ部6のみを参照する処理であり、たとえデ
ータベース管理プログラム3がデータレコードを更新し
ていたとしてもインデックスレコードとの一時的な不整
合は対応関係チェックプログラム1に影響しない。
【0020】図8aは、インデックスキーとデータレコ
ードとの対応関係をチェックする対応関係チェックプロ
グラム1の処理の流れを示すフローチャートである。対
応関係チェックテーブル7上の各レコード格納アドレス
10について、チェック対象15が「対象」であれば
(ステップ81YES)、インデツクス有無12が「有
り」であって(ステップ82有り)、データ部使用状態
14が「使用中」であれば(ステップ83使用中)、チ
ェック結果16を「正常」に設定する(ステップ8
4)。またインデツクス有無12が「無し」であって
(ステップ82無し)、データ部使用状態14が「未使
用」であれば(ステップ85未使用)、チェック結果1
6を「正常」に設定する(ステップ86)。またインデ
ツクス有無12が「有り」であって(ステップ82有
り)、データ部使用状態14が「未使用」であれば(ス
テップ83未使用)、図8bに示す処理を行う(ステッ
プ87)。またインデツクス有無12が「無し」であっ
て(ステップ82無し)、データ部使用状態14が「使
用中」であれば(ステップ85使用中)、図8cに示す
処理を行う(ステップ88)。チェック結果16に値を
設定した後、チェック対象15を「対象外」に設定し
(ステップ89)、対応関係チェックテーブル7の終端
に達していなければ(ステップ90NO)、ステップ8
1に戻り次のレコード格納アドレスについて上記処理を
繰り返す。チェック対象15が「対象外」であれば(ス
テップ81NO)、そのレコード格納アドレスについて
はすでにステップ82からステップ89に至る処理が済
んだのであるから、この処理をスキップしてステップ9
0へ行く。対応関係チェックテーブル7の終端に達して
いて(ステップ90YES)、あらかじめ規定した回数
だけ対応関係チェックテーブル7をスキャンしていなけ
れば(ステツプ91NO)、ステップ81に戻り対応関
係チェックテーブル7の最初のレコード格納アドレスか
ら上記処理を繰り返す。規定した回数だけ対応関係チェ
ックテーブル7をスキャンしたら(ステップ91YE
S)、処理を終了する。すなわち所定回数繰り返しても
まだ「更新中」の状態のレコード格納アドレスが残るの
であれば、例外的なケースとし処理を打ち切る。
【0021】図8bは、ステップ87の処理を展開して
示すフローチャートである。まずインデツクスキー13
を使ってインデックス部5を検索する(ステップ9
3)。インデックスが存在しなければ(ステップ94N
O)、チェック結果16を「正常」に設定し(ステップ
95)、ステップ89へ行く。インデックスが存在し
(ステップ94YES)、インデツクスキー13に対応
するレコード格納アドレスが現在チェック中のレコード
格納アドレスに一致すれば(ステップ96YES)、チ
ェック結果16を「異常」に設定し(ステップ97)、
ステップ89へ行く。インデックスが存在し(ステップ
94YES)、インデツクスキー13に対応するレコー
ド格納アドレスに一致しなければ(ステップ96N
O)、チェック結果16を「正常」に設定し(ステップ
98)、ステップ89へ行く。
【0022】図8cは、ステップ88の処理を展開して
示すフローチャートである。更新状態11が「更新中」
であれば(ステップ101YES)、現在のレコード格
納アドレスについてのチェックを保留してステップ90
へ行く。更新状態11が「初期」であれば(ステップ1
01NO)、現在のレコード格納アドレスを基にしてデ
ータ部6からデータレコードを読み出し、そのインデッ
クスキーを抽出し(ステップ102)、抽出したインデ
ックスキーを基にしてインデックス部5を検索する(ス
テップ103)。インデックスが存在しなければ(ステ
ップ104NO)、チェック結果16を「異常」に設定
し(ステップ105)、ステップ89へ行く。インデッ
クスが存在し(ステップ104YES)、インデツクス
キーに対応するレコード格納アドレスが現在チェック中
のレコード格納アドレスに一致すれば(ステップ106
YES)、チェック結果16を「正常」に設定し(ステ
ップ107)、ステップ89へ行く。インデックスが存
在し(ステップ104YES)、インデツクスキーに対
応するレコード格納アドレスが現在チェック中のレコー
ド格納アドレスに一致しなければ(ステップ106N
O)、チェック結果16を「異常」に設定し(ステップ
108)、ステップ89へ行く。
【0023】ステップ84及びステップ86の処理は、
特定のレコード格納アドレスについてインデックス有無
の設定の処理(ステップ51,図6)とデータ部使用状
態の設定の処理(ステップ52,図7)との間に当該デ
ータレコードについて追加や削除が発生しなかったケー
スであり、データレコードの追加・削除が少ないアプリ
ケーションでは多くはこのケースとなる。ステップ95
の処理は、特定のレコード格納アドレスについてステッ
プ51とステップ52との間で当該データレコードの削
除があったケースであり、データ部使用状態が「未使
用」であり、対応するインデックスキーが削除されてい
るからチェック結果は「正常」である。ステップ98の
処理は、特定のレコード格納アドレスについてステップ
51とステップ52との間で当該データレコードの削除
があった後当該データレコードの追加があり、しかもレ
コード格納アドレスが移動しているケースであり、一旦
削除されたインデックスキーは再び追加されてインデッ
クス部5に残っているが、対応するレコード格納アドレ
スが変更されているのでインデツクスキー13に対応す
るレコード格納アドレスが現在チェック中のレコード格
納アドレスに一致しないケースであり、「正常」とし
た。ただし非常に例外的なケースであって、当該データ
レコードの削除があった後当該データレコードの追加が
あり、しかもレコード格納アドレスが移動しないケース
(ステップ96YES)の可能性もあるならば、ステッ
プ98の結果をステップ97と同様に「異常」に設定
し、後は運用的に処置する方法をとってよい。ステップ
107の処理は、特定のレコード格納アドレスについて
ステップ51とステップ52との間で新しいデータレコ
ードの追加があったケースであり、データ部使用状態が
「使用中」であり、データレコードの追加によりインデ
ックス有無「有り」が証明されたのであるから、チェッ
ク結果は「正常」である。それ以外のケースのチェック
結果はすべて「異常」となる。なおステップ102でデ
ータ部からインデックスキーを抽出できなければ、一旦
追加されたデータレコードがさらに削除された可能性が
あり、チェック結果を「異常」としてよい。
【0024】本実施例によれば、インデックス有無12
を設定するためにインデックス部5を1回だけシーケン
シャルに参照し、データ部使用状態14を設定するため
にデータ部6を1回だけシーケンシャルに参照し、多く
のケースは対応関係チェックテーブル7上のインデック
ス有無12とデータ部使用状態14を参照するだけでチ
ェック結果「正常」の結果を出せるので、対応関係チェ
ックプログラム1の処理を非常に高速に行うことができ
る。しかも例外的なケースについては、対応関係チェッ
ク(ステップ53)の段階で再度インデックス部5及び
データ部6をアクセスしているが、このときデータベー
ス管理プログラム3がデータベース4の情報を更新して
いる期間を避け、この期間のインデツクス部5とデータ
部6との間の一時的な不整合を回避している。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、デ−タベースを更新す
る業務プログラムを停止させることなく対応関係チェッ
クプログラムを走行させることができるため、サービス
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の情報処理装置の構成図であ
る。
【図2】インデックス部及びデータ部の構成例を示す図
である。
【図3】対応関係チェックテーブル7のデータ構成例を
示す図である。
【図4】データレコードの追加を行うデ−タベ−ス管理
プログラムの処理手順を示す図である。
【図5】実施例の対応関係チェックプログラムの処理の
手順を示す図である。
【図6】実施例のインデックス有無を設定する処理の流
れを示す図である。
【図7】実施例のデ−タ部使用状態を設定する処理の流
れを示す図である。
【図8a】実施例の対応関係チェックの処理の流れを示
す図である。
【図8b】図8aのステップ87を展開して示す図であ
る。
【図8c】図8aのステップ88を展開して示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・・対応関係チェックプログラム、2・・・業務プ
ログラム、3…データベース管理プログラム、4・・・
データベース、7・・・対応関係チェツクテーブル、1
0・・・レコード格納アドレス、11・・・更新状態、
12・・・インデックス有無、13・・・インデックス
キー、14・・・データ部使用状態、15・・・チェッ
ク対象、16・・・チェック結果、17・・・インデッ
クスキ−、18・・・レコード格納先アドレス、22・
・・使用状態、23・・・デ−タレコード
フロントページの続き (72)発明者 中村 仁之輔 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インデックス部とデータ部とで構成され、
    該インデックス部はインデックスキーとデータレコード
    の格納アドレスとの対応を格納し、該データ部は該デー
    タレコードを格納するデータベースと、 該インデックス部及び該データ部の情報を更新するとき
    該格納アドレス対応に更新中の表示をするデータベース
    管理のための処理手段と、 該更新中の表示がされているときを除いて該データベー
    スを参照し、該格納アドレス対応に対応するインデック
    スキーとデータレコードが存在するか否かをチェックす
    る処理手段とを有することを特徴とするデータベースの
    チェックを行う情報処理装置。
JP15123695A 1995-06-19 1995-06-19 データベースのチェックを行う情報処理装置 Expired - Fee Related JP3636773B2 (ja)

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Cited By (6)

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